JP2000146153A - カートリッジタンク - Google Patents

カートリッジタンク

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JP2000146153A
JP2000146153A JP10320566A JP32056698A JP2000146153A JP 2000146153 A JP2000146153 A JP 2000146153A JP 10320566 A JP10320566 A JP 10320566A JP 32056698 A JP32056698 A JP 32056698A JP 2000146153 A JP2000146153 A JP 2000146153A
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cap
tightening
cartridge tank
refueling
oil supply
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徹 上野
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勝 濱谷
Yoshiyuki Kuroda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給油キャップの締め付け状態を音、衝撃など
確実に判断できる方法で報知することで、確実に給油キ
ャップの締め付け状態を確認できるようにすることを目
的としたものである。 【解決手段】 タンク本体11と、タンク本体11の適
所に設けた給油口13と、給油口13の外周に形成した
ネジ部13a、このネジ部13aへの螺合によって前記
給油口13を閉塞する給油キャップ14と、この給油キ
ャップ14のネジ部13aへの螺合状態を報知する報知
手段19とを備え、前記給油キャップ14の締め付け状
態が確認できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタンク本体に弁を有
するキャップを着脱自在にしたカートリッジタンクに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のカートリッジタンクは、
図6、図7、図8、図9に示すように、タンク本体1の
適所に燃料を供給する給油口2を設け、この給油口2に
弁機構3を有するキャップ4を取り付け、給油口2の端
面2aをキャップ4に設けたシール面3cでシールする
ことにより、前記弁機構3を介して給油口2の開放状態
と閉塞状態を保つように構成としている。そして、機器
5のタンク収納スペース6にセットするときは、給油口
2を下向きにして油受け皿7に載置することで、油受け
皿7内に設けた弁押上ピン8により弁体3bが押し上げ
られ、弁機構3が強制的に開放されてタンク本体1内の
燃料が油受け皿7に供給され、油受け皿7内の油面が弁
機構3の吐出口9に達するとタンク本体1からの燃料の
供給が停止する。そして、油受け皿7内の燃料が消費さ
れ油面が低下すると、再度タンク本体1からの燃料の供
給が開始される。この繰り返しによりタンク本体1から
油受け皿7への燃料の供給が行われる。
【0003】次に、タンク本体1の燃料が消費され補給
が必要となった場合は、機器5からタンク本体1を取り
出すことで、弁押上ピン8が弁機構3から離れ、弁機構
3は内蔵バネ3aにより弁体3bを吐出口9に密着させ
ることで閉塞状態となりタンク本体1からの燃料の流出
を防止する。この状態でタンク本体1を反転させ、キャ
ップ4を上向きにしてキャップ4をゆるめ、給油口2か
ら取り外す。そして、給油口2から燃料を補給したの
ち、キャップ4を給油口2に取り付け、再度機器5に逆
転装着することで、油受け皿7への供給が開始されるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成においては、給油口2にキャップ4を取り付ける際
にキャップ4の締め付け状態が悪いとタンク本体1を逆
転してキャップ4を下向きにしたときに、キャップ4が
外れてしまったり、給油口2の端面2aとキャップ4の
シール面3cのシール不完全による燃料漏れが発生した
りして、タンク本体1内の燃料が一度に流出するという
トラブルや機器5側の油受け皿7から燃料がオーバーフ
ローしてしまうという問題を有するものであり、例えば
石油ストーブ等は室内に開放された状態で燃焼が行われ
