JP2000149522A - サーバー及び該サーバーに搭載されるhdd装置 - Google Patents

サーバー及び該サーバーに搭載されるhdd装置

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JP2000149522A
JP2000149522A JP10317560A JP31756098A JP2000149522A JP 2000149522 A JP2000149522 A JP 2000149522A JP 10317560 A JP10317560 A JP 10317560A JP 31756098 A JP31756098 A JP 31756098A JP 2000149522 A JP2000149522 A JP 2000149522A
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hdd
frame
unit
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server
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JP10317560A
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Junichi Onodera
淳一 小野寺
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サーバーとそれに搭載するHDD装置におい
て、サーバー本体の小型化を図りながら、HDD本体の
熱による劣化を防止し、しかも挿着・離脱作業の容易性
と挿着状態における安定性との向上を図ること。 【解決手段】 装置本体内に少なくとも複数枚のHDD
本体と、それに対応するI/Fと、PWBと、電源部
と、ファンとを搭載したサーバーであって、前記複数枚
のHDD本体は、それぞれその周縁部に把持部を有する
フレームを取り付けてHDDユニットとし、該各HDD
ユニットのフレームがガイドされて、HDDユニットが
起立状態で且つ所定の間隔をもって隣接状態に位置付け
される複数のスロットを備えた支持手段が装置本体内に
配設され、各HDDユニットは、装置本体に対して上方
から挿着・離脱可能に取り付けられる構成にしたサーバ
ー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として放送関係
に使用されるオーディオ・ビジュアル(AV)用のサー
バーと、該サーバーに搭載される複数枚のハードディス
クドライブ(HDD)本体をユニット化して組み込んだ
HDD装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のAVサーバーにおいては、一般
的に装置本体、即ちキャビネット内にHDD装置と、イ
ンターフェース(I/F)と、プリンテッド・ワイヤー
・ボード(PWB)と、電源部と、ファンとを装備して
いる。そして、AVサーバーに組み込まれるHDD装置
は、ラック等に取り付けて運用されており、その運用途
中においてHDD本体の交換が容易なように、HDD本
体をキャビネットの前面側から抜き差しできるように構
成している。
【0003】この場合のHDD本体は、片面が開口する
箱形(弁当箱形状)のキャディに収納支持されており、
該キャディの短辺側の面に複数の通気孔を設けてある。
そして、複数のキャディが挿着される受け入れ側の部材
の一例としては、枠状の部材が使用され、その枠状の部
材の所定位置にテーパー状の嵌合穴を設け、キャディ側
にその嵌合穴に嵌まる突起を設けておき、キャディを挿
着したときに突起と穴との嵌合により位置決めと固定と
がなされる構成になっている。
【0004】また、受け入れ部材の他の例としては、板
金で形成した長方形のボックスがある。このボックス
は、挿着または収納されるキャディの厚みに対応して、
その側面板にガイド部材を所定の間隔をもって切り起こ
して形成し、そのガイド部材間に、通気孔を設けた短辺
側を前面に向けてキャディが並列状態にセットされるよ
うに順次挿着し、前面側から冷却風を通過させ得る構成
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来例におけ
るAVサーバー及びHDD装置は、HDD本体が箱形の
キャディに取り付けられて、その周側面が全体的に囲わ
