JP2000153468A - 電動ホチキス - Google Patents

電動ホチキス

Info

Publication number
JP2000153468A
JP2000153468A JP11189504A JP18950499A JP2000153468A JP 2000153468 A JP2000153468 A JP 2000153468A JP 11189504 A JP11189504 A JP 11189504A JP 18950499 A JP18950499 A JP 18950499A JP 2000153468 A JP2000153468 A JP 2000153468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clincher
driver
staple
holding
cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11189504A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3518428B2 (ja
Inventor
Toru Yoshie
徹 吉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP18950499A priority Critical patent/JP3518428B2/ja
Publication of JP2000153468A publication Critical patent/JP2000153468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3518428B2 publication Critical patent/JP3518428B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドライバ装置およびクリンチャ装置が前後方
向にズレても、ステープルを確実にクリンチすることの
できる電動ホチキスを提供する。 【解決手段】 ステープルをコ字状に成形するフォーミ
ングプレートとコ字状に成形されたステープルを打ち出
すドライバ等とを有するドライバユニットと、打ち出さ
れてシート束を貫通したステープルの脚部をクリンチす
るクリンチ板138を有するクリンチャユニット100
とを備え、前記ドライバユニットとクリンチャユニット
100とが互いに独立して移動可能となっている電動ホ
チキスにおいて、前記シート束を貫通したステープルの
脚部を保持する保持機構150,150を設け、この保
持機構150,150によってステープルの脚部を保持
した後、クリンチ板138によってステープルの脚部を
クリンチさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ステープルを打
ち出すドライバ等とを有するドライバユニットと、ステ
ープルの脚部をクリンチするクリンチャを有するクリン
チャユニットとを備えた電動ホチキスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば複写機本体から排出さ
れるシート束を任意の位置で閉じれるようにした電動ホ
チキスが知られている。
【0003】かかる電動ホチキスは、ステープルを打ち
出すドライバ等とを有するドライバユニット(ドライバ
装置)と、ステープルの脚部をクリンチするクリンチャ
を有するクリンチャユニット(クリンチャ装置)とが分
離されており、ドライバユニットはシート束の排出方向
と直交する方向に設けたガイドレールに沿って移動可能
に設けられ、クリンチャユニットはそのガイドレールと
並行に設けたガイドレールに沿って移動可能に設けられ
ている。ドライバユニットとクリンチャユニットは、排
出されるシート束を挟み込む位置に配置されており、ガ
イドレールに沿って移動させることにより、複写機本体
から排出されるシート束を任意の位置で閉じることがで
きる。
【0004】この電動ホチキスによれば、シート束が排
出される度にドライバユニットおよびクリンチャユニッ
トを移動させる必要がないので、シート束を短時間で閉
じることができ、高速複写機に対応可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電動ホチキスにあっては、ドライバユニットおよび
クリンチャユニットがガイドレールに沿って移動するの
で、ガイドレールの撓みや複写機本体に対するガイドレ
ールの取り付け状態等により、ドライバユニットおよび
クリンチャユニットが前後方向(シート束の排出方向)
に対して互いにズレる場合がある。このズレが生じる
と、クリンチャユニットのクリンチャがステープルの脚
部をクリンチしていく際に、ステープルが前後方向に倒
れながらクリンチされてしまい、十分なクリンチが行わ
れないという問題があった。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、ドライバ装置およびクリンチャ装
置が前後方向にズレても、ステープルを確実にクリンチ
することのできる電動ホチキスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、ステープルをコ字状に成形する
フォーミングプレートとコ字状に成形されたステープル
を打ち出すドライバ等とを有するドライバユニットと、
打ち出されてシート束を貫通したステープルの脚部をク
リンチするクリンチャを有するクリンチャユニットとを
備えた電動ホチキスにおいて、前記シート束を貫通した
ステープルの脚部を保持する保持手段を設け、この保持
手段によってステープルの脚部を保持した後、前記クリ
ンチャによってステープルの脚部をクリンチすることを
特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、前記保持手段をクリン
チャユニットに設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる電動ホッ
