JP2000156658A - 端末プログラム更新システム、方法および記録媒体 - Google Patents

端末プログラム更新システム、方法および記録媒体

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JP2000156658A
JP2000156658A JP10329928A JP32992898A JP2000156658A JP 2000156658 A JP2000156658 A JP 2000156658A JP 10329928 A JP10329928 A JP 10329928A JP 32992898 A JP32992898 A JP 32992898A JP 2000156658 A JP2000156658 A JP 2000156658A
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JP10329928A
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Satoko Oonishi
聡子 大西
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の端末へ人工衛星を利用して配信された
プログラム更新を確実に行うための技術の提供。 【解決手段】 更新用プログラムを配信された各端末1
2は、地上回線を介して、ホスト10へ受信結果に応じ
て受信失敗または受信完了を通知し、さらに受信完了の
場合にプログラムの更新を行い、更新結果に応じて更新
失敗または更新完了を通知し、通知を受けたホスト10
は、端末12ごとの処理状態を記憶し、処理状態に応じ
た対応処理を実行し、さらに、更新用プログラムの配信
から一定時間経過後に、更新未完了の端末を検索し、未
通知の端末を未受信と判断し、処理状態に応じた対応処
理を再度実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ(以下、「ホスト」とも表記する。)から衛星通信を
利用して更新用プログラム(OSおよびアプリケーショ
ンプログラムその他のソフトウエアを含む。)を配信
し、配信された更新用プログラムにより、各端末コンピ
ュータ(以下、「端末」とも表記する。)のプログラム
を確実に更新するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホストコンピュータから人工衛星
(通信衛星または放送衛星)を介して更新用プログラム
を多数の端末コンピュータへ一度に配信し、各端末コン
ピュータのプログラムを効率良く更新する技術が提案さ
れている。そのような技術の一例が、文献1:「特開平
6−261093号公報」に開示されている。
【0003】ところで、衛星通信を利用した場合には、
天候条件(例えば、降雪や豪雨)等のため、配信された
データ等が端末で正常に受信されない場合がある。しか
し、上記文献1では、そのような場合について言及して
いない。
【0004】一方、文献2:「特公平7−32387号
公報」には、二つの局間の通信において、送信データが
正常に受信されなかった場合に、受信側から送信側へデ
ータ再送要求を発行し、受信エラーとなった部分の再送
信を行わせる技術が開示されている。
【0005】また、文献3:「特開平10−19128
2号公報」には、再送信技術の他の一例が開示されてい
る。この文献3に開示の技術によれば、受信局は、正常
に受信できなかったデータのセクションの属性を記憶す
る。そして、データ送信後に送信局から受信結果の出力
指示があると、受信局は記憶していたエラーセクション
の属性を送信する。そして、この送信された属性に基づ
いて、送信側がデータの再送信を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衛星通信を
利用した通信にあっては、何らかの原因により端末のア
ンテナの向きが衛星の方向からずれてしまった場合や、
天候条件によっては、部分的な受信エラーではなく、送
信されたデータが全く受信されない事態が生じ得る。と
ころが、上述の文献1に開示の技術はもとより、文献2
および文献3いずれに開示の技術においても、送信され
たデータが端末側で全く受信されなかった場合について
は、何ら考慮されていない。
【0007】なお、送信されたデータが全く受信されな
い事態に備えて、データ送信後に、ホストから各端末へ
いちいち受信を確認する方法も考えられる。しかし、こ
の方法では、そもそも、確認の送信そのものが受信され
ない可能性がある。その上、この方法では、端末が多数
となると確認処理量が膨大となる。このため、この方法
は、多数の端末へ人工衛星を利用してデータを配信する
場合には不適切である。
【0008】また、端末でデータが受信されても、常に
プログラムが更新されるとは限らない。例えば、端末で
アプリケーションソフトが起動している場合には、その
アプリケーションソフトが終了するまで、プログラムを
更新することができない。また、配信されたプログラム
が正常に受信された場合であっても、端末においてプロ
グラム更新が正常に行われない場合もある。
【0009】このため、人工衛星を利用して配信された
更新用プログラムによるプログラム更新を確実に行うた
めには、単にデータを配信する場合以上に、各端末の処
理状態を詳しく把握して、処理状態にそれぞれ応じた処
理をすることが必要となる。
【0010】本発明は、上記の事項にかんがみてなされ
たものであり、人工衛星を利用して多数の端末へ配信さ
れるプログラム更新の確実化を図るための技術の提供を
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この出願に係る発明者は、種々の研究および検討を
重ねた結果、プログラムが送信された各端末における処
理状態を分類し、全く受信されなかった状態(未受信)
以外の各処理状態を各端末からホストに地上回線を介し
て通知させれば、各端末の処理状態をホストにおいて木
目細かく把握することが可能になると考えた。
【0012】さらに、この発明者は、更新用プログラム
が配信されてから一定時間が経過しても何ら通知のない
端末を検索すれば、配信が全く受信されなかった未受信
の端末を見つけられることに想到した。そして、ホスト
において各端末の処理状態をこのように木目細かく把握
し、処理状態に応じた処理を行えば、多数の端末のプロ
グラム更新を確実に行えることに想到した。
【0013】(端末プログラム更新システム)そこで、
この発明の端末プログラム更新システムによれば、人工
衛星を介して更新用プログラムを配信するホストコンピ
ュータと、この更新用プログラムを自己のプログラムと
交換することによりプログラム更新を行う端末コンピュ
ータとにより構成された、端末コンピュータプログラム
更新システムにおいて、各端末コンピュータは、更新用
