JP2000159481A - 自走式クレ―ン - Google Patents

自走式クレ―ン

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JP2000159481A
JP2000159481A JP11106149A JP10614999A JP2000159481A JP 2000159481 A JP2000159481 A JP 2000159481A JP 11106149 A JP11106149 A JP 11106149A JP 10614999 A JP10614999 A JP 10614999A JP 2000159481 A JP2000159481 A JP 2000159481A
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JP
Japan
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body frame
self
propelled crane
cylinder
vehicle body
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JP11106149A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Ichida
邦洋 市田
Hideo Goto
英生 後藤
Ichiro Kawashima
一郎 川嶋
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/005Suspension locking arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/30Rigid axle suspensions
    • B60G2200/32Rigid axle suspensions pivoted
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/46Means for locking the suspension

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造容易な構造で、充分なフレーム剛性を確
保しながら、車体高さを低くして乗り心地を改善する。 【解決手段】 車輪18Rを回転可能に支持する車輪支
持部19を車体フレーム12に対して上下動可能に懸架
した自走式クレーン。リアディファレンシャルギア36
の左右出力軸と車輪18Rとをドライブシャフト50を
介して相対変位可能に連結し、かつ、これらのドライブ
シャフト50が分岐部16を車幅方向に貫通するように
配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行用の車輪を備
えた自走式クレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自走式クレーンの一例を図13〜
図15に示す。
【0003】この自走式クレーンは、路上を走行可能な
下部走行体100と、ブーム等をもつ上部旋回体102
とを備えている。下部走行体100は、前後に延びる車
体フレーム104を備え、この車体フレーム104の前
後方向中央部上に前記上部旋回体102が旋回可能に設
置されている。
【0004】車体フレーム104の後部は、図15
(a)に示すように左右に二股状に分岐する分岐部10
5とされ、これら分岐部105の間にエンジン110及
びトルクコンバータ112が配設されている。トルクコ
ンバータ112の出力軸は前方を向き、自在継手及びド
ライブシャフト113を介して前方のトランスミッショ
ン114の入力軸に連結されている。このトランスミッ
ション114の出力軸はミッションケースから前後に突
出しており、前方突出部分が自在継手及び車体前後方向
に延びるドライブシャフト116を介してフロントアク
スル106に連結される一方、後方突出部分が自在継手
及び車体前後方向に延びるドライブシャフト118を介
してリアアクスル108に連結されている。
【0005】各アクスル106,108は、左右方向に
延びる筒状のハウジング123と、車輪122の回転軸
を回転可能に支持する左右一対の車輪支持部124とが
連結され、一体化されたものであり、ハウジング123
内には、前記ドライブシャフト116(118)に連結
される中央の差動装置と、この差動装置の左右出力軸と
車輪122の回転軸とを連結する伝動軸とが挿入されて
いる。そして、これらアクスル106,108の上に車
体フレーム104が配設されるとともに、この車体フレ
ーム104とアクスル106,108とが略上下方向に
伸縮可能な緩衝シリンダ120を介して連結され、車体
