JP2000138856A - 画像入力装置、プレゼンテーションシステム及び情報記憶媒体 - Google Patents
画像入力装置、プレゼンテーションシステム及び情報記憶媒体Info
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- JP2000138856A JP2000138856A JP10309029A JP30902998A JP2000138856A JP 2000138856 A JP2000138856 A JP 2000138856A JP 10309029 A JP10309029 A JP 10309029A JP 30902998 A JP30902998 A JP 30902998A JP 2000138856 A JP2000138856 A JP 2000138856A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遠方被写体と近接被写体を1台の撮像手段で
撮影可能とする。 【解決手段】 スクリーン31などの遠方被写体、又は
原稿32などの近接被写体を撮像するカメラ12と、遠
方被写体又は近接被写体に応じて、カメラ12の向きを
遠方撮像用又は近接撮像用に切り換えるミラー14,ア
ーム15等の撮像切換手段とを備える。
撮影可能とする。 【解決手段】 スクリーン31などの遠方被写体、又は
原稿32などの近接被写体を撮像するカメラ12と、遠
方被写体又は近接被写体に応じて、カメラ12の向きを
遠方撮像用又は近接撮像用に切り換えるミラー14,ア
ーム15等の撮像切換手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠方被写体と近接
被写体の画像を入力する画像入力装置、その画像入力装
置を用いたプレゼンテーションシステム及び情報記憶媒
体に関するものである。
被写体の画像を入力する画像入力装置、その画像入力装
置を用いたプレゼンテーションシステム及び情報記憶媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタ(以下、PJという)
は、高輝度・高精細化が実現されており、プレゼンテー
ションやミーティング時に使用される機会が増加してき
た。従来のプレゼンテーションシステムは、例えば、
(1)プロジェクタとパソコンを使ったもの、(2)オ
ーバーヘットプロジェクタ(OHP)を使ったもの、
(3)、ホワイトボード又は電子黒板を使ったもの、
(4)リア型の画像表示装置とセンサ付きボードを併用
した専用装置を使ったものなどがある。一方、ミーティ
ングツールは、現在でもホワイトボードやフリップチャ
ート等の手書きツールが主流である。
は、高輝度・高精細化が実現されており、プレゼンテー
ションやミーティング時に使用される機会が増加してき
た。従来のプレゼンテーションシステムは、例えば、
(1)プロジェクタとパソコンを使ったもの、(2)オ
ーバーヘットプロジェクタ(OHP)を使ったもの、
(3)、ホワイトボード又は電子黒板を使ったもの、
(4)リア型の画像表示装置とセンサ付きボードを併用
した専用装置を使ったものなどがある。一方、ミーティ
ングツールは、現在でもホワイトボードやフリップチャ
ート等の手書きツールが主流である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のプレゼ
ンテーションシステムは、PJの使われ方がパソコン
(PC)のモニタを大画面に置き換えたにすぎず、人間
の自然な欲求や感覚と合わない場合があった。例えば、
説明者が説明箇所を直接指示した方が意志が伝わりやす
い場合が多いが、PCを使ったプレゼンテーションの場
合には、PCのマウスを操作するために説明者がスクリ
ーンから離れると、スクリーン上の何処の箇所を説明し
ているのか不明確になり、聞く側の注意力が散漫にな
る。さらに、追加の急な資料(ペーパー原稿)に対応で
きないだけでなく、スクリーンに表示されている内容に
対して、その場での加筆、修正、記録等もできない。ま
た、説明者の表情やしぐさ等からも情報が発信されるた
めに、画面と説明者を同一視野で捉えられるようにした
い。
ンテーションシステムは、PJの使われ方がパソコン
(PC)のモニタを大画面に置き換えたにすぎず、人間
の自然な欲求や感覚と合わない場合があった。例えば、
説明者が説明箇所を直接指示した方が意志が伝わりやす
い場合が多いが、PCを使ったプレゼンテーションの場
合には、PCのマウスを操作するために説明者がスクリ
ーンから離れると、スクリーン上の何処の箇所を説明し
ているのか不明確になり、聞く側の注意力が散漫にな
る。さらに、追加の急な資料(ペーパー原稿)に対応で
きないだけでなく、スクリーンに表示されている内容に
対して、その場での加筆、修正、記録等もできない。ま
た、説明者の表情やしぐさ等からも情報が発信されるた
めに、画面と説明者を同一視野で捉えられるようにした
い。
【0004】一方、従来のプレゼンテーションシステム
は、説明者が準備した発表内容・方法により、複数の装
置(OHPやPJ、ダイレクトPJ等)を準備する必要
があり、各々の装置に応じて照明環境の調整を行った
り、機器の交換や環境セッティングの変更が面倒であっ
た。しかも、専用の大型装置を使う事が多く、価格も高
く、可搬性に欠ける等々のハード面での問題点があっ
た。また、これらのプレゼンテーションシステムは、ハ
ード面ばかりを重視するあまり、それを使う側の事、つ
まりヒューマンインターフェースを無視したシステムが
多いために、使い勝手が悪く、プレゼンテーション効果
が低かった。例えば、発表者からの一方的な説明に限定
され、聞き手からのリアクションに対応がでいない。さ
らに、メモ取りが忙しく、内容の理解度が低い等々の問
題点があった。
は、説明者が準備した発表内容・方法により、複数の装
置(OHPやPJ、ダイレクトPJ等)を準備する必要
があり、各々の装置に応じて照明環境の調整を行った
り、機器の交換や環境セッティングの変更が面倒であっ
た。しかも、専用の大型装置を使う事が多く、価格も高
く、可搬性に欠ける等々のハード面での問題点があっ
た。また、これらのプレゼンテーションシステムは、ハ
ード面ばかりを重視するあまり、それを使う側の事、つ
まりヒューマンインターフェースを無視したシステムが
多いために、使い勝手が悪く、プレゼンテーション効果
が低かった。例えば、発表者からの一方的な説明に限定
され、聞き手からのリアクションに対応がでいない。さ
らに、メモ取りが忙しく、内容の理解度が低い等々の問
題点があった。
【0005】特開平7−298225号「映像通信装
置」は、書画カメラ装置に関するものであり、原稿台に
セットされた原稿をカメラで撮り込むときに、カメラの
位置調整や画像処理を施す手段と、映像信号を通信によ
り転送・復元する装置において、複数画像を合成するた
めの制御手段とを備えている。しかし、画像を撮り込む
為の書画カメラ機能しか持っておらず、単なる撮り込み
装置としてしか使えない。また、画像を4分割して撮り
込み、離れた場所にあるホストPCに画像データを通信
で転送した後に1枚の画像に合成するため、処理時間と
コストが掛かる。更に、通信転送の際のノイズによる画
質の劣化が大きくなるため、高精細な画像は転送できな
い。
置」は、書画カメラ装置に関するものであり、原稿台に
セットされた原稿をカメラで撮り込むときに、カメラの
位置調整や画像処理を施す手段と、映像信号を通信によ
り転送・復元する装置において、複数画像を合成するた
めの制御手段とを備えている。しかし、画像を撮り込む
為の書画カメラ機能しか持っておらず、単なる撮り込み
装置としてしか使えない。また、画像を4分割して撮り
込み、離れた場所にあるホストPCに画像データを通信
で転送した後に1枚の画像に合成するため、処理時間と
コストが掛かる。更に、通信転送の際のノイズによる画
質の劣化が大きくなるため、高精細な画像は転送できな
い。
【0006】特開平9−294236号「液晶プロジェ
