JP2000157099A - 養殖用回転式エア・ノズル - Google Patents
養殖用回転式エア・ノズルInfo
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】噴出気泡ノズルを有する回転翼を装備した，養
殖用回転式エア・ノズルを提供すること。 【解決手段】回転軸対称に設けた回転翼管５の複数のノ
ズル５ａから水平片側噴射する圧縮空気の回転偶力で該
回転翼管は水平面を自動的に回転する配置とし，該ノズ
ルから噴出する噴出気泡を，上部に設けた養殖物１１に
対し広範囲に回転散布する機能を持ち，沈下立設する主
管１上部にホース６を接続し，圧縮空気供給手段９より
該ホースを介して圧縮空気を連通供給し，該主管下部に
回転自在な回転軸部材２に固定した回転円板４を設け，
該回転円板縁部から回転軸対称に延びる該回転翼管を互
いに水平に螺着し，該回転翼管内部と回転軸部材の中心
溝長孔とが連通する構造とする養殖用回転式エア・ノズ
ルを確保する。
殖用回転式エア・ノズルを提供すること。 【解決手段】回転軸対称に設けた回転翼管５の複数のノ
ズル５ａから水平片側噴射する圧縮空気の回転偶力で該
回転翼管は水平面を自動的に回転する配置とし，該ノズ
ルから噴出する噴出気泡を，上部に設けた養殖物１１に
対し広範囲に回転散布する機能を持ち，沈下立設する主
管１上部にホース６を接続し，圧縮空気供給手段９より
該ホースを介して圧縮空気を連通供給し，該主管下部に
回転自在な回転軸部材２に固定した回転円板４を設け，
該回転円板縁部から回転軸対称に延びる該回転翼管を互
いに水平に螺着し，該回転翼管内部と回転軸部材の中心
溝長孔とが連通する構造とする養殖用回転式エア・ノズ
ルを確保する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，魚貝類のイケス・
養殖場において，酸素量不足の改善，汚水の浄化，そし
て飼育生物及び設備に付着する塵埃の除去を目的とする
気泡を自動的に広範囲に回転散布する，噴出気泡ノズル
を有する回転翼を装備した養殖用回転式エア・ノズルに
関する。
養殖場において，酸素量不足の改善，汚水の浄化，そし
て飼育生物及び設備に付着する塵埃の除去を目的とする
気泡を自動的に広範囲に回転散布する，噴出気泡ノズル
を有する回転翼を装備した養殖用回転式エア・ノズルに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術の気泡散布の方法は，例えば，
特開平９─２２５４８６記載の水質浄化装置及び浄化方
法では，送気管を介して酸素等の空気を供給する固定式
の曝気手段と，水を攪拌するプロペラ式等の攪拌手段と
を用いていた。
特開平９─２２５４８６記載の水質浄化装置及び浄化方
法では，送気管を介して酸素等の空気を供給する固定式
の曝気手段と，水を攪拌するプロペラ式等の攪拌手段と
を用いていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の気泡散布の
方法は，曝気手段と攪拌手段とが分離しており，装置が
分離し装置が大型となり，コストも高価になり，保守が
複雑であり，気泡散布領域も狭い問題点があった。
方法は，曝気手段と攪拌手段とが分離しており，装置が
分離し装置が大型となり，コストも高価になり，保守が
複雑であり，気泡散布領域も狭い問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために，本発明の養殖用回転式エア・ノズルは曝気手段
と散布手段とを一体化し，回転軸対称に設けた回転自在