るため、上記のような現象が発生すると極めて不安全な
状態を招く危険がある。
【0005】そこで、石油ストーブなど室内で燃焼させ
る石油燃焼器などにおいては、灯油流出による不安全状
態を未然に防止する方法として、カートリッジタンクを
取り出したときに石油燃焼器を自動的に消火させる方法
を採用するのが一般的である。しかし、消火した直後の
石油燃焼器は極めて高温の状態にあり、キャップ外れの
トラブルが発生して消火後の石油燃焼器に灯油がかかれ
ば、再着火して燃焼を開始することがあり、この給油時
に消火するという方法も完全な対策とはいえないもので
あった。
【0006】また、従来の構成における給油口2へのキ
ャップ4の締め付け状態は、締め付ける人の感覚で決ま
るものであり、確認することが極めて困難なものである
とともに、その締め付け状態に個人差が顕著にあらわれ
るものでもあった。つまり、年配の人や年少者のように
比較的力のない人が補給作業を行う場合と成人男性のよ
うに力のある人が補給作業をする場合とではおのずと締
め付け状態に差が生じるものであり、力のない人が補給
作業を行う場合の方が上記のような不安全な状態を招く
確率は高いものである。
【0007】さらに、締め付け状態に個人差が生じるこ
とに起因して、キャップ取り外し時の不具合も発生する
ものである。つまり、力のある人が強く締め付けた後
に、力のない人が補給作業を行うような場合は、反対に
キャップを取り外す時に困難な作業を強いられることに
なり、使い勝手が極めて悪いものとなるという課題も有
するものであった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなしたもの
で、給油口へのキャップの締め付け状態が容易に確認で
き、誰が補給作業をしてもキャップの締め付け強度が一
定になるようにすることを目的とし、今後さらに高齢化
社会が進む中にあって、高齢者の方でも安心して使用で
きるカートリッジタンクを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、タンク本体と、タンク本体の適所に設けた給
油口と、給油口の外周に形成したネジ部、このネジ部へ
の螺合によって前記給油口を閉塞する給油キャップと、
この給油キャップのネジ部への螺合状態を報知する報知
手段とを備え、前記給油キャップの締め付け状態が確認
できるようにしたものである。
【0010】上記発明によれば、給油口への給液キャッ
プの締め付け状態に応じて報知手段により報知するよう
にしているため、報知手段の報知開始ポイントを給油キ
ャップの締め付け閉塞位置以上に設定することで、確実
に給油キャップの締め付け状態を閉塞位置以上に確保す
ることができ、給油キャップの締め付け不足を解消し、
給油キャップの外れやシール不完全による液漏れを防止
して、一度にタンク本体の液体が流出するというトラブ
ルや油受け皿側でオーバーフローを起こすというトラブ
ルをなくすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1のカートリッジ
タンクは、タンク本体と、タンク本体の適所に設けた給
油口と、給油口の外周に形成したネジ部、このネジ部へ
の螺合によって前記給油口を閉塞する給油キャップと、
この給油キャップのネジ部への螺合状態を報知する報知
手段とを備え、前記給油キャップの締め付け状態が確認
できるようにしたものである。
【0012】そして、給油口への給油キャップの締め付
け状態に応じて報知手段により報知するようにしている
ため、報知手段の報知開始ポイントを給油キャップの締
め付け閉塞位置以上に設定することで、確実に給油キャ
ップの締め付け状態を閉塞位置以上に確保することがで
き、給油キャップの締め付け不足を解消し、給油キャッ
プの外れやシール不完全による液漏れを防止して、一度
にタンク本体の液体が流出するというトラブルや油受け
皿側でオーバーフローを起こすというトラブルをなくす
ことができる。
【0013】また、請求項2のカートリッジタンクは、
報知手段を少なくとも音を発生する構成を有するものと
し、給油キャップのネジ部への螺合状態を聴感で確認で
きるようにしたものである。
【0014】そして、カートリッジタンクへの補給作業
後の給油キャップの取り付けに際し、給油キャップが締
め付け閉塞位置まで締め付けられたとき音を発するよう
にすることで、音が聞こえるまで給油キャップの締め付
け作業を促すことができ、音と締め付け時の感覚の両方
