JP2000146379A - 包接水和物スラリーの製造装置 - Google Patents

包接水和物スラリーの製造装置

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JP2000146379A JP10322197A JP32219798A JP2000146379A JP 2000146379 A JP2000146379 A JP 2000146379A JP 10322197 A JP10322197 A JP 10322197A JP 32219798 A JP32219798 A JP 32219798A JP 2000146379 A JP2000146379 A JP 2000146379A
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Shigenori Matsumoto
繁則 松本
Shingo Takao
信吾 高雄
Hidemasa Ogose
英雅 生越
Shinichiro Fukushima
信一郎 福嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水溶液を冷却することにより、クリーム状の包
接水和物スラリーを製造できる装置を提供することにあ
る。 【解決手段】冷却すると包接水和物を生成する水溶液W
を冷却して冷却面に包接水和物を付着させる水和物生成
熱交換器としての円筒形熱交換器1と、この円筒形熱交
換器の冷却面3bに付着した包接水和物を回転撹拌翼1
7によって掻落としながら撹拌し前記水溶液と混合して
包接水和物スラリーW1を生成する撹拌機構14と、こ
の撹拌機構によって送られる前記包接水和物スラリーを
貯溜する蓄熱槽6とを具備したことを特徴とする包接水
和物スラリーの製造装置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、空調設
備等の蓄熱装置に使用される包接水和物スラリーの製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば空調設備に使用される
各種の蓄熱装置が開発されている。このような蓄熱装置
を使用することにより、例えば深夜電力、また工場の廃
熱等、供給が不連続なエネルギを利用して蓄熱してお
き、蓄熱した冷熱を空調設備に利用することにより、エ
ネルギをより有効に利用することができる。
【0003】このような蓄熱装置の例としては、氷を使
用した蓄熱装置がある。このものは、深夜電力等によ
り、夜間に氷を製造しておき、昼間にこの氷に蓄熱され
た冷熱を空調設備に利用するものがある。このものは、
水の顕熱を利用する場合と比較すると、氷の潜熱により
大量の冷熱を蓄熱できるが、その反面で固体の氷が形成
されるので、その取扱いや熱交換等が困難となり、装置
が複雑かつ大形化するという不具合がある。
【0004】また、別の蓄熱装置の例として、水和物を
利用したものがある。水の分子は籠状の構造を構成して
おり、この籠状構造、すなわちホスト構造の中に他の分
子、すなわちゲスト分子が入り込んで包接水和物を形成
することが知られている。この包接水和物は、氷と類似
した外観や物理的性質を有しており、かつこの水和物の
生成される温度は、ゲスト分子の種類や濃度、その他の
条件により変化し、水の凝固温度以上の温度で生成され
る水和物もある。
【0005】従って、このゲスト分子の種類やその他の
条件を選択することにより、水の凝固温度以上の温度で
水和物を形成することができ、水中に水和物の粒子が混
合したスラリーを形成することができる。この水和物の
スラリーは、水和物の潜熱により大きな蓄熱能力を有
し、かつスラリーであるためにポンプ等により配管を介
して移送でき、取扱いが容易であり、また熱交換等も容
易である。また、このような水和物スラリーは、冷水を
使用する既存の空調設備にそのまま、または小改修を施
して利用することも可能である。
【0006】しかし、実際には、このような水和物のス
ラリーは、水和物の粒子が例えば冷却管の表面、配管の
内部、スラリーを貯蔵する蓄熱槽の壁面や底面等に付着
堆積して固体状に凝固してしまうという問題がある。よ
って、この水和物スラリーを使用した蓄熱装置を実用化
するには、この水和物の粒子の凝固を確実に防止し、流
動性の高いスラリーを製造し、かつ維持する技術の確立
が必要である。
【0007】従来、蓄冷熱システムとして、例えば特開
