JP2000135840A - ドキュメント処理装置、ドキュメント装置の制御方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

ドキュメント処理装置、ドキュメント装置の制御方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体

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JP2000135840A
JP2000135840A JP10311542A JP31154298A JP2000135840A JP 2000135840 A JP2000135840 A JP 2000135840A JP 10311542 A JP10311542 A JP 10311542A JP 31154298 A JP31154298 A JP 31154298A JP 2000135840 A JP2000135840 A JP 2000135840A
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Fumio Furukawa
文夫 古川
Shigeki Konno
茂樹 今野
Yasuo Hirouchi
康夫 廣内
Junichi Shishizuka
順一 宍塚
Koji Kanemoto
好司 金本
Masaki Kashiwagi
正樹 柏木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアント装置からのジョブの要求に対し
て、ジョブを構成するドキュメント、ドキュメントを構
成するページ、さらにそのページの搬送経路を最適に制
御でき、効率よくジョブのドキュメント処理を実行でき
るようにする。 【解決手段】 クライアント装置から要求されたジョブ
をジョブ処理部42によりドキュメント単位に分割し、
生成されたドキュメントを構成するデータをドキュメン
ト処理部43によりページ単位に分割し、デバイス35
のプリンタ54により用紙に対してドキュメントの印刷
処理を行なわせる。その際、プリンタ54の用紙搬送機
構の構造に応じて、ドキュメント処理部43が生成した
ページをプリンタ54に給紙する順序を決定しシステム
に唯一設けた印刷キュー52上で管理する。また、プリ
ンタ54の給紙位置から排紙位置までの間の用紙の搬送
路を紙パスの単位に分割し、所定の紙パスを前記キュー
上で管理されるページに割り当てることにより給紙タイ
ミングを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の通信媒体を
介して送信されたクライアント装置の要求に応じてドキ
ュメントの印刷、スキャン、送受信などの処理をジョブ
として実行するドキュメント処理装置、当該ドキュメン
ト装置の制御方法、および当該ドキュメント装置の制御
プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、紙などの記録媒体にイメージ
を印刷する装置として、複写機、ファクシミリ、プリン
タなどの装置が知られているが、これらの機器における
印刷技術は、それぞれが目的とする印刷処理に即した形
態で独立して発展してきた。
【0003】しかし、近年のネットワーク化に伴ない、
ファクシミリ手順で受信した印刷データ、ネットワーク
を介してホスト装置から受信した印刷データなど種々の
形態で入力された印刷データを処理できる、つまり、コ
ピー、FAX、プリントといった各種の印刷機能を有す
るいわゆる多機能な複合印刷装置(以下デジタル複合機
と略称する)が登場してきており、従来の各種の単機能
の装置だけではなくこのような装置において汎用的に用
いることができる印刷制御技術が望まれている。
【0004】特に、上記のような画像形成装置では、1
つの入力装置からではなく、複数のクライアント(ホス
ト)から入力された印刷データを処理できなければなら
ず、そのために印刷シーケンスをジョブという単位で処
理するようになっている。
【0005】たとえば、上記のような画像形成装置で
は、コピー、FAX、プリントなどの印刷処理を、ジョ
ブ、ドキュメント、ページ、バンド(所定数の走査線な
どの単位から構成される短冊状のイメージデータ)など
の処理手段に分けて行なう場合、画像等の情報を紙に展
開して出力する際に、制御のしやすさから各ジョブ単位
で出力を行なっている。
【0006】また、通常は到着したジョブを先着順にキ
ューに格納し、その格納順でジョブを順次処理するが、
この順序をユーザの希望に応じて制御することも行なわ
れている。たとえば、いったん実行中のジョブを停止さ
せて、そこに他のジョブを割り込ませて出力させること
で、複数ジョブによる印刷装置の共有(同時出力)を実
現していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、複数のジョブ
が本情報処理システムで同時に実行されている場合に
は、ジョブ毎の出力になるために、出力結果(印刷物)
をジョブの投入者(ユーザ)が得るまでに、時間を要す
るという問題がある。
【0008】また、システム全体の効率を考えた場合、
必ずしも従来技術では資源の有効活用を実現しておら
ず、たとえば、ジョブの実行順序やページの出力順序が
最適化されていないために、あるジョブの印刷結果が出
力されるまでに、無駄な待ち時間が費やされていること
が考えられる。
【0009】特に、装置内での用紙の移動、つまり搬送
経路の制御については、従来では充分な効率化が行われ
ていないと考えられる。たとえば、両面印刷などの場
合、用紙の片面を印刷してから他の面を印刷するまでに
