JP2000146396A - 温度自在庫 - Google Patents

温度自在庫

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JP2000146396A
JP2000146396A JP10326863A JP32686398A JP2000146396A JP 2000146396 A JP2000146396 A JP 2000146396A JP 10326863 A JP10326863 A JP 10326863A JP 32686398 A JP32686398 A JP 32686398A JP 2000146396 A JP2000146396 A JP 2000146396A
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refrigerator
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heat
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JP10326863A
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Bunichi Kitani
文一 木谷
Hideo Watanabe
日出男 渡辺
Motohiro Sakai
基弘 酒井
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ECO TWENTY ONE KK
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2321/00Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
    • F25B2321/02Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
    • F25B2321/021Control thereof
    • F25B2321/0212Control thereof of electric power, current or voltage
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気(庫外)の温度変動による影響を補償し
て、温度制御性に優れた温度自在庫を提供する。 【解決手段】 断熱性のケーシング1と、そのケーシン
グ1の開口部を開閉する断熱性のドア3と、前記ケーシ
ング1の庫内を冷却または加温する熱電変換素子5と、
その熱電変換素子5に密着する吸熱手段2,4と、前記
熱電変換素子5に密着する放熱手段6,7と、前記熱電
変換素子5に電力を供給する電源部と、前記ケーシング
1の庫内温度を検出する庫内温度センサー8(13)
と、庫内温度を設定する庫内温度設定手段16と、庫外
温度を検出する庫外温度センサー15と、その庫外温度
センサー15によって検出された庫外温度に基づいて前
記庫内温度設定手段16によって設定された庫内設定温
度を補正する設定温度補正手段17を備えたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子冷蔵庫、電
子冷凍庫、電子温蔵庫あるいは電子冷蔵−温蔵切替庫な
どのように庫内温度が任意に設定可能な温度自在庫に係
り、特に庫内設定温度の補正手段を備えた温度自在庫に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特に食品の安全管理、品質、賞味
などの観点から冷蔵庫、冷凍庫の庫内温度の厳密な管理
が必要とされている。電子冷蔵庫や電子温蔵庫は電流制
御(電圧制御)により冷却温度や加温温度が精密に調整
できるため、フロンなどの冷媒を用いる圧縮式冷蔵庫に
比べると庫内の温度変動を少なくする制御が容易である
という特長を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで電子冷蔵庫
(電子温蔵庫も同様であるが、ここでは電子冷蔵庫につ
いて説明する。)では、庫内の温度を検出して、その検
出値に基づいて庫内温度を設定温度になるように制御す
るシステムを用いているが、その庫内温度制御に狂いが
生じることが判明した。
【0004】図8は容積が18リッターの電子冷蔵庫を
製作して、アルミニウム内箱の上面に庫内温度制御セン
サー(サーミスター)を設置して、庫外温度が25℃に
おいて庫内温度が5℃になるように温度設定して(庫内
設定温度:5℃ 図中の点)、庫外温度を15℃に下
げた場合と、庫外温度を35℃に上げた場合の庫内平均
温度を別の温度センサーで測定した結果を示す特性図で
ある。なお、庫内平均温度は、JIS規格C9607で
定められた庫内温度の3点の平均値である。
【0005】この図から明らかなように、庫内設定温度
が5℃になっているにもかかわらず熱のもれなどの影響
で、庫外温度が15℃になると実際の庫内平均温度は点
に示すように3℃まで下がり、一方、庫外温度が35
℃になると実際の庫内平均温度は点に示すように7.
