JP2000150988A - 光増幅器 - Google Patents

光増幅器

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JP2000150988A
JP2000150988A JP31860498A JP31860498A JP2000150988A JP 2000150988 A JP2000150988 A JP 2000150988A JP 31860498 A JP31860498 A JP 31860498A JP 31860498 A JP31860498 A JP 31860498A JP 2000150988 A JP2000150988 A JP 2000150988A
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JP
Japan
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optical
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terminal
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JP31860498A
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Inventor
Taichi Kogure
太一 小暮
Takahiro Kimura
孝浩 木村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光回路を組立てる際に、光部品を順次接続す
ることになる従来の光増幅器では、組立工数が多くな
り、量産性を高めることができない。また、励起方式を
変更する際に一連の工程で組み立てを行わなければなら
ず、作業が複雑になる。 【解決手段】 光回路を別々のサブユニット化して、そ
れぞれの組立工程を分離、単純化することで量産性を高
め、組立の際の励起方式の変更が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、希土類添加光フ
ァイバを用いた小型の光増幅器の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】希土類元素であるエルビウムを添加した
光ファイバを用いた光増幅器は、第5次太平洋横断光海
底ケーブルシステム(TPC−5CN)を始めとした長
距離大容量光通信システムにおけるキーデバイスとして
広く普及しており、その小型化は重要な課題となってい
る。
【0003】この種の発明は、例えば米国特許番号5、
646、775号に示されており、この発明によれば、
エルビウム添加光ファイバ、励起レーザモジュール、光
電変換器および光入出力端子といった光学的機能を備え
た光部品類およびそれらの光部品間を機能的に接続する
ための光ファイバから成る光回路ユニットと、上記励起
レーザモジュールおよび上記光電変換器の制御・駆動回
路、上記回路が駆動限界や制御範囲を越えた場合に警報
信号を発するアラーム回路および上記回路に給電する電
源回路といった電気的機能を備えた電子回路部品類から
成る電子回路ユニットとから構成され、上記電子回路ユ
ニットと上記光回路ユニットとを階層構造にすることに
よって小型高密度実装を実現しているだけでなく、各ユ
ニット毎の組立作業を分離することによって生産性を向
上することができる。
【0004】しかし、光回路の実装部分は階層分けされ
ていないため、光回路の組立に際しては全ての光部品を
順次組立てていかなければならないことになる。さら
に、エルビウム添加ファイバに信号光と励起光とを同一
方向で入力させる前方励起方式と逆方向で入力させる後
方励起方式とをシステム毎の要求に応じて変更するため
には設計の段階からこのことを考慮し、光回路全体の組
立を一連の作業として進めなければならないことにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の光
増幅器の構成では、電子回路に比べて組立の自動化が難
しい光回路を組み立てる際には、一つ一つの光部品を順
次接続し、接続箇所を機械的に補強し、光ファイバの余
長を引回してケース等に収めることになるため、組立作
業が複雑になり、作業時間が多くなることから量産性を
高めることができないという問題点があった。
【0006】また、信号光の入出力方向と同一方向から
励起光を上記エルビウム添加光ファイバ1に導波する前
方励起方式と信号光の入出力方向と逆方向から励起光を
導波する後方励起方式とをシステム毎の要求に応じて変
更する際には、一連の工程で組み立てを行わなければな
らず、作業が複雑になるという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような課題点を解消する
ためになされたものであり、光回路を別々のサブユニッ
ト化して、それぞれの組立工程を分離、単純化すること
で量産性を高め、システム毎の要求に応じて励起方式を
簡単に変更することができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による光増幅器
は、エルビウム添加光ファイバとWDMカプラと励起レ
ーザモジュールを搭載したシャシと、2つの分岐カプラ
と2つの光アイソレータと入出力端子と入出力モニタ端
子を搭載したケースとを別々に組立てて、シャシとケー
スを組み合せる構造にしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態を示す光増幅器の実装斜視図であり、図にお
いて、1はエルビウム添加光ファイバ、2は信号光と励
起光とを合波して上記エルビウム添加光ファイバに入力
させるためのWDMカプラ、3は励起光を発光する励起
レーザモジュール、4a、4bは信号光を一方向にのみ
伝搬させるための第1および第2の光アイソレータ、5
a、5bは信号光の一部を分岐してモニタするための第
1および第2の分岐カプラ、6は上記エルビウム添加光
ファイバ1を巻いた小型ボビン、7は信号入力端子、8
は信号出力端子、9は上記各光部品の入力端子または出
力端子であるピグテールファイバ、10は上記ピグテー
ルファイバ9同士の接続箇所を保護する融着スリーブ、
11、12はそれぞれ上記第1および第2の分岐カプラ
5a、5bからのモニタ光を取出すための信号入力モニ
タ端子および信号出力モニタ端子、13はシャシ、14
は上記励起レーザモジュール3に外部から給電するため
の電気コネクタ、15は上記励起レーザモジュール3と
上記電気コネクタ14とを接続するためのプリント配線
基板、16はケース、17は上記ケース16に収納する
光部品類およびピグテールファイバを配置するためのガ
イド、18は上記シャシ13を上記ケース16にネジ等
を用いて固定するためのポストである。
【0010】次に、この発明の実施の形態を示す光増幅
器の光回路構成における特徴とする点を図2および図3
を用いて説明する。図2に示す光回路構成では、上記エ
