JP2000135714A - 再生ペットボトルの原料組成 - Google Patents
再生ペットボトルの原料組成Info
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- JP2000135714A JP2000135714A JP34926998A JP34926998A JP2000135714A JP 2000135714 A JP2000135714 A JP 2000135714A JP 34926998 A JP34926998 A JP 34926998A JP 34926998 A JP34926998 A JP 34926998A JP 2000135714 A JP2000135714 A JP 2000135714A
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- JP
- Japan
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- recycled
- polyethylene terephthalate
- raw material
- pet bottles
- pellet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】使用済みペットボトルを原料とする再生ペット
ボトルの原料のIVを向上させ、もって従来技術では実
施できなかった射出成形や異形押出成形の方法によって
も再生ペットボトルの成形が可能ならしめることを目的
とする。 【構成】使用済みペットボトルを粉砕・洗浄・脱水・乾
燥の行程を経て熱溶融してペレット状の原料たる再生ポ
リエチレンテレフタレート材を形成し、これに産業系廃
材である再生ポリカポネートのペレット材およびアフィ
ニティー樹脂バージン材を混合する。混合比は再生ポリ
エチレンテレフタレート材65(+−20%)パーセン
ト、ただしポリエチレンテレフタレート再生材の混合比
+−20パーセントの増減に応じて再生ポリカポネート
材の混合比を増減して合計比率を95パーセントになる
ように組成し、これにアフィニティー樹脂バージン材を
5パーセントの割合で混合したものを1体的に熱溶融し
て押出機によりペレット状に形成する。
ボトルの原料のIVを向上させ、もって従来技術では実
施できなかった射出成形や異形押出成形の方法によって
も再生ペットボトルの成形が可能ならしめることを目的
とする。 【構成】使用済みペットボトルを粉砕・洗浄・脱水・乾
燥の行程を経て熱溶融してペレット状の原料たる再生ポ
リエチレンテレフタレート材を形成し、これに産業系廃
材である再生ポリカポネートのペレット材およびアフィ
ニティー樹脂バージン材を混合する。混合比は再生ポリ
エチレンテレフタレート材65(+−20%)パーセン
ト、ただしポリエチレンテレフタレート再生材の混合比
+−20パーセントの増減に応じて再生ポリカポネート
材の混合比を増減して合計比率を95パーセントになる
ように組成し、これにアフィニティー樹脂バージン材を
5パーセントの割合で混合したものを1体的に熱溶融し
て押出機によりペレット状に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大量に廃棄される使用
済みのペットボトルをリサイクルするための原料に関す
るものである。
済みのペットボトルをリサイクルするための原料に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】従来技術としては、使用済みのペットボト
ルを単に粉砕・洗浄・脱水・乾燥の行程を経てペレット
化し、100パーセントの再生ポリエチレンテレフタレ
ートを射出成形若しくは異形押出成形方法によって再生
品(ペットボトル等のポリ容器)を成形しようと試みて
いたが、IVが極めて低いために実施できず、フィルム
材又は繊維材として再生されていたに過ぎない。
ルを単に粉砕・洗浄・脱水・乾燥の行程を経てペレット
化し、100パーセントの再生ポリエチレンテレフタレ
ートを射出成形若しくは異形押出成形方法によって再生
品(ペットボトル等のポリ容器)を成形しようと試みて
いたが、IVが極めて低いために実施できず、フィルム
材又は繊維材として再生されていたに過ぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば、使
用済みのペットボトルを単に粉砕しただけの100パー
セント再生ポリエチレンテレフタレートを原料として使
用して再生ペットボトルを製造することから、再生され
たポリエチレンテレフタレートのIVが低下し、射出成
形はもとより異形押出成形の方法によっても成形が出来
なくなり、例えこれらの設備を使用して再生ペットボト
ルを成形しようとしても極めて高度な技術を要するため
に、射出成形設備や異形押出成形設備を有しながら更に
ストレッチブローインジェクション設備を新たに導入す
る必要があった。これがために新たな資金需要が発生
し、かつ金型が高額になり加工コストが上がるという不
利益が生じる結果を招来していた。また製造された再生
ペットボトルのIVが低下するために商品としての品質
が極端に悪くなり使用に耐えないという決定的な問題点
があり、前記のようにフィルム材または繊維材として再
生されていたに過ぎない。本発明はこれ等の問題点を解
決することを課題とする。
用済みのペットボトルを単に粉砕しただけの100パー