クタ装置」は、液晶プロジェクタの一部に撮影用カメラ
と、支持アームと、照明とを設け、書類やサンプル等の
被写体データをプロジェクタから拡大投射するものであ
る。しかし、本装置にPJを加えてセットにした具体例
で、書画カメラとして撮り込んだ画像を直接表示するだ
けで、スクリーンの画像を撮り込み座標検出する為の機
能を備えていない。
クタ装置」は、液晶プロジェクタの一部に撮影用カメラ
と、支持アームと、照明とを設け、書類やサンプル等の
被写体データをプロジェクタから拡大投射するものであ
る。しかし、本装置にPJを加えてセットにした具体例
で、書画カメラとして撮り込んだ画像を直接表示するだ
けで、スクリーンの画像を撮り込み座標検出する為の機
能を備えていない。
【0007】特開平3−167621号は、OHP上に
置かれたLCDディスプレイのデータをスクリーンに表
示し、光発生装置から投射されたスクリーン上のスポッ
ト光源を検出し、各種入力操作をすることができる。し
かし、光を検出する手段により、スクリーン上の座標を
検出するだけのシステムであり、スクリーンの画像を撮
り込むことや、書画カメラ機能を持たない。
置かれたLCDディスプレイのデータをスクリーンに表
示し、光発生装置から投射されたスクリーン上のスポッ
ト光源を検出し、各種入力操作をすることができる。し
かし、光を検出する手段により、スクリーン上の座標を
検出するだけのシステムであり、スクリーンの画像を撮
り込むことや、書画カメラ機能を持たない。
【0008】以上の従来技術は、いずれも一つの機能の
みを搭載した装置でしかなく、他の機能を使用する為に
は、別装置を併用するしかなかった。
みを搭載した装置でしかなく、他の機能を使用する為に
は、別装置を併用するしかなかった。
【0009】本発明の目的は、前述した課題を解決し
て、遠方被写体と近接被写体を1台の装置で撮影可能と
した画像入力装置を提供することである。
て、遠方被写体と近接被写体を1台の装置で撮影可能と
した画像入力装置を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、プレゼンテーション
における複数種類の装置を統合することにより、例え
ば、プレゼンテーション中に急に必要になったデータ
(情報)を直ちに電子化して、その場で編集・保存がで
き、操作性や使い勝手に優れ、スムーズでかつ効果的な
プレゼンテーションを実行することができるプレゼンテ
ーションシステムと、それを制御する情報記憶媒体を提
供することである。
における複数種類の装置を統合することにより、例え
ば、プレゼンテーション中に急に必要になったデータ
(情報)を直ちに電子化して、その場で編集・保存がで
き、操作性や使い勝手に優れ、スムーズでかつ効果的な
プレゼンテーションを実行することができるプレゼンテ
ーションシステムと、それを制御する情報記憶媒体を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、第1の発明は、遠方被写体又は近接被写体を撮像す
る撮像手段と、前記遠方被写体又は近接被写体に応じ
て、前記撮像手段を遠方撮像用又は近接撮像用に切り換
える撮像切換手段と、を含む画像入力装置である。
に、第1の発明は、遠方被写体又は近接被写体を撮像す
る撮像手段と、前記遠方被写体又は近接被写体に応じ
て、前記撮像手段を遠方撮像用又は近接撮像用に切り換
える撮像切換手段と、を含む画像入力装置である。
【0012】このため、スクリーン上の画像や壁に張ら
れた掲載物等の遠方に位置して一度に大勢が見るための
拡大文字や画像を撮像対象とした遠方被写体と、ペーパ
ー原稿や書籍、新聞等の生のドキュメント情報を撮像対
象とした近接被写体とを、1つの撮像手段のみで撮り込
むことができる為、操作性に優れ、低コストで同機能を
実現できる。
れた掲載物等の遠方に位置して一度に大勢が見るための
拡大文字や画像を撮像対象とした遠方被写体と、ペーパ
ー原稿や書籍、新聞等の生のドキュメント情報を撮像対
象とした近接被写体とを、1つの撮像手段のみで撮り込
むことができる為、操作性に優れ、低コストで同機能を
実現できる。
【0013】第2の発明は、第1の発明の画像入力装置
において、前記撮像切換手段は、前記撮像手段の位置を
固定したままで、その撮像方向を切り換える少なくとも
1枚の反射部材を備えること、を特徴とする画像入力装
置である。
において、前記撮像切換手段は、前記撮像手段の位置を
固定したままで、その撮像方向を切り換える少なくとも
1枚の反射部材を備えること、を特徴とする画像入力装
置である。
【0014】このため、例えば、撮像対象を遠方被写体
から近接被写体に変更する場合、反射部材を撮像手段の
前方に挿入するだけの簡単な操作で近接撮影が実現でき
る。更に、反射部材を用いた事で、撮像手段から近接被
写体までの光学距離を稼げるため、撮像手段における光
学手段の光学性能の要求レベルを抑える事ができる。ま
た、撮像手段や画像入力装置自体に触れる回数を減らす
ことで、位置やフォーカス等の調整をその都度行う必要
がないため、使い勝手がよい。
から近接被写体に変更する場合、反射部材を撮像手段の
前方に挿入するだけの簡単な操作で近接撮影が実現でき
る。更に、反射部材を用いた事で、撮像手段から近接被
写体までの光学距離を稼げるため、撮像手段における光
学手段の光学性能の要求レベルを抑える事ができる。ま
た、撮像手段や画像入力装置自体に触れる回数を減らす
ことで、位置やフォーカス等の調整をその都度行う必要
がないため、使い勝手がよい。
【0015】第3の発明は、第1の発明の画像入力装置
において、前記撮像切換手段は、前記撮像手段の位置を
変化させて、その撮像方向を切り換える方向切換部材を
備えること、を特徴とする画像入力装置である。
において、前記撮像切換手段は、前記撮像手段の位置を
変化させて、その撮像方向を切り換える方向切換部材を
備えること、を特徴とする画像入力装置である。
【0016】このため、撮像手段の配置位置を直接撮り
込める位置に変更して使える為、使用者が自分の目で見
ている位置関係と同じで考えられ、撮像対象の細かな設
定が可能になる。
込める位置に変更して使える為、使用者が自分の目で見
ている位置関係と同じで考えられ、撮像対象の細かな設
定が可能になる。
【0017】第4の発明は、第1の発明の画像入力装置
において、前記撮像手段と前記近接被写体との相対位置
を変化させる位置変化手段を備えること、を特徴とする
画像入力装置である。
において、前記撮像手段と前記近接被写体との相対位置
を変化させる位置変化手段を備えること、を特徴とする
画像入力装置である。
【0018】このため、歪みのない最適な画像に調整し
て撮影できるので、高画質な画像が得られる。また、突
出部分がない構造にできるため、後方の参加者や装置の
周辺視界が確保できて安全であると共に、装置の小型化
にも向く。
て撮影できるので、高画質な画像が得られる。また、突
出部分がない構造にできるため、後方の参加者や装置の
周辺視界が確保できて安全であると共に、装置の小型化
にも向く。
【0019】第5の発明は、第4の発明の画像入力装置
において、前記位置変化手段は、前記撮像手段の位置を
変化させること、を特徴とする画像入力装置である。
において、前記位置変化手段は、前記撮像手段の位置を
変化させること、を特徴とする画像入力装置である。
【0020】このため、ペーパー原稿や書籍等の近接被
写体の位置を固定できるため、撮像中に被写体が風など
でズレる事がない。また、撮像手段の配置位置の動かし
方を細かくしておけば、画素数の少ない低価格で小型な
撮像手段を使った場合でも、高精細な画像を得ることが
できる。
写体の位置を固定できるため、撮像中に被写体が風など
でズレる事がない。また、撮像手段の配置位置の動かし
方を細かくしておけば、画素数の少ない低価格で小型な
撮像手段を使った場合でも、高精細な画像を得ることが
できる。
【0021】第6の発明は、第4の発明の画像入力装置
において、前記位置変化手段は、前記近接被写体の位置
を変化させること、を特徴とする画像入力装置である。