ルビウム添加光ファイバ1の一端がWDMカプラ2の共
通入出力端子に接続され、上記励起レーザモジュール3
の出力端子が上記WDMカプラ2の励起入力端子に接続
された状態で信号増幅ユニット19としてシャシ13に
搭載されている。また、上記第1の分岐カプラ5aの入
力端子が上記信号入力端子7に、分岐端子が上記信号入
力モニタ端子11に、出力端子が上記第1の光アイソレ
ータ4aの入力端子にそれぞれ接続され、上記第2の分
岐カプラ5bの出力端子が上記信号出力端子8に、分岐
端子が上記信号出力モニタ端子12に、入力端子が上記
第2の光アイソレータ4bの出力端子にそれぞれ接続さ
れた状態で信号入出力ユニット20としてケースに搭載
されている。そして、上記信号増幅ユニット19のWD
Mカプラ2の信号入出力端子(図1,2中A)が上記信
号入出力ユニット20の第1の光アイソレータ4aの出
力端子(図1,2中B)に接続され、かつ上記信号増幅
ユニット19のエルビウム添加光ファイバ1の他端(図
1,2中C)が上記信号入出力ユニット20の第2の光
アイソレータ4bの入力端子(図1,2中D)に接続さ
れている。
【0011】上記のように構成することによって、信号
増幅ユニット19と信号入出力ユニット20とを別々の
工程で組み立てることができるため、各組立工程におけ
る作業を単純化・定型化することができる。
【0012】また、図3に示す光回路構成では、上記信
号増幅ユニット19および上記信号入出力ユニット20
の内部の接続は図2と全く同じであり、上記信号増幅ユ
ニット19のエルビウム添加光ファイバ1の他端(図
1,3中C)は上記信号入出力ユニット20の第1の光
アイソレータ4aの出力端子(図1,3中A)に接続さ
れ、上記信号増幅ユニット19のWDMカプラ2の信号
入出力端子(図1,3中B)は上記信号入出力ユニット
20の第2の光アイソレータ4bの入力端子(図1,3
中D)に接続されている。
【0013】上記のように信号増幅ユニット19と信号
入出力ユニット20とを別々のサブユニットとして組み
立て、そのサブユニット間の光学的接続箇所を変えるこ
とによって、機械的接続方法を変えることなく、励起方
式を簡単に変更することができる。
【0014】
【発明の効果】この発明の実施の形態によれば、エルビ
ウム添加光ファイバとWDMカプラと励起レーザモジュ
ールを搭載したシャシと、2つの分岐カプラと2つの光
アイソレータと入出力端子と入出力モニタ端子を搭載し
たケースとを別々に組立てて、シャシとケースを組み合
せる構造にしたことにより、それぞれの組立工程を分
離、単純化することで量産性を高めることができる。
【0015】さらに、シャシに搭載された光部品とケー
スに搭載された光部品との間の光学的接続箇所を変える
ことにより、機械的接続方法を変えることなく、システ
ム毎の要求に応じた励起方式に簡単に変更することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による光増幅器の実施の形態を示す
斜視図である。
【図2】 この発明による光増幅器の一つの光回路構成
図である。
【図3】 この発明による光増幅器の別の光回路構成図
である。
【符号の説明】
1 エルビウム添加光ファイバ、2 WDMカプラ、3
励起レーザモジュール、4 光アイソレータ、5 分
岐カプラ、6 ボビン、7 信号入力端子、8信号出力
端子、9 ピグテールファイバ、10 融着スリーブ、
11 信号入力モニタ端子、12 信号出力モニタ端
子、13 シャシ、14 電気コネクタ、15 プリン
ト基板、16 ケース、17 ガイド、18 ポスト、
19 信号増幅ユニット、20 信号入出力ユニット。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号光を入力する信号入力端子、および
    上記信号光を出力する信号出力端子を備えた信号入出力
    ユニットと、上記信号光を増幅する希土類元素が添加さ
    れた光ファイバ、この光ファイバの励起する励起光を出
    力する励起光源、および上記信号光と上記励起光とを合
    成し、かつ上記光ファイバの一端に入力させる光結合器
    を備えた信号増幅ユニットとをそれぞれ異なる取付部材
    に取付けてあることを特徴とする光増幅器。
  2. 【請求項2】 上記信号入出力ユニットに、上記信号増
    幅ユニットで増幅された信号光がレーザ発振しないよう
    防止するための光アイソレータを備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の光増幅器。
  3. 【請求項3】 上記信号入力端子から入力された信号光
    の光電力をモニタするための入力モニタ端子を備えた光
    分岐結合器、もしくは上記信号出力端子から出力される
    信号光の光電力をモニタするための出力モニタ端子を備
    えた光分岐結合器のいずれか一方を備えたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の光増幅器。
  4. 【請求項4】 上記光分岐結合器は、近接配置された2
    本の光ファイバの一方のコアの外部に延在するエバネセ
    ント波が他方の光ファイバのコアに結合する原理を利用
    した方向性結合器である請求項3記載の光増幅器。
  5. 【請求項5】 上記光分岐結合器は、誘電体多層膜への
    入射光が透過光と反射光との間で任意の割合で分岐また
    は結合されるようになっている光分岐結合器である請求
    項3記載の光増幅器。
  6. 【請求項6】 上記光分岐結合器の入力モニタ端子もし
    くは出力モニタ端子の少なくとも一方からの信号光を、
    電気信号に変換するための光電変換器を有する請求項3
    〜5のいずれかに記載の光増幅器。
JP31860498A 1998-11-10 1998-11-10 光増幅器 Pending JP2000150988A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004054051A1 (ja) * 2002-12-06 2004-06-24 Central Glass Company, Limited 光ファイバ増幅器モジュール
CN102298183A (zh) * 2011-09-20 2011-12-28 中国电力工程顾问集团公司 掺铒光纤接续盒
JP2016082591A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 住友電気工業株式会社 光トランシーバ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004054051A1 (ja) * 2002-12-06 2004-06-24 Central Glass Company, Limited 光ファイバ増幅器モジュール
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