JP2000155713A - キャッシュサイズ制御装置 - Google Patents

キャッシュサイズ制御装置

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JP2000155713A
JP2000155713A JP10332465A JP33246598A JP2000155713A JP 2000155713 A JP2000155713 A JP 2000155713A JP 10332465 A JP10332465 A JP 10332465A JP 33246598 A JP33246598 A JP 33246598A JP 2000155713 A JP2000155713 A JP 2000155713A
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Hiroyuki Machida
浩之 町田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ効率の良い最適なキャッシュサイズの
見積りを可能とし、自動的にキャッシュの記憶容量を調
整して効率的な運用を可能とする。 【解決手段】 アクセス記録部4と、データ特徴検出部
5と、キャッシュサイズ推定部6とを設ける。アクセス
記録部4において、各種情報を記憶し、所定時間間隔で
蓄積情報をデータ特徴検出部5に供給する。データ特徴
検出部5において特徴パラメータを検出し、得られた特
徴パラメータがキャッシュサイズ推定部6に供給され
る。キャッシュサイズ推定部6において、特徴パラメー
タに基づいてメモリ効率の良いヒット率、エントリ数の
推定を行い、この推定結果により所定時間の間に利用す
べきキャッシュサイズを演算処理により算出する。この
ことによりキャッシュの使用状況から簡単にメモリ効率
の良いキャッシュサイズの見積りを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種データを蓄
積し、要求に応じて蓄積データを転送するシステムに用
いて好適なキャッシュサイズ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、情報通信網の発達および整備
に伴い高速かつ大容量にデータを蓄積することができ、
また、要求に応じて蓄積データの転送が可能な各種シス
テムや装置が提案されており、これらシステムおよひ装
置が利用するネットワーク上のトラフィックを軽減し
て、高速化や効率的な運用を可能とする各種制御方法も
提案されている。
【0003】例えば、その一つとしてWWW(World Wi
de Web) トラフィックの様に経験的にZipfの法則が
成立するデータのキャッシングにおいて、測定されたデ
ータの特徴と与えられたヒット率目標からキャッシング
サイズを演算処理により決定する方法が提案されている
(「WWWトラフィック分析と分散キャッシュ」西川
他,情報処理学会 分散システム運用技術研究会報告5
−2)。
【0004】また、Zipfの法則を利用するものとし
て、ビデオ・オン・デマンド・システムにおけるトラフ
ィック軽減のためのソフト配置方式が特開平10-23991の
「ATMバックボーンネットワークを利用したビデオサ
ーバ」と、特開平 9- 7013の「ビデオ・データ・レイア
ウト方法およびシステム」より提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの提案においてもメモリ効率の良い最適なキャ
ッシュサイズの見積りを行う具体的な手法が提案されて
いない。
【0006】従って、この発明の目的は、メモリ効率の
良い最適なキャッシュサイズの見積りを行うことができ
る具体的な手法を提案し、その手法により得られた結果
に基づいて自動的にキャッシュの記憶容量を調整して装
置全体としての効率的な運用を可能とするキャッシュサ
イズ制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、出現頻度が経験的に(1) 式に
示すZipfの法則に従うデータを対象とし、データの
交換を行うキャッシュ機構を制御するキャッシュサイズ
