JP2000148699A - ネットワークマネージメントシステム - Google Patents

ネットワークマネージメントシステム

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JP2000148699A
JP2000148699A JP10316327A JP31632798A JP2000148699A JP 2000148699 A JP2000148699 A JP 2000148699A JP 10316327 A JP10316327 A JP 10316327A JP 31632798 A JP31632798 A JP 31632798A JP 2000148699 A JP2000148699 A JP 2000148699A
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script
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JP10316327A
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Atsuko Mori
敦子 森
Hiroshi Takai
弘 高井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理の負荷分散を図り、全体的な処理能力の
向上を図る。 【解決手段】 オペレータが記述したスクリプト1を分
析し、該スクリプト1を並列的に処理を行う部分と連続
的に処理を行う部分とにグループ分けするスクリプト分
析部13と、オブジェクトを実行する管理ドメインを決
定し、オブジェクトに実行ドメインタグを書き加えるス
クリプト変換部14と、実行ドメイン指示に従ってモバ
イルオブジェクトをORB20経由で管理ドメイン30
に配信するモバイルオブジェクト配信部13と、スクリ
プト1をグループ分けに従って分割して変換分割後スク
リプト2を生成し、該変換分割後スクリプト2を、変換
分割後スクリプト2に記述されている最初のオブジェク
トの実行ドメインへORB20経由で配信するスクリプ
ト分割・配信部16とを設け、管理ドメイン30におい
て、スクリプト分割・配信部16から配信された変換分
割後スクリプト2を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークマネ
ージメントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネットワークマネージメント
システムにおいてオペレーショナルタスクを実行するオ
ブジェクトは、個々の管理ドメインに固定されている。
また、オペレーショナルタスクの実行順序が記述された
スクリプトは1つである。
【0003】そのため、オブジェクトの起動及び関連し
た処理が終了する度に、スクリプトは対応するオブジェ
クトが存在する管理ドメインへと、個々の管理ドメイン
を移動し、全オペレーショナルタスクを遂行している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のネットワークマネージメントシステムに
おいては、複数のドメインによるスクリプトの並列処理
が行われていないため、処理の負荷が偏ってしまうとい
う問題点がある。
【0005】また、オブジェクトが個々の管理ドメイン
に固定的に存在するため、オブジェクトの同一ドメイン
での連続実行度が低いという問題点がある。
【0006】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、処理の負荷
分散を図り、全体的な処理能力の向上を図ることができ
るネットワークマネージメントシステムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、分散オブジェクト機構を提供するORB
と、スクリプト・オブジェクト管理処理を行うコーディ
ネータドメインと、各NEを管理する管理ドメインとを
有してなるネットワークマネージメントシステムにおい
て、前記コーディネータドメインは、オペレータが記述
したスクリプトを分析し、該スクリプトを並列的に処理
を行う部分と連続的に処理を行う部分とにグループ分け
するスクリプト分析部と、各オブジェクトを実行する管
理ドメインを決定し、各オブジェクトに実行ドメインタ
グを書き加えるスクリプト変換部と、実行ドメイン指示
に従ってモバイルオブジェクトを前記ORB経由で前記
