JP2000139845A - 健康診断管理システム - Google Patents

健康診断管理システム

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JP2000139845A
JP2000139845A JP31650798A JP31650798A JP2000139845A JP 2000139845 A JP2000139845 A JP 2000139845A JP 31650798 A JP31650798 A JP 31650798A JP 31650798 A JP31650798 A JP 31650798A JP 2000139845 A JP2000139845 A JP 2000139845A
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JP31650798A
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Shigeru Kondo
茂 近藤
Tetsuya Maki
哲也 槙
Shinji Yano
信二 矢野
Takashi Kachi
敬 加地
Isao Sawai
功 沢井
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 健康診断設備のない場所で行われる健康診
断に容易に適用でき、人手を要さず、更には健康リスク
に対応した健康診断を行える。 【解決手段】 受診者が入力する初期情報をICカード
に記憶させ、該ICカードを受診者毎に発行する受付手
段と、各受診者毎に自動的に検査を行って、その検査情
報を個別リードライターを介して該ICカードに記憶さ
せる健康診断用の検査手段と、初期情報及び検査情報を
該ICカードからリードライターを介して読み出して記
憶し、該検査情報を変更自在な所定条件と対比し所見情
報を獲得して、これらの情報から所定情報を出力すると
共に、必要に応じてデータベース化する処理手段とから
なる健康診断管理システム。前記処理手段では必要に応
じて追加所見情報を入力、出力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として企業、病
院、学校、検査機関等で行われる定期健康診断その他の
健康診断に使用し、健康診断を実施する場所に簡単に移
動配置でき、且つ人手を要さずに正確な健康診断を行え
る健康診断管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、企業或いは学校等の健康診断設
備がない場所や病院、検査機関の多人数を収容する場所
等で定期健康診断その他の健康診断を行う場合、身長、
体重、血圧測定等の測定機器を所定箇所に配置し、通常
は各測定機器毎に少なくとも測定担当者と記録担当者の
各1名が控えることになる。そして、受診者は氏名等を
記載した受診票を持ち運び、これを各測定機器の記録担
当者に手渡すと共に、測定担当者によって各測定機器で
測定され、記録担当者に測定値を記載された受診票を受
け取り、これを全ての測定機器について繰り返すという
手順をとる。
【0003】他方、病院や検査機関などの健康診断設備
が予め常備され、少人数を対象に健康診断を実施する場
所においては、コンピュータを使用してオンライン化等
を図り、健康診断を行う際の労力の省力化を図ることも
可能である。
【0004】しかしながら、定期健康診断その他の健康
診断は、企業或いは会社等の健康診断設備がない場所や
病院、検査機関で多人数を収容できる場所で行われるこ
とも多く、かかる場合にはオンライン化等による省力化
は図ることが困難であり、現在においても測定担当者と
記録担当者による受診票の記載で健康診断が行われてい
るのが実状である。かような健康診断設備を有さない場
所等においても、人手を要さず能率的に正確な健康診断
を行える設備が切望されていた。
【0005】また、従来の健康診断では最終段階で単一
項目のチェックを行う場合、例えば最高血圧について正
常値1〜149、限界値150〜159、異常値160
〜300の如くある範囲の基準値を予め定め、これと対
比して帳票へA、B、Cの判定を記載する、或いはオン
ライン等で表示画面を使用する場合は画面の色の変化な
どでチェックを行っていた。
【0006】しかし、これらの予め定めた基準値との対
比を行うだけでは、所望する健康診断のチェック項目に