制御装置において、キャッシュ機構のトラフィックの状
況とキャッシュ機構内で実際に使用されているキャッシ
ュサイズおよびエントリ数を所定時間間隔で記録するア
クセス記録手段と、アクセス記録手段から得られる出現
順位rと対応する出現数f(r) の値に基づいて(1) 式に
おける定数Cおよびkを少なくとも特徴パラメータとし
て検出するデータ特徴検出手段と、データ特徴検出手段
の検出結果に基づいて演算処理によりキャッシュヒット
率hと、キャッシュエントリ数Sとを推定し、得られた
推定結果に応じてキャッシュサイズDを算出するキャッ
シュサイズ推定手段とを備えたことを特徴とするキャッ
シュサイズ制御装置である。
【0008】この発明では、アクセス記録手段と、デー
タ特徴検出手段と、キャッシュサイズ推定手段とが設け
られる。アクセス記録手段において、各種情報がアクセ
ス記録として所定時間にわたって記録装置に蓄積され、
所定時間経過後にその蓄積情報が取りまとめられてデー
タ特徴抽出部5に供給される。データ特徴検出手段にお
いて、アクセス記録に基づいて特徴パラメータが検出さ
れ、得られた特徴パラメータがキャッシュサイズ推定部
6に供給される。キャッシュサイズ推定部6において、
データ特徴検出部5からの特徴パラメータからメモリ効
率の良いヒット率の推定がなされ、所定時間の間に利用
すべきキャッシュサイズが演算処理により算出される。
このため、キャッシュの使用状況から簡単にメモリ効率
の良いキャッシュサイズを見積ることが可能とされる。
【0009】
【発明の実施の形態】先ず、この発明の一実施形態につ
いて説明する前にこの発明の理解を容易とするためZi
pfの法則について簡単に説明する。データの出現頻度
が出現数の大きい方からの順位r位の出現数f(r) と、
rとの間に次式の関係が成り立つ時に、Zipfの法則
が成立するという。
【0010】
【数5】
【0011】ここで、C,kはデータの出現を表すパラ
メータと見なすことができる。人間の嗜好によって頻度
が決まるデータ、例えば、自然言語での単語の出現率
や、WWWやビデオ・オン・デマンドシステムにおける
番組参照頻度等においてこの法則が成り立つことが経験
的に知られている。
【0012】次に、この発明の一実施形態について図面
を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態の
全体構成を示す。図1に示すようにこの発明によるキャ
ッシュサイズ制御装置1が設定部1、キャッシュ制御部
2、キャッシュ機構3、アクセス記録部4、データ特徴
検出部5、キャッシュサイズ推定部6等により構成され
ている。
【0013】設定部1は、例えば、各種スイッチおよび
テンキー等を有しており、各種スイッチおよびテンキー
等が操作されると、その操作状態に応じた設定情報が設
定部1において形成される。設定部1において形成され
た設定情報がキャッシュ制御部2に供給される。具体的
には、設定部1が操作されることにより初期設定や規格
値の入力がなされる。
【0014】キャッシュ制御部2は、その始動開始時に
おいては、予めなされた初期設定で指定されるキャッシ
ュサイズとなるように初期情報を形成し、この初期情報
をキャッシュ機構3に供給する。また、始動開始以降に
は、キャッシュ制御部2には、キャッシュサイズ推定部
6からのキャッシュサイズDが供給される。キャッシュ
制御部2において、キャッシュサイズDが所定規格値内
かどうかが判定され、規格内であればそのままキャッシ
ュサイズDがキャッシュ機構部3に供給される。なお、
キャッシュサイズDが下限値を下回る場合には、キャッ
シュサイズDが下限値に修正されてキャッシュ機構部3
に供給され、また、キャッシュサイズDが上限値を上回
る場合には、キャッシュサイズDが上限値に修正されて
キャッシュ機構部3に供給される。
【0015】キャッシュ機構3は、キャッシュ制御部1
からの初期情報およびキャッシュサイズDに応じて動作
し、キャッシュ用の記憶装置の領域を初期情報およびキ
ャッシュサイズDに応じた大きさに調整すると共に、キ
ャッシュサイズの変更を行った場合には、アクセス記録
部4に記憶装置の領域変更を示す情報を供給する。ま
