JP2000140632A - 刺激応答性高分子を用いた分離材料および該分離材料を用いた分離方法 - Google Patents

刺激応答性高分子を用いた分離材料および該分離材料を用いた分離方法

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JP2000140632A
JP2000140632A JP10320931A JP32093198A JP2000140632A JP 2000140632 A JP2000140632 A JP 2000140632A JP 10320931 A JP10320931 A JP 10320931A JP 32093198 A JP32093198 A JP 32093198A JP 2000140632 A JP2000140632 A JP 2000140632A
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Mitsuo Okano
光夫 岡野
Yoshikatsu Akiyama
義勝 秋山
Kimihiro Yoshizako
公博 吉廻
Katsuhiko Ueno
勝彦 上野
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Japan Chemical Innovation Institute
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Japan Chemical Innovation Institute
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/50Conditioning of the sorbent material or stationary liquid
    • G01N30/52Physical parameters
    • G01N30/54Temperature

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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属イオン、医薬品、生体成分などの標的物
質を分離する物質の新規な分離方法を提供すること。 【解決手段】 充填材表面が物理的刺激により化学的、
物理的な環境変化を起こすことで、標的物質との相互作
用を持つ物質の標的物質に対する相互作用を、水溶液中
で可逆的に変化させ分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水系で標的物質と特異
的に相互作用する物質の相互作用力を、物理的刺激によ
る刺激応答性高分子の構造変化および極性変化により、
可逆的に変化させることが可能であり、これを含む分離
剤を用いて金属イオン、医薬品、生体成分などの標的物
質を分離する物質の新規な分離方法および該方法に用い
る充填材等の分離材料に関する。
【0002】
【従来の技術】生体成分、医薬品の分離および精製に使
われる、イオン交換クロマトグラフィー、逆相クロマト
グラフィー、アフィニティークロマトグラフィー等は現
在、最も有効で効率的な手段である。さらに、近年の著
しいバイオテクノロジー技術の進歩において、組み換え
タンパク質、糖タンパク質等の生理活性物質の大量生産
が行われる中で、これら目的物質の失活を防ぎ、迅速で
かつ効率的な分離精製手法が求められている。
【0003】しかしながら、上記に示したクロマトグラ
フィー的手法では目的物質となる生体成分、医薬品、組
み換えタンパク質および糖タンパク質等の溶出に際し
て、溶離液の塩濃度、有機溶媒濃度、pH濃度等を変化
させて溶出させる手法が使われている。しかしながら、
これらの手法は、例えばpH濃度、有機溶媒などは、標
的物質に対して過酷な条件となることが多く、回収率が
低下することが知られている。さらに、目的物質の溶出
の際に使用した、塩、有機溶媒、pH条件等を最終的に
は脱塩、乾燥等の操作により取り除く操作を必要とする
ため、目的物質の分離および精製の後に、これら塩、有
機溶媒、pH等を除去する操作段階を経なければなら
ず、このような操作段階が多いことから、最終的な物質
の活性および回収率が低くなる。
【0004】目的物質溶出において、塩、有機溶媒、p
Hなどのような化学的手法による溶出は、溶離液中に
塩、有機溶媒、pHなどのような化学物質を使うことに
より、上記のような失活、回収率の低下などの問題が起
こる。しかし、このような化学的手法による溶出ではな
く熱、光、磁石などの物理的変化が目的物質の溶離に対
して影響を与えられるような環境をつくることができれ
ば、物理的手法による目的物質の溶出が可能となり、失
活、回収率の低下などの問題の解決になることが期待で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、上記の問題に対して解決すべく、物理的手法による