複雑な搬送制御が介在し、さらにこのような複雑な搬送
制御を複数の印刷ジョブについて実行することを考慮す
ると、従来のように到着したジョブやページを単に逐次
処理するような制御ではこのような処理を充分に効率良
く実行することができない。
【0010】本発明の課題は、クライアント装置からの
ジョブの要求に対して、ジョブを構成するドキュメン
ト、ドキュメントを構成するページ、さらにそのページ
の搬送経路を最適に制御でき、効率よくジョブのドキュ
メント処理を実行できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、所定の通信媒体を介して送信さ
れたクライアント装置の要求に応じてドキュメントの印
刷、スキャン、送受信などの処理をジョブとして実行す
るドキュメント処理装置、当該ドキュメント装置の制御
方法、および当該ドキュメント装置の制御プログラムを
格納したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、ク
ライアント装置から要求されたジョブをドキュメント単
位に分割し、生成されたドキュメントを構成するデータ
をページ単位に分割し、用紙に対して所定のドキュメン
トの印刷、スキャン、送受信などのホスト装置から要求
されたジョブに応じた処理を所定の処理デバイスで行な
わせるとともに、前記処理デバイスの用紙搬送機構の構
造に応じて、生成されたページを前記処理デバイスで処
理させる順序を決定し処理キュー上で管理し、前記処理
デバイスの給紙位置から排紙位置までの間の用紙の搬送
路を紙パスの単位に分割し、所定の紙パスを前記処理キ
ュー上で管理されるページに割り当てることにより給紙
タイミングを生成する構成を採用した。
【0012】あるいはさらに、給紙タイミング生成にお
いて、搬送路上の所定の紙パスの状態に応じて、該紙パ
ス上に給紙可能なタイミングを決定することにより前記
紙パスの割り当てを行なう構成を採用した。
【0013】
【発明の実施の形態】<実施形態1>図1は、本発明に
係るドキュメント処理システムの基本構成を示してい
る。図1の印刷システムにおいて、符号11,12,1
3は、種々のジョブを生成し周辺機器にジョブを送信す
るホストコンピュータ(クライアント)である。
【0014】符号14は、デジタル複合機で、プリント
ジョブ(上記のホスト装置あるいはファクシミリ手順で
受信した画像の印刷)、スキャンジョブ(原稿画像の走
査)、ファックスジョブ(ファクシミリ画像の走査、送
受信、あるいは印刷出力)、コピージョブ(走査した原
稿画像の印刷出力)等、印刷に関する種々のジョブを実
行処理する。
【0015】ホストコンピュータ11および12はそれ
ぞれ、LAN(ローカルエリアネットワーク)15に接
続されており、ホストコンピュータ11および12は所
定のプロトコルを介してデジタル複合機14に接続し、
デジタル複合機14の印刷機能を用いることが出来る。
図1の場合、ホストコンピュータ13は、LANではな
くパラレル(またはシリアル)などのインタフェース1
6で接続されている。
【0016】図2は、本システムにおける印刷装置、す
なわち、図1でいえばデジタル複合機14の制御系の基
本構成を示している。
【0017】図2において符号21はCPU(中央処理
装置)であり、装置全体の制御及び演算処理等を行な
う。
【0018】符号22はROM(読み出し専用メモリ)
であり、システム起動プログラムやプリンタエンジンの
制御を行うプログラム及び文字データ、文字コード情報
等の記憶領域として用いられる。
【0019】符号23はRAM(ランダムアクセスメモ
リ)であり、使用制限のないデータ記憶領域で、ダウン
ロードにより追加登録されたフォントデータが記憶され
たり、様々な処理毎にプログラムやデータがロードされ
実行される。
【0020】符号24は、例えばハードディスク等の外
部記憶装置であり、印刷装置が受け付けた印刷ジョブを
スプール(印刷キューに投入)したり、プログラムや各
情報ファイル等を格納したり、あるいは作業用の領域と
して用いられる。
【0021】符号25は液晶表示器などから構成された
表示部であり、印刷装置の設定状態や、現在の印刷装置
内部の処理、エラー状態などの表示に使用される。
【0022】符号26は操作部であり、印刷装置の設定
を変更したり、リセットするために使用される。
【0023】符号27はエンジンインターフェイスであ
り実際にプリンタエンジンを制御するコマンド等のやり
取りするインターフェースである。符号28はネットワ
ークインターフェイスであり、イーサネットなどの方式
に基づき構成され、このネットワークインターフェイス
28を介して機器がネットワーク(図1の15)に接続
される。
【0024】符号29は外部インタフェースであり、パ
ラレル(またはシリアル)などのインタフェースを介し
てホストコンピュータ(図1の13)と接続するために
用いられる。パラレルインターフェースの場合はIEE
E1228、シリアルインターフェースの場合はRS2
32Cなどの規格に基くインターフェース方式が用いら
れる。
【0025】符号210はシステムバスであり、データ
バス、アドレスバス、所定の制御線などから構成され、
上述の構成要素間のデータの通路となるべきものであ
る。
【0026】図3は、ホストコンピュータとデジタル複
合機14の内部ソフトウェアの構造を論理的に示したも
のであり、図3において符号31はホストコンピュータ
であり、前述の11,12,13である。
【0027】符号32はコントローラソフトウェアであ
り、このコントローラソフトウェア32は、図示のよう
にプロトコル解釈部33、ジョブ制御部34、デバイス