プログラムを受信する受信装置と、受信した更新用プロ
グラムを記憶する端末側記憶装置と、更新用プログラム
を受信した場合に、地上回線を介して、ホストコンピュ
ータへ、受信結果に応じて受信失敗または受信完了の処
理状態を通知し、さらに、受信完了の場合にプログラム
の更新を行い、更新結果に応じて更新失敗または更新完
了の処理状態を通知する端末側処理装置とを備え、ホス
トコンピュータは、人工衛星を介して更新用プログラム
を配信する配信装置と、処理状態を記憶するホスト側記
憶装置と、処理状態を通知された場合に、端末コンピュ
ータごとに処理状態を記憶するとともに、処理状態にそ
れぞれ応じた対応処理を実行し、かつ、更新用プログラ
ムを配信してから一定時間経過後に、処理状態が更新未
完了の端末コンピュータを検索し、処理状態を未通知の
端末コンピュータに対しては、未受信と判断して対応処
理を行い、処理状態を通知した端末コンピュータに対し
ては、当該端末コンピュータの処理状態に応じた対応処
理を再度実行するホスト側処理装置とを備えた構成とし
てある。
【0014】このように、この発明の端末プログラム更
新システムによれば、端末からホストへ受信結果、さら
に更新結果の処理状態を通知する。その上、一定時間経
過後に、ホストが更新未完了の端末を検索するので、更
新用プログラムの配信を全く受信していない未受信の端
末も検出することができる。このため、ホストにおいて
各端末の、未受信を含む処理状態を詳しく把握して、各
処理状態に応じた対応処理を実行することができる。そ
の結果、プログラム更新の確実化を図ることができる。
【0015】なお、対応処理の実行にあたり、ホストコ
ンピュータは、通知された処理状態が受信失敗または更
新失敗の場合に、当該通知を発信した端末コンピュータ
へ更新用プログラムを再配信し、通知の示す処理状態が
受信完了のみの場合に、待機することが考えられる。
【0016】また、未受信の場合には、その原因によっ
て種々の対応処理を実行することが考えられる。例え
ば、降雪や豪雨等の天候条件により未受信となった場合
には、天候条件が回復するまで待機して再配信するか、
または、天候の影響をほとんど受けない地上回線を通じ
て再配信することが考えられる。また、例えば、端末の
アンテナの向きがずれている場合には、保守要員にアン
テナの向きを修正させることが考えられる。
【0017】また、この発明の端末プログラム更新シス
テムにおいて、好ましくは、端末側処理装置は、更新結
果が更新失敗の場合に、端末コンピュータのプログラム
を、更新前プログラムに復旧する復旧手段を備えてなる
ことが望ましい。
【0018】このように、更新失敗の場合に、端末コン
ピュータのプログラムを、更新前プログラムに戻せば、
一つの端末に、更新前後の二つのバージョンのプログラ
ムが併存する事態を回避することができる。その結果、
更新が失敗した場合においても、その端末を通常通りに
運用することが可能となる。
【0019】また、この発明の端末プログラム更新シス
テムにおいて、好ましくは、端末側処理部は、更新失敗
の場合に、ホスト側処理装置へ更新失敗原因を通知し、
ホスト側記憶装置は、更新失敗原因別の原因除去データ
を格納した原因除去データ部を備え、ホスト側処理装置
は、通知された更新失敗原因に対応した原因除去処理デ
ータを原因除去データ部から検索する原因除去データ検
索手段を備え、配信手段は、更新用プログラムの再配信
の際に、原因除去データも配信し、端末側処理装置は、
原因除去処理データに基づいて、原因除去処理を実行す
る原因除去手段を備えてなることが望ましい。
【0020】このように、更新失敗の原因に応じて、そ
の原因を除去すれば、更新失敗からの迅速かつ適切な復
旧により、プログラム更新のより確実化を図ることがで
きる。
【0021】(端末プログラム更新方法)また、この発
明の端末プログラム更新方法によれば、ホストコンピュ
ータから、人工衛星を介して、更新用プログラムを配信
し、端末コンピュータのプログラムをこの更新用プログ
ラムと交換することによりプログラム更新を行うにあた
り、更新用プログラムを受信した端末コンピュータの各
々は、地上回線を介して、ホストコンピュータへ、受信
結果に応じて受信失敗または受信完了の処理状態を通知
し、さらに、受信完了の場合にプログラムの更新を行
い、更新結果に応じて更新失敗または更新完了の処理状
態を通知し、処理状態を通知されたホストコンピュータ
は、端末コンピュータごとに処理状態を記憶するととも
に、処理状態にそれぞれ応じた対応処理を実行し、更新
用プログラムを配信してから一定時間経過後に、ホスト
コンピュータは、処理状態が更新未完了の端末コンピュ
ータを検索し、処理状態を未通知の端末コンピュータに
対しては、未受信と判断して対応処理を行い、処理状態
を通知した端末コンピュータに対しては、当該端末コン
ピュータの処理状態に応じた前記対応処理を再度実行す
る方法としてある。
【0022】このように、この発明の端末プログラム更
新方法によれば、端末からホストへ受信結果さらに更新
結果の処理状態を通知する。その上、一定時間経過後
に、ホストが更新未完了の端末を検索するので、更新用
プログラムの配信を全く受信していない未受信の端末も
検出することができる。このため、ホストにおいて各端
末の、未受信を含む処理状態を詳しく把握して、各処理
状態に応じた対応処理を実行することができる。その結
果、プログラム更新の確実化を図ることができる。
【0023】また、この発明の端末プログラム更新方法
において、好ましくは、受信失敗または更新失敗の処理
状態が通知された場合に、当該通知を発信した端末コン
ピュータへ更新用プログラムを再配信し、通知の示す処
理状態が受信完了のみの場合に、待機することが望まし
い。
【0024】このように、受信失敗または更新失敗の場
合に、再送信を行えば、受信失敗または更新失敗からの
迅速な復旧を図ることができる。また、受信完了の通知
後に、更新結果が未通知の場合には、待機することによ
り、更新結果の通知後に、通知内容に応じた対応処理を
実施することができる。
【0025】なお、受信完了の通知後に、更新結果が未
通の場合の状態とは、例えば、更新用プログラムは受信
済みであるが、その端末においてアプリケーションが起
動している場合が考えられる。その場合には、アプリケ
ーションの終了を待って、プログラムの更新を実行すれ
ば良い。そして、更新実行の結果、更新完了または更新
失敗がホストへ通知されることになる。
【0026】また、この発明の端末プログラム更新方法
において、好ましくは、更新失敗の処理状態が通知され
た場合に、当該通知を発信した端末コンピュータのプロ
グラムを、更新前プログラムに復旧することが望まし
い。このように、更新失敗の原因に応じて、その原因を
除去すれば、更新失敗からの迅速かつ適切な復旧によ
り、プログラム更新のより確実化を図ることができる。
