JP2000147314A - 光ファイバー用コネクター - Google Patents

光ファイバー用コネクター

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JP2000147314A
JP2000147314A JP10318771A JP31877198A JP2000147314A JP 2000147314 A JP2000147314 A JP 2000147314A JP 10318771 A JP10318771 A JP 10318771A JP 31877198 A JP31877198 A JP 31877198A JP 2000147314 A JP2000147314 A JP 2000147314A
Authority
JP
Japan
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optical fiber
connector
compression ring
external thread
connector body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10318771A
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English (en)
Inventor
Shinichi Mizukubo
慎一 水窪
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JP2000147314A publication Critical patent/JP2000147314A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバーを光源装置に接続し、あるいは
光ファイバー同士を接続するため、接着やかしめを行う
ことなく、光ファイバーの端部に簡単かつ確実に取り付
けることができる光ファイバー用コネクターを提供する
ことにある。 【解決手段】 光ファイバー5の外径と実質的に等しい
内径をもつ管状部6、及びこれよりも拡径した内径部分
をもつ雄ねじ部7を一体形成してなるコネクター本体2
と、前記雄ねじ部7の端部内に嵌め合わされる圧縮リン
グ3と、前記雄ねじ部7にねじ連結される締付けナット
4とを具えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、光ファ
イバーを光源装置に接続し、あるいは光ファイバー同士
を接続するため、光ファイバーの端部に取り付けられる
光ファイバー用コネクターに関するものであり、より詳
細には、接着やかしめを行うことなく、光ファイバーの
端部に簡単かつ確実に取り付けることができるコネクタ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーは、その内部にて、一端か
ら入射した光を全反射を繰り返しながら他端まで伝搬さ
せるべく、屈折率が高い透光材料からなるコアと、この
コアよりも低屈折率の材料からなるクラッドとで一般に
構成され、光通信や照明などの種々の光伝送用途に使用
されている。
【0003】また、光ファイバーは、固体のコアを用い
たタイプのものと、クラッド内部に液体を充填し両端に
栓をすることによってコアを液体で形成したタイプのも
のとに大別される。
【0004】固体コアを用いた光ファイバーは、液体コ
アを用いた光ファイバーのように、両端に栓を設ける必
要がないため、光ファイバーを任意の部位で切断するこ
とができ、これは、光ファイバーを施工現場に設置する
場合に、その場で設置スペースに応じた最適な長さに切
断して使用することができ、取り扱い上が容易であり、
また、光源装置への接続を、光ファイバーの端部をその
まま光源装置等に差し込むだけで行うことが可能である
という利点がある。
【0005】しかしながら、光ファイバーの端部をその
まま光源装置等に差し込むだけで前記接続を行った場合
には、光ファイバー自体が弾力性を有するなどの理由の
ため、前記接続を確実に保持することができず、その結
果、差し込んだ光ファイバーの端部が光源装置等から抜
け落ちたり、光ファイバーが折れ曲がったりするなどの
不具合が生じることがあった。
【0006】これらの不具合を解消するため、光ファイ
バーの端部には接続用金具を取り付けるのが好ましい。
光ファイバー端部に接続用金具を取り付ける方法として
は、従来は接着やかしめによる方法が一般的である。
【0007】しかしながら、接着による取付方法は、接
着剤が完全に固化して接続用金具が光ファイバーの端部
に固着されるまでには相当の時間を要し、また、かしめ
による取付方法は、専用のかしめ工具が必要であり、い
ずれも現場での作業性の点で問題があった。
【0008】また、固体コアを用いた光ファイバーは、
前述したように、施工現場で任意の長さに切断して使用
でき、取り扱い上が容易であるという利点を有するが、
接着やかしめによる取付方法を用いることは、上記利点
を活かす上で不利である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、例
えば、光ファイバーを光源装置に接続し、あるいは光フ
ァイバー同士を接続するため、接着やかしめを行うこと
なく、光ファイバーの端部に簡単かつ確実に取り付ける
ことができる光ファイバー用コネクターを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の光ファイバー用コネクターは、光ファイ
バーの外径と実質的に等しい内径をもつ管状部、及びこ
れよりも拡径した内径部分をもつ雄ねじ部を一体形成し
てなるコネクター本体と、前記雄ねじ部の端部内に嵌め
合わされる圧縮リングと、前記雄ねじ部にねじ連結され
る締付けナットとを具えている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら以下で説明する。図1は、この発明に
従う光ファイバー用コネクター、図2(a),(b)は、図1に
示すコネクター1を構成するコネクター本体2と圧縮リ
ング3を別々に示したものであり、図中1は光ファイバ
ー用コネクター、2はコネクター本体、3は圧縮リン
グ、4は締付けナット、5は光ファイバーである。
【0012】図1に示す光ファイバー用コネクター1
は、コネクター本体2と、圧縮リング3と、締付けナッ
ト4とで構成されている。
【0013】コネクター本体2は、管状部6と雄ねじ部
7とを一体形成したものである。管状部6は、光ファイ
バー5の外径と実質的に等しい内径を有する。ここで、
「光ファイバー5の外径と実質的に等しい内径」とは、
具体的には、光ファイバー5の外径をDf 、管状部の内
径をDi とすると、1.00Df <Di <1.05Df の関係に
あることを意味する。
【0014】雄ねじ部7は、少なくともその端部内に管
状部6よりも拡径した内径部分を有する。
【0015】コネクター本体2は、プラスチックや金属
材料などの種々の材料で形成することができるが、とり
