JP2000137065A - レーザ光検知装置 - Google Patents

レーザ光検知装置

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JP2000137065A
JP2000137065A JP10310846A JP31084698A JP2000137065A JP 2000137065 A JP2000137065 A JP 2000137065A JP 10310846 A JP10310846 A JP 10310846A JP 31084698 A JP31084698 A JP 31084698A JP 2000137065 A JP2000137065 A JP 2000137065A
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JP
Japan
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ccd
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laser light
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unit
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JP10310846A
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Takahito Hiratsuka
隆仁 平塚
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照射された光を検知して、それがパルスレー
ザ光か否かを光検知素子にて判断し、このパルスレーザ
光のみについてその照射される方向を判別することによ
り、1個のCCD素子を用いてパルスレーザ光の照射方
向を判別する。 【解決手段】 同じ視野を有する放射状に配置された複
数の光検知ユニットと、光検知ユニットと同方向の複数
の光学系、1個のCCD素子、及び光学系から入射する
パルスレーザ光を反射してCCD素子上に集光させる多
角錐型ミラーからなるCCDユニットと、入射したパル
スレーザ光のCCD素子上の集光点とCCD素子の中心
との間のずれ量からパルスレーザ光の方向を求める入射
方向算出ユニットとからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ光を検知する
装置に関し、特にレーザ光源の方向を判別するレーザ光
検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】野外で照射されたパルスレーザ光を検知
し、検知したパルスレーザ光を発射している光源の方向
を判別するレーザ光検知装置においては、光源の方向を
判別するためにCCDを用いる。しかし、CCDは、蓄
積型のセンサであるために、パルスレーザ光と太陽光の
揺らぎとの区別ができない。従来は、CCD以外に単素
子の光検知素子を組み合わせ、パルスレーザ光の特徴で
ある短パルス性を利用して、単素子の光検知素子によっ
てパルスレーザ光と太陽光の揺らぎとを区別し、CCD
によってレーザ光源の方向を判別するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の場
合、全周360度にわたってレーザ光源の方向を細かく
判別するためには、それぞれ30〜60度程度の視野を
持たせた複数個のCCD素子が必要であった。
【0004】本発明は、従来複数個を必要としたCCD
素子を一個とし、CCD駆動回路や、CCD素子からの
出力信号の中からパルスレーザ光を判別する処理回路
も、一つにすることができるレーザ光検知装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ光検知装
置は、放射状に配置されて360°の視野を構成する複
数の視野を用いて入射するレーザ光を検知し、検知した
視野内においてパルスレーザ光を判断して検知信号を出
力し、この検知信号に基づいて、この検知した視野と同
一角度、かつ、同方向の視野内で反射鏡を介してレーザ
光をCCD素子上の1点に集光し、このレーザ光が集光
された集光点とCCD素子の中心間のずれ量から入射し
たレーザ光の入射方向を算出するものであって、各々が
同じ角度の視野を持つ光学系を有し、放射状に配置され
て360°の視野を構成する複数の光検知ユニットと、
各々が前記光検知ユニットと同一角度で、かつ、同方向
の視野を持つ複数の光学系、単一のCCD素子、及び前
記光学系から入射するパルスレーザ光を反射してCCD
素子上に集光させる単一の多角錐型ミラーを有するCC
Dユニットと、CCDユニットの光学系からの入射レー