【0027】また、この発明の端末プログラム更新方法
において、好ましくは、更新失敗の処理状態を通知する
端末コンピュータは、ホストコンピュータへ更新失敗原
因を通知し、更新失敗原因を通知されたホストコンピュ
ータは、更新用プログラムの再配信の際に、当該更新失
敗原因に対応した原因除去処理データも配信し、原因除
去処理データを受信した当該端末コンピュータは、当該
原因除去処理データに基づいて、原因除去処理を実行す
ることが望ましい。
【0028】このように、更新失敗の原因に応じて、そ
の原因を除去すれば、更新失敗からの迅速かつ適切な復
旧により、プログラム更新のより確実化を図ることがで
きる。
【0029】(第1の記憶媒体)また、この発明の端末
プログラム更新用プログラムが記録された第1の記録媒
体によれば、ホストコンピュータに、当該ホストコンピ
ュータから人工衛星を介して更新用プログラムを配信さ
せ、端末コンピュータに当該端末コンピュータのプログ
ラムを該更新用プログラムと交換することによりプログ
ラム更新を実行させるプログラムの記録されたコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であって、端末コンピュー
タの各々に、更新用プログラムを受信した場合に、地上
回線を介して、ホストコンピュータへ、受信結果に応じ
て受信失敗または受信完了の処理状態を通知させ、さら
に、受信完了の場合にプログラムの更新を行い、更新結
果に応じて更新失敗または更新完了の処理状態を通知さ
せ、ホストコンピュータに、処理状態が通知された場合
に、端末コンピュータごとに処理状態を記憶させるとと
もに、処理状態にそれぞれ応じた対応処理を実行させ、
更新用プログラムが配信されてから一定時間経過後に、
ホストコンピュータに、処理状態が更新未完了の端末コ
ンピュータを検索させ、処理状態を未通知の端末コンピ
ュータに対しては、未受信と判断して対応処理を実行さ
せ、処理状態を通知した端末コンピュータに対して、当
該端末コンピュータの処理状態に応じた対応処理を再度
実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムが
記録されている。
【0030】このように、この発明の第1の記録媒体に
記録されたプログラムをホストコンピュータおよび各端
末コンピュータにそれぞれ読み込ませて実行させること
により、未受信の状態も含む各処理状態に応じた処理を
実現することができる。その結果、端末プログラムの更
新処理の確実化を図ることができる。
【0031】(第2の記憶媒体)また、この発明の端末
プログラム更新用プログラムが記録された第2の記憶媒
体によれば、ホストコンピュータに、当該ホストコンピ
ュータから人工衛星を介して端末コンピュータへ、当該
端末コンピュータのプログラムの更新用プログラムを配
信させるプログラムの記録されたコンピュータ読み取り
可能な記録媒体であって、ホストコンピュータに、端末
コンピュータから通知された処理状態をそれぞれ記憶さ
せるとともに、当該処理状態にそれぞれ応じた対応処理
を実行させ、更新用プログラムが配信されてから一定時
間経過後に、ホストコンピュータに、処理状態が更新未
完了の端末コンピュータを検索させ、処理状態を未通知
の端末コンピュータに対しては、未受信と判断して対応
処理を実行させ、処理状態を通知した端末コンピュータ
に対しては、当該端末コンピュータの処理状態に応じた
対応処理を再度実行させる、コンピュータ読み取り可能
なプログラムが記録されている。
【0032】このように、この発明の第2の記録媒体に
記録されたプログラムをホストコンピュータに読み込ま
せて実行させることにより、未受信の状態の端末コンピ
ュータも検索することができる。その結果、端末プログ
ラムの更新処理の確実化を図ることができる。
【0033】(第3の記憶媒体)また、この発明の端末
プログラム更新用プログラムが記録された第3の記憶媒
体によれば、端末コンピュータに、ホストコンピュータ
から人工衛星を介して配信された更新用プログラムによ
りプログラム更新を実行させる、プログラムの記録され
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、端末
コンピュータの各々に、更新用プログラムを受信した場
合に、地上回線を介して、ホストコンピュータへ、受信
結果に応じて受信失敗または受信完了の処理状態を通知
させ、さらに、受信完了の場合にプログラムの更新を行
い、更新結果に応じて更新失敗または更新完了の処理状
態を通知させる、コンピュータ読み取り可能なプログラ
ムが記録されている。
【0034】このように、この発明の第3の記録媒体に
記録されたプログラムを各端末コンピュータにそれぞれ
読み込ませて実行させることにより、各処理状態に応じ
た処理を実現することができる。その結果、端末プログ
ラムの更新処理の確実化を図ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。 [第1の実施形態]先ず、図1に、第1の実施形態の端
末プログラム更新システムの概要を示す。図1に示すよ
うに、この端末プログラム更新システムは、ホスト10
と多数の端末12とにより構成されている。そして、ホ
スト10から各端末12へは、人工衛星14を介して更
新用プログラムが配信される。人工衛星14を利用する
ことにより、更新用プログラムのデータを多数の端末1
2へ一度に効率良く配信することができる。
【0036】そして、各端末12では、この更新用プロ
グラムを自己のプログラムと交換することによりプログ
ラム更新を行う。各端末における受信結果や更新結果
は、地上回線16を介して、ホスト10へ通知される。
なお、各端末12からホスト10への通信は、端末12
ごとに個別に行われるので、人工衛星14を介さず地上
回線16でも実用上問題ない。
【0037】次に、図2を参照して、第1の実施形態の
端末プログラム更新システムの構成について説明する。
ここでは、多数の端末のうち代表として一つの端末12
に着目して説明する。
【0038】図2に示すように、ホスト10は、送信装
置18、ホスト側データ処理装置20およびホスト側記
憶装置22を備えている。ホスト10は、この送信装置
18から各端末12へ更新用プログラムを配信する。ま
た、各端末12から通知された各端末12の処理状態
(ステータス)は、ホスト側記憶装置22に記憶され
る。なお、ホスト側データ処理装置20の詳細な構成お
よび動作については後述する。
【0039】また、図2に示すように、端末12は、受
信装置24、端末側データ処理装置26および端末側記
憶装置28を備えている。各端末12は、配信された更
新用プログラムをこの受信装置24で受信する。そし
て、受信された更新用プログラムは、端末側記憶装置2
8に記憶される。なお、端末側データ処理装置26の詳
細な構成および動作については後述する。
