JP2000147354A - 投写形受像機 - Google Patents
投写形受像機Info
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- JP2000147354A JP2000147354A JP10317409A JP31740998A JP2000147354A JP 2000147354 A JP2000147354 A JP 2000147354A JP 10317409 A JP10317409 A JP 10317409A JP 31740998 A JP31740998 A JP 31740998A JP 2000147354 A JP2000147354 A JP 2000147354A
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- cathode ray
- ray tube
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- Pending
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Abstract
フォ−カスドリフトの自動補正を行う。 【解決手段】 陰極線管1と投写レンズ2との間に液体
を充填した容器を形成し、その液体容器4の一部分に膜
状の弾性体を設置した投写形受像機において、外部より
突起物等の外力を加えることによって内圧を高めCRT
の位置を移動させる手段を設ける。
Description
た画像を投写レンズを用いて拡大投写する投写形受像機
の陰極線管及びレンズ周辺の光学部構造に関するもので
ある。
(陰極線管)の冷却や投写画面におけるコントラストの
向上を目的として、オプティカルカッブリング部を形成
する構成が主流となっている。オプティカルカッブリン
グ部は透明液体を充填する容器(以下、ラジエタ−と記
す)が陰極線管と投写レンズとをカップリング固定し、
その間に透明液体をシ−ル封入する機能を有している。
また、通電時には高温となる陰極線管に透明液体が温め
られ熱膨脹による内部圧力上昇を防ぐ目的で、膜状の弾
性体よりなる調圧弁をラジエタ−の一部に配設すること
が一般的に行われている。(特開平1−318473号
公報)以下、従来のオプティカルカッブリング部につい
て、図を用いて説明する。図9は従来のオプティカルカ
ッブリング部の構成の一例を示す要部断面図である。陰
極線管1と投写レンズ2とはラジエタ−4によってカッ
プリングされ、冷媒液体3が充填されている。ラジエタ
−4はアルミダイガスト製である。冷媒液体3はエチレ
ングリコ−ル等の透明な有機化合物の溶剤である。陰極
線管1はラジエタ−4にビス留めされた陰極線管固定ば
ね8により、Oリング5を介して、ラジエタ−4に密着
固定されている。レンズ2はラジエタ−4にビス留めさ
れたレンズ固定板9により、Oリング6を介して、ラジ
エタ−4に密着固定されている。
状弾性体7が弾性体固定板10により密着固定されてい
る。投写レンズ2の投写結像面のフォ−カス調整は内鏡
筒(レンズ群)19を外鏡筒20に沿って移動させ、投
写レンズ2との間隔を適切な距離にすることにより行っ
ている。
カス調整方法ではレンズ鏡筒にフォ−カス調整機構を設
けているため構造が複雑で製造コストが高く、レンズ固
定精度が不正確となりフォ−カス性能がバラつく要因と
なっていた。また、投写形受像機のフォ−カス調製を遠
隔操作するには、モ−タ−等により内鏡筒を回転スライ
ドさせる機構を要し、構造がさらに複雑で高コストとな
っていた。
冷媒液の屈折率変化などにより投射レンズの結像面が移
動する。従って、フォ−カスを再調整しないと画像がぼ
やけるという課題を有していた。
ぐにはサーミスタ等で温度を検出し、冷却手段(ファン
等)を駆動させるが、前記サ−ミスタの温度検知精度が
バラツキ、高コストを要する等の課題を有していた。
に、本発明の投写形受像機は、陰極線管のフェ−ス面と
該フェース面の前方に配置した投写レンズとの空間に液
体を充填した容器を形成し、前記容器の内部圧力を調節
することにより陰極線管の位置を変化させ、レンズ結像
面位置を調整する構成とした。
を膜状の弾性体で構成し、その弾性体に形状記憶合金の
熱変形による外力を加える機構とした。
弾性体に接した突起物の位置を変化させる構成とした。
部に接続された長管の一端から液体にピストン機構等に
より外力を加えることで本体より離れたところから、レ
