JP2000132086A - 生物観察用具 - Google Patents

生物観察用具

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JP2000132086A JP10305682A JP30568298A JP2000132086A JP 2000132086 A JP2000132086 A JP 2000132086A JP 10305682 A JP10305682 A JP 10305682A JP 30568298 A JP30568298 A JP 30568298A JP 2000132086 A JP2000132086 A JP 2000132086A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昆虫や小魚等の小型の生物若しくは植物を自然
な形に保持して簡便かつ詳細に観察できる生物観察用具
を提供する。 【構成】重合可能な一対のフレーム、すなわち把手付フ
レーム1と蓋フレーム2と、透明で伸縮性に富むポリウ
レタンシート3、4とを備え、前記各フレーム1、2の
互いに接する側の面に、前記ポリウレタンシート3、4
が張設され、前記フレーム1、2が重合された際、前記
ポリウレタンシート3、4が相互に密着されるように構
成されたものである。また、前記一対のフレーム1、2
のうちいずれか一方のフレームにネットが張設されたも
の、若しくは透明板が取り付けられたものから構成され
た生物観察用具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昆虫や小魚等の小型の
生物やプランクトン等の微生物若しくは植物を観察する
際に用いる生物観察用具に関する。
【0002】
【従来の技術】昆虫等の小型の生物は、捕獲網を用いて
採集し、捕獲網から取り出し手で持って見たり、虫籠に
入れて観察するのが一般的である。また、昆虫等をピン
で刺し通し、固定して観察することもある。
【0003】一方、小魚等の水中に棲息する小型の生物
においては、川や池等から掬って水槽に入れて見たり、
紙等の上に置いて観察し、プランクトン等の微生物で
は、プレパラートの上に置いて肉眼又は顕微鏡やルーペ
を用いて観察するのが一般的である。
【0004】また、草花等の植物は、山野に自生してい
るもの等を摘み取って、手で持って観察するのが通常で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、昆虫
等を手で持って観察するのでは、手に力を入れ過ぎると
昆虫等を押し潰す危険があり、逆に手に力を入れないの
では昆虫等を逃がしてしまう。また、児童のなかには、
昆虫等を手で持つのが苦手なものもいる。さらに、昆虫
等を持った手が邪魔になってその全体を観察するのが困
難である。虫籠に入れた場合は、昆虫等が動き回るた
め、その動きを観察することはできても体の各部分の詳
細な構造を観察するのは困難である。昆虫等をピンで刺
し通し固定したときは、体のピンで刺した側を見ること
はできるがその背面側を見ることはできず、体全体の様
子を自然な形で観察することはできない。
【0006】小魚等の水中に棲息する小型の生物におい
ては、次のような問題点がある。小魚等を水槽に入れて
見たときは、その動きが速く、且つ、水を介しているた
めに細部にわたって見ることはできず、また、紙の上に
置いて見た場合は、小魚等が跳ねるために詳細に観察す
ることは極めて困難である。プランクトン等の微生物で
は、微小であるためプレパラート上にプランクトンのみ
を載置するのは困難である。
【0007】植物の場合は、通常手で持って見ることが
できるが、萎れてしまったものや水草、藻の如く支持な
しに自立できないようなものは観察が困難である。
【0008】以上のように、昆虫や小魚等の身の回りの
生物を観察するのには困難を伴う。しかし、自然に親し
み、学ぶことの重要性が頻繁に唱えられている近頃の教
育現場において、身の回りの生物を、より簡便にかつ、
より詳細に観察でき、それら小さな命を足、触角、口、
エラなど各部位の動きから実感できるとともに、子供達
が身の回りの生き物に対し、より一層興味を抱き、受け
身でなく、自ら進んで観察しようとする動機と姿勢を持
たせる用具が求められている。
【0009】本発明は上記のような事情に鑑み創作され
たものであって、昆虫や小魚等の小型の生物やプランク
トン等の微生物若しくは植物を自然な形に保持して簡便
