JP2000134018A - アレイアンテナ装置 - Google Patents

アレイアンテナ装置

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JP2000134018A
JP2000134018A JP10300054A JP30005498A JP2000134018A JP 2000134018 A JP2000134018 A JP 2000134018A JP 10300054 A JP10300054 A JP 10300054A JP 30005498 A JP30005498 A JP 30005498A JP 2000134018 A JP2000134018 A JP 2000134018A
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JP
Japan
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array antenna
antenna device
screw shaft
radiating portion
gantry
Prior art date
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Pending
Application number
JP10300054A
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English (en)
Inventor
Keiichi Nitta
啓一 新田
Atsushi Terada
淳 寺田
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NEC Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
NEC Corp
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置面積を大きくすることなく、装置を大型
化すること無く、安価な、放射部の前面及び後面を同時
に点検修理できる、アレイアンテナ装置を提供する。 【解決手段】 放射部11は台座13に固定される。架
台部12には、レール14が設けられ、台座13には、
レールに対応するブロック15が設けられる。ブロック
15は、台座及び放射部のレールに沿った移動を容易に
する。また、架台部12には、軸受17によりスクリュ
ー軸16が設けられる。スクリュー軸に勘合するナット
部が台座13に固定されており、スクリュー軸の一端に
固定されたハンドル18を回転させることで、ナット
部、即ち、台座及び放射部をレールに沿って移動させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アレイアンテナ装
置に関し、特に、放射部をレドームに近接させて設置す
るアレイアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アレイアンテナ装置は、その放射面であ
る前面にアンテナ素子モジュールを2次元的に配列した
放射部を有するアンテナ装置である。この種のアンテナ
装置を、艦船に搭載する場合、そのアンテナ素子を風雨
から守るために、そのアンテナ装置は、艦船内に配置さ
れる。
【0003】艦船内に配置されたアレイアンテナ装置を
用いて送受信を行うには、艦船の壁面が、無線周波数電
磁波放射に対して透明でなければならない。このため、
艦船の壁面には、アンテナの放射部に対応した位置にレ
ドームと呼ばれる誘電体板が設けられる。アレイアンテ
ナ装置は、このレドームに放射部を近接させるようにし
て設置される。
【0004】このように、アレイアンテナ装置は、放射
部をレドームに近接させて設置されるため、放射部前面
の点検修理を行うには、放射部をレドームから引き離
し、その間に人が入れるようにする必要がある。
【0005】従来の、放射部を移動させることができる
アレイアンテナ装置として、例えば、実開平2−758
11号公報や特開平3−172002号公報に開示され
たものがある。
【0006】実開平2−75811号公報に記載された
アレイアンテナ装置は、図3(a),(b)に示すよう
に、放射部31と架台部32とを有し、放射部31は、
回転軸33を回転の中心として回転可能に架台部32に
取り付けられている。また、放射部31及び架台部32
には、それぞれ、回転可能にアーム34,35が取り付
けられている。これらのアーム34,35の端部には、
ラックが形成されており、そのラックと係合するピニオ
ンを有する傾動器36により、アーム34,35は、互
いに一軸方向に近づいたり遠ざかったりするように構成
されている。
【0007】傾動器36は、通常、図3(a)に示すよ
うに、放射部31をレドームに近接させた状態となるよ
うに、アーム34,35を互いに遠ざけるようにしてい
る。この状態から、アーム34,35を近づけるよう
に、傾動器36を回転させると、図3(b)に示すよう
に、傾斜部が後ろ80°程度倒れる。この状態で、放射
部31の前面に取り付けられたアンテナ素子モジュール
の点検、修理、交換が可能になる。
【0008】また、特開平3−172002号に記載さ
れたアレイアンテナ装置は、図4(a),(b)に示す
ように、放射部41と、架台部42と、放射部41を架
台部42に固定する支柱43とを有している。架台部4
2には車輪44が取り付けられており、レール45上を
走向することが可能である。また、アレイアンテナ装置
