JP2000149574A - 新しいフラッシュメモリ配列とデ―コ―ディング構造 - Google Patents

新しいフラッシュメモリ配列とデ―コ―ディング構造

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JP2000149574A
JP2000149574A JP3373599A JP3373599A JP2000149574A JP 2000149574 A JP2000149574 A JP 2000149574A JP 3373599 A JP3373599 A JP 3373599A JP 3373599 A JP3373599 A JP 3373599A JP 2000149574 A JP2000149574 A JP 2000149574A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来のフラッシュメモリが持つ欠点を克服する
ため、小さく且つ柔軟性があるワードライン数で、メモ
リセルの消去可能で、複数のワードラインを同時に消去
し、ワードライン毎の確認を同時に行う消去方法でメモ
リの干渉や過剰消去を回避できるメモリの回路構造とメ
モリ回路の操作方法。 【解決手段】フラッシュメモリ回路のメモリセルを複数
のメモリバンクに分割し、各メモリバンクのメモリセル
は複数の列と複数の行から構成される。隣接する2つの
列のメモリセル電源は同じ電源ラインに接続され、各メ
モリバンクはそれぞれ独自のワードラインデコーダーと
電源ラインデコーダーを持つ。電源ラインデコーダーに
は電源ラインラッチがあり、各メモリ操作において望ま
しい電圧レベルを供給可能である。アドレスラインから
ワードラインデコーダーと電源ラインデコーダーまで
は、メモリ操作を行うワードラインおよび電源ラインを
選択可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフラッシュメモリの
設計および電気回路構造に関するもので、とくにフラッ
シュメモリ内のワードラインと電源ラインデコーダーの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フラッシュメモリは広くコンピュ
ータ関連設備や、記憶装置のような電子設備に応用され
ている。フラッシュメモリの非揮発性とチップ状でプロ
グラム化ができるという特性により、フラッシュメモリ
は多くのアプリケーションのデータ保存にとって重要な
役割を果たしている。例えば、フラッシュメモリはパソ
コンのBIOS記憶装置に汎用されている。このほか、フラ
ッシュメモリのサイズは携帯電話、デジタルカメラ、ビ
デオゲームのプラットフォームといったポータブルデバ
イスに適しており、フラッシュメモリでプログラムやデ
ータを保存している。ランダムに読み込み、消去、プロ
グラム書き込みができるRAMとは異なり、従来のEPRO
M型のフラッシュメモリは複数のバイトを含む各ブロッ
クに対してバイト・プログラムとブロック消去を行う。
メモリブロックのデータは消去するのに個別に選択でき
ないため、フラッシュメモリはブロック全体のメモリセ
ルを消去する必要がある。例えば、フロック全体を消去
してから、バイト毎に新しいデータをプログラムする。
ブロック毎の消去は柔軟性に欠けるだけではなく、過剰
消去という望ましくない問題が発生する。過剰消去は各
メモリセルの消去速度が異なることから発生する。大量
のセルが一緒に消去されるため、消去速度が速いメモリ
バイトは過剰消去で0V以下となり、遅いメモリセルは
消去が完全に行われない。過剰消去されたセルでは電流
が漏洩し、ビットライン(BL)感応増幅器に誤動作が
生じる。メモリセル消去の柔軟性を高め、選択していな
いメモリセルを隔離して、データに対する干渉を避ける
ため、米国特許5,548,551号では、非揮発性メモリの単
一メモリセル、またはブロック全体のメモリセルのどち
らかを消去できる負電圧デコーダーが掲示されている。
実際の応用においては、メモリの干渉や過剰消去などの
問題なしにフラッシュメモリの消去操作を行うために
は、小さく(複数バイト)且つ柔軟性がある(ランダム
で複数のワードライン)消去サイズが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、従来のフ
ラッシュメモリが持つ欠点を克服するため、小さく且つ
柔軟性があるワードライン数で、メモリセルの消去がで
きるという回路を提供することを目的とする。さらに、
複数のワードラインを同時に消去し、且つワードライン
毎の確認を同時に行う消去方法を提供することである。
さらに、従来の方法で発生したメモリの干渉や過剰消去
といった問題を回避できるメモリの回路構造とメモリ回
路の操作方法を提供すること、セグメント電源ラインを
持つため、ワードラインにおける小さいセグメントが電
源の干渉なく消去できるという電源ライン回路を提供す
ること、そして、1つのワードラインにおける1つ又は
それ以上のセグメントを消去するため、選ばれていない
セグメントのゲート干渉を軽減するという新しいバイア
ス条件を提供することをそれぞれ目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明ではフラッシュメ
モリ回路のメモリセルを複数のメモリバンクに分割す
る。各メモリバンクのメモリセルは複数の列と複数の行
から構成され、隣接する2つの列のメモリセル電源は同
じ電源ラインに接続されている。本発明の各メモリバン
クはそれぞれ独自のワードラインデコーダーと電源ライ
ンデコーダーを持つ。電源ラインデコーダーには電源ラ
インラッチがあり、各メモリ操作において望ましい電圧
レベルを供給する。アドレスラインからワードラインデ
コーダーと電源ラインデコーダーまでは、メモリ操作を
行うワードラインおよび電源ラインを選択することがで
きる。
【0005】
【発明の実施の形態】最初の実施例において、各ワード
ラインデコーダーは奇数および偶数の両方のワードライ
ンラッチを持つ。消去操作に関して、本発明のより望ま
しい操作モードは隣接する2つのワードラインを選ぶこ
とである。これらのワードラインは消去するメモリバン
クからの電源ラインを共用している。2つの隣り合うワ
ードラインのメモリセルが消去される時、負電圧がワー
ドラインラッチを通じて両方のワードラインにかかり、
5Vのような正電圧が電源ラインラッチを通じて、消去操
作に適したバイアス条件を提供する。メモリセルの消去
が確認される時、確認されるワードラインにはワードラ
インラッチから確認電圧がかかり、その他のワードライ
ンラッチは確認されないワードライン上の過剰消去メモ
リセルを閉じるに充分な低電圧を供給する。このため、
各ワードラインを確認する際に発生する読み込みエラー
を回避することができる。さらに、各ワードラインが適
当な電圧の負荷によって確認された後、消去を中止する
ことができ、接続されたワードラインラッチによって過
剰消去の問題が軽減できる。実施例では複数のメモリバ
ンクがそれぞれ、同じ電源ラインを共用する2つのワー
ドラインを持ち、1回の消去操作で同時に消去すること
ができる。消去のサイズは1組のワードラインから複数
組のワードラインまで選択することができる。第2の実
施例でも、デコーダーに接続された2つのラッチを持
つ。1つのラッチは選択されたメモリ列のワードライン
の電圧がその他のラッチで供給されるのか、またはアド
レスラインで供給されるのかを制御する。適当な電圧が
アドレスラインとラッチに供給されることで、メモリバ
ンク内の複数組のワードラインが同時に消去され、1つ
ずつ確認される。前記実施例において、メモリバンク内
のすべてのワードラインを消去する場合、ワードライン
電圧を供給するアドレスラインはすべてのメモリバンク
が共用するため、その他のメモリバンクもすべてのワー
ドラインを同時に消去するかまたは消去しないかしか選
択できない。このため、1回の消去操作において、サイ
ズがメモリバンクより小さい複数組のワードラインペア
を消去するか、または複数のメモリバンクを同時に消去
するというモードが望ましい。その他2つの実施例は、
第2の実施例と同じ機能を提供している。第3の実施例
ではワードライン電圧がどのように供給されるかを制御
するための追加ラッチが使用されている。追加ラッチに
よって、ワードラインデコーダーの制御回路デバイスに
対する様々な条件における保護を強化することができ
る。第4の実施例では、ワードラインデコーダーと電源
ラインデコーダーに必要なアドラスラインを半分に減ら
すことができる追加ラッチを使用している。上記2つの
実施例は柔軟性とより望ましい操作モードが第2の実施
例と同じである。本発明ではさらに、消去する列におけ
るメモリセルの小さいセグメントを選択することができ
るという電源ライン回路を提供する。メモリバンクのメ
モリ配列を、複数の行から構成される複数のセグメント
に分割することにより、メモリセルの隣り合う2つの列
の電源を一緒に接続し、セグメント電源ラインとするこ
とができる。1つのワードラインにおけるセグメント電
源ラインはそれぞれ共用の電源ラインに接続され、カッ
プリングされたゲートを持つ電源セグメント制御トラン
ジスタを通じて、電源セグメント制御ラインに接続され
ている。このため、ワードラインにおけるメモリセルは
セグメント毎に消去することができる。本発明の電源セ
グメント制御ラインと電源セグメント制御トランジスタ
は、フラッシュメモリにより高い柔軟性を与えている
が、メモリデバイスの製造がより複雑になってしまう。
制御ゲート、ワードライン、そして電源セグメント制御
トランジスタと電源セグメント制御ラインを適当な処理
層に分割することは、デバイスの製造において重要なポ
イントとなっている。より高い性能を持つデバイスを製
造するため、本発明はさらに多くの望ましいレイアウト
構造を説明する。1つのレイアウト構造において、電源
セグメント制御ラインとトランジスタは1つのポリシリ
コン層に形成されている。前記層において、メモリセル
のフローティングゲートも形成されている。他のレイア
ウト構造において、電源セグメント制御ラインとトラン
ジスタが形成されているポリシリコン層が、制御ゲート
が形成されているポリシリコン層の上方または下方にあ
る。さらに別のレイアウト構造において、最初にワード
ラインが制御ゲートのポリシリコン層にある複数のワー
ドラインセグメントから形成され、さらにその他の誘電
層に接続される。このため、電源セグメント制御ライン
とトランジスタは制御ゲートと同じポリシリコン層に形
成することができる。本発明における消去操作の望まし
いモードは、1つの電源ラインを共有する2つの隣り合
うワードラインを同時に消去することだが、単独のワー
ドラインのメモリセルを一度に消去する場合、ポスト・
プログラミング方法により、干渉を受けたメモリのデー
タを再保存することができる。2つのメモリ消去モード
は、複数のワードラインの消去と単一ワードラインにお
ける複数セグメントの消去によって説明できる。それぞ
れのモードにおいて異なるデバイス条件が適用される。
2種類の操作モードの長所を持つ混合方法は、過剰消去
問題を回避し、消去時間を短縮し、消費電力を節減する
ことができる。
【0006】本発明の最も望ましい実施例を以下に示
す。本発明はフラッシュメモリを複数のメモリバンクに
分割する。図1に示す通り、本発明の第1実施例におい
て、フラッシュメモリは1つのワードライン(WL)デ
コーダー50、1つの電源ライン(SL)デコーダー6
0、および1つのデータバンク80を含む。前記データ
バンク80は1つのメモリセル配列を持つ。各メモリバ
ンクは1つの奇数WLラッチ10、1つの偶数WLラッ
チ20および1つのSLラッチ30を持つ。異なるメモ
リバンクを選択するためのバンクデコーダー40も図中
に示されている。WLラッチとSLラッチはバンクデコ
ーダーによって制御されている。XT1〜XT4および
XTB1〜XTB4はアドレスラインで、WLデコーダ
ー50と一緒に作動するとき、WLラッチからワードラ
インまでの電圧を通すか、阻止する。ST1〜ST4お
よびSTB1〜STB4のアドレスラインはSLデコー
ダー60を制御して、SLラッチから電源ラインまでの
電圧を通すか、阻止する。XSワード制御ラインは本実
施例において、アース電圧に接続されている。WLラッ
チ10または20とSLラッチ30に関するデコーダー
回路は図1に示されている。単一ワードラインにおける
メモリセルの消去を行うため、負電圧をワードライン
に、正電圧5Vを電源ラインに負荷する(通常、単一ワ
ードラインには128又は256バイトが含まれる)。
しかし、図1に示す通り、本発明のフラッシュメモリ
は、2つの隣り合うワードラインが1つの電源ラインを
共用している。例えば、WL1とWL2はSL1を共用
している。WL1を消去する場合、消去したくないWL
2も消去されてしまう可能性がある。この問題を克服す
るため、消去する前に消去するWLを読み込み、隣のW
Lのメモリセルにプログラムデータとして保存してお
く。消去確認の間、隣のWLはオフの状態にある。消去
するWLが無事に確認された後、干渉を受けた隣のWL
にあったメモリセルのデータを回復する。呼び出された
データと保存してあったデータを比較する。データが符
合しない場合、保存されていたデータを、干渉を受けた
WLで再プログラミングする。第1実施例に示された回
路では、隣のWLにある干渉を受けるかもしれないデー
タを保存し、その後回復する方法により、如何なる数の
WLも消去できるという柔軟性を持っている。しかし、
第1実施例のフラッシュメモリ回路におけるより好まし
い操作は、隣り合うWLを同時に消去し、確認操作を干
渉なしに行うことである。本発明の奇数と複数のWLラ
ッチ10、20は2つの隣り合うWLにおけるメモリセ
ルを同時に消去することができる。選択されたメモリバ
ンクにおける奇数と偶数のWLラッチが、選択された1
組のWLに負電圧を負荷し、選択されたメモリバンクに
おけるSLラッチが、選択された1つのSLに正電圧を
負荷すると、1組のワードラインは同時に消去され、1
つずつ確認されて、適当なアドレス信号がアドレスライ
ンに送られる。選択されたメモリバンクのその他のWL
すべては、アドレスラインにより消去が選択されなけれ
ば、ワード制御ラインXSを通じてアースされる。同様
に、選択されなかったSLもアースされる。ゆえに選択
されたWLのメモリセル以外は、消去のため負荷するバ
イアス電圧の影響を受けることはない。メモリ干渉問題
は解消されている。さらに各メモリバンクは奇数および
偶数のWLラッチとSLラッチを持つため、消去操作が
他のメモリバンクに影響を与えることなく、独立して実
施できる。つまり、フラッシュメモリの消去サイズに柔
軟性があり、1組のWLペアから複数のWLペアまで消
去できる。さらに、消去を選択されたメモリバンクはフ
ラッシュメモリのどこに位置していても構わない。WL
デコーダー50の操作を説明するため、デコーダー回路
を図2に再び示す。p-nトランジスタともう1つのnト
ランジスタは各WLがWLラッチに接続するか、ワード
制御ラインXSにアースするかを制御している。注意す
べきことは、本実施例において、同時に複数のメモリバ
ンクを選択する場合、各メモリバンクから1組のWLだ
けを選択して消去することが望ましいということだ。そ
うすることで、干渉という問題が回避できる。ユーザー
にとって、消去するメモリWLのロジカルアドレスも連
続させることができる。しかし、本実施例のメモリデコ
ーダーは1組のWLのみを各メモリバンクから選択する
ことを確保することができる。図1に示される回路は1
つのメモリバンクにおいて1組以上のWLを同時に削除
することができるが、各メモリバンクから1組だけを消
去しない限り、本発明のメリットを発揮することができ
ない。2組のWLを消去する例は、図2に示されたデコ
ーダー回路の操作条件で説明されている。例えば、最初
と2番目のメモリバンクのWL1とWL2を消去すると
する。アドレスラインに適当な電圧が負荷され、WL1
とWL2が選択される。つまりXT1に0V、XT2〜
XT4に−8V、XTB1に−8V、XTB2〜XTB
4に0Vが負荷される。本実施例において、XSライン
はつねにアースされている。選択された2つのメモリバ
ンクにおいて、奇数と偶数のWLラッチが−8VをXD
1とXD2にそれぞれ負荷する。WLデコーダー50に
おいて、複数のワード・ゲーティング・デバイスがあ
り、それぞれ3つのトランジスタでWLの接続を制御し
ている。例えば、WL1はトランジスタM1a、M1
b、およびM1cで制御されている。それぞれのWLは
WLラッチまたはワード制御ラインXSに接続される。
これらのバイアス条件において、M1aとM2aはM1
b、M2bと同様にオンの状態にあり、M1cとM2c
はオフにされて、XD1とXD2をWL1とWL2に通
している。M3a〜M8aとM3b〜M8bをオフ、M
3c〜M8cをオンにして、XS信号をWL3〜WL8