チキスの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】図1において、10は例えば複写機等に取
り付けられる電動ホッチキスであり、この電動ホチキス
10は、ドライバユニット11とクリンチャユニット1
00とを備えている。ドライバユニット11は、図示し
ないガイドレールに沿って矢印P1方向へ移動可能とな
っており、クリンチャユニット100も同様に図示しな
いガイドレールに沿って矢印P1方向へ移動可能となっ
ている。複写機からのシート束Qは矢印P2方向へ排出
されていく。
【0011】[ドライバユニット]ドライバユニット1
1は、図2に示すように、プレート12に横断面がハッ
ト形状のフレーム13を取り付けて形成したハウジング
14を有しており、このハウジング14がガイドレール
に沿って移動可能にガイドレールに取り付けられてい
る。
【0012】ハウジング14には図3および図4に示す
ようにカートリッジ15が着脱可能に装着され、カート
リッジ15にはシートステープル(図示せず)がロール状
に巻かれて収納されている。また、ハウジング14には
駆動モータ16が取り付けられており、この駆動モータ
16の駆動によってハウジング14に設けた駆動軸17
が減速ギアG1〜G4を介して回動していくようになっ
ている。
【0013】駆動軸17には、ドライバーリターンカム
18Aとドライバーカム18Bとフォーミングプレート
カム18Cとフォーミングプレートリターンカム18D
と回転板19とが取り付けられており、各カム18A〜
18Dは駆動軸17とともに回動していく。ドライバー
リターンカム18Aはプレート12の外側に配置され、
ドライバーカム18Bとフォーミングプレートカム18
Cとフォーミングプレートリターンカム18Dとがハウ
ジング14内に配置されている。
【0014】回転板19はフレーム13の外側に配置さ
れている。回転板19には2つの切欠(図示せず)が設
けらており、この切欠を検知するホトセンサH1がフレ
ーム13に設けられている。ホトセンサH1は後述する
ドライバ24およびフォーミングプレート22,22が
ホームポジションに来たときと、ドライバ24が上死点
にきたとき、切欠を検知するように設定されている。
【0015】また、ハウジング14内には、フォーミン
グホルダ20とドライバホルダ21とが上下動可能に配
設され、フォーミングホルダ20の上部には一対のフォ
ーミングプレート22,22が取り付けられている。こ
のフォーミングプレート22,22はフォーミングホル
ダ20と一体となって上下動する。フォーミングプレー
ト22,22は後述するドライバ24の両側に配置され
ている(図6参照)。
【0016】ドライバホルダ21の上部には、図5に示
すように、上下方向に延びた一対の突起23,23が形
成され、この突起23,23がドライバ24に形成され
た一対の長孔25に挿入されている。長孔25は上下方
向に延びており、長孔25の上端と突起23の上端との
間には所定の長さの隙間L1が形成され、この隙間L1
分だけ突起23が長孔25に沿って移動可能となってい
る。したがって、ドライバホルダ21がその隙間L1分
だけ移動した後にドライバホルダ21とともにドライバ
24が移動することになる。
【0017】ドライバホルダ21には、図6および図7
に示すように、カムフロア26が設けられており、この
カムフロア26にドライバカム18Bの周面に当接して
いる。フォーミングホルダ20には、カムフロア27が
設けられており、このカムフロア27にフォーミングプ
レートカム18Cの周面が当接している。これら当接に
よりドライバカム18B,フォーミングプレートカム1
8Cの回動とともにフォーミングホルダ20,ドライバ
ホルダ21が上昇される。
【0018】また、フォーミングホルダ20,ドライバ
ホルダ21には折曲部28,29が形成され、この折曲
部28,29がドライバーリターンカム18A,フォー
ミングプレートリターンカム18Dに当接するようにな
っている。フォーミングホルダ20およびドライバホル
ダ21がホームポジションにあるとき、すなわち、フォ
ーミングプレート22,22およびドライバ24が上死
点に位置しているとき、各カム18A〜18Dは図8に
示す位置にある。各カム18A〜18Dがほぼ90度回
動すると、ドライバーリターンカム18A,フォーミン
グプレートリターンカム18Dによりフォーミングホル
ダ20およびドライバホルダ21が下死点に移動するよ
うになっている。
【0019】ドライバホルダ21には、軸受部31が設
けられており、この軸受部31には軸32が固定されて
いる。
【0020】プレート12の外側の上部には図2に示す
ように軸受部33が設けられており、この軸受部33に
軸34が固定されている。この軸34にはアンビル40
の下部が回動可能に枢支されている。
【0021】[アンビル]アンビル40は、図9に示す
ように、連結部41の両側に設けた一対の側板部42,
43を有し、この側板部42,43の下部(図Aにおい
て)には左側に突出したガイド部44,45が形成さ
れ、このガイド部44,45の先端には傾斜面44A,
45Aが形成されている。この傾斜面44A,45Aの
上には平坦状の受部44B,45Bが形成されている。
また、両側板部42,43の間には傾斜面48Aを有す
るガイド部48が設けられており、傾斜面48Aは傾斜
面44A,45Aと同一の傾斜角を有し同一面内にあ
る。
【0022】ガイド部44,45,48は、プレート1
2の上部に形成された切欠35〜37から内側へ突出す
るようになっている。
【0023】側板部42,43の中間部には傾斜した長
孔46,47が設けられており、この長孔46,47に
は軸受部31の軸32が挿入されている。また、側板部
42,43の上部(図9において)に孔42A,43A
が設けられており、この孔42A,43Aに軸受部33
の軸34が挿入されていて、ドライバホルダ21の上下
動に応じてアンビル40が軸34回りに回動するように
なっている。
【0024】そして、ドライバ24がホームポジション
に位置しているとき、すなわち、ドライバ24が上死点
に位置しているとき、アンビル40のガイド部44,4