目的物質の溶出について検討および開発を行った。その
結果、ポリ(N−イソプロピルアクリルアミド)に目的
物質と相互作用する分子(リガンド分子)を結合させる
ことで、刺激応答性高分子とリガンド分子の複合体を合
成し、この複合体を用いて物理的刺激によりリガンド分
子と目的物質との相互作用が変化する分離材が得られる
ことを見いだし、かかる知見に基づき本発明を完成し
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は刺激応答性高分
子と目的物質と相互作用する分子の複合体が物理的刺激
により、刺激応答性高分子の物理的、化学的変化を起こ
し、目的物質と相互作用する分子と目的物質の相互作用
の環境を物理的、化学的に変化させ分離することを特徴
とする物質の分離方法に関する。また、本発明は刺激応
答性高分子と目的物質と相互作用する分子との複合体を
化学修飾したクロマトグラフィー用充填剤の固定相に目
的物質を保持させた後、外部温度を段階的に変化させる
ことにより複合体中の目的物質と相互作用する分子と目
的物質との相互作用を変化させ、同一の移動相を通過さ
せることによって物質を分離することを特徴とする物質
の分離方法に関する。さらに、本発明は、物質の持つ分
子認識能を物理的刺激によって変化させることが可能で
ある分離材料(例えば、クロマトグラフィー用充填材)
に関する。
【0007】本発明の方法における物理的刺激とは、例
えば温度である。温度変化により、目的物質と相互作用
する分子の分子認識能を変化させることは、例えば熱応
答性高分子との複合化により達成される。例えば、複合
体末端にアミノ基、カルボキシル基、水酸基等を有する
ポリアルキルアミドあるいはその共重合体で化学修飾し
たクロマトグラフィー充填材が挙げられる。化学修飾し
た担体とは例えば、シリカ担体などが挙げられる。
【0008】温度応答性高分子の基本構成単位として
は、例えば、(メタ)N−イソプロピルアクリルアミ
ド、(メタ)N−アクリロイルピペリジン、(メタ)N
−プロピルアクリルアミド、(メタ)N、N−ジエチル
アクリルアミド、(メタ)N−シクロプロピルアクリル
アミド、(メタ)N−アクリロイルピロリジン、(メ
タ)N、Nーエチルメチルアクリルアミド、(メタ)N
−エチルアクリルアミドをはじめとする(メタ)N−ア
ルキルアクリルアミドのホモポリマーとこれらの共重合
体、また目的物質と相互作用する分子と化学的に複合化
させるためにカルボキシル基、アミノ基、ヒドロキシス
クシイミド基、チオール基、イミノ基、エポキシ基等の
官能基を含むモノマーとの共重合体が挙げられる。
【0009】本発明の方法において使用するポリアルキ
ルアクリルアミドとしては、例えばポリ−(N−イソプ
ロピルアクリルアミド)−色素複合体が挙げられる。目
的物質および目的物質と相互作用する分子とは、アミノ
酸、糖、核酸などからなる生体成分や分子量が1000
以下の有機化合物などが挙げられる。刺激応答性高分子
と化学的に複合化させるリガンド分子の量は任意に制御
を行うことができるが、複合体中の構成中の0.1%〜
50%が望ましい。また、目的物質と相互作用する分子
の複合化する量により、刺激応答性高分子の物理的、化
学的性質を変化させることができる。例えばポリ−(N
−イソプロピルアクリルアミド)の場合、ホモポリマー
では32℃付近に下限臨界温度を有するが、目的物質と
相互作用する分子の複合化量によりこれを制御できる。
【0010】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれによって何ら限定されるもので
はない。
【0011】
【実施例1】目的物質として牛血清アルブミン(BS
A)を用いて、目的物質と相互作用する分子としてチバ
クロンブルー分子(CB)を熱応答性高分子と複合化さ
せて、温度刺激による目的物質との相互作用の変化をク
ロマトグラム的手法により評価を行い、温度変化により
相互作用が変化し、BSAがCB分子から解離すること
を確認した。 1.ポリマーの合成 1−1−a)カルボキシル基末端を有するポリ(IPA
Am−co−ASI(N−アクリキシスクシイミド))
合成 N−イソプロピルアクリルアミド15g、官能基を有す
るモノマーとしてN−アクリロキシスクシイミド1.2
4g、連鎖移動剤としてメルカプトプロピオン酸(MP
A)0.28g、重合開始剤として2,2−アゾビス
(イソブチルニトリル)(AIBN)82mg、溶媒と
してテトラヒドロフラン(THF)500m1を重合管
にいれ、コックを閉じた状態で重合管を液体窒素中にい
れ完全に凍結させ、次にコックを開いて真空ポンプを用
いて脱気した。次にコックを再び閉じてプロパノール中
に反応溶液の入った重合管を入れて、重合管内のサンプ
ルを完全に溶解させた。この操作を3回繰り返した(凍