部35から構成される。
【0028】プロトコル解釈部33はホストコンピュー
タから、LAN15または外部インタフェース16を介
して送られてきたコマンド(プロトコル)を解釈してジ
ョブ制御部34に対してジョブの実行を依頼する機能を
有する。
【0029】ジョブ制御部34は、プロトコル解釈部の
依頼したジョブを実際に処理するものである。さらに、
ジョブ制御部がジョブを実行する際に使用するデバイス
がデバイス部35に含まれている。実際には、デバイス
部35は、電子写真方式、インクジェット方式など種々
の印刷方式により構成されたプリンタエンジンと、この
エンジンを駆動するための下位のドライバソフトウェア
などから構成される。
【0030】図4は、図3のコントローラソフトウェア
32の概略構成を示したものである。
【0031】図4において、ホストコンピュータ11,
12,12から送信された一連の操作依頼はコマンド
(プロトコル)という形で、ネットワークI/F28、
外部I/F29を介して送られてくる(ただし、ネット
ワークI/F28、外部I/F29の経路により用いら
れるプロトコルが異なっている場合もある)。
【0032】送られてきたコマンドは、プロトコル解釈
部33で解釈され、ジョブ制御部34に送られる。この
時点でコマンドはジョブ制御部34が処理可能なデータ
形式に変換される。
【0033】ジョブ制御部34はジョブ処理部42、ド
キュメント処理部43、ページ処理部44、バンド処理
部45、デバイス割り当て部46から構成される。
【0034】符号42〜45は、CPU21が実行する
ソフトウェアから構成される部品であり、印刷ジョブの
階層構造にそれぞれ対応して、これらのソフトウェア部
品も階層的に構成されている。すなわち、印刷ジョブ
は、ドキュメントから、ドキュメントはページから、ペ
ージはバンドから構成され、これらのそれぞれの階層は
ジョブ処理部42、ドキュメント処理部43、ページ処
理部44、バンド処理部45により処理され、最後に各
部の処理に応じてデバイス割り当て部46によって目的
のデバイス(プリンタエンジン、スキャナ、ファクシミ
リ通信のための回線インターフェースなど)47〜48
が駆動される。
【0035】以下、上記の各処理部の行なう処理につい
て説明する。
【0036】まず、ジョブ生成部41は、ジョブ410
を生成する。この「ジョブ」としては、コピージョブ、
プリントジョブ、スキャンジョブ、FAXジョブなどの
様々なものが考えられる。
【0037】ジョブ生成部41が生成するジョブは、具
体的には所定の印刷処理を所定の形式で記述したデータ
であり、例えば、プリントジョブならば、印刷する文書
の名前や印刷部数、出力先の排紙トレイの指定などの設
定情報、ステープルや穴開けなどの後処理の有無や形
態、あるいはさらに実際にエンジンで記録すべき印刷デ
ータそのもの(たとえばPDL(ページ記述言語)コー
ドや、文字、ビットマップなどのコード列などから成
る)などを含むことになる。
【0038】ジョブ生成部41が生成したジョブ410
はジョブ処理部42に送られ、まずドキュメントを単位
として処理される。
【0039】続くドキュメント、ページ、バンドの各処
理部43、44、45は、それぞれ入力ドキュメント4
11、入力ページ412、入力バンド413から出力ド
キュメント414、出力ページ415、出力バンド41
6を生成する。
【0040】これら図4の左右に示した「入力」および
「出力」のドキュメント、ページ、およびバンドは、実
際の紙束や紙のページそのものではなく、それらを特定
するために所定の形式で記述されたデータ構造である。
【0041】このうち「入力」の側のデータは上位の処
理部から要求されたドキュメント、ページ、およびバン
ドを生成するためのタスクの内容に相当し、各処理部は
「出力」の側のデータを「入力」データの要求に応じて
生成する。すなわち、この「出力」の側のデータは、要
求されたドキュメント、ページ、およびバンドを生成す
るために装置の各部を実際にどのように制御するかに対
応したデータから成る。
【0042】各処理部43、44、45のそれぞれの
「入力」および「出力」データの内容については、以
下、処理の流れに沿ってより具体的に示す。
【0043】まず、ジョブ処理部42では、ジョブ全体
に関する設定や処理を行なう。ここでは、印刷ジョブの
場合、たとえば複数ページの文書をまとめて印刷し、最
後にステープルする、などのジョブ全体で実行すべき処
理の手順が決定される。
【0044】また、ジョブ処理部42は、ジョブ全体に
関わる設定や処理以外は、さらに小さな仕事の単位であ
る入力ドキュメント411に分割する。入力ドキュメン
ト411は、ドキュメント処理部43に引き渡されて出
力ドキュメント414に変換される。
【0045】ここで、例えば原稿の束をスキャナで読み
取り、複数のイメージデータに変換するスキャンジョブ
を考えると、ドキュメント処理部43が扱う入力ドキュ
メント411は原稿の束に関する設定や操作の手順が書
かれているデータから、また、出力ドキュメント414
は複数のイメージデータに関する設定や操作の手順(ど
のデバイスで画像を読み、どこに格納するか、など)が
書かれているデータから構成されることになる。
【0046】また、印刷ジョブの場合を考えると、ドキ
ュメント処理部43が実行するドキュメント単位の設定
・操作、つまり入力ドキュメント411から出力ドキュ
メント414への変換は、主にページの並び替え、両面
印刷の設定、表紙の付加、OHP中差し等の種々のペー
ジ順序および搬送経路の制御に関するものである(ドキ
ュメント処理部43が実行する印刷処理については後に
詳細に述べる)。
【0047】つまり、実際に入力ドキュメント411に