5,48はプレート12の切欠35〜37内に引き込ん
だ状態となり(図10参照)、ドライバ24が下死点に
位置しているとき、アンビル40のガイド部44,4
5,48はプレート12の切欠35〜37から突出する
(図6参照)。
【0025】[送りレバー]ハウジング14内には、図
4に示すように、軸50回りに回動する送りレバー51
が設けられており、この送りレバー51の側方(図4に
おいて左側)には傾斜面52A,52Bを有する三角形
状の突出部52が形成されている。また、送りレバー5
1の上部には上方に突出した突起53が形成されてい
る。この送りレバー51は図示しないスプリングにより
反時計方向へ回動するように付勢されており、この突出
部52の傾斜面52Aにフォーミングホルダ20が押圧
していくことにより、その付勢力に抗して送りレバー5
1が時計方向へ回動していく。すなわち、フォーミング
ホルダ20の上下動により送りレバー51は矢印方向へ
回動していく。
【0026】[カートリッジ]カートリッジ15は、ス
テープルTを打出部61へ送る搬送路62と、この搬送
路62に沿って左右方向に往復移動可能なスライダ63
とを有している。搬送路62を形成する側壁64には逆
止爪65が設けられており、スライダ63には送爪66
が設けられている。また、スライダ63には送りレバー
51の突起53が係合している凹部67が形成され、送
りレバー51が矢印方向に回動することによりスライダ
63が左右方向へ往復移動するようになっている。
【0027】スライダ63が左方向へ移動すると、送爪
66によりステープルTが打出部へ送られ、スライダ6
3が右方向へ移動したときには逆止爪65によりステー
プルTはスライダ63とともに右方向へ送り返されない
ようになっている。
【0028】[クリンチャユニット]クリンチャユニッ
ト100は、図11ないし図14に示すように、平板状
のベース板101に横断面がハット形状のフレーム10
2をビス(図示せず)によって取り付けて形成したハウ
ジング103と、このハウジング103内を上下動する
クリンチャ体120と、このクリンチャ体120を上下
動させる駆動機構300とから構成されている。
【0029】ベース板101には、図15に示すよう
に、両側に上下方向に延びた長方形の穴105,105
と、この穴105,105の中間位置の下部に上下方向
に延びた長孔106と、この長孔106の上に軸穴10
7とが形成されている。
【0030】フレーム102には、図16(A)に示すよ
うに、ベース板101の穴105,105と長孔106
と軸穴107にそれぞれ対向した穴111,111と長
孔112と軸穴113とが形成されている。
【0031】[クリンチャ体]クリンチャ体120は、
ハウジング103内を上下動する一対の基板121,1
21と(図17参照)、この基板121,121に対し
て上下動可能に取り付けられるとともに上下方向に延び
たクリンチャ部材130(図18参照)と、クリンチャ
部材130の先端部を挟む位置の基板121に設けられ
ステープルの脚部を保持する一対の保持機構(保持手
段)150,150と、基板121,121を上下動さ
せるための一対のアーム部材200,200とから構成
されている。
【0032】[基板]各基板121には、図17に示す
ように、上下方向(図17においては左右方向)に延び
た長孔121A〜121Eがこの順序で右(図17にお
いて)から形成されている。基板121の後部(図17
において右側)には後方に突出した突出部122が形成
され、この突出部122には長方形の穴123が形成さ
れている。この穴123には連結板124(図13参
照)が嵌入されていて、この連結板124により一対の
基板121,121が連結されている。
【0033】また、基板121の後部の両側方には突出
部125,125が形成され、この突出部125,12
5には軸126,126(図14参照)が取り付けられ
ている。また、基板121の先端部側には軸127A〜
127D,128A〜128Dが取り付けられている。
これら軸127A〜127C,128A〜128Cと連
結板124とにより一対の基板121,121が所定距
離離間した位置に相対向して取り付けられている。
【0034】[クリンチャ部材]クリンチャ部材130
は、図18に示すように、一対の保持板131,131
と、この保持板131,131の先端部に挟持されたク
リンチ板(クリンチャ)138と、保持板131,13
1の後部を接続したコ字状の連結部材1133とから構
成されている。
【0035】保持板131には、図19に示すように、
上下方向(図19において左右方向)に延びた長孔13
2,133が形成され、長孔123の横には上方(図1
8において)に突出したピン134が設けられている。
【0036】保持板131と保持板131との間には所
定の間隙が形成され、この間隙内に後述する駆動カム3
01が配置されている。駆動カム301の駆動軸308
は保持板131の長孔132内を貫通しており、この長
孔132によりクリンチャ部材130は駆動軸308に
対して上下方向(図18において左右方向)に移動でき
るようになっている。
【0037】クリンチャ部材130は、基板121,1
21の間に配設され、この基板121,121に対して
上下動可能となっている。
【0038】連結部材1133には、図13に示すよう
に、後方に延びた軸部材136が固定されており、この
軸部材136は基板121,121を連結した連結板1
24を貫通している。連結部材1133と連結板124
との間の軸部材136にはスプリング137が取り付け
られており、このスプリング137によってクリンチャ
部材130が先端方向へ付勢されている。また、連結部
材1133および保持板131,131には図18に示
すように上下方向に延びた軸139が貫装されており、
この軸139の両端部は基板121,121の長孔12
1A内に挿入されている。
【0039】[アーム部材]ハウジング103の外側に
はこのハウジング103を挟み込むように左右に延びた
一対のアーム部材200,200が設けられており、ア
ーム部材200,200は軸部材201,201,20
