JP2000149952A - 高エネルギ―密度の電気化学電池のための混合カソ―ド材料 - Google Patents

高エネルギ―密度の電気化学電池のための混合カソ―ド材料

Info

Publication number
JP2000149952A
JP2000149952A JP11305313A JP30531399A JP2000149952A JP 2000149952 A JP2000149952 A JP 2000149952A JP 11305313 A JP11305313 A JP 11305313A JP 30531399 A JP30531399 A JP 30531399A JP 2000149952 A JP2000149952 A JP 2000149952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lithium
positive electrode
mixture
electrochemical cell
nickel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11305313A
Other languages
English (en)
Inventor
Randolph A Leising
エイ、ライシング ランドルフ
Esther S Takeuchi
エス、タケウチ エスター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Greatbatch Ltd
Original Assignee
Greatbatch Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Greatbatch Ltd filed Critical Greatbatch Ltd
Publication of JP2000149952A publication Critical patent/JP2000149952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/48Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides
    • H01M4/485Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides of mixed oxides or hydroxides for inserting or intercalating light metals, e.g. LiTi2O4 or LiTi2OxFy
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/13Electrodes for accumulators with non-aqueous electrolyte, e.g. for lithium-accumulators; Processes of manufacture thereof
    • H01M4/131Electrodes based on mixed oxides or hydroxides, or on mixtures of oxides or hydroxides, e.g. LiCoOx
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/36Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
    • H01M4/48Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides
    • H01M4/52Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides of nickel, cobalt or iron
    • H01M4/525Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides of nickel, cobalt or iron of mixed oxides or hydroxides containing iron, cobalt or nickel for inserting or intercalating light metals, e.g. LiNiO2, LiCoO2 or LiCoOxFy
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/052Li-accumulators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M10/00Secondary cells; Manufacture thereof
    • H01M10/05Accumulators with non-aqueous electrolyte
    • H01M10/052Li-accumulators
    • H01M10/0525Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速放電条件および低速放電条件において、
高い放電容量を示すカソード材料からなる電気化学電池
を提供する。 【解決手段】 上記の課題は、a)リチウムをインター
カレーションまたはインサーションできる負電極、b)
アノードと機能的に関連付けられる正電極、およびc)
負電極および正電極を活性化する非水性電解液からな
り、正電極は、酸化コバルトリチウム(Lix CoO
2 )および酸化コバルトニッケルリチウム(Lix Ni
y Co1-y2 )の化合物からなることを特徴とする電
気化学電池とすることによって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学エネルギーを
電気エネルギーに変換することに関する。本発明は、さ
らに詳しくは、二次のアルカリ金属電気化学電池、特
に、リチウムイオン電池のカソードとして使用するため
の電極活物質の混合物に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化コバルトリチウム(Lix CoO
2 )は、通常、リチウムイオン電池と呼ばれる二次のリ
チウム電池におけるカソード活物質として知られてい
る。この材料に関して記載された特許や刊行物の例とし
ては、タケウチ、E.S、Leising、R.A.、
Walsh、K.Mによる論文(Proc.37th
Power Sources Conf.チェリーヒ
ル、NJ、1996年6月17〜20(pg212〜2
15))が挙げられる。二次のカソード材料としての酸
化コバルトリチウムの利点としては、高率使用下におけ
るリチウムのインターカレーションのための比較的高い
放電容量が挙げられる。
【0003】同様に、酸化コバルトニッケルリチウム
(Lix Ni1-y Coy2 )も、二次のリチウムイオ
ン電池において使用されるカソード活物質として知られ
ている。この活物質の使用に関するさらなる情報として
は、a)オーヅカ.T、ウエダ.A、ナガヤマ.M、イ
ワコシ.Y、コモリ.HによるElectochim.