5℃まで上がり、庫内設定温度と実際の庫内平均温度と
の間に差が生じている。
【0006】このように電子冷蔵庫において庫内温度が
庫外温度に影響を受け易い要因として、電子冷蔵庫の場
合は外気温度の変動により放熱側温度が変わり易いこと
が考えられる。ところが従来はその外気変動による庫内
熱コンダクタンスの影響に関しての検討がほとんどされ
ておらず、そのため前述のように外気温度(庫外温度)
の変化によって庫内温度に狂いが生じ、電子冷却本来の
優れた温度制御性が阻害されている。
【0007】電子冷蔵庫の厳密な温度管理をするため
に、庫内の中心部分の温度を検出するとともに、精度の
高い電流制御回路を用いれば可能である。しかし、庫内
中心部分に温度センサーを設置することは、食品などの
収納物の邪魔になることから実現的でない。そのため温
度センサーを内箱の壁面に付設して、その位置の温度を
検出して温度制御を行なっていたが、前述のように外気
(庫外)の温度変動による影響が出て設定温度自体が狂
うという問題を有している。
【0008】本発明の目的は、この外気(庫外)の温度
変動による影響を補償して、温度制御性に優れた温度自
在庫を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、本発明は、断熱性のケーシングと、そのケー
シングの開口部を開閉する断熱性のドアと、前記ケーシ
ングの庫内を冷却または加温する熱電変換素子と、その
熱電変換素子に密着している例えばアルミニウム製の内
箱や吸熱側熱導体などからなる吸熱手段と、前記熱電変
換素子に密着している例えば放熱フィンや放熱ファンな
どからなる放熱手段と、前記熱電変換素子に電力を供給
する電源部と、前記ケーシングの庫内温度を検出する庫
内温度センサーと、庫内温度を設定する庫内温度設定手
段と、庫外温度を検出する庫外温度センサーと、その庫
外温度センサーによって検出された庫外の温度に基づい
て前記庫内温度設定手段によって設定された庫内設定温
度を補正する例えば庫内温度制御センサー温度設定部な
どからなる設定温度補正手段を備えたことを特徴とする
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して説明する。 (実施形態1)図1は本発明の実施の形態を説明するた
めの容積が18リッターの電子冷蔵庫の断面図である。
図中の1は主に発泡ウレタン樹脂などの断熱層で形成さ
れたケーシング、2はそのケーシング1の内側に取付け
られたアルミニウム製の内箱、3はケーシング1の開口
部を開閉する主に発泡ウレタン樹脂などの断熱層で形成
されたドア、4は内箱2に密着したブロック状のアルミ
ニウム製吸熱側熱導体、5はその吸熱側熱導体に密着し
た熱電変換素子、6はその熱電変換素子4に密着したア
ルミニウム製放熱フィン、7は放熱フィン6と対向する
ように設けられた放熱ファンである。8a,8bはサー
ミスターからなる庫内温度制御センサーで、庫内温度制
御センサー8aは図に示すように内箱2の上面に設置し
た場合を示しており、庫内温度制御センサー8bは図に
示すように熱電変換ユニット(吸熱側熱導体4)に設置
した場合を示している。
【0011】図3は庫外温度が25℃で庫内温度を5℃
に設定したときの庫外温度と庫内平均温度との関係を示
す図で、図中の線Xは前記庫内温度制御センサー8a
(図1参照)のように熱電変換ユニットから離して設置
した場合、線Yは庫内温度制御センサー8bのように熱
電変換ユニット(吸熱側熱導体4)付近に設置した場合
を示している。
【0012】この図から明らかなように、何処に庫内温
度制御センサー8を設置しても、熱のもれなどの影響で
庫外温度に対して庫内平均温度が変動しているが、10
℃から40℃の温度範囲においては庫外温度の変動と庫
内温度の変動とはほぼ直線的に変化していることが判明
した。なお、この実験では庫内設定温度を5℃にして1
0℃から40℃の庫外温度範囲について示したが、庫内
設定温度を他の温度にしても、また0℃から50℃の庫
外温度範囲においても、庫外温度の変動と庫内温度の変
動とはほぼリニアに変化していることが他の実験で確認
されている。
【0013】これらの結果を庫外温度と庫内中心付近の
温度との関係を実験式で表せば次のようになる。 センサー設定温度(Tse)=Tse25−A×(Ta−25)……(1) 式中Tse25:庫外温度25℃のときの庫内設定温度
に対するセンサー設定温度係数 Ta:庫外温度 A:庫外温度に対する庫内平均温度の傾き係数 なお、前記Tse25とAは、電子冷蔵庫の構造要素
(例えば内箱2の容積、熱電変換素子5の数、ケーシン
グならびにドアの断熱性、庫内の空気の対流、庫内温度
制御センサー8の設置位置など)が決まれば実験的に求
められる定数である。
【0014】前記図3の直線X,YともTse25、A
は一義的に決定することができる。直線Xの場合はTs
e25=3.6、A=0.163、直線Yの場合はTs
e25=0.4、A=0.321である。