2によって連結されている。軸部材201,201は、
ベース板101およびフレーム102に設けられた穴1
05,111内を貫通し、軸部材202はベース板10
1およびフレーム102の長孔106,112と基板1
21および保持板131の長孔121C,133を貫通
しており、アーム部材200,200はハウジング10
3に対して上下動可能となっている。
【0040】軸部材201,201と基板121に設け
た軸126,126との間にはスプリングS1,S1が
設けられており、このスプリングS1,S1によってア
ーム部材200,200と基板121とが互いに引っ張
り合うように付勢されている。アーム部材200,20
0が上下動すると、スプリングS1,S1を介して基板
121が上下動するようになっており、アーム部材20
0,200の上下動は後述する駆動機構300によって
行われる。
【0041】[保持機構]保持機構150は、図20お
よび図21に示すように、基板121の先端部に取り付
けられた軸127A,127B,128A,128Bに
取り付けた一対の保持部材153,153,163,1
63と、クリンチャガイド180,180と、リセット
ガイド190,190と、ステープルの脚部を挟持する
方向に保持部材153,153,163,163を付勢
するスプリングS2,S2と備えている。
【0042】[保持部材]保持部材153は、軸128
Bが挿入された孔154を有する平板状の基部155を
有し、この基部155の上端(図20において)に軸1
28Bの方向に延びた平板状の挟持部156が形成され
ている。孔154の径は軸128Bの径より大きく設定
されている。この挟持部156の先端には、図22に示
すように、ステープルの脚部Tbを挟持するための凹部
157が形成されている。
【0043】また、基部155の側方には連結部158
が折曲形成され、図23に示すように、この連結部15
8の後部には平板状の当接部159が基部155に対し
て平行に形成されている。この当接部159には孔15
9Aが形成され、この孔159Aに軸128Aが挿入さ
れており、これら軸128A,128Bに沿って保持部
材153,153が互いに離反したり、接近したりする
方向へ移動するようになっている。孔159Aの径は軸
128Aの径より大きく設定されている。軸128Aに
はスプリングS2,S2が設けられており、保持部材1
53,153を互いに接近する方向へ付勢している。
【0044】当接部159の後部には外方へ傾斜した案
内部159Gが形成され、案内部159G,159Gは
上方(図23において)にいくにしたがって拡開してい
る。この案内部159G,159Gはリセットガイド1
90のガイド部191を当接部159,159間に案内
するものである。
【0045】保持部材163も保持部材153と全く同
一の構成となっているので、その説明は省略する。
【0046】[リセットガイド]リセットガイド19
0,190は、図14に示すように、フレーム102の
側壁108,108の内側にビスB1によって固定され
ている。リセットガイド190,190には平板状のガ
イド部191,191が設けられており、このガイド部
191,191には凹部192,192が形成され、こ
の凹部192,192に軸127A,128Aが入り込
むようになっている。
【0047】[クリンチャガイド]クリンチャガイド1
80は、基板121,121間に設けた軸127B,1
28Bに回動可能に取り付けられている。このクリンチ
ャガイド180の先端部には、図23および図24に示
すように、保持部材153,153の挟持部156,1
56間に入り込んで挟持部156,156間を開けた状
態にしておくガイド部181が形成されている。このガ
イド部181の厚さは、図23に示すように他の部分よ
り薄く形成され、ガイド部181の境界は段部182と
なっている。この段部182により、クリンチャガイド
180のガイド部181が必要以上に保持部材153,
153の挟持部156,156間に入り込み過ぎないよ
うに規制される。
【0048】ガイド部181には、シート束を貫通して
きたステープルの脚部をクリンチ板138へ案内する傾
斜面183が形成されている。また、クリンチャガイド
180の側方には、クリンチ板138の先端部の角部に
当接する突出部184が形成されている。
【0049】クリンチャガイド180,180は、図1
4に示すように、スプリングS3,S3によって、ガイ
ド部181,181が保持部材153,153,16
3,163の挟持部156,156,166,166間
に入り込む方向に付勢されている。
【0050】[駆動機構]駆動機構300は、図13に
示すように、駆動カム301とこの駆動カム301を回
動させるギア302〜305と駆動モータ307とを備
えている。駆動カム301は、ハウジング103に設け
られた駆動軸308に取り付けられており、アーム部材
200,200の軸部材202に当接して、アーム部材
200,20を上下動させるようになっている。
【0051】この駆動軸308には図11に示すように
回転板350が取り付けられており、回転板350には
2つの切欠351,352が形成され、この切欠35
1,352を検知するホトセンサH2がベース板101
に設けられている。クリンチャ体120が図14に示す
ホームポジションに位置しているとき、ホトセンサH2
が切欠351を検知し、駆動カム301が図26の位置
に来たとき、ホトセンサH2が切欠352を検知するよ
うに設定されている。
【0052】駆動カム301の側面311には突起31
2が設けられており、図18に示すように、この突起3
12に傾斜面312A、312Aが形成され、突起31
2の断面が三角形状となっている。他方、図25に示す
ように、基板121の内側面にはスペーサ313を介し
てストッパー320が固定され、ストッパー320は弾
性変形して図18に示すように反り返るようになってい
る。
【0053】ストッパー320の先端部には駆動カム3
01の側面311に当接した折曲部321が形成され、
また、ストッパ320の先端部の側方には突出部322
が形成されている。この突出部322にはクリンチャ部