Acta1993、38、1159〜1167および
b)Delmas,C.、Saadoune,i.によ
るSolid State Ionics、1992、
53〜56、370〜375が参照できる。酸化コバル
トニッケルリチウムは、比較的低い放電速度条件におい
て酸化コバルトリチウムよりも高い放電容量を示す。
【0004】特に、LiNi0.82Co0.182 は、低率
条件(約0.1mA/cm2 〜約1.0mA/cm2
で放電した場合において、LiCoO2 よりも高い放電
容量を示す。しかしながら、リチウム化されたカソード
材料の場合を除いて、同様の構成の電池は、高率条件
(約1.0mA/cm2 より大きい場合)で放電された
場合、LiCoO2 はLiNi0.82Co0.182 よりも
高い放電容量を示す。すなわち、LiNi0.82Co0.18
2 は、低率放電ではLiCoO2 よりも高い放電容量
を示すが、高率放電の条件では効率的ではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】それ故、本発明は、二次
のリチウム電気化学電池におけるカソードとして使用す
るための改良された電極活物質としての酸化コバルトニ
ッケルリチウムと混合された酸化コバルトリチウムの使
用を提供する。この混合材料の利点の1つとしては、高
率放電実施中におけるその容量増加が挙げられる。増加
した容量は、電池のエネルギー密度の増加に直接つなが
る。すなわち、酸化コバルトリチウムおよび酸化コバル
トニッケルリチウムの混合物をカソード活物質として利
用することは、前者の酸化物の比較的高い出力密度と後
者の酸化物の比較的高い容量とをブレンドして、個々の
材料を越える優れた特性を示す新規なカソード材料を提
供する。
【0006】本発明の更なる特徴は、次の説明と添付図
面を参照することによって当業者により明確となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の混合カソード調製物は、
一次および二次の電気化学電池の両方において有用であ
る。このような電池は、アルカリ金属のリチウム、ナト
リウム、カリウムなどの元素周期律表のIA、IIAま
たはIIIB族から選択されるアノード活物質を含んで
いる。好適なアノード活物質はリチウムである。
【0008】二次の電気化学系において、アノード電極
は、アルカリ金属、特に、リチウムをインターカレート
および脱インターカレートできる材料からなる。このた
め、種々の形態の炭素(例えば、コークス、グラファイ
ト、アセチレンブラック、カーボンブラック、ガラス状
炭素など)からなる炭素質アノード体は、リチウム種を
可逆的に保持でき、好ましいこのグラファイトは、その
比較的高いリチウム保持容量により、特に好ましい。炭
素の形態にかかわらず、炭素質材料の繊維は、最も好ま
しい。なぜなら、炭素繊維は、繰り返される充電/放電
のサイクル中における劣化に耐え得る剛直な電極体に作
製できる優れた機械特性を有しているからである。さら
に、炭素繊維の高表面積は、剛直な充電/放電速度を可
能にする。二次の電気化学電池のアノードのための好適
な炭素質材料は、タケウチ等の米国特許第5,443,
928号に記載されている。なお、この特許は、本発明
の譲受人に譲り受けられており、ここに参照として組み
込まれる。
【0009】また、アノード電極は、リチウム金属また
はリチウム合金からなるものであってもよい。この場
合、完成した電池は、後述するように、初期的には放電
状態にあり、カソードからのリチウムは、電池に外的発
生の電気的ポテンシャルを適用することによってリチウ
ムアノード上にメッキされる。
【0010】一般的な二次電池のアノードは、約90〜
97重量パーセントのグラファイト、約3〜10重量パ
ーセントのバインダー材料とを混合することによって作
製される。このバインダー材料は、好ましくは、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)、ポリビニリデンフ
ルオライド(PVDF)、ポリエチレンテトラフルオロ
エチレン(ETFE)などのフッ素樹脂粉末、ポリアミ
ドおよびポリイミド、並びに上記物質の混合物が挙げら
れる。この電極活混合物は、ニッケル、ステンレス鋼ま
たは銅の箔やスクリーンなどからなる集電体上に活混合
物をキャスト、プレス、圧延または他の接触方法を採用
することによって調製される。
【0011】さらに、アノード電極は、アノード集電
体、すなわち好ましくは、ニッケルと同一材料からなる
延長タブまたはリードを有しており、これはケースが負
極の電極配置にある導電性金属からなる電池ケースに溶
接することによって一体形成されている。また、アノー
ドは、他の形状、例えば、ボビン型、シリンダー型また
はペレット型になっていて、代替の低表面積の電池設計
にされていてもよい。
【0012】本発明によると、二次電池のカソード電極
は、Lix Ni1-y Coy2 (0.4<x≦1、0<
y<0.5)およびLix CoO2 (0.4<x≦1)
を含んでいる。好適なリチウム化されたカソード材料
は、酸化コバルトリチウム(LiCoO2 )とブレンド
された酸化コバルトニッケルリチウム(LiNi0.82
0.182 )の混合物である。このような材料は、空気
中で安定であり、取り扱い易い。
【0013】酸化コバルトニッケルリチウム材料は、約
0.1mA/cm2 〜約1.0mA/cm2 の比較的低
率の放電条件で放電させた場合に、酸化コバルトリチウ
ムよりも高い放電容量を与える。しかしながら、約1.