【0015】図2は、熱電変換素子5の駆動制御部のブ
ロック図である。駆動制御部は、大きく分けて温度制御
部11とスイッチング電源部12とから構成されてい
る。そして前記温度制御部11は、庫内温度制御センサ
ー13(庫内温度制御センサー8と同じ)と、電圧変換
部14と、庫外温度モニターセンサー15と、例えばテ
ンキー,ボリュウム,スイッチなどからなる庫内温度設
定部16と、庫内温度制御センサー温度設定部17と、
電圧変換部18と、出力基準電圧回路19とから構成さ
れ、各部は図に示すような結合関係になっている。
【0016】一方、温度制御部11は素子出力検出部2
0と、制御比較電圧回路部21と、基準発振波形発生部
22と、パルス幅決定部23とから構成され、各部は図
に示すような結合関係になっている。
【0017】庫内温度設定部16で設定した温度設定値
を、庫外温度モニターセンサー15で検出した庫外温度
に基づいて庫内温度制御センサー温度設定部17で補正
する。この庫内設定温度の補正は、前記(1)式に基づ
いて演算される。
【0018】庫外温度モニターセンサー15は例えばサ
ーミスターなどから構成され、例えば放熱ファン7(図
1参照)の空気取り込み口側など、熱電変換素子5から
の放熱風にさらされない部分に設置することにより、庫
外温度を正確に検出することができる。
【0019】庫内温度制御センサー温度設定部17で補
正された庫内設定温度は、電圧変換部18で電圧値に変
換される。一方、庫内温度制御センサー13で検出され
た庫内温度は電圧変換部14で電圧値に変換され、出力
基準電圧回路19において前記補正設定温度に相当する
電圧値と実測庫内温度に相当する電圧値が比較され、そ
の比較結果に基づいて出力基準電圧が設定される。
【0020】そしてこの出力基準電圧値と、素子出力検
出部20で検出された現時点での素子への出力電圧が制
御比較電圧回路部21で比較され、その比較結果に基づ
いてパルス幅決定部23でパルス幅が決定されて、熱電
変換素子に対してPWM制御がなされる。
【0021】図4は、設定温度の補正前(点線)と補正
後(実線)の庫外温度と庫内平均温度との関係を示す特
性図である。庫外温度25℃のときに庫内温度を5℃に
設定した場合、設定温度を補正しないと庫外温度が35
℃になると庫内平均温度は5℃から7.5℃まで上昇す
る。これに対して庫外温度が35℃になると、庫内設定
温度を5℃から3℃に自動的に下げて、設定温度3℃に
相当する電力を熱電変換素子に供給するように制御す
る。また、庫外温度が15℃になると、庫内設定温度を
5℃から7.5℃に自動的に上げて、設定温度7.5℃
に相当する電力を熱電変換素子に供給するように制御す
る。
【0022】このように予め設定された庫内設定温度を
庫外温度に応じて自動的に演算して補正することによ
り、実線で示すように庫外温度に関係なく庫内平均温度
を常に5℃に維持することができる。このように温度制
御部11では庫内設定温度を自動的に補正しているが、
操作パネル上に設けられている庫内設定温度表示部(図
示せず)では、庫内設定温度は5℃の表示で変わらない
ようになっている。
【0023】(実施形態2)電子冷蔵庫の優れた点の1
つに設定温度を自在に変更、設定できるという特長があ
る。同一のケーシングで使用目的に応じて任意の温度設
定が可能で、その設定された温度が外気の温度変動によ
らず一定に保持されることは、食材や食品、その他の保
存に極めて重要なことである。
【0024】図5は実施形態2に係る電子冷蔵庫の断面
図で、図1に示す電子冷蔵庫と相違する点は、吸熱側熱
導体4aと熱電変換素子5aと放熱フィン6aと放熱フ
ァン7aからなるユニットと、吸熱側熱導体4bと熱電
変換素子5bと放熱フィン6bと放熱ファン7bからな
るユニットの2つが内箱2に取り付けられている。また
庫内温度センサー8cは、上側に設置された熱電変換ユ
ニットと下側に設置された熱電変換ユニットの中間の高
さに相当する内箱2の側面に取り付けられている。
【0025】庫内設定温度に補正をかけない場合は図4
に示すように、庫内温度は庫外温度によって変化してい
る。しかし、この変化の割合(図中の直線の傾き)はど
の庫内設定温度でも殆ど変わらないことが諸種の実験結
果から判明した。このことは全ての設定条件において前
記(1)式の定数Aが同一でもよいことを示している。
また、庫外温度と庫内設定温度(Ts)と庫内設定温度
−庫外温度25℃のときのセンサー設定温度の間に図6
に示すようなほぼ直線的な関係があることも判明した。
【0026】この関係から導出される実験式は下記の
(2)式のようになり、 Ts−Tse25=B×Ts+C ……(2) 但し、式中のB,CはAを決定したときと同様に電子冷
蔵庫の構造要素(例えば内箱2の容積、熱電変換素子5
の数、ケーシングならびにドアの断熱性、庫内の空気の
対流、庫内温度制御センサー8の取り付け位置など)が
決まれば実験的に求められる定数である。