管理ドメインに配信するモバイルオブジェクト配信部
と、前記スクリプトをグループ分けに従って分割して変
換分割後スクリプトを生成し、該変換分割後スクリプト
を、変換分割後スクリプトに記述されている最初のオブ
ジェクトの実行ドメインへ前記ORB経由で配信するス
クリプト分割・配信部とを有し、前記管理ドメインは、
前記スクリプト分割・配信部から配信された変換分割後
スクリプトを実行することを特徴とする。
【0008】また、前記管理ドメインは、前記スクリプ
ト分割・配信部から配信された変換分割後スクリプトを
分析するスクリプトインタプリタを有し、該スクリプト
インタプリタにおける分析結果に基づいて、前記変換分
割後スクリプトを実行することを特徴とする。
【0009】また、前記コーディネータドメインは、前
記スクリプトに記述されたオブジェクトが、モバイルオ
ブジェクトかドメイン固定オブジェクトかという属性
と、各オブジェクトの実行管理ドメインのロケーション
を管理するオブジェクト管理テーブルを有することを特
徴とする。
【0010】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、スクリプトを並列/連続実行グループに分割
し、並列実行グループには、それぞれ異なる実行ドメイ
ンをアサインするので、処理の負荷分散が図られ、オペ
レーショナルタスクの処理能力が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明のネットワークマネージメ
ントシステムの実施の一形態を示す図である。
【0013】本形態は図1に示すように、分散オブジェ
クト機構を提供するORB20と、スクリプト・オブジ
ェクト管理処理を行うコーディネータドメイン10と、
各NEを管理する管理ドメイン30と、スクリプト1
と、変換分割後スクリプト2とから構成されている。
【0014】スクリプト1は、オペレーショナルタスク
を記述したもので、1つ以上のオブジェクトの起動要求
及びその関連処理を記述したものである。
【0015】コーディネータドメイン10は、コーディ
ネータ11とオブジェクト管理テーブル12とから構成
されている。
【0016】また、コーディネータ11は、オペレータ
(不図示)が記述したスクリプト1を分析し、スクリプ
ト1を並列的に処理を行う部分と連続的に処理を行う部
分とにグループ分けするスクリプト分析部13と、各オ
ブジェクトを実行する管理ドメインを決定し、各オブジ
ェクトに実行ドメインタグを書き加えるスクリプト変換
部14と、実行ドメイン指示に従ってモバイルオブジェ
クト32をORB20経由で管理ドメイン30に配信
し、そのロケーションをコーディネータドメイン10内
のオブジェクト管理テーブル12に記録するモバイルオ
ブジェクト配信部15と、スクリプト1をグループ分け
に従って分割して変換分割後スクリプト2を生成し、変
換分割後スクリプト2を、各変換分割後スクリプト2に
記述されている最初のオブジェクトの実行ドメインへO
RB20経由で配信するスクリプト分割・配信部16と
から構成されている。
【0017】また、オブジェクト管理テーブル12は、
スクリプト1に記述されたオブジェクトが、モバイルオ
ブジェクト32かドメイン固定オブジェクト33かとい
う属性と、各オブジェクトの実行管理ドメインのロケー
ションを管理するテーブルである。
【0018】各NEを管理する管理ドメイン30は、対
応するNEを管理するものであり、それぞれに配信され
た変換分割後スクリプト2に従ってオブジェクト処理を
行う。
【0019】また、管理ドメイン30は、コアオブジェ
クト31と、モバイルオブジェクト32と、固定オブジ
ェクト33と、コーディネータ11内のスクリプト分割
・配信部16により配信された変換分割後スクリプト2
とから構成されている。
【0020】また、固定オブジェクト33には、スクリ
プトインタプリタ34とドメイン固定オブジェクト35
とがある。
【0021】コアオブジェクト31は、共通実行環境を
提供するもので、例えばJava仮想マシン相当であ
る。
【0022】モバイルオブジェクト32は、ORB20
を経由して管理ドメイン30に配信された管理ドメイン
に非依存なアプリケーション・コンポーネントである。
【0023】スクリプトインタプリタ34は、ORB2
0を経由して配信された変換分割後スクリプト2を分析
し、その内容に従ってモバイルオブジェクト32やドメ
イン固定オブジェクト33を起動させ、その関連処理を
行う。
【0024】ドメイン固定オブジェクト35は、当該ド
