JP2000156146A - 固定型回路遮断器 - Google Patents

固定型回路遮断器

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JP2000156146A
JP2000156146A JP10330641A JP33064198A JP2000156146A JP 2000156146 A JP2000156146 A JP 2000156146A JP 10330641 A JP10330641 A JP 10330641A JP 33064198 A JP33064198 A JP 33064198A JP 2000156146 A JP2000156146 A JP 2000156146A
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JP
Japan
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contact
terminal
fixed
circuit breaker
fixed contact
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JP10330641A
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English (en)
Inventor
Masao Horikawa
雅夫 堀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terasaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Terasaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中継接触子を介して開閉接触子と端子とが接続
される固定型回路遮断器において、端子の取付け構造を
簡単にできるようにする。また、引出型回路遮断器への
変更を容易にする。 【解決手段】端子8と固定接触子11を接続する中継接
触子14を回転自在に保持する中継接触子軸16の中継
接触子軸ホルダ17に孔を形成し、一方の孔を、固定接
触子11を回転自在に保持する固定接触子軸12にはめ
込み、他方の孔を端子8にねじ止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短絡電流による電
磁反発力に耐える端子構造を有する回路遮断器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、特開平9−198974号公報
に開示される引出型回路遮断器であって、引出枠30と
遮断器本体31からなっており、引出枠30には電源側
と負荷側に対応して端子32及び33が取り付けられた
端子ベース34が設けられている。一方、遮断器本体3
1には図示されない開閉機構によって回転するヒンジ型
の可動接触子35と、可動接触子35が回転した時この
可動接触子35と接触及び開離する回転型の固定接触子
36、可動接触子35と固定接触子36との間に接触圧
力を発生させる開閉接触子ばね37と、中継接触子ばね
38による付勢力により固定接触子36と端子32の双
方の一端に接触する上下一対の中継接触子39と、を備
えている。可動接触子35の一端は、中継接触子39と
同様に構成される中継接触子40を介して端子33に接
続される。
【0003】このような引出型回路遮断器に短絡電流が
流れたとき、可動接触子35と回転型固定接触子36と
が接触している部分には、略水平方向に大きな電磁反発
力が作用するが、開閉接触子ばね37による接触圧力に
よって双方が反発することはない。また、中継接触子3
9と回転型固定接触子36とが接触している部分及び中
継接触子39と端子32とが接触している部分にも、略
垂直方向に大きな電磁反発力が作用するが、中継接触子
ばね38による接触圧力によっていずれも反発すること
はない。
【0004】ところが、回転型固定接触子36と端子3
2との間には略水平方向に電磁反発力が発生し、引出枠
30が配電盤に固定されているため、回転型固定接触子
36を介して遮断器本体31全体が左方向に飛び出すよ
うに付勢される。遮断器本体31が左方向に移動する
と、中継接触子39と端子32が開離し双方の間にアー
クが発生するが、図示されていない阻止手段により遮断
器本体31が移動しないようになっている。
【0005】一方、取付けスペースの都合から引出型回
路遮断器の引出枠を省略した固定型回路遮断器が電路に
使用される場合がある。上述した引出型回路遮断器を固
定型回路遮断器に変更することは、端子32に相当する
端子を直接遮断器本体31に取り付けることによって可
能である。また、逆に、固定型を引出型とすることも可
能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように回転型の回
転型固定接触子36を有する固定型回路遮断器において
は、短絡電流が流れたときの電磁反発力に耐えるように
するために、端子を回路遮断器のベース部材に強固に固
定しなければならないという問題があった。
【0007】本願の目的は、端子の取付け構造が簡単
で、短絡電流に耐える回路遮断器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の固定型回路遮断器は、開閉機構によって
操作される可動接触子と、回転自在に備えられるととも
に開閉接触子と接触及び開離する固定接触子と、外部導
体を接続する端子と、固定接触子の回転中心付近の外周
部分と一方側で接触するとともに他方側で端子と接触す
るように付勢される中継接触子と、を有し、固定接触子
の回転軸と端子との間に双方の間隔を一定に保つ保持部
材を備えることとしている。
【0009】このような構成により、固定接触子と端子
が最短距離で直接結合されているため双方の間に発生す
る電磁反発力が保持部材によって直接吸収される。ま
た、保持部材を端子から取り外し、引出枠とその関連部
品を取りつけることによって、引出型回路遮断器に仕様
変更することが容易にできる。また、その逆も可能であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1及び
図2に示される実施例において説明する。本実施例の回
路遮断器は、図示されていない開閉機構によって左右に
水平移動しその上下に接点1及び2を備える可動接触子
3と、それぞれ接点1及び2と接触及び開離する接点4
及び5を含む固定接触子ユニット6及び7と、固定接触