【0040】そして、ホスト10の送信装置18から端
末12の受信装置24への配信は、人工衛星14(図1
参照)を利用した衛星回線14aを介して行われる。ま
た、端末側データ処理装置26からホスト側データ処理
装置20への通知は、地上回線16aを介して行われ
る。
【0041】次に、図3を参照して、ホスト10の詳細
な構成について説明する。図3に示すように、ホスト側
データ処理装置20は、配信手段30、結果通知受理手
段34および未完了端末検索手段36を備えている。ま
た、ホスト側記憶装置22は、結果格納部40および未
完了対処データ部42を備えている。
【0042】そして、各端末12へ更新用プログラムす
るにあたり、配信手段30は、配信装置18に更新用プ
ログラムを配信させる。また、各端末コンピュータから
通知された処理状態は、結果通知受理手段34に受理さ
れる。この結果通知受理手段34は、受理した処理状態
を、端末ごとにホスト側記憶装置22の結果格納部40
に記憶させる。さらに、結果通知受理手段34は、処理
状態にそれぞれ応じた対応処理を実行する。対応処理の
実行にあたっては、未完了対処データ部42を参照し
て、処理状態に応じた対応処理を検索する。
【0043】例えば、通知された処理状態が受信失敗ま
たは更新失敗の場合には、当該通知を発信した端末12
へ更新用プログラムを再配信すると良い。また、受信完
了の処理状態のみが通知され、その後、更新完了および
更新失敗がいずれも未通知の端末については、更新結果
が通知されるまで待機すると良い。そして、更新結果に
応じて、対応処理を実行すれば良い。なお、更新完了が
通知された場合には、対応処理は不要である。
【0044】未完了端末検索手段36は、更新用プログ
ラムが配信されてから一定時間経過後に、結果格納部4
0を検索して、対応処理が必要な、処理状態が更新未完
了の端末コンピュータを抽出する。そして、処理状態を
通知している端末12に対しては、再配信等の、当該端
末12の処理状態に応じた対応処理を再度実行する。
【0045】また、検索の結果、処理状態が未通知のた
め、結果格納部40における端末の処理処理状態が初期
状態のままの端末12に対しては、未受信と判断する。
未受信の場合には、その原因によって種々の対応処理を
実行することが考えられる。例えば、降雪や豪雨等の天
候条件により未受信となった場合には、天候条件が回復
するまで待機してから再配信するか、または、天候の影
響をほとんど受けない地上回線を通じて再配信すること
が考えられる。また、例えば、端末のアンテナの向きが
ずれている場合には、その端末に保守要員を派遣してア
ンテナの向きを修正することが考えられる。
【0046】また、一定時間経過後とは、少なくとも、
衛星配信された更新用プログラムが端末で正常に受信さ
れ、かつ、プログラムの更新が完了するのに要する時間
が経過した後にすると良い。また、受信失敗などに対処
して、再送信した結果が通知されるのに要する時間が経
過した後であることがより望ましい。最初の配信から再
送信の結果が通知されるまでの所要時間は、最初の配信
の結果が通知されるまでの所要時間の2倍程度ととな
る。
【0047】そして、この一定時間は、端末の数、全端
末のプログラム更新完了までのタイムリミット、あるい
は、個々の端末におけるプログラム更新に要する時間な
どを考慮して設定すると良い。
【0048】次に、図4を参照して、端末12の構成に
ついて詳細に説明する。図4に示すように、端末側デー
タ処理装置26は、データ受信手段46、更新実施手段
48、復旧手段50および結果通知手段52を備えてい
る。また、端末側記憶装置28は、受信ファイル格納部
54を備えている。
【0049】受信装置24が受信した更新用プログラム
を、データ受信手段46は、受信ファイル格納部54へ
格納する。また、更新実施手段48は、受信された更新
用プログラムにより、端末のプログラムの更新を実施す
る。また、復旧手段50は、更新実施手段48による更
新が失敗した場合に、端末12のプログラムを、更新前
のプログラムに復旧する。
【0050】そして、結果通知手段52は、更新用プロ
グラムを受信した場合に、地上回線を介して、ホストコ
ンピュータへ、受信結果に応じて受信失敗または受信完
了の処理状態を通知する。さらに、この結果通知手段5
2は、受信完了の場合に、更新結果に応じて更新失敗ま
たは更新完了の処理状態を通知する。
【0051】受信失敗の処理状態とは、配信データの一
部、少なくとも端末12側で更新用プログラムが配信さ
れた事実に気がつく程度のデータが受信されている必要
がある。また、受信装置24において一部データの受信
に失敗した場合だけでなく、受信された更新用プログラ
ムを受信ファイル格納部54へ格納する際にエラーが生
じた場合も、受信失敗の処理状態に含まれる。また、こ
こで、受信完了の処理状態とは、配信された更新用プロ
グラムが受信ファイル格納部54へ格納された状態をい
う。
【0052】また、更新失敗の処理状態とは、受信完了
後に、更新実施手段48によりプログラムの更新を行っ
たところ、何らかの原因により、更新が失敗した場合を
いう。この実施形態では、更新が失敗した場合には、復
旧手段50によるリカバリ処理によって、更新前のプロ
グラムに戻されている。また、更新完了とは、配信され
た更新用プログラムによって、端末12のプログラムが
更新された状態をいう。
【0053】ところで、端末12でアプリケーションが
起動している場合には、プログラムを更新することがで
きない。そのような場合には、アプリケーションの終了
を待ってプログラムを更新することになる。その場合、
受信完了後、更新が実施されるまでの間の処理状態を、
便宜的に、更新待機状態とする。なお、更新待機状態
は、ホスト10にとって、受信完了通知後、更新結果が
通知されない状態に対応する。
【0054】次に、図5および図6を参照して、第1の
実施形態の端末プログラム更新方法の一例、すなわち、
端末プログラム更新システムの動作例について説明す
る。図5は、端末プログラム更新方法を説明するための
フローチャートの前半部分である。また、図6は、図5
に続く、フローチャートの後半部分である。そして、図
5および図6の「J」どうし、「K」どうしおよび
「L」どうしは、互いに連続しているものとする。
【0055】さらに、図7に、端末プログラム更新シス
テムの動作のうち、ホスト10の動作についてのフロー
チャートを示す。また、図8に、端末12の動作につい
てのフローチャートを示す。図5〜図8においては、同
一の処理ステップに、同一のステップ符号を付す。
【0056】プログラムの更新にあたり、先ず、ホスト
10の配信手段30が、衛星通信用の配信装置18を介
して、更新用プログラムを衛星配信する(ステップA
1)。次に、端末12のデータ受信手段44が、衛星通
信用の受信装置24を介して配信された更新用プログラ
ムを受信する(ステップB1)。なお、配信された更新