で締め付け状態を確認することができる。よって、誰が
補給作業を行っても確実に給油キャップの締め付け状態
を閉塞位置以上に確保することができ、給油キャップの
締め付け不足を解消し、給油キャップの外れやシール不
完全による油漏れを防止して、一度にタンク本体の液体
が流出するというトラブルや油受け皿側でオーバーフロ
ーを起こすというトラブルをなくすことができる。
【0015】また、請求項3のカートリッジタンクは、
報知手段に少なくとも間欠的な衝撃を発生する機構を有
し、給油キャップのネジ部への螺合状態を体感で確認で
きるようにしたものである。
【0016】また、請求項4のカートリッジタンクは、
報知手段に少なくともトルク変化を有する機構を備え、
給油キャップのネジ部への螺合状態を体感で確認できる
ようにしたものである。
【0017】そして、カートリッジタンクへの補給作業
後の給油キャップの取り付けに際し、給油キャップが締
め付け閉塞位置以上に締め付けられたとき締め付け状態
の変化が手の感触で確実に確認できるように間欠的な衝
撃あるいは振動あるいは締め付けトルクの変化を発生す
るようにすることで、衝撃または振動またはトルク変化
を感じるまで給油キャップの締め付け作業を促すことが
でき、感触の変化という人にとって極めて敏感に感じ取
れる方法で締め付け状態を確認することができる。よっ
て、誰が補給作業を行っても確実に給油キャップの締め
付け状態を閉塞位置以上に確保することができ、給油キ
ャップの締め付け不足を解消し、給油キャップの外れや
シール不完全による油漏れを防止して、一度にタンク本
体の液体が流出するというトラブルや油受け皿側でオー
バーフローを起こすというトラブルをなくすことができ
る。
【0018】また、請求項5のカートリッジタンクは、
報知手段は給油キャップを所定の位置まで締め付けたと
きに報知動作を開始するようにしたものである。
【0019】そして、カートリッジタンクへの補給作業
後の給油キャップの取り付けに際し、給油キャップの締
め付け位置を規制することができ、確実に給油キャップ
の閉塞状態を確保できるとともに、締め付け強度の個人
差を解消し、誰が締め付けても一定した締め付け状態を
確保出るものである。
【0020】また、請求項6のカートリッジタンクは、
報知手段は給油キャップが所定の締め付け強度に達した
ときに報知動作を開始するようにしたものである。
【0021】そして、カートリッジタンクへの補給作業
後の給油キャップの取り付けに際し、報知動作を開始す
るまで締め付けるようにすることで、給油キャップの締
め付け強度を規制することができ、確実に給油キャップ
の閉塞状態を確保できるとともに、締め付け強度の個人
差を解消し、誰が締め付けても一定した締め付け状態を
確保出るものである。
【0022】また、請求項7のカートリッジタンクは、
報知手段の報知動作開始位置を給油キャップの締め付け
閉塞位置としたものである。
【0023】そして、カートリッジタンクへの補給作業
後の給油キャップの取り付けに際し、報知動作を開始す
るまで締め付けることで、確実に給油キャップの閉塞状
態を確保でき、誰が補給作業を行っても確実に給油キャ
ップの締め付け状態を閉塞位置以上に確保することがで
き、給油キャップの締め付け不足を解消し、給油キャッ
プの外れやシール不完全による油漏れを防止して、一度
にタンク本体の燃料が流出するというトラブルや油受け
皿側でオーバーフローを起こすというトラブルをなくす
ことができる。
【0024】また、請求項8のカートリッジタンクは、
給油キャップ回動手段を設け、この給油キャップ回動手
段は給油キャップの締め付け閉塞位置より締め付け方向
に回動自在としたものである。
【0025】また、請求項9のカートリッジタンクは、
給油キャップと給油キャップ回動手段は、一方向にのみ
作用するフリクション機構を介して連結し、所定の締め
付け強度に達したとき給油キャップ回動手段のみを回動
自在としたものである。
【0026】また、請求項10のカートリッジタンク
は、報知手段は給油キャップ回動手段が給油キャップの
締め付け閉塞位置より締め付け方向に回動しているとき
に報知動作を行うようにしたものである。
【0027】そして、給油キャップを締め付け閉塞状態
にした後も給油キャップ回動手段を締め付け方向に回動
自在とするとともに、給油キャップ回動手段のみが回動
しているときに報知動作を行うようにすることで、締め
付け状態の確認ができるようにしている。
【0028】また、請求項11のカートリッジタンク