子ユニット6及び7と接続されている端子8及び9を有
する。固定接触子ユニット6と7とは上下対称に構成さ
れているため以下の説明は固定接触子ユニット6に関す
る部分について行う。
【0011】固定接触子ユニット6は成型絶縁物製の略
箱状のユニットベース10の中に構成されており、接点
4の他に、接点4が取り付けられた回転型の固定接触子
11と、複数の固定接触子11を回転自在に並列に保持
する固定接触子軸12と、ユニットベース10の壁と固
定接触子11との間に取り付けられ可動接触子3と固定
接触子11との間に所定の接触圧力を発生させる開閉接
触子ばね13と、固定接触子11の回転中心と同心の外
周部分及び端子8の端部の双方に接触する上下に対とな
っている中継接触子14と、上下の中継接触子14相互
間に取り付けられ中継接触子14と端子8及び固定接触
子11との間に所定の接触圧力を発生させる中継接触子
ばね15と、中継接触子14を回転自在に保持する中継
接触子軸16と、中継接触子軸16を支持するコ字状に
曲げられた中継接触子軸ホルダ17とを備えている。
【0012】この中継接触子軸ホルダ17にはその両腕
のそれぞれに二つの孔が形成され、それぞれ一方の孔が
固定接触子軸12にはめ込まれるとともに、それぞれ他
方の孔においてねじ24によって端子8に固定され、固
定接触軸12と端子8の間隔は一定に確保されている。
また、端子8にはL字状に曲げられた取付金具18及び
19がその上下に取り付けられている。
【0013】このように構成されていることによって、
電磁反発力によって端子8が左方向へ変位付勢されても
中継接触子軸ホルダ17によって変位が阻止されるた
め、取付金具18及び19は簡単な構造のものでよい。
【0014】この固定接触子ユニット6はユニット化さ
れており成型絶縁物製の回路遮断器の絶縁ベース23に
対して取付け取外し自在である。すなわち、絶縁ベース
の上部23a、23b及びユニットベースの下部10b
にはめねじが形成され、絶縁ベースの中央部23c及び
ユニットベースの上部10aには貫通孔が形成されてい
る。そして、ユニットベース10の上端部をねじ22に
よって絶縁ベースの上部23aに固定し、端子8の取付
金具18をねじ20によって絶縁ベースの上部23bに
固定し、ねじ21によってユニットベース10の下端部
と取付金具19とで絶縁ベース中央部23cを挟むよう
に固定して、ユニットベース10は絶縁ベース23に取
り付けられる。
【0015】この実施例の固定型回路遮断器を引出型に
変更するには、ねじ24を取り外して中継接触子軸ホル
ダ17と端子8とを切り離し、ねじ20及びねじ21を
取り外せば、端子8を取付金具18及び19とともにこ
の遮断器から取り外すことができる。そして、ねじ21
を再び締め付けてユニットベース10の下部を固定する
とともに、引出型回路遮断器として必要な追加部材を取
り付け、引出枠を加えることによって引出型回路遮断器
として構成できる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上説明した形態で実施さ
れ、開閉接触子の固定接触子が回転自在に設けられると
ともに中継接触子を介して固定接触子と端子とが接続さ
れる回路遮断器において、固定接触子の回転軸と端子の
間に双方の間隔を一定に保つ保持部材を設けることによ
って、短絡電流による電磁反発力によって開閉接触子と
端子が反発することを容易に防止できるため、端子の取
付け構造を簡単なものにできる。また、保持部材と端子
との連結を外し、端子を遮断器本体から取り外して、引
出型回路遮断器として必要な部材を取り付けることによ
って容易に引出型に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固定型回路遮断器の実施例の一部
を破断した要部側面図である。
【図2】図1の固定接触子ユニット6の充電部分を示す
斜視図である。
【図3】一部を破断した従来の引出型回路遮断器の側面
図である。
【符号の説明】
1、2、4、5 接点 3 可動接触子 6、7
固定接触子ユニット 8、9 端子 10 ユニットベース 11 固定
接触子 12 固定接触子軸 13 開閉接触子ばね 14
中継接触子 15 中継接触子ばね 20、21、22、24 ね
じ 16 中継接触子軸 17 中継接触子軸ホルダ
18、19 取付金具 23 絶縁ベース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉機構によって操作される可動接触子
    (3)と、回転自在に備えられるとともに前記可動接触
    子(3)と接触及び開離する固定接触子(11)と、外
    部導体を接続する端子(8)と、前記固定接触子(1
    1)の回転中心付近の外周部分と一方側で接触するとと
    もに他方側で前記端子(8)と接触するように付勢され
    る中継接触子(14)と、を有する固定型回路遮断器で
    あって、 前記固定接触子(11)の回転軸(12)と前記端子
    (8)との間に双方の間隔を一定に保つ保持部材(1
    7)を備えたことを特徴とする固定型回路遮断器。
JP10330641A 1998-11-20 1998-11-20 固定型回路遮断器 Pending JP2000156146A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1584327A1 (fr) * 2004-04-02 2005-10-12 L'oreal Procédé de traitement capillaire et utilisation dudit procédé
CN102290718A (zh) * 2011-05-10 2011-12-21 辽宁省电力有限公司沈阳供电公司 Gw-7刀闸改造中间瓷柱移位支架
CN108493073A (zh) * 2018-05-18 2018-09-04 上海良信电器股份有限公司 断路器动触头系统的改良结构

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EP1584327A1 (fr) * 2004-04-02 2005-10-12 L'oreal Procédé de traitement capillaire et utilisation dudit procédé
CN102290718A (zh) * 2011-05-10 2011-12-21 辽宁省电力有限公司沈阳供电公司 Gw-7刀闸改造中间瓷柱移位支架
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