かつ詳細に観察できる生物観察用具の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係る生物観察用具は、重合可能な一対のフレー
ムと、透明で伸縮性に富むシートとを備え、前記各フレ
ームの互いに接する側の面に、前記シートが張設され、
前記フレームが重合された際、前記シートが相互に密着
されるものである。また、前記一対のフレームのうちい
ずれか一方のフレームにネットが張設されたもの、若し
くは透明板が取り付けられたものである。
【0011】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図を
参照して説明する。図1はフレームを開いた状態を示す
平面図、図2はその断面図を示し、図4乃至図8は各フ
レームの構造を示す。
【0012】本発明の生物観察用具は一対のフレーム、
すなわち把手付フレーム1と蓋フレーム2と、シート
3、4とから構成されている。前記把手付フレーム1
は、外フレーム11と、受けフレーム12と、押さえフ
レーム13とからなる。一方前記蓋フレーム2は、受け
フレーム12と押さえフレーム13とからなり、これら
受けフレーム12と押さえフレーム13とは、把手付フ
レーム1の受けフレーム12と押さえフレーム13とそ
れぞれ共通のものである。このように部材を共通にする
ことによって、製造工程の簡素化を図り製造コストを下
げることができる。
【0013】これらのフレームは、プラスチックで四角
形状に形成され、外力に対し撓曲することが無い程度の
強度を持つものであって、本実施の形態では、四隅を面
取りした正方形状とされている。四隅を面取りしたの
は、児童が角で怪我をしないためであり、正方形状とし
たのは、フレームの方向に依らず使用できる自由度を持
たせるためである。但し、素材はプラスチックに限定さ
れるものではなく、形状も四角に限定されるものではな
い。
【0014】フレームについて、先ず把手付フレーム1
と蓋フレーム2に共通する受けフレーム12と押さえフ
レーム13について説明し、その後で外フレーム11に
ついて説明する。
【0015】受けフレーム12は、シート3を張設する
ためのものであって、その周壁上面の中央部に全周にわ
たって結合溝14が形成され、結合溝14の内側121
のレベルはその外側122のレベルよりも若干高く形成
されたものである。その一辺には、後述のヒンジ5を係
合するための係合孔15が形成されている。この係合孔
15は、蓋フレーム2について利用されるものであっ
て、把手付フレーム1においては機能しない。
【0016】押さえフレーム13は、シート3を押止し
て受けフレーム12に張設するためのものであって、結
合溝14に嵌入される嵌入部131と、その上端縁外周
に全周にわたって鍔部132が形成されている。鍔部1
32を設けることにより、押さえフレーム13自体の強
度を高めるとともにシート3の押止を強固にすることが
できる。なお、嵌入部131を結合溝14に嵌入した
際、鍔部132の高さと受けフレーム12の結合溝14
の外側122の高さとを合わせて結合溝14の内側12
1と同じ高さとなるように図られている。
【0017】シート3、4は、把手付フレーム1と蓋フ
レーム2に張設される透明なシートであって、伸縮性に
富み強度が高く、尖形の突起に対しても破損することが
ないものである。かかるシートの素材は、ポリウレタン
が最適であるが、ポリエチレンでもよく、一般的にウレ
タンやブタジエンなどの原料を含んだものが適してい
る。両シート3、4は同一のものであり、把手付フレー
ム1と蓋フレーム2とが合わされる面に張設される。本
実施の形態では、シート3、4は受けフレーム12に張
設され、その張設方法は、図3に示すようにシート3、
4の外周縁部が受けフレーム12と押さえフレーム13
との間に挟まれ、押さえフレーム13の嵌入部131が
シート3、4とともに受けフレームの結合溝14に嵌入
されることによる。但し、張設方法はこれに限られるも
のではなく、押さえフレーム13を省いて超音波溶着に
より受けフレーム12に直接溶着する方法の他、受けフ
レーム12の結合溝14にシート3、4を張った上から
押さえフレーム13の代わりにテグス等の可撓性を有す
る線材をシート3、4とともに結合溝14に強制嵌入し
ても良い。超音波溶着による場合は、受けフレーム12
に結合溝14を設ける必要は無く、線材を用いる場合
は、受けフレーム12の結合溝14の内側121と外側
122とは同じ高さで良い。
【0018】外フレーム11は、その内側に受けフレー