フレーム104に対してアクスル106,108が相対
的に上下動可能となるように懸架されている。
【0006】この従来構造では、前後アクスル106,
108の上に車体フレーム104が支持された状態とな
っているので、ホイールクレーン全体の重心位置が高
く、その分走行安定性が不利である。また、クレーン全
体高さが大きくなるので、作業現場や作業現場間の移動
路において高さ制限を受けやすい不都合もある。
【0007】そこで、このような不都合を解消する手段
として、従来は次のようなものが知られている。
【0008】A)特開平9−39645号公報:横断面
箱型の車体フレームの両側壁に貫通孔を設け、この貫通
孔に、前記アクスル106,108と同様に全体が一体
化されたアクスルを挿通する。すなわちアクスル全体を
車体フレームに車体幅方向に貫通させる。この構造によ
れば、アクスル上方に車体フレーム全体が配置されてい
るものに比べ、車体フレームの高さ位置ひいては重心位
置を下げることができる。
【0009】B)特開平9−30272号公報:車体フ
レームを下方に開放されたコ字状断面をもつ形状とし、
その内側にクロスメンバーを固定してこれに差動装置を
懸架する。この差動装置の出力軸を前記車体フレームの
下面よりも下方に位置させ、この出力軸にユニバーサル
ジョイントからなるアクスル駆動軸を介して車軸を接続
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記A)の構造では、
次のような解決すべき課題がある。
【0011】 筒状ハウジングも含めたアクスル全体
は非常に大型で重量の大きいものであり、このアクスル
を車体フレームに貫通させる作業は容易ではない。従っ
て、製造は非常に困難である。
【0012】 上記のようにアクスル全体を車体フレ
ームに貫通させるには、当該アクスルの筒状ハウジング
よりもさらに大きな貫通穴を設けなければならない。従
って、通常のフレーム構造では充分な剛性や強度を確保
することができず、実際には、フレームを大型にし、ま
た複雑な断面形状としなければならない不都合がある。
【0013】 差動装置及び伝動軸を筒状ハウジング
に挿入したアクスル全体を車体フレームに懸架しなけれ
ばならないので、懸架重量がきわめて大きくなる。従っ
て、凹凸のある道路を走行するときの突き上げが厳し
く、快適な乗り心地は得られにくい。
【0014】一方、B)の構造では、差動装置の出力軸
にアクスル駆動軸(伝動軸)を介して車軸に接続するも
のであるので、当該伝動軸を車体フレームの下方に通す
ために、当該伝動軸及びこれに連結される差動装置の出
力軸よりも車体フレームの下面を高くしなければならな
い。従って、車体フレームの高さ位置ひいては重心位置
を下げるには著しい制約がある。
【0015】本発明は、以上の課題を解決できる自走式
クレーンを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、車輪を回転可能に支持する車
輪支持部が車体フレームに対して上下動可能に懸架され
た自走式クレーンにおいて、エンジンから動力が伝達さ
れる差動装置の左右出力軸に左右方向に延びる伝動軸の
一端を相対角度可変となるように連結し、これら伝動軸
の他端に上記車輪を相対角度可変となるように連結する
とともに、少なくとも一部の伝動軸が上記車体フレーム
の側壁を車幅方向に貫通するように前記差動装置を配置
したものである。
【0017】なお、上記「車輪」は車両の全車輪である
必要はなく、例えば前輪のみ、あるいは後輪のみに本発
明にかかる構造を適用してもよい。
【0018】この構造では、差動装置の左右出力軸と左
右車輪とを伝動軸を介して相対的に上下動可能に連結し
ながら、差動装置を車体フレームに固定するとともに、
前記伝動軸を車体フレームの側壁に対して車幅方向に貫
通させるようにしているため、従来に比べて車体フレー
ムをより低い位置に配することができる。例えば、前記
車体フレームの下面を前記差動装置の下面と同等の高さ
に位置させもしくは差動装置の下面よりも低くすること
が可能になる。これによりクレーン全体の重心位置を下
げ、高さ寸法を削減することができる。また、車体フレ
ームに懸架されるのは車輪及び車輪支持部のみであり、
従来のようにアクスル全体を車体フレームに懸架するも
のに比べ、懸架重量は小さい。一方、車体フレームには
差動装置のみを固定すればよいので、製造も簡単であ
る。
【0019】しかも、従来のように筒状ハウジングを含
めたアクスル全体を車体フレームに貫通させるのではな
く、伝動軸のみを車体フレームに貫通させればよいの
で、製造は簡単である。また、車体フレームに設ける貫
通穴も小さくてすみ、著しい剛性の低下や強度の低下を
伴うことはない。
【0020】なお、車体フレームを貫通する伝動軸は、