において、前記位置変化手段は、前記近接被写体の位置
を変化させること、を特徴とする画像入力装置である。
【0022】このため、撮像手段の位置を固定できるた
め、撮像対象を遠方被写体と近接被写体とに切り換えて
もその位置の校正を再三実行しなくて済む。
め、撮像対象を遠方被写体と近接被写体とに切り換えて
もその位置の校正を再三実行しなくて済む。
【0023】第7の発明は、第1の発明から第6の発明
のいずれかの画像入力装置において、撮像対象が近接被
写体であるとき、前記撮像手段の光学距離の補正を行う
光学補正手段を備えること、を特徴とする画像入力装置
である。
のいずれかの画像入力装置において、撮像対象が近接被
写体であるとき、前記撮像手段の光学距離の補正を行う
光学補正手段を備えること、を特徴とする画像入力装置
である。
【0024】このため、撮像対象を遠方被写体から近接
被写体に切り換えた場合でも、光学補正手段を挿入する
だけでフォーカス調整を使用者が行わなくても、フォー
カスの合った高画質な画像が得られる為、ヒューマンイ
ンターフェースに優れ、また、オートフォーカス機能付
きの光学手段に比べて、同じ機能を低コストでかつ小型
な装置として実現できる。
被写体に切り換えた場合でも、光学補正手段を挿入する
だけでフォーカス調整を使用者が行わなくても、フォー
カスの合った高画質な画像が得られる為、ヒューマンイ
ンターフェースに優れ、また、オートフォーカス機能付
きの光学手段に比べて、同じ機能を低コストでかつ小型
な装置として実現できる。
【0025】第8の発明は、第1の発明から第7の発明
のいずれかの画像入力装置と、前記撮像手段から出力さ
れた撮像信号を画像処理する画像処理手段と、前記画像
処理手段の画像処理結果を記憶する記憶手段と、前記画
像処理結果を表示する表示手段と、を備えるプレゼンテ
ーションシステムである。
のいずれかの画像入力装置と、前記撮像手段から出力さ
れた撮像信号を画像処理する画像処理手段と、前記画像
処理手段の画像処理結果を記憶する記憶手段と、前記画
像処理結果を表示する表示手段と、を備えるプレゼンテ
ーションシステムである。
【0026】このため、撮像した被写体のデータを直ち
に電子化して、編集・保存などができ、しかも、その場
で再表示が可能なため、会議の議事録を参加者の見てい
る前で作成して配布したり確認でき、会議やプレゼンテ
ーションの後処理が楽になり、参加者の理解度も向上す
る。
に電子化して、編集・保存などができ、しかも、その場
で再表示が可能なため、会議の議事録を参加者の見てい
る前で作成して配布したり確認でき、会議やプレゼンテ
ーションの後処理が楽になり、参加者の理解度も向上す
る。
【0027】第9の発明は、第8の発明のプレゼンテー
ションシステムにおいて、前記表示手段は、前記遠方被
写体の前方又は後方に配置される投射型表示装置である
こと、を特徴とするプレゼンテーションシステムであ
る。
ションシステムにおいて、前記表示手段は、前記遠方被
写体の前方又は後方に配置される投射型表示装置である
こと、を特徴とするプレゼンテーションシステムであ
る。
【0028】このため、システムとしての自由度が高い
ため、汎用性が高く、設置が簡単であるので、利便性が
高い。
ため、汎用性が高く、設置が簡単であるので、利便性が
高い。
【0029】第10の発明は、第8の発明のプレゼンテ
ーションシステムにおいて、前記画像処理手段は、前記
撮像手段の見かけ上の画素数を変更可能に形成する為の
画質補正手段を用いて撮像された画像に基づき、前記撮
像手段の有する画素数以上の画像を前記表示手段により
表示可能にする為の画質補正を行うこと、を特徴とする
画像入力装置である。
ーションシステムにおいて、前記画像処理手段は、前記
撮像手段の見かけ上の画素数を変更可能に形成する為の
画質補正手段を用いて撮像された画像に基づき、前記撮
像手段の有する画素数以上の画像を前記表示手段により
表示可能にする為の画質補正を行うこと、を特徴とする
画像入力装置である。
【0030】このため、ペーパー原稿やスクリーン上の
ドキュメント情報などの高解像度で撮り込まなければ文
字の判別が不可能な被写体の撮り込みであっても、低解
像度で低コスト・小型な撮像手段を用いて、高画質の撮
像を実現することができる。
ドキュメント情報などの高解像度で撮り込まなければ文
字の判別が不可能な被写体の撮り込みであっても、低解
像度で低コスト・小型な撮像手段を用いて、高画質の撮
像を実現することができる。
【0031】第11の発明は、請求項8に記載のプレゼ
ンテーションシステムにおいて、撮像する被写体に応じ
て、画像の撮り込みレートと解像度の関係を変更可能に
形成された駆動切り換え手段を有すること、を特徴とす
るプレゼンテーションシステムである。
ンテーションシステムにおいて、撮像する被写体に応じ
て、画像の撮り込みレートと解像度の関係を変更可能に
形成された駆動切り換え手段を有すること、を特徴とす
るプレゼンテーションシステムである。
【0032】これにより、撮り込みたい被写体の内容や
使用目的に応じて、解像度を犠牲にして高速で撮り込み
たい場合には高速撮り込みのモードで、又高速性を犠牲
にして解像度を優先したい場合には高解像度モードにそ
れぞれ変更して撮像することで、ベストな撮像条件を任
意に選択・切り換えられるため、使用者の使用意図に合
致して無駄のないシステムを提供できる。
使用目的に応じて、解像度を犠牲にして高速で撮り込み
たい場合には高速撮り込みのモードで、又高速性を犠牲
にして解像度を優先したい場合には高解像度モードにそ
れぞれ変更して撮像することで、ベストな撮像条件を任
意に選択・切り換えられるため、使用者の使用意図に合
致して無駄のないシステムを提供できる。
【0033】第12の発明は、第8の発明のプレゼンテ
ーションシステムにおいて、前記画像処理手段は、前記
撮像信号に基づいて、前記遠方被写体を前記撮像手段の
撮像領域の略中央に配置位置を調整すること、を特徴と
するプレゼンテーションシステムである。
ーションシステムにおいて、前記画像処理手段は、前記
撮像信号に基づいて、前記遠方被写体を前記撮像手段の
撮像領域の略中央に配置位置を調整すること、を特徴と
するプレゼンテーションシステムである。
【0034】このため、通常は使用前に行う撮像位置調
整が不要となるだけでなく、使用中に何らかの原因で撮
像手段と表示手段の位置関係が変わった場合でも、自動
的に撮像領域の略中央に撮像手段を調整してくれるため
再設定が不要となるため、使用者自身が行う煩わしい調
整も、その個人差も無くなり、使い勝手が向上する。
整が不要となるだけでなく、使用中に何らかの原因で撮
像手段と表示手段の位置関係が変わった場合でも、自動
的に撮像領域の略中央に撮像手段を調整してくれるため
再設定が不要となるため、使用者自身が行う煩わしい調
整も、その個人差も無くなり、使い勝手が向上する。
【0035】第13の発明は、第8の発明のプレゼンテ
ーションシステムにおいて、前記画像処理手段は、前記
撮像信号に基づいて検出された座標情報より、画像の歪
み補正すること、を特徴とするプレゼンテーションシス
テムである。
ーションシステムにおいて、前記画像処理手段は、前記
撮像信号に基づいて検出された座標情報より、画像の歪
み補正すること、を特徴とするプレゼンテーションシス
テムである。
【0036】このため、撮像手段と被写体との位置関係
や撮り込み角度により発生する画像の歪みを防止・訂正
することができるため、あらゆる使用状況においても最
適な画像を出力・表示する事ができる。
や撮り込み角度により発生する画像の歪みを防止・訂正
することができるため、あらゆる使用状況においても最
適な画像を出力・表示する事ができる。
【0037】第14の発明は、第8の発明のプレゼンテ
ーションシステムの制御に用いる情報記憶媒体であっ
て、前記撮像手段の見かけ上の画素数を変更可能に形成
する為の画質補正手段を用いて撮像された画像情報に基
づき、前記撮像手段の有する画素数以上の画像を前記表
示手段から表示可能にする為の画質補正を行う情報を含
むこと、を特徴とする情報記憶媒体である。