ザ光のCCD素子上の集光点とCCD素子の中心との間
のずれ量に基づいて入射レーザ光の入射方向を算出する
入射方向算出ユニットとから構成されている。
【0006】そして、光検知ユニットはそれぞれ360
°の視野を3〜12又は6〜24に等分した角度を持
ち、多角錐ミラーはこれに対応して360°を3〜12
又は6〜24に等分した反射面を持っている。
【0007】更に本発明のレーザ光検知装置は、180
度の視野を構成する光検知ユニットと、これに対応して
180度を等分した角度の反射面を持つ多角錐ミラーを
有するCCDユニットとを、それぞれ、前後又は左右に
配置する構成とすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ光検知装置
の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本装置は、
図1に示すように、複数個の光検知ユニット1と、CC
Dユニット3とからなり、図1(a)はその平面図、図
1(b)は側面図である。図2に光検知ユニット1の構
成を示し、図2(a)は側面から見た単素子の光検知ユ
ニットの構成を示し、図2(b)は、その放射状の配置
を示す平面図である。各光検知ユニット1は、図2
(a)のように、30〜60度の視野を有する光学系1
1と、光検知素子12と、光検知素子12の出力を増幅
する増幅回路13と、パルスレーザ光を判別する判別回
路14とから構成される。この光検知ユニット1は、図
2(b)のように放射状に配置され、全周360度の視
野を有するようになっている。
【0009】さらに、個々の光検知ユニット1の視野内
でより細かくレーザ光の方向を判別するためのCCDユ
ニット3の構成を図3に示す。CCDユニット3は、各
々30〜60度の視野を持つ光学系31と6〜12面の
多角錐型ミラー32で構成され、それぞれの光学系31
の光学中心をCCD素子33の中心である原点34に合
わせて配置する。この時の光学系31は、個々の光検知
ユニット1の光学系11と同じ視野で、同じ方向となる
ように配置する。
【0010】なお、光検知ユニットの視野は、30〜6
0度に限定されず、360度を3〜12等分、又は6〜
24等分した角度を有することができ、この場合、多角
錐型ミラーは光検知ユニットの視野に対応して、それぞ
れ3〜12又は6〜24に等分した角度の反射面を持つ
ものとする。
【0011】上述の実施の形態は、360度の視野を有
する光検知ユニット1個と、これに対応するCCDユニ
ット1個とからなるレーザ光検知装置であるが、他の実
施の形態においては、180度を等分する視野を有する
光検知ユニットが放射状に配置されて180°の視野を
構成している検知ユニットと、これに対応して、光検知
ユニットと同じ角度の反射面を有する多角錐ミラーを備
えたCCDユニットとを、それぞれ、一対ずつ、例えば
レーザ光検知装置を搭載する機器の前後又は左右に配置
することができる。このように光検知ユニットとCCD
ユニットの対を別々に設置することにより、設置面の突
起部分などからの入射レーザ光の反射による角度検知の
誤差を無くすことができる。
【0012】次に本レーザ光検知装置の作用について図
2、3によって説明する。図2は、照射されたパルスレ
ーザ光2の方向を30度〜60度程度に判別する光検知
ユニット1を示す。図3は、光検知ユニット1によって
判別した30度〜60度の方向をさらに細かく判別する
ためのCCDユニット3を示す。図2において、レーザ
光検知装置に照射されたパルスレーザ光2は、複数個の
光検知ユニットのいずれかに照射され、光学系11によ
って光検知素子12に集光される。光検知素子12から
照射されたパルスレーザ光に応じた出力が、増幅回路1
3に伝達される。
【0013】増幅回路13によって増幅された信号に基
づき、判別回路14によってパルスレーザ光であると判
別されると、光検知ユニット1の配置された方向に応じ
たパルスレーザ光検知信号15として出力され、パルス
レーザ光2の光源の方向を大まかに判別することができ
る。また、この判別回路14は、CCDユニット3で使
用しているCCD素子33のような蓄積型センサでは判
別できない短パルスのパルスレーザ光を判別するための
回路である。従ってパルスレーザ光と太陽光の揺らぎと
を判別することができる。
【0014】さらに、レーザ光検知装置に照射されたパ
ルスレーザ光2は、図3のCCDユニット3にも照射さ
れる。パルスレーザ光2の方向に応じて、単素子の光検
知ユニット1の光学系11と同じ方向に配置された光学
系31からパルスレーザ光2が入射し、6〜12面の多
角錐型ミラー32によって、CCD素子33上の集光点
22に集光する。この集光点22と、光学系31の光学
中心であるCCD素子33の原点34は、パルスレーザ
光2が光学系31へ入射するときの光学系31の光学中
心線に対する角度21によって位置が異なる。CCD素