車両に設けられている全ての伝動軸でなくてもよく、例
えば前輪、後輪の双方に伝動軸が連結されている場合、
前輪に連結された伝動軸のみ、あるいは後輪に連結され
た伝動軸のみを車体フレームに貫通させてもよい。
【0021】さらに、上記車体フレームの前後少なくと
も一方の端部を左右に分岐する分岐部とし、これら分岐
部の間に上記エンジン及び差動装置を配設し、各分岐部
を上記伝動軸が貫通するようにすれば、エンジン及び車
体フレームの位置をさらに下げることができ、走行安定
性はより向上する。
【0022】この自走式クレーンでは、上記車体フレー
ムと車輪支持部との間に上下方向と略平行な方向に伸縮
可能な緩衝シリンダを介設するのがよい。この場合、上
記車輪支持部と車体フレームとを上下方向に揺動可能で
水平方向の揺動が規制された支持アームを介して連結す
れば、この支持アームにより車体フレームに対する車輪
支持部の水平方向の相対変位を規制することにより、緩
衝シリンダの強度的負担を軽減することができる。
【0023】ここで、上記緩衝シリンダは略上下方向を
向いており、この緩衝シリンダを地面と接触させずに車
体フレームと車輪支持部との間に介設するには、緩衝シ
リンダを支持アームよりも上方の位置に配するのが自然
であるが、この場合、緩衝シリンダに作用する曲げモー
メントは、車輪中心軸の位置で最大となる。従って、こ
の構造では、伸縮ロッドよりも強度的に有利なシリンダ
本体を下側にして車輪支持部側に固定し、伸縮ロッドを
上側にして車体フレーム側に連結することが、より好ま
しい。これにより、シリンダを小径にしながら十分な剛
性の確保ができる。従って、タイヤ内端と緩衝シリンダ
との隙間を広くでき、その結果としてシリンダを直立に
近い状態に配置することができ、これにより、操舵時の
緩衝シリンダの強度的負担をさらに軽減することが可能
になる。
【0024】上記緩衝シリンダでは、そのシリンダ本体
に配管が接続されるのが一般的であるが、上記のように
シリンダ本体を車輪支持部側に固定した場合、このシリ
ンダ本体は車輪とともにステアリング方向に回転するの
で、このシリンダ本体に配管を接続すると配管の動きが
大きくなってしまう。これに対し、回転の生じない伸縮
ロッド側にシリンダ内室と外部とを連通する流通路を形
成し、この流通路に外部配管を接続することにより、配
管の動きを抑え、その接続状態を長期にわたって良好に
保つことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。
【0026】図1〜図3に示すホイールクレーン(自走
式クレーン)は、路上を走行可能な下部走行体10を備
えている。下部走行体10は、前後に延びる車体フレー
ム12を備え、この車体フレーム12の前後方向中間部
にリング状の軸受11を介して上部旋回体20が垂直軸
回りに旋回可能に支持されている。上部旋回体20には
運転室25及び旋回フレーム21が設置され、この旋回
フレーム21に水平方向のブームフットピン22を介し
て起伏可能にブーム23が支持されており、このブーム
23はブームシリンダ24の伸縮によって起伏方向に駆
動されるようになっている。
【0027】図2(b)に示すように、車体フレーム1
2の前部14は、比較的高さ方向の小さい横長の箱形断
面を有するのに対し、同図(a)に示すように後部は二
股状に左右に分岐した分岐部16となっており、各分岐
部16は縦長の箱形断面を有している。また、車体フレ
ーム12の左右側方には、前側車輪18F及び後側車輪
18Rが配設されている。
【0028】動力伝達系として、車体フレーム12の後
部には、エンジン30、トルクコンバータ32、トラン
スミッション34、及びリアディファレンシャルギア
(後側差動装置)36が配設され、車体フレーム12の
前部14には、フロントディファレンシャルギア38が
配設されている。
【0029】図2(a)に示すように、エンジン30、
トルクコンバータ32、及びリアディファレンシャルギ
ア36は、両分岐部16の間に配されている。エンジン
30は、その出力軸が前方を向く状態で図略のブラケッ
トを介して車体フレーム12に固定されている。トルク
コンバータ32はエンジン出力軸に直結され、その下方
にリアディファレンシャルギア36が位置しており、こ
のリアディファレンシャルギア36は左右のブラケット
37を介して両分岐部16の下部に連結、固定されてい
る。トランスミッション34は、上記分岐部16よりも
前方に位置しており、車体フレームの中央部に上向きに
凹むように形成された凹部(図示省略)内に固定されて
いる。また、図2(b)に示すように、フロントディフ
ァレンシャルギア38は、フレーム前部14の下面に形
成された凹部14a内に固定されている。
【0030】トランスミッション34の入力軸は、ミッ
ションケースの上部から後方に突出しており、前後方向