材130の保持板131に設けたピン134が当接して
おり、クリンチャ部材130はスプリング123によっ
て先端方向へ付勢されているが、そのピン134により
図26に示す位置に停止している。
【0054】駆動カム301の回動により、突起312
がストッパ320の折曲部321の位置にくると、その
折曲部321が突起312を傾斜面312Aに沿って乗
り上げていき、ストッパ320が反り返ってピン134
がストッパ320の突出部322から外れる。ピン13
4が突出部322から外れると、クリンチャ部材130
がスプリング137の付勢力によって先端方向へ移動す
る。この移動により、クリンチャ部材130のクリンチ
板138がステープルの脚部をクリンチする。
【0055】また、駆動カム301は保持板131,1
31の軸139に設けたローラ139Rに当接して、先
端方向へ移動したクリンチャ部材130を初期位置(ホ
ームポジション)へ戻すとともにクリンチャ体120を
ホームポジションへ戻すようになっている。
【0056】[動作]次に、上記実施形態の電動ホチッ
キス10の動作について説明する。
【0057】ドライバユニット11の駆動モータ16が
停止しているとき、図7および図8に示すように、ドラ
イバ24およびフォーミングプレート22,22が上死
点であるホームポジションに位置している。このとき、
図10および図27に示すように、アンビル40のガイ
ド部44,45,48はプレート12の切欠35〜37
内に引き込んだ状態となっている。また、スライダ63
は送りレバー51により図27に示す位置に位置してい
る。
【0058】他方、そのとき、クリンチャユニット10
0およびクリンチャ体120が図14に示すホームポジ
ションに位置している。
【0059】この状態のとき、図示しない複写機等から
綴り信号が出力されると、ドライバユニット11の駆動
モータ16およびクリンチャユニット100の駆動モー
タ307が駆動され、駆動軸17および駆動軸308が
回動していく。
【0060】駆動軸17の回動により各カム18A〜1
8Dが回動していき、ドライバーリターンカム18Aお
よびフォーミングプレートリターンカム18Dの回動に
よりフォーミングホルダ20およびドライバホルダ21
が下降してフォーミングプレート22,22およびドラ
イバ24が下降していく。さらに、各カム18A〜18
Dが図28に示すようにほぼ90度回動すると、フォー
ミングプレート22,22およびドライバ24が下死点
に到達し、図29に示すようにアンビル40のガイド部
44,45,48がプレート12の切欠35〜37から
内側へ突出する。
【0061】他方、フォーミングホルダ20の下降によ
り、図3および図4に示すように送りレバー51がスプ
リングの付勢力により反時計方向へ回動してスライダ6
3を左方向へ移動させる。スライダ63の左方向への移
動により搬送路62のステープルTが打出部61へ移動
し、先頭のステープルTaがアンビル40の受部44
B,45Bの端部に載置される。
【0062】そして、各カム18A〜18Dが図30に
示すように回動すると、フォーミングプレートカム18
Cによりフォーミングホルダ20のみが上昇していき、
フォーミングプレート22,22がフォーミングホルダ
20とともに上昇していく。フォーミングプレート2
2,22の上昇により、図31に示すように、ステープ
ルTaがコ字状に成形される。
【0063】一方、駆動軸308の回動により駆動カム
301が回動していき、この駆動カム301はアーム部
材200,200の軸部材202に当接して回動しなが
らこの軸部材202を押し下げていく。この軸部材20
2が押し下げられると、軸部材202とともにアーム部
材200,200がハウジング103に対して下降して
いき、クリンチャ体120が下降していくことになる。
【0064】駆動カム301が図14に示す位置から図
26に示す位置へ回動すると、図32に示すようにクリ
ンチャ体120の先端部がシート束Qの上面に当接す
る。そして、ホトセンサH2が切欠352を検知し、駆
動モータ307の駆動が停止されてクリンチャ体120
の移動が停止される。このとき、図20(B)に示すよ
うに、リセットガイド190,190は、保持部材15
3の案内部159G,159Gから離間する。
【0065】なお、シート束Qが厚い場合には、アーム
部材200,200の軸部材202がベース板101お
よびフレーム102の長孔106,112と基板121
および保持板131の長孔121C,133内を移動す
ることができるので、アーム部材200,200のみが
基板121,121に対して下降し、駆動カム301が
ロックしてしまうことが防止される。すなわち、シート
束Qの厚さに拘わりなく駆動カム301はスムーズに回
動していくことになる。
【0066】クリンチャ体120がシート束Qに当接し
た後、各カム18A〜18Dが図8に示す位置へ回動し
ていく。ドライバカム18Bの回動により、ドライバホ
ルダ21が図5に示す隙間L1分だけ上昇すると、軸3
2がドライバホルダ21とともに上昇していくので、図
31に示すアンビル40が軸34を中心にして反時計回
りに回動していく。このアンビル40の回動によりガイ
ド部44,45,48がプレート12の切欠35〜37
内へ引き込んでいくので、先頭のステープルTaがアン
ビル40の受部44B,45Bから外れてガイド部4
4,45,48の傾斜面44A,45A,48Aに移
る。
【0067】ドライバホルダ21の上昇が隙間L1を越
えると、ドライバ24がドライバホルダ21とともに上
昇していく。このドライバ24の上昇によりコ字状に成
形されたステープルTaは打出部61から打ち出されて
いき、図33に示すように、ステープルTaの脚部Tb
がシート束Qを貫通していく。
【0068】この貫通の際、アンビル40のガイド部4
4,45がステープルTaの脚部Tbの内側に当接し、
脚部Tbの外側がフォーミングプレート22,22が当
接しているので、ドライバ24が強い力でステープルT
aを打ち出しても脚部Tbが座屈してしまうことが防止
される。また、同時にガイド部48がステープルTaの
頭部の内側に当接しているので、脚部Tb,Tb間の部