用プログラムが、端末12で全く受信されない未受信の
事態(図5、図7および図8中のの段階に相当す
る。)も発生し得る。未受信の状態は、後のステップ1
4において、ホスト10で検知することができる。
【0057】次に、データ受信手段44により、受信結
果を判断する(ステップB2)。そして、受信結果が
「受信失敗」と判断された場合には、その受信結果がデ
ータ受信手段44から端末12の結果通知手段52へ転
送され、結果通知手段52がホスト10へその受信結果
を地上回線を介して通知する。
【0058】なお、データ受信手段44は、受信した更
新用プログラムのデータを端末側記憶装置28の受信フ
ァイル格納部54へ格納させる。受信ファイル格納部5
4は、格納処理の結果をデータ受信手段へ折り返し通知
する。もしも、格納が失敗した場合には、格納失敗の通
知を受けたデータ受信手段44は、受信結果を「受信失
敗」としてホスト10へ通知する。
【0059】通知を受けたホスト10側では、結果通知
受理手段34が通知された受信結果を受信し、その内容
を判断する(ステップA2およびステップA3)。そし
て、受信結果の内容が「受信失敗」を通知された場合に
は、受信結果受理手段34は、「受信失敗」を通知した
端末12への再配信を、配信手段30に対して指示す
る。そして、配信手段30は、その端末12に対して、
更新用プログラムを選択的に再配信する(ステップA
4)。再配信にあたっては、配信するデータ中に、特定
の端末を区別する情報(例えば、端末番号)を入れるこ
とにより、特定の端末を選択することができる。
【0060】さらに、結果通知受理手段34は、その端
末12のステータス(処理状態)を「受信失敗」とし
て、ホスト側記憶装置22の結果格納部40に記憶させ
る(ステップA5)。なお、このステータスは、図5、
図7および図8中にで示す段階に対応する。
【0061】また、端末12のデータ受信手段44によ
り、受信結果が「受信完了」と判断された場合には、デ
ータ受信手段44は、ホスト10へ「受信完了」を通知
するとともに、端末12の更新実施手段48へプログラ
ムの更新を指示する(ステップB4)。
【0062】通知を受けたホスト10側では、結果通知
受理手段34が通知された受信結果を受信し、その内容
を判断する(ステップA2)。そして、通知された受信
結果の内容が「受信完了」の場合には、受信結果受理手
段34は、その端末12のステータス(処理状態)を
「受信完了」として、ホスト側記憶装置22の結果格納
部40に記憶させる(ステップA6)。なお、このステ
ータスのまま、更新結果が通知されていない状態が、図
5、図7および図8中にで示す段階(更新待機の段
階)に対応する。
【0063】一方、更新を指示された端末12の更新実
施手段48は、受信ファイル格納部54から更新用プロ
グラムを読み出してきて、その端末12のプログラムフ
ァイルをその更新用プログラムと交換することにより、
更新を実施する(ステップB6)。
【0064】次に、更新実施手段48は、更新結果を判
断する(ステップB7)。そして、更新結果が「更新失
敗」と判断された場合には、更新実施手段48は、復旧
手段50へ更新しかけたプログラムの復旧を指示すると
ともに、その更新結果を結果通知手段52へ転送する。
【0065】指示を受けた復旧手段50は、プログラム
の復旧処理を実行して、プログラムを更新前の状態に戻
す(ステップB8)。また、更新結果が転送された結果
通知手段52は、その更新結果をホスト10へ地上回線
を介して通知する(ステップB9)。
【0066】通知を受けたホスト10側では、結果通知
受理手段34が通知された更新結果を受信し、その内容
を判断する(ステップA7およびステップA8)。そし
て、通知された受信結果の内容が「更新失敗」の場合に
は、受信結果受理手段34は、「更新失敗」を通知した
端末12への再配信を、配信手段30に対して指示す
る。そして、配信手段30は、その端末12に対して、
更新用プログラムを選択的に再配信する(ステップA1
0)。
【0067】さらに、結果通知受理手段34は、その端
末12のステータス(処理状態)を「更新失敗」とし
て、ホスト側記憶装置22の結果格納部40に記憶させ
る(ステップA11)。なお、このステータスは、図
6、図7および図8中にで示す段階に対応する。
【0068】また、端末12の更新実施手段48によ
り、更新結果が「更新完了」と判断された場合には、更
新実施手段48は、その更新結果を結果通知手段52へ
転送し、結果通知手段は、その更新結果をホスト10へ
地上回線を介して通知する(ステップB10)。
【0069】通知を受けたホスト10側では、結果通知
受理手段34が通知された更新結果を受信し、その内容
を判断する(ステップA7)。そして、通知された更新
結果の内容が「更新完了」の場合には、受信結果受理手
段34は、その端末12のステータス(処理状態)を
「更新完了」として、ホスト側記憶装置22の結果格納
部40に記憶させる(ステップA12)。なお、このス
テータスは、図6、図7および図8中にで示す段階に
対応する。
【0070】次に、ホスト10の未完了端末検索手段3
6が、更新プログラムを配信してから一定時間経過後に
(ステップA13)、結果格納部40に記憶されている
各端末12のステータスを検索する。そして、更新未完
了、すなわち、「更新完了」以外のステータスの各端末
を抽出する(ステップA14)。なお、この検索の結
果、処理状態が未通知のため、結果格納部40における
端末の処理処理状態が初期状態のまま(図5のの状態
に相当)の端末12について、未受信と判断する。
【0071】そして、更新未完了の端末が抽出された場
合、未完了端末検索手段36は、ホスト側記憶装置22
の未完了対処データ部42から、未完了端末のステータ
スにそれぞれ応じた対処方法を取得する。そして、未完
了端末検索手段36は、例えば、配信手段30に対し
て、未完了端末への再配信などの処理を指示する。指示
を受けた配信手段30は、未完了端末へ再配信を行う
(ステップA16)。
【0072】このように、この実施形態によれば、端末
12からホスト10へ受信結果さらに更新結果の処理状
態を通知する。その上、一定時間経過後に、ホストが更
新未完了の端末を検索するので、更新用プログラムの配
信を全く受信していない未受信の端末も検出することが
できる。このため、ホストにおいて各端末の、未受信を
含む処理状態を詳しく把握して、各処理状態に応じた対
応処理を実行することができる。その結果、プログラム
更新の確実化を図ることができる。
【0073】[第2の実施形態]次に、この発明の第2
の実施形態について説明する。第2の実施形態において
は、更新が失敗した場合に、さらに、その更新失敗の原
因を調査し、失敗原因に対応した原因除去処理データに
基づいて、原因除去処理を実行する。
【0074】そのための端末プログラム更新システムの
構成について先ず説明する。先ず、図9に、ホスト10