よって要求されたドキュメントを構成するページの順序
は実際に装置のハードウェアで取り扱うページの処理順
序とは必ずしも一致するものではない(たとえば両面印
刷の場合は搬送系の構造によって印刷するページの順序
が論理的なページの順序とは一致しない)ので、ドキュ
メント処理部43は、実際の処理においてどのような順
序でページを処理するかを決定する。
【0048】このように、ドキュメント処理部43は、
入力ドキュメント411に記述されたデータ内容によっ
て要求された紙の束を、複数のイメージデータの列に変
換する、つまり、そのような複数のイメージデータの列
を生成するためのデータとしての出力ドキュメント41
4を生成すべく動作する。
【0049】また、ドキュメント処理部43はドキュメ
ント単位の処理のみを行い、それよりも下位の層のペー
ジ単位の処理については、より下位のタスクの単位であ
る入力ページ412を生成し、ページ処理部44に引き
渡す。つまり、これはちょうどジョブ処理部42がジョ
ブ単位の処理に専念して、さらに細かい仕事のためにド
キュメントを生成するのと同じである。
【0050】ページ処理部44に入力された入力ページ
412は、ページ処理部44によって出力ページ415
に変換される。例えば上記のスキャンジョブの例でいえ
ば、入力ページ412には読み取りの解像度、読み取り
サイズ、読み取りの向き(ランドスケープ/ポートレイ
ト)などの設定や手順が書かれており、出力ページ41
5には走査により得られたイメージデータの格納場所
(RAM23や外部記憶装置24のアドレスやデータ
名)などの設定や手順が記述されている。
【0051】また、印刷ジョブの場合を考えると、同様
に入力ページ412には出力解像度、用紙サイズ、イメ
ージの向き(ランドスケープ/ポートレイト)などの設
定や手順が書かれており、出力ページ415には、PD
Lデータなどから生成すべきイメージ(ビットマップ)
データの格納場所(RAM23や外部記憶装置24のア
ドレスやデータ名)やデータサイズなどの設定や手順が
記述されている。
【0052】さらに、ページ処理部44は、スキャンジ
ョブや印刷ジョブにおけるページの単位の処理は、さら
に下位のタスクの単位であるバンド(入力バンド41
3)に分割し、バンド処理部45に引き渡す。
【0053】この「バンド」は、1ページを構成する所
定数の走査線などの単位に相当するものであり、バンド
処理部45は印刷すべきデータあるいはスキャンされた
データをこのバンド単位で処理する。たとえば、印刷処
理の場合、バンド処理部45は入力バンドに含まれるP
DLデータ、文字などのコード列から実際にプリンタエ
ンジンが処理可能な形式のビットマップデータを生成す
るような処理を行ない生成した生の画像データを所定の
格納場所(RAM23や外部記憶装置24)に格納する
ことによりデバイス割り当て部46に引き渡す。
【0054】デバイス割り当て部46は、イメージ入出
力を行なうためのデバイス(1)47、デバイス(2)
48、デバイス(3)49から成るデバイス部35の資
源を管理するためのものである。
【0055】デバイス47〜48はたとえば、プリンタ
エンジン、スキャナ、ファクシミリ通信のための回線イ
ンターフェースなどであり、デバイス割り当て部46は
ジョブに応じたデバイスを選択して印刷イメージデータ
を入出力する。たとえば、印刷の場合は、バンド処理部
45から入力されたバンドデータ(出力バンド)が、デ
バイス割り当て部46により選択されたプリンタエンジ
ンに相当するデバイスに送信される。
【0056】図5は、上記の構成において、ドキュメン
トからページへの分解と、各ページの処理順序の制御、
すなわち、本発明の印刷処理の主要部分がどのように実
現されているかを示したものである。図5は図4に示し
たCPU21により実行されるソフトウェア構造におい
て実行すべき処理の流れを示している。図5では、デバ
イス部35のデバイスとして、デバイスとしてプリンタ
54が示されている(本実施形態の場合、印刷出力を行
なうため)。
【0057】前述のように、ドキュメント処理部43は
入力ドキュメント411に記述されているドキュメント
を構成するページの実際の処理順序を決定するものであ
るが、本発明では、このページの実際の処理順序および
搬送経路の制御をドキュメント処理部43と、その下位
のソフトウェアモジュールであるプリントページ順序作
成部51、およびプリント給紙タイミング生成部53に
より行なう。
【0058】図5のドキュメント処理部43と、その下
位のソフトウェアモジュールであるプリントページ順序
作成部51は図4のページ処理部の一部として構成され
ていてもよい。
【0059】図5の、プリントページ順序作成部51
は、ドキュメント処理部43からの出力ページ415
(図4)の出力要求を受ける働きを持つ。出力要求は生
成されたドキュメント処理部43から出力ドキュメント
414の形式(あるいはその一部に含まれるデータとし
て)で発行される。もちろん、ドキュメント処理部43
は複数のジョブを並行して同時に処理することができ、
ページ単位の印刷要求は各ジョブの内容に応じて発生す
るものである。
【0060】符号52は印刷キューで、RAM23ある
いは外部記憶装置24上に動的に所定のデータフォーマ
ットで割り当てられる先入れ先出しのメモリ領域であ
り、システムに唯一存在する。
【0061】プリントページ順序作成部51は、出力要
求があったページのデータ(データ形式は任意である
が、既に確定した1ページの出力を得られるPDLなど
の形式による)をこの待ち行列のデータとして積んでい
く。
【0062】図8は、印刷中の印刷キュー52の様子を