に通す。ゆえに、WL1とWL2には−8Vがかかり、
消去が行われ、WL3〜WL8はアースされ、2つのメ
モリバンクにおいて選択されない。電源ラインデコーダ
ー60は複数の電源ゲーティング・デバイスから構成さ
れ、それぞれ2つのトランジスタを持ち、電源ラインを
SLラッチ30に接続するか、電源制御ラインSLSに
接続するかを制御する。アドレスラインST1〜ST4
とSTB1〜STB4は電源ゲーティング・デバイスが
どの電源ラインをSLラッチ30に接続するかを制御す
る。一般的に、ST1〜ST4はXT1〜XT4と同じ
ロジックを持つが、電圧が異なる。STB1〜STB4
もXTB1〜XTB4と同じロジックを持つが、電圧が
異なる。他のメモリバンクを消去しないため、奇数およ
び偶数のWLラッチはアース電圧をそれぞれXD1とX
D2にかける。アドレスラインXT1〜XT4とXTB
1〜XTB4の条件は選択されたWLによって決定され
ているため、WL1とWL2はアース電圧のXD1とX
D2にそれぞれ接続される。WL3〜WL8もアース電
圧のXSに通される。ゆえに、消去操作によっていかな
るWLも影響を受けない。事前に設定された消去時間の
後、消去されたWLの各セルの閾値電圧が確認され、消
去が完了したかがチェックされる。確認されるWLには
1.5Vのような正電圧が負荷される。他の消去された
WLには−3Vのような負の低電圧を負荷し、すべての
メモリセルをオフにする。メモリセルが過剰消去されて
いて、閾値電圧が0V〜―3Vの場合でも、オフにす
る。負電圧のオフと過剰消去されたセルの閾値電圧には
関連性がある。消去を確認する前に、消去したWLの電
圧をメモリセル電流が感知されなくなるまで下げる。閾
値電圧の決定に関する詳細については、本発明の出願者
が1997年3月25日に提出した米国特許公開番号08
/823,571号に記載されている。選択されていないWLに
低電圧またはアース電圧、例えば0Vが負荷される。最
初のメモリバンクのWL1が確認されとすると、アドレ
スラインに適当な電圧が負荷されてWL1が選択され、
電源電圧VddがXT1に、−3VがXT2〜XT4
に、−3VがXTB1に、VddがXTB2〜XTB4
に負荷される。WL1が位置する最初のメモリバンクに
おいて、奇数のWLラッチが1.5Vのような確認電圧
をXD1に負荷し、偶数のWLラッチが−3Vのような
負電圧をXD2に負荷する。このようなバイアス条件に
おいて、M1aとM2aはM1b、M2bと同様にオン
に、M1cとM2cはオフにされ、XD1とXD2はW
L1とWL2にそれぞれ通される。M3a〜M8aとM
3b〜M8bはオフ、M3c〜M8cはオンにされ、X
S信号をWL3〜WL8に通す。ゆえに、WL1には確
認電圧1.5Vが、WL2にはカットオフ電圧−3Vが
負荷され、WL3〜WL8はメモリバンクでアースされ
る。確認されていないが、消去されているWL1を持つ
第2のメモリバンクにおいて、奇数と偶数のWLラッチ
は負のカットオフ電圧−3VをXD1とXD2にそれぞ
れ負荷する。アドレスラインが共用されているため、バ
イアス条件はWL1とWL2をカットオフ電圧−3Vの
XD1とXD2にそれぞれ接続し、WL3〜WL8をア
ース電圧のXSに通す。WLが全く消去を選択されてい
ないその他のメモリバンクでは、両方のWLラッチが0
VをXD1とXD2に負荷する。ゆえに、WL1とWL
2は0VのXD1とXD2にそれぞれアースされ、WL
3〜WL8は0VのXSにアースされる。確認の後、最
初のメモリバンクのWL1が消去確認できなかった場
合、前述したような同じ操作条件で再び消去される。確
認に合格した場合、WL1に負のカットオフ電圧を負荷
して、消去を中止すると同時に、過剰消去のメモリセル
があれば、カットオフする。この状況において、次の消
去サイクルの操作条件は前述した条件と同じである。た
だし、最初のメモリバンクの奇数WLラッチは負のカッ
トオフ電圧をXD1に負荷する。上述の説明に基づき、
本発明は複数且つランダムなWLペアを同時に消去する
ためのデコーダー回路を提出する。注意すべきことは、
各WLの消去操作が独立して中止できることだ。消去さ
れた各WLは偶数WLラッチまたは奇数WLラッチによ
って制御されるため、消去確認をすでに通過したWLに
対する消去操作は、対応するWLラッチをリセットして
消去禁止状態にすることにより中止できる。その他WL
の消去中止前に、消去速度が最も遅いWLを待つ必要が
ない。独立して消去操作を中止できることにより、従来
のフラッシュメモリの過剰消去問題を大幅に改善するこ
とができる。注意深く読んでいると、1つのSLを共用
する1組のWLが同時に消去される場合、隣のWLをカ
ットオフしなければ、消去確認において確認されるWL
が誤って読み取られる可能性があることに気がつくであ
ろう。従来、確認用でないWLの制御ゲートはアースさ
れている。しかし、隣接するWLのメモリセルが過剰消
去された場合、その制御ゲートをアースすることで閉じ
ることはできない。過剰消去されたメモリセルでは電流
が誘導され、確認されるWLと電源ラインを共用するた
め、消去確認は不正確な結果を出すかもしれない。上記
の例で示した通り、負のカットオフ電圧は米国特許公開
番号08/823,571号に示された技術によって決定され、隣
のWLに負荷されて、読み込みの誤りを回避する。注意
すべきことは、消去確認を行うとき、本発明のフラッシ
ュメモリは3種類の制御ゲート電圧を必要とすることで
ある。従来のフラッシュメモリで使用された確認電圧と
アース電圧以外に、前述した負のカットオフ電圧が必要
となる。本発明の出願者が提出した米国特許公告番号5,
687,121号と特許公開番号08/676,066号では、すくなく
とも3種類の電圧をWLラッチから負荷する方法を示し
ている。この技術と本発明とを組合せ、3種類の制御ゲ
ート電圧をWLに供給する。図3に、1つのメモリバン
クのWLの各種メモリ操作におけるバイアス条件の例を
示す。WL1とWL2が消去選択されたとする。XD
1、XD2及びSLXがそれぞれアドレスラインによ
り、WL1、WL2、SL1に接続されている。消去操
作と消去確認操作は図2に関する説明において前述され
ている。消去操作については、XD1とXD2を−8
V、SLXを5Vとする。WL1の消去確認操作は、X
D1を1.5V、XD2を負のカットオフ電圧−Vxと
する。前述の説明では−3Vと仮定されている。SLX
は0V。WL1の過剰消去確認は、XL1を0.5V、
XD2を負のカットオフ電圧−Vx、SLXを0Vとし
ている。WL1を修復するためには、XL1を5V、X
D2を負のカットオフ電圧−Vx、SLXを0Vとして
いる。プログラミングには、XL1を8V、XD2とS
LXを0Vとしている。異なる操作において本実施例が
必要とするWL電圧は以下のようにまとめられる。3種
類の電圧は消去、消去確認、過剰消去確認、そして修復
操作のため必要となる。消去選択されたWLには、操作
電圧が負荷される。消去確認または過剰消去確認される
WLには、消去確認電圧または修復電圧が負荷される。
消去されたが、確認されていないWLには、負のカット
オフ電圧が負荷され、WLを閉じる。消去選択されなか
ったWLはアースされる。修復操作の後、過剰消去され
たすべてのWLは修復される。過剰消去メモリセルを閉
じる必要はない。ゆえに、2種類の電圧がプログラミン
グと読み込み操作のために必要となる。操作電圧はプロ
グラミングまたは読み込みされるWLに負荷され、その
他のWLはアースされる。本発明の第1実施例における
異なるメモリ操作に対する制御信号は、図4にまとめら
れている。
【0007】図5に本発明の第2の実施例を示す。本実
施例のフラッシュメモリ回路には、WLデコーダー5
1、SLデコーダー60、およびメモリセルの配列を持
つメモリバンク80が含まれている。各メモリバンクに
はWLラッチ11、SLラッチ30、バンクに関連する
ワード制御ライン(XS)ラッチ70含まれている。バ
ンクデコーダー40はフラッシュメモリの異なるメモリ
バンクを選択する。SLデコーダー60、SLラッチ3
0、メモリバンク80、バンクデコーダー40は第1実
施例と同じである。同じ番号でこれら回路ブロックを識
別している。WLデコーダー51には、ワードラインの
接続を制御するトランジスタをそれぞれ3種類持つ複数
のワード・ゲーティング・デバイスがある。例えば、W
L1はトランジスタM1a、M1b、M1cを持つゲー
ティング・デバイスで制御されている。WLラッチ1
1、SLラッチ30、XSラッチ70を利用し、図5に
示されるWLデコーダー回路51は、メモリバンクにお
ける各WLをいずれかのアドレスラインXT(XT1〜
XT4のうちの1つ)またはXSラッチ70に接続する
ことができる。消去選択されたWLの数がメモリバンク
より少なければ、メモリバンクのWLラッチ11は負電
圧をXDに送り、XDはメモリバンク内のWLを接続
し、接続方法は対応するアドレスラインXTと関連性が
ある。アドレスラインが負電圧ならば、対応するWLは
XSラッチ70に接続され、XSラッチは消去のための
負電圧を提供する。アドレスラインがアースされている
場合、対応するWLもアースされる。WLデコーダー5
1は柔軟性が低いため、消去選択したWLの数がメモリ
バンクのサイズより大きい場合、この実施例では1つま
たは複数のメモリバンクにおけるすべてのWLを同時に
消去することだけができる。同時に削除するサイズはメ
モリバンクサイズの倍数でなければならない。つまり、
1つのメモリバンクにおけるすべてのWLが消去を選択
された場合、他のメモリバンクにおいてもすべてのWL
を消去するか、消去しないか選択する必要がある。消去
サイズは第1実施例ほど柔軟性が高くないが、2種類の
消去操作を使用することにより、消去サイズを変更させ
ることが可能である。図5からもわかるように、2つの
隣り合うWLは同じSLを共用する。メモリ干渉問題を
回避することは困難である。メモリバンクのサイズより
少ないならば、いかなるWL数も消去のため選択するこ
とが可能であるが、第1実施例で述べたように、2つの
隣り合うWLを同時に消去することが望ましい。ゆえ
に、本実施例のデコーダー回路における望ましい操作方
法は、消去サイズをメモリバンクサイズより小さい偶数
とするか、メモリーバンクサイズの倍数とすることであ
る。第2実施例の操作を説明するため、メモリバンクの
WLデコーダー回路51を図6に再び示す。各メモリバ
ンクはXD信号を出すという1つのWLラッチのみを持
つ。XD信号は図6に示されるp−nトランジスタの共
通のゲートに送られる。各アドレスラインXTはp−M
OSトランジスタのドレインに送られる。2つのn−M
OSトランジスタのドレインは結合され、XSラッチ7
0に接続されている。ゆえに、XTまたはXSがXD信
号によってWLに接続される。本実施例では、1つのメ
モリバンクに8つのWLを持つ。デコーダーをいかに操
作するかを説明するため、消去するWL数がメモリバン
クのサイズより小さいケースをまず示す。XT1〜XT
4の電圧を−8V、XT5〜XT8を0V、XTB1〜
XTB4を1V、XTB5〜XTB8を−8Vとし、W
L1〜WL4を消去する。選択されたメモリバンクのW
LラッチとXSラッチはXDとXSにそれぞれ−8Vを
負荷する。これらの条件において、M1a〜M4aとM
1b〜M4bはオフとなり、M1c〜M4cはオンの状
態となって、負電圧−8VをXSから選択されたWL1
〜WL4に通す。同時にM5b〜M8bとM5c〜M8
cをオフに、M5a〜M8aをオンにして、0VをXT
5〜XT8から選択されなかったWL5〜WL8に通
す。XT1〜XT8とXTB1〜XTB8は各メモリバ
ンクにおいて対応するWLにより共用されているため、
XT1〜XT8とXTB1〜XTB8のバイアス条件は
前述したように、選択されたメモリバンクのWLによっ
て決定される。選択されなかったメモリバンクの制御は
適当なXDおよびXS電圧で行われる。選択されなかっ
たメモリバンクに対して、XDには−8Vが、XSには
0Vが負荷される。前述したように、WL1〜WL4の
電圧がXSから通されるため、それらを0Vとする。X
T5〜XT8からWL5〜WL8へ通される電圧も0V
とする。このため、すべてのWLは消去を選択されな
い。選択されたWLにおいてワードラインの消去を中止
するため、対応するXTに負のカットオフ電圧を負荷し
て、WLへ通す。例えば、WL1のみ消去確認をパスし
た場合、WL1のメモリセルをオフにするに充分低い負
のカットオフ電圧をXT1に負荷する。負のカットオフ
電圧は、前述した米国特許公開番号08/823,571号で設定
された閾値電圧より低くする。負のカットオフ電圧の望
ましい例は3Vである。XTB1も−8Vを負荷され
る。M1cをオフとし、負のバイアス電圧でM1aをオ
ンとし、WL1に通す。残りのワードラインWL2〜W
L4には影響がなく、消去操作が継続される。WL1〜
WL4の消去操作が完了した後、各ワードラインでそれ
ぞれ確認が行われる。WL1を確認するため、1.5V
のような確認電圧をXT1に負荷する。XT2〜XT4
には負のカットオフ電圧−3Vを、XT5〜XT8には
0Vをそれぞれ負荷する。XTB1に負のカットオフ電
圧―3Vを、XTB2〜XTB4には0Vを、そしてX
TB5〜XTB8には負のカットオフ電圧−3Vをそれ
ぞれ負荷する。XDとXSの両方にはそれぞれWLラッ
チとXSラッチから負のカットオフ電圧―3Vが負荷さ
れる。これらの条件においてM2a〜M4aとM2b〜
M4bはオフ、M2c〜M4cはオンとなって、負のカ
ットオフ電圧−3VがXSから消去されたが確認されて
いないWL2〜WL4に通じる。同時に、M5b〜M8
bとM5c〜M8cがオフ、M5a〜M8aがオンとな
り、0VがXT5〜XT8から選択されていないWL5
〜WL8に通される。M1bとM1cはオフ、M1aが
オンとなり、確認電圧1.5VがXT1からWL1に通
され、確認される。前述したように、第2実施例では、
複数のメモリバンクを同時に消去することもできる。選
択されたメモリバンクのすべてのWLは消去されるの
も、中止されるのも一緒に行われる。複数のメモリバン
クを消去する場合、XT1〜XT8に0V、XTB1〜
XTB8に−8Vまたは0Vを負荷する。消去に選択さ
れた各メモリバンクに対して、相当するWLラッチは0
VをXDに、対応するXSラッチは−8VをXSにそれ
ぞれ負荷する。この状況において、M1a〜M8aはオ
フ、M1b〜M8bとM1c〜M8cはオンとなる。ゆ
えに、WL1〜WL8には−8Vの電圧がXSから負荷
され、消去される。選択されていない各メモリバンクに
対しては、対応するWLラッチが−8VをXDに、対応
するXSラッチが0VをXSにそれぞれ負荷する。この
結果、M1a〜M8aはオン、M1b〜M8bとM1c
〜M8cはオフとなる。WL1〜WL8にはXT1〜X
T8からそれぞれ0Vが負荷される。選択されたメモリ
バンクのWLは一緒に消去するか、中止するかしなけれ
ばならないが、1つのメモリバンクの消去を中止し、他
のメモリバンクの消去を継続することはできる。選択し
たメモリバンクを中止するため、XSラッチは上述した
ように負のカットオフ電圧−3VをXSに負荷する必要
がある。M1a〜M8aはオフ、M1b〜M8bとM1
c〜M8cはオンとなるため、XSに負荷された負のカ
ットオフ電圧はすべてのWLに通され、メモリセルを閉
じる。消去されたWLは個別に確認されなければならな
い。メモリバンクのWL1が確認される場合、XT1に
は確認電圧1.5Vが、XT2〜XT8には負のカット
オフ電圧−3Vが負荷される。XTB1には負のカット
オフ電圧−3Vが、XTB2〜XTB8には0Vがそれ
ぞれ負荷される。確認されるWL1を持つメモリバンク
に対して、XDとXSに負のカットオフ電圧−3VがW
LラッチとXSラッチからそれぞれ負荷される。このよ
うな状況において、M2a〜M8aとM2b〜M8bは
オフ、M2c〜M8cはオンとなって、負のカットオフ
電圧−3VがXSから消去されたが確認されていないW
L2〜WL8に通じる。同時に、M1bとM1cはオ
フ、M1aがオンとなり、確認電圧1.5VがXT1か
らWL1に通され、確認される。消去されたが確認され
ていない他のメモリバンクに対しては、対応するWLラ
ッチが1VをXDに、対応するXSラッチが負のカット
オフ電圧−3VをXSに負荷する。このような状況にお
いてM1a〜M8aはオフ、M1b〜M8bはオンとな
る。M1cはオフ、M2c〜M8cはオンとなる。すべ
てのワードラインWL1〜WL8に負のカットオフ電圧
−3VがXSから負荷され、選択されたメモリバンクに
おけるWL1の確認は干渉を受けない。消去を選択され
ていないメモリバンクに対しては、対応するWLラッチ
が1VをXDに、対応するXSラッチが0VをXSに負
荷する。その結果、M1a〜M8aはオフ、M1b〜M
8bはオンとなる。M1cはオン、M2c〜M8cはオ
フとなる。この回路条件により、WL1〜WL8にはX
Sから0Vが負荷される。図7に第2実施例の異なる操