れていることから、HDD本体の面に対する冷却風の通
りが悪く、熱による電子部品の劣化が促進されるという
問題点を有するばかりでなく、前者の嵌合穴と突起との
嵌合による取り付け構造であると、挿着時において位置
決め用の突起が嵌合穴に入るまではフリーな状態にある
ため、挿着方向が少しでもずれているとその突起が他の
部材にぶつかったり、嵌合穴にうまく入らなかったりし
て予期しない支障が生ずるという問題点がある。
【0006】また、後者のガイド部材を切り起こしたボ
ックスは、キャディを所定の間隔をもって並列させるた
めに、ガイド部材の形成間隔がキャディの厚みに制約を
受けるため、全体として小型化できないという問題点を
有するばかりでなく、特に、前面側からHDD本体を交
換できるように、所謂横方向からの挿着・離脱の構成で
あることから、HDD本体がキッチリと固定されていな
いとエラーを起こしやすいため、キャディの重量を増や
したり、別部材のバネを取り付けて固定させたり、或い
は別のバー状部材を配設して固定する必要があり、装置
として重量が増えて大型化するという問題点を有してい
る。
【0007】従って、従来例におけるAVサーバー及び
HDD装置は、HDD本体を横方向から交換できる構成
によって生じていた不都合を解消すること、およびHD
D本体の挿着・離脱の作業性を向上させると共に、HD
D本体をセットした状態において安定させること、に解
決しなければならない課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、装置本体内に少なくと
も複数枚のHDD本体と、それに対応するI/Fと、P
WBと、電源部と、ファンとを搭載したサーバーであっ
て、前記複数枚のHDD本体は、それぞれその周縁部に
把持部を有するフレームを取り付けてHDDユニットと
し、該各HDDユニットのフレームがガイドされて、H
DDユニットが起立状態で且つ所定の間隔をもって隣接
状態に位置付けされる複数のスロットを備えた支持手段
が装置本体内に配設され、各HDDユニットは、装置本
体に対して上方から挿着・離脱可能に取り付けられてい
ることを特徴とするサーバーを提供するものである。
【0009】また、本発明のもう一つの具体的手段とし
ては、枠状の支持手段と、複数枚のHDD本体とからな
り、枠状の支持手段は、両側面内側に対峙させて縦方向
に且つ所定の間隔をもって並列状態に形成した複数のス
ロットと上縁部に設けた係止部とを有し、該スロット間
には通風穴が設けられると共に、各スロットには溝部を
有するガイド部材が配設され、前記複数枚のHDD本体
は、それぞれその周縁部に少なくとも把持部と係止手段
とを有するフレームを取り付けてHDDユニットとし、
該HDDユニットのフレームを、前記支持手段のスロッ
トに配設したガイド部材の溝部に挿着させ、前記係止手
段を前記係止部に係合ロックさせて取り付けることを特
徴とするHDD装置を提供するものである。
【0010】本発明のサーバーにおいては、支持手段に
は、各スロット間に通風穴が設けられていること、を付
加的要件として含むものである。
【0011】更に、本発明のHDD装置においては、前
記把持部と係止手段は、フレームの頂部に設けられてい
ること、及び少なくとも前記ガイド部材の溝部、また
は、前記フレームに緩衝部を設けたこと、を付加的要件
として含むものである。
【0012】本発明に係るサーバーは、HDD本体の周
縁部に把持部を有するフレームを取り付けてHDDユニ
ットとし、そのHDDユニットを装置本体に対して上方
から挿着・離脱可能に取り付けられていることで、その
取り替え作業が容易に行えると共に、HDDユニットの
接続部が底部に位置することから、ユニットが縦方向に
位置し且つその重量で安定したセットが望めるのであ
る。
【0013】また、本発明に係るHDD装置は、縦方向
に形成した複数のスロットと上縁部に設けた係止部とを
有し、且つ該スロット間には通風穴が設けられている支
持手段と、HDD本体の周縁部に少なくとも把持部と係
止手段とを有するフレームを取り付けてHDDユニット
としたものから構成されており、HDDユニットのフレ
ームを、前記支持手段のスロットに挿着させ、前記係止
手段を前記係止部に係合させ、個々のHDDユニットが
ロック状態に取り付けられるものであることから、HD
Dユニットの挿着・離脱作業が容易に行えると共に、取
り付け状態が著しく安定したものとなり、HDDユニッ
トの取り付け方向を縦方向でも横方向でも選択できるの