な回転翼管の複数のノズルから水平噴射する圧縮空気の
互いに回転軸対称な反力による回転偶力で該回転翼管は
水平面を自動的に回転する配置とし，該ノズルから噴射
する噴出気泡を，上部に設けた飼育魚貝類等の養殖物に
対し広範囲に回転散布する機能を持ち，沈下立設する主
管上部にホースを接続し，圧縮空気供給手段より該ホー
スを介して圧縮空気を連通供給し，該主管下部に回転自
在な回転軸部材に固定した回転円板を設け，該回転円板
縁部から対象に延びる該回転翼管を互いに水平に螺着
し，該回転翼管内部と回転軸部材の中心溝長孔とが連通
する構造とする事を特徴とする。
ために，本発明の養殖用回転式エア・ノズルは曝気手段
と散布手段とを一体化し，回転軸対称に設けた回転自在
な回転翼管の複数のノズルから水平噴射する圧縮空気の
互いに回転軸対称な反力による回転偶力で該回転翼管は
水平面を自動的に回転する配置とし，該ノズルから噴射
する噴出気泡を，上部に設けた飼育魚貝類等の養殖物に
対し広範囲に回転散布する機能を持ち，沈下立設する主
管上部にホースを接続し，圧縮空気供給手段より該ホー
スを介して圧縮空気を連通供給し，該主管下部に回転自
在な回転軸部材に固定した回転円板を設け，該回転円板
縁部から対象に延びる該回転翼管を互いに水平に螺着
し，該回転翼管内部と回転軸部材の中心溝長孔とが連通
する構造とする事を特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の養殖用回転式エア・ノズ
ルは，河川，湖沼及び海域等におけるイケス・養殖場の
魚貝類の飼育・養殖に重大な悪影響を及ぼす，酸素量不
足の改善，汚水の浄化，そして飼育生物及び設備に付着
する塵埃の除去を目的とする気泡を自動的に広範囲に散
布するために，水中所定の深さに長手方向を鉛直に沈下
立設する金属製等の主管上部にチャッキ・バルブ等のホ
ース接続部を介して，樹脂製のホースを連通接続し，浮
台或いは陸上に設置したコンプレッサー等から成る圧縮
空気供給手段より該ホースを介して，所定の圧力の圧縮
空気を連通供給し，該主管上部側面に鎖等の吊固定部材
を取り付ける取付部材を設け，該吊固定部材の他端を該
浮台等所定の場所に固定し，下部内側に雌ネジ溝を有す
る該主管下部に鉛直下部が閉鎖した中心溝長孔を有する
金属製等の回転軸部材の上頭部を回転自在に嵌合し，該
頭部縁周囲下部にテフロン製等の滑動性を有するリング
形状の回転シール部材を介して，金属製等のスリーブ・
ナット等の外側縁部を有し，周囲に雄ネジ溝を持つ円筒
形状の固定部材を該主管下部の雌ネジ溝に嵌合し，該主
管下端部と固定部材の縁部間にＯリング等の固定シール
部材を介し該固定部材を固定し，中心に嵌合貫通孔部を
有し，該孔部上の複数個のリング形状の凹部にＯリング
等の円板固定シール部材を嵌合した金属製等の回転円板
を該回転軸部材の下部から挿入嵌合し，該回転円板下部
に金属製等のリング形状のシール押部材とスプリング部
材を介して，該回転軸部材の下部に形成した雄ネジ溝を
用いて，金属製ナット等の円板固定部材で固定し，該回
転軸部材の先端部に重りを吊るすリング形状等の吊部材
を先端に形成したナット等で固定し，該回転円板縁部か
ら対象に延びる所定の長さの先端が閉じた樹脂製等の回
転翼管を互いに水平に螺着し，該回転翼管内部と回転軸
部材の中心溝長孔とが該回転円板並びに該回転軸部材の
対応する横孔を介して連通する構造とし，該回転翼管の
水平片側面外側に圧縮空気が噴射する所定の細径を有す
るノズルを複数個形成し，回転軸対称に配設した他の該
回転翼管のノズルの水平片側面位置は，互いに水平面上
回転軸対称の位置とし，回転軸対称に設けた該回転翼管