わけ、耐熱性や熱伝導性( 放熱性) に優れたアルミニウ
ム、銅、及び真鍮で形成することが好ましい。
【0016】圧縮リング3は、環状をなし、雄ねじ部7
の端部内に嵌め合わされる。圧縮リング3には、シリコ
ンゴム、EPDM等の弾性体を用いるのが好ましいが、
弾性体を使用できない場合には、塩ビ等の硬質樹脂又は
金属を用いてもよい。尚、その場合には、締付け力を増
し、径方向にリングを塑性変形させることによって固定
するか、または、図5に示すように、圧縮リング3にス
リットを入れ、径方向への圧縮を可能とした形状にする
ことが好ましい。
【0017】締付けナット4は、前記雄ねじ部7とねじ
連結可能に形成する。締付けナット4には、プラスチッ
クや金属材料等を用いる。
【0018】光ファイバー用コネクター1は、上記構成
にすることによって、光ファイバー5の端部に簡単かつ
確実に取り付けることができる。
【0019】即ち、雄ねじ部7の端部内に圧縮リング3
を予め嵌め合わせてあるコネクター本体2を、光ファイ
バー5の端部に通した後、締付けナット4をコネクター
本体の雄ねじ部7にねじ込み、雄ねじ部7とこの内部に
予め挿入された光ファイバー5との間で圧縮リング3を
圧縮変形させることによって、光ファイバー5の端部に
コネクター1を簡単かつ確実に取り付けることができる
のである。
【0020】また、この発明のコネクター1は、接着や
かしめを用いていないので、コネクター1を光ファイバ
ー5から取り外す場合には、コネクター1の締付けナッ
ト4を緩めさえすれば、圧縮リング3が元の状態に弾性
復元して、コネクター1から光ファイバー5を容易に抜
き取ることができ、また、他の光ファイバーに再使用す
ることもでき、この場合にも、信頼性の高い接続が得ら
れる。
【0021】また、図1では、雄ねじ部7の内面部分の
端部側部分のみを、管状部6よりも大きくかつ一定の内
径で形成し、圧縮リング3の内面形状を、内向きに凸と
なる形状としたが、これらの組み合わせだけには限定さ
れず、雄ねじ部7と光ファイバー5との間で圧縮リング
3を圧縮変形させるようなあらゆる構成を採用すること
ができる。
【0022】例えば、図3(a),(b) に示すように、コネ
クター本体2の雄ねじ部7の内面7a及び圧縮リングの外
面3aにテーパを設ければ、より強い締めつけ力が得られ
る。
【0023】また、コネクター本体2を、図2(a) のよ
うに形成した場合には、図4(a),(b) に示すように、従
来品のゴムリング8やOリング9を圧縮リング3として
使用することも可能である。
【0024】さらに、コネクター本体2を図3(a)のよう
に形成した場合には、図5に示すように、スリット10を
形成した圧縮リング3を使用してもよく、この構成は、
縮径率を大きくすることができるので、圧縮リングとし
て弾性体を使用できない場合や、弾性体による圧縮力を
光ファイバーに対してより均一に作用させたい場合に有
効である。
【0025】尚、上述したところは、この発明の実施形
態の一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の
変更を加えることができる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、例えば、光ファイバ
ーを光源装置に接続し、あるいは光ファイバー同士を接
続するため、接着やかしめを行うことなく、光ファイバ
ーの端部に簡単かつ確実に取り付けることができる光フ
ァイバー用コネクターの提供が可能になった。
【0027】これによって、光ファイバー端部へのコネ
クターの取付に際し、接着のために必要な時間や、かし
めるための専用工具を不要にできる結果として、施工場
所で設置スペースに応じて最適長さに切断できるという
固体コアを用いた光ファイバーの利点を十分に活用する
ことが可能になる。
【0028】また、この発明のコネクターは、取付・取
外しが容易であり、また、他の光ファイバーにも再使用
可能であり、しかも、再使用しても信頼性の高い接続が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従う光ファイバー用コネクター1を
光ファイバー5の端部に取り付けた状態で示した部分断
面図である。
【図2】(a),(b) は、図1に示すコネクター1を分解し
たときのコネクター本体2と圧縮リング3の断面図であ
る。
【図3】(a),(b) は、それぞれコネクター本体2と圧縮
リング3の他の実施形態を示す図である。
【図4】(a),(b) は、いずれも圧縮リング3の他の実施
形態を示す図である。
【図5】圧縮リング3の他の実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 光ファイバー用コネクター 2 コネクター本体 3 圧縮リング 4 締付けナット 5 光ファイバー 6 管状部 7 雄ねじ部 8 ゴムリング 9 Oリング 10 スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバーの外径と実質的に等しい内
    径をもつ管状部、及びこれよりも拡径した内径部分をも
    つ雄ねじ部を一体形成してなるコネクター本体と、 前記雄ねじ部の端部内に嵌め合わされる圧縮リングと、 前記雄ねじ部にねじ連結される締付けナットとを具える
    ことを特徴とする光ファイバー用コネクター。
JP10318771A 1998-11-10 1998-11-10 光ファイバー用コネクター Withdrawn JP2000147314A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10318771A JP2000147314A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 光ファイバー用コネクター

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JP10318771A Withdrawn JP2000147314A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 光ファイバー用コネクター

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2409053B (en) * 2003-12-08 2007-12-27 Weatherford Lamb Splice for optical cable
KR101180962B1 (ko) 2012-04-09 2012-09-10 나노솔루션주식회사 현장 접속형 광섬유 커넥터

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2409053B (en) * 2003-12-08 2007-12-27 Weatherford Lamb Splice for optical cable
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