作に対する制御信号をまとめて示す。
【0008】図8に本発明の第3実施例を示す。本実施
例のフラッシュメモリ回路には、WLデコーダー52、
SLデコーダー60、およびメモリセルの配列を持つメ
モリバンク80が含まれている。各メモリバンクには第
1WLラッチ11、第2WLラッチ12、SLラッチ3
0、バンクに関連するXSラッチ70含まれている。バ
ンクデコーダー40はフラッシュメモリの異なるメモリ
バンクを選択する。本実施例は、2つのWLラッチがX
D1およびXD2信号をWLデコーダー52内のp−M
OSトランジスタとn−MOSトランジスタのゲートに
それぞれ送ることを除いて、前述した第2実施例と同じ
である。本実施例では、各p−nトランジスタ・ペアの
2つのゲートが連結されておらず、2つのWLラッチが
異なる電圧を提供することができるため、p−nトラン
ジスタに対する保護を提供することができる。例えば、
XD2には1Vを負荷してn―MOSトランジスタをオ
ンにして、XS信号をWLに送ることができる。0Vを
XD1に負荷して、p―MOSトランジスタを切り、電
源とゲート間の大きな電圧差がブレークダウンすること
を回避する。
【0009】図9に本発明の第4実施例を示す。本実施
例のフラッシュメモリ回路には、WLデコーダー53、
SLデコーダー60、およびメモリセルの配列を持つメ
モリバンク80が含まれている。各メモリバンクには奇
数WLラッチ10、偶数WLラッチ20、SLラッチ3
0、バンクに関連するXSラッチ70含まれている。バ
ンクデコーダー40はフラッシュメモリの異なるメモリ
バンクを選択する。本実施例も、偶数および奇数WLラ
ッチがメモリバンクにおける偶数および奇数WLをそれ
ぞれ制御するのに使用されることを除いて、第2実施例
に非常に類似している。図9に示す通り、本実施例のW
Lデコーダー53はわずか半分のアドレスラインを必要
とする。いいかえれば、奇数および偶数WLラッチで制
御されるそれぞれのWLペアがXT1〜XT4のアドレ
スラインを共用している。第2実施例と比べて、WLラ
ッチ20を追加することにより、アドレスラインの半分
を節約できるだけではなく、同じデコーディング機能を
提供することができる。
【0010】注目すべきことは、本発明のすべての実施
例で、第1実施例ではXD、第2、3、4実施例ではX
Tといった信号を制御するため、3種類の異なる電圧を
必要とすることである。本発明の出願者が以前提出した
米国特許08/676,066号では、異なる3種類の電圧を提供
できるラッチ回路を示している。同じく本発明の出願者
が提出した米国特許08/823,571号では、異なる電圧を負
荷して過剰消去問題を回避するメモリ操作の方法を示し
ている。本発明のWLラッチは前述特許に示されたラッ
チ回路と方法を使用している。ラッチ回路の一例を図1
0に示す。前記回路には、第1ラッチ100と第2ラッ
チ200、出力ドライバー400が含まれる。第2ラッ
チ200がB点に高電圧レベルを貯えると、出力ドライ
バー400がV3をVOUTに供給する。さもなくば、
出力ドライバーはラッチ100のA点に高電圧レベルを
貯えたか、低電圧レベルを貯えたかにより、V1または
V2を提供する。RES1、RES2、S1、S2、お
よびS3はラッチ回路をセットするか、リセットするか
を制御する信号であり、ラッチ回路が異なるモードにお
いて適当に作動することを制御する信号でもある。第2
実施例におけるXS、SLX、XD、第1実施例におけ
るXTといった信号ラインは、2種類の電圧を供給する
ことができるラッチを必要とする。図11に示された2
電圧ラッチの例を使用することができる。そのラッチの
操作は2種類の電圧レベルを使用することを除けば、図
10のラッチに類似している。本発明において、図1、
5、8、9に示すように、電源ラインは隣り合う2つの
WLにより共用されている。メモリ配列において、各W
Lはn―トランジスタを持ち、そのゲートはWLにカッ
プリングされ、電源は共用される電源ラインに接続さ
れ、そのドレインは図1、5、8、9に示すように共通
のSLYラインに接続されている。n−トランジスタは
図1においてM100で表示されている。電源ラインの
ための共通のSLYラインとトランジスタM100は、
フラッシュメモリ配列のプログラミング操作が必要な
時、並列な複数ビットの大きなセル電流をドレインする
ことができる。ゆえに、回路のレイアウトに関して、1
つWL幅を持つ狭い金属ラインを電源ラインに使用する
ことができる。「A New DecodingScheme and Erase Seq
uence for 5V Only Sector Erasable Flash Memory」と
題する参考文献が1992年、三菱によりSymposiun on VLS
I Circuit Digest of Technical Papersに掲載された。
これには、プログラミングに大量のセル電流が必要とな
るため、4本のWL幅を持つ広い金属ラインを2本の電
源ラインに使用したフラッシュメモリが示されている。
本発明の共通SLYラインとトランジスタM100は、
狭い金属ラインを共用の電源ラインに使用することを可
能にしている。
【0011】これまで説明した4つの実施例は、いずれ
もWLの数に柔軟性があり、2個から大量のWLを選択
できる。本発明はさらに新しい分割方法を提供する。1
組のWLペアを複数のセグメントに分割し、各セグメン
トのメモリセルを選択的に消去することができる。図1
2に示した通り、メモリ配列におけるメモリセルが複数
のビットラインBL1、BL2、・・・、BLN、BL
(N+1)、・・・、BL(2N)、・・・を持つと仮
定する。ワードラインペアのWL1とWL2はそれぞれ
N本のビットラインを持つ複数のセグメントに分割す
る。ビットラインBL1、BL2、・・・、BLNを持
つ第1セグメントを例とする。これらメモリセルの電源
は一緒に連結され、セグメント電源ラインSL11を形
成し、n−MOSトランジスタM50を通じて電源ライ
ンSL1に接続される。同様に、第1セグメントの別の
ペアであるWL3とWL4も連結され、セグメント電源
ラインSL12を形成して、他のn−MOSトランジス
タM60を通じて電源ラインSL2に接続される。n―
MOSトランジスタM50とM60のゲートは電源セグ
メント制御ラインSLC1に接続される。制御ラインS
LC1は、M50とM60のどちらをオンにし、対応す
るセグメント電源ラインSL11またはSL12からS
L1またはSL2に接続するかを決定する。SLC1の
電圧を制御することにより、本発明はさらに各WLのメ
モリセルのセグメント1つのみを消去することができ
る。いいかえれば、sub-WLの消去は図12に示された
回路によって完了することができる。図13にセグメン
ト電源ラインに対する別の回路を示す。図13におい
て、SL11のような各セグメント電源ラインは、セグ
メントの両側に配置されている(が、同じ制御ライン電
圧SLC1に接続されている)2本の電源セグメント制
御ラインと、SL11からSL1への接続を制御する2
つのトランジスタM50aとM50bを持つ。複数で柔
軟なセグメント消去を達成するため、各SLCN信号の
ためにSLCNラッチを使用する方法が応用できる。本
方法の操作に関する詳細は、本発明の出願者が提出した
米国特許5,646,890号に示されている。米国特許4,949,3
09号には類似しているが異なる電源ライン回路が示され
ており、これは回路を制御する2つのトランジスタを持
つ。米国特許4,949,309号において、第1金属層は垂直
に配置されるビットラインと電源ラインのために使用さ
れ、制御トランジスタは第2ポリシリコン(Poly
2)層を利用して構築されている。図12の回路構造の
実施例は図14に示されている。レイアウトには4つの
WLの2個のセグメントが示されている。SLC1とS
LC2はそれぞれ第1セグメントと第2セグメントの電
源セグメント制御ラインである。フラッシュメモリ回路
のレイアウトにおいて、第1ポリシリコン(Poly
1)層はメモリセルのフローティング・ゲートを形成す
るのに利用され、第2ポリシリコン(Poly2)層は
ワードラインのために利用される。高密度のため、Po
ly2層には他のトランジスタを構築する空間がない。
本発明は図14に示されたレイアウトを提供し、その中
で電源セグメント制御ラインSLC1とSLC2はトラ
ンジスタM50とM60と同様に、Poly1層に構築
されている。フラッシュメモリ技術において、Poly
1層はすべてのメモリセルの独立したフローティング・
ゲートを形成するのに使用されるため、Poly1層は
Poly2層のマスキングなしにエッチングされる。こ
れはSAE(Self-Aligned Etching)手法を使用し、特
殊なSAEマスキングを行って、行われる。しかし、本
発明において、トランジスタM50とM60はSLC
1、SLC2と同様に、エッチングから保護されなけれ
ばならない。ゆえに、従来のSAE層を変更して、これ
らPoly1デバイスや、標準Poly1ラインからき
て第1金属ラインのビットラインとオーバーラップする
Poly1ゲートラインを排除することができる。原則
的に、電源セグメント制御トランジスタM50とM60
および電源セグメント制御ラインSLC1とSLC2
は、メモリセルのワードラインや制御ゲートが形成され
ているポリシリコン層から分離されたポリシリコン層に
形成されるべきである。前述した通り、Poly1層は
それらの製造に使用される。しかし、Poly1層の厚
みを増やす必要がある。デバイスのパフォーマンスとフ
ランスメモリデバイスの品質を向上するため、製造工程
において別のポリシリコン層を電源セグメント制御ライ
ンとトランジスタのために使用することもできる。この
追加したポリシリコン層はワードラインを形成するPo
ly2層の上または下に配置することができる。図15
に、本発明の図12回路に対する他のレイアウトを示
す。追加されたポリシリコン(Poly0)層はPol
y2層と異なり、電源セグメント制御トランジスタM5
0とM60や電源セグメント制御ラインSLC1とSL
C2を最初に形成するのに使用される。フラッシュメモ
リセルのフローティング・ゲートは依然Poly1層に
形成される。制御ゲートとワードラインはPoly2層
に形成される。図14と比較すると、前記レイアウト
は、Poly1層がより薄くなり、メモリセルのパフォ
ーマンスの低下を回避するためのドーピングを行う必要
がないという長所を持つ。Poly1層は薄い酸化層
で、その厚みは100オングストローム前後である。P
oly0層はコンタクト接続を向上し、内部接続抵抗を
低下するため、ドーピングし、厚みを増やすことができ
る。前述した通り、追加されたポリシリコン層はPol
y2層の上に配置して、Poly3層とすることもでき
る。このような状況において、フォローティング・ゲー
ト、制御ゲート、そしてワードラインが形成された後、
電源セグメント制御ラインとトランジスタをPoly2
層に形成する。上記実施例では、電源セグメント制御ラ
インとトランジスタをPoly2層の上または下に位置
し、Poly0、Poly1またはPoly3層と呼ば
れるシリコン層に形成する製造方法を示している。制御
ゲートが形成されるPoly2層よりも他のポリシリコ
ン層を使用することにより、電源セグメント制御デバイ
スはワードラインの間隔を広げることなく実現すること
ができる。且つ、Poly1層の使用はPoly1層が
より厚くなるという欠点を持つ。Poly0やPoly
3層の使用は層を追加することで工程が複雑になる。フ
ラッシュメモリデバイスのパフォーマンスと品質を維持
し、製造工程の繁雑さを軽減するため、本発明はさらに
Poly2層における制御ゲートとワードラインに対す
る新しいレイアウトを示す。本レイアウトにおいて、P
oly2層にワードラインの間隔を広げることなく電源
セグメント制御ラインとトランジスタを製造することが
可能になる。図16に示す通り、メモリデバイスのワー
ドラインはPoly2層にWL1a、WL1b、WL2
a、WL2b・・・といった複数のワードラインセグメ
ントとして形成される。ワードラインが接続されていな
いため、電源セグメント制御ラインSLC1とSLC2
はトランジスタM50、M60、M51、M61と同様
に、干渉せずにPoly2層に形成することができる。
図16に示す通り、Poly2層のSLC1とSLC2
は垂直方向に配置され、トランジスタM50、M60、
M51、M61はSLC1とSLC2によって形成され
る。Poly2層のワードラインのセグメントは水平方
向に配置される。同じワードラインのすべてのセグメン
トは図17に示されるその後のプロセスにおいて、第1
金属層や第2金属層などの使用可能な材料に接続され
る。ワードラインをPoly2層において複数のセグメ
ントに分割し、さらに金属層などで再結合するという新
しいレイアウトの技術は、電源セグメント制御ラインと
トランジスタをPoly2層に形成することを可能にし
ている。従来のメモリ設計において、いずれも技術もワ
ードラインをセグメントに分割するという概念は使用さ
れていないことを強調しておきたい。図17には本発明
の新しいレイアウトに関する実施例が示されている。第
2金属層はワードラインセグメントWL1a、WL1b
を、第1金属層はWL2a、WL2bを接続するのに使
用されている。第1金属層と第2金属層は本実施例にお
いて使用されているが、本技術を熟知した者ならば、本
発明が金属層の相互連結にのみ制限されないことを理解
できるはずである。半導体デバイスにおいて、接続に使
用できるいかなる材料も本発明では使用できる。例え
ば、第1金属層、第2金属層、第3金属層、第4金属
層、Poly3層、Poly4層、またはPoly5層
などによって相互接続が達成できる。上記材料のすべて
は、現在半導体工程において汎用されている。さらに、
ワードラインセグメントの接続には別の方法がある。例
えば、図18と図19に2つの可能なワードラインセグ
メント接続方法を示す。説明を簡略化するため、図には
ワードラインのPoly2層と電源セグメント制御トラ
ンジスタのPoly2層のみを示す。本技術を熟知する
者ならば、第1金属層によって形成され、垂直方向に配
置され、各ワードラインセグメントに位置する複数のビ
ットラインがあることを理解できるはずである。図18
において、ワードラインセグメントWL1a、WL1b
およびWL1cが第2金属層セグメント10a、10b
によって各セグメントの端末に接続されている。その
他、図19では、連続する第2金属層20aでワードラ
インセグメントが接続されている。すでにお分かりの通
り、第2金属層はPoly2層より抵抗が低いため、図
19の接続方法は読み込み速度が図18よりも速い。図
18と図19は相互接続の例を示したにすぎないことを
留意していただきたい。実際のところ、図18と図19
に示した接続方法を混合した方法を使用するなど、多く
の組み合わせが可能であり、これらは本発明の精神から
外れることなく使用できる。Poly2層で電源セグメ
ント制御トランジスタを形成する方法は、製造工程を簡
素化できるという長所がある。電源セグメントトランジ
スタを形成するのに、追加のPoly0層やPoly3
層が必要ないため、工程はPoly1層とPoly2層
のみを使用する従来のフラッシュメモリ製造工程とかわ
りない。すでに、ワードラインデコーダーにおけるワー
ドラインからワードラインラッチ、XSラッチ、または
XTアドレスラインへの接続を制御する2種類のゲーテ
ィングデバイスを示している。図2に示されたトランジ
スタM1a、M1b、M1cは第1実施例で使用されて
いるゲーティングを形成し、図6に示されたトランジス
タM1a、M1b、M1cは、第2実施例で使用された
他のゲーティングデバイスを形成している。ゲーティン
グデバイスは回路を適当な設計することで、多様に変更
することができる。例えば、図20の回路は、図2のM
1a、M1b、M1cに置き換えることができる。同様
に図21または図22の回路は図6のM1a、M1b、
M1cで形成される回路と全く同じ機能を持っている。
上述された回路の実例は本発明の原理を説明するためだ
けに提示されている。この領域を熟知した者ならば、上
記の原則に基づき、本発明の精神に外れることなく、修
飾を行うことができるはずである。上記の記述におい
て、選択されたワードラインの消去を行うためXD=−
8V、SLX=5Vのように固定した電圧やその他のバ
イアス条件で様々な実施例の操作を説明してきたが、こ
れらのバイアス条件は本発明の権利の範囲を制限するこ
とはできない。例えば、メモリセルを消去する一部の回
路において、図1の実施例ではXD=0V、SLX=1
2V、ST1〜ST4=13Vを用いるのが望ましい。
さらに、負のカットオフ電圧には何度も言及している
が、これも確認操作の実施において変更することができ
る。この電圧は望ましいプログラミングおよび消去電圧
を決定するのに用いられる。提示した実施例において、
本領域を熟知したものであれば、本発明の指示と実際の