示しており、本実施形態の場合、プリントページ順序作
成部51は、印刷キュー52にデータを登録する際、ペ
ージデータを給紙される順番に並べ替える。
【0063】一方、プリントタイミング生成部53は、
この印刷キュー52を管理するとともに、給紙のタイミ
ングが到来すると、該当するドキュメント処理部43に
知らせる役割をもつ。プリントタイミング生成部は印刷
キュー52にあるページを、「給紙待ち」(図8の符号
81)と「給紙したがプリンタ外に排紙されてない」
(同82)の2種類に状態を分けて管理する。
【0064】特に、プリントタイミング生成部53は、
「給紙したがプリンタ外に排紙されてない」ページ(8
2)について、プリンタ内の紙の搬送路を紙パスとして
分割して、それぞれのページに割り付ける。
【0065】プリンタ内部での紙の位置は、搬送の進行
に伴ない、時間の経過につれて位置が変化するので、プ
リントタイミング生成部53はそれらを把握し、紙パス
があくと先頭の「給紙待ち」ページに対してその紙パス
を割り付けて、給紙が可能になったと判断し、そのペー
ジに関連するドキュメント処理部に給紙を促す通知を行
う。また、プリンタの外に紙が排紙(機外排紙)される
と、「給紙したがプリンタ外に排紙されてない」ページ
の先頭のページをキューから取り外す。
【0066】プリントタイミング生成部53から給紙タ
イミングを知らされると、ドキュメント処理部43は、
プリンタ54に指定の紙カセットからの紙の給紙を指示
する。
【0067】図6および図7は、図5の構成において印
刷ジョブが処理される様子を示している。ここでは紙パ
スの制御を説明するために、プリンタ54は印刷に用い
る用紙を収納する用紙カセットとして上段および下段カ
セット541、542を有するものとしている。
【0068】図6において、ドキュメント処理者Aおよ
びBが示されているが、これらは図1のホストコンピュ
ータ(クライアント)11、12、あるいは上で実行さ
れている印刷処理を行なうためのアプリケーションと考
えることができる。
【0069】これらドキュメント処理者A、Bは紙オブ
ジェクトを管理している。すなわち、印刷された用紙が
最終的にどのような順序で出力されるかという情報を持
っている。この順序は、いわば論理的な紙の順序であ
り、実際にプリンタエンジンでマーキング(印刷)され
る順番ではない。
【0070】例えば、両面印刷を考えると、両面トレイ
型と両面スルーパス型ではプリンタの実際のハードウェ
アによって行なわれるマーキングの順序は異なってく
る。特に両面スルーパス型では、いったん片面に印刷さ
れた用紙が再度マーキングのための機構(静電ドラムな
ど)の位置に戻されるようになっており、その印刷順序
の制御は非常に複雑である。このように印刷に用いるプ
リンタの機構は機種によって内部構造が異なるので、ド
キュメント処理者A、B側が実際の給紙制御の細部まで
管理するのは実際的ではなく、またほとんど不可能であ
り、ドキュメント処理者A、Bは最終的にどのような順
序でドキュメントのページが出力されるかだけを管理
し、また、プリンタシステムにその旨を要求するものと
する。
【0071】ドキュメント処理者A、Bは、論理的な紙
の順序で、自分の管理している紙オブジェクトのみから
構成されるドキュメントをジョブに格納してデジタル複
合機14のジョブキュー400に積む。デジタル複合機
14のジョブキュー400へのドキュメントの投入は、
公知のプロトコルにより行われる(この通信自体は、ク
ライアントとデジタル複合機14が直接実行してもよい
し、また、図4および図5のソフトウェア部品の一部が
ホストコンピュータ13上に実装されている場合にはホ
ストコンピュータ13の管理を介して行なってもよ
い)。
【0072】このジョブキュー400は、図4、図5の
ジョブ制御部42により管理されるものであり、たとえ
ば図7のように用いられる。
【0073】図7において、ドキュメント処理者A、B
は、論理的な順序で紙オブジェクトをプリント用紙キュ
ーに積む。すなわち、図7において、ドキュメント処理
者A、Bはともに紙3枚から成るドキュメントA、Bを
印刷しようとしている。ここではそれぞれ1つのジョブ
A、BにそれぞれドキュメントA、Bが1つづつ格納さ
れている。それぞれのジョブ(ドキュメント)A、Bに
ついて、紙オブジェクトは3つ作られる。
【0074】ここではドキュメント処理者Aは、横紙ト
レイ上に、上から紙(ページ)1、紙2そして紙3が印
刷されることを想定して、紙オブジェクト(紙1〜3)
をジョブキュー400に積んでいる。ジョブキュー内で
は、ジョブ(ドキュメント)はポインタやラベルデータ
などでリンクされたデータのリストとして表現される。
【0075】ここでは、ドキュメントAは両面印刷で処
理されるべきものであり、その紙1には表面に紙ページ
1が裏面に紙ページ2が印刷される。同様に紙2には紙
ページ3と紙ページ4が、紙3には紙ページ5と紙ペー
ジ6がそれぞれ表と裏に印刷される。このようにドキュ
メント処理者Aは、論理的な順番のみを管理すれば良
く、機器依存の部分を考慮する必要はない。一方、ドキ
ュメント処理者Bは論理的に逆順に印刷されることを想
定して、プリント用紙キューに紙オブジェクトを積んで
いる。このドキュメントBのほうは片面印刷で処理され
るべきものである。
【0076】このようにジョブキュー400に積まれた
ジョブは、前述のようにジョブ制御部によりドキュメン
トに分解され、さらにドキュメント処理部43がページ
単位に分解して、次にプリントページ順序作成部51に
渡され、プリントページ順序作成部51により各ページ
のデータをシステムに唯一存在する印刷キュー52上で
管理することにより、各ページの印刷(給紙)順序が管