0mA/cm2 よりも大きな高率条件では、酸化コバル
トリチウムは、酸化コバルトニッケルリチウムに比べ
て、放電容量が増加する。約25〜75%のLiNi
0.82Co0.182 と約25〜75%のLiCoO2 の比
で、酸化コバルトリチウムと酸化コバルトニッケルリチ
ウムとをブレンドすることは、単一のカソード活物質と
して、純粋な酸化コバルトニッケルリチウムを使用した
場合に比べて低率条件では、わずかに放電容量が減少
し、純粋な酸化コバルトニッケルリウムまたは純粋な酸
化コバルリチウムの場合に比べて高率放電条件では、放
電容量が増加するカソード混合物を調製することができ
るという予期せぬ結果が得られた。
【0014】これにより、日常の生理的モニターとして
の機能を実行する回路によって与えられるほぼ一定の抵
抗負荷に対する電源を必要とする体内埋め込み型装置に
電力を供給する電池を作製する場合、本発明の新規なカ
ソード混合物は、特に有用である。時々この医療装置
は、装置の作動中に体内埋め込み型の血液ポンプにおい
て、より大きな負荷を必要とする場合がある。本発明の
二次電池は、そのような使用に特に有用である。
【0015】電気化学電池に組み込むための電極を作製
する前に、このリチウム化された活混合物は、好ましく
は約3〜10重量パーセントの導電性添加材と混合され
る。好適な導電性添加材としては、アセチレンブラッ
ク、カーボンブラックおよび/またはグラファイトが挙
げられる。粉末状のニッケル、アルミニウム、チタンお
よびステンレス鋼などの金属も、上記活物質と混合され
た場合の導電性希釈材として有用である。さらに、この
カソード電極は、約1〜5重量パーセントのフッ素樹脂
バインダー、好ましくは、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリビニリデンフルオライド、ポリエチレンテトラ
フルオロエチレン、ポリアミドおよびポリイミド、並び
に上記物質の混合物などの粉末状のフッ素樹脂バインダ
ーを含んでいる。このカソード活混合物は、ニッケル、
ステンレス鋼、アルミニウムまたは銅の箔やスクリーン
などからなる集電体上に活混合物をキャスト、プレス、
圧延または他の接触方法によって配備される。
【0016】このような二次電池を放電するために、混
合カソード活物質を含むリチウム金属は、外的発生の電
気的ポテンシャルを適用することによって炭素質アノー
ドにインターカレートされて、電池を再充電する。この
ようにして適用された再充電するための電気ポテシンャ
ルは、アルカリ金属をカソード材料から引き出して、電
解液を通って炭素質アノードに導いて、アノードを構成
する炭素を飽和する。得られたLix6 電極は、約
0.1〜1.0の範囲のxを有している。リチウムアノ
ードを有する電池の場合、カソード活混合物からのリチ
ウムは、再充電中にリチウムアノード上にメッキされ
る。いずれの場合においても、電池は、電気的ポテンシ
ャルを備え、通常方法で放電される。
【0017】本発明の二次電池は、アノードとカソード
活電極との物理的分離を行うためのセパレーターを有し
ている。このセパレーターは、電気的絶縁材料からな
り、電極間の内部電気短絡を防止する。このセパレータ
ー材料は、アノードおよびカソードの活物質と化学的に
不活性であり、しかも、電解液と化学的に不活性であ
り、さらに、電解液に不溶である。さらに、このセパレ
ーター材料は、電池の電気化学反応の際に、電解液を通
って流通するのに十分な多孔度を有している。一般的
に、セパレーターの形状は、シート状であり、これは、
アノードおよびカソードの電極間に配置される。例え
ば、アノードは蛇状構造体に折り畳まれて、多数のカソ
ードプレートがアノードの折り畳み構造の間に配置され
て、電池ケースに受け入れられるか、または電極集合体
が巻回されて、円筒型のゼリーロール構造体に形成され
る。
【0018】さらに、本発明の電気化学電池は、非水性
イオン導電性電解液を含んでおり、これは、アノードお
よびカソードの電極と機能的に関連付けられている。こ
の電解液は、電池の電気化学的反応の際にアノード電極
とカソード電極との間のイオンの移動のための媒体とし
ての役割を果たす。本発明の好適な非水性溶媒は、イオ
ン伝導に不可欠な物理的特性(低粘度、低表面張力およ
び湿潤性)を示すように選択される。
【0019】好適な非水性溶媒は、非水性溶媒に溶解さ
れた無機塩からなる。さらに好ましくは、この溶媒は、
有機のエステル、エーテルおよびジアルキルカーボネー
ト、並びに上記物質の混合物からなる低粘度溶媒と、環