の構成を示す。第2の実施形態では、ホスト側データ処
理装置20は、さらに原因除去データ検索手段32を備
えている。また、ホスト側記憶装置22は、さらに、原
因除去データ部38を備えている。
【0075】この原因除去データ部38には、更新失敗
原因と、その除去処理方法とが対応づけられて格納され
ている。また、この原因除去データ検索手段32は、端
末12から更新失敗の通知とともに通知された更新失敗
原因に基づいて、原因除去データ部38を検索して、失
敗原因の除去処理方法を取得する。取得された原因除去
処理は、データとして配信手段30へ転送される。そし
て、原因除去処理データは、更新用プログラムを再配信
する際に、更新用プログラムとともに送信装置18を経
て配信される。なお、ホスト10の他の構成要素は、第
1の実施形態のものと同じであるので、その詳細な説明
を省略する。
【0076】次に、図10に端末12の構成を示す。第
2の実施形態では、端末側データ処理装置26は、さら
に原因除去手段46を備えている。この原因除去手段
は、再配信の際に、原因除去処理データが配信された場
合に、そのデータに基づいて、更新失敗原因を除去す
る。
【0077】次に、図11および図12を参照して、第
2の実施形態の端末プログラム更新方法の一例、すなわ
ち、端末プログラム更新システムの動作例について説明
する。図11は、第2の実施形態の端末プログラム更新
方法を説明するためのフローチャートの前半部分であ
る。また、図12は、図11に続く、フローチャートの
後半部分である。そして、図11および図12の「J」
どうし、「K」どうしおよび「L」どうしは、互いに連
続しているものとする。
【0078】さらに、図13に、端末プログラム更新シ
ステムの動作のうち、ホスト10の動作についてのフロ
ーチャートを示す。また、図14に、端末12の動作に
ついてのフローチャートを示す。図11〜図14におい
ては、同一の処理ステップに、同一のステップ符号を付
す。
【0079】第2の実施形態においては、図11〜図1
4に示す各ステップのうち、ホスト10の動作について
は、ステップA10およびステップA15が追加された
点以外は、第1の実施形態の動作と同じである。また、
端末12の動作についても、ステップB8およびステッ
プB9の動作に、更新失敗原因追加および通知が追加さ
れ、かつ、ステップ5およびステップ6の動作が追加さ
れた点以外は、第1の実施形態の動作と同じである。し
たがって、ここでは、第1の実施形態と同一の動作の説
明を省略して、主に、相違部分について説明する。
【0080】プログラムの更新が失敗した場合に、端末
12の更新実施手段48は、復旧手段50に対して復旧
処理を指示するとともに、更新失敗原因を調査する(ス
テップB8)。更新失敗原因としては、例えば、その端
末12のあるファイルのプログラムを更新を行うにあた
り、そのファイルを使っているアプリケーションプログ
ラムが起動しているにも拘わらず、そのプログラムの更
新が実施された結果、更新が失敗する場合が考えられ
る。そして、更新実施手段48は、「更新失敗」の更新
結果とともに更新失敗原因を、結果通知手段52へ転送
し、結果通知手段52は、更新結果および更新失敗原因
をホスト10へ通知する(ステップB9)。失敗原因の
通知内容は、例えば「ファイルXXXの更新に失敗」と
する。
【0081】「更新失敗」の更新結果とともに更新失敗
原因を通知されたホスト10の結果通知受理手段34
は、その失敗原因を原因除去データ検索手段32へ転送
する。原因除去データ検索手段32は、ホスト側記憶装
置22の原因除去データ部38を検索して、そこから失
敗原因に応じた原因除去データを取得する。この場合に
原因除去のデータとしては、例えば「プロセス一覧を回
収し、ファイルXXXを使っているアプリケーションプ
ロセスを抽出して、そのプロセスを強制終了させる」処
理を端末12に実行させるためのプログラムのデータが
考えられる。
【0082】そして、原因除去データ検索手段は、再配
信指示とともに原因除去データを配信手段30へ送る。
配信手段30は、この原因除去データを、再送信される
更新用プログラムとともに、その端末12へ再配信する
(ステップA10)。なお、ホスト10における他の動
作は、第1の実施の形態と同様である。
【0083】更新用プログラムが再配信された端末12
のデータ受信手段44は、配信データに、原因除去デー
タが含まれている可否かを判断する(ステップB5)。
そして、原因除去データが配信された場合には、プログ
ラム更新に先立ち、その原因除去データに基づいて、更
新失敗の原因を除去する(ステップB5a)。なお、以
下の端末12における処理は、第1の実施形態と同様で
ある。
【0084】さらに、一定時間経過後に、ホスト10の
未完了端末検索手段36が更新未完了の端末12を検索
して更新失敗のステータスの端末が検出された場合、未
完了端末検索手段は、さらに原因除去手段(データ)を
取得する(ステップA15)。そして、更新プログラム
を再配信する際に、原因除去データをその端末に配信す
る(ステップ16)。
【0085】このように、いったんプログラムの更新が
失敗した場合に、その原因を除去するための処理を実行
するためのプログラムデータを配信し、更新失敗原因を
除去してからプログラム更新を行えば、より迅速かつ適
切にプログラム更新の失敗に対処することができる。
【0086】[第3の実施形態]次に、この発明の第1
〜第3記憶媒体の実施形態についてあわせて説明する。
上述した各実施形態における端末プログラム更新処理
は、プログラムによる制御下で実行される。このプログ
ラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録媒体
としては、例えば、磁気ディスク、半導体メモリ、その
他の任意の、コンピュータで読み取り可能なものを使用
することができる。
【0087】ここで、図15に、第1の実施形態の端末
プログラム更新システムの一例を示す。図15では、こ
の発明の第2の記憶媒体に対応するホスト側記憶媒体5
6と、この発明の第3の記憶媒体に対応する端末側記憶
媒体58を図示している。これらの記憶媒体56および
58は、ホスト10や端末12のコンピュータの装着し
てコンピュータに読み取らせても良いし、また、回線を
通じて、プログラムを読み取らせても良い。
【0088】また、この発明の第1の記憶媒体は、図1
5に示す、ホスト側記憶媒体56および端末側記憶媒体
58をまとめたものである。そして、第1の記憶媒体の
実施形態としては、例えば、いったんホスト10のコン
ピュータに読み込ませた後、記憶媒体の記録されたプロ
グラムの一部分を、ホスト10から各端末12へ転送し
て読み込ませても良い。
【0089】また、図5および図6と、図11および図
12とにそれぞれ示されたフローチャートは、第1の記