理される。なお、上記のジョブ(ドキュメント)A、B
は並行して処理可能であるものとする。
【0077】すなわち、プリントページ順序作成部51
は、実際の印刷機構の構造に応じて、ジョブで要求され
た印刷結果を得られるように複数のプリント用紙キュー
に積まれた紙オブジェクトのページデータを並び替え、
プリント用ページキューに積み直す。
【0078】もし仮に、印刷機構が奇数ページのみを先
にマーキング(印刷)して、その用紙を同じ順序で裏面
に偶数ページを印刷していくような両面印刷を行なうよ
うに構成されているとしたら、ドキュメントAの場合、
プリントページ順序作成部51は、給紙される順番で、
つまりページ1、3、5、2、6の順で印刷キュー52
にページのデータが並ぶように印刷キュー52上で紙オ
ブジェクトを並べ換える。
【0079】さらに、図6に示すように給紙カセットが
上下2段あったと仮定すると、プリントページ順序作成
部51は、印刷キュー52内のページデータの一部とし
て上下どちらのカセットから給紙すれば良いかの情報を
格納する。
【0080】そして、最後に給紙タイミング生成部53
が印刷の進行に伴ない、紙搬送系の動きを考慮して、実
際に各ページを印刷する際の給紙のタイミングを生成す
る。
【0081】ここで、上記のように、プリントページ順
序作成部51は、例えば、効率良く印刷するために、各
ページの給紙の順序が上段カセット→下段カセット→下
段カセットとなるようにページデータをキューイングす
ることが考えられる。
【0082】一方、給紙タイミング生成部53の役割
は、給紙と給紙の間をできる限り短くして、プリンタ内
の紙パスを有効利用できるように給紙タイミングを生成
することである。
【0083】たとえば、図9は、図6のように給紙カセ
ットが上下2段(541、542)ある場合を示してお
り、これらのカセット541、542は紙パスPを共有
している。
【0084】このような構造において、図9のパターン
1の給紙の場合は、最初の紙を上段カセット541から
給紙したので、次の給紙は上段カセット541からも下
段カセット542のいずれからも即、実行することが可
能である。したがって、最初の紙を給紙すると、直ぐに
次の紙の給紙タイミングを生成できる。
【0085】一方、図9のパターン2の場合は、最初の
紙を下段カセット542から給紙したので、最初の紙が
上段カセット541の紙パスを通過しない限り、上段カ
セットから給紙をすることはできない。すなわち、最初
の紙を給紙した直後には、上段カセットからは給紙でき
ずに、少し間を置かなければならず、パターン1の時の
場合とは異なる給紙タイミングを生成する必要がある。
【0086】このように、給紙タイミング生成部53は
紙パスPの状況を判断して給紙タイミングを生成するこ
とにより、最も効率よく紙パスPを利用できるように給
紙を最適化することができる。
【0087】このように、プリントページ順序作成部5
1、印刷キュー52、プリントタイミング生成部53と
いうソフトウェア部品によって、効率よくプリンタ内の
搬送路を紙パスに分割して管理し、用紙の搬送を最適化
することにより、効率的に印刷処理を制御することがで
きる。
【0088】特に、プリントページ順序作成部51によ
って実際のプリンタの給紙機構に応じた紙オブジェクト
の並びを作成することにより、ドキュメント処理者は所
望の順序で紙オブジェクトを積んだドキュメントをジョ
ブとして送信するだけでよくなり、ドキュメント処理者
を個々のプリンタの機構の違いから生じ得る複雑な制御
から解放することができ、ドキュメント処理者(クライ
アントコンピュータ上のアプリケーション、したがっ
て、そのユーザ、あるいはプログラマをも意味する)は
個々のプリンタの給紙機構の構造を一切考慮する必要が
なくなる。
【0089】また、プリントタイミング生成部53によ
り、実際のプリンタの給紙機構を構成する紙パスの状況
に応じて紙パスの割り当て、すなわち、給紙のタイミン
グ決定を行ない用紙の搬送を最適化し、効率的に印刷処
理を実行することができる。
【0090】以上に示した印刷すべきページの順序の制
御、および紙パスの制御では、プリンタによる印刷処理
を前提としたが、いわゆるデジタル複合機におけるドキ
ュメント処理では、前述のようにスキャンやファクシミ
リ送受信もジョブとして含まれる。そして、装置の構成
如何によっては、このような種々のジョブにおいては、
原稿や印刷のための用紙など種々の(用)紙が機内の搬
送路を通過し、各ジョブにおいて搬送されるこれらの
(用)紙が機内の搬送路の一部あるいは全部を共用する
ことがあり得る。
【0091】このような構成において、図4に関して示
したように、スキャン、ファクシミリ送受信、印刷など
の処理を、ジョブやドキュメントを単位として一般化し
て取り扱うのであれば、当然、これらの種々の処理にお
けるページの処理順序、および(用)紙の搬送制御に、
上記の技術をそのまま適用できるのはいうまでもない。
たとえば、ドキュメントのスキャンに関しては、図5の
プリント給紙タイミング制御部53と同等のページ処理
順序を生成するスキャン給紙タイミング制御部を設ける
ことができ、装置に唯一のスキャンキュー(図5の印刷
キュー52に相当)上でページの順序を生成し、またそ
の給紙の順序を管理することができる。
【0092】また、たとえば、スキャンされる原稿が、
印刷処理を受ける用紙と同じ紙パス(搬送路)を一部共
用しているような場合には、用紙が給紙位置から機外に
排出されるまでの搬送路を紙パスに分割しておき、プリ
ント給紙タイミング制御部53は、当然、紙パスの制御
において印刷用紙とスキャン原稿の双方について、位
置、搬送状態に応じて印刷用紙とスキャン原稿で共用さ