のドライブシャフト40を介してトルクコンバータ32
の出力軸に連結されている。詳しくは、ドライブシャフ
ト40の後端部がトルクコンバータ32の出力軸に自在
継手41を介して相対角度可変となるように連結され、
前端部が自在継手42を介してトランスミッション34
の入力軸に相対角度可変となるように連結されている。
【0031】トランスミッション34の出力軸は、ミッ
ションケースを前後方向に貫通してその両端部が前後に
突出している。この出力軸の後端部には、前後に延びる
ドライブシャフト44の前端部が自在継手45を介して
相対角度可変となるように連結され、当該ドライブシャ
フト44の後端部が自在継手46を介してリアディファ
レンシャルギア36の入力軸に相対角度可変となるよう
に連結されている。一方、トランスミッション34の前
端部は、車体フレーム12の中央部下方を前後方向に走
るドライブシャフト47の後端部に自在継手48を介し
て相対角度可変となるように連結され、当該ドライブシ
ャフト47の前端部が自在継手49を介してフロントデ
ィファレンシャルギア38の入力軸に相対角度可変とな
るように連結されている。
【0032】フロント及びリアディファレンシャルギア
36,38の左右出力軸には、自在継手51(図3のみ
図示)を介してドライブシャフト(伝動軸)50の内側
端部が相対角度可変となるように連結されている。一
方、前側車輪18F及び後側車輪18Rの回転軸は車輪
支持部19に回転可能に支持されており、これらの回転
軸に前記ドライブシャフト50の外側端部が自在継手5
2を介して相対角度可変となるように連結されている。
【0033】ここで、リアディファレンシャルギア36
の出力軸に連結されたドライブシャフト50は、図2
(a)に示すように分岐部16の内外側壁に設けられた
貫通穴16aを左右方向(車幅方向)に貫通しており、
フロントディファレンシャルギア38の出力軸に連結さ
れたドライブシャフト50は、同図(b)に示すように
車体フレーム14のすぐ下方を通っている。
【0034】各車輪支持部19は、緩衝シリンダ60を
介して車体フレーム12の分岐部16及び前部14に相
対的に上下動可能となるように連結されている。図4に
示すように、各緩衝シリンダ60は、大径のシリンダ本
体61と、このシリンダ本体61内に挿入されたピスト
ン63から下方に延びる伸縮ロッド62とを有し、シリ
ンダ本体61がブラケット56さらにはブラケット54
を介して分岐部16の上部(図2(a))や前部14の
上部(同図(b))に連結される一方、伸縮ロッド62
の下端部は連結板64を介して車輪支持部19の上面に
連結されている。緩衝シリンダ60全体は、その中心軸
が鉛直軸に対して少し傾斜する姿勢(詳しくは上端部が
内側よりに傾いた姿勢)をとり、当該中心軸は車輪18
F,18Rのステアリング回転中心と合致している。
【0035】この構造では、アクスルのディファレンシ
ャルギア36,38のみを車体フレーム12側に固定
し、このディファレンシャルギア36,38と車輪18
F,18Rとをドライブシャフト50によって相対変位
可能となるように連結しているので、従来のように大径
筒状のハウジングを用いて全体が一体化されたアクスル
のさらに上に車体フレームを支持するものに比べ、図1
に示す車体フレーム12の高さ寸法H1や、ブーム高さ
寸法H2を有効に下げることができる。特に、図2
(a)に示すように分岐部16間にエンジン30ととも
にリアディファレンシャルギア36を配し、このディフ
ァレンシャルギア36に連結されたドライブシャフト5
0を分岐部16に貫通させるようにすることにより、車
体フレーム12の高さ位置をさらに下げることができ
る。しかも、特開平9−39645号公報のように筒状
ハウジングも含めたアクスル全体を貫通させるのではな
く、小径のドライブシャフト50のみを車体フレーム1
2に貫通させればよいので、その貫通のための貫通穴1
6aは小さくてよく、従って車体フレーム12の剛性は
十分高く維持することができる。
【0036】また、高所作業性能を維持するため、車体
フレーム12のみ位置を下げてブームフットピン22の
高さ位置は従来と同等の高さ位置に維持するようにした
場合には、ブーム23の収納状態で当該ブーム23を前
下がりにする度合いを高めることができ(図1二点鎖線
参照)、その分運転室25からの視界をより良好にする
ことができる。
【0037】ただし、この構造では、車体フレーム12
と車輪支持部19とが緩衝シリンダ60のみによって連
結されるため、緩衝シリンダ60の強度的負担が比較的
大きいものとなっている。これに対し、第2の実施の形
態として図5(a)(b)に示すような構造にすれば、
同図に示される緩衝シリンダ70の強度的負担を軽減で
きる。
【0038】同図の構造では、緩衝シリンダ70のシリ
ンダ本体71が車輪支持部19の上面に固定され、伸縮