た、キャッシュ機構3は、図示せずも下流からのアクセ
ス要求をタグとして上流から流れてくるデータを記憶装
置に蓄積し、2度目以降の同様なアクセス要求に対し
て、データが最新であるかどうかを判定してデータが最
新である場合には、記憶装置に蓄積されているデータを
下流へ流し、トラフィックを軽減するという機能を有す
る。また、それに並行してキャッシュ機構3を通過する
データのトラフィックの記録およびキャッシュ機構3内
で実際に使用されているキャッシュサイズおよびエント
リ数を示す情報をアクセス記録部4に供給する。
【0016】アクセス記録部4は、キャッシュ機構3か
らの各種情報をアクセス記録として所定時間にわたって
記録装置に蓄積し、所定時間経過後にその蓄積情報を取
りまとめてデータ特徴抽出部5に供給する。具体的に
は、アクセス記録部4は、タイマー機能を有し、キャッ
シュ機構部3からの記憶装置のキャッシュサイズの領域
変更を示す情報に基づいてタイマー機能をリセットする
と共に、現時点までのアクセス記録を初期化し、新たな
記録動作を開始する。つまり、アクセス記録中において
は、キャッシュ機構3からのトラフィックの記録および
キャッシュ機構3内で実際に使用されているキャッシュ
サイズおよびエントリ数を示す情報が逐次、蓄積され
る。そして、経過時間が予め定められたTに達すると、
タイマーおよびアクセス記録動作が停止し、集計された
アクセス記録がデータ特徴検出部5に供給される。
【0017】データ特徴検出部5は、アクセス記録に基
づいて特徴パラメータを検出し、得られた特徴パラメー
タをキャッシュサイズ推定部6に供給する。具体的に
は、アクセス記録から得られる一連の出現順位rと対応
する出現数f(r) の値から前記(1) 式における定数C,
kおよびその確信度α(0≦α≦1、1が確信の度合い
が強い)が検出され、この検出結果が特徴パラメータと
してキャッシュサイズ推定部6に供給される。なお、特
徴パラメータとしての定数C,kおよびその確信度αの
検出は、例えば、上記(1) 式から導出される〔log(f
(r)) =log(C)−klog(r) 〕式の関係による一連のr
と、それに対応するf(r) の値から最小二乗法を用いて
推定することでなされ、αは、例えば、この際の相関関
数の絶対値とする。
【0018】また、上述した処理に並行してデータ特徴
検出部5において、キャッシュサイズを示す情報および
エントリ数を示す情報からキャッシュ1エントリ当たり
に使用されるキャッシュサイズMが、例えば、平均化す
ることにより検出され、得られた結果がキャッシュサイ
ズ推定部6に供給される。
【0019】キャッシュサイズ推定部6は、データ特徴
検出部5からの特徴パラメータからメモリ効率の良いヒ
ット率を推定し、所定時間の間に利用すべきキャッシュ
サイズを演算処理により算出する。具体的には、データ
特徴検出部5からの特徴パラメータ(C,k)よりメモ
リ効率の良いキャッシュヒット率hの推定値が次式によ
り算出される。
【0020】
【数6】
【0021】但し、ここでRは、以下の式で与えられ
る。
【0022】
【数7】
【0023】この時のキャッシュエントリ数Sは、以下
の式で算出される。
【0024】
【数8】
【0025】なお、上記(2) 式から得られた推定ヒット
率hが予め設定された下限値を下回った場合には、hを
下限値に修正し、hが上限値を上回った場合には、hを
上限値に修正する。推定ヒット率hが修正された場合に
は、キャッシュエントリ数Sを以下の式で再計算する。
【0026】
【数9】
【0027】上記(4),(5) 式で得られたキャッシュエン
トリ数Sとデータ特徴検出部5からの1エントリ当たり
のサイズMと確信度αからキャッシュサイズDを、例え
ば、以下の式で計算する。
【0028】
【数10】
【0029】なお、ここでDprevは、前回算出したキャ
ッシュサイズを記憶していたものとする。このようにキ
ャッシュサイズ推定部6において算出されたキャッシュ
サイズDが前述したキャッシュ制御部2に供給される。
このことにより自動的にキャッシュの記憶容量が調整さ
れ、装置全体としての効率的な運用が可能とされる。
【0030】上述したキャッシュサイズ推定部6におい