メイン特定の機能、例えばCMIP(Common M
anagement Information Pro
tpcol)やSNMP(Simple Neteor
k ManagementProtocol)等の処理
を行う。
【0025】以下に、上記のように構成されたネットワ
ークマネージメントシステムの動作について説明する。
【0026】図2は、図1に示したネットワークマネー
ジメントシステムにおけるオブジェクトのグループ分割
例を示す図である。また、図3は、図1に示したネット
ワークマネージメントシステムにおける変換分割後スク
リプトの構成例を示す図である。また、図4は、図1に
示したネットワークマネージメントシステムの動作を説
明するためのフローチャートである。
【0027】まず、オペレータによって、オペレーショ
ナルタスクがスクリプト1に定義され(ステップS
1)、定義されたスクリプト1がコーディネータ11に
入力される(ステップS2)。
【0028】次に、コーディネータ11内のスクリプト
分析部13において、スクリプト1が分析され(ステッ
プS3)、スクリプト1が、並列的に実行される部分と
連続的に実行される部分に分割される。
【0029】例えば、スクリプト1が図2に示すような
オブジェクトと関連処理から構成される場合、スクリプ
ト分析部13において、各オブジェクト毎にそれぞれの
依存性が分析される。
【0030】A1オブジェクト41は、入力パラメータ
が存在せず、他のオブジェクトとの依存関係はないと判
断する。
【0031】A2オブジェクト43は、入力パラメータ
としてInP A2が存在するので、関連処理42を参
照すると、InP A2はA1.2に依存し、A1.2は
A1.1に依存し、更にA1.1はA1オブジェクトの出
力に依存することから、A2オブジェクト43は、A1
オブジェクト41に依存することがわかる。これによ
り、A1オブジェクト41、A2オブジェクト43は、
この順に連続的に実行すべき部分であることがわかる。
【0032】B1オブジェクト51は、入力パラメータ
が存在せず、他のオブジェクトとの依存関係はないと判
断する。
【0033】B2オブジェクト53は、入力パラメータ
としてInP B2が存在するので、関連処理52を参
照すると、InP B2はB1.1に依存することがわ
かり、これを依存分析対象として記録しておく。B1.
1はB1オブジェクト52の出力に依存することから、
B2オブジェクト53は、B1オブジェクトに依存する
ことがわかる。同様に関連処理44,42を参照する
と、InP B2及びB1.1との依存性は見られず、
これにより、B1オブジェクト51及びB2オブジェク
ト53は、この順に連続的に実行すべき部分であり、か
つA1オブジェクト41及びA2オブジェクト43とは
並列実行可能であることがわかる。
【0034】C1オブジェクト61は、入力パラメータ
としてInP C1.1とInPC1.2が存在する。I
nP C1.1について、関連処理54,44,42を
参照すると、関連処理44において、InP C1.1
はA2.2に依存し、A2.2はA2.1に依存し、A2.
1はA2オブジェクトに依存することがわかる。また関
連処理54において、InP C1.2はB2.1に依存
し、B2.1はB2オブジェクトに依存することがわか
る。従ってC1オブジェクトは、A2オブジェクト並び
にB2オブジェクトの実行後に、実行可能であることが
わかる。
【0035】全体として、A1オブジェクト41及びA
2オブジェクト43は、この順に連続的に実行すること
が必要で1つの連続実行グループとみなせる。
【0036】また、B1オブジェクト51及びB2オブ
ジェクト53は、この順に連続的に実行することが必要
で1つの連続実行グループとみなせる。
【0037】A1オブジェクト41及びA2オブジェク
ト43からなるグループ40と、B1オブジェクト51
及びB2オブジェクト53とからなるグループ50は、
並列実行可能で、両グループの実行後、C1オブジェク
ト61のグループ60が実行可能であることがわかる。
【0038】このようにして、オペレーショナルタスク
を定義したスクリプト1がグループ分けされる(ステッ
プS4)。
【0039】次に、グループ分けされたスクリプト1の
実行を行うドメインを、どの管理ドメインにアサインす
るかについて、図3及び図4を参照して説明する。
【0040】実行ドメインを決定する要素に、グループ
内のドメイン固定オブジェクトの有無がある。
【0041】そこで、スクリプト変換部14において、