ーションシステムの制御に用いる情報記憶媒体であっ
て、前記撮像手段の見かけ上の画素数を変更可能に形成
する為の画質補正手段を用いて撮像された画像情報に基
づき、前記撮像手段の有する画素数以上の画像を前記表
示手段から表示可能にする為の画質補正を行う情報を含
むこと、を特徴とする情報記憶媒体である。
【0038】第15の発明は、第8の発明のプレゼンテ
ーションシステムの制御に用いる情報記憶媒体であっ
て、前記撮像信号に基づいて、前記遠方被写体を前記撮
像手段の撮像領域の略中央に配置位置をを調整する情報
を含むこと、を特徴とする情報記憶媒体である。
ーションシステムの制御に用いる情報記憶媒体であっ
て、前記撮像信号に基づいて、前記遠方被写体を前記撮
像手段の撮像領域の略中央に配置位置をを調整する情報
を含むこと、を特徴とする情報記憶媒体である。
【0039】第16の発明は、第8の発明のプレゼンテ
ーションシステムの制御に用いる情報記憶媒体であっ
て、前記撮像信号に基づいて検出された座標情報より、
画像の歪み補正する情報を含むこと、を特徴とする情報
記憶媒体である。
ーションシステムの制御に用いる情報記憶媒体であっ
て、前記撮像信号に基づいて検出された座標情報より、
画像の歪み補正する情報を含むこと、を特徴とする情報
記憶媒体である。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態をあげて、さらに詳細に説明する。
明の実施の形態をあげて、さらに詳細に説明する。
【0041】(画像入力装置の実施形態)図1は、本発
明による画像入力装置の実施形態を示す図であって、図
1(a)は、遠方被写体の撮像の様子、図1(b)は、
近接被写体の撮像の様子をそれぞれ示す図である。画像
入力装置10は、上面に原稿台11aを備えた本体11
と、本体11の前方に設けられ、前方又は上方に姿勢変
化が可能なCCD等を用いたカメラ(撮像手段)12
と、カメラ12の撮像方向を変化させるミラー14と、
本体11に回転自在に支持されており、ミラー14を取
り付けるアーム15等とを備えている。カメラ12は、
図1(a)に示すスクリーン31などの遠方被写体と、
図1(b)に示す本体11の原稿台11a上の原稿32
等の近接被写体とを、切り換えて撮像することが可能で
ある。この画像入力装置10は、近接被写体を撮影する
ときには、カメラ12を矢印Aのように上方に回転さ
せ、アーム15を矢印Bのように立てて、原稿32から
の画像を取り込むことができる。この実施形態では、カ
メラ12の姿勢変化機構(不図示)と、ミラー14,ア
ーム15が撮像切換手段を構成している。尚、本実施の
形態において、アーム15が片側にだけ配置されている
場合を記載したが、両側に配置されていても良く、本発
明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
明による画像入力装置の実施形態を示す図であって、図
1(a)は、遠方被写体の撮像の様子、図1(b)は、
近接被写体の撮像の様子をそれぞれ示す図である。画像
入力装置10は、上面に原稿台11aを備えた本体11
と、本体11の前方に設けられ、前方又は上方に姿勢変
化が可能なCCD等を用いたカメラ(撮像手段)12
と、カメラ12の撮像方向を変化させるミラー14と、
本体11に回転自在に支持されており、ミラー14を取
り付けるアーム15等とを備えている。カメラ12は、
図1(a)に示すスクリーン31などの遠方被写体と、
図1(b)に示す本体11の原稿台11a上の原稿32
等の近接被写体とを、切り換えて撮像することが可能で
ある。この画像入力装置10は、近接被写体を撮影する
ときには、カメラ12を矢印Aのように上方に回転さ
せ、アーム15を矢印Bのように立てて、原稿32から
の画像を取り込むことができる。この実施形態では、カ
メラ12の姿勢変化機構(不図示)と、ミラー14,ア
ーム15が撮像切換手段を構成している。尚、本実施の
形態において、アーム15が片側にだけ配置されている
場合を記載したが、両側に配置されていても良く、本発
明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
【0042】本実施の形態によれば、ミラーを用いた構
造は、シンプルな機構のために、操作性に優れる。ま
た、反射により画像を撮り込む事で、光学距離を稼げる
ため、手書き入力する為のスペースを確保できる。
造は、シンプルな機構のために、操作性に優れる。ま
た、反射により画像を撮り込む事で、光学距離を稼げる
ため、手書き入力する為のスペースを確保できる。
【0043】(プレゼンテーションシステムの実施形
態)図2は、本発明によるプレゼンテーションシステム
の実施形態を示す図、図3は、図2のシステムの制御系
統を示すブロック図である。
態)図2は、本発明によるプレゼンテーションシステム
の実施形態を示す図、図3は、図2のシステムの制御系
統を示すブロック図である。
【0044】プレゼンテーションシステム20は、図1
の画像入力装置10と、液晶表示装置などの画像をスク
リーン31上に投射表示するプロジェクタ21と、カメ
ラ12によって撮像された画像信号を入力して、後述す
る歪み補正や高解像度化処理・ポインティング座標の検
出などの信号処理と、該処理結果の情報を記憶しておく
ための処理・記憶部22と、該処理・記憶部22及びカ
メラ12を制御する為の信号を出力し、かつ処理・記憶
部22の処理結果や別装置から入力された画像信号をプ
ロジェクタ21から表示可能にする為の信号変換回路を
含んだ制御・変換部23とを備えている。処理・記憶部
22及び制御・変換部23は、パソコン24のCPU及
びハードディスクや外部記憶装置などによって実現され
ていても良い。
の画像入力装置10と、液晶表示装置などの画像をスク
リーン31上に投射表示するプロジェクタ21と、カメ
ラ12によって撮像された画像信号を入力して、後述す
る歪み補正や高解像度化処理・ポインティング座標の検
出などの信号処理と、該処理結果の情報を記憶しておく
ための処理・記憶部22と、該処理・記憶部22及びカ
メラ12を制御する為の信号を出力し、かつ処理・記憶
部22の処理結果や別装置から入力された画像信号をプ
ロジェクタ21から表示可能にする為の信号変換回路を
含んだ制御・変換部23とを備えている。処理・記憶部
22及び制御・変換部23は、パソコン24のCPU及
びハードディスクや外部記憶装置などによって実現され
ていても良い。
【0045】また、近接補正レンズ13は、カメラ12
の近接撮影用に設けられたものであって、近接被写体ま
での距離を短くすることができると共に、遠方撮影時の
フォーカス位置を固定したまま近接撮影を行っても、フ
ォーカスが合った状態を実現できるため、フォーカスの
再調整が不要にできる。このために、フォーカス調整に
おける個人差がなく、近接被写体と遠方被写体との切り
替えを何度繰り返してもフォーカスのズレがない高画質
な画像が撮影できる。更に、カメラ12の光学レンズ
も、低コストで小型な汎用レンズが使用可能となる。
の近接撮影用に設けられたものであって、近接被写体ま
での距離を短くすることができると共に、遠方撮影時の
フォーカス位置を固定したまま近接撮影を行っても、フ
ォーカスが合った状態を実現できるため、フォーカスの
再調整が不要にできる。このために、フォーカス調整に
おける個人差がなく、近接被写体と遠方被写体との切り
替えを何度繰り返してもフォーカスのズレがない高画質
な画像が撮影できる。更に、カメラ12の光学レンズ
も、低コストで小型な汎用レンズが使用可能となる。
【0046】以上説明したように、本実施形態のプレゼ
ンテーションシステム20は、画像入力装置10を用い
て、スクリーン31上の画像を撮り込む場合には、プレ
ゼンタ33が指示棒34などを用いて指示したスクリー
ン座標の位置情報や、手書き描画の軌跡をデータ化とし
て撮り込む事と、原稿32の画像を入力する場合、つま
り、ドキュメント画像を撮り込む事(スキャナ,書画カ
メラ機能)を、1台のカメラで実現できる。従って、操