で、汎用性に優れたものとなるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明を図示した実施の形態
により更に詳しく説明する。AVサーバー1は、その本
体部内に少なくともHDD装置2と、I/F3と、PW
B4と、電源装置5と、ファン6とが搭載され、前面側
から背面側に冷却風が流通する構成になっており、前面
側に表示部及び操作部等を備えた化粧用のフロントパネ
ル7が取り付けられている。これらが装備されている構
成だけでは、一般的なAVサーバーと略同じである。
【0015】従って、本発明に係る一例のAVサーバー
1は、特に、HDD装置2の構成とHDD本体をユニッ
ト化してその挿着・離脱機構に特徴が存するものであ
り、AVサーバーとしての機能及び取扱性を向上させた
ものである。
【0016】即ち、HDD本体11は、図2〜4に示し
たように、その周端縁部にフレーム12を取り付けてユ
ニット化したものであって、そのフレーム12の頂部側
の中心部に把持部13を設けると共に、両側端部側に係
止手段14が設けられ、全体を所謂HDDユニット15
としたものである。
【0017】係止手段14は、変形のギア機構が採用さ
れており、左右対称であるのでその一方について説明す
ると、レバー14aの付いた駆動ギア14bと、該駆動
ギア14bと噛合して回動する縦動ギア14cとから構
成されており、該縦動ギア14cには係止部14dが形
成されている。
【0018】また、フレーム12には、その両側面に位
置する部位の所定位置に、HDD本体11がビス等を介
して取り付けられるための取付部16が複数個突出形成
されると共に、比較的頂部寄りに緩衝部17が形成され
ている。この緩衝部17は、フレームの一部にスリット
を設けて、フレームの一部を外側に膨出させたものであ
る。
【0019】特に、このフレーム12は、図5に示した
ように、頂部を除いて全体がスリムなものであって、フ
レームの両側部および下端部はHDD本体の肉厚よりも
薄く形成されており、このフレーム12が取り付けられ
たHDD本体11は、そのほとんどが露出した状態にな
っている。そして、フレーム12は、HDDユニット1
5の適正な取り付けに際して重要なガイド部材となるの
であり、緩衝部17の少し上方に誤挿入防止用のストッ
パー突部18が形成されている。なお、HDD本体11
の下端部分にはSCA19が取り付けられているが、フ
レーム12はこのSCA19の接続用コネクターの邪魔
にはならないようになっている。
【0020】HDDユニット15が取り付けられてHD
D装置2を構成する枠状またはラック状の支持手段20
の一例は、概ね図6に示した構成になっている。即ち、
支持手段20は、前後に対峙して設けられた支持板2
1、22と、その両端部を支持する側面板23、24と
で全体が枠形状または箱形状に形成された、所謂ラック
である。なお、枠形状または箱形状が変形しないよう
に、対峙する支持板21、22の略中間付近に支え板2
3a、24aが取り付けられている。
【0021】対峙した支持板21、22は全く対称的に
形成されているので、その一方の支持板21について説
明し、他方の支持板22については、同一部分に同一符
号を付してその詳細は省略する。
【0022】支持板21は、図7に示したように、例え
ば、打ち抜き手段等により、上下方向に長尺の長方形を
呈する通風穴25を横方向に一定の間隔をもって形成す
ると共に、その通風穴25の両側の縁部に沿って内側に
切り起こした立ち上がり壁26、27を形成し、該立ち
上がり壁26、27間にHDDユニット15が挿着され
るスロット28が形成される。従って、このスロット2
8自体は、縦方向に位置し、且つ所定の間隔をもって並
列状態に複数個が整列した状態で形成されることにな
る。
【0023】そして更に、支持板21の少なくとも上端
縁側には、係止部となる第1の溝部29が形成され、該
係止部は内側方向に向いて形成しされた断面コ字状の溝
部である。また、下端縁側には、SCA等の部品が取り
付けられる取付部となる第2の溝部30が形成され、該
取付部は内側に折り曲げたフラット部21aを介して外
側に向いて形成された断面コ字状の溝部である。
【0024】この実施の形態の場合には、例えば、11
個のスロット28が形成され、各スロット28には、そ
れぞれ樹脂で形成したガイド部材31が取り付けられ
る。このガイド部材31は、図8〜9に示したように、