状カーボネート、環状エステルおよび環状アミド、並び
に上記物質の混合物からなる高誘電率溶媒とからなる非
プロトン有機溶媒の混合物中に溶解されたアルカリ金属
塩からなる。低粘度溶媒としては、テトラヒドロフラン
(THF)、メチルアセテート(MA)、ジグリム、ト
リグリム、テトラグリム、1、2‐ジメトキシエタン
(DME)、1、2‐ジエトキシエタン(DDE)、1
‐エトキシ、2‐メトキシエタン(EME)、ジメチル
カーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DE
C)、ジプロピルカーボネート(DPC)、エチルメチ
ルカーボネート(EMC)、メチルプロピルカーボネー
ト(MPC)およびエチルプロピルカーボネート(EP
C)、並びに上記物質の混合物が挙げられる。高誘電率
溶媒としては、プロピレンカーボネート(PC)、エチ
レンカーボネート(EC)、ブチレンカーボネート(B
C)、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、γ‐バレロラ
クトン、γ‐ブチロラクトン(GBL)、およびN‐メ
チル‐ピロリジノン(NMP)、並びに上記物質の混合
物が挙げられる。
【0020】好適な電解液は、有機アルカリ金属塩を含
んでおり、リチウムからなるアノードの場合、電解液の
このアルカリ金属塩は、リチウムを基本とする塩であ
る。公知のリチウム塩は、アノードからカソードへのア
ルカリ金属イオンの移動のための媒体として有用であ
り、これは、LiPF6 、LiBF4 、LiAsF6
LiSbF6 、LiClO4 、LiAlCl4 、LiG
aCl4 、LiNO3 、LiC(SO2 CF33 、L
iN(SO2 CF32 、LiSCN、LiO3 SCF
2 CF3 、LiC65 SO3 、LiO2 CCF3 、L
iSO3 F、LiB(C654 およびLiCF3
3 、並びに上記物質の混合物が挙げられる。一般的
に、好適な塩濃度は、一般には約0.8〜1.5モルの
範囲である。
【0021】ここに記載する電池の集合体は、好ましく
は、巻回電池の形態にある。すなわち、作製されたカソ
ード、アノードおよびセパレーターは、共に巻回され
て、ゼリーロール型の構造体、すなわち、「巻回部品電
池スタック」になっており、アノードは、巻回物の外側
に位置して、ケースが負極の構造の電池ケースと電気的
に接触している。好適な上部および底部の絶縁体を使用
して、この巻回電池スタックは、好適な寸法の金属性ケ
ースに挿入される。この金属性ケースは、ステンレス
鋼、軟鋼、ニッケルメッキを施した軟鋼、チタンまたは
アルミニウムなどの材料からなるが、金属性材料が電池
の成分と化学反応を起こさない限り、これらに限定され
るわけではない。
【0022】電池のヘッダーは、金属性のディスク状体
からなり、これは、ガラス金属のシール/端子ピンフィ
ードスルーを収容するための第1の孔と、電解液を充填
するための第2孔とを有している。使用されるガラス
は、耐腐食性のものであり、例えば、CABAL12、
TA23、FUSITE425またはFUSITE43
5などの約50%までのシリコンを含むものからなる。
好ましくは、正極端子ピンフィードスルーは、モリブデ
ンからなるが、チタン、アルミニウム、ニッケル合金ま
たはステンレス鋼も使用できる。電池のヘッダーは、電
気化学電池の他の部品と化学反応を起こさない元素から
なり、耐腐食性のものである。カソードリードは、ガラ
ス金属シール中の正極端子ピンと溶接され、ヘッダー
は、電極スタックを含むケースと溶接される。その後電
池は、上記の電解液で充填されて、充填孔にステンレス
鋼性ボールを精密溶接するなどして密閉シールされる
が、これに限定されるわけではない。上記の集合体は、
ケースが負極の電池に関して記載したものであり、これ
は、本発明の一実施例としての二次電池の好適な構成で
ある。当業者に周知のように、本発明の電気化学電池
は、ケースが正極の構成に作製されてもよい。
【0023】次の実施例は、本発明の電気化学電池の一
実施例を示すものであり、これは、本発明を実施するに
際して、発明者が最良実施形態であると考えるものを示
すが、本発明は、これに限定されるわけではない。
【0024】
【実施例】実施例I LiNi0.82Co0.182 /LiCoO2 混合カソード
材料のリチウムをインターカレートする能力が、非水性
電解液で活性化された電池でテストされた。各実験電池
は、アルミニウム箔基板(厚さ0.02mm)上に電極
活混合物をキャストしたカソード(200×20×0.