平2−203138号公報に示すように、水、氷に代わ
る蓄熱媒体として包接水和物の一種である気体水和物が
知られている。これは、蓄熱槽にホスト剤としての水
と、ゲスト剤としてのフロン系冷媒R11(トリクロロ
フルオロメタン)を収容し、蓄熱槽内のゲスト剤を蓄冷
サイクル系に循環させ、ゲスト剤を蒸発させることによ
り、この蒸発したゲスト剤とホスト剤とが反応してガス
クラスレートを生成するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開平2−203138号公報に記載された技術は、
気体水和物を生成するために、フロン系冷媒R11を使
用している。フロン系冷媒R11はオゾン破壊係数が大
きい物質であり、大気圧下では気体であるため密閉容器
を用いる必要があり、蓄熱装置が高価になるという問題
がある。
【0009】一方、製氷方式として掻取り羽で冷却器の
冷却面を機械的に掻取る方式のものもあるが、氷は包接
水和物に比べて付着力が強いため、大きな掻取り動力が
必要となり、また掻取り時の騒音が大きいという問題が
ある。
【0010】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、大気圧下でも容易に
包接水和物を生成する蓄熱媒体を使用することにより、
蓄熱装置の構成の簡素化を図り、冷熱増加の需要に応じ
て簡単に追加設置できると共に、水和物生成熱交換器に
付着した包接水和物スラリーを掻落とし、流動性の高い
スラリーを連続的に製造できる包接水和物スラリーの製
造装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、冷却すると包接水和物を
生成する水溶液を冷却して冷却面に包接水和物を付着さ
せる水和物生成熱交換器と、この水和物生成熱交換器の
冷却面に付着した包接水和物を掻落としながら撹拌し前
記水溶液と混合して包接水和物スラリーを生成する撹拌
機構と、この撹拌機構によって送られる前記包接水和物
スラリーを貯溜する蓄熱槽とを具備したことを特徴とす
る包接水和物スラリーの製造装置にある。
【0012】請求項2は、請求項1の前記水溶液は、テ
トラn−ブチルアンモニウム塩、テトラiso−アルミ
アンモニウム塩、テトラn−ブチルフォスフォニウム
塩、トリisoアルミサルフォニウム塩の水溶液のいず
れかであることを特徴とする。
【0013】請求項3は、請求項1の前記水和物生成熱
交換器は、円筒形熱交換器で、その内部に円筒形熱交換
器の冷却面に付着した水和物を掻落としながら撹拌する
回転撹拌翼を有する撹拌機構が設けられていることを特
徴とする。
【0014】請求項4は、請求項3の前記回転撹拌翼を
支持する回転軸の先端部には生成された包接水和物スラ
リーを蓄熱槽に送り出すスクリュー羽根が設けられてい
ることを特徴とする。
【0015】請求項5は、請求項3の前記回転撹拌翼は
弾性体で形成されていることを特徴とする。
【0016】前記水和物生成熱交換器によって水溶液を
冷却すると、包接水和物が生成されて熱交換器の冷却面
に付着する。撹拌機構によって前記冷却面に付着した包
接水和物を掻落としながら水溶液と混合して撹拌すると
シャーベット状の包接水和物スラリーが製造できる。こ
の包接水和物スラリーは蓄熱槽に貯溜される。包接水和
物スラリーは流動性が高く、ポンプ等によって移送する
場合においても圧損が少なく、また配管の内面等に付着
して堆積することが防止される。
【0017】また、回転撹拌翼を支持する回転軸の先端
部にスクリュー羽根を設けることにより、生成された包
接水和物スラリーを蓄熱槽に送り出すことができる。さ
らに、回転撹拌翼を弾性体で形成することにより、円筒
形熱交換器の真円度の精度が悪くても冷却面に確実に摺
擦して包接水和物を掻落とすことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 図1は第1の実施形態を示
し、例えば空調設備等の冷熱源として用いる包接水和物
スラリーの製造装置を示す。図1に示すように、包接水
和物スラリーを製造する水和物生成蒸発器(以下、円筒
形熱交換器1という)が設置されている。この円筒形熱
交換器1は、上部に開口部2を有する大気開放型の円筒
容器3によって構成され、下部には漏斗状部4が一体に
設けられている。さらに、円筒形熱交換器1の円筒容器
3の外周面にはジャケット3aが形成され、円筒容器3
の内周面は冷却面3bに形成されている。