両側に沿って上下方向に延びるレール部32、33が略
平行に形成され、該レール部間に溝部34を形成する。
そして、ガイド部材の上端部側は端部に行くに従って肉
薄に形成して漏斗状に形成し、HDDユニット15の受
け入れを容易にすると共に、一方のレール部33の上端
部は所定長さ切り下げてフラット面に形成して誤挿入を
防止するストッパー部33aとしてある。
【0025】また、ガイド部材31の下端部側は、受け
部35を前面側に突出形成すると共に、その受け部35
の両側にスリットを設けて取付用の爪部36を延長して
形成し、更に、レール部32、33の下端部寄りを前面
側と内側とにそれぞれ僅かに膨出させると共に、溝部3
4に肉厚部34aを形成して緩衝部37を形成してあ
る。この緩衝部37が効果的に機能するために、溝部3
4に肉厚部34aの両側に沿って長めのスリット38を
設けてあり、このスリット38によって緩衝部37を相
対的に外側に変位させることができる。
【0026】ガイド部材31の背面側には複数の取付用
ボス部39が突出形成されており、このガイド部材31
をスロット28に取り付ける際に、取付用ボス部39
は、支持板21のスロット28に設けた穴28aに嵌合
させ、爪部36は下端縁側のフラット部21aに設けた
穴21bに押し込むようにして挿着固定され、安定した
取り付け状態が得られるのである。
【0027】更に、支持手段20は、図6に示したよう
に、その側面板23、24にそれぞれ緩衝手段40が設
けられ、該緩衝手段40を介して支持手段20がAVサ
ーバー1の筐体壁部の内側に取り付けられ、外部から伝
達される振動または衝撃を緩衝手段40によって緩衝す
るのである。
【0028】前述したように、各スロット28にそれぞ
れガイド部材31が取り付けられると共に、緩衝手段4
0を介してAVサーバー1の本体部に取り付けられる構
成の支持手段20に対して、図10に示したように、H
DDユニット15を各スロット28の上部から差し込み
または挿着するようにして取り付ける。
【0029】この場合に、HDDユニット15は、その
頂部に所定の把持部13が存在することで、HDDユニ
ット15のピックアップが容易になり、その把持部13
を摘まんで挿着の方向と位置合わせとを行い、フレーム
12がガイド部材31の溝部34に嵌まるようにしてス
ロット28内にHDDユニット15を落とし込みまたは
滑り込ませるようにして差し込む。
【0030】そして、適正な方向で差し込むことによっ
て、図11に示したように、各スロット28にHDDユ
ニット15がそれぞれピッタリと嵌まって取り付けら
れ、HDDユニット15のSCA19と支持手段20側
に設けられているSCA50とが一致して適正な状態で
嵌合接続が遂行される。
【0031】このようにSCA同志の適正な嵌合接続が
なされる状態で支持手段20のスロット28にHDDユ
ニット15が挿着されると、HDDユニット15の頂部
に設けられている係止手段14のレバー14aを、起立
した状態からそれぞれ両側の端面側に押し倒すように操
作することにより、縦動ギア14cが回転し、その係止
部14dが第1の溝部29に係合し、HDDユニット1
5を下方に押し付けるように作用し、支持手段20の底
部側に押し付けられることでガタツキの生じない状態
で、個々のHDDユニット15がロックされるのであ
る。
【0032】この差し込み操作で、仮に誤って手を離し
ても、HDDユニット15は、自己側の緩衝部17の存
在と、ガイド部材31側の緩衝部37の存在とによっ
て、溝部34内をそのまま滑って最下点まで落下するこ
とがなく、従って、HDDユニット15の下端部がスロ
ット28の底部に衝突するようなことはないし、また、
差し込み方向が誤っている場合も無理な挿着ができない
ようになっている。
【0033】そこで、フレーム12とガイド部材31の
溝部34との関係について、図12及び図13により説
明すると、まず、図12の(1)(2)において、フレ
ーム12の緩衝部17の肉厚方向の幅Aと、ガイド部材
31の溝部34の幅aとの関係で、A>aが成立する寸
法に形成されており、フレーム12の肉厚方向の幅B
と、ガイド部材31における緩衝部37の溝幅bとの関
係で、B>bが成立する寸法にそれぞれ形成されてい
る。
【0034】そして、図13の(1)(2)において、
両側に位置するフレーム12の緩衝部17の最大張り出
し長さCと、対峙するスロット28に取り付けたガイド
部材31の溝部34間の長さcとの関係で、C>cが成