作性に優れ、使い勝手がよく、遠方・近接を問わずあら
ゆる情報をいつでも、任意に電子化でき、編集・保存す
ることができる。このように、本実施形態のプレゼンテ
ーションシステムは、従来からのプレゼンテーションツ
ールではなし得なかった複数装置の統合化を実現し、操
作性、使い勝手を向上させた事により、スムーズでかつ
効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
ンテーションシステム20は、画像入力装置10を用い
て、スクリーン31上の画像を撮り込む場合には、プレ
ゼンタ33が指示棒34などを用いて指示したスクリー
ン座標の位置情報や、手書き描画の軌跡をデータ化とし
て撮り込む事と、原稿32の画像を入力する場合、つま
り、ドキュメント画像を撮り込む事(スキャナ,書画カ
メラ機能)を、1台のカメラで実現できる。従って、操
作性に優れ、使い勝手がよく、遠方・近接を問わずあら
ゆる情報をいつでも、任意に電子化でき、編集・保存す
ることができる。このように、本実施形態のプレゼンテ
ーションシステムは、従来からのプレゼンテーションツ
ールではなし得なかった複数装置の統合化を実現し、操
作性、使い勝手を向上させた事により、スムーズでかつ
効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
【0047】(反射部材の変形形態)図4は、本発明に
よる画像入力装置に使用される反射部材の他の実施形態
(その1)を示す図である。図4(a)の反射部材40
Aは、本体11の斜め上方に配置された第1のミラー4
1と、第1のミラー41の下方であって、カメラ11の
前方に配置された第2のミラー42とを備えており、本
体11の上面からの画像を、2段のミラー41,42に
よって折り返して、撮り込むようにしたものである。図
4(b)の反射部材40Bは、第1のミラー43が凸面
形状である点が、反射部材40Aと異なっている。これ
により、反射部材40Aの平板ミラーを使用した場合に
比べて、撮り込み画角が広げられる為、撮影距離を近づ
けても図4(a)と同じ撮り込み画角の画像が得られ、
装置の小型化が可能という利点がある。図4(c)の反
射部材40Cは、カメラ12Cの上方に向けて配置され
ており、図4(a)の反射部材40Aと同じミラーを回
転ミラー44に変更し、矢印Cに示すように90度回転
させることで、撮像方向を切り換えることができる。な
お、この反射部材40Cは、以下の図5(c)にも変形
可能である。
よる画像入力装置に使用される反射部材の他の実施形態
(その1)を示す図である。図4(a)の反射部材40
Aは、本体11の斜め上方に配置された第1のミラー4
1と、第1のミラー41の下方であって、カメラ11の
前方に配置された第2のミラー42とを備えており、本
体11の上面からの画像を、2段のミラー41,42に
よって折り返して、撮り込むようにしたものである。図
4(b)の反射部材40Bは、第1のミラー43が凸面
形状である点が、反射部材40Aと異なっている。これ
により、反射部材40Aの平板ミラーを使用した場合に
比べて、撮り込み画角が広げられる為、撮影距離を近づ
けても図4(a)と同じ撮り込み画角の画像が得られ、
装置の小型化が可能という利点がある。図4(c)の反
射部材40Cは、カメラ12Cの上方に向けて配置され
ており、図4(a)の反射部材40Aと同じミラーを回
転ミラー44に変更し、矢印Cに示すように90度回転
させることで、撮像方向を切り換えることができる。な
お、この反射部材40Cは、以下の図5(c)にも変形
可能である。
【0048】図5は、本発明による画像入力装置に使用
される反射部材の他の実施形態(その2)を示す図であ
る。図5(a)の反射部材40Dは、1段のミラーであ
るが、本体11の後方に面ミラー45を配置したタイプ
である。図5(b)の反射部材40Eは、上方に向けた
カメラ12Cに対して、本体11の上方に配置される第
1及び第2のミラー46,47からなる2段のミラーを
有するタイプである。図5(c)は、矢印Eの方向に開
閉自在に設けられたペーパースタンド48と、ミラー4
9とを組み合わせたタイプである。
される反射部材の他の実施形態(その2)を示す図であ
る。図5(a)の反射部材40Dは、1段のミラーであ
るが、本体11の後方に面ミラー45を配置したタイプ
である。図5(b)の反射部材40Eは、上方に向けた
カメラ12Cに対して、本体11の上方に配置される第
1及び第2のミラー46,47からなる2段のミラーを
有するタイプである。図5(c)は、矢印Eの方向に開
閉自在に設けられたペーパースタンド48と、ミラー4
9とを組み合わせたタイプである。
【0049】(撮像切換手段の変形形態)図6は、本発
明による画像入力装置に用いられる撮像切換手段の他の
実施形態(その1)を示す図である。図6の例は、近接
被写体の撮り込み方法であって、図1のミラー反射型以
外の方法を示したものである。図6(a)の撮像切換手
段50Aは、カメラヘッド12aが逆L字型のアーム5
1に支持され、本体11の原稿32を上から撮影するタ
イプである。図6(b)の撮像切換手段50Bでは、カ
メラヘッド部12aは、遠方撮影のときには、前方を向
いており、近接撮影のときには、矢印Fのように、本体
11の内側上方に向きを変え、上側の透過エリア11b
を通して撮影するタイプである。図6(b)のタイプ
は、カメラ12が直接画像を撮り込むために、本体外側
に突出する機構がなく、周辺視界が確保できて安全であ
るうえ、装置の小型化に向く利点がある。図6(c)の
撮像切換手段50Cでは、遠方撮影のときには、カメラ
12がアーム52で前方を向くように支持されており、
近接撮影のときには、光軸前方を遮ぎるように原稿台と
なるペーパスタンド53を矢印Gのように立てて、撮影
するタイプである。
明による画像入力装置に用いられる撮像切換手段の他の
実施形態(その1)を示す図である。図6の例は、近接
被写体の撮り込み方法であって、図1のミラー反射型以
外の方法を示したものである。図6(a)の撮像切換手
段50Aは、カメラヘッド12aが逆L字型のアーム5
1に支持され、本体11の原稿32を上から撮影するタ
イプである。図6(b)の撮像切換手段50Bでは、カ
メラヘッド部12aは、遠方撮影のときには、前方を向
いており、近接撮影のときには、矢印Fのように、本体
11の内側上方に向きを変え、上側の透過エリア11b
を通して撮影するタイプである。図6(b)のタイプ
は、カメラ12が直接画像を撮り込むために、本体外側
に突出する機構がなく、周辺視界が確保できて安全であ
るうえ、装置の小型化に向く利点がある。図6(c)の
撮像切換手段50Cでは、遠方撮影のときには、カメラ
12がアーム52で前方を向くように支持されており、
近接撮影のときには、光軸前方を遮ぎるように原稿台と
なるペーパスタンド53を矢印Gのように立てて、撮影
するタイプである。
【0050】図7は、本発明による画像入力装置に用い
られる撮像切換手段の他の実施形態(その2)を示す図
である。図7の例は、カメラアーム方式[図6(a)]
の変形例を示したものである。図7(a)の撮像切換手
段50Dは、カメラヘッド12aを、横方向にL字に曲
がっているアーム53に取り付けて使用するタイプであ
って、遠方撮影のときには、カメラヘッド12aが前方
を向いており、近接撮影のときには、アーム53を矢印
Hのように立てて、カメラヘッド12aを本体11の上
面に向くように回して撮影する。図7(b)の撮像切換
手段50Eは、同様に、縦方向にL字に曲がっているア
ーム54を用いるものである。いずれの撮像切換手段5
0D,50Eも、カメラヘッド12aの撮影の向きやア
ーム53,54の向きを変えるためのヒンジ部(不図
示)を備えている。
られる撮像切換手段の他の実施形態(その2)を示す図
である。図7の例は、カメラアーム方式[図6(a)]
の変形例を示したものである。図7(a)の撮像切換手
段50Dは、カメラヘッド12aを、横方向にL字に曲
がっているアーム53に取り付けて使用するタイプであ
