JP2000138604A - 無線機 - Google Patents

無線機

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JP2000138604A
JP2000138604A JP10309751A JP30975198A JP2000138604A JP 2000138604 A JP2000138604 A JP 2000138604A JP 10309751 A JP10309751 A JP 10309751A JP 30975198 A JP30975198 A JP 30975198A JP 2000138604 A JP2000138604 A JP 2000138604A
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JP
Japan
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channel signal
dead channel
empty
tone
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JP10309751A
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Inventor
Kazuyuki Ito
和之 伊藤
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Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空線を知らせる空線信号を検出する回路及び
トーン信号を自動識別する回路を有する無線機におい
て、弱電界の中で使用した場合、音声出力回路を制御す
ることができずスピーカから雑音が出るという欠点を無
くし、弱電界でも音声出力回路を制御できるようにす
る。 【解決手段】 空線信号の読み込み期間を4サイクルに
すると共に、立上がり及び立下がりを読んで空線信号を
検知する。また、空線信号があるにもかかわらず未検出
の場合は、トーンスケルチ断にすることで音声出力回路
が開かないよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図3及び図4を用いて説明
する。図3は無線機のブロック図であり、図4は空線信
号を検知する時の信号波形図である。まず、図3により
従来の無線機の構成と動作について説明する。無線機
は、電波が使用されていない状態、即ち空線時に空線信
号を受信している。空線信号とは、電波の空を知らせる
ものであり、空線時につねに基地局より出力されている
ので、音声出力回路を断にしておく必要がある。空線信
号は、アンテナスイッチ(ANTSW)1、受信部2及
び帯域フィルタ8を通り、コンパレータ9でディジタル
信号に変換された後、CPU7において検知される。ま
た、トーン信号は、アンテナスイッチ(ANTSW)
1、受信部2及び低域フィルタ5を通り、トーンスケル
チ部6で検出され、CPU7に供給される。
【0003】ここで、空線信号を受信すると、コンパレ
ータ9でディジタル信号に変換され図4に示すように、
CPU7において、その変換されたディジタル信号を1
サイクル期間分読み込んで空線信号を検知している。空
線信号を検知した場合、アナログスイッチ3に電圧を供
給し、スイッチOFF状態で音声出力回路を断にしてお
く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の技術で
は、空線信号を1サイクルしか読んでいないため、弱電
界の時に、外来ノイズ等の影響により空線信号を検出で
きないという欠点があった。また、トーン信号のみ検出
できた場合は、スピーカが開き空線信号が雑音として聞
こえてしまうという欠点があった。本発明は、これらの
欠点を除去し、弱電界でも空線信号を検出できるように
すると共に、空線信号が雑音として出力されない無線機
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、ディジタル化された空線信号を複数サイ
クル期間分(例えば4サイクル)読み込み、信号の立上
がりおよび立下がりも合わせて読むことで、空線信号を
検知する。また、空線信号を検知できなかった場合、ト
ーンスケルチ部に電圧を供給し、トーンスケルチ部を断
にして音声出力を断とするように制御するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1と
図2を参照して説明する。図1は本発明の一実施例の構
成を示すブロック図である。無線機は電波が使用されて
いない状態、即ち空線時に空線信号を受信している。空
線信号はアンテナスイッチ(ANTSW)1、受信部2
及び帯域フィルタ8を通り、コンパレータ9でディジタ
ル信号に変換された後、CPU7で検知される。また、
トーン信号はアンテナスイッチ(ANTSW)1、受信
部2及び低域フィルタ5を通り、トーンスケルチ部6で
検出され、CPU7に供給される。空線信号を受信する
と、コンパレータ9でディジタル信号に変換する。CP
U7は、変換されたディジタル信号について、図2のよ
うに、複数サイクル期間分(例えば4サイクル)立上が
りおよび立下がりを読み込み、空線信号の有無を検出す
る。
【0007】ここで、空線信号を受信しているにもかか
わらず、CPU7で空線信号を未検出と判断したとき
は、CPU7からトーンスケルチ部6に電圧が供給さ
れ、トーン信号を断にして、音声出力を断とするように
制御する。コンパレータ9を信号が通らない場合は、ト
ーンスケルチを断としない。以上のように構成すること
によって、空線信号を受信していて未検出の場合であっ
ても、トーンスケルチ6は断に制御され、音声出力回路
を断にすることができる。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、本無線機を弱電界の中
で使用した場合でも、空線時に空線信号を検出できるた
め、不要な雑音を出さないようにできる。
【0009】また、空線信号が検出できない場合があっ
ても、トーンスケルチ断が働き、トーンが検出できない
ため音声出力回路を断にすることができる。さらに、通
話に関しては、ノイズスケルチとトーンスケルチが動作
し、通常に他局と通話を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示す信号波形図。
【図3】従来の無線機を示すブロック図。
【図4】従来の技術を示す信号波形図。
【符号の説明】 1:アンテナスイッチ(ANTSW)、 2:受信部、
3:アナログSW、 4:増幅器、
5:低域フィルタ、 6:トーンス
ケルチ部、7:CPU、
8:帯域フィルタ、9:コンパレータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他局からの信号を受信し、該受信信号か
    ら空線を知らせる空線信号を検出する回路と、上記受信
    信号からトーン信号を検出する回路とを有する無線機に
    おいて、 上記空線信号を検出する回路は、受信信号をディジタル
    信号に変換する信号変換手段と、該ディジタル化された
    受信信号の立上りおよび立下りを読んで上記空線信号を
    検出する検知手段とを含み、 該検知手段で空線信号が検出されないとき、上記トーン
    信号を検出する回路の動作を停止させ、音声出力を断と
    するように制御せしめる制御手段を具備することを特徴
    とした無線機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線機において、 上記検知手段は、上記ディジタル化された受信信号を複
    数サイクル読むことを特徴とする無線機。
JP10309751A 1998-10-30 1998-10-30 無線機 Pending JP2000138604A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011151435A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Icom Inc 空線信号検出装置及び空線信号検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011151435A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Icom Inc 空線信号検出装置及び空線信号検出方法

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