ム12が嵌入されるものであって、その外側にヒンジ5
と把手6とストッパー16が形成されている。その把手
6が設けられた辺の内側には凹み部113が形成され、
受けフレーム12の係合孔15のためにはみ出した部分
が嵌入されるように図られている。また、外フレーム1
1の下端縁内周の四隅には受け片111が形成され、外
フレーム11の内壁上部には、突片112が数カ所設け
られている。受け片111は、外フレーム11に嵌入さ
れた受けフレーム12を下方から支持して受けフレーム
12が落脱するのを防止するためのものであり、突片1
12は、受けフレーム12の上方を係止して受けフレー
ム12を外フレーム内部に固定するものである。
【0019】ヒンジ5は、把手付フレーム1と蓋フレー
ム2とを連結するものであって、外フレーム11の一辺
の外側に突設され、その先端には係合部51が垂設され
ている。この係合部51を、蓋フレーム2の受けフレー
ム12の係合孔15と係合させることにより、外フレー
ム11と蓋フレーム2の受けフレーム12とが連結され
る。また、ヒンジ5の中央部には、長手方向にわたって
折曲部52が設けられ、ここが折り曲げられることによ
って把手付フレーム1と蓋フレーム2とを重合すること
ができる。
【0020】把手6は、外フレーム11の、蓋フレーム
2が連結される辺を除いた任意の一辺の適当な位置に、
設けられたものである。但し、この把手6を設けるのは
任意であり、設けなくても良く、あるいは把手付フレー
ム1と蓋フレーム2の双方に設けて把手付フレーム1と
蓋フレーム2とを重合した際に把手同士も重合するよう
にしても良い。また、把手6には、図9に示すようにク
リップ61を設けても良い。このクリップ61は、板状
の挟み片が把手6に設けられたもので、図10に示すよ
うに、この挟み片を衣服やベルト等に挟み込んで本発明
に係る生物観察用具を携帯することができるようにする
ものである。
【0021】外フレーム11のヒンジ5が設けられた辺
の対辺には、ストッパー16が設けられている。ストッ
パー16は、把手付フレーム1と蓋フレーム2とを重合
したときにこれらを係止するためのものである。
【0022】次に上記構成の生物観察用具の使用方法に
ついて、説明する。把手付フレーム1と蓋フレーム2と
を開き、シート3上に観察したい昆虫等を載置し、把手
付フレーム1と蓋フレーム2とを素早く閉じる。こうす
ると、昆虫等の形に沿ってシート3、4は伸張し、昆虫
等の周囲が互いに密着した状態となっている。昆虫等
は、伸縮性に富んだシート3、4間に挟持されるため、
静止したままあるいは多少自由に足等が動かせる程度に
保持される。したがって児童は、透明なシート3、4を
通して昆虫等を両側から自由に観察することができる。
【0023】次に、本発明に於ける他の実施の形態につ
いて説明する。本実施の形態は、把手付フレーム1又は
蓋フレーム2のうちいずれか一方のフレームにネットを
張設するものであるが、ここでは把手付フレーム1に張
設した場合について説明する。
【0024】ネットは、小魚等の水中に棲息する小型の
生物やプランクトン等の微生物を掬うことができる程度
の網目に形成されたものである。
【0025】把手付フレーム1に、シート3に換えてネ
ットを張設する。ネットを張設する方法は、シート3の
場合と同様でよい。蓋フレーム2には前記と同様にシー
ト4が張設されている。なお、外フレーム11の高さは
やや高くされ、ネットの周囲に囲い壁ができるように構
成されているので、小魚等を掬い取ったときにそれが逃
げるのを防止することができる。
【0026】把手付フレーム1と蓋フレーム2とは、前
記と同様にヒンジ5で連結するが、連結しないで分離さ
せて使用しても良い。
【0027】なお、本実施の形態の場合、把手付フレー
ム1の受けフレーム12に張設したシート3を脱着した
後受けフレーム12にネットを張り替えても良いが、別
途受けフレーム12と同様の別のフレームにネットを張
設したものを用意しておき、これを受けフレーム12と
交換して使用しても良い。
【0028】上記構成の生物観察用具を使用する場合
は、まずネットで水中の小魚等を掬い、その上から蓋フ
レーム2を素早く閉じる。こうすると小魚等は、ネット
とシート4との間に挟持されるので、児童は透明なシー
ト4を通して小魚等を観察することができる。
【0029】次に、本発明に於ける他の実施の形態につ
いて説明する。本実施の形態は、把手付フレーム1又は
蓋フレーム2のうちいずれか一方のフレームに透明板が
取り付けられたものである。