てなされる処理についてさらに詳細に説明する。出現頻
度が上記(1) 式に従うZipfの法則の成り立つデータ
を対象とするキャッシュシステムで、頻度が高い順に上
位のものをキャッシュに格納するアルゴリズムを想定
し、このアルゴリズムのもとでのキャッシュエントリ数
Sが与えられた場合のキャッシュヒット率Hfrq (S)
は、エントリ数Sでのヒット率の理論的な限界を示す。
つまり、どのようなキャッシュアルゴリズムを用いた場
合においても上述の方法以上の良い結果を得ることがで
きないため、指標として理論限界値を考える。そこで、
先ず始めに、キャッシュヒット率Hfrq (S)をエントリ
数Sの関数として求める。次に、その性質からメモリ効
率の良いヒット率の近似値hをZipfの法則の特徴パ
ラメータ(C,k)から得る方法について説明する。そ
して、最後に近似値hの得られる条件でのキャッシュエ
ントリ数SをZipfの法則の特徴パラメータ(C,
k)から計算する方法について説明する。
【0031】先ず、始めにキャッシュヒット率H
frq (S) をエントリ数Sの関数として求める部分につい
て説明する。Hfrq (S) を求めるために、アクセス回数
(以下、出現回数と称する)順位rのデータのアクセス
される確率(以下、出現確率と称する)p(r) を考える
と、出現確率p(r) は、次の式により算出される。
【0032】
【数11】
【0033】なお、Aは、総アクセス数である。図2に
順位rと出現数f(r) の関係を示す。図2における横軸
が順位rであり、縦軸が出現数f(r) である。総アクセ
ス数Aは、アクセスされる頻度(以下、出現頻度と称す
る)、即ち、図2における斜線部〔2−A〕の面積と等
化とみなすことができ、以下の式により近似できる。
【0034】
【数12】
【0035】ここで、Rは、出現回数1回の出現順位と
する。上記(1) 式で(f(r) =1)であるため、Rは、
上記(3) 式により特徴パラメータ(C,k)から算出す
ることができる。
【0036】また、図3にアクセス回数順位rとデータ
出現確率p(r) との関係を示す。図3における横軸がア
クセス回数順位rであり、縦軸がデータ出現確率p(r)
である。キャッシュヒット率Hfrq (S) は、図2におけ
る斜線部〔3−A〕の面積と等化とみなすことができ、
上記(7),(8) 式を用いて以下の式により近似できる。
【0037】
【数13】
【0038】次に、キャッシュヒット率Hfrq (S) の性
質からメモリ効率の良いヒット率の近似値hをZipf
の法則の特徴パラメータ(C,k)から得る部分につい
て説明する。ここで、(x=S/R)と置き、H
frq (S) をxの関数としてHfrq (x) と表し、(1/R
≦x≦1)とする。そして、Hfrq (x) の一次微分およ
び二次微分を考えると、(1/R≦x≦1),(k>
0),(R≧1)で〔(dHfrq (x) /dx)>0〕,
〔(d2 frq (x) /dx2 )>0〕となり、H
frq (x) は、xの有効範囲内で単調増加凸関数となる。
図3にxとヒット率Hfrq (x)の関係を示す。図4にお
ける横軸がxであり、縦軸がヒット率Hfrq (x) であ
る。そこで、ヒット率Hfrq (x) を(x=1/R)の接
線および(x=1)の接線とで近似する。つまり、図4
において〔4−1〕で示される〔y=(dHfrq (1) /
dx)x+h0〕で表現される(x=1,y=1)を通
過する(x=1)の接線と、図4において〔4−2〕で
示される〔y=(dHfrq (1/R) /dx)x+h1〕で
表現される(x=1/R,y=Hfrq (1/R) )を通過す
る(x=1/R)の接線とで近似する。
【0039】即ち、直線〔4−1〕および直線〔4−
2〕の交点を〔4−A〕とし、そのヒット率をhA とす
ると、ヒット率0からhA までがメモリ効率の良い領域
であり、ヒット率hA から1までがメモリ効率の悪い領
域とみなすことができ、ヒット率hA がメモリ効率の良
いヒット率の最大値を近似していると考えることができ
る。ここで、ヒット率の計算だけに注目して簡略化する
ため、直線〔4−2〕の代わりに(x=1/R:直線
〔4−3〕)を用いて交点〔4−A〕を図4中〔4−