は、報知手段は給油キャップ回動手段が給油キャップの
締め付け閉塞位置より締め付け方向に回動を開始した所
定区間だけ報知動作を行うようにしたものである。
【0029】そして、給油キャップを締め付け閉塞状態
にした後も給油キャップ回動手段を締め付け方向に回動
自在とするとともに、給油キャップ回動手段のみが回動
を開始する所定区間のみ報知動作を行うようにすること
で、締め付け状態の確認をより確実に行うようにして、
使い勝手の向上を図るものである。
【0030】また、請求項12のカートリッジタンク
は、報知手段は給油キャップの出口側外周部を覆うよう
に設けた第1歯車継手と、所定のバネ圧で前記第1歯車
継手に噛み合うように設けた第2歯車継手と、この第2
歯車継手を第1歯車継手に押し当て保持するバネと、こ
のバネの一方を保持するとともに給油キャップを回動さ
せる給油キャップ回動手段を備え、前記第1歯車継手と
第2歯車継手はラチェット機構を有する構成としたもの
である。
【0031】そして、報知手段として歯車継手を用いた
ラチェット機構を採用することで、給油キャップ回動手
段のみ一方向に回動自在な構成とすることができるとと
もに、歯車の噛み合わせが変化するときに発生する音と
衝撃とトルク変化で締め付け状態を報知することがで
き、聴感と手の感覚という人が敏感に感じ取れる方法で
締め付け状態の確認ができるとともに、バネ圧を調整す
ることで歯車の噛み合わせが変化するときのポイントつ
まり、報知開始ポイントを任意に設定するこができる。
このように、歯車とバネを組み合わせるという極めて簡
単な構成で報知手段を提供できるとともに、高齢者社会
を意識した使い勝手への配慮および安全性への配慮を尽
くしたカートリッジタンクを供給することができる。
【0032】また、請求項13のカートリッジタンク
は、報知手段は給油キャップに一体化成形した第1歯車
継手と、第2歯車継手と、バネと、回動キャップを有す
るとともに、給油キャップ側に取り付けた構成とし、既
存の給油キャップと取付互換性を有するようにしたもの
である。
【0033】そして、給油キャップ側に報知手段を設け
ることで、給油キャップのみを取り替えることで既存の
カートリッジタンクにも取り付けることが可能となり、
手軽に締め付け報知手段を有するカートリッジタンクを
提供することができる。
【0034】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面に基づき
説明する。
【0035】(実施例1)図1は本発明の実施例1のカ
ートリッジタンクの構成図、図2は給油キャップの要部
断面図、図3は機器への設置状態を示す要部断面図、図
4は給油キャップの分解斜視図である。
【0036】11は燃料を蓄えておくタンク本体、12
はタンク本体1の燃料の量を確認するための油量計、1
3はタンク本体1へ燃料の補給と流出を行う給油口、1
3aはこの給油口13の外周部にもうけたネジ部、14
は給油口13に着脱自在に設けた給油キャップ、15は
給油キャップ14を覆うようにインサート成形等で給油
キャップ14に一体化して設けた第1歯車継手、16は
所定のバネ圧で第1歯車継手15に噛み合うように設け
た第2歯車継手、17は第2歯車継手16を第1歯車継
手15に押し当て保持するバネ、18はバネ17の一方
を保持するとともに給油キャップ14を着脱自在に回動
させる回動キャップで給油キャップ回動手段を形成して
いる。そして、前記第1歯車継手15と第2歯車継手1
6は鋸歯状の歯車形状で噛み合わせるラチェット機構を
有した構成とし、かつ第1歯車継手15と第2歯車継手
16を所定のバネ圧で係止させることで、締め付け方向
の一方向にのみフリクション機構を備えたものとなる。
つまり、締め付け方向に回動させたとき、バネ圧で定ま
る摺動抵抗以上の回動力が加わると、第1歯車継手15
と第2歯車継手16の噛み合わせ状態が変化しながら回
動する。この第1歯車継手15と第2歯車継手16およ
びバネ17で給油キャップ14の締め付け状態を報知す
る報知手段19を形成している。20は給油キャップ1
4に内装した弁機構で、弁体21と弁座22およびバネ
23で構成し、給油キャップ14の吐出口24の開閉を
行う。25は石油燃焼器のバーナへ燃料を供給するため
に一時蓄えておくための油受け皿、26は油受け皿25
の上部開口に取り付けた受け口であり、該受け口26に
は弁押し上げピン27が突起して形成してある。
【0037】上記構成において、その動作を説明する
と、まず、タンク本体11を給油キャップ14を下向き