06mm)を有している。特に、2つのカソード成分
は、25%〜75%LiNi0.82Co0.182 と25%
〜75%LiCoO2 の重量比でブレンドされた。次
に、得られたブレンドは、導電性添加材としての3%の
カーボンブラックと、バインダー材料としての6%のポ
リビニリデンフルオライドと混合された。得られた混合
物に、N,N‐ジメチルホルムアミドを加えて、スラリ
ー状にして、アルミニウム箔基板上にキャストした。乾
燥した後、この電極に0.8ton/cm2 の圧力を加
えた。
【0025】この実験電池において、カソードは、ポリ
エチレンセパレーターによってアノードから分離されて
いる。銅箔基板上にコーティングされたグラファイト炭
素が、アノード材料として使用されて、カソードに面す
るセパレーターに対向するように配置された。両電極
は、螺旋巻回電池設計に形成されて、円筒型のガラス容
器に配置された。この電池は、EC/DMCの50対5
0体積比の電解液に溶解した1モルのLiAsF6 で活
性化した。
【0026】この電池は、最初に低率放電テストでサイ
クルさせた。テスト中にこの電池は、Li/Li+ に対
して、+2.75V〜+4.1Vの電圧限界の間で20
mA(0.5mA/cm2 )の定電流で充電および放電
を行った。低率放電テストの結果を表1に示し、図1に
曲線10で表す。
【0027】 . 表1 混合カソード/グラファイトリチウムイオン電池の低率放電(0.5mA/cm 2 ) カソード材料(重量%) カソード容量 100%LiCoO2 110mAh/g 75%LiCoO2 /25%LiNi0.82Co0.182 132mAh/g 50%LiCoO2 /50%LiNi0.82Co0.182 132mAh/g 25%LiCoO2 /75%LiNi0.82Co0.182 144mAh/g 100%LiNi0.82Co0.182 159mAh/g
【0028】実施例II 次に、同じテスト電池に高率放電テストを適用した。こ
れらのテストは、Li/Li+ に対して、+2.75V
のカットオフ電圧まで320mA(8mA/cm 2 )の
定電流を適用することによって、その電池について実施
した。高率放電テストの放電容量を表2にまとめ、図1
で曲線20で表す。
【0029】 . 表2 混合カソード/グラファイトリチウムイオン電池の低率放電(8mA/cm2 ) カソード材料(重量%) カソード容量 100%LiCoO2 96mAh/g 75%LiCoO2 /25%LiNi0.82Co0.182 102mAh/g 50%LiCoO2 /50%LiNi0.82Co0.182 108mAh/g 25%LiCoO2 /75%LiNi0.82Co0.182 93mAh/g 100%LiNi0.82Co0.182 92mAh/g
【0030】実施例IおよびIIから得られたテスト結
果は、二次電池における混合リチウムカソード材料の使
用の利点を表している。本発明によると、酸化コバルト
リチウムおよび酸化コバルトニッケルリチウムの混合物
は、純粋な酸化コバルトニッケルリチウムに比べて低率
放電条件(0.1mA/cm2 )で、放電容量がわずか
に減少し、しかも、各材料を単独使用したものに比べて
高率放電条件(約1.0mA/cm2 よりも大きい場
合)で、放電容量が増加する二次電気化学電池を提供す
る。特に、酸化コバルトリチウムと混合された酸化コバ
ルトニッケルリチウムの使用は、各リチウム成分が、約
50重量パーセント存在するが、これは、両方の放電レ
ベルで使用した各材料の100パーセントのものと比べ
て、最高の結果が得られた。
【0031】ここに記載した本発明の概念の種々の改良
は、添付した請求の範囲によって記載される本発明の精
神と範囲から離れることなく、当業者に明らかであると
考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】種々の比で酸化コバルトリチウムと酸化コバル
トニッケルリチウムとを含み、低率条件および高率条件
で放電させた電池の放電容量から作製されたグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エスター エス、タケウチ アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14051、 イースト アムハースト、サン ラファエ ル コート 38

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)リチウムをインターカレーションま
    たはインサーションできる負電極、 b)アノードと機能的に関連付けられる正電極、および c)前記負電極および前記正電極を活性化する非水性電
    解液からなり、前記正電極は、酸化コバルトリチウム
    (Lix CoO2 )および酸化コバルトニッケルリチウ
    ム(Lix Niy Co1-y2 )の混合物からなること
    を特徴とする電気化学電池。
  2. 【請求項2】 前記酸化コバルトリチウムは0.4<x
    ≦1を有し、前記酸化コバルトニッケルリチウムは0.