子33の中心34とパルスレーザ光の集光点22の差と
光学系31の焦点距離から、パルスレーザ光2の光学系
31への入射角21が算出できる。
【0015】この光学系31への入射角21と光学系3
1の中心軸の方向から、パルスレーザ光2の光源方向を
水平、垂直方向に細かく算出することができる。この算
出工程に、CCDユニット内の光学系からミラーおよび
CCDまでの組立時の位置ずれ情報を入力しておくこと
により、より精度よくレーザ光2の光源方向を算出でき
る。
【0016】以上光検知ユニットの視野が30〜60度
の場合について述べたが、360度を3〜12又は6〜
24に等分した視野の場合も同様である。
【0017】
【発明の効果】このような構成、処理をすることによっ
て、複数個必要だったCCD素子を一つとし、CCD駆
動回路や、CCD素子からの出力信号の中からパルスレ
ーザ光を判別する処理回路も一つにすることができ、装
置の低価格化、小型軽量化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のレーザ光検知装置の平面図、
(b)側面図。
【図2】(a)光検知ユニットの構成を示す図、(b)
配置を示す平面図。
【図3】(a)CCDユニット構成と作用を示す側面
図、(b)CCD素子上のレーザ光の集光点の位置を示
す図。
【符号の説明】
1 光検知ユニット 2 パルスレーザ光 3 CCDユニット 11 光学系 12 光検知素子 13 増幅回路 14 判別回路 15 検知信号 21 入射角度 22 集光点 31 光学系 32 ミラー 33 CCD素子 34 CCD素子の原点 d ずれ量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射状に配置されて360°の視野を構
    成する複数の視野を用いて入射するレーザ光を検知し、
    検知した視野内においてパルスレーザ光を判断して検知
    信号を出力するパルスレーザ光検知工程と、 前記検知信号に基づいて、前記視野と同一角度、かつ、
    同方向の視野内で反射鏡を介してレーザ光をCCD素子
    上の1点に集光する工程と、 レーザ光が集光された前記CCD素子上の集光点と前記
    CCD素子の中心間のずれ量から入射したレーザ光の入
    射方向を算出するレーザ光の入射方向算出工程とからな
    ることを特徴とするレーザ光検知方法。
  2. 【請求項2】 各々が同じ角度の視野を持つ光学系を有
    し、放射状に配置されて360°の視野を構成する複数
    の光検知ユニットと各々が前記光検知ユニットと同一角
    度で、かつ、同方向の視野を持つ複数の光学系、単一の
    CCD素子、及び前記光学系から入射するパルスレーザ
    光を反射して前記CCD素子上に集光させる単一の多角
    錐型ミラーを有するCCDユニットと、からなることを
    特徴とするレーザ光検知装置。
  3. 【請求項3】 CCDユニットの光学系からの入射レー
    ザ光のCCD素子上の集光点とCCD素子の中心との間
    のずれ量に基づいて入射レーザ光の入射方向を算出する
    入射方向算出ユニットを更に含む請求項2記載のレーザ
    光検知装置。
  4. 【請求項4】 多角錐型ミラーが、360°の視野を3
    〜12に等分し、等分した数と同じ数の反射面をもつ請
    求項2記載のレーザ光検知装置。
  5. 【請求項5】 多角錐型ミラーが、360°の視野を6
    〜24に等分し、等分した数と同じ数の反射面をもつ請
    求項2記載のレーザ光検知装置。
  6. 【請求項6】 光検知ユニットが180°の視野を構成
    し、CCDユニットが前記180°の視野を3〜12等
    分した数と同じ数の反射面を有する多角錐ミラーを有
    し、前記180°の視野を有する光検知ユニットとCC
    Dユニットが、それぞれ、前後又は左右に配置されてい
    ることを特徴とするレーザ光検知装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7941159B2 (en) 2007-05-25 2011-05-10 Broadcom Corporation Position determination using received broadcast signals
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JP2020535438A (ja) * 2017-09-28 2020-12-03 ビーエイイー・システムズ・インフォメーション・アンド・エレクトロニック・システムズ・インテグレイション・インコーポレーテッド 低コスト高精度レーザ警告受信機

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