憶媒体に記録されたプログラムによる動作例に他ならな
い。また、図7および図13にそれぞれ示されたフロー
チャートは、第2の記録媒体に記録されたプログラムに
よる動作例に他ならない。同様に、図8および図14に
それぞれ示されたフローチャートは、第3の記録媒体に
記録されたプログラムによる動作例に他ならない。
【0090】上述した実施の形態においては、本発明を
特定の条件で構成した例について説明したが、本発明
は、種々の変更を行うことができる。例えば、受信失敗
または更新失敗を通知されたホストは、処理状態の記憶
処理と再配信処理とをいずれを先に行っても良い。上述
した第2の実施形態においては、更新失敗原因任の一例
について説明したが、本発明では、更新失敗原因および
その除去処理方法は、これに限定されない。
【0091】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、端末からホストへ受信結果さらに更新結果の処
理状態を通知する。その上、一定時間経過後に、ホスト
が更新未完了の端末を検索するので、更新用プログラム
の配信を全く受信していない未受信の端末も検出するこ
とができる。このため、ホストにおいて各端末の、未受
信を含む処理状態を詳しく把握して、各処理状態に応じ
た対応処理を実行することができる。その結果、プログ
ラム更新の確実化を図ることができる。
【0092】また、いったんプログラムの更新が失敗し
た場合に、その原因を除去するための処理を実行するた
めのプログラムデータを配信し、更新失敗原因を除去し
てからプログラム更新を行えば、より迅速かつ適切にプ
ログラム更新の失敗に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛星配信を説明するための概念図である。
【図2】第1の実施の形態の端末プログラム更新システ
ムを説明するための機能ブロック図である。
【図3】第1の実施の形態における、ホストコンピュー
タの構成を説明するための機能ブロック図である。
【図4】第1の実施の形態における、端末コンピュータ
の構成を説明するための機能ブロック図である。
【図5】第1の実施の形態における、端末プログラム更
新動作を説明するためのフローチャートの前半部分であ
る。
【図6】図5のフローチャートに続く、フローチャート
の後半部分である。
【図7】第1の実施の形態における、ホストコンピュー
タの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】第1の実施の形態における、端末コンピュータ
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態における、端末コンピュータ
の構成を説明するための機能ブロック図である。
【図10】第2の実施の形態における、端末コンピュー
タの構成を説明するための機能ブロック図である。
【図11】第2の実施の形態における、端末プログラム
更新動作を説明するためのフローチャートの前半部分で
ある。
【図12】図9のフローチャートに続く、フローチャー
トの後半部分である。
【図13】第2の実施の形態における、端末コンピュー
タの動作を説明するためのフローチャートである。
【図14】第2の実施の形態における、ホストコンピュ
ータの動作を説明するためのフローチャートである。
【図15】第3の実施の形態の端末プログラム更新シス
テムを説明するための機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ(ホスト) 12 端末コンピュータ(端末) 14 人工衛星 14a 衛星回線 16 地上回線 18 送信装置 20 ホスト側データ処理装置 22 ホスト側記憶装置 24 受信装置 26 端末側データ処理装置 28 端末側記憶装置 30 配信手段 32 原因除去データ検索手段 34 結果通知受理手段 36 未完了端末検索手段 38 原因除去データ部 40 結果格納部 42 未完了対処データ部 44 データ受信手段 46 原因除去手段 48 更新実施手段 50 復旧手段 52 結果通知手段 54 受信ファイル格納部 56 ホスト側記憶媒体 58 端末側記憶媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA01 GA21 GB02 HA12 JA35 JB07 KA04 KB06 KB09 KC29 KC47 5K014 AA03 DA02 FA03 HA00 5K072 AA24 BB02 BB22 BB25 BB27 CC05 DD01 DD15 EE06 FF10 FF11 GG12 GG13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工衛星を介して更新用プログラムを配
    信するホストコンピュータと、該更新用プログラムを自
    己のプログラムと交換することによりプログラム更新を
    行う端末コンピュータとにより構成された、端末コンピ
    ュータプログラム更新システムにおいて、 前記端末コンピュータは、 前記更新用プログラムを受信する受信装置と、 受信した前記更新用プログラムを記憶する端末側記憶装
    置と、 前記更新用プログラムを受信した場合に、地上回線を介
    して、前記ホストコンピュータへ、受信結果に応じて受
    信失敗または受信完了の処理状態を通知し、さらに、受
    信完了の場合にプログラムの更新を行い、更新結果に応
    じて更新失敗または更新完了の処理状態を通知する端末
    側処理装置とを備え、 前記ホストコンピュータは、 人工衛星を介して前記更新用プログラムを配信する配信
    装置と、 前記処理状態を記憶するホスト側記憶装置と、 処理状態を通知された場合に、端末コンピュータごとに
    処理状態を記憶するとともに、処理状態にそれぞれ応じ
    た対応処理を実行し、かつ、前記更新用プログラムを配
    信してから一定時間経過後に、処理状態が更新未完了の
    端末コンピュータを検索し、処理状態を未通知の端末コ
    ンピュータに対しては、未受信と判断して対応処理を行
    い、処理状態を通知した端末コンピュータに対しては、
    当該端末コンピュータの処理状態に応じた前記対応処理
    を再度実行するホスト側処理装置とを備えてなることを
    特徴とする端末プログラム更新システム。
  2. 【請求項2】 前記端末側処理装置は、 更新結果が更新失敗の場合に、端末コンピュータのプロ
    グラムを、更新前プログラムに復旧する復旧手段を備え
    てなることを特徴とする請求項1記載の端末プログラム
    更新システム。
  3. 【請求項3】 前記端末側処理部は、更新失敗の場合
    に、前記ホスト側処理装置へ更新失敗原因を通知し、 前記ホスト側記憶装置は、更新失敗原因別の原因除去デ