    4<x≦1、0<y<0.5を有することを特徴とする
    請求項1に記載の電気化学電池。
  3. 【請求項3】 前記正電極は、Lix CoO2 およびL
    iNi0.82Co0.182からなることを特徴とする請求
    項1に記載の電気化学電池。
  4. 【請求項4】 前記正電極は、約25〜75%の酸化コ
    バルトリチウムと、約75〜25%の酸化コバルトニッ
    ケルリチウムの比からなることを特徴とする請求項1に
    記載の電気化学電池。
  5. 【請求項5】 前記正電極は、少なくとも1種類の導電
    性添加材とバインダー材料を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の電気化学電池。
  6. 【請求項6】 前記導電性添加材は、アセチレンブラッ
    ク、カーボンブラック、グラファイト、粉末状ニッケ
    ル、粉末状アルミニウム、粉末状チタンおよび粉末状ス
    テンレス鋼、並びに上記物質の混合物からなる群から選
    択されることを特徴とする請求項5に記載の電気化学電
    池。
  7. 【請求項7】 前記バインダー材料は、ポリテトラフル
    オロエチレン、ポリビニリデンオルオライド、ポリエチ
    レンテトラフルオロエチレン、ポリアミドおよびポリイ
    ミド、並びに上記物質の混合物からなる群から選択され
    ることを特徴とする請求項5に記載の電気化学電池。
  8. 【請求項8】 前記正電極は、約3〜10重量パーセン
    トの導電性添加材、約1〜5重量パーセントの粉末状フ
    ッ素樹脂、および酸化コバルトリチウムと酸化コバルト
    ニッケルリチウムとの混合物であるバランスからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。
  9. 【請求項9】 前記負電極は、リチウムをインターカレ
    ーションまたはインサーションできる炭素質材料からな
    ることを特徴とする請求項1に記載の電気化学電池。
  10. 【請求項10】 前記炭素質材料は、コークス、グラフ
    ァイト、アセチレンブラック、カーボンブラックおよび
    ガラス状炭素、並びに上記物質の混合物からなる群から
    選択されることを特徴とする請求項8に記載の電気化学
    電池。
  11. 【請求項11】 前記負電極は、約3〜10重量パーセ
    ントの粉末状フッ素樹脂と、約90〜97重量パーセン
    トの炭素質材料とからなり、リチウムをインターカレー
    ションまたはインサーションできることを特徴とする請
    求項1に記載の電気化学電池。
  12. 【請求項12】 前記非水性電解液は、エステル、エー
    テルおよびジアルキルカーボネート、並びに上記物質の
    混合物からなる群から選択される第1の溶媒と、環状カ
    ーボネート、環状エステルおよび環状アミド、並びに上
    記物質の混合物からなる群から選択される第2の溶媒と
    からなることを特徴とする請求項1に記載の電気化学電
    池。
  13. 【請求項13】 前記第1の溶媒は、テトラヒドロフラ
    ン、メチルアセテート、ジグリム、トリグリム、テトラ
    グリム、1,2‐ジメトキシエタン、1,2‐ジエトキ
    シエタン、1‐エトキシ、2‐メトキシエタン、ジメチ
    ルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジプロピルカ
    ーボネート、エチルメチルカーボネート、メチルプロピ
    ルカーボネートおよびエチルプロピルカーボネート、並
    びに上記物質の混合物からなる群から選択されることを
    特徴とする請求項12に記載の電気化学電池。
  14. 【請求項14】 前記第2の溶媒は、プロピレンカーボ
    ネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネー
    ト、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド、ジメチル
    ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、γ‐バレロラク
    トン、γ‐ブチロラクトン、およびN‐メチル‐ピロリ
    ジノン、並びに上記物質の混合物からなる群から選択さ
    れることを特徴とする請求項12に記載の電気化学電
    池。
  15. 【請求項15】 前記電解液はLiPF6 、LiBF
    4 、LiAsF6 、LiSbF6 、LiClO4 、Li
    AlCl4 、LiGaCl4 、LiC(SO2 CF 3
    3 、LiN(SO2 CF32 、LiSCN、LiO3
    SCF2 CF3 、LiC65 SO3 、LiO2 CCF
    3 、LiSO3 F、LiB(C654 およびLiC
    3 SO3 、並びに上記物質の混合物からなる群から選
    択されるアルカリ金属塩を含んでいることを特徴とする
    請求項1に記載の電気化学電池。
  16. 【請求項16】 a)リチウムをインターカレーション
    またはインサーションできる負電極を用意する工程、 b)アノードと機能的に関連付けられる正電極を用意す
    る工程、および c)非水性電解液で、前記負電極および前記正電極を活
    性化する工程からなり、前記正電極は、酸化コバルトリ
    チウム(Lix CoO2 )および酸化コバルトニッケル
    リチウム(Lix Niy Co1-y2 )の混合物からな
    ることを特徴とする電気化学電池の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記酸化コバルトリチウムは0.4<
    x≦1を有し、前記酸化コバルトニッケルリチウムは
    0.4<x≦1、0<y<0.5を有することを特徴と
    する請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記正電極は、Lix CoO2 および
    LiNi0.82Co0.18 2 からなることを特徴とする請
    求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記正電極は、約25〜75%の酸化
    コバルトリチウムと、約75〜25%の酸化コバルトニ