にして油受け皿25の受け口26に装着すると、弁押し
上げピン27が弁体21をバネ23に抗して押し上げ、
弁座22による給油キャップ14の吐出口24の閉塞状
態が解除される。これにより、タンク本体11の燃料は
受け口26を介して油受け皿25内に供給され、給油キ
ャップ14の吐出口24の油面高さまで蓄えられる。そ
して、バーナで消費され油受け皿25内の油面が低下す
ると、吐出口24よりタンク本体11内に空気が入り、
この空気の置換作用でタンク本体11の燃料は油受け皿
25内に供給される。この繰り返しにより油受け皿25
内の油面は一定油面を保持する。
【0038】次に、タンク本体11の燃料が空になる
と、タンク本体11を受け口26から取り外す。このと
き、弁機構20は弁押し上げピン27で弁体21を押し
上げていた動作が解除されるため、弁体21はバネ23
により元の状態に戻り、弁座22を介して吐出口24を
閉塞状態に保つ。そして、タンク本体11を給油場所ま
で運び、給油キャップ14を取り外してサイフォンポン
プなどで給油を行うが、給油キャップ14の先端は常に
油中に位置しているので、油で濡れた給油キャップ14
の着脱時に手が汚れ、非常に嫌われるものである。この
ため、本発明では取り外しのための給油キャップ回動手
段である回動キャップ18を設け、この回動キャップ1
8は給油キャップ14の弁機構20から大きく離して形
成し、油が給油キャップ14の表面を拡散しても回動キ
ャップ18まで届かないようにして、手の汚れを防止す
るようにしている。また、この回動キャップ18は、給
油キャップ14と一体化した第1歯車継手15と第2歯
車継手16で構成するラチェット機構を介して給油キャ
ップ14と連結されているため、取り外し方向には回動
キャップ18と給油キャップ14が同期して回動するよ
うになっており、回動キャップ18を回すことで給油キ
ャップ14の取り外しができる。
【0039】次に、タンク本体11への給油が完了する
と、給油キャップ14を給油口13に取り付ける作業を
行うが、一般的に燃料保管場所は屋外やベランダなど暗
くて、寒い場所が多く、使用者も極力短時間に給油作業
を完了させようという心理が働く、このため、給油キャ
ップ14の取付作業がおろそかになり、中途半端な締め
付けで終わってしまうというケースが発生する。また、
締め付け作業にはある程度の力を要するため、締め付け
強度に個人差が顕著に現れる。つまり、成人男子のよう
に力のある人は比較的強く締める傾向にあるため、締め
付け不足による油漏れは発生しにくいが、反対に締めす
ぎて取り外すときに困難を要する。また、高齢者や婦人
のように比較的力のない人が締め付け作業を行うとき
は、どこまで締めたらよいのかという感覚をつかみづら
く、つい締め付け不足気味になり、油漏れにつながると
いうケースが発生する。
【0040】そこで、本発明は締め付け状態を報知手段
18で報知するとともに、所定の締め付け状態になる
と、給油キャップ14の締め付けを規制し、給油キャッ
プ回動手段である回動キャップ18のみ回動する状態と
している。これにより、報知動作を開始するまで締め付
けることで、確実に給油キャップ14の閉塞状態を確保
でき、誰が補給作業を行っても確実に給油キャップ14
の締め付け状態を閉塞位置以上に確保することができ、
給油キャップ14の締め付け不足を解消し、給油キャッ
プ14の外れやシール不完全による油漏れを防止して、
一度にタンク本体11の燃料が流出するというトラブル
や油受け皿25側でオーバーフローを起こすというトラ
ブルをなくすことができる。
【0041】つまり、給油作業後、給油キャップ14を
給油口13に装着し、回動キャップ18をもって締め付
け方向に回動させると、初期は締め付け負荷が小さく、
第1歯車継手15と第2歯車継手16及びバネ17で形
成するフリクション機構を有する報知手段19はフリク
ショントルクの方が大きいため、前記歯車の噛み合わせ
変化は起こらず、回動キャップ18と給油キャップ14
は一緒に回動する。そして、給油キャップ14の回動が
締め付け閉塞状態まで進むと、給油キャップ14の回動
は規制される。この位置からさらに締め付け方向に回動
キャップ18を回し続けると、第2歯車継手16はフリ
クショントルク以上の回動トルクを得ることになり、第
2歯車継手16は第1歯車継手15との噛み合わせを乗
り越えて次の歯車との噛み合わせに変化する。そして、
第1歯車継手15と第2歯車継手16は鋸歯状の歯車形
状としているため、前記噛み合わせが変化するとき、第