結融解脱気法)。このように、十分脱気したサンプルで
減圧状態になっている重合管を7 0℃の振とう恒温漕
に入れ、2時間、ラジカル重合反応させて片末端にカル
ボキシル基を持つコポリマーを合成した。反応後、反応
溶液を氷冷したジエチルエーテル中に滴下し、コポリマ
ーを再沈殿させてポリマーを得た。得られたポリマーを
濾取し、常温一晩減圧乾燥を行い、これをTHF溶媒に
溶かし再びジエチルエーテル中で精製を行った。得られ
たポリマーを濾取し、ゲル濾過カラムにかけて目的のポ
リマーを分取し、凍結乾燥後、THF溶媒に溶かし、再
び再沈殿を行い、得られたポリマーを濾取し、常温で一
晩減圧乾燥を行い目的のポリマーを得た。
【0012】1−1−b)カルボキシル基末端を有する
ポリ(IPAAm−co一ASI(N−アクリロキシス
クシイミド))へのアミノヘキシルチバクロンブルー
(AmCB)の複合化 合成したコポリマー5.0gとアミノヘキシルチバクロ
ンブルー0.43gをピリジン100ml中に溶解させ
て室温で24時間撹拌を行い、イソプロピルアミン2m
lを添加し、さらに24時間撹拌を行いアミノヘキシル
チバクロンブルーをコポリマーと複合化させた。撹拌終
了後、ロータリーエバボレーターで溶媒を除去し、凍結
乾燥により複合体を乾燥させた。乾燥後、これを精製水
に溶解させてゲルろ過法により目的の複合体を分取し、
これを凍結乾燥させて目的のポリマーを得た。
【0013】1−1−c)カルボキシル基末端をポリ
(IPAAm一co−ASI(N−アクリキシスクシイ
ミド))−アミノヘキシルチバクロンブルー複合体(p
(NIPAAm−AmCB)のカルボキシル基末端の活
性エステル(スクシニル)化 合成したコポリマー3gに対してN,N−ジシクロヘキ
シルカルボジイミド0.5g、N−ヒドロキシスクシイ
ミド0.5gを300m1のナス型フラスコに入れTH
F100mlに溶解させ、室温で48時間撹拌を行っ
た。撹拌中に副生成物としてジシクロヘキシル尿素が析
出するので、これをろ過により取り除き、最後にジエチ
ルエーテル中で再沈殿させ、片末端をスクシニル化した
p(NIPAAm)−AmCB複合体を得た。
【0014】1−1−d)担体への導入(1) スクシニル化したp(NIPAAm)−AmCB複合体
1.0gを1,4−ジオキサン100mlに溶解させ、
室温でアミノプロピルシリカゲル上に固定化した。24
時間の撹拌の後に、あらたなスクシニル化したp(NI
PAAm)−AmCB複合体1.0gを再び1,4ージ
オキサン100mlに溶かし24時間反応させた。この
操作をもう一度繰り返し、最後に濾取したものを、ジメ
チルホルムアミド、メタノールなどの有機溶媒や66.
7mMリン酸緩衝液(100mM〜500mM NaC
lを含む)で十分洗浄し、目的とする充填材を得た。
【0015】1−1−e)担体への導入(2) 片末端をカルボキシル基化したコポリマー0.65gに
対して、N−エトシキカルボニル−2−エトキシ−1,
2−ジヒドロキノリン(EEDQ)30mg、アミノプ
ロピルシリ力0.8g、THF100mlを加え、30
分のN2置換の操作の後に室温で一晩、撹拌を行った。
撹拌終了後、シリカ粒子を濾取し、同様に、片末端をカ
ルボキシル基化したコポリマー0.6g、N−エトシキ
カルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリン
(EEDQ)30mg、THF100mlを加え、30
分のN2置換の操作の後に室温で一晩、撹拌を行った。
撹拌終了後、シリカ粒子を濾取し、ジメチルホルムアミ
ド、メタノールなどの有機溶媒や66.7mMリン酸緩
衝液(100mM〜500mM NaC1を含む)で十
分に洗浄し、これをp(NIPAAm)−AmCB複合
体を固定化したシリカカラム充填剤とした。
【0016】2.カラム充填 p(NIPAAm)一AmCB複合体を固定化したシリ
カ0.6gをメタノール:2−プロパノール:水=1:
1:1の体積比で調製した充填溶媒に分散させて、カラ
ム充填用パッカーに入れた。最初の25mlは100k
g/cm2で充填を行い、その後は400kg/cm2
ステンレスカラム(4.6×30mm)に充填を行っ
た。
【0017】3.試料調製 2−1)牛血清アルブミン(BSA)サンプルの調製 BSAを66.7mMリン酸緩衝液(pH7.0)に溶
かし、濃度を7.60mg/mlに調製した。
【0018】4.HPLC測定条件 カラム:p(NIPAAm)一AmCB 移動相:66.7mMリン緩衝液(pH7.0) 流速:0.2ml/min 温度条件:40℃〜2℃ 測定波長:280nm
【0019】5.結果 図1にp(NIPAAm)−AmCBカラムにBSA溶
液(7.6mg/ml)を20μlインジェクシヨンし
たときの典型的なクロマトグラムを示す。インジェクシ
ヨン後、50分に40℃から2℃へ温度を低下させた。
また、温度が2℃に平衡化させるために20 分間は送
液を停止した後、初期の流速0.2ml/min にも