が置かれた床面上には、アンテナの周囲三方を取り囲む
ように、固定部46が固定されている。そして、この固
定部46に一端が固定され、他端が架台部42に固定さ
れた油圧シリンダ47を作動させることにより、レドー
ム48と放射部41との距離を変更できるようになって
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の、図3に示すよ
うな放射部のみを傾動させるようにしたアレイアンテナ
装置では、放射部を傾動させた場合に、放射部の前面か
らの点検等が可能になるが、この場合、放射の後面の点
検修理などが行えないという問題点がある。即ち、この
アレイアンテナ装置では、放射部の前面と後面とを同時
に点検修理することができないという問題点がある。こ
のため、このようなアレイアンテナ装置では、必要に応
じて、放射部を立てたり倒したりを繰り返して、放射部
の点検修理を行わなければならない問題も生じる。
【0010】また、従来の図4のような、全体を移動さ
せるようにしたアレイアンテナ装置では、放射部の前面
と後面とを同時に点検修理できるという長所はあるもの
の、アンテナ全体を移動させるため、その重さに応じた
固定部及び油圧シリンダ等の動力装置が必要になり、設
置面積が大きくなると共にコストがかかるという問題点
がある。
【0011】本発明は、設置面積を大きくすることな
く、また、装置を大型化すること無く、安価な、放射部
の前面及び後面を同時に点検修理できる、アレイアンテ
ナ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、架台部
と、該架台部上に搭載された放射部とを有するアレイア
ンテナ装置において、前記架台部に直動案内手段を設け
るとともに、前記放射部に前記直動案内手段により案内
される被案内手段を設け、前記放射部が前記架台部に対
して直線移動できるようにしたことを特徴とするアレイ
アンテナ装置が得られる。
【0013】具体的には、本発明は、前記架台部に、前
記直動案内手段に沿って延在するスクリュー軸を回動可
能に設けるとともに、前記放射部に、前記スクリュー軸
に螺合するめねじ部品を設け、前記スクリュー軸を回転
させることにより、前記放射部が、前記直動案内手段に
沿って直線的に移動するようにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1及び図2の本発明の一実施の形態を示
す。このアレイアンテナ装置は、放射部11と架台部1
2とを有している。通常、このアレイアンテナ装置は、
艦船の船橋に配置されるため、放射部11は、その前面
(放射面)が所定の仰角となるように台座13に固定さ
れている。台座13は、船橋に固定された架台部12上
に載置されるが、架台部12側には所定方向に延在する
レール14が敷設され、台座13側には、レール14上
を走行可能なブロック15が固定されている。詳述する
と、架台部12の上部両サイド(図1の表裏側)には、
図1の左右方向に伸びるレール15が敷設されている。
また、ブロック15は、各レールに対応して少なくとも
二個設けられ、計4個以上で、台車13及び放射部11
を支える。なお、ブロック15には、転がり軸受けな
ど、移動抵抗を減少させる手段が設けられている。
【0016】以上の構成により、僅かな力で放射部11
を、架台部12上で前後方向(図1の左右方向)に移動
させることができ、特別な動力装置を必要としない。
【0017】本実施の形態によるアレイアンテナ装置で
は、さらに、架台部12に、スクリュー軸16を回転自
在に保持する軸受17が固定されている。スクリュー軸
16の一端には、ハンドル18が固定されており、この
ハンドル18を回転させることにより、スクリュー軸1
6を容易に回転させることができるようになっている。
また、軸受17の上部には、スクリュー軸16の回転を
阻害するためのレバー19が取り付けられている。レバ
ー19を回転させると、その先端が、スクリュー軸に押
接して、スクリュー軸16の回転を阻害し、レバー19
を逆回転させると、スクリュー軸16は開放される。
【0018】また、台座13の下部には、スクリュー軸
16に勘合する、ナット部(図示せず)が固定されてい
る。そして、スクリュー軸16の回転に伴い、ナット部
が移動し、それによって台座15及び放射部11が、ス
クリュー軸16の延在方向(図の左右方向)に移動する
ように構成されている。
【0019】さらに、架台部12には、台座13の移動
を所定位置(使用時位置及び点検時位置)で阻止するた
めのストッパー20が設けられている。このストッパー
20は、ボルトなどにより台座13を固定できるように
構成されている。
【0020】通常、アレイアンテナ装置は、図1に実線
で示す位置で使用時位置ストッパーに固定されている。
放射部11の点検整備を行う場合には、ボルトなどを外
して、使用時位置ストッパーの固定から開放し、ハンド
ル18を回転させて、放射部を、図1の2点鎖線で示す
位置(点検時位置ストッパーに接触する位置)まで移動
させる。即ち、放射部11をレドーム21から遠ざけ
て、その前面(放射面)とレドーム21との間に人が入
れる空間を作る。そして、安全のため、点検時位置スト
ッパーに台座を固定する。点検者は、ステップ22を用
いて、架台部12の上に上がり、放射部11の前面の点
検整備を行う。
【0021】このように、本実施の形態によるアレイア
ンテナ装置は、その点検整備を行うために放射部11を
平行移動させるため、前面と後面とを同時に点検整備す
ることができる。例えば、放射部前面では、アンテナ素
子モジュールの点検、交換を行い、後面から内部の垂直