【0030】透明板は、ガラス又はプラスチック等で形
成された薄板状のもので、把手付フレーム1又は蓋フレ
ーム2のうちいずれか一方のフレームに直接取り付けて
もよいが、フレームと一体成型してもよい。
【0031】また、透明板は、メッシュ状に成型しても
よい。メッシュ状に成型すると、小魚等の水中に棲息す
る生物やプランクトン等の微生物を掬い取って観察する
ことができる。
【0032】なお、透明板には、観察物の保持に影響を
及ぼさない範囲で四隅等の数カ所に通孔を穿孔して水分
または空気抜きとなるようにしてもよい。
【0033】図11は、さらに他の実施の形態を示す。
ここでは、一対のフレームを、一対の受けフレーム1
2、12及び押さえフレーム13、13で構成し、前記
の外フレーム11を省いている。すなわち、一対の受け
フレーム12、12の係合孔15、15同士を突き合わ
せ、これら係合孔15、15間に適当なヒンジ部品53
を装着することにより、受けフレーム12、12同士を
開閉可能としている。また、図12は、さらに他の実施
の形態を示し、図11で示したものと同様、外フレーム
11を省くとともに、一対の受けフレーム12、12を
相互に一側縁同士が連なるように一体成型し、その連接
部分を介して両者12、12を開閉可能としている。
【0034】図13は、さらに他の実施の形態を示して
いる。本実施の形態は、図11に示したような受けフレ
ーム12、12同士を開閉可能にしたものに於いて、一
方のフレーム12aが他方のフレーム12bより一回り
小さくなるように形成され、一方のフレーム12aが他
方のフレーム12bに嵌合されるように図られたもので
ある。この実施の形態では、シート3はフレーム12a
の上面に張設され、シート4、ネット又は透明板は、フ
レーム12bの下面に設けられる。つまり、フレーム1
2aが反転された場合にシート3が下面側に位置するの
でフレーム12aとフレーム12bとが嵌合されたとき
にシート3とシート4やネット等とが相互に密着され
る。かかる生物観察用具を使用する場合は、フレーム1
2bに設けられたシート4、ネット又は透明板上に観察
対象物Aを載置し、フレーム12aを反転させてシート
3を観察対象物Aに密着させる。したがって、透明なシ
ート3又はシート4、ネット又は透明板を通して観察対
象物Aを観察することができる。
【0035】また、図14に示すようにフレーム12a
とフレーム12bとは、上記のようにヒンジで結合させ
なくてもよく、全く別個のものとしてフレーム12bに
フレーム12aを上から嵌め入れるようにしてもよい。
この実施の形態では、シート3はフレーム12aの下面
に張設され、シート4、ネット又は透明板はフレーム1
2bの下面に設けられている。シート4、ネット又は透
明板上に観察対象物Aを載置した後、フレーム12aを
上からフレーム12bに嵌合させるとシート3が観察対
象物Aに密着するので、上記と同様に観察することがで
きる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る生物
観察用具は、重合可能な一対のフレームと、透明で伸縮
性に富むシートとを備え、前記各フレームの互いに接す
る側の面に、前記シートが張設され、前記フレームが重
合された際、前記シートが相互に密着される構成である
から、昆虫等を伸縮性に富む透明なシート間に挟持する
ことができる。したがって、昆虫等を手で持つ必要が無
いので昆虫等を触るのが苦手な児童であっても容易に観
察することが出来、手に力を入れ過ぎて昆虫等を押し潰
したり逆に手に力を入れないために昆虫等を逃がしてし
まう危険が無い。また、昆虫等を持った手が邪魔になっ
て全体の観察の妨げになることも無い。伸縮性に富む透
明なシートで両面から昆虫等を挟持し昆虫等の形状に沿
ってシートが伸張するため、静止したままあるいは多少
足等を動かした状態の昆虫等の体全体の様子を自然な形
で全方向から観察することができる。フレームが重合さ
れた際、シート同士が密着されるので、シート上に水を
適量垂らしてフレームを閉じると、水が適度に広がり、
微生物などの観察も容易になる。
【0037】また、前記一対のフレームのうちいずれか
一方のフレームにネットが張設された構成をとった場合
は、小魚等の水中に棲息する小型の生物やプランクトン
等の微生物をネットで掬い取りその上からシートを被
せ、小魚等をネットとシート間に挟持することができ
る。したがって、小魚等の動きを緩慢にすることがで
き、透明なシートを通して詳細に観察することができ