ロッド72の上端部が車体フレーム12の分岐部16
(前部14についても同様である。)に相対角度可変と
なるように連結されている。詳しくは、車体フレーム1
2側に図6にも示すような前後一対のブラケット58が
所定間隔をおいて固定され、これらブラケット58を貫
通するようにピン59が固定されている。これに対し、
伸縮ロッド72の上端部にはピン59よりも大径の貫通
穴72aが設けられ、この貫通穴72aの内周面とピン
59の外周面との間に球面軸受90が介在している。こ
の球面軸受90は、貫通穴72aの内周面に固定される
外側部91と、ピン59の外周面上に固定される内側部
92とからなり、これらが球面で接触している。従っ
て、ブラケット58と伸縮ロッド72とは任意の方向に
相対角度可変となっている。
【0039】一方、車輪支持部19の下面と分岐部16
の下面とは揺動アーム80を介して連結されている。こ
の揺動アーム80は、輪状の基部81と、この基部81
から前後二股状に延びるアーム本体部82とからなり、
基部81が前記球面軸受90と同様の球面軸受83によ
って相対角度可変となるように車輪支持部19の下面に
連結される一方、各アーム本体部82の端部が、ピン8
4及び前記球面軸受90と同様の球面軸受(図示せず)
を介して、分岐部16aの下面に相対角度可変となるよ
うに連結されている。そして、上記球面軸受83と球面
軸受90とを結ぶ直線と、緩衝シリンダ70の中心軸
と、ステアリング回転中心軸とが略合致するように、緩
衝シリンダ70が配設されている。
【0040】この構造によれば、車体フレーム12に対
して車輪18R(車輪18Fも同様)が水平方向に変位
しようとするのを揺動アーム80が規制するため、その
分、緩衝シリンダ70に作用する曲げ荷重が削減され、
緩衝シリンダ70の強度的負担が軽減される。
【0041】ここで、前記図2に示した構造と、前記図
5に示した構造とで緩衝シリンダ60,70の向きを変
えているのは、当該構造での曲げモーメント分布の相違
を考慮したものである。すなわち、前記図2に示す構造
では、車輪支持部19を緩衝シリンダ60のみで支持し
ており、当該緩衝シリンダ60は図7(a)に示すよう
な片持ちばりの状態になるので、この緩衝シリンダ60
の曲げモーメントMは固定端(上端)に近いほど大きく
なる。そこで、伸縮ロッド62よりも曲げ剛性の高いシ
リンダ本体61を上に配置しているのである。これに対
し、前記図5に示した構造では、図7(b)に示すよう
に両端が球面軸受90,83により角度可変に支持され
た両端単純支持ばりの状態にあるため、曲げモーメント
Mは車輪(タイヤ)から反力を受ける車輪支持部19の
位置で最大値Mmaxとなり、この位置から上方に向かう
に従って漸減する。そこで、強度の高いシリンダ本体7
1を下にして伸縮ロッド72を上に向けているのであ
る。
【0042】後者の場合、図8(a)に示すように、一
般のシリンダと同様、シリンダ本体71側にヘッド側室
75Hと通ずるヘッド側ポート76H及びロッド側室7
5Rに通ずるロッド側ポート76Rを設けてもよいが、
このシリンダ本体71は車輪支持部19側に固定されて
いて、この車輪支持部19とともにステアリング回転す
るため、当該シリンダ本体71のポート76H,76R
に配管を接続すると、当該配管もシリンダ本体71に追
従して動かなければならず、その分配管接続の信頼性が
低下する。これに対し、同図(b)に示すように、ステ
アリング回転しない伸縮ロッド72側にヘッド側室75
H及びロッド側室75Rにそれぞれ通ずる油路77H,
77Rを形成し、その外側開口部であるヘッド側ポート
78H及びロッド側ポート78Rに図5(a)に示すよ
うな配管79を接続すれば、その接続信頼性を高めるこ
とができる。
【0043】第3の実施の形態を図9に示す。本発明で
は、前記図2(a)に示すようにドライブシャフト50
を車体フレーム12に貫通させる場合、その貫通部位は
必ずしも同図に示すような分岐部16でなくてもよく、
この第3の実施の形態では車体フレーム12に形成した
上向きの凹部12a内にディファレンシャルギア36
(または38)を配置し、このディファレンシャルギア
36(38)を左右から囲むフレーム両側壁にドライブ
シャフト50を貫通させるようにしている。
【0044】第4の実施の形態を図10に示す。
【0045】本発明によれば、フレーム剛性を低下させ
ることなく独立懸架を採用することが容易となるため、
その具体的な懸架方式として様々なものを適用すること
が可能となり、これによって走行性能を向上させること
も可能になる。その例として、この実施の形態では、前
輪18F,18Rの懸架方式として、図5に示したもの
と同様のいわゆるマックファーソン方式であって、当該
図5の構造とは別の構造を採用したものを示す。
【0046】図において、前記第2の実施の形態と同様