応用における異なるシステムの要求に基づき、望ましい
メモリ操作を達成できる様々なバイアス条件を選択する
ことができるはずである。
【0012】上述されたように、フラッシュメモリのデ
コーダー回路はフラッシュメモリが適切に機能すること
を保証するため、異なるメモリ機能の対する適当なバイ
アス条件が提供されてきた。フラッシュメモリ産業にお
いて、汎用されてきた消去操作のための2種類のバイア
ス条件がある。これら大まかに、電源消去方法とネガテ
ィブゲート消去方法に分類される。両方法とも、Fowler
-Nordheimトンネリングメカニズムによって、電源のフ
ローティングゲートから電源まで、フローティングゲー
トと電源の重複部分の間にある非常に薄い電化層を通じ
て、電子を引き出す。トンネリング電流を惹起するた
め、充分な電場が電源とゲートの間に負荷される。電源
消去方法では、12Vを電源ラインに、0Vをワードラ
インに負荷して、ビットラインを浮かしている。消去操
作の完了するため、高電源電圧を用いて充分な電場を供
給する。ネガティブゲート消去方法は−8Vをワードラ
インに、5Vを電源ラインに負荷して、ビットラインを
浮かせる。ゲートが負電圧を持つため、本方法では充分
な電場を供給するため、より低い電源電圧が要求され
る。電源消去方法の欠点は、高電源電圧がメモリセルや
周辺回路デバイスによる高いブレークダウン電圧への必
要性をより高めることである。ゆえに、周辺トランジス
タのより深い結合とより厚いゲート酸化層が必要とな
る。これらの必要性によって、メモリデバイスは縮小が
難しくなる。さらに、より高い電源電圧によって、電流
供給が難しくなる。電源をチップ上回路から生産する場
合、より深刻な問題となる。通常、電圧ジェネレーター
は64KBのメモリセルを消去(10nA/セル)する
ため、約5mAを供給する必要がある。しかし、高電圧
ジェネレーターの電流供給は、出力電圧が増加すると急
激に減少してしまう。ゆえに、ポータブルなアプリケー
ションはパワーサプライVccが1つしかなく、チップ
上で高電圧を生産することを要求されるため、電源消去
方法はこれらのアプリケーションには不適切である。結
局、ネガティブゲート消去方法がより低い電源電圧を使
用するため、より望ましい。低電源電圧は容易にチップ
上で生産でき、5VのパワーサプライVccを使用すれ
ばVccによって直接供給することもできる。ゲートで
浮いているDC電流がないため、ネガティブゲート電圧
に対して電流供給に関する問題がない。ネガティブゲー
ト消去方法は上述の本発明のフラッシュメモリ回路にお
いて、1つのWL、1組のWLペア、複数のWL、複数
のWLペアを消去するのによく使用されている。しか
し、従来のネガティブゲート消去方法は本発明の回路に
よって提供されたWLペアの一部だけを消去するといっ
た、消去サイズに高い柔軟性を持つ消去方法には適さな
い。前述したように、本発明のメモリ配列におけるWL
またはWLペアは図12や図13に示した通り、複数の
セグメントに分解でき、各セグメントのメモリセルは選
択的に消去することができる。各セグメントは1バイト
にまで小さくすることが可能である。ネガティブゲート
消去方法のバイアス条件がWLペアの1つまたは複数の
セグメントを消去するのに応用される場合、ネガティブ
ゲート電圧が選択されたセグメントにも、選択されてい
ないセグメントにも負荷されるため、消去を選択されて
いないセグメントはゲートの干渉を受ける。高いネガテ
ィブゲート電圧は長い消去時間において、フローティン
グゲートの電子を除去してしまう。ゲート干渉を最小限
に止めるため、従来の電源消去方法がWLまたはWLペ
アの1つまたはそれ以上のセグメント消去に使用され
る。従来の電源消去方法において、選択されたセグメン
トの電源には12Vのような正電圧が負荷され、選択さ
れたセグメントのゲートはアースされる。図12と図1
3に示された本発明の回路により、選択されたセグメン
トのセグメント電源ラインには高電圧が負荷される。選
択されていないセグメントのセグメント電源ラインは浮
いている。つまり、電源干渉とゲート干渉の両方を取り
除くことができる。このケースにおいては少数のメモリ
セルのみ消去されるため、必要な電源電流は64KBの
メモリセルを消去するのに必要な供給電流ほど高くな
い。しかし、このバイアス条件にも上述したように、よ
り厚い酸化層とより深い結合を必要とするという欠点が
ある。これらの問題を解決するため、消去操作のためよ
り望ましいバイアス条件を持つ適当な方法が開発され、
上述したデコーダー回路の消去サイズに対する高い柔軟
性を発揮させている。選択されたWLペアの1つまたは
複数のセグメントを消去するより望ましいバイアス条件
は、−4Vのような適当な負電圧をゲートラインに、7
Vのような適当な正電圧を電源ラインに負荷して、ビッ
トラインを浮かせるという条件である。制御ゲート(ワ
ードライン)からフローティングゲートまでのカップリ
ング比率は約50%で、2Vを従来のネガティブゲート
消去方法の電源電圧に加えることにより、ゲート電圧は
約4V低減される。これは充分にゲート干渉を軽減する
一方で、メモリセルの消去に対する電場を維持すること
ができる。メモリの読み込み機能を行う場合、WLには
通常5Vが負荷される。つまり、選択されていないセグ
メントに−4Vを負荷することで発生するゲート干渉
は、もはや読み込み操作によって発生するゲート干渉と
はならない。これは確実に無視することができる。電源
電圧が増加するが、選択されていないセグメントの電源
干渉は増加していない。各セグメントは図12に示され
ているSL11、またはSL12のような自身でデコー
ドするセグメント電源ラインを持つため、同じWLペア
内の選択されていないセグメントのセグメント電源ライ
ンは浮いている。さらに、適当な正電源電圧には、従来
の電源消去方法による厚い酸化層や大きな電源電流が必
要にならない。汎用されている電流デバイス技術のブレ
ークダウン電圧(BVDSS)は8Vより高い。本発明
の望ましいバイアス条件によれば、適当な正電源ライン
電圧はブレークダウン電圧より低い。ゆえに、酸化層を
厚くしたり、周辺デバイスの結合を深くする必要がな
い。さらに、7Vの電源ライン電圧はチップ上のポンプ
回路で容易に得ることができる。ポンプ回路は5V V
ccを使用すれば1段階、3V Vccを使用すれば2
段階が必要となる。結局、新しいバイアス条件は従来の
条件に比べて、無視できる程度のゲート干渉や容易に上
げることができる電源電圧などの長所を提供することが
できる。また、電流デバイスの製造技術も同じである。
上述した電源ライン電圧とゲートライン電圧は一例に過
ぎずないことを強調する。その他の適当な値も使用する
ことができる。前述の説明に続いて、本発明のフラッシ
ュメモリに使用されるバイアス条件は以下の通りであ
る。従来のネガティブゲート消去方法のバイアス条件は
低い電源電圧という長所を持つため、1つまたは複数の
WLペアを消去するのに適当である。従来の電源消去方
法または適当な方法に使用されるバイアス条件は、WL
またはWLペアの1つまたは複数のセグメントのメモリ
セルを消去するのに使用できる。いいかえれば、本発明
において、最も適切なバイアス条件は消去操作のサイズ
によって調整される。
【0013】本説明において指摘したように、本発明の
フラッシュメモリの操作に対するより望ましいモード
は、同時に同じ電源ラインを共用するワードラインペア
やワードラインセグメントを消去することであるが、回
路によって1つのワードラインにおけるメモリセルを消
去することもできる。さらに、1つのバイトセットのメ
モリセルや1つのワードラインにおける小さなセグメン
トを消去することもできる。しかし、隣に位置する選択
されていないワードラインやワードラインセグメントは
ストレスを受けたり、干渉を受けることもある。単独の
ワードラインを消去する欠点を克服する方法は、選択さ
れていない隣のWLにおけるストレスを受けるメモリセ
ルのプログラムデータを消去前に記憶し、保存しておく
ことである。選択されたWLが無事に消去、確認された
後、隣のWLの消去前に保存されたデータを回復し、消
去後に干渉されたWLのメモリセルの読み込みデータと
比較する。ポストプログラミング操作は、これらのデー
タが安全な読み込み範囲内で一致しなかった場合、再実
行される。このアプローチは従来のフラッシュメモリ回
路にも応用できるが、本発明では干渉を受けたワードラ
インに対してだけ再保存するという長所を提供してい
る。これは本発明において、隣のワードラインにおける
メモリセルは単一のワードラインが消去される時にオフ
となり、データ干渉が最小限に止められるためである。
ゆえに、干渉を受けたメモリセルだけ再プログラミング
されなければならない。しかし、従来のフラッシュメモ
リの場合は、メモリセルのブロック全体で消去または再
プログラミングを行われなければならない。図23に、
消去操作後にストレスを受けたメモリセルをポストプロ
グラミングする手順のフローチャートを示す。これらの
メモリセルは消去を選択されておらず、そのデータは回
復のために保存されていたと仮定している。以下のよう
にまとめることができる。 (1) ストレスを受けたメモリセルのメモリデータを
読み込み、保存されたメモリデータと比較する。 (2) 3V操作における4V前後の閾値電圧を持つデ
ータ「0」を確認する。失敗した場合は、その閾値電圧
を再保存し、4V以上に回復させるため、メモリセルを
ポストプログラミングする。再プログラミングを行う前
に許容できる消去時間を超えた場合、フラッシュメモリ
デバイスは欠陥があるとみなされる。 (3) 3V操作における1V前後の閾値電圧を持つデ
ータ「1」を確認する。失敗した場合は、その閾値電圧
を再保存し、1Vに回復させるため、メモリセルをポス
トプログラミングする。プログラミングを行う前に許容
できる消去時間を超えた場合、フラッシュメモリデバイ
スは欠陥があるとみなされる。 (4) データ「0」と「1」が両方とも無事にメモリ
セルへ最保存された場合、ポストプログラミングが完了
する。 上記のポストプログラミング手順は、本発明のフラッシ
ュメモリ回路が同じ電源ラインを共用するペアと十分に
対になっていない複数のワードラインを消去するのに使
用された場合、データ干渉を克服するのに使用される。
図24に、本発明における複数のワードラインを消去す
る方法のフローチャートを示す。消去方法のこのモード
はマルチプル・ワードライン・モードと呼ばれている。
以下のようにまとめることができる。 a.消去するワードラインを選択する。 b.消去操作によってデータ干渉を受けるという、隣の
選択されていないワードラインのメモリセルからメモリ
データを読み込む。例えば、消去を選択されたワードラ
インと同じ電源ラインを共用する各ワードラインなど。
さらに、データをチップ上またはチップ外にあるSRA
Mのような一時保存デバイスに保存する。 c.1つまたはそれ以上のワードラインを消去するた
め、選択されたワードラインに適当なバイアス条件を適
用し、その他の選択されていないワードラインをオフに
する。 d.選択されたワードラインに消去パルスを加える。 e.選択されたワードラインにおけるメモリセルを確認
する。選択されたすべてのワードラインが無事に確認を
通過したならば、ステップgに進む。 f.許容消去時間を過ぎていない場合、ステップeで確
認に失敗したワードラインを再選択し、次の消去操作を
行うためステップcに戻る。許容消去時間を過ぎている
場合、消去操作を終了し、フラッシュメモリに欠陥があ
るとみなす。 g.図23に示したポストプログラミング手順を行う。
従来の技術に比べて、本発明の消去操作では新たな3つ
の要点がある。最初に、ステップfにおいて、確認を通
過した選択されたワードラインは選択されていないとし
て、リセットされ、次の消去操作において消去パルスを
これらのワードラインに加えない。これは過剰消去のセ
ルを顕著に減少することができる。反対に、従来のフラ
ッシュメモリはこれらのワードラインに対しても消去を
続け、選択されたすべてのワードラインが消去、確認す
るまで行われる。第2に、メモリセルがステップfで継
続的に消去されなければならない場合、操作はステップ
cに戻り、バイアス条件は上述した確認ステップで検出
されたメモリセルの閾値電圧により更新される。一方、
従来のフラッシュメモリでは、ステップdに戻り、バイ
アス条件は更新されない。第3に、ステップbとステッ
プgでは、消去で干渉を受けたメモリセルのデータをポ
ストプログラミングする。一方、従来の技術では、この
操作が行われない。
【0014】上述したように、本発明のフラッシュメモ
リはワードラインのメモリセルを複数のセグメントに分
割することもできる。1つのワードラインの1つまたは
複数のセグメントのメモリセルを消去するため、操作は
似ているが、電源干渉を受ける選択されていない隣のワ
ードラインのメモリセルに加えて、選択されたワードラ
インから障害を受ける選択されていないメモリセルに対
しても、SRAMのような一時保存デバイスにデータを
読み込み、保存しなければならないという点が異なる。
これらのメモリセルは消去操作の間に干渉を受けたなら
ば、確認され、再保存されなければならない。図25
に、1つのワードラインまたは1組のワードラインペア
の1つまたは複数のセグメントを消去する本発明の方法
を示す。消去操作の本モードは、マルチプル・セグメン
ト・モードと呼ばれている。以下のようにまとめること
ができる。 A.消去するワードラインセグメントを選択する。 B.消去操作によってデータ干渉を受けるという、同じ
ワードラインにおける選択されていないワードラインセ
グメントのメモリセルや、隣の選択されていないワード
ラインのメモリセルからからメモリデータを読み込む。
さらに、データをチップ上またはチップ外にあるSRA
Mのような一時保存デバイスに保存する。 C.1つまたはそれ以上のワードラインセグメントを消
去するため、選択されたワードラインセグメントに適当
なバイアス条件を適用し、その他の選択されていないワ
ードラインセグメントと選択されていない他のワードラ
インをオフにする。 D.選択されたワードラインセグメントに消去パルスを
加える。 E.選択されたワードラインセグメントにおけるメモリ
セルを確認する。選択されたすべてのワードラインセグ
メントが無事に確認を通過したならば、ステップGに進
む。 F.許容消去時間を過ぎていない場合、ステップEで確
認に失敗したワードラインセグメントを再選択し、次の
消去操作を行うためステップCに戻る。許容消去時間を
過ぎている場合、消去操作を終了し、フラッシュメモリ
に欠陥があるとみなす。 G.図23に示したポストプログラミング手順を行う。
図24と同様に、各選択されたセグメントはステップF
の確認を通過した後、消去が中止される。前述した通
り、適当な正電圧をセグメント電源ラインに、適当な負
電圧をゲートに供給することで得られたバイアス条件
が、ステップCの消去操作において、選択されたワード
ラインセグメントに使用される。選択されていないワー
ドラインセグメントのセグメント電源ラインは浮いてい
なければならない。前述した通り、バイオス条件は選択
されていないワードラインセグメントへのゲート干渉を
軽減する。
【0015】図24と図25のフローチャートに示され
た方法は、複数のワードラインやワードラインセグメン
トのメモリセルを消去するために設計されている。本発
明はさらに、図24と図25の両方の方法の長所を組み
合わせて、示されたフラッシュメモリ回路の消去操作強
化のための二段階操作を提供する。従来のフラッシュメ
モリ回路において、複数のワードラインのメモリセルが
消去に選択されたとき、消去に長い時間を取るメモリセ
ルがあるならば、その他の選択されたセルは遅いセルの
消去が完了するまで、継続して消去が行われる。これは
過剰消去のセルを増やすだけではなく、時間とエネルギ
ーの浪費でもある。本応用において、過剰消去の欠点と
問題が前述されている。本発明の図24に示された方法
では、この問題を回避するため、ワードラインにおける
消去操作を独立して中止することができる。しかし、遅
いセルが多くのワードラインに存在し、干渉するなら
ば、個々のワードラインの消去を中止する方法では欠点
を解決することができない。この問題を解決するため、
図26のフローチャートに複数のワードラインを消去す
る新たな方法を示す。図26に示された消去方法は、マ
ルチプル・ワードライン・モードとマルチプル・セグメ
ント・モードを含む。最初に、選択されたワードライン
はマルチプル・ワードライン・モードで消去される。そ
のモードにおいて、選択された複数のワードラインはす
べて同時に消去され、確認を通過したワードラインは個
々に消去を中止する。ほとんどの選択されたワードライ
ンが無事に消去、確認された後、消去操作はマルチプル
・セグメント・モードに切り換えられる。マルチプル・
セグメント・モードにおいて、消去が完了していないワ
ードラインが検出され、ワードライン毎に消去される。