分配器、水平分配器の点検保守を行うということが同時
に実行できる。
【0022】なお、本実施の形態では、直動案内手段と
して、レールとブロックを用いたが、シャフトとブッシ
ュの組み合わせを用いてもよい。あるいは、ボールスプ
ラインを用いてもよい。また、これらの直動案内手段の
数は、適宜決定されるべきものである。
【0023】また、スクリュー軸及びナット部として
は、台形ネジ(ネジ山の断面が台形のネジ)が使用でき
る。台形ネジは、ネジの摩擦抵抗が大きいので、艦船の
ゆれによる台座及び放射部の移動を阻止する効果が大き
い。また、スクリュー軸及びめねじ部に代えてボールネ
ジ(おねじとめねじを同位置にあわせ、それにより生じ
た溝にボールを入れ、ボールが循環できるようにしたも
の)を使用することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、放射部を架台部上で直
線移動するようにしたことで、特別な動力装置を用いる
こと無く、容易に、放射部の前面及び後面を同時に点検
保守できる状態を作り出すことができる。よって、装置
を大型化すること無く、設置面積の縮小とコストの低減
を実現することができる。
【0025】また、スクリュー軸とナット部との組み合
わせにより、船の動揺などによる放射部の移動を阻止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるアレイアンテナ装
置の側面図である。
【図2】図1のアレイアンテナ装置の背面図である。
【図3】従来のアレイアンテナ装置の一例を示す図であ
って、(a)は、傾動前の状態を示し、(b)は、傾動
後の状態を示す図である。
【図4】従来のアレイアンテナ装置の他の例を示す図で
あって、(a)は、通常使用時の状態を示し、(b)
は、点検修理時の状態を示す図である。
【符号の説明】
11 放射部 12 架台部 13 台座 14 レール 15 ブロック 16 スクリュー軸 17 軸受 18 ハンドル 19 レバー 20 ストッパー 21 レドーム 22 ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 淳 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA05 AA09 DA02 DA06 EA01 HA09 JA07 JA08 JA10 5J046 AA01 AA07 AA09 AA12 AA19 AB03 BA06 BA07 FA04 FA09 5J047 AA01 AA07 AA09 AA12 AA19 AB03 BB02 BB18 BE03 BE04 BG04 BG10 DA02 EF04 5J070 AD01 AD03 AD08 AF05 AK40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台部と、該架台部上に搭載された放射
    部とを有するアレイアンテナ装置において、前記架台部
    に直動案内手段を設けるとともに、前記放射部に前記直
    動案内手段により案内される被案内手段を設け、前記放
    射部が前記架台部に対して直線移動できるようにしたこ
    とを特徴とするアレイアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記架台部に、前記直動案内手段に沿っ
    て延在するスクリュー軸を回動可能に設けるとともに、
    前記放射部に、前記スクリュー軸に螺合するめねじ部品
    を設け、前記スクリュー軸を回転させることにより、前
    記放射部が、前記直動案内手段に沿って直線的に移動す
    るようにしたことを特徴とする請求項1のアレイアンテ
    ナ装置。
  3. 【請求項3】 前記直動案内手段がレールであり、前記
    被案内手段が、前記レール上に載置されたブロックであ
    ることを特徴とする請求項1または2のアレイアンテナ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記直動案内手段がシャフトであり、前
    記被案内手段が、前記シャフトを受けるブッシュである
    ことを特徴とする請求項1または2のアレイアンテナ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記直動案内手段及び前記被案内手段が
    ボールスプラインであることを特徴とする請求項1また
    は2のアレイアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記スクリュー軸及び前記めねじ部がそ
    れぞれ台形ネジであることを特徴とする請求項2,3,
    4または5のアレイアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 前記スクリュー軸及びめねじ部が、ボー
    ルネジであることを特徴とする請求項2,3,4または
    5のアレイアンテナ装置。
JP10300054A 1998-10-21 1998-10-21 アレイアンテナ装置 Pending JP2000134018A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113131176A (zh) * 2020-01-16 2021-07-16 四零四科技股份有限公司 可调式无线基地台

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