セント再生ポリエチレンテレフタレートを原料として使
用して再生ペットボトルを製造することから、再生され
たポリエチレンテレフタレートのIVが低下し、射出成
形はもとより異形押出成形の方法によっても成形が出来
なくなり、例えこれらの設備を使用して再生ペットボト
ルを成形しようとしても極めて高度な技術を要するため
に、射出成形設備や異形押出成形設備を有しながら更に
ストレッチブローインジェクション設備を新たに導入す
る必要があった。これがために新たな資金需要が発生
し、かつ金型が高額になり加工コストが上がるという不
利益が生じる結果を招来していた。また製造された再生
ペットボトルのIVが低下するために商品としての品質
が極端に悪くなり使用に耐えないという決定的な問題点
があり、前記のようにフィルム材または繊維材として再
生されていたに過ぎない。本発明はこれ等の問題点を解
決することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、発明者は長期間にわたり、再生原料の組成について
様々な実験と思考錯誤を経て、次の手段を見いだした。
即ち、使用済みペットボトルを公知技術により粉砕・熱
溶融してペレット状の再生ポリエチレンテレフタレート
を形成すると共に、これに産業系廃材たる再生ポリカポ
ネートのペレットおよびアフィニティー・樹脂のバージ
ン材を混合させる組成とする。
に、発明者は長期間にわたり、再生原料の組成について
様々な実験と思考錯誤を経て、次の手段を見いだした。
即ち、使用済みペットボトルを公知技術により粉砕・熱
溶融してペレット状の再生ポリエチレンテレフタレート
を形成すると共に、これに産業系廃材たる再生ポリカポ
ネートのペレットおよびアフィニティー・樹脂のバージ
ン材を混合させる組成とする。
【0005】
【作用】前記の混合による再生原料によれば、再生ポリ
エチレンテレフタレートの含有水分が除去され、成形時
に発生する加水分解によるIVの低下が防止されるため
に、再生原料の物性が安定する。
エチレンテレフタレートの含有水分が除去され、成形時
に発生する加水分解によるIVの低下が防止されるため
に、再生原料の物性が安定する。
【0006】
【実施例】本発明を実施例につき説明すれば、使用済み
ペットボトルを粉砕・洗浄・脱水・乾燥の行程を経て熱
溶融してペレット状の原料たる再生ポリエチレンテレフ
タレート材を形成し、これに産業系廃材である再生ポリ
カポネートのペレット材およびアフィニティー樹脂バー
ジン材を混合する。混合比は再生ポリエチレンテレフタ
レート材65(+−20%)パーセント、ただしポリエ
チレンテレフタレート再生材の混合比+−20パーセン
トの増減に応じて再生ポリカポネート材の混合比を増減
して合計比率を95パーセントになるように組成し、こ
れにアフィニティー樹脂バージン材を5パーセントの割
合で混合したものを1体的に熱溶融して押出機によりペ
レット状に形成する。
ペットボトルを粉砕・洗浄・脱水・乾燥の行程を経て熱
溶融してペレット状の原料たる再生ポリエチレンテレフ
タレート材を形成し、これに産業系廃材である再生ポリ
カポネートのペレット材およびアフィニティー樹脂バー
ジン材を混合する。混合比は再生ポリエチレンテレフタ
レート材65(+−20%)パーセント、ただしポリエ
チレンテレフタレート再生材の混合比+−20パーセン
トの増減に応じて再生ポリカポネート材の混合比を増減
して合計比率を95パーセントになるように組成し、こ
れにアフィニティー樹脂バージン材を5パーセントの割
合で混合したものを1体的に熱溶融して押出機によりペ
レット状に形成する。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、再生されるペットボト
ルのIVが向上し新品のペットボトルと同レベルのIV
が維持されることから、フィルム材又は繊維材の押出成
形のみしか出来なかったものが、異形押出成形や射出成
形方法にまで加工手段が拡大され、このために金型の製
作コストが大幅に軽減されると共に、設備投資資金の節
減と同時に再生大型ペットボトルの成形が可能になる。
このため従来のように廃棄ペットボトルから同等のペッ
トボトルを再生するという単一製品のリサイクルから大
型ペットボトル成形技術を利用した製品(例えば押し出
し成形によらない再生ポリエチレンテレフタレート製の
「ごみ箱」・「空缶収納容器」・「バケツ」等)の製造
にまで再製品のアイテムが拡大されるために、廃棄ペッ
トボトルの再生化が格段に進展する効果がある。
ルのIVが向上し新品のペットボトルと同レベルのIV
が維持されることから、フィルム材又は繊維材の押出成
形のみしか出来なかったものが、異形押出成形や射出成
形方法にまで加工手段が拡大され、このために金型の製
作コストが大幅に軽減されると共に、設備投資資金の節
減と同時に再生大型ペットボトルの成形が可能になる。
このため従来のように廃棄ペットボトルから同等のペッ
トボトルを再生するという単一製品のリサイクルから大
型ペットボトル成形技術を利用した製品(例えば押し出
し成形によらない再生ポリエチレンテレフタレート製の
「ごみ箱」・「空缶収納容器」・「バケツ」等)の製造
にまで再製品のアイテムが拡大されるために、廃棄ペッ
トボトルの再生化が格段に進展する効果がある。
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月25日(1999.10.