さらに消去が必要なワードラインに対しては、消去が完
了していないメモリセルを含む複数のセグメントに消去
パルスが加えられる。各セグメントは確認を通過した時
点で個々に消去を中止することができる。ワードライン
のすべてのセグメントが無事に消去、確認された後、消
去が完了していないメモリセルを含む次のワードライン
が検出され、マルチプル・セグメント・モードの消去が
進められる。消去操作のマルチプル・セグメント・モー
ドは選択されたワードラインのすべてのメモリセルの消
去、確認されるまで続けられる。図24で行われた各ス
テップが、図26でもステップfを除いて繰り返されて
いる。ステップfにおいて、図26の方法では、許容消
去時間が過ぎていなければ、消去操作をマルチプル・セ
グメント・モードに切り換えるかを決定する。その決定
は、加える消去パルスの数、確認を失敗したメモリセル
の数、消去されたメモリセルの最小閾値電圧のような複
数のファクターに基づいて行われる。消去操作のマルチ
プル・ワードライン・モードをマルチプル・セグメント
・モードに切り換えるかどうか決定する少数の例を以下
の示す。複数のワードラインのメモリセルが消去を選択
されたとする。5つのワードラインが選択されたワード
ライン全体の一部を代表する。モードを切り換えるため
の設定条件は、消去・確認を失敗したワードラインの総
数が5未満になった場合とすることができる。選択され
たワードラインに加えられる消去パルスの総数も、追加
の制限条件とすることができる。例えば、消去パルスの
数が100のような設定値を越え、消去・確認を失敗し
たワードラインの総数が5未満になったとき、マルチプ
ル・セグメント・モードが開始される。また、追加基準
として、メモリセルの最大閾値電圧を使用することもで
きる。マルチプル・ワードライン・モードからマルチプ
ル・セグメント・モードに切り換えるポイントを、消去
・確認が失敗したメモリセルの最大閾値電圧が3Vのよ
うな設定値を越え、消去・確認を失敗したワードライン
の総数が5未満となった時とすることができる。上記の
ワードライン数と電圧値は例にすぎず、本発明の範囲を
制限するものではない。マルチプル・ワードライン・モ
ードの継続が決定されたならば、消去操作は図24の方
法に戻る。消去操作がマルチプル・セグメント・モード
に切り換えられたならば、確認結果に基づいて各ワード
ラインのワードラインセグメントが認識される。認識さ
れた各ワードラインのワードラインセグメントはさらに
図25に示された方法で消去を選択される。マルチプル
・セグメント・モードに切り換えることができることに
より、遅いメモリセルを含まないワードラインセグメン
トは長い消去時間に干渉される機会が減る。ゆえに、過
剰消去問題が解決され、電力消費も顕著に減少すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明のフラッシュメモリ回路のメモリ
セルを複数のメモリバンクに分割し、各メモリバンクの
メモリセルは複数の列と複数の行から構成した。隣接す
る2つの列のメモリセル電源を同じ電源ラインに接続さ
した。本発明の各メモリバンクはそれぞれ独自のワード
ラインデコーダーと電源ラインデコーダーを持ち、電源
ラインデコーダーには電源ラインラッチがあり、各メモ
リ操作において望ましい電圧レベルを供給できる。アド
レスラインからワードラインデコーダーと電源ラインデ
コーダーまでは、メモリ操作を行うワードラインおよび
電源ラインを選択することができる。これにより、消去
サイズに対して高い柔軟性を持つフラッシュメモリを得
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるメモリバンク回路
(メモリバンクデコーダー、奇数および偶数ワードライ
ンラッチを持つワードラインデコーダー、電源ラインラ
ッチを持つ電源ラインデコーダーを含む)。
【図2】図1の第1実施例におけるワードラインデコー
ダー回路。
【図3】メモリバンクのメモリ配列回路と各種メモリ操
作におけるデコーダー操作条件。
【図4】第1実施例における異なるメモリ操作に対する
制御信号。
【図5】本発明の第2実施例におけるメモリバンク回路
(メモリバンクデコーダー、ワードラインラッチを持つ
ワードラインデコーダー、電源ラインラッチを持つ電源
ラインデコーダーを含む)。
【図6】第2実施例におけるワードラインデコーダー回
路。
【図7】第2実施例における異なるメモリ操作に対する
制御信号。
【図8】本発明の第3実施例におけるメモリバンク回
路。
【図9】本発明の第4実施例におけるメモリバンク回
路。
【図10】3段階の電圧レベルを提供するラッチ回路。
【図11】2段階の電圧レベルを提供するラッチ回路。
【図12】セグメント電源ラインを持つメモリ配列回
路。
【図13】別のセグメント電源ラインを持つメモリ配列
回路。
【図14】メモリ配列回路の典型的レイアウト。
【図15】メモリ配列回路の別のレイアウト。
【図16】別のレイアウトにおける最初の少数層(ワー
ドラインが第2ポリシリコン層において複数のセグメン
トに分割され、電源セグメント制御トランジスタを第2
ポリシリコン層に配列できる)。
【図17】別のレイアウトにおける同じワードラインの
第2ポリシリコン層にある隣接するワードラインセグメ
ント(第1金属層または第2金属層に接続されてい
る)。
【図18】金属コネクタで接続されている2つの隣り合
う第2ポリシリコン層ワードラインセグメント。
【図19】第2ポリシリコン層ワードラインセグメント
を接続する金属コネクタ(直列に配列され、長い金属ラ
インを形成している)。
【図20】典型的なゲーティングデバイス。
【図21】典型的なゲーティングデバイス。
【図22】他の典型的なゲーティングデバイス。
【図23】本発明のポスト・プログラミング法のフロー
チャート(1組のワードラインのメモリセルに対する消
去を同時に行わず、データ干渉が発生したメモリセルに
対する再プログラミングを行う)。
【図24】本発明における第1の消去モード(複数のワ
ードラインのメモリセルが消去を選択された場合)。
【図25】本発明における第2の消去モード(複数のワ
ードラインセグメントのメモリセルが消去を選択された
場合)。
【図26】本発明における第3の消去モード。
【符号の説明】
(10) WLラッチ (11) WLラッチ (12) WLラッチ (20) WLラッチ (30) SLラッチ (40) メモリバンクデコーダー (50) ワードライン(WL)デコーダー (51) ワードライン(WL)デコーダー (52) ワードライン(WL)デコーダー (53) ワードライン(WL)デコーダー (60) 電源ライン(SL)デコーダー (70) ワード制御ライン(XS)ラッチ (80) メモリバンク (100) 第1ラッチ (200) 第2ラッチ (400) 出力ドライバー
フロントページの続き (72)発明者 ピーター・ウング・リー 米国95070カリフォルニア州サラトーガ・ ロード13990 (72)発明者 許富菖 台湾台北市東園街38号2楼 (72)発明者 曹興亜 台湾台北県新店市五峰路61巷7号2楼 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD02 AD03 AD04 AD05 AD08 AE06 AE08

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ1つの制御ゲート、1つのドレイ
    ンおよび1つの電源を持ち、複数の列と複数の行に配列
    された複数のフラッシュメモリセルと、それぞれ、同じ
    奇数列においてすべてのフラッシュメモリセルの制御ゲ
    ートを接続している複数の奇数のワードラインと、それ
    ぞれ、同じ偶数列においてすべてのフラッシュメモリセ
    ルの制御ゲートを接続している複数の偶数のワードライ
    ンと、それぞれ、同じ行においてすべてのフラッシュメ
    モリセルのドレインを接続している複数のビットライン
    と、それぞれ、奇数列と前記奇数列に隣接する関連偶数
    列においてすべてのフラッシュメモリセルの電源を接続
    している複数の電源ラインとから構成されていることを
    特徴とするフラッシュメモリ配列。
  2. 【請求項2】さらに、少なくとも1行のトランジスタを
    持ち、各トランジスタには1つのゲートがあり、前記ゲ
    ートは1列のメモリセルの1つのワードラインにカップ
    リングされ、前記列に関連する電源ラインを電源電流ド
    レイニングラインまで接続しており、プログラミング操
    作において高セル電流を分流処理し、且つ関連電源ライ
    ンを第1アースに接続し、プログラミング操作において
    前記電源電流ドレイニングラインを第2アースに接続す
    ることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ
    配列。
  3. 【請求項3】前記複数の電源ラインの各々が1つの奇数
    列および1つの関連する偶数列におけるメモリセルの電
    源に接続されておらず、前記メモリ配列がそれぞれ複数
    の行から構成されるという複数のセグメントに分割さ
    れ、前記セグメントが複数のセグメント電源ラインを持
    ち、前記セグメント電源ラインが1つの奇数列と1つの
    関連する偶数列におけるすべてのメモリセルの電源を一
    緒に連結して形成されており、前記関連する偶数列のセ
    グメントは前記奇数列と隣り合い、且つ少なくとも1つ
    の電源セグメント制御トランジスタによって再び奇数お
    よび偶数列に関連する電源ラインに接続され、前記電源
    セグメント制御トランジスタには1つのゲートがあり、
    前記セグメントの電源セグメント制御ラインにカップリ
    ングされていることを特徴とする請求項1に記載のフラ
    ッシュメモリ配列。
  4. 【請求項4】前記電源セグメント制御ラインと前記電源
    セグメント制御トランジスタが第1ポリシリコン層に構
    築され、奇数および偶数のワードラインと前記複数のフ
    ラッシュメモリセルの制御ゲートが第2ポリシリコン層
    に形成されることを特徴とする請求項3に記載のフラッ
    シュメモリ配列。
  5. 【請求項5】1つのフラッシュメモリ配列と、1つのバ
    ンクデコーダーと、前記バンクデコーダーで制御される
    1つの電源ライン圧力と、1つの電源ラインデコーダー
    と、前記バンクデコーダーで制御される1つの奇数ワー
    ドライン電圧と、前記バンクデコーダーで制御される1
    つの偶数ワードライン電圧と、1つのワードラインデコ
    ーダーとから構成される複数のフラッシュメモリバンク
    を持つフラッシュメモリ回路において、前記フラッシュ
    メモリ配列が、それぞれ1つの制御ゲート、1つのドレ
    インおよび1つの電源を持ち、複数の列と複数の行に配
    列された複数のフラッシュメモリセルと、それぞれ、同
    じ奇数列においてすべてのフラッシュメモリセルの制御
    ゲートを接続している複数の奇数のワードラインと、そ
    れぞれ、同じ偶数列においてすべてのフラッシュメモリ
    セルの制御ゲートを接続している複数の偶数のワードラ
    インと、それぞれ、同じ行においてすべてのフラッシュ
    メモリセルのドレインを接続している複数のビットライ
    ンと、それぞれ、奇数列と前記奇数列に隣接する関連偶
    数列においてすべてのフラッシュメモリセルの電源を接
    続している複数の電源ラインとを含み、前記電源ライン
    デコーダーが、電源制御ラインと、それぞれの電源主ア
    ドレスラインが対応する電源副アドレスラインを持つ複
    数の電源主アドレスラインおよび電源副アドレスライン
    と、それぞれ電源主アドレスラインと対応する電源副ア
    ドレスラインにカップリングされ、電源ラインを前記電
    源ライン電圧または前記電源制御ラインに接続する複数
    の電源ゲーティングデバイスとを含み、前記ワードライ
    ンデコーダーが、ワード制御ラインと、それぞれのワー
    ド主アドレスラインと対応するワード副アドレスライン
    を持つ複数のワード主アドレスラインとワード副アドレ
    スラインと、そして、それぞれワード主アドレスライン
    と対応するワード副アドレスラインにカップリングさ
    れ、奇数ワードラインを前記奇数ワードライン電圧また
    は前記ワード制御ラインに接続するか、偶数ワードライ
    ンを前記偶数ワードライン電圧または前記ワード制御ラ
    インに接続する、複数のワードゲーティングデバイスと
    を含み、さらに、奇数ワードゲーティングデバイスと隣
    の偶数ワードゲーティングデバイスが同じワード主アド
    レスラインと同じ副アドレスラインにカップリングされ
    て、奇数ワードラインと偶数ワードラインがそれぞれ同
    時に接続されることを特徴とする複数のフラッシュメモ
    リバンクのフラッシュメモリ回路。
  6. 【請求項6】前記電源ライン電圧を供給する前記バンク
    デコーダーにより制御される電源ラインラッチと、前記
    奇数ワードライン電圧を供給する前記バンクデコーダー
    により制御される奇数ワードラインラッチと、前記偶数
    ワードライン電圧を供給する前記バンクデコーダーによ
    り制御される偶数ワードラインラッチとから構成される
    ことを特徴とする請求項5に記載のフラッシュメモリ回
    路。
  7. 【請求項7】それぞれの前記電源ゲーティングデバイス
    が、第1および第2トランジスタから構成され、当該第
    1および第2トランジスタが電源主アドレスラインと対
    応する電源副アドレスラインをそれぞれカップリングす
    るゲートを持ち、電源ラインを前記電源ラインラッチま
    たは前記電源制御ラインに接続することを特徴とする請
    求項6に記載のフラッシュメモリ回路。
  8. 【請求項8】それぞれの前記ワードゲーティングデバイ
    スが、ワード主アドレスラインと対応するワード副アド
    レスラインへそれぞれカップリングするゲートを持ち、
    奇数ワードラインを前記奇数ワードラッチに接続する
    か、または偶数ワードラインを前記偶数ワードラインラ
    ッチに接続する1組のn−チャンネルおよびp−チャン
    ネルトランジスタと、ワード副アドレスラインへカップ
    リングするゲートを持ち、さらに奇数または偶数ワード
    ラインを前記ワード制御ラインに接続するn−チャンネ
    ルトランジスタとから構成され、前記n−チャンネルト
    ランジスタへカップリングされるワード副アドレスライ
    ンが対の前記トランジスタにカップリングされるワード
    副アドレスラインと同じであり、前記n−チャンネルト
    ランジスタによって接続されるワードラインが対の前記
    トランジスタに接続されるワードラインと同じであるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のフラッシュメモリ回
    路。
  9. 【請求項9】さらに、少なくとも1行のトランジスタを
    持ち、各トランジスタには1つのゲートがあり、前記ゲ
    ートは1列のメモリセルの1つのワードラインにカップ
    リングされ、前記列に関連する電源ラインを電源電流ド
    レイニングラインまで接続しており、プログラミング操
    作において高セル電流を分流処理し、且つ関連電源ライ
    ンを第1アースに接続し、プログラミング操作において
    前記電源電流ドレイニングラインを第2アースに接続す
    ることを特徴とする請求項6に記載のフラッシュメモリ
    回路。
  10. 【請求項10】前記電源ゲーティングデバイスが、第1
    および第2トランジスタから構成され、当該第1および
    第2トランジスタはそれぞれ電源主アドレスラインと対
    応する電源副アドレスラインへそれぞれカップリングす
    るゲートを持ち、電源ラインを前記電源ラインラッチま
    たは前記電源制御ラインに接続し、前記ワードゲーティ
    ングデバイスが、ワード主アドレスラインと対応するワ
    ード副アドレスラインをそれぞれカップリングするゲー
    トを持ち、奇数ワードラインを前記奇数ワードラッチに
    接続するか、または偶数ワードラインを前記偶数ワード
    ラインラッチに接続する1組のn−チャンネルおよびp
    −チャンネルトランジスタと、ワード副アドレスライン
    をカップリングするゲートを持ち、奇数または偶数ワー
    ドラインを前記ワード制御ラインに接続するn−チャン
    ネルトランジスタとから構成され、前記n−チャンネル
    トランジスタにカップリングされるワード副アドレスラ