2歯車継手16は第1歯車継手15に衝突するように歯
車を乗り越える。この歯車を乗り越えるときの衝突によ
り発生する音、衝撃あるいは鋸歯状の歯車を乗り越える
過程で発生するトルク変化で給油キャップ14の締め付
け閉塞状態を確認するものである。
【0042】そして、上記状態は回動キャップ18を締
め付け方向に回動している間継続するため、締め付け状
態が、従来の締め付け度合いという曖昧な感覚ではな
く、音、衝撃、トルク変化という確実に判断ができる聴
感及び感触で常に確認できるとともに、給油キャップ1
4の締め付けトルクを一定にすることができ、締め過ぎ
や締め付け不足という問題を解消するものである。
【0043】また、第2歯車継手16を第1歯車継手1
5に押しつけているバネ17のバネ圧を調整すること
で、報知手段19の報知動作の開始を所定の位置まで締
め付けたときに行うか、所定の締め付け強度に達したと
き行うかの選択が可能になる。つまり、バネ圧をゆるめ
にした場合は給油口13の端面が給油キャップ14のシ
ール面に接触したとき、第1歯車継手15と第2歯車継
手16の噛み合わせを変化させて報知することができ、
バネ圧をきつくした場合は給油口13の端面が給油キャ
ップ14のシール面に接触した後、さらに所定の締め付
け強度まで締め付けたとき第1歯車継手15と第2歯車
継手16の噛み合わせを変化させて報知するため、所定
の締め付け強度を確保することができる。さらに、シー
ル面への面圧は常に一定に保たれるため、シールパッキ
ンの劣化が少なくシール性の向上が図れるものである。
【0044】また、第1歯車継手15と第2歯車継手1
6の歯車の噛み合わせ数を任意に設定することで所定区
間だけ報知動作を行わせるようにすることも可能であ
る。
【0045】なお、本実施例では歯車継手とバネを用い
たラチェット機構で報知手段を形成したが、面接触など
摺動抵抗を用いた構成により音やトルク変化を起こすよ
うにした報知手段でもよく、本発明を達成するものであ
ればどの様な構成のものでもよい。
【0046】また、本実施例では報知手段であるラチェ
ット機構を給油キャップ回動手段と別体で構成したが、
構成の簡素化を図る目的で給油キャップ回動手段側にラ
チェット機構を備える構成としたものでもよい。
【0047】(実施例2)図5は本発明の実施例2の要
部断面図であり、実施例1と同一部分は同一番号を付与
して説明を省略する。
【0048】実施例2は第一歯車継手15を給油キャッ
プ14にインサート成形などで一体化し、第2歯車継手
16、バネ17、回動キャップ18等とともに給油キャ
ップ14側に報知手段19を設けたものである。
【0049】よって、この給油キャップ14のみを取り
替えることで既存のカートリッジタンクにも取り付ける
ことが可能となり、手軽に締め付け報知手段を有するカ
ートリッジタンクを提供することができるものである。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1のカートリッジタ
ンクによれば、給油口への給液キャップの締め付け状態
に応じて報知手段により報知するようにしているため、
報知手段の報知開始ポイントを給油キャップの締め付け
閉塞位置以上に設定することで、確実に給油キャップの
締め付け状態を閉塞位置以上に確保することができ、給
油キャップの締め付け不足を解消し、給油キャップの外
れやシール不完全による液漏れを防止して、一度にタン
ク本体の燃料が流出するというトラブルや油受け皿側で
オーバーフローを起こすというトラブルをなくすことが
できる。
【0051】また、請求項2のカートリッジタンクによ
れば、カートリッジタンクへの補給作業後の給油キャッ
プの取り付けに際し、給油キャップが締め付け閉塞位置
まで締め付けられたとき音を発するようにすることで、
音が聞こえるまで給油キャップの締め付け作業を促すこ
とができ、音と締め付け時の感覚の両方で締め付け状態
を確認することができる。よって、誰が補給作業を行っ
ても確実に給油キャップの締め付け状態を閉塞位置以上
に確保することができ、給油キャップの締め付け不足を
解消し、給油キャップの外れやシール不完全による液漏
れを防止して、一度にタンク本体の燃料が流出するとい
うトラブルや油受け皿側でオーバーフローを起こすとい
うトラブルをなくすことができる。
【0052】また、請求項3、4のカートリッジタンク
によれば、カートリッジタンクへの補給作業後の給油キ
ャップの取り付けに際し、給油キャップが締め付け閉塞