柔軟に対応することが出来ず、例えば特定の受診者毎の
健康状態に対するリスクを考慮した健康診断を行うよう
な場合に不便なものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたものであり、学校或いは企業等の健康診断
設備のない場所等で行われる健康診断に容易に適用でき
ると共に、人手を要さず能率的に、正確な健康診断を自
動的に行える健康診断管理システムを提供することを目
的とする。
【0008】更に、本発明による健康診断管理システム
は、特定の受診者に対する健康リスクを考慮するなど、
望まれる多様な健康診断に柔軟に対処できるようにする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による健康診断管
理システムは、受診者が入力する初期情報をICカード
に記憶させ、該ICカードを受診者毎に発行する受付手
段と、各受診者毎に自動的に検査を行って、その検査情
報を個別リードライターを介して該ICカードに記憶さ
せる健康診断用の検査手段と、初期情報及び検査情報を
該ICカードからリードライターを介して読み出して記
憶し、該検査情報を変更自在な所定条件と対比し所見情
報を獲得して、これらの情報から所定情報を出力すると
共に、必要に応じてデータベース化する処理手段とから
なることを特徴とする。
【0010】そして、上記健康診断管理システムは、前
記処理手段で追加所見情報の入力及び出力を可能とし、
該追加所見情報を必要に応じてデータベース化できるこ
とを特徴とする。
【0011】更に、上記健康診断管理システムは、前記
受付手段での受診者の入力がタッチパネル式で行われる
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明による健康診断管理システム
は、受診者が入力する初期情報をICカードに記憶さ
せ、該ICカードを受診者毎に発行する受付手段と、各
受診者毎に自動的に検査を行って、その検査情報を個別
リードライターを介して該ICカードに記憶させる健康
診断用の検査手段と、初期情報及び検査情報を該ICカ
ードからリードライターを介して読み出して記憶し、該
検査情報を変更自在な所定条件と対比し所見情報を獲得
して、これらの情報から所定情報を出力する処理手段
と、初期情報、検査情報及び所見情報のうち必要な情報
をデータベース化して蓄積する蓄積手段を設け、該蓄積
手段内の所望の蓄積情報を該処理手段に一旦取り込ん
で、実施された健康診断の初期情報、検査情報及び所見
情報のうち必要な情報を該蓄積情報に追加してこれを該
蓄積手段に蓄積することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明による健康診断管理システムは、ICカ
ードを使用するオフライン式であるから、身長、体重、
血圧等の各種測定機器と共に、受付手段や処理手段とし
て使用するノート型パソコン等を健康診断会場に容易に
移動して持ち込むことができる汎用性が高いものであ
り、更には受診者がICカードを持ち運んで自動的に各
種測定を行うことから、人手を要さずに正確な健康診断
が行える。又、診断票でなくICカードを使用するの
で、紙による個人票を使用することなくペーパレス化を
図ることが可能であると共に情報の確実な保存が出来
る。
【0014】そして、所見情報を獲得するに当たり、測
定情報を変更自在な所定条件と対比するものであるか
ら、実施する健康診断や必要とされる詳細情報に合わせ
て容易に条件を変更でき、特定の受診者に対する健康リ
スクを考慮するなど多様な健康診断に柔軟に対処でき
る。
【0015】また、本健康診断管理システムでは、処理
手段で追加所見情報を入力等することが可能であり、医
師による詳細な診断情報をも盛り込むことが出来る。
【0016】更に、受付手段での受診者の入力がタッチ
パネル式で行われるように構成し、能率的な健康診断を
可能としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施形態
に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態に限定
されるものではない。
【0018】主として健康診断管理システムは図1に示
す如く、受診者が健康診断を受診する際に使用するIC
カード4を発行する受付手段1と、受診者の各検査項目