    インが対の前記トランジスタにカップリングされるワー
    ド副アドレスラインと同じであり、前記n−チャンネル
    トランジスタによって接続されるワードラインが対の前
    記トランジスタに接続されるワードラインと同じである
    ことを特徴とし、前記メモリ配列が、少なくとも1行の
    トランジスタから構成され、各トランジスタには1つの
    ゲートがあり、前記ゲートは1列のメモリセルの1つの
    ワードライン上にカップリングされ、前記列に関連する
    電源ラインを電源電流ドレイニングラインまで接続して
    おり、プログラミング操作において高セル電流を分流処
    理し、且つ関連電源ラインを第1アースに接続し、プロ
    グラミング操作において前記電源電流ドレイニングライ
    ンを第2アースに接続することを特徴とする請求項6に
    記載のフラッシュメモリ回路。
  11. 【請求項11】複数の電源ラインの各々が1つの奇数列
    および1つの関連する偶数列におけるメモリセルの電源
    に接続されておらず、前記メモリ配列がそれぞれ複数の
    行から構成されるという複数のセグメントに分割され、
    前記セグメントが複数のセグメント電源ラインを持ち、
    前記セグメント電源ラインが1つの奇数列と1つの関連
    する偶数列におけるすべてのメモリセルの電源を一緒に
    連結して形成されており、セグメントの関連する偶数列
    は前記奇数列と隣り合い、且つ少なくとも1つの電源セ
    グメント制御トランジスタによって再び奇数および偶数
    列に関連する電源ラインに接続され、前記電源セグメン
    ト制御トランジスタには1つのゲートがあり、前記セグ
    メントの電源セグメント制御ラインにカップリングされ
    ていることを特徴とする請求項6に記載のフラッシュメ
    モリ回路。
  12. 【請求項12】前記電源セグメント制御ラインと前記電
    源セグメント制御トランジスタが第1ポリシリコン層に
    構築され、奇数および偶数のワードラインと前記複数の
    フラッシュメモリセルの制御ゲートが第2ポリシリコン
    層に形成されることを特徴とする請求項11に記載のフ
    ラッシュメモリ回路。
  13. 【請求項13】1つのフラッシュメモリ配列と、1つの
    バンクデコーダーと、前記バンクデコーダーで制御され
    る1つの電源ライン圧力と、1つの電源ラインデコーダ
    ーと、前記バンクデコーダーで制御される1つのワード
    制御ラインと、前記バンクデコーダーで制御される1つ
    のワードライン電圧と、1つのワードラインデコーダー
    とから構成される複数のフラッシュメモリバンクを持つ
    フラッシュメモリ回路において、前記フラッシュメモリ
    配列が、それぞれ1つの制御ゲート、1つのドレインお
    よび1つの電源を持ち、複数の列と複数の行に配列され
    た複数のフラッシュメモリセルと、それぞれ、同じ列に
    おいてすべてのフラッシュメモリセルの制御ゲートを接
    続している複数のワードラインと、それぞれ、同じ行に
    おいてすべてのフラッシュメモリセルのドレインを接続
    している複数のビットラインと、それぞれ、奇数列と前
    記奇数列に隣接する関連偶数列においてすべてのフラッ
    シュメモリセルの電源を接続している複数の電源ライン
    とを含み、前記電源ラインデコーダーが、電源制御ライ
    ンと、それぞれの電源主アドレスラインが対応する電源
    副アドレスラインを持つ複数の電源主アドレスラインお
    よび電源副アドレスラインと、それぞれ電源主アドレス
    ラインと対応する電源副アドレスラインにカップリング
    され、電源ラインを前記電源ライン電圧または前記電源
    制御ラインに接続する複数の電源ゲーティングデバイス
    とを含み、前記ワードラインデコーダーが、それぞれの
    ワード主アドレスラインと対応するワード副アドレスラ
    インを持つ複数のワード主アドレスラインとワード副ア
    ドレスラインと、そして、それぞれワード副アドレスラ
    インにカップリングされ、ワードライン電圧によりワー
    ドラインを対応するワード主アドレスラインに接続する
    か、または前記ワード制御ラインに接続するかを制御さ
    れている複数のワードゲーティングデバイスとを含むこ
    とを特徴とする複数のフラッシュメモリバンクを持つフ
    ラッシュメモリ回路。
  14. 【請求項14】前記電源ライン電圧を供給する前記バン
    クデコーダーにより制御される電源ラインラッチと、前
    記ワード制御ラインを供給する前記バンクデコーダーに
    より制御されるワード制御ラッチと、前記ワードライン
    電圧を供給する前記バンクデコーダーにより制御される
    ワードラインラッチとから構成されることを特徴とする
    請求項13に記載のフラッシュメモリ回路。
  15. 【請求項15】それぞれの前記電源ゲーティングデバイ
    スが、第1および第2トランジスタから構成され、前記
    第1および第2トランジスタが電源主アドレスラインと
    対応する電源副アドレスラインをそれぞれカップリング
    するゲートを持ち、電源ラインを前記電源ラインラッチ
    または前記電源制御ラインに接続することを特徴とする
    請求項14に記載のフラッシュメモリ回路。
  16. 【請求項16】それぞれの前記ワードゲーティングデバ
    イスが、前記ワードラインラッチへ一緒に接続し、カッ
    プリングするゲートを持ち、ワードラインをワード主ア
    ドレスラインまたは前記ワード制御ラッチに接続する1
    組のn−チャンネルおよびp−チャンネルトランジスタ
    と、ワード副アドレスラインへカップリングするゲート
    を持ち、前記対のトランジスタに接続されたワードライ
    ンを前記ワード制御ラッチに接続するn−チャンネルト
    ランジスタとから構成され、前記n−チャンネルトラン
    ジスタにカップリングされるワード副アドレスラインが
    対の前記トランジスタにカップリングされるワード主ア
    ドレスラインと同じであることを特徴とする請求項14
    に記載のフラッシュメモリ回路。
  17. 【請求項17】前記メモリ配列が少なくとも1行のトラ
    ンジスタから構成され、それぞれの前記トランジスタに
    は1つのゲートがあり、前記ゲートは1列のメモリセル
    の1つのワードラインへカップリングされ、列に関連す
    る電源ラインを電源電流ドレイニングラインまで接続し
    ており、プログラミング操作において高セル電流を分流
    処理し、且つ関連電源ラインを第1アースに接続し、プ
    ログラミング操作において前記電源電流ドレイニングラ
    インを第2アースに接続することを特徴とする請求項1
    4に記載のフラッシュメモリ回路。
  18. 【請求項18】前記電源ゲーティングデバイスが、第1
    および第2トランジスタから構成され、それぞれ電源主
    アドレスラインと対応する電源副アドレスラインへカッ
    プリングするゲートを持ち、電源ラインを前記電源ライ
    ンラッチまたは前記電源制御ラインに接続し、前記ワー
    ドゲーティングデバイスが、前記ワードラインラッチへ
    一緒に接続し、カップリングするゲートを持ち、ワード
    ラインをワード主アドレスラインまたは前記ワード制御
    ラッチに接続する1組のn−チャンネルおよびp−チャ
    ンネルトランジスタと、ワード副アドレスラインへカッ
    プリングするゲートを持ち、前記対のトランジスタに接
    続されたワードラインを前記ワード制御ラッチに接続す
    るn−チャンネルトランジスタとから構成され、前記n
    −チャンネルトランジスタにカップリングされるワード
    副アドレスラインが対の前記トランジスタにカップリン
    グされるワード主アドレスラインと同じであることを特
    徴とし、前記メモリ配列が、少なくとも1行のトランジ
    スタから構成され、各トランジスタには1つのゲートが
    あり、前記ゲートは1列のメモリセルの1つのワードラ
    インへカップリングされ、列に関連する電源ラインを電
    源電流ドレイニングラインまで接続しており、プログラ
    ミング操作において高セル電流を分流処理し、且つ関連
    電源ラインを第1アースに接続し、プログラミング操作
    において前記電源電流ドレイニングラインを第2アース
    に接続することを特徴とする請求項14に記載のフラッ
    シュメモリ回路。
  19. 【請求項19】それぞれの前記複数の電源ラインが1つ
    の奇数列および1つの関連する偶数列におけるメモリセ
    ルの電源に接続されておらず、前記メモリ配列がそれぞ
    れ複数の行から構成されるという複数のセグメントに分
    割され、それぞれのセグメントが複数のセグメント電源
    ラインを持ち、前記セグメント電源ラインが1つの奇数
    列と1つの関連する偶数列におけるすべてのメモリセル
    の電源を一緒に連結して形成されており、セグメントに
    おける関連する偶数列は前記奇数列と隣り合い、且つ少
    なくとも1つの電源セグメント制御トランジスタによっ
    て再び奇数および偶数列に関連する電源ラインに接続さ
    れ、前記電源セグメント制御トランジスタには1つのゲ
    ートがあり、セグメントの電源セグメント制御ラインへ
    カップリングされていることを特徴とする請求項14に
    記載のフラッシュメモリ回路。
  20. 【請求項20】前記電源セグメント制御ラインと前記電
    源セグメント制御トランジスタが第1ポリシリコン層に
    構築され、前記複数のワードラインと前記複数のフラッ
    シュメモリセルの制御ゲートが第2ポリシリコン層に形
    成されることを特徴とする請求項19に記載のフラッシ
    ュメモリ回路。
  21. 【請求項21】1つのフラッシュメモリ配列と、1つの
    バンクデコーダーと、前記バンクデコーダーで制御され
    る1つの電源ライン圧力と、1つの電源ラインデコーダ
    ーと、前記バンクデコーダーで制御される1つのワード
    制御ラインと、前記バンクデコーダーで制御される1つ
    の第1ワードライン電圧と、前記バンクデコーダーで制
    御される1つの第2ワードライン電圧と、1つのワード
    ラインデコーダーとから構成される複数のフラッシュメ
    モリバンクを持つフラッシュメモリ回路において、前記
    フラッシュメモリ配列が、それぞれ1つの制御ゲート、
    1つのドレインおよび1つの電源を持ち、複数の列と複
    数の行に配列された複数のフラッシュメモリセルと、そ
    れぞれ、同じ列においてすべてのフラッシュメモリセル
    の制御ゲートを接続している複数のワードラインと、そ
    れぞれ、同じ行においてすべてのフラッシュメモリセル
    のドレインを接続している複数のビットラインと、それ
    ぞれ、奇数列と前記奇数列に隣接する関連偶数列におい
    てすべてのフラッシュメモリセルの電源に接続されてい
    る複数の電源ラインとを含み、前記電源ラインデコーダ
    ーが、電源制御ラインと、それぞれの電源主アドレスラ
    インが対応する電源副アドレスラインを持つ複数の電源
    主アドレスラインと電源副アドレスラインと、それぞれ
    電源主アドレスラインと対応する電源副アドレスライン
    にカップリングされ、電源ラインを前記電源ライン電圧
    または前記電源制御ラインに接続する複数の電源ゲーテ
    ィングデバイスとを含み、前記ワードラインデコーダー
    が、それぞれのワード主アドレスラインと対応するワー
    ド副アドレスラインを持つ複数のワード主アドレスライ
    ンおよびワード副アドレスラインと、それぞれワード副
    アドレスラインにカップリングされ、前記第1および第
    2ワードライン電圧によりワードラインを対応するワー
    ド主アドレスラインに接続するか、または前記ワード制
    御ラインに接続するかを制御されている複数のワードゲ
    ーティングデバイスとを含むことを特徴とする複数のフ
    ラッシュメモリバンクを持つフラッシュメモリ回路。
  22. 【請求項22】前記電源ライン電圧を供給する前記バン
    クデコーダーにより制御される電源ラインラッチと、前
    記ワード制御ラインを供給する前記バンクデコーダーに
    より制御されるワード制御ラッチと、前記第1ワードラ
    イン電圧を供給する前記バンクデコーダーにより制御さ
    れる第1ワードラインラッチと、前記第2ワードライン
    電圧を供給する前記バンクデコーダーにより制御される
    第2ワードラインラッチとから構成されることを特徴と
    する請求項21に記載のフラッシュメモリ回路。
  23. 【請求項23】それぞれの前記電源ゲーティングデバイ
    スが、第1および第2トランジスタから構成され、前記
    第1および第2トランジスタが電源主アドレスラインと
    対応する電源副アドレスラインをそれぞれカップリング
    するゲートを持ち、電源ラインを前記電源ラインラッチ
    または前記電源制御ラインに接続することを特徴とする
    請求項22に記載のフラッシュメモリ回路。
  24. 【請求項24】それぞれの前記ワードゲーティングデバ
    イスが、前記ワードラインラッチへ一緒に接続し、カッ
    プリングするゲートを持ち、ワードラインをワード主ア
    ドレスラインまたは前記ワード制御ラッチに接続する1
    組のn−チャンネルおよびp−チャンネルトランジスタ
    と、ワード副アドレスラインへカップリングするゲート
    を持ち、前記対のトランジスタに接続されたワードライ
    ンを前記ワード制御ラッチに接続するn−チャンネルト
    ランジスタとから構成され、前記n−チャンネルトラン
    ジスタにカップリングされるワード副アドレスラインが
    対の前記トランジスタにカップリングされるワード主ア
    ドレスラインと同じであることを特徴とする請求項22
    に記載のフラッシュメモリ回路。
  25. 【請求項25】前記メモリ配列が少なくとも1行のトラ
    ンジスタから構成され、それぞれの前記トランジスタに
    は1つのゲートがあり、前記ゲートは1列のメモリセル
    の1つのワードラインへカップリングされ、列に関連す
    る電源ラインを電源電流ドレイニングラインまで接続し
    ており、プログラミング操作において高セル電流を分流
    処理し、且つ関連電源ラインを第1アースに接続し、プ
    ログラミング操作において前記電源電流ドレイニングラ
    インを第2アースに接続することを特徴とする請求項2
    2に記載のフラッシュメモリ回路。
  26. 【請求項26】前記電源ゲーティングデバイスが、第1
    および第2トランジスタから構成され、それぞれ電源主
    アドレスラインと対応する電源副アドレスラインへカッ
    プリングするゲートを持ち、電源ラインを前記電源ライ
    ンラッチまたは前記電源制御ラインに接続し、前記ワー
    ドゲーティングデバイスが、前記ワードラインラッチへ
    一緒に接続し、カップリングするゲートを持ち、ワード
    ラインをワード主アドレスラインまたは前記ワード制御
    ラッチに接続する1組のn−チャンネルおよびp−チャ
    ンネルトランジスタと、ワード副アドレスラインへカッ
    プリングするゲートを持ち、、前記対のトランジスタに
    接続されたワードラインを前記ワード制御ラッチに接続
    するn−チャンネルトランジスタとから構成され、前記
    n−チャンネルトランジスタにカップリングされるワー
    ド副アドレスラインが対の前記トランジスタにカップリ
    ングされるワード主アドレスラインと同じであることを
    特徴とし、前記メモリ配列が、少なくとも1行のトラン
    ジスタから構成され、各トランジスタには1つのゲート
    があり、前記ゲートは1列のメモリセルの1つのワード
    ラインへカップリングされ、列に関連する電源ラインを
    電源電流ドレイニングラインまで接続しており、プログ
    ラミング操作において高セル電流を分流処理し、且つ関
    連電源ラインを第1アースに接続し、プログラミング操
    作において前記電源電流ドレイニングラインを第2アー
    スに接続することを特徴とする請求項22に記載のフラ
    ッシュメモリ回路。
  27. 【請求項27】それぞれの前記複数の電源ラインが1つ
    の奇数列および1つの関連する偶数列におけるメモリセ