各オブジェクトがモバイルオブジェクトであるかドメイ
ン固定オブジェクトであるかが、オブジェクト管理テー
ブル12の属性欄が参照されて判定され、そのIDがス
クリプト70〜90内に格納される(ステップS5)。
【0042】ステップS5における判定の結果、オブジ
ェクトがドメイン固定オブジェクトの場合は、実行ドメ
インは既に決まっているため、その実行先ドメイン名が
オブジェクト管理テーブル12の実行ドメイン欄を参照
して、スクリプト70,80内に実行ドメインのタグと
して書き加えられる。図2に示したものをこのように更
新したものが、図3に示した実行ドメインタグ71,8
1である。
【0043】オブジェクトがモバイルオブジェクトの場
合は、グループ内で該モバイルオブジェクトの実行以前
に実行されるドメイン固定オブジェクトの実行ドメイン
に従う。
【0044】スクリプト変換部14は、モバイルA2オ
ブジェクト75の実行以前に実行されるドメイン固定A
1オブジェクト72の実行ドメインタグ71を参照し
て、モバイルA2オブジェクトの実行ドメインタグ74
に、実行ドメイン名E01を書き加える。
【0045】グループ内にドメイン固定オブジェクトは
存在するが、連続処理を行う先頭オブジェクトがモバイ
ルオブジェクトであるというグループの場合は、ドメイ
ン固定オブジェクトの中で最も先に実行されるドメイン
固定オブジェクトの実行ドメインを、先頭のモバイルオ
ブジェクトから、該ドメイン固定オブジェクトの直前の
モバイルオブジェクトまでにアサインする。
【0046】スクリプト変換部14は、スクリプト80
の中で最も先に実行されるドメイン固定オブジェクトの
スキャンを行い、その結果として、B2オブジェクト8
5を検出する。そして、それ以前に実行されるモバイル
B1オブジェクト82の実行ドメインタグ81に、B2
オブジェクト85の実行ドメインタグ84を参照して、
実行ドメイン名F01を設定する。
【0047】グループ内の全てのオブジェクトがモバイ
ルオブジェクトで、該グループの直前及び直後に実行さ
れるグループが存在する場合は、直前グループの最終実
行ドメイン、または直後グループの最初の実行ドメイン
をアサインする。
【0048】グループ内の全てのオブジェクトがモバイ
ルオブジェクトで、該グループの直前に実行されるグル
ープが存在し、直後に実行するグループが存在しない場
合は、直前グループの最終実行ドメインをアサインす
る。
【0049】グループ内の全てのオブジェクトがモバイ
ルオブジェクトで、該グループの直前に実行されるグル
ープが存在せず、直後に実行するグループが存在する場
合は、直後グループの最初の実行ドメインをアサインす
る。
【0050】グループ内の全てのオブジェクトがモバイ
ルオブジェクトで、該グループと前後して実行されるグ
ループが存在しない場合は、他のグループのドメイン固
定オブジェクトとかち合わない実行ドメインをアサイン
し、実行ドメインタグに設定する。
【0051】スクリプト90は、モバイルオブジェクト
だけで構成されているが、スクリプト70,80の実行
結果を入力パラメータInP C1.1、InP C1.
2として参照することから、実行ドメインにはスクリプ
ト70またはスクリプト80の最終オブジェクトが実行
されるドメインをアサインする。
【0052】最後に、後続スクリプト情報として、スク
リプト70,80には、後続スクリプト名の90と、移
動先であるスクリプト90に記述されている最初のオブ
ジェクトの実行ドメイン名F01を記入し(77,8
7)、スクリプト90には、自スクリプトの廃棄を行う
ために、後続スクリプトはないことを記入する(9
3)。
【0053】このよううにして、グループ分けした1つ
以上のオブジェクト群を、どの管理ドメインで実行させ
るかのアサインが行われる(ステップS6)。
【0054】ここまでの動作において、オペレータがオ
ペレーショナルタスクを定義したスクリプト1には、ス
クリプト分析部13とスクリプト変換部14による分析
結果として、並列/連続実行処理単位のグループ分けに
関する関連情報と、各オブジェクトがモバイルオブジェ
クトかドメイン固定オブジェクトかのIDと、各オブジ
ェクトの実行ドメイン名情報が加えられている。
【0055】次に、モバイルオブジェクト配信部15に
おいて、スクリプト70〜90とオブジェクト管理テー
ブル22が参照されて、モバイルオブジェクトが実行対
象の管理ドメイン30に、ORB20を経由して転送・
配信される。
【0056】まず、モバイルオブジェクト配信部15に