【0019】前記漏斗状部4は配管5を介して蓄熱槽6
に接続されており、この配管5の途中には電磁弁7及び
ポンプ8が設けられている。蓄熱槽6は上部に開口部6
aを有する大気開放型の円筒容器6bによって構成され
ている。
【0020】前記円筒形熱交換器1の内部には冷却する
と包接水和物を生成する水溶液Wが貯溜されている。こ
の水溶液Wは、テトラn−ブチルアンモニウム塩、テト
ラiso−アルミアンモニウム塩、テトラn−ブチルフ
ォスフォニウム塩、トリisoアルミサルフォニウム塩
の水溶液のいずれかであり、またこの水溶液Wに水より
凝固点の低い物質、例えばグリコール系の不凍液を添加
したものでもよい。
【0021】円筒形熱交換器1の外部には冷凍装置10
が設けられ、この冷凍装置10には円筒形熱交換器1の
内部に包接水和物スラリーの生成温度以下の温度に冷却
された冷凍用流体としてのブラインを供給するためのブ
ラインポンプ11を備えた供給用冷媒配管12が設けら
れ、円筒形熱交換器1のジャケット3aに接続されてい
る。また、円筒形熱交換器1には戻り用冷媒配管13が
接続され、冷凍装置10に循環するようになっている。
【0022】そして、前記円筒形熱交換器1でブライン
によって内部の水溶液Wを冷却し、水溶液Wが冷却され
て包接水和物が生成され、生成された包接水和物は冷却
面3bに付着するようになっている。
【0023】また、円筒形熱交換器1には冷却面3bに
付着した包接水和物を掻落としながら包接水和物と水溶
液Wを撹拌する撹拌機構14が設けられている。この撹
拌機構14は円筒形熱交換器1の上部に設けられた電動
機15と、円筒形熱交換器1の中心部に挿入され電動機
15によって回転する回転軸16及びこの回転軸16に
取付けられ冷却面3bと摺擦する回転撹拌翼17とから
構成されている。
【0024】包接水和物は氷より付着力が小さいため、
回転撹拌翼17はゴムシート、軟質合成樹脂シート等の
弾性体によって形成され、円筒形熱交換器1の冷却面3
bに摺擦するようになっている。また、回転撹拌翼17
を弾性体とすることにより、円筒形熱交換器1の真円度
の精度が悪くても冷却面3bに確実に摺擦して掻落とす
ことができるとともに、掻落し音を低減できるという効
果がある。
【0025】また、前記蓄熱槽6には包接水和物スラリ
ーW1を円筒形熱交換器1に還流する還流配管18及び
包接水和物スラリーW1を空調設備等の熱負荷側(図示
しない)に送る供給配管19が設けられ、冷熱源として
使用される。
【0026】次に、前述のように構成された包接水和物
スラリーの製造装置の作用について説明する。円筒形熱
交換器1の円筒容器3に水溶液Wを貯溜し、冷凍装置1
0を作動すると、ブラインはブラインポンプ11によっ
て円筒形熱交換器1に導かれ、円筒形熱交換器1内の水
溶液Wは冷却されて包接水和物が生成されて冷却面3b
に付着する。
【0027】このとき、電動機15の作動により回転軸
16が回転し、回転撹拌翼17が回転して冷却面3bを
摺擦するため、冷却面3bに付着した包接水和物は掻落
とされる。包接水和物が掻落とされることによって固体
が溶液中に分散してクリーム状の包接水和物スラリーW
1となるとともに、包接水和物スラリーW1は回転撹拌
翼17によって撹拌されるため流動性を維持できる。
【0028】また、電磁弁7を開放し、ポンプ8を作動
させると、円筒容器3の底部に溜った包接水和物スラリ
ーW1は配管5を介して蓄熱槽6に送り出され、蓄熱槽
6にて蓄熱される。蓄熱槽6にて蓄熱された包接水和物
スラリーW1は供給配管19を介して空調設備等の熱負
荷側に送られ、冷熱源として使用される。
【0029】図2は第2の実施形態を示し、撹拌機構1
4の回転撹拌翼17を支持する回転軸16の先端部にス
クリュー羽根20を取付けたものである。このように構
成された撹拌機構14によれば、円筒形熱交換器1の冷
却面3bに付着した包接水和物を回転撹拌翼17によっ
て掻落としながら包接水和物スラリーW1を撹拌しつ
つ、スクリュー羽根20によって包接水和物スラリーW
1を円筒容器3の底部に向かって送り出すことができ、
包接水和物スラリーW1の粘度が高くなっても円筒形熱
交換器1から蓄熱槽6への安定供給できる。
【0030】なお、包接水和物スラリーW1を生成する
冷却温度は0℃以上の水でも可能であり、前述した冷凍
サイクルに限定されず、吸収式冷凍装置を用い、熱交換
器に冷水を循環してもよく、冷凍装置の成績係数を上げ