25)
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 再生ペットボトルの原料組成
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大量に廃棄される使用
済みのペットボトルをリサイクルするための原料に関す
るものである。
済みのペットボトルをリサイクルするための原料に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】従来技術としては、使用済みのペットボト
ルを単に粉砕・洗浄・脱水・乾燥の行程を経てペレット
化し、100パーセントの再生ポリエチレンテレフタレ
ートを射出成形若しくは異形押出成形方法によって再生
品(ペットボトル等のポリ容器)を成形しようと試みて
いたが、IVが極めて低いために実施できず、フィルム
材又は繊維材として再生されていたに過ぎない。
ルを単に粉砕・洗浄・脱水・乾燥の行程を経てペレット
化し、100パーセントの再生ポリエチレンテレフタレ
ートを射出成形若しくは異形押出成形方法によって再生
品(ペットボトル等のポリ容器)を成形しようと試みて
いたが、IVが極めて低いために実施できず、フィルム
材又は繊維材として再生されていたに過ぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によれば、使
用済みのペットボトルを単に粉砕しただけの100パー
セント再生ポリエチレンテレフタレートを原料として使
用し、又は他の熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹
脂との2要素を混練して再生ペットボトルを製造するこ
とから、再生されたポリエチレンテレフタレートのIV
の低下が改善されたとしても、なお射出成形はもとより
異形押出成形の方法によっても成形が出来難く、例えこ
れらの設備を使用して再生ペットボトルを成形しようと
しても極めて高度な技術を要するために、射出成形設備
や異形押出成形設備を有しながら更にストレッチブロー
インジェクション設備を新たに導入する必要があった。
これがために新たな資金需要が発生し、かつ金型が高額
になり加工コストが上がるという不利益が生じる結果を
招来していた。特に製造された再生ペットボトルのIV
が低いために大型ペットボトルを成形し、これを再加工
してごみ箱や飲料空缶の収納容器等の多目的に利用しよ
うとしても衝撃特性が低いため使用に耐えないという決
定的な問題点があった。本発明はこれ等の問題点を解決
することを課題とする。
用済みのペットボトルを単に粉砕しただけの100パー
セント再生ポリエチレンテレフタレートを原料として使
用し、又は他の熱可塑性樹脂であるポリカーボネート樹
脂との2要素を混練して再生ペットボトルを製造するこ
とから、再生されたポリエチレンテレフタレートのIV
の低下が改善されたとしても、なお射出成形はもとより
異形押出成形の方法によっても成形が出来難く、例えこ
れらの設備を使用して再生ペットボトルを成形しようと
しても極めて高度な技術を要するために、射出成形設備
や異形押出成形設備を有しながら更にストレッチブロー
インジェクション設備を新たに導入する必要があった。
これがために新たな資金需要が発生し、かつ金型が高額
になり加工コストが上がるという不利益が生じる結果を
招来していた。特に製造された再生ペットボトルのIV
が低いために大型ペットボトルを成形し、これを再加工
してごみ箱や飲料空缶の収納容器等の多目的に利用しよ
うとしても衝撃特性が低いため使用に耐えないという決
定的な問題点があった。本発明はこれ等の問題点を解決
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、発明者は長期間にわたり、再生原料の組成について
様々な実験と思考錯誤を経て、次の手段を見いだした。
即ち、使用済みペットボトルを公知技術により粉砕・熱
溶融してペレット状の再生ポリエチレンテレフタレート
を形成すると共に、これに産業系廃材たる再生ポリカポ
ネートのペレットおよびアフィニティー樹脂のバージン
材の3種類の樹脂を混合させる組成とする。このアフィ
ニティー樹脂バージン材は、アィニティー・ポリオレフ
ィン・プラストマー(POPs)であって、その特性は
狭い分子量分布性を有し、強靱性、透明性、低温ヒート
シール性、ホットタック及びヒートシール強度に優れた
樹脂であり、これを配合することにより粘性と衝撃強度
が格段に向上するものである。
に、発明者は長期間にわたり、再生原料の組成について
様々な実験と思考錯誤を経て、次の手段を見いだした。
即ち、使用済みペットボトルを公知技術により粉砕・熱
溶融してペレット状の再生ポリエチレンテレフタレート
を形成すると共に、これに産業系廃材たる再生ポリカポ
ネートのペレットおよびアフィニティー樹脂のバージン
材の3種類の樹脂を混合させる組成とする。このアフィ
ニティー樹脂バージン材は、アィニティー・ポリオレフ
ィン・プラストマー(POPs)であって、その特性は
狭い分子量分布性を有し、強靱性、透明性、低温ヒート
シール性、ホットタック及びヒートシール強度に優れた
樹脂であり、これを配合することにより粘性と衝撃強度
が格段に向上するものである。
【0005】
【作用】前記の混合による再生原料によれば、再生ポリ
エチレンテレフタレートの含有水分が除去され、成形時
に発生する加水分解によるIVの低下が防止されるため
に、再生原料の物性が安定する。
エチレンテレフタレートの含有水分が除去され、成形時
に発生する加水分解によるIVの低下が防止されるため
に、再生原料の物性が安定する。
【0006】
【実施例】本発明を実施例につき説明すれば、使用済み