の該ノズルから噴射する圧縮空気の互いに回転軸対称な
反力による回転偶力で該回転翼管は水平面を自動的に回
転する配置とし，該ノズルから噴射する噴出気泡を，上
部に設けた飼育魚貝類等の養殖物に対し円柱状広範囲に
回転散布する機能を有する事を特徴とする。
ルは，河川，湖沼及び海域等におけるイケス・養殖場の
魚貝類の飼育・養殖に重大な悪影響を及ぼす，酸素量不
足の改善，汚水の浄化，そして飼育生物及び設備に付着
する塵埃の除去を目的とする気泡を自動的に広範囲に散
布するために，水中所定の深さに長手方向を鉛直に沈下
立設する金属製等の主管上部にチャッキ・バルブ等のホ
ース接続部を介して，樹脂製のホースを連通接続し，浮
台或いは陸上に設置したコンプレッサー等から成る圧縮
空気供給手段より該ホースを介して，所定の圧力の圧縮
空気を連通供給し，該主管上部側面に鎖等の吊固定部材
を取り付ける取付部材を設け，該吊固定部材の他端を該
浮台等所定の場所に固定し，下部内側に雌ネジ溝を有す
る該主管下部に鉛直下部が閉鎖した中心溝長孔を有する
金属製等の回転軸部材の上頭部を回転自在に嵌合し，該
頭部縁周囲下部にテフロン製等の滑動性を有するリング
形状の回転シール部材を介して，金属製等のスリーブ・
ナット等の外側縁部を有し，周囲に雄ネジ溝を持つ円筒
形状の固定部材を該主管下部の雌ネジ溝に嵌合し，該主
管下端部と固定部材の縁部間にＯリング等の固定シール
部材を介し該固定部材を固定し，中心に嵌合貫通孔部を
有し，該孔部上の複数個のリング形状の凹部にＯリング
等の円板固定シール部材を嵌合した金属製等の回転円板
を該回転軸部材の下部から挿入嵌合し，該回転円板下部
に金属製等のリング形状のシール押部材とスプリング部
材を介して，該回転軸部材の下部に形成した雄ネジ溝を
用いて，金属製ナット等の円板固定部材で固定し，該回
転軸部材の先端部に重りを吊るすリング形状等の吊部材
を先端に形成したナット等で固定し，該回転円板縁部か
ら対象に延びる所定の長さの先端が閉じた樹脂製等の回
転翼管を互いに水平に螺着し，該回転翼管内部と回転軸
部材の中心溝長孔とが該回転円板並びに該回転軸部材の
対応する横孔を介して連通する構造とし，該回転翼管の
水平片側面外側に圧縮空気が噴射する所定の細径を有す
るノズルを複数個形成し，回転軸対称に配設した他の該
回転翼管のノズルの水平片側面位置は，互いに水平面上
回転軸対称の位置とし，回転軸対称に設けた該回転翼管
の該ノズルから噴射する圧縮空気の互いに回転軸対称な
反力による回転偶力で該回転翼管は水平面を自動的に回
転する配置とし，該ノズルから噴射する噴出気泡を，上
部に設けた飼育魚貝類等の養殖物に対し円柱状広範囲に
回転散布する機能を有する事を特徴とする。
【０００６】本発明の養殖用回転式エア・ノズルにおい
て，エンビ管等樹脂製等の１本の回転翼管の長さ：数
ｍ，管径：約１０ｍｍ程度を用い，回転軸対称な該回転
翼管の両先端部間の長さを約７ｍ，複数個のノズルを先
端近傍から所定の間隔に設け，該ノズル径は直径は約
０．５─０．７ｍｍ程度とする事もできる。
て，エンビ管等樹脂製等の１本の回転翼管の長さ：数
ｍ，管径：約１０ｍｍ程度を用い，回転軸対称な該回転
翼管の両先端部間の長さを約７ｍ，複数個のノズルを先
端近傍から所定の間隔に設け，該ノズル径は直径は約
０．５─０．７ｍｍ程度とする事もできる。
【０００７】本発明の養殖用回転式エア・ノズルにおい
て，コンプレッサー等から成る圧縮空気供給手段より樹
脂製のホース外径：約１０ｍｍを介して，約数気圧の圧
縮空気を回転翼管に供給し，一対の該回転翼管の回転数
は約数分に１回転とする事もでき，圧縮空気の圧力を増