どした。71.25分に溶出ピークは見られ、マイクロ
BCAタンパク質アッセイ法により褐色を示し、ゲルろ
過クロマトグラフィーの分析の結果から分子量がBSA
のそれと同じものを示すことからBSAの溶出ピークで
あることを確認した。また、p(NIPAAm)のみを
固定化したシリカカラムを用いて、p(NIPAAm)
−AmCBカラムを用いたときと同様な実験を行った
が、図2に示すようにBSAは吸着せず、素通りした。
また、70.9分のピークはマイクロBCAタンパク質
アッセイ法によりBSAではないことを確認し、またB
SAを含まないコントロールのサンプルの場合にも認め
られたことから、不純物によるピークと思われた。これ
らの結果から温度刺激による目的物質と目的物質と相互
作用する分子との相互作用が温度のような物理的刺激に
より制御できることが確認された。
【0020】
【発明の効果】本発明における分離材料による分離方法
は、下記の利点を有する。 1)従来のクロマトグラフィーで用いられている化学的
な溶出方法に比べ、過酷な化学的条件を用いないので有
用な生体高分子の回収率が高い。 2)また、物理的刺激による相互作用の変化により、本
来起こるべき目的分子との相互作用とは異なる相互作用
をおこすことができる。 3)従来のアフィニティー担体ではカラムから溶出した
サンプルに対して脱塩操作、pH調製などの操作を必要
としたが、本分離材においてはこのような操作を必要と
しない。 4)充填剤の再生が従来のアフィニティー担体と比べて
速やかに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】p(NIPAAm)−AmCBカラムから、C
B分子に保持されたBSA分子が温度変化により溶出す
る示すクロマトグラムである。
【図2】p(NIPAAm)カラムを用いたコントロー
ルのクロマトグラムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 義勝 東京都品川区戸越1丁目15番18号 (72)発明者 吉廻 公博 東京都台東区三ノ輪1丁目18番9号 203 号 (72)発明者 上野 勝彦 茨城県つくば市広岡670−50 Fターム(参考) 4G066 AA22C AC17A AC17B AC33A AC33B AD10A AD10B AD15A AD15B AE20B CA54 DA20 EA01 EA02 4J002 AB002 AD032 BG121 GB00 GD00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填材表面が物理的刺激により化学的、物
    理的な環境変化を起こすことで、標的物質との相互作用
    を持つ物質の標的物質に対する相互作用を、水溶液中で
    可逆的に変化させ分離することを特徴とする分離方法。
  2. 【請求項2】物理的刺激が温度変化である請求項1の分
    離方法。
  3. 【請求項3】刺激応答性高分子と標的物質に対して特異
    的に相互作用する物質を含み、刺激応答材料高分子が物
    理的刺激により構造変化を起こすことで、標的物質に対
    して特異的に相互作用する物質の相互作用が化学的もし
    くは物理的環境の変化を受け、標的物質との相互作用力
    が物理的刺激により可逆的に変化する複合化材料を有す
    る充填材を用いる請求項1の分離方法。
  4. 【請求項4】充填材が、担体表面に刺激応答性高分子と
    標的物質に対して特異的に相互作用する物質との複合材
    料で化学修飾したクロマトグラフィー用充填材である請
    求項1の分離方法。
  5. 【請求項5】刺激応答性高分子が末端にアミノ基、カル
    ボキシル基等の官能基を有するポリアルキルアクリルア
    ミド或いはその共重合体である請求項3または請求項4
    の標的物質の分離方法。
  6. 【請求項6】移動相が水である請求項5の標的物質の分
    離方法
  7. 【請求項7】刺激応答性高分子の物理的、化学的性質を
    目的物質と目的物質との相互作用する分子との複合化量
    により制御する請求項1の分離方法
  8. 【請求項8】刺激応答性高分子と標的物質に対して特異
    的に相互作用する物質を含み、刺激応答材料高分子が物
    理的刺激により構造変化を起こすことで、標的物質に対
    して特異的に相互作用する物質の相互作用が化学的もし
    くは物理的環境の変化を受け、標的物質との相互作用力
    が物理的刺激により可逆的に変化する複合化材料を含む
    分離材料。
  9. 【請求項9】物理的刺激が温度変化である請求項8の分
    離材料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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