おいて、スクリプト70〜90内のオブジェクトIDが
参照され、モバイルオブジェクトの場合は、オブジェク
ト管理テーブル22の管理ドメイン欄に書かれている該
オブジェクトによって、現存している実行ドメインが確
認される。
【0057】次に、該オブジェクトが、現在の実行ドメ
インからスクリプト内の実行ドメインタグに書かれてい
る実行ドメインへORB20経由で転送・配信される。
【0058】図3に示したスクリプト70〜90を参照
すると、モバイルA2オブジェクトは実行ドメインE0
1へ、モバイルB1オブジェクトは実行ドメインF01
へ、モバイルC1オブジェクトは実行ドメインF01
へ、それぞれ配信される。
【0059】最後に、オブジェクト管理テーブル22の
実行ドメイン欄が、転送先の実行ドメイン名に書き替え
られる。
【0060】図3に示した例においては、オブジェクト
管理テーブル22のA2,B1,C1オブジェクトの実
行ドメイン欄は、図1に示したように書き替えられる
(ステップS7)。
【0061】この段階でスクリプト分割・配信部16に
おいて、スクリプト1が変換分割後スクリプト70〜9
0に分割される(ステップS8)。
【0062】次に、スクリプト分割・配信部16におい
て、変換分割後スクリプト2が、各変換分割後スクリプ
ト2に記述されている最初のオブジェクトの実行ドメイ
ンタグに書かれている実行ドメインへ、ORB20経由
で転送・配信される(ステップS9)。
【0063】各管理ドメイン30においては、スクリプ
トインタプリタ34にて変換分割後スクリプト2が分析
される(ステップS10)。
【0064】ステップS10における分析の結果、前グ
ループの変換分割後スクリプトを参照する入力パラメー
タを持つC1オブジェクト92の場合は、その入力パラ
メータを有する変換分割後スクリプト70,80の到着
を待ち、入力パラメータ値が設定される。
【0065】その後、前グループの変換分割後スクリプ
ト70,80は、スクリプトインタプリタ34により廃
棄される。
【0066】分析後、スクリプトインタプリタ34にお
いて、該変換分割後スクリプト2の内容に従って、対応
するオブジェクトが起動され、関連する処理が行われる
(ステップS11)。
【0067】オブジェクトの実行ドメインが異なる場合
は、該実行ドメインへ変換分割後スクリプト2が転送さ
れる。
【0068】後続スクリプト77,87がある変換分割
後スクリプト70,80内の最終処理が終了した場合
は、各スクリプトインタプリタ34において、後続グル
ープ90の実行ドメインF01に変換分割後スクリプト
70,80が転送される。
【0069】後続スクリプトがない変換分割後スクリプ
ト90内の最終処理が終了した場合は、スクリプトイン
タプリタ34において、自変換分割後スクリプト2が廃
棄される(ステップS12)。
【0070】なお、本発明にあるオブジェクト数、変換
分割後スクリプト数、管理ドメイン数に制限はない。
【0071】また、本発明は、NMS(Network
Management System)以外の分散オ
ブジェクト通信システム環境にも適用可能である。
【0072】(他の実施の形態)図5は、本発明のネッ
トワークマネージメントシステムにおけるコーディネー
タドメインの他の実施の形態を示す図である。
【0073】本形態におけるコーディネータドメインは
図5に示すように、図1に示したものに対して、モバイ
ルオブジェクト複写部117とモバイルオブジェクトリ
ポジトリ118を有する点と、モバイルオブジェクト配
信部116にモバイルオブジェクト複写部118へのモ
バイルオブジェクトのコピー要求処理が加わる点と、オ
ブジェクト管理テーブル112においてモバイルオブジ
ェクトの実行ドメインを管理しない点と、図1に示した
各実行ドメイン30のスクリプトインタプリタ34にお
いてコピー版のモバイルオブジェクトを消去する処理が
加わる点とが異なる。
【0074】モバイルオブジェクト複写部117におい
ては、要求されたモバイルオブジェクトのコピーが行わ
れる。
【0075】また、モバイルオブジェクトリポジトリ1
18は、モバイルオブジェクトの保管場所である。
【0076】以下に、本形態の動作について説明する。
【0077】図4に示したステップS1からステップS
6までは、図1に示したコーディネータ11のスクリプ
ト分析部113及びスクリプト変換部114の動作と同
一のため、説明は省略する。
【0078】本形態においては、モバイルオブジェクト
配信部115において、該モバイルオブジェクトを並列
実行する上で、必要とする数分のモバイルオブジェクト