る。
【0038】萎れてしまったものや水草、藻の如く支持
なしに自立できないような植物であっても上記のシート
間またはシートとネットとの間に挟持すれば、自然な形
で詳細に観察することができる。
【0039】また、前記一対のフレームのうちいずれか
一方のフレームに透明板が取り付けられた構成をとった
ときは、両フレームにシートを設けた場合と比較すると
機能的視覚的には多少劣る点があるが、製造コスト面か
らは、優位となる。
【0040】したがって本発明に係る生物観察用具は、
昆虫や小魚等の小型の生物やプランクトン等の微生物若
しくは植物を自然な形に保持して簡便かつ詳細に観察す
ることができ、それら小さな命を足、触角、口、エラな
ど各部位の動きから実感できるともに子供達が身の回り
の生き物に対し、より一層興味を抱き、受け身でなく、
自ら進んで観察しようとする動機と姿勢を持たせる用具
となるものである。さらに、これらの昆虫や小魚等を観
察することによって、精巧な釣りの疑似餌を作ることに
も使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に於いてフレームを開いた
状態を示す平面図である。
【図2】図1のX−X’断面図である。
【図3】図2に於けるシート張設部分の部分拡大図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態に於ける受けフレームの構
造を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に於ける受けフレームの構
造を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に於ける押さえフレームの
構造を示す底面図である。
【図7】本発明の実施の形態に於ける押さえフレームの
構造を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態に於ける外フレームの構造
を示す平面図である。
【図9】図8に於ける把手部分の部分拡大図である。
【図10】図8に於ける把手部分の使用状態を示す図で
ある。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図12】本発明の他の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図13】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【図14】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 把手付フレーム 2 蓋フレーム 11 外フレーム 111 受け片 112 突片 113 凹み部 12 受けフレーム 121 受けフレーム内側 122 受けフレーム外側 13 押さえフレーム 131 嵌入部 132 鍔部 14 結合溝 15 係合孔 16 ストッパー 3、4 シート 5 ヒンジ 51 係合部 52 折曲部 53 ヒンジ部品 6 把手 61 クリップ 12a フレーム 12b フレーム A 観察対象物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昆虫や小魚等の小型の生物若しくは植物の
    観察に用いる用具であって、 重合可能な一対のフレームと、 透明で伸縮性に富むシートとを備え、 前記各フレームの互いに接する側の面に、前記シートが
    張設され、前記フレームが重合された際、前記シートが
    相互に密着されることを特徴とする生物観察用具。
  2. 【請求項2】前記一対のフレームのうちいずれか一方の
    フレームにネットが張設された請求項1記載の生物観察
    用具。
  3. 【請求項3】前記一対のフレームのうちいずれか一方の
    フレームに透明板が取り付けられた請求項1記載の生物
    観察用具。
JP30568298A 1998-10-27 1998-10-27 生物観察用具 Expired - Lifetime JP3366867B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006509A (ja) * 2012-05-28 2014-01-16 Murazumi Kogyo Kk プレパラート収納マッペ

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