に各車輪支持部19が緩衝シリンダ70を介して車体フ
レーム側のブラケット58に連結されるのに加え、車輪
支持部19からはリンク部19aが後方に延設されてお
り、その後端同士がリンク95によってリンク結合され
るとともに、車輪支持部19の中間部がそれぞれ伸縮シ
リンダ94を介して共通の中央部材93にリンク結合さ
れている。伸縮シリンダ94は各々伸長方向に付勢され
ている。
【0047】この方式では、前記従来技術B(特開平9
−30272号公報)に記載の構造に比べ、緩衝シリン
ダ70の負担をさらに軽減してこれを小径にできるとと
もに、図10に示すホイールセンターでのキングピンオ
フセットδを小さくして操舵時のタイヤ占有スペースを
削減したり、図12に示すキャスタ角αを大きくして走
行性能を高めたりすることが可能となる。
【0048】この実施の形態では、車体フレーム前部1
4の断面形状として、図10に示すように、その下部中
央が上方に凹んだ凹部14aをもつ形状とし、この凹部
14a内にフロントディファレンシャルギア38を組み
込むとともに、このフロントディファレンシャルギア3
8と左右の車輪支持部19とを結ぶドライブシャフト5
0が、前記凹部14aを囲む側壁15に設けられた貫通
孔15aを貫通するように配置がなされている。
【0049】このように、本発明では、車体フレームの
断面形状を下向きに凹となる形状にしても、フレーム高
さを有効に削減することが可能である。
【0050】第5の実施の形態を図11及び図12に示
す。ここでは、前後輪18F,18Rの懸架方式として
いわゆるダブルウィッシュボーン方式が採用されてい
る。
【0051】この構造では、車輪支持部19と車体フレ
ームとを連結する揺動アームとして、アッパーアーム8
0Aとロアアーム80Bとが具備されている。そして、
図11に示す前輪懸架においては、アッパーアーム80
Aの中間部と車体フレーム前部14A側のブラケット5
8Aとの間に緩衝シリンダ60Aが介在しており、図1
2に示す後輪懸架においては、アッパーアーム80Aの
外側端部と車輪支持部19との間に車輪支持部19の回
転軸を延長させるための延長回転軸70Aが介在すると
ともに、分岐部16の側部と車輪支持部19との間に下
側緩衝シリンダ60Bが介在した構成となっている。
【0052】この方式においても、各緩衝シリンダの強
度的負担を軽減してその径を小さくするとともに、従来
に比して優れた走行性能を得ることができる。
【0053】その他、本発明は例として次のような実施
形態をとることも可能である。
【0054】(1) 図1等には、エンジン30が車体フレ
ーム12の後部に搭載されたものを示したが、エンジン
30が前部に搭載されるものにも本発明の適用が可能で
ある。この場合には、車体フレーム12の前部を分岐部
にする等してエンジン30の設置スペースを確保すれば
よい。
【0055】(2) 図1等には、4輪の自走式クレーンを
示したが、本発明では車輪の数を問わず、例えば6輪の
ものであってもよい。また、全ての車輪について本発明
にかかる懸架構造を適用しなくてもよく、例えば前輪の
み、あるいは後輪のみに本発明にかかる構造を適用する
ようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明は、車輪を回転可能
に支持する車輪支持部が車体フレームに対して上下動可
能に懸架された自走式クレーンにおいて、エンジンから
動力が伝達される差動装置の左右出力軸に左右方向に延
びる伝動軸の一端を相対角度可変となるように連結し、
これら伝動軸の他端に上記車輪を相対角度可変となるよ
うに連結するとともに、上記伝動軸を車体フレームの側
壁に対して車幅方向に貫通させたものであるので、従来
に比べ、差動装置に対して車体フレームをより低い位置
に配することができ、これによりクレーン全体の重心位
置を下げ、高さ寸法を削減することができる。また、車
体フレームに懸架されるのは車輪及び車輪支持部のみで
あり、従来のようにアクスル全体を車体フレームに懸架
するものに比べ、懸架重量を減らして乗り心地を改善で
きる。一方、車体フレームには差動装置のみを固定すれ
ばよいので、製造が簡単である。しかも、従来のように
全体が一体化されたアクスルを車体フレームに貫通させ
るものに比べ、伝動軸貫通のために車体フレームに設け
なければならない貫通穴は非常に小さくて済むため、高
いフレーム剛性を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる自走式クレ
ーンの側面図である。
【図2】(a)は図1のIIA−IIA線断面図、(b)は
図1のIIB−IIB線断面図である。
【図3】上記自走式クレーンの平面図である。
【図4】上記自走式クレーンに設けられた緩衝シリンダ
の断面図である。
【図5】(a)は第2の実施の形態にかかる自走式クレ