B〕で代用することとし、さらに、実際の運用時には、
アクセス記録を多く得るため、Rが十分大きくなると考
えて、直線〔4−3〕を(x=0)で代用する。つま
り、メモリ効率の良いヒット率hは、h0そのもので近
似することになり、直線〔4−1〕は、(x=1)で
(y=1)となることから、h0を求めると前記(2) 式
となる。従って、前記(2) 式を用いることでメモリ効率
の良いキャッシュヒット率の近似値がパラメータ(C,
k)から確実に算出される。
【0040】そして、最後に上述したヒット率を達成す
るキャッシュエントリ数Sを算出する部分に関しては、
前記(2) 式として得られたヒット率を前記(9) 式のH
frq (S) へ代入し、整理すると、前記(4) 式が得られ
る。従って、前記(4) 式を用いることでメモリ効率の良
いキャッシュエントリ数Sがパラメータ(C,k)から
確実に算出される。
【0041】
【発明の効果】従って、この発明に依れば、メモリ効率
が良好な目標ヒット率をアクセス記録とZipfの法則
から求めることができる特徴パラメータで近似推定する
ように構成されるため、キャッシュの使用状況から簡単
にメモリ効率の良いキャッシュサイズを見積ることが可
能とされ、キャッシュとして確保する記憶容量の削減が
図られると共に、自動的にキャッシュの記憶容量を調整
することが可能とされ、装置全体としての効率的な運用
が可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施形態の動作説明に用いる略線
図である。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明に用いる略線
図である。
【図4】この発明の一実施形態の動作説明に用いる略線
図である。
【符号の説明】
1・・・設定部、2・・・キャッシュ制御部、3・・・
キャッシュ機構、4・・・アクセス記録部、5・・・デ
ータ特徴検出部、6・・・キャッシュサイズ推定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出現頻度が経験的に(1) 式に示すZip
    fの法則に従うデータを対象とし、データの交換を行う
    キャッシュ機構を制御するキャッシュサイズ制御装置に
    おいて、 上記キャッシュ機構のトラフィックの状況と上記キャッ
    シュ機構内で実際に使用されているキャッシュサイズお
    よびエントリ数を所定時間間隔で記録するアクセス記録
    手段と、 上記アクセス記録手段から得られる出現順位rと対応す
    る出現数f(r) の値に基づいて上記(1) 式における定数
    Cおよびkを少なくとも特徴パラメータとして検出する
    データ特徴検出手段と、 上記データ特徴検出手段の検出結果に基づいて演算処理
    によりキャッシュヒット率hと、キャッシュエントリ数
    Sとを推定し、得られた推定結果に応じてキャッシュサ
    イズを算出するキャッシュサイズ推定手段とを備えたこ
    とを特徴とするキャッシュサイズ制御装置。 【数1】
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記キャッシュサイズ推定手段においてなされるキャッ
    シュヒット率hの演算は、(2) 式によりなされることを
    特徴とするキャッシュサイズ制御装置。 【数2】
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記キャッシュサイズ推定手段においてなされるキャッ
    シュエントリ数Sの演算は、(4) 式によりなされること
    を特徴とするキャッシュサイズ制御装置。 【数3】
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記キャッシュサイズ推定手段において算出されるキャ
    ッシュヒット率hが修正された場合には、キャッシュエ
    ントリ数Sの演算は、(5) 式によりなされることを特徴
    とするキャッシュサイズ制御装置。 【数4】
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