位置まで締め付けられたとき締め付け状態の変化が手の
感触で確実に確認できるように間欠的な衝撃あるいは振
動あるいは締め付けトルクの変化を発生するようにする
ことで、衝撃または振動またはトルク変化を感じるまで
給油キャップの締め付け作業を促すことができ、感触の
変化という人にとって極めて敏感に感じ取れる方法でで
締め付け状態を確認することができる。よって、誰が補
給作業を行っても確実に給油キャップの締め付け状態を
閉塞位置以上に確保することができ、給油キャップの締
め付け不足を解消し、給油キャップの外れやシール不完
全による液漏れを防止して、一度にタンク本体の燃料が
流出するというトラブルや油受け皿側でオーバーフロー
を起こすというトラブルをなくすことができる。
【0053】また、請求項5のカートリッジタンクによ
れば、カートリッジタンクへの補給作業後の給油キャッ
プの取り付けに際し、給油キャップの締め付け位置を規
制することができ、確実に給油キャップの閉塞状態を確
保できるとともに、締め付け強度の個人差を解消し、誰
が締め付けても一定した締め付け状態を確保できませぬ
るものである。
【0054】また、請求項6のカートリッジタンクによ
れば、カートリッジタンクへの補給作業後の給油キャッ
プの取り付けに際し、報知動作を開始するまで締め付け
るようにすることで、給油キャップの締め付け強度を規
制することができ、確実に給油キャップの閉塞状態を確
保できるとともに、締め付け強度の個人差を解消し、誰
が締め付けても一定した締め付け状態を確保出るもので
ある。
【0055】また、請求項7のカートリッジタンクによ
れば、カートリッジタンクへの補給作業後の給油キャッ
プの取り付けに際し、報知動作を開始するまで締め付け
ることで、確実に給油キャップの閉塞状態を確保でき、
誰が補給作業を行っても確実に給油キャップの締め付け
状態を閉塞位置以上に確保することができ、給油キャッ
プの締め付け不足を解消し、給油キャップの外れやシー
ル不完全による油漏れを防止して、一度にタンク本体の
燃料が流出するというトラブルや油受け皿側でオーバー
フローを起こすというトラブルをなくすことができる。
【0056】また、請求項8、9、10のカートリッジ
タンクによれば、給油キャップを締め付け閉塞状態にし
た後も給油キャップ回動手段を締め付け方向に回動自在
とするとともに、給油キャップ回動手段のみが回動して
いるときに報知動作を行うようにすることで、締め付け
状態の確認ができるようにしている。
【0057】また、請求項11のカートリッジタンクに
よれば、給油キャップを締め付け閉塞状態にした後も給
油キャップ回動手段を締め付け方向に回動自在とすると
ともに、給油キャップ回動手段のみが回動を開始する所
定期間のみ報知動作を行うようにすることで、締め付け
状態の確認をより確実に行うようにして、使い勝手の向
上を図るものである。
【0058】また、請求項12のカートリッジタンクに
よれば、報知手段として歯車を用いたラチェット機構を
採用することで、歯車の噛み合わせが変化するときに発
生する音と衝撃とトルク変化で報知することができ、聴
感と手の感覚という人が敏感に感じ取れる方法で締め付
け状態の確認ができるとともに、バネ圧を調整すること
で歯車の噛み合わせが変化するときのポイントつまり、
報知開始ポイントを任意に設定するこができる。このよ
うに、歯車とバネを組み合わせるという極めて簡単な構
成で報知手段を提供するとともに、高齢者社会を意識し
た使い勝手への配慮および安全性への配慮を尽くしたカ
ートリッジタンクを供給することができる。
【0059】また、請求項11のカートリッジタンクに
よれば、給油キャップ側に報知手段を設けるようにして
いるため、給油キャップのみを取り替えることで既存の
カートリッジタンクにも取り付けることが可能となり、
手軽に締め付け報知手段を有するカートリッジタンクを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のカートリッジタンクの構成
【図2】同タンクの給油キャップの要部断面図
【図3】同タンクの機器への設置状態を示す要部断面図
【図4】同タンクの給油キャップの分解斜視図
【図5】本発明の実施例2の給油キャップの要部断面図
【図6】従来のカートリッジタンクの構成図
【図7】同タンクの機器への設置操作を示す図
【図8】同タンクの機器への設置状態を示す要部断面図
【図9】同タンクの給油キャップ取り外し操作を示す図
【符号の説明】