ペットボトルを粉砕・洗浄・脱水・乾燥の行程を経て熱
溶融してペレット状の原料たる再生ポリエチレンテレフ
タレート材を形成し、これに産業系廃材である再生ポリ
カポネートのペレット材およびアフィニティー樹脂バー
ジン材を混合する。混合比は再生ポリエチレンテレフタ
レート材65(+−20%)パーセント、ただしポリエ
チレンテレフタレート再生材の混合比+−20パーセン
トの増減に応じて再生ポリカポネート材の混合比を増減
して合計比率を95パーセントになるように組成し、こ
れにアフィニティー樹脂バージン材を5パーセントの割
合で混合したものを1体的に熱溶融して押出機によりペ
レット状に形成する。
ペットボトルを粉砕・洗浄・脱水・乾燥の行程を経て熱
溶融してペレット状の原料たる再生ポリエチレンテレフ
タレート材を形成し、これに産業系廃材である再生ポリ
カポネートのペレット材およびアフィニティー樹脂バー
ジン材を混合する。混合比は再生ポリエチレンテレフタ
レート材65(+−20%)パーセント、ただしポリエ
チレンテレフタレート再生材の混合比+−20パーセン
トの増減に応じて再生ポリカポネート材の混合比を増減
して合計比率を95パーセントになるように組成し、こ
れにアフィニティー樹脂バージン材を5パーセントの割
合で混合したものを1体的に熱溶融して押出機によりペ
レット状に形成する。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、再生されるペットボト
ルのIVが向上し新品のペットボトルと同レベルのIV
が維持されることから、従来技術のような複雑な組成要
素の混練の必要がないばかりでなく、フィルム材又は繊
維材の押出成形のみしか出来なかったものが、異形押出
成形や射出成形方法にまで加工手段が拡大され、このた
めに金型の製作コストが大幅に軽減されると共に、設備
投資資金の節減と同時に衝撃特性の向上により再生大型
ペットボトルの成形が可能になる。このため従来のよう
に廃棄ペットボトルから同等のペットボトルを再生する
という単一製品のリサイクルから大型ペットボトル成形
技術を利用した製品(例えば押し出し成形によらない再
生ポリエチレンテレフタレート製の「ごみ箱」・「空缶
収納容器」・「バケツ」等)の製造にまで再製品のアイ
テムが拡大されるために、廃棄ペットボトルの再生化が
格段に進展する効果がある。
ルのIVが向上し新品のペットボトルと同レベルのIV
が維持されることから、従来技術のような複雑な組成要
素の混練の必要がないばかりでなく、フィルム材又は繊
維材の押出成形のみしか出来なかったものが、異形押出
成形や射出成形方法にまで加工手段が拡大され、このた
めに金型の製作コストが大幅に軽減されると共に、設備
投資資金の節減と同時に衝撃特性の向上により再生大型
ペットボトルの成形が可能になる。このため従来のよう
に廃棄ペットボトルから同等のペットボトルを再生する
という単一製品のリサイクルから大型ペットボトル成形
技術を利用した製品(例えば押し出し成形によらない再
生ポリエチレンテレフタレート製の「ごみ箱」・「空缶
収納容器」・「バケツ」等)の製造にまで再製品のアイ
テムが拡大されるために、廃棄ペットボトルの再生化が
格段に進展する効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 使用済みペットボトルを粉砕・洗浄・脱
水・乾燥する行程を経てた後、チップ状となしたポリエ
チレンテレフタレート再生材を65(+−20%)パー
セント、および産業系廃材の原料たる再生ポリカポネー
ト材を30パーセント、ただしポリエチレンテレフタレ
ート再生材の混合比+−20パーセントの増減に応じて
再生ポリカポネート材の混合比を増減して合計比率を9
5パーセントとなるように組成し、これにアフィニティ
ー樹脂バージン材を5パーセントの割合で混合したもの
を熱溶融資し、これをペレット状に形成したことを特徴
とする再生ペットボトルの原料組成
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34926998A JP2000135714A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 再生ペットボトルの原料組成 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34926998A JP2000135714A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 再生ペットボトルの原料組成 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000135714A true JP2000135714A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18402630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34926998A Pending JP2000135714A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 再生ペットボトルの原料組成 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000135714A (ja) |
-
1998
- 1998-11-02 JP JP34926998A patent/JP2000135714A/ja active Pending
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