の検査を自動的に行って検査情報をICカード4に書き
込む検査手段2と、ICカード4から検査情報等を読み
込んで所定の加工を施し、これを受診者用に出力する処
理手段3とからなる。
【0019】受付手段1は図1示例では、ノート型パソ
コン10とこれに接続されたICカード発行器11とか
らなる。受診者は初期化されたICカード4をICカー
ド発行器11に挿入し、ノート型パソコン10の表示画
面上に表示された指示に従って、前記表示画面に触れる
(タッチパネル式)、音声或いは所定のキーによって氏
名、部門、健康診断の種別等の所要の初期情報を入力す
る。入力された初期情報はICカード4に記憶され、こ
のICカードが受診者に発行される。
【0020】上記受付手段1では、ノート型パソコン1
0とICカード発行器11とで構成したが、例えばIC
カード発行器11と接続されたICカード発行機能を有
する専用ディスプレイを使用してもよく、受診者の入力
情報を取り込んでICカード4を発行できるものであれ
ば適宜である。このとき、受診者による入力がタッチパ
ネル式で行えるようにすると、容易な入力が可能となっ
て好適である。
【0021】又、使用するICカード4は上記例では使
い回しできるように過去の情報をクリアして初期化され
たものとしたが、これに限定されるものではなく、IC
カード4の記憶容量の大きさを利用して過去の検査情報
を蓄積し、これを特定の個人専用カードとして使用する
ことで、長期にわたる健康管理が可能となる。この場
合、個人であることをIDナンバー等で確認するとセキ
ュリティが確実になる。
【0022】尚、ICカード4は他のカードに比し、磁
気カードの記憶容量の100倍以上である等記録できる
情報量が圧倒的に大きく、書き込みや読み込みがランダ
ムで行え、偽造が困難で磁気の影響を受けがたいなど保
安面でも優れる等の特性を有する。従って、特定のIC
カードを個人専用として使用することが可能となるもの
である。又、ICカード4はフロッピーディスク等と同
じく、情報を保存した後取り外して別のパソコン等でも
情報を読み込めるので、多様な場所で情報を読み込んで
確認等することができ、外部型の電源供給とすれば半永
久的に使用できるなど極めて便宜である。複数用途に使
用する多機能ICカードに、健康診断の結果が記憶でき
るようにしたものでもよい。
【0023】検査手段2は各種検査機器、例えば聴力検
査器21、血圧検査器22、身長体重計23、視力検査
器24、尿検査器25等とこれに各々接続された個別リ
ードライター20とからなる。各検査機器は各受診者が
所定の動作、例えば所定の台に腕を乗せる、身長計の上
に乗る等に対応して、自動的に血圧測定、身長計測など
の検査を行うものである。検査の結果得られた最高血
圧、最低血圧、身長などの検査情報は個別リードライタ
ー20を介して、各受診者に挿入されたICカード4に
記憶される。
【0024】処理手段3は図1示例では、ノート型パソ
コン30とこれに接続されたリードライター31とから
なる。リードライター31は、全ての検査が終了した受
診者のICカード4から記憶された初期情報及び検査情
報を読み出すものであり、読み出したこれらの情報はノ
ート型パソコン30に送られ記憶される。
【0025】ノート型パソコン30に送られた情報のう
ち検査情報は、パソコン30にインストールされた所見
自動判定プログラムによって登録設定された所定条件と
対比される。この所定条件の設定、変更はパソコン30
からの入力等で容易に行え、多様な健康診断に対応して
所望の所見情報を獲得することが出来る。
【0026】図2はパソコン30で所定条件を入力する
際の条件設定画面、図3は検査項目毎の所定条件例を示
す条件図である。図3の左から第2列目は正常範囲、第
3列目は注意範囲、第4列目は危険範囲を示し、右に行
くほど注意が必要になる。
【0027】例えば、所定条件の一例として肝機能につ
いて説明すると、図3の如く正常範囲がGOP<40且
つGPT<40且つγGTP<60であるとすると、か
かる条件式が図2の右下欄第3行目の如く設定され、検
査情報による測定値が当該範囲にある受診者は肝機能が
正常であると判定される。更に、GOP≧60且つGP
T≧60の範囲が最も危険範囲であるとすると、この条
件式が図2右下欄第7行目の如く設定され、測定値が正
常範囲にない受診者の内かかる範囲に測定値がある受診
者には、6ヶ月後に再検査が必要である等の判断が下さ
れる。