ンズ結像面を調整する遠隔操作の構成とした。
に配置した投写レンズとの空間に液体を充填した容器を
形成し、液体容器の一部を膜状の弾性体で構成し、液体
の熱膨脹、収縮による前記弾性体の変形によりファン等
のスイッチON−OFF機能をもつ構成とした。
高精度なフォ−カス調整を可能とする。また、フォ−カ
スの遠隔調整とフォ−カスドリフトの自動補正を可能に
する。また、温度変化によりファン等のスイッチを簡単
な構造で安価で精度よくON−OFFする機能をもつ投
写形受像機を提供できる。
極線管のフェ−ス面とその前方に配置した投写レンズと
の空間に液体を充填した容器を形成し、前記容器の内部
圧力の変化に対応して前記陰極線管の位置を変化させ、
前記投射レンズの結像面を調整するようにしたことを特
徴とする投写形受像機としたものであり、簡単な構造で
安価で高精度なフォ−カス調整を行うという作用を有す
る。
として、形状記憶合金の熱変形を用いたことを特徴とす
る第1の発明に記載の投写形受像機としたものであり、
簡単な構造で安価で高精度なフォ−カス調整を可能にす
る。
ス面とその前方に配置した投写レンズとの空間に液体を
充填した容器を形成し、前記液体に圧力を加えることに
より前記陰極線管が可動するようにしたことを特徴とす
る投写形受像機としたものであり、簡単な構造で安価で
高精度なフォ−カス調整を行える。
ス面とその前方に配置した投写レンズとの空間に液体を
充填した容器を形成し、前記容器の一部に接続した長管
の一端から前記液体に外力を加えることで、レンズ結像
面を遠隔調整可能にしたことを特徴とする投写形受像機
としたものであり、簡単な構造で安価で高精度なフォ−
カス調整を行えるさらに、第5の発明は、陰極線管のフ
ェ−ス面とその前方に配置した投写レンズとの空間に液
体を充填した容器を形成し、前記容器の一部を膜状の弾
性体で構成し、前記液体の膨脹、収縮による前記弾性体
の変形によりスイッチのON−OFF動作を行うように
したことを特徴とする投写形受像機としたものであり簡
単な構造で安価で高精度なフォ−カス調整を行うという
作用を有する。
段の駆動スイッチとしたことを特徴とする第5の発明に
記載の投写形受像機としたもので、冷媒液の温度上昇を
防止し、管理できる。
について図面とともに説明する。
ける投写形受像機について、図1、図2を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例における投写形受像機の要
部断面図、図2は図1の膜状弾性体を加圧した状態の要
部断面図を示す。図1、図2において本発明の投写形受
像機は、図9に示す従来の装置に弾性体固定板10、形
状記憶合金ばね11、突起物12を配設してなる。
ラジエタ−4の中には冷媒液体3が充填されている。レ
ンズ2とラジエタ−4はOリング6を介して剛体である
固定板9で封止(シール)、固定されている。陰極線管
1はその台座部をラジエタ−4に固定された弾性材であ
る固定板8でラジエタ−4に圧接されることによりOリ
ング5を介してシ−ル固定されている。膜状弾性体7は
固定板10によりラジエタ−4の一部にシ−ル固定され
ている。膜状弾性体7の近傍には突起物12が、その一
端をラジエタ−4に固定された、形状記憶合金ばね11
に固定配置されている。
状態では、突起物12は膜状弾性体7に何ら外力を付加
していない。次に、図2に示すように受像機の通電時、
陰極線管1が発熱し、その周囲温度が上昇するに伴い形
状記憶合金ばね11は温められ、予め設定された形状に
変形する。形状記憶合金ばね11の変形により、突起物
12は膜状弾性体7をラジエタ−4の内側に押込む力を
膜状弾性体7に加える。その結果、冷媒液体3の圧力が
高まり、冷媒液体3と大きな面積を接している陰極線管
1は内圧を大きくうけ、陰極線管固定ばね8の押え力に
反してレンズ2と遠ざかる方向に移動する。このときの
陰極線管1の移動量はOリング5のシ−ル機能を確保で
きる程度に設定しておく必要がある。
体とする冷媒液体3は、高温になるほど屈折率が低下し
投写レンズ2の結像面はレンズにより近い方へ移動す
る。その結果、スクリ−ン位置でのフォ−カスずれを生
じ画像性能低下につながる。
れて形状記憶合金ばね11の変形、膜状弾性体7を介し
て冷媒液体3の圧力が高まり陰極線管1が投写レンズ2
と離れる方向に移動する。その結果、結像面は、レンズ
2と遠い方に移動する。従って、液体3の屈折率変化に
よる像面移動量と形状記憶合金8の変形に起因する陰極