    ッケルリチウムの比からなることを特徴とする請求項1
    6に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記正電極は、少なくとも1種類の導
    電性添加材とバインダー材料を含むことを特徴とする請
    求項16に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記正電極は、約3〜10重量パーセ
    ントの導電性添加材、約1〜5重量パーセントの粉末状
    フッ素樹脂、および酸化コバルトリチウムと酸化コバル
    トニッケルリチウムとの混合物であるバランスからなる
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記負電極は、リチウムをインターカ
    レーションまたはインサーションできる炭素質材料から
    なることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記負電極は、約3〜10重量パーセ
    ントの粉末状フッ素樹脂と、約90〜97重量パーセン
    トの炭素質材料とからなり、リチウムをインターカレー
    ションまたはインサーションできることを特徴とする請
    求項16に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記非水性電解液は、エステル、エー
    テルおよびジアルキルカーボネート、並びに上記物質の
    混合物からなる群から選択される第1の溶媒と、環状カ
    ーボネート、環状エステルおよび環状アミド、並びに上
    記物質の混合物からなる群から選択される第2の溶媒と
    からなることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記電解液は、LiPF6 、LiBF
    4 、LiAsF6 、LiSbF6 、LiClO4 、Li
    AlCl4 、LiGaCl4 、LiC(SO2 CF3
    3 、LiN(SO2 CF32 、LiSCN、LiO3
    SCF2 CF3 、LiC65 SO3 、LiO2 CCF
    3 、LiSO3 F、LiB(C654およびLiC
    3 SO3 、並びに上記物質の混合物からなる群から選
    択されるアルカリ金属塩を含んでいることを特徴とする
    請求項16に記載の方法。
JP11305313A 1998-11-04 1999-10-27 高エネルギ―密度の電気化学電池のための混合カソ―ド材料 Pending JP2000149952A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US18598298A 1998-11-04 1998-11-04
US09/185982 1998-11-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000149952A true JP2000149952A (ja) 2000-05-30

Family

ID=22683178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11305313A Pending JP2000149952A (ja) 1998-11-04 1999-10-27 高エネルギ―密度の電気化学電池のための混合カソ―ド材料

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0999604A1 (ja)
JP (1) JP2000149952A (ja)
AU (1) AU5601299A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007054027A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-18 Byd Company Limited A type of non-aqueous electrolyte
US11056713B2 (en) 2017-04-03 2021-07-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Lithium ion secondary battery and method of manufacturing same

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100484713B1 (ko) * 2002-03-22 2005-04-22 주식회사 엘지화학 과방전 방지제를 포함하는 리튬 이차 전지
KR101455663B1 (ko) * 2004-12-28 2014-11-03 보스톤-파워, 인크. 리튬 이온 2차 배터리
US7811707B2 (en) 2004-12-28 2010-10-12 Boston-Power, Inc. Lithium-ion secondary battery
US20080008933A1 (en) 2005-12-23 2008-01-10 Boston-Power, Inc. Lithium-ion secondary battery
CN101263396B (zh) 2005-07-14 2011-04-27 波士顿电力公司 用于锂离子电池的控制电子元件
WO2007044904A2 (en) * 2005-10-11 2007-04-19 Ji-Guang Zhang Method of manufacturing lithium battery
TWI426678B (zh) 2006-06-28 2014-02-11 Boston Power Inc 具有多重充電率之電子裝置、電池組、充電於電子裝置中的鋰離子電荷儲存電源供應器之方法及可攜式電腦
CN101803070B (zh) 2007-06-22 2014-10-22 波士顿电力公司 用于锂离子电池的电流中断装置维持装置
JP2013504145A (ja) 2009-09-01 2013-02-04 ボストン−パワー,インコーポレイテッド 大規模蓄電池システムおよび組み立て方法
ES2939156T3 (es) * 2018-09-12 2023-04-19 Lg Energy Solution Ltd Método de fabricación de un electrodo negativo para batería secundaria de litio y batería secundaria de litio

