JP2000146277A - 手動操作用の吹出装置 - Google Patents

手動操作用の吹出装置

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JP2000146277A
JP2000146277A JP10312710A JP31271098A JP2000146277A JP 2000146277 A JP2000146277 A JP 2000146277A JP 10312710 A JP10312710 A JP 10312710A JP 31271098 A JP31271098 A JP 31271098A JP 2000146277 A JP2000146277 A JP 2000146277A
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JP
Japan
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air
rotating
damper
air outlet
manual operation
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Pending
Application number
JP10312710A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nakaarata
努 中新田
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】天井面のように高い所に設けても手動操作がし
易く、且つ風切り音も発生することのない手動操作用の
吹出装置を提供する。 【解決手段】ドライバ54の先をボルトヘッド50Aの
溝に係合させてボルト部材50を回転させる。これによ
り、フレキシブルワイヤ48は捩じられながら回転力を
ウオームギア42に伝達してウオームギア42を回転す
る。ウオームギア42の回転によりホイールギア40が
回転するので、回転軸36を介してダンパ羽根34が回
転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動操作用の吹出
装置に係り、特に天井面に設けた吹出装置を手動操作に
より吹出量を調整するタイプの手動操作用の吹出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】空調機で空調された空気を天井裏に配設
されたダクトを介して天井部から室内に供給する際、室
内の空調環境に応じて室内に供給する風量を調整する必
要がある。従来、室内への供給風量を手動で調整する装
置としては、ダクトの途中に風量調整ダンパを設けて天
井面に形成した点検口から手動でダンパ開度を調整した
り、ダクト吹出口にシャッタを設けて吹出口の開口面積
を手動により変えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにダクトの途中に風量調整ダンパを設けた場合、天
井面に配設する証明器具や美観との関係で天井面の前記
点検口の位置を、風量調整ダンパの位置からズラして形
成しなくてはならないことが多い。この為、ダンパ風量
を手動で調整する人は、点検口から不自然な姿勢で風量
調整ダンパを操作しなくてはならないという欠点があ
る。同様の理由から、風量調整ダンパのメンテナンスも
しずらいという欠点がある。
【0004】一方、ダクト先端にシャッターを取り付け
た場合には、シャッターによりダクト吹出口を絞り込む
と風切り音が発生し、住環境に悪影響を及ぼすという欠
点がある。本発明は、このような事情に鑑みてなされた
もので、天井面のように高い所に設けても手動操作がし
易く、且つ風切り音も発生することのない手動操作用の
吹出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、ダクトからの空気が供給される給気口と供
給された空気を室内に吹き出す吹出口が形成された吹出
ボックスと、前記吹出ボックス内の前記給気口から前記
吹出口に至る通風路に設けられ、ダンパ羽根を回転させ
て前記通風路の開閉量を調整することにより前記吹出口
から吹出す吹出量を調整するダンパ装置と、前記吹出口
の外から操作可能な位置に設けられ、前記ダンパ羽根を
回転する回転部にフレキシブルワイヤを介して連結され
た回転操作部と、から成り、前記回転操作部を回転させ
て前記フレキシブルワイヤを捩じる方向に回転させなが
ら前記回転操作部の回転力を前記回転部に伝達すること
を特徴とする。
【0006】本発明によれば、回転操作部を手動で回転
させてフレキシブルワイヤを捩じる方向に回転させなが
ら、回転操作部の回転力を回転部に伝達することでダン
パ羽根を回転させる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る手動操作用の吹出装置の好ましい実施の形態につい
て詳説する。図1は、本発明に係る手動操作用の吹出装
置10の断面図であり、図2は吹出装置10を室内12
側から見た図である。
【0008】これらの図に示すように、吹出装置10は
天井14面の開口部16に取付治具18を介して取り付
けられ、主として、吹出ボックス20と、吹出量を調整
するダンパ装置22と、回転操作部24とで構成され
る。吹出ボックス20は、直方体状に形成されると共
に、室内12側の下面にスロット状の吹出口26(図2
参照)が形成され、一方側面に空気を吹出ボックス20
内に給気する給気口28が形成される。そして、給気口
28が、図示しない空調機からの空気を送気する円筒状
のダクト30に接続される。吹出ボックス20の内面に
は、吸音材としてのグラスウール32が貼付されてお
り、吹出口26の部分には吹出口26の外側にグラスウ
ール32が貼付されている。これにより、ダンパ装置2
2により吹出口26から吹出す吹出量を絞った時に発生
し易い気流音や風切り音を吸収することができる。
【0009】ダンパ装置22は、吹出ボックス20の給
気口28に設けられる。ダンパ装置22は、円板状のダ
ンパ羽根34が回転軸36を介して吹出ボックス20に
回転自在に支持される。そして、ダンパ羽根34が回転
する角度により給気口28の開閉量が調整される。即
ち、ダンパ羽根34がダクト30の送気方向に対して垂
直な時には給気口28が全閉となり、水平な時に全開と
なる。
【0010】ダンパ装置22には、図3に示すように、
ダンパ羽根34を回転させる回転部38が設けられる。
回転部38は、ダンパ羽根34の回転軸36にホイール