【0028】又、他の例として血圧検査の場合の条件例
及びその所見情報の判定例を示すと表1のようになる。
【0029】
【表1】
【0030】上記の如く所見自動判定プログラムはあら
ゆる条件の設定が可能であり、複合的な条件設定ができ
る。従って、従来の健康診断における判定で行われてい
た特定の基準値による判定よりも、より詳細且つ適切な
医学的な根拠に基づいた所見判定を行うことが可能とな
る。そして、複合条件による各検査項目のチェックを自
動的に行うことから、医師の所見判定のミスのようなこ
ともなくなり、正確且つ迅速に定量的な判定を下すこと
が出来る。
【0031】更に、健診区分或いは検査項目の追加、変
更、削除はプログラム修正なしでマスターファイルに登
録することでき、これに対応して所定条件の設定が変更
自在であることから、健診区分のくくりも自在に設定で
きる。即ち、健康状態のリスクに応じた健康診断、或い
は多種多様な健康診断に容易に対処できる汎用性が高い
ものである。尚、マスターファイルは検査項目に関する
情報等を新規或いは変更して設定登録できる構造であ
り、例えば検査数値、所見、記号(+、−、±)などの
データ、データの単位、桁数、基準値等の検査項目に関
する情報等を画面から設定が行える。
【0032】具体的には、受診対象者が特殊業務(粉塵
作業、有機溶剤使用作業、鉛取り扱い作業、特定化学物
質使用作業、振動工具使用作業、騒音作業、電離放射線
使用作業、高気圧業務、腰痛業務、VDT業務等)を行
う者或いは特殊業務歴を有する者である場合、受診対象
者の健康状態リスクに応じた健康診断を行うことが望ま
しく、作業時間、暴露されている時間、使用工具、使用
溶剤名、放射線被爆量、有機溶剤や特定化学物質の使用
銘柄、VDT作業環境等を考慮して所望の検査項目、健
診区分を設定し健康診断を行うようなことも可能とな
る。
【0033】例えば、鉛健診を登録する場合、血液中の
鉛量、尿中デルタアミノレブリン酸、赤血球プロトポル
フィリン量、健康管理区分等の必要な項目を先に設定登
録しておいて、健康診断区分(種別)として「鉛健診」
を新規に設定登録し、登録された項目を選択指定し鉛健
診の検査項目として使用する。これにより、「鉛健診」
の健診区分が完成する。従って、特殊業務に応じてプロ
グラム或いはテーブルを追加作成するような必要はな
い。尚、検査項目に関する情報で共通して使用すること
が予測されるもの等は、予め固定して設定登録すること
もできる。
【0034】又、健康診断の種類には、一般健診(雇入
時健診、定期健診、特定業務従事者健診、海外派遣者健
診、結核健診、給食従業員検便等)と特殊健診(じん肺
健診、有機溶剤健診、鉛健診、特定化学物質、電離放射
線健診、高気圧業務健診、四アルキル鉛健診、歯科健診
等)からなる法定検診、行政指導による健診(VDT作
業健診、騒音健診、腰痛健診等)、企業独自による健診
(胃がん健診、大腸がん、人間ドッグ、THP(トータ
ルヘルスプロモーション)等)などがあるが、これらを
自由に組み合わせた健康診断を実施できる。
【0035】尚、表示画面にて条件文を入力する場合
は、SQL文を直接入力するか或いはテキスト文を入力
し内部でSQL文に変換してそれを実行するようにす
る。SQL文を使うことでいかなる複雑な条件にも対応
でき、プログラムの内部処理では困難な汎用性を実現す
る。
【0036】上記の如く、検査情報を所定条件と対比し
て所見情報を獲得した後、初期情報、検査情報及び所見
情報の中から所定の情報を出力する。出力する箇所は、
ノート型パソコン30の表示画面或いはノート型パソコ
ン30に接続された診断票に印字するプリンター(図示
せず)などである。かかる出力により受診者は健康診断
の結果を確認し得る。
【0037】更に、初期情報、検査情報、所見情報及び
後述する追加所見情報等は、ノート型パソコン30の記
憶部で或いは外付けの記憶部において、必要に応じてデ
ータベース化される。これは例えば、受診者の氏名、受
診年月日、健康診断の種類、検査項目等毎にソートされ
て記憶される。このとき、ノート型パソコン30のキー
或いはパソコン30に対し外部から通信設備等を介して
入力する等で処理手段3で入力できるようにすると、デ
ータベースに更なる加工を加えてより多機能な健康診断
管理システムとすることが可能となる。
【0038】例えば、かようなデータベースを構築する
ことにより対象となる受診者毎に必要となる健康診断情
報を正確に把握することが出来る。具体的には、特殊業