【0027】前記(1)式と(2)式からセンサー設定
温度(Tse)は、下記の(3)式で示されることにな
る。
【0028】 センサー設定温度(Tse)=(1−B)×Tse−C−A ×(Ta−25) ……(3) この(3)式の意味するところは、同一ケーシングにお
いて冷却動作、加温動作どちらにおいても自在に庫内温
度を設定するとき、その庫内中心付近の温度が庫外の温
度変動に影響されなくするためには、庫外温度(Ta)
の変動に応じてセンサー設定温度(Tse)を調整すれ
はよいことを示している。本実施形態でのA,B,Cは
それぞれ0.045,−0.038,1.0の値であっ
た。
【0029】(実施形態3)図7は、実施形態3に係る
電子冷蔵庫の概略構成図である。図中の1はケーシン
グ、3はドア、5は熱電変換素子、8は庫内温度制御セ
ンサー、31は水あるいは不凍液などの冷却媒体を循環
する媒体循環ジャケット、32は管体、33は循環ポン
プ、34はラジエタからなる放熱部、35は放熱部34
と対向するように配置された放熱ファン、36は庫内温
度を設定するためのテンキー、各種スイッチ、液晶表示
部などを備えた操作パネル、37は制御部、38はRA
MやROMなどからなる記憶部、39は前述の庫内設定
温度の補正や予約計時などの演算処理を行なうCPU、
40は電話器(図示せず)に接続されたモデム、41は
電源部である。
【0030】この実施形態の場合、媒体循環ジャケット
31と管体32と循環ポンプ33と放熱部34により水
あるいは不凍液などの冷却媒体を循環する循環系統が構
成されている。そして設定温度補正手段によって補正さ
れた庫内設定温度と前記庫内温度制御センサー8の庫内
実測温度との偏差に基づいて、熱電変換素子5と循環ポ
ンプ33と放熱ファン35への給電量が制御される。循
環ポンプ33への給電量(回転数)を制御することによ
り、冷却媒体の単位時間当たりの循環量が制御され、そ
れに加えて熱電変換素子5と放熱ファン35への給電量
が制御することにより、冷却能力がコントロールされ
る。
【0031】また制御部37にモデム40を備えてお
り、庫内温度設定の予約がモデム40を用いて外から電
話で予約できるように構成されている。このように庫内
温度設定動作が予約でき、しかも電話で外からでも予約
できるように構成されておれば、使用に非常に便利であ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、断熱性のケー
シングと、そのケーシングの開口部を開閉する断熱性の
ドアと、前記ケーシングの庫内を冷却または加温する熱
電変換素子と、その熱電変換素子に密着する吸熱手段
と、前記熱電変換素子に密着する放熱手段と、前記熱電
変換素子に電力を供給する電源部と、前記ケーシングの
庫内温度を検出する庫内温度センサーと、庫内温度を設
定する庫内温度設定手段と、庫外温度を検出する庫外温
度センサーと、その庫外温度センサーによって検出され
た庫外温度に基づいて前記庫内温度設定手段によって設
定された庫内設定温度を補正する設定温度補正手段を備
えている。
【0033】そのために庫外の温度変動による影響を補
償して、温度制御性に優れた温度自在庫を提供すること
ができる。
【0034】請求項2記載の本発明は、前記設定温度補
正手段によって補正された庫内設定温度と前記庫内温度
センサーの庫内実測温度との偏差に基づいて、前記熱電
変換素子に対する電源部の電力供給量が制御されるよう
に構成されている。
【0035】また請求項3記載の本発明は、前記設定温
度補正手段によって補正された庫内設定温度と前記庫内
温度センサーの庫内実測温度との偏差に基づいて、前記
吸熱手段または(ならびに)放熱手段のファンの回転数
が制御されるように構成されている。
【0036】さらに請求項4記載の本発明は、前記放熱
手段が冷却媒体を循環する循環系統を有し、前記設定温
度補正手段によって補正された庫内設定温度と前記庫内
温度センサーの庫内実測温度との偏差に基づいて、前記
循環系統による冷却媒体の循環流量が制御されるように
構成されている。この請求項2,3,4のような構成を
とることにより、より精密な庫内温度制御が可能とな
る。
【0037】請求項5記載の本発明は、前記放熱手段が
ファンを有し、前記庫外温度センサーが前記ファンによ
って発生する送風の影響を受けない位置に設置されてい
るから、送風による温度の測定誤差がなくより精密な庫
内温度制御が可能となる。
【0038】請求項7記載の本発明は、前記庫内温度設
定手段による庫内温度設定の予約がモデムを用いて電話
で予約できるように構成されているから、外からも庫内
温度設定の予約ができて便利であり、しかも省エネの効
果があるなどの特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る電子冷蔵庫の断面図
である。
【図2】その電子冷蔵庫における熱電変換素子の駆動制
御部のブロック図である。
【図3】庫外温度と庫内温度との関係を示す特性図であ