やせば該回転翼管の回転数は増え，また設置深度が深く
なれば１０ｍ毎に１気圧の水圧が負荷されるので，該圧
縮空気の圧力を増やす必要がある。
て，コンプレッサー等から成る圧縮空気供給手段より樹
脂製のホース外径：約１０ｍｍを介して，約数気圧の圧
縮空気を回転翼管に供給し，一対の該回転翼管の回転数
は約数分に１回転とする事もでき，圧縮空気の圧力を増
やせば該回転翼管の回転数は増え，また設置深度が深く
なれば１０ｍ毎に１気圧の水圧が負荷されるので，該圧
縮空気の圧力を増やす必要がある。
【０００８】本発明の養殖用回転式エア・ノズルにおい
て，圧縮空気供給手段により送る圧縮空気内に，養殖物
に必要な栄養剤・薬液等を混合装置等を介して混合する
事もできる。
て，圧縮空気供給手段により送る圧縮空気内に，養殖物
に必要な栄養剤・薬液等を混合装置等を介して混合する
事もできる。
【０００９】本発明の養殖用回転式エア・ノズルにおい
て，回転軸部材の先端部の吊部材に吊るす重りは，装置
の浮力を打ち消し所定の深度で主管を沈下立設し，回転
軸対称に配設した回転翼管が安定に水平面を回転できる
作用を有し，その重量は数ｋｇ程度にする事も出来る。
て，回転軸部材の先端部の吊部材に吊るす重りは，装置
の浮力を打ち消し所定の深度で主管を沈下立設し，回転
軸対称に配設した回転翼管が安定に水平面を回転できる
作用を有し，その重量は数ｋｇ程度にする事も出来る。
【００１０】本発明の養殖用回転式エア・ノズルにおい
て，回転自在な回転軸部材と固定部材上縁部との間に挿
入シールする，テフロン製等の滑動性を有するリング形
状の回転シール部材は，複数枚重ねて使用する事もで
き，主管内部の圧縮空気の押圧と，重り等の鉛直下向き
の加重により，密封シール特性を向上させる作用を有す
る。
て，回転自在な回転軸部材と固定部材上縁部との間に挿
入シールする，テフロン製等の滑動性を有するリング形
状の回転シール部材は，複数枚重ねて使用する事もで
き，主管内部の圧縮空気の押圧と，重り等の鉛直下向き
の加重により，密封シール特性を向上させる作用を有す
る。
【００１１】
【実施例】この発明の実施例の図面において，図１は養
殖用回転式エア・ノズルの使用状態の一部欠載概略透視
斜視図，そして図２は回転主要部の一部欠載中央断面拡
大側面図である。
殖用回転式エア・ノズルの使用状態の一部欠載概略透視
斜視図，そして図２は回転主要部の一部欠載中央断面拡
大側面図である。
【００１２】この発明の実施例を以下説明すると，養殖
用回転式エア・ノズルは，図１及び図２に示すように，
水中所定の深さに長手方向を鉛直に沈下立設する主管
（１）上部にチャッキ・バルブ等のホース接続部（１
ｂ）を介して，ホース（６）を連通接続し，浮台（１
０）或いは陸上に設置したコンプレッサー等から成る圧
縮空気供給手段（９）より該ホースを介して，所定の圧
力の圧縮空気を連通供給し，該主管上部側面に鎖等の吊
固定部材（７）を取り付ける取付部材（１ａ）を設け，
該吊固定部材の他端を該浮台等所定の場所に固定し，下
部内側に雌ネジ溝を有する該主管下部に鉛直下部が閉鎖
した中心溝長孔を有する回転軸部材（２）の上頭部を回
転自在に嵌合し，該頭部縁周囲下部にテフロン製等の滑
動性を有するリング形状の回転シール部材（２ａ）を介
して，スリーブ・ナット等の外側縁部を有し，周囲に雄
ネジ溝を持つ円筒形状の固定部材（３）を該主管下部の
雌ネジ溝に嵌合し，該主管下端部と固定部材の縁部間に
Ｏリング等の固定シール部材（３ａ）を介し該固定部材
を固定し，中心に嵌合貫通孔部を有し，該孔部上の２個
のリング形状の凹部にＯリング等の円板固定シール部材
（４ａ）を嵌合した回転円板（４）を該回転軸部材の下