ることができ、省エネルギとなる。
【0031】以上のように、大気圧下でも容易に包接水
和物を生成する蓄熱媒体を使用することにより、従来の
フロン系冷媒R11を使用した場合のように、オゾン破
壊等の地球環境問題を解消できる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜5の発
明によれば、水和物生成熱交換器によって水溶液を冷却
することにより、包接水和物が生成されて熱交換器の冷
却面に付着し、これを撹拌機構によって水溶液中に掻落
としながら撹拌することにより、固体が溶液中に分散し
てクリーム状の包接水和物スラリーが製造できる。従っ
て、冷房負荷への高密度冷熱輸送が可能となる。また、
包接水和物を冷却するのに0℃以上の冷水でも可能であ
ることから、冷凍装置の成績係数を上げることができ、
省エネルギとなる。また、大気圧下でも容易に包接水和
物を生成でき、従来のように、密閉容器が必要ないの
で、装置の簡素化とコストダウンを図ることができると
いう効果がある。
【0033】また、回転撹拌翼を支持する回転軸の先端
部にスクリュー羽根を設けることにより、生成された包
接水和物スラリーを蓄熱槽に送り出すことができる。さ
らに、回転撹拌翼を弾性体で形成することにより、円筒
形熱交換器の真円度の精度が悪くても冷却面に確実に摺
擦して包接水和物を掻落とすことができるとともに、掻
落し音を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の包接水和物スラリ
ーの製造装置を示す縦断側面図。
【図2】この発明の第2の実施形態のスクリュー羽根の
側面図。
【符号の説明】
1…円筒形熱交換器 3a…冷却面 6…蓄熱槽 10…冷凍装置 14…撹拌機構 17…回転撹拌翼 W…水溶液 W1…包接水和物スラリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 9/02 605 B01D 9/02 605 614 614 C09K 5/06 C09K 5/06 H F F28D 20/02 F24F 5/00 102Z // F24F 5/00 102 F28D 20/00 C (72)発明者 生越 英雅 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 福嶋 信一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3L054 BH10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却すると包接水和物を生成する水溶液
    を冷却して冷却面に包接水和物を付着させる水和物生成
    熱交換器と、この水和物生成熱交換器の冷却面に付着し
    た包接水和物を掻落としながら撹拌し前記水溶液と混合
    して包接水和物スラリーを生成する撹拌機構と、この撹
    拌機構によって送られる前記包接水和物スラリーを貯溜
    する蓄熱槽とを具備したことを特徴とする包接水和物ス
    ラリーの製造装置。
  2. 【請求項2】 前記水溶液は、テトラn−ブチルアンモ
    ニウム塩、テトラiso−アルミアンモニウム塩、テト
    ラn−ブチルフォスフォニウム塩、トリisoアルミサ
    ルフォニウム塩の水溶液のいずれかであることを特徴と
    する請求項1記載の包接水和物スラリーの製造装置。
  3. 【請求項3】 前記水和物生成熱交換器は、円筒形熱交
    換器で、その内部に円筒形熱交換器の冷却面に付着した
    水和物を掻落としながら撹拌する回転撹拌翼を有する撹
    拌機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の包接水和物スラリーの製造装置。
  4. 【請求項4】 前記回転撹拌翼を支持する回転軸の先端
    部には生成された包接水和物スラリーを蓄熱槽に送り出
    すスクリュー羽根が設けられていることを特徴とする請
    求項3記載の包接水和物スラリーの製造装置。
  5. 【請求項5】 前記回転撹拌翼は弾性体で形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の包接水和物スラリー
    の製造装置。
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