    ルの電源に接続されておらず、前記メモリ配列がそれぞ
    れ複数の行から構成されるという複数のセグメントに分
    割され、それぞれのセグメントが複数のセグメント電源
    ラインを持ち、前記セグメント電源ラインが1つの奇数
    列と1つの関連する偶数列におけるすべてのメモリセル
    の電源を一緒に連結して形成されており、セグメントに
    おける関連する偶数列は前記奇数列と隣り合い、且つ少
    なくとも1つの電源セグメント制御トランジスタによっ
    て再び奇数および偶数列に関連する電源ラインに接続さ
    れ、前記電源セグメント制御トランジスタには1つのゲ
    ートがあり、セグメントの電源セグメント制御ラインへ
    カップリングされていることを特徴とする請求項22に
    記載のフラッシュメモリ回路。
  28. 【請求項28】前記電源セグメント制御ラインと前記電
    源セグメント制御トランジスタが第1ポリシリコン層に
    構築され、前記複数のワードラインと前記複数のフラッ
    シュメモリセルの制御ゲートが第2ポリシリコン層に形
    成されることを特徴とする請求項27に記載のフラッシ
    ュメモリ回路。
  29. 【請求項29】1つのフラッシュメモリ配列と、1つの
    バンクデコーダーと、前記バンクデコーダーで制御され
    る1つの電源ライン圧力と、1つの電源ラインデコーダ
    ーと、前記バンクデコーダーで制御される1つのワード
    制御ラインと、前記バンクデコーダーで制御される1つ
    の奇数ワードライン電圧と、前記バンクデコーダーで制
    御される1つの偶数ワードライン電圧と、1つのワード
    ラインデコーダーとから構成される複数のフラッシュメ
    モリバンクを持つフラッシュメモリ回路において、前記
    フラッシュメモリ配列が、それぞれ1つの制御ゲート、
    1つのドレインおよび1つの電源を持ち、複数の列と複
    数の行に配列された複数のフラッシュメモリセルと、そ
    れぞれ、同じ奇数列においてすべてのフラッシュメモリ
    セルの制御ゲートを接続している複数の奇数ワードライ
    ンと、それぞれ、同じ偶数列においてすべてのフラッシ
    ュメモリセルの制御ゲートを接続している複数の偶数ワ
    ードラインと、それぞれ、同じ行においてすべてのフラ
    ッシュメモリセルのドレインを接続している複数のビッ
    トラインと、それぞれ、奇数列と前記奇数列に隣接する
    関連偶数列においてすべてのフラッシュメモリセルの電
    源に接続されている複数の電源ラインとを含み、前記電
    源ラインデコーダーが、電源制御ラインと、それぞれの
    電源主アドレスラインが対応する電源副アドレスライン
    を持つ複数の電源主アドレスラインと電源副アドレスラ
    インと、それぞれ電源主アドレスラインと対応する電源
    副アドレスラインにカップリングされ、電源ラインを前
    記電源ライン電圧または前記電源制御ラインに接続する
    複数の電源ゲーティングデバイスとを含み、前記ワード
    ラインデコーダーが、それぞれのワード主アドレスライ
    ンと対応するワード副アドレスラインを持つ複数のワー
    ド主アドレスラインおよびワード副アドレスラインと、
    それぞれワード副アドレスラインにカップリングされ、
    前記奇数ワードライン電圧により奇数ワードラインを対
    応するワード主アドレスラインまたは前記ワード制御ラ
    インに接続するかを制御されているか、またはそれぞれ
    ワード副アドレスラインにカップリングされ、前記偶数
    ワードライン電圧により偶数ワードラインを対応するワ
    ード主アドレスラインまたは前記ワード制御ラインに接
    続するかを制御されている複数のワードゲーティングデ
    バイスとを含み、奇数ワードゲーティングデバイスと隣
    接する偶数ワードゲーティングデバイスが同じワード主
    アドレスラインと同じ副アドレスラインにカップリング
    され、奇数ワードラインと偶数ワードラインをそれぞれ
    同時に接続することを特徴とする複数のフラッシュメモ
    リバンクを持つフラッシュメモリ回路。
  30. 【請求項30】前記電源ライン電圧を供給する前記バン
    クデコーダーにより制御される電源ラインラッチと、前
    記ワード制御ラインを供給する前記バンクデコーダーに
    より制御されるワード制御ラッチと、前記奇数ワードラ
    イン電圧を供給する前記バンクデコーダーにより制御さ
    れる奇数ワードラインラッチと、前記偶数ワードライン
    電圧を供給する前記バンクデコーダーにより制御される
    偶数ワードラインラッチとから構成されることを特徴と
    する請求項29に記載のフラッシュメモリ回路。
  31. 【請求項31】それぞれの前記電源ゲーティングデバイ
    スが、第1および第2トランジスタから構成され、前記
    第1および第2トランジスタが電源主アドレスラインと
    対応する電源副アドレスラインをそれぞれカップリング
    するゲートを持ち、電源ラインを前記電源ラインラッチ
    または前記電源制御ラインに接続することを特徴とする
    請求項30に記載のフラッシュメモリ回路。
  32. 【請求項32】それぞれの前記ワードゲーティングデバ
    イスが、前記奇数ワードラインラッチへ一緒に接続し、
    カップリングするゲートを持ち、奇数ワードラインをワ
    ード主アドレスラインまたは前記ワード制御ラッチに接
    続するか、または前記偶数ワードラインラッチへ一緒に
    接続し、カップリングするゲートを持ち、偶数ワードラ
    インをワード主アドレスラインまたは前記ワード制御ラ
    ッチに接続する1組のn−チャンネルおよびp−チャン
    ネルトランジスタと、ワード副アドレスラインへカップ
    リングするゲートを持ち、前記対のトランジスタに接続
    されたワードラインを前記ワード制御ラッチに接続する
    n−チャンネルトランジスタとから構成され、前記n−
    チャンネルトランジスタにカップリングされるワード副
    アドレスラインが対の前記トランジスタにカップリング
    されるワード主アドレスラインと同じであることを特徴
    とする請求項30に記載のフラッシュメモリ回路。
  33. 【請求項33】前記メモリ配列が少なくとも1行のトラ
    ンジスタから構成され、それぞれの前記トランジスタに
    は1つのゲートがあり、前記ゲートは1列のメモリセル
    の1つのワードラインへカップリングされ、列に関連す
    る電源ラインを電源電流ドレイニングラインまで接続し
    ており、プログラミング操作において高セル電流を分流
    処理し、且つ関連電源ラインを第1アースに接続し、プ
    ログラミング操作において前記電源電流ドレイニングラ
    インを第2アースに接続することを特徴とする請求項3
    0に記載のフラッシュメモリ回路。
  34. 【請求項34】前記電源ゲーティングデバイスが、第1
    および第2トランジスタから構成され、それぞれ電源主
    アドレスラインと対応する電源副アドレスラインへカッ
    プリングするゲートを持ち、電源ラインを前記電源ライ
    ンラッチまたは前記電源制御ラインに接続し、前記ワー
    ドゲーティングデバイスが、前記奇数ワードラインラッ
    チへ一緒に接続し、カップリングするゲートを持ち、奇
    数ワードラインをワード主アドレスラインまたは前記ワ
    ード制御ラッチに接続するか、または前記偶数ワードラ
    インラッチへ一緒に接続し、カップリングするゲートを
    持ち、偶数ワードラインをワード主アドレスラインまた
    は前記ワード制御ラッチに接続する1組のn−チャンネ
    ルおよびp−チャンネルトランジスタと、ワード副アド
    レスラインへカップリングするゲートを持ち、前記対の
    トランジスタに接続されたワードラインを前記ワード制
    御ラッチに接続するn−チャンネルトランジスタとから
    構成され、前記n−チャンネルトランジスタにカップリ
    ングされるワード副アドレスラインが対の前記トランジ
    スタにカップリングされるワード主アドレスラインと同
    じであることを特徴とし、前記メモリ配列が、少なくと
    も1行のトランジスタから構成され、各トランジスタに
    は1つのゲートがあり、前記ゲートは1列のメモリセル
    の1つのワードラインへカップリングされ、列に関連す
    る電源ラインを電源電流ドレイニングラインまで接続し
    ており、プログラミング操作において高セル電流を分流
    処理し、且つ関連電源ラインを第1アースに接続し、プ
    ログラミング操作において前記電源電流ドレイニングラ
    インを第2アースに接続することを特徴とする請求項3
    0に記載のフラッシュメモリ回路。
  35. 【請求項35】それぞれの前記複数の電源ラインが1つ
    の奇数列および1つの関連する偶数列におけるメモリセ
    ルの電源に接続されておらず、前記メモリ配列がそれぞ
    れ複数の行から構成されるという複数のセグメントに分
    割され、それぞれのセグメントが複数のセグメント電源
    ラインを持ち、前記セグメント電源ラインが1つの奇数
    列と1つの関連する偶数列におけるすべてのメモリセル
    の電源を一緒に連結して形成されており、セグメントに
    おける関連する偶数列は前記奇数列と隣り合い、且つ少
    なくとも1つの電源セグメント制御トランジスタによっ
    て再び奇数および偶数列に関連する電源ラインに接続さ
    れ、前記電源セグメント制御トランジスタには1つのゲ
    ートがあり、セグメントの電源セグメント制御ラインへ
    カップリングされていることを特徴とする請求項30に
    記載のフラッシュメモリ回路。
  36. 【請求項36】前記電源セグメント制御ラインと前記電
    源セグメント制御トランジスタが第1ポリシリコン層に
    構築され、前記複数の奇数および偶数ワードラインと前
    記複数のフラッシュメモリセルの制御ゲートが第2ポリ
    シリコン層に形成されることを特徴とする請求項35に
    記載のフラッシュメモリ回路。
  37. 【請求項37】2つの隣り合う列がそれぞれワードライ
    ンを持ち、ともにフラッシュメモリ回路の選択されたメ
    モリバンクにおいて電源ラインを共用し、前記フラッシ
    ュメモリ回路に複数のメモリバンクを持ち、前記メモリ
    バンクがそれぞれバンクデコーダー、ワードラインデコ
    ーダーおよび、電源ラインデコーダーを含み、適当なア
    ドレス信号を選択されたメモリバンクのワードラインデ
    コーダーに送り、2つの隣り合うワードラインを選択
    し、適当なアドレス信号を選択されたメモリバンクの電
    源ラインデコーダーに送り、選択された2つの隣り合う
    ワードラインが共用する電源ラインを選択し、第1電圧
    を選択されたメモリバンクの前記バンクデコーダーから
    選択された隣り合うワードラインへ負荷し、第2電圧を
    選択されたメモリバンクの前記バンクデコーダーから選
    択された電源ラインに負荷し、第3電圧を選択されてい
    ないメモリバンクのワードラインに負荷するというステ
    ップから構成され、前記第1および第2電圧が選択され
    たワードラインに接続されたメモリセルを消去するに充
    分な電圧差をもたらすことを特徴とする2つの隣り合う
    列のメモリセルを同時に消去する方法。
  38. 【請求項38】2つの消去された列のメモリセルに対し
    て1回に1列ずつ消去確認を行い、適当なアドレス信号
    を選択されたメモリバンクのワードラインデコーダーに
    送り、2つの隣り合うワードラインを選択し、適当なア
    ドレス信号を選択されたメモリバンクの電源ラインデコ
    ーダーに送り、選択された2つの隣り合うワードライン
    が共用する電源ラインを選択し、第3電圧を前記バンク
    デコーダーから確認において選択された隣り合うワード
    ラインの1つへ負荷し、第4電圧を前記バンクデコーダ
    ーから選択されたその他の隣り合うワードラインに負荷
    し、さらに第5電圧をその他の選択されていないメモリ
    バンクのワードラインに負荷するというステップから構
    成され、前記第3電圧は確認においてワードラインに接
    続されるメモリセルが正確に消去されたかを確認し、前
    記第4電圧は選択された隣り合うワードラインのその他
    のワードラインに接続されているすべてのメモリセルを
    オフにする充分に低い電圧を供給し、前記第5電圧は選
    択されていないメモリバンクのすべてのワードラインを
    アースすることを特徴とする請求項37に記載の2つの
    隣り合う列のメモリセルを同時に消去する方法。
  39. 【請求項39】前記バンクデコーダーが奇数および偶数
    ワードラインに電圧を供給する奇数および偶数のワード
    ラインラッチと、電源ラインに電圧を供給する電源ライ
    ンラッチを含むことを特徴とする請求項38に記載の2
    つの隣り合う列のメモリセルを同時に消去する方法。
  40. 【請求項40】2つの隣り合う列がそれぞれワードライ
    ンを持ち、ともにフラッシュメモリ回路の選択されたメ
    モリバンクにおいて電源ラインを共用し、前記フラッシ
    ュメモリ回路に複数のメモリバンクを持ち、前記メモリ
    バンクがそれぞれバンクデコーダー、ワードラインデコ
    ーダーおよび、電源ラインデコーダーを含み、適当なア
    ドレス信号を選択されたメモリバンクのワードラインデ
    コーダーに送り、2つの隣り合うワードラインを選択
    し、適当なアドレス信号を選択されたメモリバンクの電
    源ラインデコーダーに送り、選択された2つの隣り合う
    ワードラインが共用する電源ラインを選択し、第1電圧
    を前記バンクデコーダーから確認において選択された隣
    り合うワードラインの1つへ負荷し、第2電圧を選択さ
    れた隣り合うワードラインのその他のワードラインに負
    荷し、さらに第3電圧をその他の選択されていないメモ
    リバンクのワードラインに負荷するというステップから
    構成され、前記第1電圧は確認においてワードラインに
    接続されるメモリセルが正確に消去されたかを確認し、
    前記第2電圧は選択された隣り合うワードラインのその
    他のワードラインに接続されているすべてのメモリセル
    をオフにする充分に低い電圧を供給し、前記第3電圧は
    選択されていないメモリバンクのすべてのワードライン
    をアースすることを特徴とする2つの隣り合う列のメモ
    リセルを1列ずつ消去の確認をする方法。
  41. 【請求項41】A.消去されるワードラインを選択し、 B.ステップAにおいて選択されたワードラインに適当
    な消去バイアス条件を負荷した場合、干渉を受けるであ
    ろうメモリセルを識別し、 C.ステップBで識別されたメモリセルのデータを読み
    込み、さらにデータを一時保存デバイスに保存し、 D.消去を選択されたワードラインのメモリセルに適当
    な前記消去バイアス条件を、その他の選択されていない
    ワードラインのメモリセルに非消去バイアス条件をそれ
    ぞれ設定し、 E.消去を選択されたワードラインに消去パルスを加
    え、 F.消去を選択されたワードラインのメモリセルに対し
    てデータ確認を行い、 G.消去を選択されたすべてのワードラインのメモリセ
    ルがステップFで無事に確認を通過したならば、ステッ
    プIに進み、 H.事前に設定した時間を過ぎていない場合、ステップ
    Fですべてのメモリセルがデータ確認を通過したワード
    ラインを排除することにより消去を行うワードラインの
    選択を更新して、ステップDへ戻り、さもなくばステッ
    プPへ行き、 I.ステップBで識別されたメモリセルの第1グループ
    の新しいデータを読み込み、前記メモリセルの第1グル
    ープに対するデータ「1」確認を行い、前記第1グルー
    プのメモリセルが前記一時保存デバイスに保存したデー
    タ値「1」を持ち、 J.ステップIで前記データ「1」確認が成功した場合
    ステップLへ進み、さもなくばステップKを実行し、 K.ステップIの前記データ「1」確認が失敗し、事前
    に設定した時間を超えていない場合、データ「1」を前
    記第1グループにポストプログラミングを行い、ステッ
    プIに戻り、さもなくばステップPへ進み、 L.ステップBで識別されたメモリセルの第2グループ