のコピー要求がモバイルオブジェクト複写部117に対
してに行われる。
【0079】モバイルオブジェクトのコピー要求を受け
たモバイルオブジェクト複写部117においては、該モ
バイルオブジェクトのコピーがモバイルオブジェクトリ
ポジトリ118から要求数分行われ、モバイルオブジェ
クト配信部115に対してコピー終了の応答が行われ
る。
【0080】応答を受けたモバイルオブジェクト配信部
115においては、コピーされたそれぞれのモバイルオ
ブジェクトが各実行ドメインに配信される。
【0081】本形態の動作は、図4に示したのステップ
S7における処理に、モバイルオブジェクトを複数コピ
ーする処理の動作を加えたものである。しかし、オブジ
ェクト管理テーブル112におけるモバイルオブジェク
トの実行ドメインの管理は行わない。
【0082】図4に示したステップS8からステップS
11までの処理は、図1に示したコーディネータ11内
のスクリプト分割・配信部16の動作と同一のため、説
明は省略する。
【0083】変換分割後スクリプト2が後続スクリプト
に引き継がれる場合や、オブジェクトの実行ドメインが
異なる場合、スクリプトインタプリタ34において、該
管理ドメイン30内で使用したコピー版のモバイルオブ
ジェクトが消去され、変換分割後スクリプト2が該実行
ドメインへ転送される。
【0084】後続処理を持たない変換分割後スクリプト
2内で最終処理が終了した場合は、スクリプトインタプ
リタ34において、コピー版のモバイルオブジェクトが
消去され、自変換分割後スクリプト2が廃棄される。
【0085】次に、具体例について説明する。
【0086】図6は、本発明のネットワークマネージメ
ントシステムにおける変換分割後スクリプトの他の実施
の形態を示す図であり、スクリプト1を分析し、オブジ
ェクトのグループ分けを行い、各オブジェクトの実行ド
メインを決定した結果を示す。
【0087】図6に示すように、モバイルオブジェクト
に関し、B1オブジェクトが2つ、A2オブジェクトが
1つ、C1オブジェクトが1つ必要とされている。
【0088】そこで、モバイルオブジェクト配信部11
6において、B1オブジェクトを2つ、A2オブジェク
トを1つ、C1オブジェクトを1つコピーすることが、
モバイルオブジェクト複写部117に対して要求され
る。
【0089】オブジェクトのコピー要求を受けたモバイ
ルオブジェクト複写部117においては、要求された数
分モバイルオブジェクトリポジトリ118からそれぞれ
のオブジェクトのコピーが行われ、応答が返送される。
【0090】この応答により、モバイルオブジェクト配
信部115において、コピー版のモバイルオブジェクト
がそれぞれの実行ドメイン宛に転送・配信される。
【0091】以降、図4に示したステップS8からステ
ップS11における処理は同じであるため、説明は省略
する。
【0092】変換分割後スクリプト2が、後続スクリプ
ト127,137に引き継がれる場合や、オブジェクト
の実行ドメインが異なる場合、スクリプトインタプリタ
34において、該管理ドメイン30内で使用したコピー
版のモバイルオブジェクトが消去され、変換分割後スク
リプト2が該実行ドメインへ転送される。
【0093】管理ドメイン30において、後続スクリプ
トを持たない変換分割後スクリプト140の最終処理が
終了した場合は、スクリプトインタプリタ34におい
て、コピー版のモバイルオブジェクトが消去され、自変
換分割後スクリプト140が廃棄される。
【0094】本形態においては、モバイルオブジェクト
を必要な数分コピーして使用するため、異なる管理ドメ
インにおいて、並列実行可能な複数の変換分割後スクリ
プトが、同一のモバイルオブジェクトを必要としている
場合においても、並列実行を可能にするという新たな効
果を奏する。
【0095】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0096】(1)スクリプトを並列/連続実行グルー
プに分割し、並列実行グループには、それぞれ異なる実
行ドメインをアサインするため、処理の負荷分散が図ら
れ、オペレーショナルタスクの処理能力を向上させるこ
とができる。
【0097】(2)オブジェクトを移動させることによ
り、1つのドメイン内でのスクリプトに対応したシリア
ルな実行処理を行うオブジェクト数が増えるため、処理
効率を向上させることができる。これにより、スクリプ
ト定義にフレキシブルに対応することができ、シリアル
なオブジェクト実行部分を、同一ドメイン内で実行でき