分が曲がってしまうM字座屈も防止される。
【0069】各カム18A〜18Dが図8に示す位置ま
で回動すると、図34に示すように、ドライバ24が上
死点に移動してステープルTaを打出部61から完全に
打ち出し、ステープルTaの脚部Tbがシート束Qを貫
通することになる。ドライバ24が上死点に移動したと
き、ホトセンサH1が回転板19の切欠を検知して駆動
モータ16の駆動が停止され、駆動軸17および各カム
18A〜18Dの回動が停止する。
【0070】他方、シート束Qを貫通したステープルT
aの脚部Tbは、図22に示すように、保持部材15
3,153の挟持部156,156の凹部157,15
7間に入り込み、脚部Tbの先端部Tcは図20(C)
および図24に示すようにクリンチャガイド180のガ
イド部181の傾斜面183に当接する。そして、その
先端部Tcはドライバ24の打出とともに傾斜面183
を押圧していき、図35に示すように、この押圧により
クリンチャガイド180,180はスプリングS3,S
3に抗して矢印方向へ回動していく。
【0071】クリンチャガイド180の回動により、図
23に示すクリンチャガイド180のガイド部181が
保持部材153,153の挟持部156,156間から
抜ける。これにより、保持部材153,153はスプリ
ングS2,S2の付勢力によって軸127A,127B
に沿って互いに閉じる方向に移動し、図42に示すよう
に、保持部材153が軸127A,127Bに対して傾
いた状態で保持部材153,153の凹部157,15
7がステープルTaの脚部Tbを保持することになる。
保持部材163,163も同様にしてステープルTaの
脚部Tbを保持する。
【0072】ステープルTaの脚部Tbに保持部材15
3,153の挟持部156,156を押し広げる方向の
力が加わった場合、保持部材153,153の当接部1
59,159がスプリングS2,S2により閉じる方向
に付勢され、孔159Aと軸127Aとの口径差および
孔154と軸127Bの口径差により、上述のように、
保持部材153が軸127A,127Bに対して傾いた
状態で保持されているので、挟持部156,156に拡
開する力が加わっても、挟持部156,156は拡開す
ることができないことになる。すなわち、ステープルT
aの脚部Tbを大きな力で保持することが可能となる。
保持部材163,163も同様である。
【0073】図35に示す状態から、さらに、ステープ
ルTaがドライバ24により打ち出されると、図36に
示すように、ステープルTaの脚部Tbの先端部Tcが
クリンチャガイド180の傾斜面183に案内されて脚
部Tbがクリンチャ部材130のクリンチ板138へ折
り曲げられていく。このように、ステープルTaの脚部
Tbがクリンチャガイド180の傾斜面183によって
クリンチ板138側へ案内されるので、ドライバ24に
よる打出時に、ステープルTaの脚部Tbが反対側へ折
り曲がってしまうことが防止され、脚部Tbをクリンチ
させる方向へ確実に曲げることができる。
【0074】そして、ドライバ24が上死点に達する
と、ステープルTaが完全に打ち出されて図36および
図37に示すように、ステープルTaの脚部Tbが折り
曲げられる。
【0075】ドライバ24が上死点に達すると、ホトセ
ンサH1が回転板19の切欠を検知し、これによって駆
動モータ16が停止される。また、ホトセンサH1の上
記検知により、駆動モータ307が駆動される。この駆
動により、図18に示すように、駆動カム301の突起
312がストッパー320の折曲部321の位置にき
て、折曲部321が突起312を傾斜面312Aに沿っ
て乗り上げていき、ストッパ320が反り返ってピン1
34がストッパ320の突出部322から外れる。ピン
134が突出部322から外れると、クリンチャ部材1
30がスプリング137の付勢力によって先端方向へ移
動する。この移動により、図36および図38に示すよ
うに、クリンチャ部材130のクリンチ板138がクリ
ンチャガイド180の突出部184に当接してクリンチ
ャガイド180を矢印方向へ回動させながらステープル
Taの脚部Tbを折り曲げていき、最終的に、図39お
よび図40に示すように、クリンチ板138が脚部Tb
をクリンチする。
【0076】このとき、シート束Qに隣接した脚部Tb
が保持部材153,153の凹部157,157および
保持部材163,163の凹部167,167により保
持されているので、ドライバユニット11およびクリン
チャユニット100が互いに前後方向(図1のP2方
向)に多少ずれていても、ステープルTaが前後方向に
倒れてしまうことを防止することができる。
【0077】ところで、シート束Qが厚い場合、シート
束Qから貫通するステープルTaの脚部Tbは短くなっ
てしまうが、クリンチ板138がクリンチャガイド18
0の突出部184に当接してクリンチャガイド180を
図38に示す矢印方向へ回動させていくので、このクリ
ンチャガイド180によって短い脚部Tbをクリンチす
ることができる。
【0078】駆動カム301が図41に示す位置へ回動
すると、駆動カム301がクリンチャ部材130の軸1
39に設けたローラ139Rに当接して、先端方向へ移
動したクリンチャ部材130をホームポジションへ戻す
とともにクリンチャ体120をホームポジションへ戻し
ていく。
【0079】クリンチャ体120がホームポジションへ
戻ると、リセットガイド190,190のガイド部19
1,191が保持部材153,153の当接部159,
159間および保持部材163,163の当接部16
9,169間に入り込み、スプリングS2,S2の付勢
力に抗して保持部材153,153および保持部材16
3,163を拡開すると、クリンチャガイド180のガ
イド部181がスプリングS3の付勢力によって保持部
材153,153の挟持部156,156間に入ってい
き、図21の状態となる。保持部材163,163も同
様である。
【0080】また、クリンチャ体120がホームポジシ
ョンへ戻ると、ホトセンサH2が回転板350の切欠3
51を検知し、駆動モータ307の駆動が停止される。