立する寸法に形成され、更に両側のフレーム12の外側
寸法Dと、ガイド部材31における緩衝部37の溝底間
の寸法dとの関係が、D>dが成立する寸法に形成され
ている。いずれの場合でも、その大小の寸法差は0.3
±0.2mm程度である。
【0035】このようにHDDユニット15のフレーム
12と、支持手段20におけるスロット28のガイド部
材31との寸法を、上述の関係に形成しておくことで、
支持手段20に対して、その上部からHDDユニット1
5の挿着作業をしたときに、所定の深さまで挿着すると
緩衝部17、37においてそれぞれ所定の差し込み抵抗
があるので、或る程度の押圧力をもって挿着しなければ
ならない。そして、この差し込みまたは挿着抵抗が生ず
ることによって挿着されるHDDユニット15のアライ
メント、即ち正確な位置規制がなされるのである。
【0036】従って、仮に、挿着作業時において、挿着
途中でHDDユニット15から手を離した場合に、所定
の位置までは溝34内を滑り落ちるが、相互の緩衝部1
7、37の存在によって、HDDユニット15がスロッ
ト28の底部に衝突するまでには至らないのであり、H
DDユニット15の落下衝撃によるSCA19、50等
の部品の変形または破壊等の不都合は全く生じないので
ある。
【0037】また、スロット28に対するHDDユニッ
ト15の差し込み方向が裏表で違った場合には、ガイド
部材31のストッパー部33aに、フレーム12のスト
ッパー突部18が突き当たって、それ以上の差し込みま
たは侵入ができないようになっている。従って、誤挿入
による無理な接続操作が解消され、SCA19、50等
の損傷を防止できるばかりでなく、誤接続が防止できる
ようになっている。
【0038】いずれにしても、AVサーバーの装置本体
に取り付けられた支持手段20に対して、上下方向から
HDDユニットを挿着・離脱させることができるもので
あって、しかも、HDDユニットは縦方向に整列してお
り、各スロット28間に通風穴が設けられているので、
HDDユニットの大半が露出した状態でその通風穴に臨
んでおり、効率よく冷却風に接触して冷却されるのであ
る。なお、本発明においては、一例としてAVサーバー
について説明したがこれに限定されるものではなく、他
のサーバーについても当然適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るサーバ
ーは、装置本体内に少なくとも複数枚のHDD本体と、
それに対応するI/Fと、PWBと、電源部と、ファン
とを搭載したサーバーであって、前記複数枚のHDD本
体は、それぞれその周縁部に把持部を有するフレームを
取り付けてHDDユニットとし、該各HDDユニットの
フレームがガイドされて、HDDユニットが起立状態で
且つ所定の間隔をもって隣接状態に位置付けされる複数
のスロットを備えた支持手段が装置本体内に配設され、
各HDDユニットは、装置本体に対して上方から挿着・
離脱可能に取り付けられる構成にしたので、ユニット化
されたHDD本体は、把持部の存在によってその取扱が
容易になると共に、挿着・離脱の作業性が正確で著しく
容易になるという優れた効果を奏する。
【0040】また、本発明に係るHDD装置は、枠状の
支持手段と、複数枚のHDD本体とからなり、枠状の支
持手段は、両側面内側に対峙させて縦方向に且つ所定の
間隔をもって並列状態に形成した複数のスロットと上縁
部に設けた係止部とを有し、該スロット間には通風穴が
設けられると共に、各スロットには溝部を有するガイド
部材が配設され、前記複数枚のHDD本体は、それぞれ
その周縁部に少なくとも把持部と係止手段とを有するフ
レームを取り付けてHDDユニットとし、該HDDユニ
ットのフレームを、前記支持手段のスロットに配設した
ガイド部材の溝部に挿着させ、前記係止手段を前記係止
部に係合ロックさせて取り付ける構成にしたので、ユニ
ット化されたHDD本体の露出度は大であり、その大半
の面が通風穴に臨んだ状態になることから、冷却の効率
が高く、熱による電子部品の劣化が抑制され長期に使用
できるという優れた効果を奏する。
【0041】更に、個々のHDDユニットが係止手段に
よって個々に安定的にロックされる構成であるので、H
DDユニットの挿着・離脱方向を縦方向に限らず、横方
向にすることもでき、HDD装置が搭載される装置にお
ける設計の自由度が大幅に増大するという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーバーを理解し易いように略示