ーンにおけるサスペンション構造を示す断面図、(b)
はその底面図である。
【図6】図5に示された構造に設けられている球面軸受
を示す断面図である。
【図7】(a)は図2に示された緩衝シリンダについて
の曲げモーメント線図、(b)は図5に示された緩衝シ
リンダについての曲げモーメント線図である。
【図8】(a)(b)は図5に示された緩衝シリンダの
内部構造例を示す断面図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態にかかる自走式クレ
ーンの車体フレームの断面形状を示す断面図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態にかかる自走式ク
レーンの前輪側懸架構造を示す断面図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態にかかる自走式ク
レーンの前輪側懸架構造を示す断面図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態にかかる自走式ク
レーンの後輪側懸架構造を示す断面図である。
【図13】従来の自走式クレーンの一例を示す側面図で
ある。
【図14】図13にかかる自走式クレーンの後部に搭載
された駆動伝達系を示す側面図である。
【図15】(a)は図13のXVA−XVA線断面図、
(b)は図13のXVB−XVB線断面図である。
【符号の説明】
10 車体フレーム 14 車体フレーム前部 16 分岐部 18F,18R 車輪 20 上部旋回体 30 エンジン 36,38 ディファレンシャルギア(差動装置) 50 ドライブシャフト(伝動軸) 51,52 自在継手 60,60A,60B,70 緩衝シリンダ 61,71 シリンダ本体 62,72 伸縮ロッド 80,80A,80B 揺動アーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を回転可能に支持する車輪支持部が
    車体フレームに対して上下動可能に懸架された自走式ク
    レーンにおいて、エンジンから動力が伝達される差動装
    置の左右出力軸に左右方向に延びる伝動軸の一端を相対
    角度可変となるように連結し、これら伝動軸の他端に上
    記車輪を相対角度可変となるように連結するとともに、
    少なくとも一部の伝動軸が上記車体フレームの側壁を車
    幅方向に貫通するように前記差動装置を配置したことを
    特徴とする自走式クレーン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自走式クレーンにおい
    て、前記車体フレームの下面を前記差動装置の下面と同
    等の高さに位置させもしくは差動装置の下面よりも低く
    したことを特徴とする自走式クレーン。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の自走式クレーン
    において、上記車体フレームの前後少なくとも一方の端
    部を左右に分岐する分岐部とし、これら分岐部の間に上
    記エンジン及び差動装置を配設し、各分岐部を上記伝動
    軸が貫通するようにしたことを特徴とする自走式クレー
    ン。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の自走式
    クレーンにおいて、上記車体フレームと車輪支持部との
    間に上下方向と略平行な方向に伸縮可能な緩衝シリンダ
    を介設したことを特徴とする自走式クレーン。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の自走式クレーンにおい
    て、上記車輪支持部と車体フレームとを上下方向に揺動
    可能で水平方向の揺動が規制された支持アームを介して
    連結したことを特徴とする自走式クレーン。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の自走式クレーンにおい
    て、上記支持アームよりも上方の位置に上記緩衝シリン
    ダを配するとともに、この緩衝シリンダのシリンダ本体
    を車輪支持部側に固定し、伸縮ロッドを車体フレーム側
    に連結したことを特徴とする自走式クレーン。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の自走式クレーンにおい
    て、上記緩衝シリンダの伸縮ロッドにシリンダ内室と外
    部とを連通する流通路を形成し、この流通路に外部配管
    を接続したことを特徴とする自走式クレーン。
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