れている紙パスを管理することになる。
【0093】また、ファクシミリや電子メールの形式で
受信したデータの印刷は、上述の印刷と何ら変りない制
御によって処理でき、その場合、印刷されるべきページ
は図5の印刷キューに他の印刷ジョブで処理されるペー
ジとともに投入され、紙パスの管理も上記同様に行なわ
れる。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、用紙に対して所定のド
キュメントの印刷、スキャン、送受信などのホスト装置
から要求されたジョブに応じた処理を所定の処理デバイ
スで行なわせるとともに、前記処理デバイスの用紙搬送
機構の構造に応じて、生成されたページを前記処理デバ
イスで処理させる順序を決定し処理キュー上で管理し、
前記処理デバイスの給紙位置から排紙位置までの間の用
紙の搬送路を紙パスの単位に分割し、所定の紙パスを前
記処理キュー上で管理されるページに割り当てることに
より給紙タイミングを生成する構成を採用したので、ク
ライアント装置のドキュメント処理者(クライアント装
置上のアプリケーション、したがって、そのユーザ、あ
るいはプログラマなど)は所望の順序で紙オブジェクト
を積んだドキュメントをジョブとして送信するだけでよ
くなり、クライアント装置のドキュメント処理者を個々
の処理デバイスの機構の違いから生じ得る複雑な制御か
ら解放することができ、ドキュメント処理者は個々のプ
リンタの給紙機構の構造を一切考慮する必要がなくな
る。また、処理デバイスの給紙機構を構成する紙パスの
状況に応じて、紙パスを割り当てることにより用紙の搬
送を最適化し、例え複数のジョブの同時並行処理であっ
ても、効率的にドキュメント処理を実行することがで
き、ドキュメント処理システムの効率の高い運用と、そ
れに伴う運用コストの低減が実現できるという優れた効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した印刷システムの全体構成、特
にホストコンピュータおよび周辺機器が接続されたネッ
トワークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタル複合機の制御系の基本的な構成
を示すブロック図である。
【図3】図1のデジタル複合機の制御系のソフトウェア
構造の概要を表す説明図である。
【図4】図1のデジタル複合機の制御系のソフトウェア
構造の概要を詳細に示した説明図である。
【図5】図1のデジタル複合機の制御系のソフトウェア
構造のうち、本発明の印刷制御に関わる部分をより詳細
に示した説明図である。
【図6】図4および図5の構成におけるジョブ(ドキュ
メント)の処理全体の流れを示した説明図である。
【図7】図6のドキュメント処理者が作成するジョブ
(ドキュメント)の構成を示した説明図である。
【図8】図4および図5の構成における印刷中の印刷キ
ューの様子を示した説明図である。
【図9】図6の2段式の給紙カセットにおける紙パスの
利用状態を示した説明図である。
【符号の説明】
11 ホストコンピュータ1 12 ホストコンピュータ2 13 ホストコンピュータ3 14 デジタル複合機 15 LAN(ローカルエリアネットワーク) 16 インタフェース 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 外部記憶装置 25 表示部 26 操作部 27 エンジンインタフェース 28 ネットワークインタフェース 29 外部インタフェース 210 システムバス 31 ホストコンピュータ 32 コントローラソフトウェア 33 プロトコル解釈部 34 ジョブ制御部 35 デバイス部 41 ジョブ生成部 42 ジョブ処理部 43 ドキュメント処理部 44 ページ処理部 45 バンド処理部 46 デバイス割り当て部 47 デバイス1 48 デバイス2 49 デバイス3 400 ジョブキュー 410 ジョブ 411 入力ドキュメント 412 入力ページ 413 入力バンド 414 出力ドキュメント 415 出力ページ 416 出力バンド 51 プリントページ順序作成部 52 印刷キュー 53 プリントタイミング生成部 54 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣内 康夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宍塚 順一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金本 好司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柏木 正樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C059 AA05 AA22 AA26 AA67 2C061 AP01 AP07 AS02 HJ03 HQ06 2C087 AB06 CA05 CB13 5B021 AA01 AA02 CC05 KK00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信媒体を介して送信されたクラ
    イアント装置の要求に応じてドキュメントの印刷、スキ
    ャン、送受信などの処理をジョブとして実行するドキュ
    メント処理装置において、 前記クライアント装置から要求されたジョブをドキュメ
    ント単位に分割するドキュメント生成手段と、 前記ドキュメント生成手段が生成したドキュメントを構
    成するデータをページ単位に分割するページ生成手段
    と、 前記ページ処理手段の制御に応じて、用紙に対して所定