的に示した斜視図である。
【図2】同サーバーに搭載されるHDD装置のHDDユ
ニットを示す正面図である。
【図3】同HDDユニットの上面図である。
【図4】同HDDユニットの側面図である。
【図5】同HDDユニットのフレームのみを示す斜視図
である。
【図6】本発明に係るHDD装置の支持手段を示した斜
視図である。
【図7】同支持手段の一部を拡大して示した斜視図であ
る。
【図8】同支持手段に取り付けられるガイド部材の
(1)図が正面図であり、(2)図が側面図である。
【図9】図8のX−X線に沿う拡大断面図である。
【図10】本発明に係るHDD装置の支持手段に対し
て、HDDユニットを挿着する状態の要部のみを略示的
に示した正面図である。
【図11】同支持手段に対して、HDDユニットを挿着
した状態の要部のみを略示的に示した正面図である。
【図12】本発明に係るHDD装置におけるHDDユニ
ットと支持手段の係合状態を説明するためのもので、
(1)図はHDDユニットのフレームの側面図、(2)
図は支持手段のガイド部材の正面図である。
【図13】同HDD装置におけるHDDユニットと支持
手段の係合状態を説明するためのもので、(1)図はH
DDユニットのフレームの正面図であり、(2)図は支
持手段のガイド部材の配設状態における側面図である。
【符号の説明】
1 AVサーバー; 2 HDD装置; 3 I/F;
4 PWB;5 電源装置; 6 ファン; 7 フ
ロントパネル; 11 HDD本体;12 フレーム;
13 把持部; 14 係止手段; 14a レバ
ー;14b 駆動ギア; 14c 縦動ギア; 14d
係止部;15 HDDユニット; 16 取付部;
17、37 緩衝部;18 ストッパー突部; 19、
50 SCA; 20 支持手段;21、22 支持
板; 21a フラット部; 21b、28a 穴;2
3、24 側面板; 23a、24a 支え板; 25
通風穴;26、27 立ち上がり壁; 28 スロッ
ト;29 第1の溝部(係止部); 30 第2の溝部
(取付部);31 ガイド部材; 32、33 レール
部;33a ストッパー部;34 溝部; 34a 肉
厚部; 35 受け部; 36 爪部;38 スリッ
ト; 39 取付用ボス部; 40 緩衝手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に少なくとも複数枚のHDD
    本体と、それに対応するI/Fと、PWBと、電源部
    と、ファンとを搭載したサーバーであって、 前記複数枚のHDD本体は、それぞれその周縁部に把持
    部を有するフレームを取り付けてHDDユニットとし、 該各HDDユニットのフレームがガイドされて、HDD
    ユニットが起立状態で且つ所定の間隔をもって隣接状態
    に位置付けされる複数のスロットを備えた支持手段が装
    置本体内に配設され、 各HDDユニットは、装置本体に対して上方から挿着・
    離脱可能に取り付けられていることを特徴とするサーバ
    ー。
  2. 【請求項2】 支持手段には、各スロット間に通風穴が
    設けられている請求項1に記載のサーバー。
  3. 【請求項3】 枠状の支持手段と、複数枚のHDD本体
    とからなり、 枠状の支持手段は、両側面内側に対峙させて縦方向に且
    つ所定の間隔をもって並列状態に形成した複数のスロッ
    トと上縁部に設けた係止部とを有し、 該スロット間には通風穴が設けられると共に、各スロッ
    トには溝部を有するガイド部材が配設され、 前記複数枚のHDD本体は、それぞれその周縁部に少な
    くとも把持部と係止手段とを有するフレームを取り付け
    てHDDユニットとし、 該HDDユニットのフレームを、前記支持手段のスロッ
    トに配設したガイド部材の溝部に挿着させ、前記係止手
    段を前記係止部に係合ロックさせて取り付けることを特
    徴とするHDD装置。
  4. 【請求項4】 前記把持部と係止手段は、フレームの頂
    部に設けられている請求項3に記載のHDD装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも前記ガイド部材の溝部、また
    は、前記フレームに緩衝部を設けた請求項3に記載のH
    DD装置。
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