って、遠方撮影のときには、カメラヘッド12aが前方
を向いており、近接撮影のときには、アーム53を矢印
Hのように立てて、カメラヘッド12aを本体11の上
面に向くように回して撮影する。図7(b)の撮像切換
手段50Eは、同様に、縦方向にL字に曲がっているア
ーム54を用いるものである。いずれの撮像切換手段5
0D,50Eも、カメラヘッド12aの撮影の向きやア
ーム53,54の向きを変えるためのヒンジ部(不図
示)を備えている。
【0051】(位置変化手段の実施形態)図8は、本発
明による画像入力装置に用いられる位置変化機構の実施
形態を示す図である。図8の例は、カメラヘッドが本体
に内蔵されたタイプ型[図6(b)]の変形例である。
図8(a)の位置変化機構60Aは、カメラ12の撮像
方向を180度反転し、上面に透過エリア11bを有す
る本体11に、ミラー61が斜めに内蔵された折り返し
タイプであって、原稿32は、透過エリア11bに向か
って伏せた状態で固定されている。図8(b)の位置変
化機構60Bは、本体11内でカメラ12の位置が移動
するタイプであって、水平方向J、垂直方向Kの両方に
移動することができる。図8(c)の位置変化機構60
Cは、ローラー62を用いて、原稿32を矢印L方向に
引き込むタイプである。図8(d)の位置変化機構60
Dは、本体11の上側にあって、原稿32を置く為の透
明な原稿ステージ63が矢印M方向に移動するタイプで
ある。
明による画像入力装置に用いられる位置変化機構の実施
形態を示す図である。図8の例は、カメラヘッドが本体
に内蔵されたタイプ型[図6(b)]の変形例である。
図8(a)の位置変化機構60Aは、カメラ12の撮像
方向を180度反転し、上面に透過エリア11bを有す
る本体11に、ミラー61が斜めに内蔵された折り返し
タイプであって、原稿32は、透過エリア11bに向か
って伏せた状態で固定されている。図8(b)の位置変
化機構60Bは、本体11内でカメラ12の位置が移動
するタイプであって、水平方向J、垂直方向Kの両方に
移動することができる。図8(c)の位置変化機構60
Cは、ローラー62を用いて、原稿32を矢印L方向に
引き込むタイプである。図8(d)の位置変化機構60
Dは、本体11の上側にあって、原稿32を置く為の透
明な原稿ステージ63が矢印M方向に移動するタイプで
ある。
【0052】本実施の形態によれば、位置変化機構を備
えている為、歪みが出ない画像の最適な撮り込み位置に
原稿を調整して撮影することができるため、高画質な画
像が得られる。特に、図8(a),(b),(d)の場
合には、近接被写体である原稿32の位置を固定にでき
るために、風などによる紙ズレがない。また、図8
(a),(c),(d)は、カメラ12の位置を固定で
きるため、遠方被写体を撮像する場合のカメラ12の位
置校正を再実行しなくて済む利点がある。
えている為、歪みが出ない画像の最適な撮り込み位置に
原稿を調整して撮影することができるため、高画質な画
像が得られる。特に、図8(a),(b),(d)の場
合には、近接被写体である原稿32の位置を固定にでき
るために、風などによる紙ズレがない。また、図8
(a),(c),(d)は、カメラ12の位置を固定で
きるため、遠方被写体を撮像する場合のカメラ12の位
置校正を再実行しなくて済む利点がある。
【0053】(解像度処理)図9は、本実施形態による
プレゼンテーションシステムの解像度処理を示す概略説
明図であって、図9(a)は、構成要素のブロック図、
図9(b)は、制御アルゴリズムを示すフローチャート
である。この解像度処理手段70は、撮影モード選択ス
イッチ71と、超高解像度手段制御部72と、超高解像
度手段73と、タイミング調整手段74と、カメラ機構
部75と、出力切り替えスイッチ76と、画像処理手段
77等とを備えている。
プレゼンテーションシステムの解像度処理を示す概略説
明図であって、図9(a)は、構成要素のブロック図、
図9(b)は、制御アルゴリズムを示すフローチャート
である。この解像度処理手段70は、撮影モード選択ス
イッチ71と、超高解像度手段制御部72と、超高解像
度手段73と、タイミング調整手段74と、カメラ機構
部75と、出力切り替えスイッチ76と、画像処理手段
77等とを備えている。
【0054】解像度処理手段70は、カメラ12の向き
が遠方撮影の方向か、近接撮影の方向かを判断し(S1
01)、遠方撮影のときには、モード選択SW71の選
択によって、高速性を重視しているか、解像度を重視し
ているかを判断する(S102)。高速性を重視する場
合には、高速モードで(S103)、解像度重視の場合
には、高解像度モード(S104)で読み込み、画像出
力を行って(S105)、処理を終了する。高速モード
又は高解像度モードの場合には、超高解像度手段73を
用いずに、切り替えスイッチ76によって、カメラ機構
部75からの出力を切り替えて、CCD出力として、デ
ータを直接出力する。
が遠方撮影の方向か、近接撮影の方向かを判断し(S1
01)、遠方撮影のときには、モード選択SW71の選
択によって、高速性を重視しているか、解像度を重視し
ているかを判断する(S102)。高速性を重視する場
合には、高速モードで(S103)、解像度重視の場合
には、高解像度モード(S104)で読み込み、画像出
力を行って(S105)、処理を終了する。高速モード
又は高解像度モードの場合には、超高解像度手段73を
用いずに、切り替えスイッチ76によって、カメラ機構
部75からの出力を切り替えて、CCD出力として、デ
ータを直接出力する。
【0055】ここで、スクリーン31の遠方撮影時に
は、拡大表示された画像を撮像するため、より細かな画
像情報を撮り込むことは殆どないが、近接撮影時には、
新聞や資料等の細かな文字の情報を撮り込む事があるた
め、更に高解像度化する必要がある。従って、近接撮影
のときには、超解像度撮影をするか否かを判断し(S1
06)、肯定の場合には、超高解像度化処理を行い、否
定の場合には、S104に進む。超高解像度化処理は、
超高解像度モードで処理し(S107)、超高解像度手
段制御部72によって、超高解像度手段73をONし
(S108)、後述する画像処理を行って(S10
9)、動作を終了する。この超高解像度モードでは、図
10の方法を組み入れて、画像処理(合成)した後に画
像を出力する。
は、拡大表示された画像を撮像するため、より細かな画
像情報を撮り込むことは殆どないが、近接撮影時には、
新聞や資料等の細かな文字の情報を撮り込む事があるた
め、更に高解像度化する必要がある。従って、近接撮影
のときには、超解像度撮影をするか否かを判断し(S1
06)、肯定の場合には、超高解像度化処理を行い、否
定の場合には、S104に進む。超高解像度化処理は、
超高解像度モードで処理し(S107)、超高解像度手
段制御部72によって、超高解像度手段73をONし
(S108)、後述する画像処理を行って(S10
9)、動作を終了する。この超高解像度モードでは、図
10の方法を組み入れて、画像処理(合成)した後に画
像を出力する。
【0056】図10は、本実施形態に係るプレゼンテー
ションシステムの超高解像度処理を示す概略説明図であ
る。図10(a)は、上下左右にカメラヘッド12a
(又はCCD75a)をずらして撮り込み、(2*2)
のマトリクスを(4*4)のマトリクス、つまり、水平
方向の画素数も垂直方向の画素数も、実際にある画素の
2倍の画素数に擬似的に増やした画像を出力する方法を
示している。いま、(a)に示すように、a,b,c,
dの4個の画素で撮像する形を基本形とすると、次に右
側へ半画素ずらして撮像する第一変形から、その状態か
ら下側へ半画素ずらした位置に移動して撮像する(第二
変形)。同様に、該第二変形の状態から左へ半画素ずら
した第三変形を経て、元の状態(位置)に戻す。する
と、a1〜a4,b1〜b4,c1〜c4,d1〜d4
から成る画像を擬似的に一回で撮像したことと同じであ
る。図10(b)のは、撮り込み可能な被写体サイズ
(領域)を上下に2分割して、2回に分けて撮り込むよ
うにした形態である。同様に、図10(b)ののよう