    の新しいデータを読み込み、前記メモリセルの第2グル
    ープに対するデータ「0」確認を行い、前記第2グルー
    プのメモリセルが前記一時保存デバイスに保存したデー
    タ値「0」を持ち、 M.ステップLで前記データ「0」の確認が成功した場
    合ステップOへ進み、さもなくばステップNを実行し、 N.ステップLの前記データ「0」確認が失敗し、事前
    に設定した時間を超えていない場合、データ「0」を前
    記第1グループのメモリセルにポストプログラミングを
    行い、ステップLへ戻り、さもなくばステップPへ進
    み、 O.前記メモリ操作を無事に終了し、 P.前記メモリ操作を終了し、前記フラッシュメモリの
    欠陥を宣言するというステップを含むことを特徴とする
    フラッシュメモリ回路において1つまたはそれ以上のワ
    ードラインのメモリセルを消去し、確認するメモリ操作
    の方法。
  42. 【請求項42】前記ステップHを、 H1.事前に設定した時間を過ぎた場合、ステップPに
    進み、 H2.事前に設定した条件を満たしていない場合、ステ
    ップFですべてのメモリセルがデータ確認を通過したワ
    ードラインを排除することにより消去を行うワードライ
    ンの選択を更新して、ステップDへ戻り、 H3.ステップFでデータ確認に失敗したメモリセルを
    持つワードラインを識別し、認識された各ワードライン
    にメモリセグメント消去を実行するというステップで構
    成される手順に置き換え、前記メモリセグメント消去
    が、 a.ワードラインのメモリセルを複数のセグメントに分
    割し、 b.消去されるワードラインを選択し、 c.ステップaにおいて選択されたワードラインに適当
    な消去バイアス条件を負荷した場合、干渉を受けるであ
    ろうメモリセルを識別し、 d.ステップcで識別されたメモリセルのデータを読み
    込み、さらにデータを一時保存デバイスに保存し、 e.消去を選択されたセグメントのメモリセルに適当な
    前記消去バイアス条件を、その他の選択されていないセ
    グメントと選択されていないワードラインのメモリセル
    に非消去バイアス条件をそれぞれ設定し、 f.消去を選択されたセグメントに消去パルスを加え、 g.消去を選択されたセグメントのメモリセルに対して
    データ確認を行い、 h.消去を選択されたすべてのセグメントのメモリセル
    がステップgで無事に確認を通過したならば、ステップj
    に進み、 i.事前に設定した時間を過ぎていない場合、ステップ
    gですべてのメモリセルがデータ確認を通過したセグメ
    ントを排除することにより消去を行うセグメントの選択
    を更新して、ステップeへ戻り、さもなくばステップqへ
    行き、 j.ステップcで識別されたメモリセルの第1グループの
    新しいデータを読み込み、前記メモリセルの第1グルー
    プに対するデータ「1」確認を行い、前記第1グループ
    のメモリセルが前記一時保存デバイスに保存したデータ
    値「1」を持ち、 k.ステップjで前記データ「1」確認が成功した場合ス
    テップmへ進み、さもなくばステップlを実行し、 l.ステップjの前記データ「1」確認が失敗し、事前に
    設定した時間を超えていない場合、データ「1」を前記
    第1グループにポストプログラミングを行い、ステップ
    jに戻り、さもなくばステップqへ進み、 m.ステップcで識別されたメモリセルの第2グループ
    の新しいデータを読み込み、前記メモリセルの第2グル
    ープに対するデータ「0」確認を行い、前記第2グルー
    プのメモリセルが前記一時保存デバイスに保存したデー
    タ値「0」を持ち、 n.ステップmで前記データ「0」の確認が成功した場
    合ステップpへ進み、さもなくばステップoを実行し、 o.ステップmの前記データ「0」確認が失敗し、事前
    に設定した時間を超えていない場合、データ「0」を前
    記第1グループのメモリセルにポストプログラミングを
    行い、ステップmに戻り、さもなくばステップqへ進
    み、 p.前記メモリ操作を無事に終了し、 q.前記メモリ操作を終了し、前記フラッシュメモリの
    欠陥を宣言するというステップから構成されることを特
    徴とする請求項41に記載のフラッシュメモリ回路にお
    いて1つまたはそれ以上のワードラインのメモリセルを
    消去し、確認するメモリ操作の方法。
  43. 【請求項43】ステップeにおいて消去を選択されたセ
    グメントのメモリセルに対する前記の適当な消去デバイ
    ス条件が、電源消去方法のバイアス条件であり、さらに
    選択されていないセグメントのメモリセルが浮いている
    ことを特徴とする請求項42に記載のフラッシュメモリ
    回路において1つまたはそれ以上のワードラインのメモ
    リセルを消去し、確認するメモリ操作の方法。
  44. 【請求項44】ステップeにおいて消去を選択されたセ
    グメントのメモリセルに対する前記の適当な消去デバイ
    ス条件が、適当な方法のバイアス条件であり、さらに選
    択されていないセグメントのメモリセルが浮いているこ
    とを特徴とする請求項42に記載のフラッシュメモリ回
    路において1つまたはそれ以上のワードラインのメモリ
    セルを消去し、確認するメモリ操作の方法。
  45. 【請求項45】a.消去されるセグメントを選択し、 b.ステップaにおいて選択されたセグメントに適当な
    消去バイアス条件を負荷した場合、干渉を受けるであろ
    うメモリセルを識別し、 c.ステップbで識別されたメモリセルのデータを読み
    込み、さらにデータを一時保存デバイスに保存し、 d.消去を選択されたセグメントのメモリセルに適当な
    前記消去バイアス条件を、その他の選択されていないセ
    グメントと選択されていないワードラインのメモリセル
    に非消去バイアス条件をそれぞれ設定し、 e.消去を選択されたセグメントに消去パルスを加え、 f.消去を選択されたセグメントのメモリセルに対して
    データ確認を行い、 g.消去を選択されたすべてのセグメントのメモリセル
    が無事に確認を通過したならば、ステップiに進み、 h.事前に設定した時間を過ぎていない場合、すべての
    メモリセルがデータ確認を通過したセグメントを排除す
    ることにより消去を行うセグメントの選択を更新して、
    ステップdへ戻り、さもなくばステップpへ行き、 i.ステップbで識別されたメモリセルの第1グループ
    の新しいデータを読み込み、前記メモリセルの第1グル
    ープに対するデータ「1」確認を行い、前記第1グルー
    プのメモリセルが前記一時保存デバイスに保存したデー
    タ値「1」を持ち、 j.ステップlで前記データ「1」確認が成功した場合
    ステップlへ進み、さもなくばステップkを実行し、 k.ステップiの前記データ「1」確認が失敗し、事前
    に設定した時間を超えていない場合、データ「1」を前
    記第1グループにポストプログラミングを行い、ステッ
    プiに戻り、さもなくばステップpへ進み、 l.ステップbで識別されたメモリセルの第2グループ
    の新しいデータを読み込み、前記メモリセルの第2グル
    ープに対するデータ「0」確認を行い、前記第2グルー
    プのメモリセルが前記一時保存デバイスに保存したデー
    タ値「0」を持ち、 m.ステップlで前記データ「0」の確認が成功した場
    合ステップoへ進み、さもなくばステップnを実行し、 n.ステップlの前記データ「0」確認が失敗し、事前
    に設定した時間を超えていない場合、データ「0」を前
    記第1グループのメモリセルにポストプログラミングを
    行い、ステップlに戻り、さもなくばステップpへ進
    み、 o.前記メモリ操作を無事に終了し、 p.前記メモリ操作を終了し、前記フラッシュメモリの
    欠陥を宣言するというステップから構成されることを特
    徴とするフラッシュメモリ回路において1つのワードラ
    インの複数のセグメントのメモリセルを消去し、確認す
    るメモリ操作の方法。
  46. 【請求項46】ステップdにおいて消去を選択されたセ
    グメントのメモリセルに対する前記の適当な消去デバイ
    ス条件が、電源消去方法のバイアス条件であり、さらに
    選択されていないセグメントのメモリセルが浮いている
    ことを特徴とする請求項45に記載のフラッシュメモリ
    回路において1つのワードラインの複数のセグメントの
    メモリセルを消去し、確認するメモリ操作の方法。
  47. 【請求項47】ステップeにおいて消去を選択されたセ
    グメントのメモリセルに対する前記の適当な消去デバイ
    ス条件が、適当な方法のバイアス条件であり、さらに選
    択されていないセグメントのメモリセルが浮いているこ
    とを特徴とする請求項45に記載のフラッシュメモリ回
    路において1つのワードラインの複数のセグメントのメ
    モリセルを消去し、確認するメモリ操作の方法。
  48. 【請求項48】複数のメモリセグメントに分割され、さ
    らに複数のフラッシュメモリセルと、複数の奇数ワード
    ラインと、複数の偶数ワードラインと、複数のビットラ
    インと、複数のセグメント電源ラインから構成され、前
    記フラッシュメモリセルが複数の列と複数の列に配列さ
    れ、それぞれのメモリセグメントが少なくとも1つの行
    を持ち、それぞれの前記複数のフラッシュメモリが制御
    ゲート、フローティングゲート、ドレインおよび電源を
    持ち、前記フローティングゲートが第1ポリシリコン層
    に形成され、前記制御ゲートが第2ポリシリコン層に形
    成され、前記複数の奇数ワードラインが前記第2ポリシ
    リコン層に形成され、それぞれの奇数ワードラインが同
    じ奇数列におけるすべてのフラッシュメモリセルの制御
    ゲートに接続されており、前記複数の偶数ワードライン
    が前記第2ポリシリコン層に形成され、それぞれの偶数
    ワードラインが同じ奇数列におけるすべてのフラッシュ
    メモリセルの制御ゲートに接続されており、隣の奇数ワ
    ードラインとワードラインペアを形成し、前記複数のビ
    ットラインが同じ行におけるすべてのフラッシュメモリ
    のドレインに接続され、前記複数の電源ラインがそれぞ
    れワードラインペアに対応し、前記複数のセグメント電
    源ラインは各メモリセグメントにあり、前記セグメント
    電源ラインが、メモリセグメント内のワードラインペア
    におけるすべてのメモリセルの電源を一緒に連結して形
    成されており、少なくとも1つの電源セグメント制御ト
    ランジスタによって再びワードラインペアに関連する電
    源ラインに接続され、前記電源セグメント制御トランジ
    スタには1つのゲートがあり、メモリセグメントの電源
    セグメント制御ラインへカップリングされており、前記
    電源セグメント制御ラインと前記電源セグメント制御ト
    ランジスタが第3ポリシリコン層に形成されていること
    を特徴とするフラッシュメモリ配列。
  49. 【請求項49】前記第3ポリシリコン層が前記第2ポリ
    シリコン層とは異なるポリシリコン層であることを特徴
    とする請求項48に記載のフラッシュメモリ回路。
  50. 【請求項50】前記第3ポリシリコン層が前記第2ポリ
    シリコン層の下方にあるポリシリコン層であることを特
    徴とする請求項48に記載のフラッシュメモリ回路。
  51. 【請求項51】前記第3ポリシリコン層が前記第2ポリ
    シリコン層の上方にあるポリシリコン層であることを特
    徴とする請求項48に記載のフラッシュメモリ回路。
  52. 【請求項52】複数のメモリセグメントに分割され、さ
    らに複数のフラッシュメモリセルと、複数の奇数ワード
    ラインと、複数の偶数ワードラインと、複数のビットラ
    インと、複数のセグメント電源ラインから構成され、前
    記フラッシュメモリセルが複数の列と複数の列に配列さ
    れ、それぞれのメモリセグメントが少なくとも1つの行
    を持ち、それぞれの前記複数のフラッシュメモリが制御
    ゲート、フローティングゲート、ドレインおよび電源を
    持ち、前記フローティングゲートが第1ポリシリコン層
    に形成され、前記制御ゲートが第2ポリシリコン層に形
    成され、前記複数の奇数ワードラインが第2ポリシリコ
    ン層に形成されており、それぞれの奇数ワードラインが
    メモリセグメントにおいて同じ奇数列におけるすべての
    フラッシュメモリセルの制御ゲートに接続されている複
    数の奇数ワードラインセグメントと、第1誘電層に形成
    されており、同じ奇数行における前記奇数ワードライン
    セグメントを接続し、奇数ワードラインを形成する複数
    のワードラインセグメントコネクタとから構成され、前
    記複数の偶数ワードラインが隣の奇数ワードラインとワ
    ードラインペアを形成し、前記第2ポリシリコン層に形
    成されており、それぞれの偶数ワードラインがメモリセ
    グメントにおいて同じ偶数列におけるすべてのフラッシ
    ュメモリセルの制御ゲートに接続されている複数の偶数
    ワードラインセグメントと、第2誘電層に形成されてお
    り、同じ偶数行における前記偶数ワードラインセグメン
    トを接続し、偶数ワードラインを形成する複数のワード
    ラインセグメントコネクタとから構成され、前記複数の
    ビットラインが同じ行におけるすべてのフラッシュメモ
    リのドレインに接続され、前記複数の電源ラインがそれ
    ぞれワードラインペアに対応し、前記複数のセグメント
    電源ラインは各メモリセグメントにあり、前記セグメン
    ト電源ラインが、メモリセグメント内のワードラインペ
    アにおけるすべてのメモリセルの電源を一緒に連結して
    形成されており、少なくとも1つの電源セグメント制御
    トランジスタによって再びワードラインペアに関連する
    電源ラインに接続され、前記電源セグメント制御トラン
    ジスタには1つのゲートがあり、メモリセグメントの電
    源セグメント制御ラインへカップリングされており、前
    記電源セグメント制御ラインと前記電源セグメント制御
    トランジスタが第2ポリシリコン層に形成されているこ
    とを特徴とするフラッシュメモリ配列。
  53. 【請求項53】前記第1誘電層が前記第2ポリシリコン
    層とは異なるポリシリコンまたは金属層であることを特
    徴とする請求項52に記載のフラッシュメモリ配列。
  54. 【請求項54】前記第2誘電層が前記第2ポリシリコン
    層とは異なるポリシリコンまたは金属層であることを特
    徴とする請求項52に記載のフラッシュメモリ配列。
  55. 【請求項55】前記第1および2誘電層が第2ポリシリ
    コン層とは異なる同じポリシリコンまたはメタル層であ
    ることを特徴とする請求項52に記載のフラッシュメモ
    リ配列。
  56. 【請求項56】同じ奇数列において奇数ワードラインセ
    グメントを接続する前記ワードラインセグメントコネク
    ターが、連続し、前記第1誘電層にコネクターラインを
    形成することを特徴とする請求項52に記載のフラッシ
    ュメモリ配列。
  57. 【請求項57】同じ偶数列において偶数ワードラインセ
    グメントを接続する前記ワードラインセグメントコネク
    ターが、連続し、前記第2誘電層にコネクターラインを
    形成することを特徴とする請求項52に記載のフラッシ
    ュメモリ配列。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003508873A (ja) * 1999-09-02 2003-03-04 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド Eepromアプリケーションのための1トランジスタメモリセル
US7532531B2 (en) 2006-07-31 2009-05-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Flash memory device and multi-block erase method

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