    ータを格納した原因除去データ部を備え、 前記ホスト側処理装置は、通知された更新失敗原因に対
    応した原因除去処理データを前記原因除去データ部から
    検索する原因除去データ検索手段を備え、 前記配信手段は、前記更新用プログラムの再配信の際
    に、前記原因除去データも配信し、 前記端末側処理装置は、前記原因除去処理データに基づ
    いて、原因除去処理を実行する原因除去手段を備えてな
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の端末プログラ
    ム更新システム。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータから、人工衛星を介
    して、更新用プログラムを配信し、端末コンピュータの
    プログラムを該更新用プログラムと交換することにより
    プログラム更新を行うにあたり、 前記更新用プログラムを受信した前記端末コンピュータ
    の各々は、地上回線を介して、前記ホストコンピュータ
    へ、受信結果に応じて受信失敗または受信完了の処理状
    態を通知し、さらに、受信完了の場合にプログラムの更
    新を行い、更新結果に応じて更新失敗または更新完了の
    処理状態を通知し、 処理状態を通知された前記ホストコンピュータは、端末
    コンピュータごとに処理状態を記憶するとともに、処理
    状態にそれぞれ応じた対応処理を実行し、 前記更新用プログラムを配信してから一定時間経過後
    に、前記ホストコンピュータは、処理状態が更新未完了
    の端末コンピュータを検索し、処理状態を未通知の端末
    コンピュータに対しては、未受信と判断して対応処理を
    行い、処理状態を通知した端末コンピュータに対して
    は、当該端末コンピュータの処理状態に応じた前記対応
    処理を再度実行することを特徴とする端末プログラム更
    新方法。
  5. 【請求項5】 受信失敗または更新失敗の処理状態が通
    知された場合に、当該通知を発信した端末コンピュータ
    へ前記更新用プログラムを再配信し、受信完了の処理状
    態のみが通知された場合に、待機することを特徴とする
    請求項4記載の端末プログラム更新方法。
  6. 【請求項6】 更新失敗の処理状態が通知された場合
    に、当該通知を発信した端末コンピュータのプログラム
    を、更新前プログラムに復旧することを特徴とする請求
    項4又は5記載の端末プログラム更新方法。
  7. 【請求項7】 更新失敗の処理状態を通知する端末コン
    ピュータは、前記ホストコンピュータへ更新失敗原因を
    通知し、 前記更新失敗原因を通知された前記ホストコンピュータ
    は、前記更新用プログラムの再配信の際に、当該更新失
    敗原因に対応した原因除去処理データも配信し、 前記原因除去処理データを受信した当該端末コンピュー
    タは、当該原因除去処理データに基づいて、前記原因除
    去処理を実行することを特徴とする請求項4、5又は6
    記載の端末プログラム更新方法。
  8. 【請求項8】 ホストコンピュータに、当該ホストコン
    ピュータから人工衛星を介して更新用プログラムを配信
    させ、端末コンピュータに当該端末コンピュータのプロ
    グラムを該更新用プログラムと交換することによりプロ
    グラム更新を実行させるプログラムの記録されたコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記端末コンピュータの各々に、前記更新用プログラム
    を受信した場合に、地上回線を介して、前記ホストコン
    ピュータへ、受信結果に応じて受信失敗または受信完了
    の処理状態を通知させ、さらに、受信完了の場合にプロ
    グラムの更新を行い、更新結果に応じて更新失敗または
    更新完了の処理状態を通知させ、 前記ホストコンピュータに、処理状態が通知された場合
    に、前記端末コンピュータごとに処理状態を記憶させる
    とともに、処理状態にそれぞれ応じた対応処理を実行さ
    せ、 前記更新用プログラムが配信されてから一定時間経過後
    に、前記ホストコンピュータに、処理状態が更新未完了
    の端末コンピュータを検索させ、処理状態を未通知の端
    末コンピュータに対しては、未受信と判断して対応処理
    を実行させ、処理状態を通知した端末コンピュータに対
    して、当該端末コンピュータの処理状態に応じた前記対
    応処理を再度実行させることを特徴とするプログラムの
    記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 ホストコンピュータに、当該ホストコン
    ピュータから人工衛星を介して端末コンピュータへ、当
    該端末コンピュータのプログラムの更新用プログラムを
    配信させるプログラムの記録されたコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体であって、 前記ホストコンピュータに、前記端末コンピュータから
    通知された処理状態をそれぞれ記憶させるとともに、当
    該処理状態にそれぞれ応じた対応処理を実行させ、 前記更新用プログラムが配信されてから一定時間経過後
    に、前記ホストコンピュータに、処理状態が更新未完了
    の端末コンピュータを検索させ、処理状態を未通知の端
    末コンピュータに対しては、未受信と判断して対応処理
    を実行させ、処理状態を通知した端末コンピュータに対
    しては、当該端末コンピュータの処理状態に応じた前記
    対応処理を再度実行させることを特徴とするプログラム
    の記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 端末コンピュータに、ホストコンピュ
    ータから人工衛星を介して配信された更新用プログラム
    によりプログラム更新を実行させる、プログラムの記録
    されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記端末コンピュータの各々に、前記更新用プログラム
    を受信した場合に、地上回線を介して、前記ホストコン
    ピュータへ、受信結果に応じて受信失敗または受信完了
    の処理状態を通知させ、さらに、受信完了の場合にプロ
    グラムの更新を行い、更新結果に応じて更新失敗または
    更新完了の処理状態を通知させることを特徴とするプロ
    グラムの記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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