る度合いが高まり、スクリプトのドメイン間移動を減少
させ、全体的な処理能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークマネージメントシステム
の実施の一形態を示す図である。
【図2】図1に示したネットワークマネージメントシス
テムにおけるオブジェクトのグループ分割例を示す図で
ある。
【図3】図1に示したネットワークマネージメントシス
テムにおける変換分割後スクリプトの構成例を示す図で
ある。
【図4】図1に示したネットワークマネージメントシス
テムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明のネットワークマネージメントシステム
におけるコーディネータドメインの他の実施の形態を示
す図である。
【図6】本発明のネットワークマネージメントシステム
における変換分割後スクリプトの他の実施の形態を示す
図である。
【符号の説明】
1 スクリプト 2 変換分割後スクリプト 10,110 コーディネータドメイン 11,111 コーディネータ 12,112 オブジェクト管理テーブル 13,113 スクリプト分析部 14,114 スクリプト変換部 15,115 モバイルオブジェクト配信部 16,116 スクリプト分割・配信部 20 ORB 30 管理ドメイン 31 コアオブジェクト 32 モバイルオブジェクト 33 固定オブジェクト 34 スクリプトインタプリタ 35 ドメイン固定オブジェクト 117 モバイルオブジェクト複写部 118 モバイルオブジェクトリポジトリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B045 GG01 GG02 5B089 GA01 GA25 GB02 GB10 HA01 KA06 KB09 KC15 KH01 5B098 GA04 GA08 GB01 GC08 GD02 GD14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散オブジェクト機構を提供するORB
    と、スクリプト・オブジェクト管理処理を行うコーディ
    ネータドメインと、各NEを管理する管理ドメインとを
    有してなるネットワークマネージメントシステムにおい
    て、 前記コーディネータドメインは、 オペレータが記述したスクリプトを分析し、該スクリプ
    トを並列的に処理を行う部分と連続的に処理を行う部分
    とにグループ分けするスクリプト分析部と、 各オブジェクトを実行する管理ドメインを決定し、各オ
    ブジェクトに実行ドメインタグを書き加えるスクリプト
    変換部と、 実行ドメイン指示に従ってモバイルオブジェクトを前記
    ORB経由で前記管理ドメインに配信するモバイルオブ
    ジェクト配信部と、 前記スクリプトをグループ分けに従って分割して変換分
    割後スクリプトを生成し、該変換分割後スクリプトを、
    変換分割後スクリプトに記述されている最初のオブジェ
    クトの実行ドメインへ前記ORB経由で配信するスクリ
    プト分割・配信部とを有し、 前記管理ドメインは、前記スクリプト分割・配信部から
    配信された変換分割後スクリプトを実行することを特徴
    とするネットワークマネージメントシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のネットワークマネージ
    メントシステムにおいて、 前記管理ドメインは、前記スクリプト分割・配信部から
    配信された変換分割後スクリプトを分析するスクリプト
    インタプリタを有し、 該スクリプトインタプリタにおける分析結果に基づい
    て、前記変換分割後スクリプトを実行することを特徴と
    するネットワークマネージメントシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のネット
    ワークマネージメントシステムにおいて、 前記コーディネータドメインは、前記スクリプトに記述
    されたオブジェクトが、モバイルオブジェクトかドメイ
    ン固定オブジェクトかという属性と、各オブジェクトの
    実行管理ドメインのロケーションを管理するオブジェク
    ト管理テーブルを有することを特徴とするネットワーク
    マネージメントシステム。
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