40が嵌装され、このホイール40にウオーム42が噛
合したウオームギア機構て構成される。ウオーム42の
両端部は、吹出ボックス20に支持された一対のナット
部材44、44に噛合される。これにより、ウオーム4
2を回転させることによりホイール40を介して回転軸
26が回転するので、ダンパ羽根34が回転して吹出ボ
ックス20の給気口28の開閉量が調整される。また、
ウオーム42の下端部は、連結具46を介してウオーム
42の径と略同径のフレキシブルワイヤ48に連結さ
れ、このフレキシブルワイヤ48の下端に連結具49を
介して回転操作部24が連結される。
【0011】回転操作部24は、図3に示すように、ボ
ルト部材50で構成され、ボルト部材50は、吹出ボッ
クス20に支持されたナット部材52に噛合される。こ
のボルト部材50のボルトヘッド50Aは、図1に示す
ように、吹出ボックス20の吹出口26の近傍に位置す
るように、即ち、ボルトヘッド50Aを吹出口26の外
側(室内側)からドライバ54で回転可能な位置になる
ように配置される。この場合、吹出装置10を天井14
面に取り付ける取付治具18に専用のドライバ54を着
脱自在に取り付けておくと便利である。
【0012】次に、上記の如く構成された本発明の手動
操作用の吹出装置10の作用について説明する。吹出装
置10から室内12に吹き出される風量を調整する場
合、ドライバ54の先をボルトヘッド50Aの溝に係合
させてボルト部材50を回転させる。これにより、フレ
キシブルワイヤ48は捩じる方向に回転しながら回転力
をウオーム42に伝達してウオーム42を回転する。ウ
オーム42の回転によりホイール40が回転するので、
回転軸36を介してダンパ羽根34が回転する。これに
より、吹出口ボックス20の給気口28の開閉量が変化
するので、吹出装置10の吹出口26から室内12に吹
き出す吹出量を調整することができる。ダンパ羽根34
の回転量は、吹出口26からダンパ羽根34を覗き込ん
で適宜調整するとよい。
【0013】このように、本発明の手動操作用の吹出装
置10では、ボルト部材50で形成した回転操作部24
を回転させてフレキシブルワイヤ48を捩じる方向に回
転させることにより、回転操作部24の回転力を回転部
38に伝達してダンパ羽根34を回転させるようにした
ので、極めて簡単な構成で吹出口26からの吹出量を調
整することができる。しかも回転部38とボルト部材5
0をフレキシブルワイヤ48で繋いだので、回転部38
から回転操作部24までの間に曲がりがある場合でも回
転部38と回転操作部24を簡単に連結することができ
る。
【0014】また、吹出装置10は、吹出ボックス20
内にダンパ装置22、回転部38、回転操作部24等の
風量調整のための構成部材が一体的に内蔵されているの
で、吹出装置10を単にダクト30に接続するだけでよ
く、工事期間を大幅に短縮することができる。また、吹
出量の調整を吹出口26の外から操作できるようにした
ので、従来のようにダンパ装置を操作するための点検口
を天井14面に形成する必要がない。
【0015】更に、ダンパ装置22を吹出ボックス20
内に設け、且つ吹出ボックス20内にグラスウール32
を貼付したので、ダンパ装置22の開度を絞った時に発
生し易い気流音や風切り音が吹出口26から漏出される
ことがない。尚、回転部をウオームとホイールとで説明
したが、これに限定されるものではなく、フレキシブル
ワイヤとの関係でダンパ羽根を回転できる機構であれば
なんでも良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吹出量の調整を手動で容易に行うことのできる手動操作
用の吹出装置を、極めて簡単な機構で構成することがで
きる。また、吹出口の外から回転操作部を手動で回転さ
せるだけで、ダンパ羽根を回転させることができ、吹出
口からの風量を簡単に調整することができるので、天井
面のように高い所に設けても手動操作がし易い。
【0017】また、吹出ボックス内にダンパ装置、回転
部、回転操作部等の風量調整のための構成部材が一体的
に内蔵されているので、吹出装置を単にダクトに接続す
るだけでよく、工事期間を大幅に短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手動操作用の吹出装置の断面図
【図2】本発明の手動操作用の吹出装置を室内側から見
た図
【図3】バンパ羽根を回転させる機構を説明した説明図
【符号の説明】
10…吹出装置 12…室内 14…天井 20…吹出ボックス 22…ダンパ装置 24…回転操作部 26…吹出口 28…給気口 30…ダクト 32…グラスウール 34…ダンパ羽根 36…回転軸 38…回転部 40…ホイール 42…ウオーム 44、52…ナット部材 48…フレキシブルワイヤ 50…ボルト部材 54…ドライバ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダクトからの空気が供給される給気口と供
    給された空気を室内に吹き出す吹出口が形成された吹出
    ボックスと、 前記吹出ボックス内の前記給気口から前記吹出口に至る
    通風路に設けられ、ダンパ羽根を回転させて前記通風路
    の開閉量を調整することにより前記吹出口から吹出す吹
    出量を調整するダンパ装置と、 前記吹出口の外から操作可能な位置に設けられ、前記ダ
    ンパ羽根を回転する回転部にフレキシブルワイヤを介し
    て連結された回転操作部と、 から成り、前記回転操作部を回転させて前記フレキシブ
    ルワイヤを捩じる方向に回転させながら前記回転操作部
    の回転力を前記回転部に伝達することを特徴とする手動
    操作用の吹出装置。
  2. 【請求項2】前記吹出ボックス内面に消音材が貼付され
    ていることを特徴とする請求項1の手動操作用の吹出装
    置。
JP10312710A 1998-11-04 1998-11-04 手動操作用の吹出装置 Pending JP2000146277A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101168717B1 (ko) 2012-03-12 2012-07-30 주식회사 선일엔지니어링 공기조화용 덕트 송풍공기 유도장치
KR101546915B1 (ko) 2015-01-27 2015-08-26 (주)정방환경엔지니어링 공기순환장치의 개폐장치

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