部から挿入嵌合し，該回転円板下部に金属製等のリング
形状のシール押部材（４ｂ）とスプリング部材を介し
て，該回転軸部材の下部に形成した雄ネジ溝を用いて，
ナット等の円板固定部材（４ｃ）で固定し，該回転軸部
材の先端部に重り（８）を吊るすリング形状等の吊部材
（４ｄ）を先端に形成したナット等で固定し，該回転円
板縁部から対象に延びる所定の長さの先端が閉じた回転
翼管（５）を互いに水平に螺着し，該回転翼管内部と回
転軸部材の中心溝長孔とが該回転円板並びに該回転軸部
材の対応する横孔を介して連通する構造とし，該回転翼
管の水平片側面外側に圧縮空気が噴射する所定の細径を
有するノズル（５ａ）を複数個形成し，回転軸対称に配
設した他の該回転翼管のノズルの水平片側面位置は，互
いに水平面上回転軸対称の位置とし，回転軸対称に設け
た該回転翼管の該ノズルから噴射する圧縮空気の互いに
回転軸対称な反力による回転偶力で該回転翼管は水平面
を自動的に回転し，該ノズルから噴射する噴出気泡を，
上部に設けた牡蠣等の養殖物（１１）に対し広範囲に回
転散布する機能を有する事を特徴とする。
用回転式エア・ノズルは，図１及び図２に示すように，
水中所定の深さに長手方向を鉛直に沈下立設する主管
（１）上部にチャッキ・バルブ等のホース接続部（１
ｂ）を介して，ホース（６）を連通接続し，浮台（１
０）或いは陸上に設置したコンプレッサー等から成る圧
縮空気供給手段（９）より該ホースを介して，所定の圧
力の圧縮空気を連通供給し，該主管上部側面に鎖等の吊
固定部材（７）を取り付ける取付部材（１ａ）を設け，
該吊固定部材の他端を該浮台等所定の場所に固定し，下
部内側に雌ネジ溝を有する該主管下部に鉛直下部が閉鎖
した中心溝長孔を有する回転軸部材（２）の上頭部を回
転自在に嵌合し，該頭部縁周囲下部にテフロン製等の滑
動性を有するリング形状の回転シール部材（２ａ）を介
して，スリーブ・ナット等の外側縁部を有し，周囲に雄
ネジ溝を持つ円筒形状の固定部材（３）を該主管下部の
雌ネジ溝に嵌合し，該主管下端部と固定部材の縁部間に
Ｏリング等の固定シール部材（３ａ）を介し該固定部材
を固定し，中心に嵌合貫通孔部を有し，該孔部上の２個
のリング形状の凹部にＯリング等の円板固定シール部材
（４ａ）を嵌合した回転円板（４）を該回転軸部材の下
部から挿入嵌合し，該回転円板下部に金属製等のリング
形状のシール押部材（４ｂ）とスプリング部材を介し
て，該回転軸部材の下部に形成した雄ネジ溝を用いて，
ナット等の円板固定部材（４ｃ）で固定し，該回転軸部
材の先端部に重り（８）を吊るすリング形状等の吊部材
（４ｄ）を先端に形成したナット等で固定し，該回転円
板縁部から対象に延びる所定の長さの先端が閉じた回転
翼管（５）を互いに水平に螺着し，該回転翼管内部と回
転軸部材の中心溝長孔とが該回転円板並びに該回転軸部
材の対応する横孔を介して連通する構造とし，該回転翼
管の水平片側面外側に圧縮空気が噴射する所定の細径を
有するノズル（５ａ）を複数個形成し，回転軸対称に配
設した他の該回転翼管のノズルの水平片側面位置は，互
いに水平面上回転軸対称の位置とし，回転軸対称に設け
た該回転翼管の該ノズルから噴射する圧縮空気の互いに
回転軸対称な反力による回転偶力で該回転翼管は水平面
を自動的に回転し，該ノズルから噴射する噴出気泡を，
上部に設けた牡蠣等の養殖物（１１）に対し広範囲に回
転散布する機能を有する事を特徴とする。
【００１３】本実施例の養殖用回転式エア・ノズルにお
いて，エンビ管等樹脂製の１本の回転翼管（５）の長
さ：３ｍ，管径：１０ｍｍを用い，３個のノズル（５
ａ）を先端近傍から約１ｍ毎に設け，該ノズル径は直