11 タンク本体 13 給油口 13aネジ部 14 給油キャップ 15 第1歯車継手 16 第2歯車継手 17 バネ 18 回動キャップ(給油キャップ回動手段) 19 報知手段 20 弁機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 悦幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K068 AA15 CB03 CB11 DA16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク本体と、タンク本体の適所に設けた
    給油口と、給油口の外周に形成したネジ部、このネジ部
    への螺合によって前記給油口を閉塞する給油キャップ
    と、この給油キャップのネジ部への螺合状態を報知する
    報知手段とを備え、前記給油キャップの締め付け状態が
    確認できるようにしたカートリッジタンク。
  2. 【請求項2】前記報知手段は少なくとも音を発生する構
    成を有し、給油キャップのネジ部への螺合状態を聴感で
    確認できるようにした請求項1記載のカートリッジタン
    ク。
  3. 【請求項3】前記報知手段は少なくとも間欠的な衝撃を
    発生する機構を有し、給油キャップのネジ部への螺合状
    態を体感で確認できるようにした請求項1記載のカート
    リッジタンク。
  4. 【請求項4】前記報知手段は少なくともトルク変化を有
    する機構を備え、給油キャップのネジ部への螺合状態を
    体感で確認できるようにした請求項1記載のカートリッ
    ジタンク。
  5. 【請求項5】前記報知手段は給油キャップを所定の位置
    まで締め付けたときに報知動作を開始するようにした請
    求項1ないし4のいずれか1項記載のカートリッジタン
    ク。
  6. 【請求項6】前記報知手段は給油キャップが所定の締め
    付け強度に達したときに報知動作を開始するようにした
    請求項1ないし4のいずれか1項記載のカートリッジタ
    ンク。
  7. 【請求項7】前記報知手段の報知動作開始位置は給油キ
    ャップの締め付け閉塞位置以上とした請求項1ないし6
    のいずれか1項記載のカートリッジタンク。
  8. 【請求項8】給油キャップ回動手段を設け、この給油キ
    ャップ回動手段は給油キャップの締め付け閉塞位置より
    締め付け方向に回動自在とした請求項1ないし7のいず
    れか1項記載のカートリッジタンク。
  9. 【請求項9】給油キャップと給油キャップ回動手段は、
    一方向にのみ作用するフリクション機構を介して連結
    し、所定の締め付け強度に達したとき給油キャップ回動
    手段のみを回動自在とした請求項8記載のカートリッジ
    タンク。
  10. 【請求項10】前記報知手段は給油キャップ回動手段が
    給油キャップの締め付け閉塞位置より締め付け方向に回
    動しているときに報知動作を行うようにした請求項8記
    載のカートリッジタンク。
  11. 【請求項11】前記報知手段は給油キャップ回動手段が
    給油キャップの締め付け閉塞位置より締め付け方向に回
    動を開始した所定区間だけ報知動作を行うようにした請
    求項8記載のカートリッジタンク。
  12. 【請求項12】前記報知手段は、給油キャップの出口側
    外周部を覆うように設けた第1歯車継手と、所定のバネ
    圧で前記第1歯車継手に噛み合うように設けた第2歯車
    継手と、この第2歯車継手を第1歯車継手に押し当て保
    持するバネと、このバネの一方を保持するとともに給油
    キャップを回動させる給油キャップ回動手段を備え、前
    記第1歯車継手と第2歯車継手はラチェット機構を有す
    る構成とした請求項1ないし10のいずれか1項記載の
    カートリッジタンク。
  13. 【請求項13】前記報知手段は、給油キャップに一体化
    成形した第1歯車継手と、第2歯車継手と、バネと、回
    動キャップを有するとともに、給油キャップ側に取り付
    けた構成とし、既存の給油キャップと取付互換性を有す
    るようにした請求項12記載のカートリッジタンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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