る。
【図4】補正前と補正後の庫外温度と庫内温度との関係
を示す特性図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る電子冷蔵庫の断面図
である。
【図6】庫内設定温度とセンサー設定温度との関係を示
す特性図である。
【図7】本発明の実施形態3に係る電子冷蔵庫の概略構
成図である。
【図8】庫外温度と庫内温度との関係を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 内箱 3 ドア 4 吸熱側熱導体 5 熱電変換素子 6 放熱フィン 7 放熱ファン 8a,8b,8c 庫内温度制御センサー 11 温度制御部 12 スイッチング電源部 13 庫内温度制御センサー 14 電圧変換部 15 庫外温度モニタセンサー 16 庫内温度設定部 17 庫内温度制御センサー温度設定部 18 電圧変換部 19 出力基準電圧回路 20 素子出力検出部 21 制御比較電圧回路部 22 基準発振波形発生部 23 パルス幅決定部 31 媒体循環ジャケット 32 管体 33 循環ポンプ 34 放熱部 35 放熱ファン 36 操作パネル 37 制御部 38 記憶部 39 CPU 40 モデム 41 電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 基弘 東京都港区芝大門1丁目2番13号 株式会 社エコ・トゥエンティーワン内 Fターム(参考) 3L045 AA02 AA03 AA04 AA07 BA01 CA02 DA04 EA03 FA02 LA10 LA11 LA12 MA02 MA05 NA05 PA01 PA02 PA04 PA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱性のケーシングと、そのケーシング
    の開口部を開閉する断熱性のドアと、前記ケーシングの
    庫内を冷却または加温する熱電変換素子と、その熱電変
    換素子に密着する吸熱手段と、前記熱電変換素子に密着
    する放熱手段と、前記熱電変換素子に電力を供給する電
    源部と、前記ケーシングの庫内温度を検出する庫内温度
    センサーと、庫内温度を設定する庫内温度設定手段と、
    庫外温度を検出する庫外温度センサーと、その庫外温度
    センサーによって検出された庫外温度に基づいて前記庫
    内温度設定手段によって設定された庫内設定温度を補正
    する設定温度補正手段を備えたことを特徴とする温度自
    在庫。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記設定温度補
    正手段によって補正された庫内設定温度と前記庫内温度
    センサーの庫内実測温度との偏差に基づいて、前記熱電
    変換素子に対する電源部の電力供給量が制御されるよう
    に構成されていることを特徴とする温度自在庫。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記設定温度補
    正手段によって補正された庫内設定温度と前記庫内温度
    センサーの庫内実測温度との偏差に基づいて、前記吸熱
    手段または(ならびに)放熱手段のファンの回転数が制
    御されるように構成されていることを特徴とする温度自
    在庫。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記放熱手段が
    冷却媒体を循環する循環系統を有し、前記設定温度補正
    手段によって補正された庫内設定温度と前記庫内温度セ
    ンサーの庫内実測温度との偏差に基づいて、前記循環系
    統による冷却媒体の循環流量が制御されるように構成さ
    れていることを特徴とする温度自在庫。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、前記放熱手段が
    ファンを有し、前記庫外温度センサーが前記ファンによ
    って発生する送風の影響を受けない位置に設置されてい
    ることを特徴とする温度自在庫。
  6. 【請求項6】 請求項1記載において、前記庫外温度が
    0℃〜50℃の範囲において適用されることを特徴とす
    る温度自在庫。
  7. 【請求項7】 請求項1記載において、前記庫内温度設
    定手段による庫内温度設定の予約がモデムを用いて電話
    で予約できるように構成されていることを特徴とする温
    度自在庫。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7記載のいずれかにおい
    て、前記庫内の熱う交換系にファンを有していないこと
    を特徴とする温度自在庫。
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