線管1の移動による像面移動量を打ち消す様に形状記憶
合金8の変形量を設定しておけば、温度変化による像面
ずれをなくすことができる。
構を安価に実現し、像面ずれを自動補正できる。
ける投写形受像機について、図3、図4を用いて説明す
る。図3は本発明の一実施例における投写形受像機の要
部断面図、図4は図3の膜状弾性体を加圧した状態の要
部断面図を示す。
に配設された突起物14は調節ねじ13により任意の位
置に移動させることができる。調節ねじ13を回転させ
ることにより突起物14が膜状弾性体7をラジエタ−4
の内側に押し込む力を膜状弾性体7に加える。この結
果、冷媒液体3の圧力が高まり陰極線管1は内圧をう
け、陰極線管固定ばね8の押さえ力に反してレンズ2と
遠ざかる方向に移動する。その結果、フォ−カスが調整
される。したがって本構造によれば簡単な構造で安価な
投写形受像機のフォ−カス調整装置をつくることができ
る。
ける投写形受像機について、図5、図6を用いて説明す
る。図5は本発明の一実施例における投写形受像機の要
部断面図、図6は図5の膜状弾性体を加圧した状態の要
部断面図を示す。
分には長管17が接続され、冷媒液体3はラジエタ−4
と長管17の間を自由に行き来できる。長管17の端に
はリモ−トコントロ−ルボックス18が接続されピスト
ン機構により長管17内の液体3に圧力を付加すること
ができる。それによってレンズフォ−カスを調整する。
長管17は圧力を伝達できる範囲で長くすることができ
るので、受像機本体から離れたところからレンズフォ−
カス調整を行える。従って、本構成によれば簡単な構造
で安価な本体から離れたところよりフォ−カス調整が可
能な投写形受像機をつくることができる。
ける投写形受像機について、図7、図8を用いて説明す
る。図7は本発明の一実施例における投写形受像機の要
部断面図、図8は図7の膜状弾性体を加圧した状態の要
部断面図を示す。
にはプッシュON−OFF式スイッチ16が固定され、
冷却ファン15と電気接続されている。受像機の通電
時、陰極線管1が発熱し、冷媒液体3が温められ熱膨脹
する。それにより膜状弾性体7が容器外側へ変形する。
このとき、膜状弾性体7がスイッチ16と接触し、ON
動作する。それにより、オプティカルカップリング部は
冷却され、一定温度以上に温度上昇するのを防ぐことが
できる。冷媒液体3の温度が下がると、膜状弾性体7が
内側へ変形し、スイッチ16はOFF状態に戻る。
却手段たとえばファン等のスイッチを簡単な構造で安価
で精度よくON−OFFする機能をもつ投写形受像機を
作製できる。
電半導体素子/ペルチェ冷却効果の利用)を液体容器に
取り付ける構成など、任意の容器冷却手段を用いてよい
ことは言うまでもない。
構造で、安価で、高精度なフォ−カス調整機構を有す
る。また、本体より遠いところ(遠隔)からのフォ−カ
ス調整及び、フォ−カスドリフトの自動補正を行うこと
ができる投写形受像機を提供できる。また、温度変化に
よりファン等のスイッチをON−OFFする機能をもつ
投写形受像機を提供できる。
断面図
断面図
断面図
断面図
Claims (12)
- 【請求項1】 陰極線管のフェ−ス面とその前方に配置
した投写レンズとの空間に液体を充填した容器を形成
し、前記容器の内部圧力の変化に対応して前記陰極線管
の位置を変化させ、前記投射レンズの結像面を調整する
ようにしたことを特徴とする投写形受像機。 - 【請求項2】 内部圧力を変化させる手段として、液体
を充填した容器の一部を膜状の弾性体で構成し、前記膜
状の弾性体に外力を加え変位させるようにしたことを特
徴とする請求項1記載の投写形受像機。 - 【請求項3】 外力を加える手段として、形状記憶合金
の熱変形を用いたことを特徴とする請求項2記載の投写
形受像機。 - 【請求項4】 弾性体を変位させる手段として、弾性体
に接した突起物の位置を変化させる構成としたことを特
徴とする請求項2記載の投写形受像機。 - 【請求項5】 陰極線管のフェ−ス面とその前方に配置
した投写レンズとの空間に液体を充填した容器を形成
し、前記液体に圧力を加えることにより前記陰極線管が
可動するようにしたことを特徴とする投写形受像機。 - 【請求項6】 陰極線管のフェ−ス面とその前方に配置
した投写レンズとの空間に液体を充填した容器を形成
し、前記容器の一部に接続した長管の一端から前記液体
に外力を加えることで、レンズ結像面を遠隔調整可能に
したことを特徴とする投写形受像機。 - 【請求項7】 陰極線管のフェ−ス面とその前方に配置