径：０．７ｍｍとした。
いて，エンビ管等樹脂製の１本の回転翼管（５）の長
さ：３ｍ，管径：１０ｍｍを用い，３個のノズル（５
ａ）を先端近傍から約１ｍ毎に設け，該ノズル径は直
径：０．７ｍｍとした。
【００１４】本実施例の養殖用回転式エア・ノズルにお
いて，ステンレス製の主管（１）の長さ：約１ｍ，管
径：２０ｍｍ，そしてナイロン等樹脂製の回転円板
（４）として円板外径：１０ｃｍ，厚み：３５ｍｍを用
いた。
いて，ステンレス製の主管（１）の長さ：約１ｍ，管
径：２０ｍｍ，そしてナイロン等樹脂製の回転円板
（４）として円板外径：１０ｃｍ，厚み：３５ｍｍを用
いた。
【００１５】本実施例の養殖用回転式エア・ノズルにお
いて，重り（８）として重量：１．５ｋｇを用いた。
いて，重り（８）として重量：１．５ｋｇを用いた。
【００１６】本実施例の養殖用回転式エア・ノズルにお
いて，圧縮空気供給手段（９）より樹脂製のホース
（６）外径：１０．５ｍｍ，内径：６．５ｍｍを介し
て，約２気圧の圧力の圧縮空気を回転翼管（５）に供給
し，一対の該回転翼管の回転数は約５分に１回転であっ
た。
いて，圧縮空気供給手段（９）より樹脂製のホース
（６）外径：１０．５ｍｍ，内径：６．５ｍｍを介し
て，約２気圧の圧力の圧縮空気を回転翼管（５）に供給
し，一対の該回転翼管の回転数は約５分に１回転であっ
た。
【００１７】
【発明の効果】本発明は，以上説明した様な形態で実施
され，以下に記載される様な効果を有する。
され，以下に記載される様な効果を有する。
【００１８】本発明の養殖用回転式エア・ノズルは，回
転軸対称に設けた回転翼管の複数のノズルから水平噴射
する圧縮空気の互いに回転軸対称な反力による回転偶力
で該回転翼管は水平面を自動的に回転し，該ノズルから
噴射する噴出気泡を，上部に設けた飼育魚貝類等の養殖
物に対し１個の装置で円柱状広範囲に回転散布する機能
を持ち，所定の場所に複数個設置する事により気泡散布
領域もより広範囲となる効果を有する。
転軸対称に設けた回転翼管の複数のノズルから水平噴射
する圧縮空気の互いに回転軸対称な反力による回転偶力
で該回転翼管は水平面を自動的に回転し，該ノズルから
噴射する噴出気泡を，上部に設けた飼育魚貝類等の養殖
物に対し１個の装置で円柱状広範囲に回転散布する機能
を持ち，所定の場所に複数個設置する事により気泡散布
領域もより広範囲となる効果を有する。
【００１９】本発明の養殖用回転式エア・ノズルは，気
泡曝気手段と回転散布手段とを一体化し，装置がコンパ
クト小型軽量となり，組み立て持ち運びが可能で，低コ
ストになり，保守が用意で無人で継続的に運転可能であ
り，設置場所も特別な工事が不要となる効果を有する。
泡曝気手段と回転散布手段とを一体化し，装置がコンパ
クト小型軽量となり，組み立て持ち運びが可能で，低コ
ストになり，保守が用意で無人で継続的に運転可能であ
り，設置場所も特別な工事が不要となる効果を有する。
【図１】本発明の実施例を示す，養殖用回転式エア・ノ
ズルの使用状態の一部欠載概略透視斜視図。
ズルの使用状態の一部欠載概略透視斜視図。
【図２】本発明の実施例を示す，養殖用回転式エア・ノ
ズルの回転主要部の一部欠載中央断面拡大側面図。
ズルの回転主要部の一部欠載中央断面拡大側面図。
１ 主管 １ａ 取付部材 １ｂ ホース接続部 ２ 回転軸部材 ２ａ 回転シール部材 ３ 固定部材 ３ａ 固定シール部材 ４ 回転円板 ４ａ 円板固定シール部材 ４ｂ シール押部材 ４ｃ 円板固定部材 ４ｄ 吊部材 ５ 回転翼管 ５ａ ノズル ６ ホース ７ 吊固定部材 ８ 重り ９ 圧縮空気供給手段 １０ 浮台 １１ 養殖物
Claims (1)