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4567031A (en) * 1983-12-27 1986-01-28 Combustion Engineering, Inc. Process for preparing mixed metal oxides
DE69502690T2 (de) * 1994-12-16 1998-11-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Verfahren zur Herstellung positiven aktiven Materials für Lithium-Sekundärbatterien und diese enthaltende sekundäre Zellen
WO1997001191A2 (en) * 1995-06-22 1997-01-09 Polystor Corporation Nonaqueous battery with cathode active material mixture

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007054027A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-18 Byd Company Limited A type of non-aqueous electrolyte
US11056713B2 (en) 2017-04-03 2021-07-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Lithium ion secondary battery and method of manufacturing same

Also Published As

Publication number Publication date
EP0999604A1 (en) 2000-05-10
AU5601299A (en) 2000-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4794893B2 (ja) 非水電解液二次電池
US6797019B2 (en) Electrochemical cell having an electrode of silver vanadium oxide coated to a current collector
US6737191B2 (en) Double current collector negative electrode design for alkali metal ion electrochemical cells
US6759164B2 (en) Use of heat-treated electrodes containing a polyamic acid-PVDF binder mixture
US6673493B2 (en) Double current collector cathode design using the same active material in varying formulations for alkali metal or ion electrochemical cells
US6641953B2 (en) Secondary cell with high rate pulse capability
US7179565B2 (en) Lithium ion secondary cell
EP1126539A2 (en) Electrochemical battery for conversion of low rate energy into high rate energy by parallel discharging
EP0980108A1 (en) Nonaqueous organic electrolytes for low temperature discharge of rechargeable electrochemical cells
JP2001176548A (ja) 非水性電解液再充電電池の硫酸エステル添加剤
JP2000294282A (ja) 非水性電解液の再充電可能な電池のための亜硫酸塩添加剤
JP2002198092A (ja) 非水性電解液再充電可能な電池のホスフェート添加剤
US8906549B1 (en) Development of mixed binder system for primary cell cathodes
US7052804B2 (en) Double current collector positive electrode for alkali metal ion electrochemical cells
JP2002319406A (ja) 電極活性混合物中にカーボネート添加剤を含む電極を有した電気化学電池
JP2002208434A (ja) 非水性電解液の再充電可能な電気化学電池のための有機カーボネート添加剤
JP2002237334A (ja) アルカリ金属イオン電池のための二重集電体型負電極構造
JP2000149952A (ja) 高エネルギ―密度の電気化学電池のための混合カソ―ド材料
JP2001313028A (ja) SVO/CFx/SVOサンドイッチカソードを含む高率電気化学リチウム電池へのγ‐SVO及びγ‐SVO/ε‐SVO混合物の応用
US20080081259A1 (en) Hybrid Cathode Design For An Electrochemical Cell
EP1324418A1 (en) High energy density rechargeable cell for medical device applications
EP1914823B1 (en) Hybrid cathode design for an electrochemical cell
JP4488558B2 (ja) 非水電解液二次電池
JP3394020B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP2002117898A (ja) 再充電可能な電気化学電池の低温度での放電のための非水性有機電解液