に4回に分けて撮り込むようにしてもよい。通常、ドキ
ュメント情報の撮り込みには、高解像度のカメラが必要
であるが、コストが高くなるために、このような処理を
行うことによって、低解像度のカメラを使っても、高画
質な画像を実現することができる。
ションシステムの超高解像度処理を示す概略説明図であ
る。図10(a)は、上下左右にカメラヘッド12a
(又はCCD75a)をずらして撮り込み、(2*2)
のマトリクスを(4*4)のマトリクス、つまり、水平
方向の画素数も垂直方向の画素数も、実際にある画素の
2倍の画素数に擬似的に増やした画像を出力する方法を
示している。いま、(a)に示すように、a,b,c,
dの4個の画素で撮像する形を基本形とすると、次に右
側へ半画素ずらして撮像する第一変形から、その状態か
ら下側へ半画素ずらした位置に移動して撮像する(第二
変形)。同様に、該第二変形の状態から左へ半画素ずら
した第三変形を経て、元の状態(位置)に戻す。する
と、a1〜a4,b1〜b4,c1〜c4,d1〜d4
から成る画像を擬似的に一回で撮像したことと同じであ
る。図10(b)のは、撮り込み可能な被写体サイズ
(領域)を上下に2分割して、2回に分けて撮り込むよ
うにした形態である。同様に、図10(b)ののよう
に4回に分けて撮り込むようにしてもよい。通常、ドキ
ュメント情報の撮り込みには、高解像度のカメラが必要
であるが、コストが高くなるために、このような処理を
行うことによって、低解像度のカメラを使っても、高画
質な画像を実現することができる。
【0057】(自動中央配置処理)図11は、撮影エリ
アの自動中央配置に関するアルゴリズムを示すフローチ
ャートである。まず、撮像デバイスの情報として、CC
D75aの画素数の情報等を入力し(S201)、図1
1(a),(b),(c)などのような表示パターン
(S202)を用いて、ディスプレイ(D)領域(枠)
を抽出する(S203)。そして、抽出した情報を2値
化して(S204)、図11(d)に示すように、その
データからD領域の四隅座標と撮像エリアを算出し(S
205)、図11(e)に示すように、撮像エリアとD
領域との距離を算出する(S207)。その結果から、
各々の中心座標の移動量(ズレ量)を検出し(S20
8)、図11(f)に示すように、撮像手段の位置を制
御して(S209)、撮像中心に変更する。このよう
に、自動的に撮像エリアを中央に配置することができる
ので、人間が行う煩わしいカメラの位置調整の操作が不
要となり、使い勝手が向上する。
アの自動中央配置に関するアルゴリズムを示すフローチ
ャートである。まず、撮像デバイスの情報として、CC
D75aの画素数の情報等を入力し(S201)、図1
1(a),(b),(c)などのような表示パターン
(S202)を用いて、ディスプレイ(D)領域(枠)
を抽出する(S203)。そして、抽出した情報を2値
化して(S204)、図11(d)に示すように、その
データからD領域の四隅座標と撮像エリアを算出し(S
205)、図11(e)に示すように、撮像エリアとD
領域との距離を算出する(S207)。その結果から、
各々の中心座標の移動量(ズレ量)を検出し(S20
8)、図11(f)に示すように、撮像手段の位置を制
御して(S209)、撮像中心に変更する。このよう
に、自動的に撮像エリアを中央に配置することができる
ので、人間が行う煩わしいカメラの位置調整の操作が不
要となり、使い勝手が向上する。
【0058】(歪み補正処理)図12は、歪み補正に関
するアルゴリズムを示すフローチャートである。まず、
図11と同様に、ディスプレイ領域の抽出を行い(S3
01)、図12(a)に示すように、D領域の四隅座標
の算出を行い(S302)、水平辺及び垂直辺の中点座
標を求め(S303)、この点から、図12(b)に示
すように、D領域四隅の座標と中点座標との差(歪み
量)を算出する(S304)。そして、図12(c)に
示すように、この歪み量を補正するために、画素を生成
して補正量を算出したり(S305)、間引いたりする
補間量を算出したりして(S306)、図12(d)に
示すように、最終の補正画像を出力表示する(S30
7)。このため、撮り込み角度や、カメラと被写体との
位置関係により発生する歪みを防止することができる。
するアルゴリズムを示すフローチャートである。まず、
図11と同様に、ディスプレイ領域の抽出を行い(S3
01)、図12(a)に示すように、D領域の四隅座標
の算出を行い(S302)、水平辺及び垂直辺の中点座
標を求め(S303)、この点から、図12(b)に示
すように、D領域四隅の座標と中点座標との差(歪み
量)を算出する(S304)。そして、図12(c)に
示すように、この歪み量を補正するために、画素を生成
して補正量を算出したり(S305)、間引いたりする
補間量を算出したりして(S306)、図12(d)に
示すように、最終の補正画像を出力表示する(S30
7)。このため、撮り込み角度や、カメラと被写体との
位置関係により発生する歪みを防止することができる。
【0059】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、プロジェ
クタ21は、スクリーン31の前方から投射するタイプ
で説明したが、図13に示すように、透過型スクリーン
の後方から投射するリアタイプであってもよい。
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、プロジェ
クタ21は、スクリーン31の前方から投射するタイプ
で説明したが、図13に示すように、透過型スクリーン
の後方から投射するリアタイプであってもよい。
【図1】本発明による画像入力装置の実施形態を示す図
であって、図1(a)は、遠方被写体の撮像の様子、図
1(b)は、近接被写体の撮像の様子をそれぞれ示す図
である。
であって、図1(a)は、遠方被写体の撮像の様子、図
1(b)は、近接被写体の撮像の様子をそれぞれ示す図
である。
【図2】本発明によるプレゼンテーションシステムの実
施形態を示す図である。
施形態を示す図である。
【図3】図2のシステムの制御系統を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】本発明による画像入力装置に使用される反射部
材の他の実施形態(その1)を示す図である。
材の他の実施形態(その1)を示す図である。
【図5】本発明による画像入力装置に使用される反射部
材の他の実施形態(その2)を示す図である。
材の他の実施形態(その2)を示す図である。
【図6】本発明による画像入力装置に用いられる撮像切
換手段の他の実施形態(その1)を示す図である。
換手段の他の実施形態(その1)を示す図である。
【図7】本発明による画像入力装置に用いられる撮像切
換手段の他の実施形態(その2)を示す図である。
換手段の他の実施形態(その2)を示す図である。
【図8】本発明による画像入力装置に用いられる位置変
化機構の実施形態を示す図である。
化機構の実施形態を示す図である。
【図9】本実施形態によるプレゼンテーションシステム
の解像度処理を示す概略説明図であって、図9(a)
は、構成要素のブロック図、図9(b)は、制御アルゴ
リズムを示すフローチャートである。
の解像度処理を示す概略説明図であって、図9(a)
は、構成要素のブロック図、図9(b)は、制御アルゴ
リズムを示すフローチャートである。
【図10】本実施形態に係るプレゼンテーションシステ
ムの超高解像度処理を示す概略説明図である。
ムの超高解像度処理を示す概略説明図である。
【図11】本実施形態に係るプレゼンテーションシステ
ムの撮影エリアの自動中央配置に関するアルゴリズムを
示すフローチャートである。
ムの撮影エリアの自動中央配置に関するアルゴリズムを
示すフローチャートである。
【図12】本実施形態に係るプレゼンテーションシステ
ムの歪み補正に関するアルゴリズムを示すフローチャー
トである。
ムの歪み補正に関するアルゴリズムを示すフローチャー
トである。