した投写レンズとの空間に液体を充填した容器を形成
し、前記容器の一部に接続した長管の一端に外力を加え
て前記陰極線管の位置を変化させ、レンズ結像面を調整
可能にしたことを特徴とする投写形受像機。 - 【請求項8】 長管の一端から外力を加える手段とし
て、ピストン機構を用いたことを特徴とする請求項7記
載の投写形受像機。 - 【請求項9】 陰極線管のフェ−ス面とその前方に配置
した投写レンズとの空間に液体を充填した容器を形成
し、前記容器の一部を膜状の弾性体で構成し、前記弾性
体の変形領域空間にON−OFFスイッチを配設したこ
とを特徴とする投写形受像機。 - 【請求項10】 陰極線管のフェ−ス面とその前方に配
置した投写レンズとの空間に液体を充填した容器を形成
し、前記容器の一部を膜状の弾性体で構成し、前記液体
の膨脹、収縮による前記弾性体の変形によりスイッチの
ON−OFF動作を行うようにしたことを特徴とする投
写形受像機。 - 【請求項11】 スイッチを冷却手段の駆動スイッチと
したことを特徴とする請求項9〜10のいずれか1項に
記載の投写形受像機。 - 【請求項12】 冷却手段を送風ファンとしたことを特
徴とする請求項12記載の投写形受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10317409A JP2000147354A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 投写形受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10317409A JP2000147354A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 投写形受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000147354A true JP2000147354A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18087921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10317409A Pending JP2000147354A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 投写形受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000147354A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100464209C (zh) * | 2005-10-26 | 2009-02-25 | 中华映管股份有限公司 | 投影装置 |
CN111433649A (zh) * | 2017-08-05 | 2020-07-17 | 奥普托图尼康苏默尔股份公司 | 光学变焦装置 |
-
1998
- 1998-11-09 JP JP10317409A patent/JP2000147354A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100464209C (zh) * | 2005-10-26 | 2009-02-25 | 中华映管股份有限公司 | 投影装置 |
CN111433649A (zh) * | 2017-08-05 | 2020-07-17 | 奥普托图尼康苏默尔股份公司 | 光学变焦装置 |
JP2020529629A (ja) * | 2017-08-05 | 2020-10-08 | オプトチューン コンシューマー アーゲー | 光学ズーム装置 |
JP7203084B2 (ja) | 2017-08-05 | 2023-01-12 | ネクストレンズ スウィッツァーランド アーゲー | 光学ズーム装置 |
CN111433649B (zh) * | 2017-08-05 | 2023-02-03 | 奥普托图尼康苏默尔股份公司 | 光学变焦装置 |
US11635551B2 (en) | 2017-08-05 | 2023-04-25 | Optotune Consumer Ag | Optical zoom device |
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