【0081】ところで、上記実施形態では、2つのカム
18B,18Cによってドライバ24およびフォーミン
グプレート22,22を上死点まで移動させているの
で、フォーミングプレート22,22の動作後にドライ
バ24を動作させる動作制御を1つのカムで行うよりも
カム径を小さくすることができる。また、ドライバ24
やフォーミングプレート22,22をホームポジション
に戻すのに、2つのカム18A,18Dによって行って
いるので、溝カム等で兼用する方式に比べてカム径を小
さくすることができ、そのカムの形状も単純なものとな
る。さらに、バネの付勢力を利用してドライバ24やフ
ォーミングプレート22,22をホームポジションに戻
していないので、ステープルTaの打出や成形時に必要
なパワーは小さなものでよいことになる。
【0082】また、上記実施形態では、ドライバ24が
上死点に達した際、すなわち、ドライバ24によってス
テープルTaが打ち出された後、駆動モータ307を再
駆動させてクリンチャ部材130によりクリンチを行っ
ているので、クリンチのタイミングを確実にとることが
できる。
【0083】上記実施形態では、ドライバユニット11
とクリンチャユニット100とが分離された電動ホチキ
スについて説明したが、ドライバユニット11とクリン
チャユニット100とが一体となっている電動ホチキス
であってもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ドライバユニットおよびクリンチャユニットが前後
方向にズレても、ステープルを確実にクリンチすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる電動ホッチキスを示した斜視
図である。
【図2】ドライバユニットを示した斜視図である。
【図3】ドライバユニットの構成を示した断面図であ
る。
【図4】ドライバユニットを拡大した断面図である。
【図5】(A)ドライバとドライバホルダを示した平面
図である。 (B)ドライバとドライバホルダを示した断面図であ
る。
【図6】ドライバとドライバホルダを上下動させる構成
を示した説明図である。
【図7】各カムとドライバホルダなどを示した斜視図で
ある。
【図8】(A)カムによってドライバが上死点にいる状
態を示した説明図である。 (B)カムよってドライバが上死点にいる状態を示すと
ともに(A)の裏から見た説明図である。 (C)カムよってフォーミングプレートが上死点にいる
状態を示した説明図である。 (D)カムよってフォーミングプレートが上死点にいる
状態を示すとともに(C)の裏から見た説明図である。
【図9】アンビルの構成を示した斜視図である。
【図10】アンビルとドライバとの関係を示した説明図
である。
【図11】クリンチャユニットを示した斜視図である。
【図12】クリンチャユニットの一部を破断にした斜視
図である。
【図13】クリンチャユニットの構成を示した断面図で
ある。
【図14】クリンチャユニットの構成を示した説明図で
ある。
【図15】ベース板を示した平面図である。
【図16】(A)フレームを示した平面図である。 (B)フレームを示した断面図である。
【図17】基板を示した平面図である。
【図18】クリンチャ部材の構成を示した斜視図であ
る。
【図19】保持板を示した平面図である。
【図20】(A)保持機構の構成を示した斜視図であ
る。 (B)クリンチャ体が前進したときの保持機構を示した
説明図である。 (C)打ち出されたステープルを保持機構が保持した状
態を示した説明図である。
【図21】(A)クリンチャ体がホームポジションに位
置しているときの保持機構の状態を示した説明図であ
る。 (B)上記(A)の側面図である。
【図22】保持部材を示した説明図である。
【図23】保持機構の構成を示した説明図である。
【図24】クリンチャガイドの構成を示した説明図であ
る。
【図25】ストッパと駆動カムとの位置関係を示した断
面図である。
【図26】クリンチャ部材が下降してシート束に当接し
た状態を示した説明図である。
【図27】送りレバーが回動してスライダが後退した状
態を示した説明図である。
【図28】(A)カムによってドライバが下死点に移動
された状態を示した説明図である。 (B)カムよってドライバが下死点に移動された状態を
示すとともに(A)の裏から見た説明図である。 (C)カムよってフォーミングプレートが下死点にいる
状態を示した説明図である。 (D)カムよってフォーミングプレートが下死点に移動
された状態を示すとともに(C)の裏から見た説明図で
ある。
【図29】(A)ドライバおよびフォーミングプレート
が下死点に移動された状態を示した説明図である。 (B)上記(A)の側面図である。
【図30】(A)カムによってドライバが下死点に移動
した状態を示した説明図である。 (B)カムよってドライバが下死点に移動した状態を示
すとともに(A)の裏から見た説明図である。 (C)カムよってフォーミングプレートが上死点に移動
された状態を示した説明図である。 (D)カムよってフォーミングプレートが上死点に移動
された状態を示すとともに(C)の裏から見た説明図で
ある。
【図31】ステープルがコ字状に成形された状態を示し
た説明図である。
【図32】(A)クリンチャ体がシート束に当接した状
態を示した説明図である。 (B)上記(A)の側面図である。
【図33】(A)ステープルがドライバによって打ち出
される途中の状態を示した説明図である。 (B)上記(A)の側面図である。
【図34】(A)ステープルがドライバによって打ち出
された状態を示した説明図である。 (B)上記(A)の側面図である。
【図35】(A)ステープルの脚部の先端部がクリンチ
ャガイドを回動させる状態を示した説明図である。 (B)上記(A)の側面図である。
【図36】(A)ステープルの脚部の先端部がクリンチ
ャ部材に案内された状態を示した説明図である。 (B)上記(A)の側面図である。
【図37】ステープルの脚部が折り曲げられた状態を示
した保持機構の斜視図である。
【図38】(A)ステープルの脚部が折り曲げられた状
態を示した説明図である。 (B)上記(A)の側面図である。