務に従事する者或いは従事したことがある者に対して特
殊業務歴情報を、更に健康状態のリスクを考慮した健康
診断を可能にするため特殊業務毎に必要となる多種多様
な情報を一元管理すること等が可能となって、作業形態
毎の健康診断情報を自由自在に管理できる。このとき、
異なった情報の追加変更、特殊業務の追加、取り扱い情
報の追加変更、所要時間の管理等も容易且つ自在に行え
る。
【0039】本健康診断管理システムでは所定条件が変
更自在に構成されているから、上記のようなデータベー
スを構築し、前記データベースから得られる情報等に柔
軟に対処して望ましい健康診断を行うことができる。こ
の場合、通常なら各特殊業務等毎にテーブル或いはプロ
グラムを保有しているから追加変更に応じてプログラム
等を追加作成せねばならないが、本システムではマスタ
ーファイル内への登録のみで多種多様の情報を管理する
ことが出来る。
【0040】処理手段3には追加的に追加所見情報を入
力し、これをも出力できるようにすると、医師が検査情
報、問診結果及び過去のデータベースを基により詳細な
追加所見情報を入力し、これも受診者に確認或いは発行
できるようになって好適である。この追加所見情報には
医師等が行った問診情報も含まれ、入力実施するタイミ
ングは適宜である。
【0041】また、本健康診断管理システムでは図4に
示す如く、コンピュータ50のような処理手段3等とは
別体の蓄積手段5を設け、この蓄積手段5に初期情報、
検査情報所見情報、追加所見情報等のうち必要な情報を
データベース化して蓄積するようにすると多量な情報に
対処でき好適である。即ち、データベースの構築は蓄積
手段5で行う。かようなシステムの場合は、例えば受付
手段1、検査手段2、処理手段3、ICカード4を持っ
て受診者の集合場所で健康診断を行い、これを持ち帰っ
てフロッピーディスク、LAN或いは通信設備を使用す
ること等で蓄積手段5に所定情報を蓄積する。
【0042】その後、翌年等に新たに同じ受診者に健康
診断を実施する場合、処理手段3のノート型パソコン3
0に受診者の情報を一旦再び取り込んで、健康診断終了
後に所見情報や追加所見情報を作成する際に利用するこ
とが出来る。この場合の取り込み方も現場で通信設備を
利用する或いは記憶媒体に記憶させる等で適宜行うこと
が出来る。
【0043】そして、新しい健康診断から得られた情報
を前年等に得られた健康診断情報に追加更新、即ち実施
された健康診断の初期情報、検査情報及び所見情報のう
ち必要な情報を適宜の手段で蓄積情報5に追加し、これ
をデータベース化して蓄積することで次回に行われる健
康診断等に役立てることが出来る。従って、受診者の長
期にわたる健康管理ができ、その情報も受診者に提供で
きる。加えて、病院や検査機関に設置されたコンピュー
タネットワークを通じた医療サービス等に、記憶媒体、
有線或いは無線LAN、通信設備等を介して本システム
を接続することで、的確且つ総合的な医療サービスをオ
ンデマンドで提供できる。
【0044】又、コンピュータ50などの蓄積手段5に
キー入力等で入力し、特殊業務に対するものなど上記と
同様の加工をデータベースに施すことを蓄積手段5にお
いて行い、これを現場で使用するノート型パソコン30
に読み込ませるようにしてもよい。このとき、ノート型
パソコン30ではデータベースの構築は行わない。蓄積
手段5のデータベースは、病院等におけるコンピュータ
ネットワークと連動して異常者検索など他用途に使用で
きる。
【0045】尚、本健康診断管理システムでは、健康診
断の結果得られた初期情報、検査情報、所見情報及び追
加所見情報或いはこれらの情報から構築されたデータベ
ースを保有し、このデータベースから各種帳票作成、統
計処理等の所望処理を行うが、この所望処理は所見自動
判定プログラム内にプログラムを設けるか、或いは所望
処理をノンプログラム化してノート型パソコン30にイ
ンストールする等した表計算ソフトを使用することなど
で行ってもよい。後者の場合は、データベース等から表
計算ソフトへの取り込み、編集などを可能にする接続プ
ログラムを使用し、表計算ソフト側で編集をして自在に
帳票印字、集計等の表計算、統計処理、各種グラフ作成
等を行える。従って、多様な処理に対しては接続するソ
フトの変化で柔軟に対処でき、所見自動判定プログラム
を変更する必要がない。
【0046】又、上記実施形態ではノート型パソコン1
0、30を使用したが、これに限らずデスクトップ型パ