10 画像入力装置 11 本体 11a 原稿台 12 カメラ 12a カメラヘッド 14 ミラー 15 アーム 20 プレゼンテーションシステム 21 プロジェクタ 22 処理・記憶部 23 制御・変換部 31 スクリーン 32 原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 旬一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 米野 邦夫 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AB21 AB51 AC69 CA07 5C058 AA18 BA11 BA25 BB25 EA01 EA02 5C082 AA27 BA29 CA64 CA85 MM05 MM07 MM09
Claims (16)
- 【請求項1】 遠方被写体又は近接被写体を撮像する撮
像手段と、 前記遠方被写体又は近接被写体に応じて、前記撮像手段
を遠方撮像用又は近接撮像用に切り換える撮像切換手段
と、を含む画像入力装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像入力装置におい
て、 前記撮像切換手段は、前記撮像手段の位置を固定したま
まで、その撮像方向を切り換える少なくとも1枚の反射
部材を備えること、を特徴とする画像入力装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像入力装置におい
て、 前記撮像切換手段は、前記撮像手段の位置を変化させ
て、その撮像方向を切り換える方向切換部材を備えるこ
と、を特徴とする画像入力装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の画像入力装置におい
て、 前記撮像手段と前記近接被写体との相対位置を変化させ
る位置変化手段を備えること、を特徴とする画像入力装
置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の画像入力装置におい
て、 前記位置変化手段は、前記撮像手段の位置を変化させる
こと、を特徴とする画像入力装置。 - 【請求項6】 請求項4に記載の画像入力装置におい
て、 前記位置変化手段は、前記近接被写体の位置を変化させ
ること、を特徴とする画像入力装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1
項に記載の画像入力装置において、 撮像対象が近接被写体であるとき、前記撮像手段の光学
距離の補正を行う光学補正手段を備えること、 を特徴とする画像入力装置。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1
項に記載の画像入力装置と、 前記撮像手段から出力された撮像信号を画像処理する画
像処理手段と、 前記画像処理手段の画像処理結果を記憶する記憶手段
と、 前記画像処理結果を表示する表示手段と、を備えるプレ
ゼンテーションシステム。 - 【請求項9】 請求項8に記載のプレゼンテーションシ
ステムにおいて、 前記表示手段は、前記遠方被写体の前方又は後方に配置
される投射型表示装置であること、を特徴とするプレゼ
ンテーションシステム。 - 【請求項10】 請求項8に記載のプレゼンテーション
システムにおいて、 前記画像処理手段は、前記撮像手段の見かけ上の画素数
を変更可能に形成する為の画質補正手段を用いて撮像さ
れた画像に基づき、前記撮像手段の有する画素数以上の
画像を前記表示手段により表示可能にする為の画質補正
を行うこと、を特徴とするプレゼンテーションシステ
ム。 - 【請求項11】 請求項8に記載のプレゼンテーション
システムにおいて、 撮像する被写体に応じて、画像の撮り込みレートと解像
度の関係を変更可能に形成された駆動切り換え手段を有
すること、を特徴とするプレゼンテーションシステム。 - 【請求項12】 請求項8に記載のプレゼンテーション
システムにおいて、 前記画像処理手段は、前記撮像信号に基づいて、前記遠
方被写体を前記撮像手段の撮像領域の略中央に配置位置
を調整すること、を特徴とするプレゼンテーションシス
テム。 - 【請求項13】 請求項8に記載のプレゼンテーション
システムにおいて、 前記画像処理手段は、前記撮像信号に基づいて検出され
た座標情報より、画像の歪みを補正すること、を特徴と
するプレゼンテーションシステム。 - 【請求項14】 請求項8に記載されたプレゼンテーシ
ョンシステムの制御に用いる情報記憶媒体であって、 前記撮像手段の見かけ上の画素数を変更可能に形成する
為の画質補正手段を用いて撮像された画像情報に基づ
き、前記撮像手段の有する画素数以上の画像を前記表示
手段から表示可能にする為の画質補正を行う情報を含む
こと、を特徴とする情報記憶媒体。 - 【請求項15】 請求項8に記載されたプレゼンテーシ
ョンシステムの制御に用いる情報記憶媒体であって、 前記撮像信号に基づいて、前記遠方被写体を前記撮像手
段の撮像領域の略中央に配置位置を調整する為の情報を
含むこと、を特徴とする情報記憶媒体。 - 【請求項16】 請求項8に記載されたプレゼンテーシ
ョンシステムの制御に用いる情報記憶媒体であって、 前記撮像信号に基づいて検出された座標情報より、画像
の歪み補正するための情報を含むこと、を特徴とする情
報記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10309029A JP2000138856A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 画像入力装置、プレゼンテーションシステム及び情報記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10309029A JP2000138856A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 画像入力装置、プレゼンテーションシステム及び情報記憶媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000138856A true JP2000138856A (ja) | 2000-05-16 |
JP2000138856A5 JP2000138856A5 (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=17988034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10309029A Withdrawn JP2000138856A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 画像入力装置、プレゼンテーションシステム及び情報記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000138856A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP2790402A1 (en) * | 2013-04-09 | 2014-10-15 | HIMS International Corp. | Image magnifying apparatus |
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JP2015099522A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法 |
-
1998
- 1998-10-29 JP JP10309029A patent/JP2000138856A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050920 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051110 |