    のドキュメントの印刷、スキャン、送受信などのホスト
    装置から要求されたジョブに応じた処理を行なう処理デ
    バイスと、 前記処理デバイスの用紙搬送機構の構造に応じて、ペー
    ジ生成手段が生成したページを前記処理デバイスで処理
    させる順序を決定し処理キュー上で管理するページ順序
    作成手段と、 前記処理デバイスの給紙位置から排紙位置までの間の用
    紙の搬送路を紙パスの単位に分割し、所定の紙パスを前
    記処理キュー上で管理されるページに割り当てる給紙タ
    イミング生成手段を有することを特徴とするドキュメン
    ト処理装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙タイミング生成手段は、搬送路
    上の所定の紙パスの状態に応じて、該紙パス上に給紙可
    能なタイミングを決定し、前記ページ順序作成手段に該
    タイミングを報知することによって前記紙パスの割り当
    てを行なうことを特徴とする請求項1に記載のドキュメ
    ント処理装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信媒体を介して送信されたクラ
    イアント装置の要求に応じてドキュメントの印刷、スキ
    ャン、送受信などの処理をジョブとして実行するドキュ
    メント処理装置の制御方法において、 前記クライアント装置から要求されたジョブをドキュメ
    ント単位に分割するドキュメント生成工程と、 前記ドキュメント生成工程で生成されたドキュメントを
    構成するデータをページ単位に分割するページ生成工程
    と、 前記ページ処理工程の制御に応じて、用紙に対して所定
    のドキュメントの印刷、スキャン、送受信などのホスト
    装置から要求されたジョブに応じた処理を所定の処理デ
    バイスで行なわせる処理工程と、 前記処理デバイスの用紙搬送機構の構造に応じて、ペー
    ジ生成工程が生成したページを前記処理デバイスで処理
    させる順序を決定し処理キュー上で管理するページ順序
    作成工程と、 前記処理デバイスの給紙位置から排紙位置までの間の用
    紙の搬送路を紙パスの単位に分割し、所定の紙パスを前
    記処理キュー上で管理されるページに割り当てる給紙タ
    イミング生成工程を有することを特徴とするドキュメン
    ト処理装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記給紙タイミング生成工程は、搬送路
    上の所定の紙パスの状態に応じて、該紙パス上に給紙可
    能なタイミングを決定し、前記ページ順序作成工程に該
    タイミングを報知することによって前記紙パスの割り当
    てを行なうことを特徴とする請求項3に記載のドキュメ
    ント処理装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 所定の通信媒体を介して送信されたクラ
    イアント装置の要求に応じてドキュメントの印刷、スキ
    ャン、送受信などの処理をジョブとして実行するドキュ
    メント処理装置の制御プログラムを格納したコンピュー
    タ読取可能な記憶媒体において、 前記クライアント装置から要求されたジョブをドキュメ
    ント単位に分割するドキュメント生成工程と、 前記ドキュメント生成工程で生成されたドキュメントを
    構成するデータをページ単位に分割するページ生成工程
    と、 前記ページ処理工程の制御に応じて、用紙に対して所定
    のドキュメントの印刷、スキャン、送受信などのホスト
    装置から要求されたジョブに応じた処理を所定の処理デ
    バイスで行なわせる処理工程と、 前記処理デバイスの用紙搬送機構の構造に応じて、ペー
    ジ生成工程が生成したページを前記処理デバイスで処理
    させる順序を決定し処理キュー上で管理するページ順序
    作成工程と、 前記処理デバイスの給紙位置から排紙位置までの間の用
    紙の搬送路を紙パスの単位に分割し、所定の紙パスを前
    記処理キュー上で管理されるページに割り当てる給紙タ
    イミング生成工程を格納したことを特徴とするコンピュ
    ータ読取可能な記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記給紙タイミング生成工程は、搬送路
    上の所定の紙パスの状態に応じて、該紙パス上に給紙可
    能なタイミングを決定し、前記ページ順序作成工程に該
    タイミングを報知することによって前記紙パスの割り当
    てを行なうべく構成されることを特徴とする請求項5に
    記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
JP10311542A 1998-11-02 1998-11-02 ドキュメント処理装置、ドキュメント装置の制御方法、およびコンピュータ読取可能な記憶媒体 Pending JP2000135840A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010208170A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010208170A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム

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