- 【請求項１】水中所定の深さに長手方向を鉛直に沈下立
設する主管（１）上部にホース接続部を介して，ホース
（６）を連通接続し，浮台（１０）等所定の場所に設置
した圧縮空気供給手段（９）より該ホースを介して，所
定の圧力の圧縮空気を連通供給し，該主管上部側面に吊
固定部材（７）を取り付ける取付部材（１ａ）を設け，
該吊固定部材の他端を該浮台等所定の場所に固定し，鉛
直下部が閉鎖した中心溝長孔を有する回転軸部材（２）
の上頭部を該主管下部に回転自在に嵌合し，該頭部縁周
囲下部に滑動性を有するリング形状の回転シール部材
（３ａ）を介して，外側縁部を有し円筒形状の固定部材
（３）を該主管下部に螺着し，該主管下端部と固定部材
の縁部間に固定シール部材（３ａ）を介し該固定部材を
固定し，中心に嵌合貫通孔部を有し，該孔部上の複数個
のリング形状の凹部に円板固定シール部材（４ａ）を嵌
合した回転円板（４）を該回転軸部材の下部から挿入嵌
合し，該回転円板下部にリング形状のシール押部材（４
ｂ）とスプリング部材を介して，円板固定部材（４ｃ）
で該回転軸部材の下部に螺着し，該回転軸部材の先端部
に重り（８）を吊るす吊部材（４ｄ）を螺着固定し，該
回転円板縁部から対象に延びる所定の長さの先端が閉じ
た回転翼管（５）を互いに水平に螺着し，該回転翼管内
部と回転軸部材の中心溝長孔とが該回転円板並びに回転
軸部材の対応する横孔を介して連通する構造とし，該回
転翼管の水平片側面外側に圧縮空気が噴射する所定の細
径を有するノズル（５ａ）を複数個形成し，回転軸対称
に配設した他の該回転翼管のノズルの水平片側面位置
は，互いに水平面上回転軸対称の位置とし，該ノズルか
ら回転噴射する噴出気泡を，上部に設けた飼育魚貝類等
の養殖物（１１）に対し円柱状広範囲に回転散布する機
能を有する事を特徴とする養殖用回転式エア・ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10335096A JP2000157099A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 養殖用回転式エア・ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10335096A JP2000157099A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 養殖用回転式エア・ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000157099A true JP2000157099A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18284734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10335096A Pending JP2000157099A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 養殖用回転式エア・ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000157099A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-11-26 JP JP10335096A patent/JP2000157099A/ja active Pending
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