ソコン等、同様の機能を果たせるものであればよい。
【0047】
【発明の効果】本発明による健康診断管理システムは上
記構成であるから、学校或いは企業等の健康診断設備の
ない場所等で行われる健康診断に容易に適用できると共
に、人手を要さず能率的に、正確な健康診断を自動的に
行えるという効果を奏する。
【0048】更に、本発明による健康診断管理システム
は、特定の受診者或いは受診者母集団に対する健康リス
クを考慮するなど多様な健康診断に柔軟に対処できると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による健康診断管理システムの概要図。
【図2】パソコンで所定条件を入力する際の条件設定画
面。
【図3】検査項目毎の所定条件例を示す条件図。
【図4】他の実施形態の健康診断管理システムの概要
図。
【符号の説明】
1 受付手段 2 検査手段 3 処理手段 4 ICカード 5 蓄積手段 10、30 ノート型パソコン 11 ICカード発行器 20 個別リードライター 31 リードライター 50 コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 信二 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友金属 鉱山株式会社内 (72)発明者 加地 敬 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友金属 鉱山株式会社内 (72)発明者 沢井 功 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友金属 鉱山株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB41 CC00 DD01 EE21 EE23 FF08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受診者が入力する初期情報をICカード
    に記憶させ、該ICカードを受診者毎に発行する受付手
    段と、 各受診者毎に自動的に検査を行って、その検査情報を個
    別リードライターを介して該ICカードに記憶させる健
    康診断用の検査手段と、 初期情報及び検査情報を該ICカードからリードライタ
    ーを介して読み出して記憶し、該検査情報を変更自在な
    所定条件と対比し所見情報を獲得して、これらの情報か
    ら所定情報を出力すると共に、必要に応じてデータベー
    ス化する処理手段と、からなる健康診断管理システム。
  2. 【請求項2】 前記処理手段で追加所見情報の入力及び
    出力を可能とし、該追加所見情報を必要に応じてデータ
    ベース化できることを特徴とする請求項1記載の健康診
    断管理システム。
  3. 【請求項3】 前記受付手段での受診者の入力がタッチ
    パネル式で行われることを特徴とする請求項1又は2記
    載の健康診断管理システム。
  4. 【請求項4】 受診者が入力する初期情報をICカー
    ドに記憶させ、該ICカードを受診者毎に発行する受付
    手段と、 各受診者毎に自動的に検査を行って、その検査情報を個
    別リードライターを介して該ICカードに記憶させる健
    康診断用の検査手段と、 初期情報及び検査情報を該ICカードからリードライタ
    ーを介して読み出して記憶し、該検査情報を変更自在な
    所定条件と対比し所見情報を獲得して、これらの情報か
    ら所定情報を出力する処理手段と、 初期情報、検査情報及び所見情報のうち必要な情報をデ
    ータベース化して蓄積する蓄積手段を設け、 該蓄積手段内の所望の蓄積情報を該処理手段に一旦取り
    込んで、実施された健康診断の初期情報、検査情報及び
    所見情報のうち必要な情報を該蓄積情報に追加してこれ
    を該蓄積手段に蓄積することを特徴とする健康診断管理
    システム。
JP31650798A 1998-11-06 1998-11-06 健康診断管理システム Withdrawn JP2000139845A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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