【図39】(A)ステープルの脚部がクリンチされた状
態を示した説明図である。 (B)上記(A)の側面図である。
【図40】ステープルの脚部がクリンチされた状態を示
した斜視図である。
【図41】クリンチャ体がホームポジションへ戻るとき
の状態を示した説明図である。
【図42】保持機構によりステープルの脚部を保持した
状態を示した説明図である。
【符号の説明】
100 クリンチャユニット 138 クリンチ板(クリンチャ) 150 保持機構(保持手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステープルをコ字状に成形するフォーミン
    グプレートとコ字状に成形されたステープルを打ち出す
    ドライバ等とを有するドライバユニットと、打ち出され
    てシート束を貫通したステープルの脚部をクリンチする
    クリンチャを有するクリンチャユニットとを備えた電動
    ホチキスにおいて、 前記シート束を貫通したステープルの脚部を保持する保
    持手段を設け、 この保持手段によってステープルの脚部を保持した後、
    前記クリンチャによってステープルの脚部をクリンチす
    ることを特徴とする電動ホチキス。
  2. 【請求項2】前記保持手段をクリンチャユニットに設け
    たことを特徴とする請求項1の電動ホチキス。
JP18950499A 1998-07-03 1999-07-02 電動ステープラ Expired - Fee Related JP3518428B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18950499A JP3518428B2 (ja) 1998-07-03 1999-07-02 電動ステープラ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18930098 1998-07-03
JP10-189300 1998-07-03
JP18950499A JP3518428B2 (ja) 1998-07-03 1999-07-02 電動ステープラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000153468A true JP2000153468A (ja) 2000-06-06
JP3518428B2 JP3518428B2 (ja) 2004-04-12

Family

ID=26505405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18950499A Expired - Fee Related JP3518428B2 (ja) 1998-07-03 1999-07-02 電動ステープラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3518428B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111829A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Max Co Ltd 電動ステープラ
JP2007111841A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Max Co Ltd 電動ステープラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111829A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Max Co Ltd 電動ステープラ
JP2007111841A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Max Co Ltd 電動ステープラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP3518428B2 (ja) 2004-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0968798B1 (en) Motor driven stapler
KR100626980B1 (ko) 전동 호치키스
EP0761392A1 (en) Driver-and-clincher operating mechanism for stapler
US8251272B2 (en) Stapler
JP4322014B2 (ja) ホッチキス
JP4232371B2 (ja) ステープラー
JP2000153468A (ja) 電動ホチキス
JP4036215B2 (ja) 電動ステープラ
JPH0616664Y2 (ja) ホッチキスのクリンチャ機構
JP4232716B2 (ja) ステープラ用カートリッジ
JP3674433B2 (ja) 電動ホッチキス用カートリッジ
JP3692881B2 (ja) 電動ホッチキス
JP3526682B2 (ja) 電動ホッチキス
JP2501487Y2 (ja) 電動ホッチキス
JP3697989B2 (ja) 電動ホッチキス
JP3692880B2 (ja) 電動ホッチキス
JP2004230482A (ja) ホッチキス
JP3674432B2 (ja) 電動式ステープラー
JPH0653075U (ja) 電動ホッチキスにおけるマガジン作動案内装置
JP3692878B2 (ja) 電動ホチキス
JPH0970767A (ja) ホッチキスの可動クリンチャの作動機構
JP4923354B2 (ja) ドライバユニットと電動ホッチキス
JP4096552B2 (ja) ステープルカートリッジ
JP2000153470A (ja) 電動ステープラー
JPH08318475A (ja) ステープラー

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3518428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees