JP2000131604A - 階段型回折格子構造を有する平板レンズを採用してcd―rwに互換するdvd用光記録/ピックアップヘッド - Google Patents

階段型回折格子構造を有する平板レンズを採用してcd―rwに互換するdvd用光記録/ピックアップヘッド

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JP2000131604A
JP2000131604A JP11303174A JP30317499A JP2000131604A JP 2000131604 A JP2000131604 A JP 2000131604A JP 11303174 A JP11303174 A JP 11303174A JP 30317499 A JP30317499 A JP 30317499A JP 2000131604 A JP2000131604 A JP 2000131604A
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lens
optical
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pickup head
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Jang-Hoon Yoo
長勲 劉
Chul-Woo Lee
哲雨 李
Kun-Ho Cho
虔皓 趙
Pyong-Yong Seong
平庸 成
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Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD及びCD−RWに情報を記録及び再生
するための光記録/ピックアップヘッドを提供する。 【解決手段】 階段型回折格子構造を有する平板レンズ
を使用する光記録/ピックアップヘッドはDVD及びC
D−RWに互換される。光記録/ピックアップヘッド
は、相対的に短波長の第1光を出射する第1光源と、相
対的に長波長の第2光を出射する第2光源、光検出器、
第1光源及び第2光源から出射された光を光ディスクの
情報記録面に集束する対物レンズ、第1光源及び第2光
源から出射された光を対物レンズに進ませ、光ディスク
の情報記録面から反射された第1光及び第2光を光検出
器に進ませる光経路変更手段及び光経路変更手段から対
物レンズに進む第1光及び第2光のうち一つに対しては
実質的に全透過させ、他の一つに対しては入射光の殆ん
どを対物レンズの光軸側に回折させる平板レンズを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相異なる波長の光
により情報の記録及び再生がなされる少なくとも二種の
光ディスクのための光記録/ピックアップヘッドに係
り、より詳しくはDVD及びCD-RWに情報を記録及び再生す
るための光記録/ピックアップヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】大容量の情報を保存するための記録媒体
として光ディスクが用いられている。これら光ディスク
のうち幅広く用いられるディスクとしてはCD(Compact D
isk)及びDVD(Digital Versatile Disk)などがある。こ
のうち、CDの最近の形態はCD-R(Recordable Compact Di
sk)及びCD-RW(Read-Writable Compact Disk)である。公
知の通り、DVDは660nmのレーザー光により、CD-RWは
790nmのレーザー光により情報の記録及び再生がなさ
れる。したがって、DVD及びCD-RWに互換する光記録/ピ
ックアップヘッドは相異なる波長のレーザー光を出射す
る二本の光源を備え、これら二本の光の全てのための光
学系を備える。
【0003】図1及び図2を参照して従来のDVD及びCD-
Rに互換する光記録/ピックアップヘッドについて説明す
れば次の通りである。
【0004】図1はDVD及びCD-Rに互換する従来の光記
録/ピックアップヘッドの構成を示した図面である。こ
の光記録/ピックアップヘッドはDVD8に対して情報の記
録及び再生を行うための660nm波長の第1光を出射す
る光源1、CD-R9に対して情報の記録及び再生を行うた
めの790nm波長の第2光を出射する光源11及び光源
1、11から出射された第1及び第2光をDVD8の情報
記録面及びCD-R9の情報記録面に各々集束する対物レン
ズ7を備える。視準レンズ2は光源1から出射された第
1光を平行光に視準して光分割器3に伝達する。光分割
器3は視準レンズ2から入射される第1光を干渉フィル
ター型プリズム4に反射し、干渉フィルター型プリズム
4は光分割器3から入射される平行光である第1光を1
/4波長板5に伝達する。より詳しくは、干渉フィルタ
ー型プリズム4は波長によって入射光を全透過または全
反射する光学素子であって、660nmの波長を有する第
1光は全透過させ、集束レンズ14から入射される79
0nm波長の光は全反射させる。薄膜型可変絞り6は1/
4波長板5から入射される第1光を対物レンズ7に伝達
する。対物レンズ7は平行に入射される第1光を厚さが
0.6mmのDVD8の情報記録面に集束する。その結果、DVD
8の情報記録面に集束及び反射される第1光は集束され
た位置に記録されている情報を収録する。DVD8の情報
記録面から反射された第1光は対物レンズ7、可変絞り
6及び1/4波長板5を順次に透過した後、干渉フィル
ター型プリズム4に入射する。干渉フィルター型プリズ
ム4は1/4波長板5から入射される第1光を光分割器
3に伝達し、光分割器3は干渉フィルター型プリズム4
から入射される第1光を光検出器10に進ませる。光検
出器10は光分割器3から入射される第1光から情報を
検出する。
【0005】光源11から出射された790nm波長の第
2光は視準レンズ12及び光分割器13を通過した後、
集束レンズ14に入射する。集束レンズ14は光分割器
13から入射される第2光を干渉フィルター型プリズム
4に集束する形態に入射させる。干渉フィルター型プリ
ズム4は集束レンズ14から入射される第2光を発散光
形態に1/4波長板5に伝達する。1/4波長板5は干渉
フィルター型プリズム4から入射される第2光を可変絞
り6に伝達する。可変絞り6は1/4波長板5から入射
される第2光の一部だけを透過させ、透過した第2光を
発散光形態に対物レンズ7に伝達する。第2光を発散さ
れるように対物レンズ7に入射させることは、第2光を
球面収差の発生なしでCD-R9の情報記録面に集束するた
めのことである。
【0006】図2は図1の薄膜型可変絞り6を説明する
ための図面である。薄膜型可変絞り6は開口数(NA:Nume
rical Aperture)0.6以下領域に入射する光を選択的に透
過できる構造を持つ。領域1は開口数0.45以下領域に、
790nm及び660nm波長の射光を全透過する。領域2
は誘電体薄膜がコーティングされた領域であり、開口数
0.45から開口数0.6までの領域に、660nm波長の光は
全透過し、790nm波長の光は全反射する。領域1は誘
電体薄膜がコーティングされた領域2により発生される
光学収差を除去するために石英(SiO2)薄膜で構成され
る。このような透過特性を有する可変絞り6は、660
nm波長の第1光に対しては領域の区分なしで全透過さ
せ、790nm波長の第2光に対しては開口数0.45以下の
領域に入射する第2光を全透過させ対物レンズ7に伝達
し、開口数0.45以上の領域2に入射する第2光は全反射
する。従って、対物レンズ7に入射する光に対する開口
数が波長によって制限される。
【0007】対物レンズ7は薄膜型可変絞り6から入射
する第2光を厚さが1.2mmのCD-R9の情報記録面に集束
させ光スポットを形成する。CD-R9の情報記録面から反
射された第2光は対物レンズ7、可変絞り6及び1/4
波長板5を順次に通過した後、干渉フィルター型プリズ
ム4に入射する。干渉フィルター型プリズム4は1/4
波長板5から入射される第2光を集束レンズ14に反射
し、集束レンズ14は第2光を光分割器13に入射させ
る。光分割器13は集束レンズ14から入射される第2
光を光検出器15に進ませる。光検出器15は光分割器
13からの第2光を受信し、受信された第2光から情報
を検出する。従って、図1の光記録/ピックアップヘッ
ドはDVD8及びCD-R9の両方について記録及び再生が可
能である。
【0008】しかし、図1の光記録/ピックアップヘッ
ドは、対物レンズ7に入射する光に対する開口数を入射
光の波長によって選択的に制限するために別の可変絞り
6を備えるべきである。この可変絞り6の領域1には石
英薄膜がコーティングされ、領域2にはμm単位の厚さ
を有する誘電体薄膜が多層で構成されるべきなので、製
造工程が複雑で生産コストアップを招くだけでなく、開
口数0.45以上に入射するCD-R用第2光を全反射するた
め、記録のために約0.5以上の大きな開口数及び高い光
効率を求めるCD-RW用光記録/ピックアップヘッドの光学
系に適用するには不向きである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述した問題点を解決
するための本発明の目的は、入射光の波長によって全透
過したり対物レンズの光軸側に回折させる平板レンズを
備えるDVD及びCD-RW用光記録/ピックアップヘッドを提
供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ための、異なる波長の光により情報の記録及び再生がな
される複数枚の光ディスクのための光記録/ピックアッ
プヘッドは相対的に短波長を有する第1光を出射する第
1光源と、相対的に長波長を有する第2光を出射する第
2光源と、光検出手段と、第1光源及び第2光源につい
て出射された光を前記光ディスクの情報記録面に集束す
る対物レンズと、第1光源及び第2光源から出射された
光を対物レンズに進ませ、複数枚の光ディスクの情報記
録面から反射された第1光及び第2光を各々光検出手段
に進ませる光経路変更手段と、光経路変更手段から対物
レンズに進む第1光を実質的に全透過させ、光経路変更
手段から対物レンズに進む第2光を対物レンズの光軸側
に回折させる平板レンズとを含む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の実施形態を詳細に説明する。図3は本発明の第1
実施形態にともなうDVD及びCD-RWに互換する光記録/ピ
ックアップヘッドの構成を表す。
【0012】図3の光記録/ピックアップヘッドは66
0nm波長を有する第1光を出射する第1光源31、79
0nm波長を有する第2光を出射する第2光源41、光デ
ィスク8、90から反射された第1光及び第2光から情
報を検出する一つの光検出器39、第1光及び第2光を
対応する光ディスク8、90の情報記録面に集束する対
物レンズ36、第1及び第2光源31、41から出射さ
れた光を対物レンズ36に伝達し、光ディスク8、90
から反射された光を光検出器39に伝達するための光学
素子32、33、34、38及び階段型平板レンズ35
を備える。
【0013】第1光源31はDVD8に対して情報を記録
及び再生するために660nm波長を有する第1光を出射
する。反射平板32は第1光源31から入射する第1光
を光分割器33に伝達する。光分割器33は反射平板3
2から入射する第1光の殆んどを透過させ第1視準レン
ズ34に伝達し、反射平板32から入射する第1光の残
り一部を反射させ光量検出器37に伝達する。光量検出
器37は反射平板32から入射する第1光の光量を検出
する。視準レンズ34は光分割器33から入射する第1
光を平行光に視準して階段型平板レンズ35に伝達す
る。階段型平板レンズ35は視準レンズ34から入射す
る平行光である第1光を歪曲や回折なしで実質的に全透
過させ対物レンズ36に伝達する。対物レンズ36は階
段型平板レンズ35から入射する第1光をDVD8の情報
記録面上に約0.9μmの光スポットに形成するために既設
定された焦点距離を持ち、入射する第1光をDVD8の情
報記録面に集束する。その結果、第1光はDVD8の情報
記録面上の集束された位置に記録されている情報を収録
する。DVD8から反射された光は対物レンズ36、階段
型平板レンズ35及び視準レンズ34を順次に透過した
後、光分割器33に伝えられる。光分割器33は第1光
を受光レンズ38に伝達する。受光レンズ38は光分割
器33から入射する第1光が光検出器39で集束する形
態に受光されるよう光検出器39に伝達する。光検出器
39は受光レンズ38からの光から情報を検出する。
【0014】第2光源41はCD-RW90について情報を
記録及び再生するために790nmの波長を有する第2光
を光分割器33に出射する。光分割器33は第2光源4
1から入射する790nm波長の光を反射する光学的特性
を持つことであって、第2光源41から入射する第2光
の殆んどを視準レンズ34に伝達し、残り一部を光量検
出器37に伝達する。光量検出器37は光分割器33か
ら入射する第2光の光量を検出する。視準レンズ34は
光分割器33から入射する第2光を平行光に視準して階
段型平板レンズ35に伝達する。図4、図5、図6及び
図7を参照して、階段型平板レンズ35について詳細に
説明する。
【0015】図4は階段型平板レンズ35の構造を示し
た図面である。同図によれば、階段型平板レンズ35は
第1乃至第3領域351〜353を具備する。第1領域
351は開口数0.3以下の領域で、第2領域352は開
口数 0.3乃至0.5の領域であり、第3領域353は開口
数0.6以下の領域である。第2領域352は半径方向に
階段型の構造を有する回折格子を備える。第1領域35
1は660nm及び790nmの光の両方について0次回折
効率が約100%の光学的特性を持つ。0次回折効率
は、入射する時の進行方向をそのまま維持しながら透過
された光の光量を入射時の光量に対して百分率で表した
値と定義する。第2領域352は660nmの光に対する
0次回折効率が約100%で、790nmの光に対しては
0次回折効率が約0%であり、1次回折効率が約70%以
上の光学的特性を持つ。1次回折効率は、1次回折され
た光の光量を入射時の光量に対して百分率で表した値と
定義する。
【0016】再び図3の光記録/ピックアップヘッドに
戻って説明すれば、階段型平板レンズ35は視準レンズ
34から第1領域に入射する660nm波長の第1光及び
790nm波長の第2光に対して回折させずそのまま全透
過させ対物レンズ36に伝達する。そして、視準レンズ
34から第2領域に入射する660nm波長の第1光に対
しては回折させずそのまま全透過させ、790nm波長の
第2光に対しては入射時光量の約70%を1次回折角ほ
ど回折させて対物レンズ36に伝達する。
【0017】図5は階段型平板レンズ35の第2領域に
形成される回折格子の構造を説明するための図面であっ
て、このうち上側の図面は階段型平板レンズ35の受光
面上に半径方向に回折格子が形成される位置を示す。上
側の図面において、横軸と縦軸は階段型平板レンズ35の
光学的中心から半径方向への距離を表し、単位はμmで
ある。上側の図面は図4の階段型平板レンズ35を1/
4のみ示したもので、階段型平板レンズ35の全体とし
ては環状の格子を備えることが分かる。図5の下方の図
面は階段型平板レンズ35の格子構造を受光面に対して
直交する側面で表したことで、格子の位置及び深さを全
て示す。図面で左側の縦軸は階段型平板レンズ35の光
軸を表示する。図示したように、階段型平板レンズ35
で食刻された最大深さは6.4μmである。階段型平板レン
ズ35は受光面の光学的中心から遠ざかるほど浅くな
り、幅は狭くなる階段型格子を備える。階段型平板レン
ズ35において、階段型格子は反復される。例えば、図
5の下方の図面では、半径が1000μmから1500
μmの位置に階段型格子が形成されており、1500μm
から1700μmの位置にも階段型格子が形成されてお
り、階段型格子が反復されることを示す。階段型格子は
視準レンズ34を向かい合うように設けられる。これに
伴い、第2光源の使用時発生する球面収差が除去され
る。
【0018】図6は回折格子の深さにともなう階段型平
板レンズ35の回折効率特性を示したグラフである。グ
ラフの横軸は回折格子の深さをnm単位で示したことであ
り、縦軸は回折効率を表す。グラフにおいて、点線で表
した曲線は格子深さによって変化する660nmの光に対
する0次回折効率値を表し、小さな円の連結でなされる
曲線は790nmの光に対する1次回折効率値を表す。ボ
ックスの中の文字は各々方向が考慮された回折次数及び
入射光の波長を表示する。回折次数が"-"のものは対物
レンズ36の光軸側に回折されることを示し、そうでな
いのは対物レンズ36の光軸から遠ざかる側に回折され
ることを示す。図示したように、階段型平板レンズ35
の深さが6400nm、即ち6.4μmの時、660nmの第1
光に対する階段型平板レンズ35の0次回折効率は1で
あり、790nmの第2光に対する階段型平板レンズ35
の-1次回折効率は0.75である。したがって、図3の光
ピックアップにおいて、660nm光に対しては0次回折
効率が100%に近くし、790nm波長の光に対しては
0次回折効率が発生しないようにし、かつCD-RW90を
記録及び再生するのに用いられる790nm波長の第2光の
光効率を最大限高めるためには、階段型平板レンズ35
の最大の回折格子の深さを望ましくは約6.4μmになるよ
うに構成する。
【0019】図7は階段型平板レンズ35で回折格子深
さと回折効率との関係を説明するための図面である。図
面において、右側の縦軸は階段型平板レンズ35の光軸
を示し、横軸は受光面上での半径方向を示す。図面にお
いて、Tは階段型回折格子の一周期を表す。図7の階段
型平板レンズ35では、3個の回折格子が一周期(T)を
成す。図面で、α、β、γは0より大きく1より小さい
係数であり、これら間にはα<β<γの関係が成立つ。ま
た、nは階段型平板レンズ35の屈折率であり、n0は空
気中の屈折率であって通常1の値を持つ。階段型平板レ
ンズ35の半径方向に任意の位置をχとする時、階段型
平板レンズ35は次の式(1)を満たす透過効率係数(T
m)を持つ。
【0020】
【数9】
【0021】ここで、Tは一周期に対応する階段型回折
格子構造の幅、mは回折次数、πは円周率、iは虚数単
位、そしてT(χ)はχでの透過効率係数である。光効率
は透過効率係数の複素数自乗により決定される。
【0022】より詳細に説明すれば、区間αT<χ<βTに
位置する階段型平板レンズ35の1番目回折格子は、次
の式(2)を満たす透過効率係数T(χ)を持ち、
【0023】
【数10】
【0024】ここで、nは平板レンズの屈折率、n0は空
気中の屈折率、dは回折格子の最大深さ、3は回折格子
構造の一周期内に設けられた回折格子の個数、そしてλ
は入射光の波長である。光効率は透過効率係数の複素数
自乗により決定される。
【0025】区間βT<χ<γTに位置する階段型平板レン
ズ35の2番目回折格子は、次の式(3)を満たす透過
効率係数T(χ)を持ち、
【0026】
【数11】
【0027】区間γT<χ<Tに位置する階段型平板レンズ
35の3番目回折格子は、次の式(4)を満たす透過効
率係数T(χ)を持つ。
【0028】
【数12】
【0029】そして、区間0<χ<αTに位置する0番目回
折格子の透過効率係数T(χ)=1.0である。
【0030】一方、階段型平板レンズ35は回折格子構
造の一周期内に次の式(5)を満たす個数の回折格子を
備える。
【0031】
【数13】
【0032】ここで、Nは整数で表され、一つの階段型
回折格子構造が有する回折格子の個数、λ1は第1光の
波長、そしてλ2は第2光の波長を表す。
【0033】また、階段型平板レンズ35から回折格子
間の段差は全て同一であり、これら段差は790nmの波
長を有する第2光に対して次の式(6)を満たす位相差
を発生することによって、開口数0.3以下の領域に入射
する第2光と開口数0.3乃至0.5に入射する第2光との位
相差を一致させる。これに伴い球面収差が除去される。
【0034】
【数14】
【0035】ここで、δiは平板レンズ35の光学的中
心からi番目段差が作る光学的位相差、πは円周率であ
り、diはi番目の段差の深さである。
【0036】このような階段型平板レンズ35を採用し
た図3の光記録/ピックアップヘッドに戻って説明すれ
ば、階段型平板レンズ35は開口数0.3以下の領域に入
射する第2光を全透過させ対物レンズ36に伝達し、開
口数0.3ないし0.5の領域に射する第2光の殆んどを対物
レンズ36の光軸に-1次回折させ対物レンズ36に伝
達する。対物レンズ36によりCD-RW90の情報記録面
に集束及び反射された第2光は対物レンズ36、階段型
平板レンズ35、視準レンズ34及び光分割器33を順
次に透過して反射平板32に入射される。反射平板32
は光分割器33から入射する第2光を受光レンズ38に
伝達する。受光レンズ38は反射平板32からの第2光
を光検出器39に伝達し、光検出器39は反射平板32
から入射する第2光から情報を検出する。
【0037】図8は階段型平板レンズと対物レンズの位
置関係を示し、図9は階段型平板レンズと一体化した対
物レンズを示す。図示したように、階段型平板レンズ
は、その回折格子構造を対物レンズの一方の受光面上に
形成させることによって対物レンズと一体化させること
ができる。
【0038】図10は、本発明の第2実施形態にともな
うDVD8及びCD-RW90に記録及び再生が可能な光記録/
ピックアップヘッドの概略的な構成を示した図面であ
る。図示したように、第1光源31は660nm波長の第
1光を第1光分割器330に出射する。第1光分割器3
30は第1光源31から入射される第1光の殆んどを第
1視準レンズ340に透過させ、残り一部を光量検出器
37に伝達する。光量検出器37は第1光分割器330
から入射される第1光の光量を検出する。第1視準レン
ズ340は第1光分割器330から入射される光を平行
光に視準して第2光分割器331に伝達する。第2光分
割器331は波長によって入射光を透過または反射する
光学的特性を有する光学素子であって、660nm波長の
光に対しては全透過させ、790nm波長の光に対しては
全反射する光学的特性を持つ。このような第2光分割器
331は第1光分割器330から入射される光を反射鏡
329に伝達する。一方、第2光源及び光検出器410
は790nm波長の第2光を第2ホログラム型光検出レン
ズ381に出射する。第2ホログラム型光検出レンズ3
81は第2光源410から入射される第2光を第2視準
レンズ341に伝達する。第2視準レンズ341は第2
ホログラム型レンズ381から入射される第2光を平行
光に視準して第2光分割器331に伝達する。第光分割
器331は第2視準レンズ341から入射される第2光
を反射させ反射鏡320に伝達する。反射鏡320は第
2光分割器331から入射される第1光及び第2光を1
/4波長板51に反射する。1/4波長板51は入射光の
偏光方向を変換させる。反射鏡320から1/4波長板
51に入射される第1光及び第2光は平板レンズ35を
通過した後、対物レンズ36により光ディスクら8及び9
0のそれぞれの情報記録面に集束される。光ディスク8
及び90から反射された第1光及び第2光は対物レンズ
36、平板レンズ35、1/4波長板51及び反射鏡3
20を経て第2光分割器331に入射される。第2光分
割器331は反射鏡320から入射される第1光を第1
視準レンズ340側に透過し、反射鏡320から入射さ
れる第2光を第2視準レンズ341側に反射する。第1
視準レンズ340から第1光分割器330に入射される
第1光は第1ホログラム型光検出レンズ380及び第1
光検出器390に伝えられ、第1光検出器390は入射
される光ら情報を検出する。一方、反射鏡320から第
2光分割器331に入射される第2光は第2視準レンズ
341及び第2ホログラム型光検出レンズ381を透過
して第2光検出器410に入射され、第2光検出器41
0は入射される第2光から情報を検出する。図10の光
ピックアップで、反射鏡320、1/4波長板51、平
板レンズ35及び対物レンズ36で構成される光学ユニ
ットは移動自在であり、これら光学素子を除いた残り光
学素子で構成される光学ユニットは固定される。
【0039】以上で平坦レンズの回折格子又は回折溝
(groove)は階段型構造として説明したが、歯車構造よ
りなるものも可能である。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る光記録
/ピックアップヘッドはDVD8及びCD-RW90に互換す
る。特に、CD-RW90上に情報を記録及び再生する場
合、図1の可変絞りのように開口数0.3乃至0.5に入射す
る790nmの光を全反射せずその光量の殆んどを対物レ
ンズ36の中心側に-1次回折させることによって相対
的に高い光効率を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 DVD及びCD-Rに記録及び再生が可能な従来の
光記録/ピックアップヘッドの構成を示した図である。
【図2】 薄膜型可変絞りの構成を示した図である。
【図3】 本発明の第1実施形態にともなうDVD及びCD-
RWに記録及び再生が可能な光記録/ピックアップヘッド
の概略的な構成を示した図である。
【図4】 階段型平板レンズの構成を示した図である。
【図5】 階段型平板レンズの回折格子構造を示した図
である。
【図6】 回折格子の深さにともなう階段型平板レンズ
の回折効率特性を示した図である。
【図7】 階段型平板レンズにおいて回折格子深さと回
折効率との関係を説明するための図である。
【図8】 階段型平板レンズと対物レンズの位置関係を
示した図である。
【図9】 階段型平板レンズと一体化した対物レンズを
示した図である。
【図10】 本発明の第2実施形態にともなうDVD及びC
D-RWに記録及び再生が可能な光記録/ピックアップヘッ
ドの概略的な構成を示した図である。 31 第1光源 33,330 光分割器 35 平板レンズ 36 対物レンズ 39 光検出器 41,410 第2光源 351 第1領域 352 第2領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 趙 虔皓 大韓民国京畿道水原市八達區梅灘洞(番地 なし)宇星アパート1棟506戸 (72)発明者 成 平庸 大韓民国ソウル特別市松坡區可樂洞(番地 なし)雙龍アパート205棟1101戸

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる波長の光により情報の記録及び再
    生がなされる複数枚の光ディスクのための光記録/ピッ
    クアップヘッドにおいて、 相対的に短波長を有する第1光を出射する第1光源と、 相対的に長波長を有する第2光を出射する第2光源と、 光検出手段と、 前記第1光源及び第2光源から出射された光を前記光デ
    ィスクの情報記録面に集束する対物レンズと、 第1光源及び第2光源から出射された光を対物レンズに
    進ませ、前記複数枚の光ディスクの情報記録面から反射
    された第1光及び第2光をそれぞれ前記光検出手段に進
    ませる光経路変更手段と、 前記光経路変更手段から対物レンズに進む第1光を実質
    的に全透過させ、前記光経路変更手段から対物レンズに
    進む第2光を対物レンズの光軸側に回折させる平板レン
    ズとを含む光記録/ピックアップヘッド。
  2. 【請求項2】 前記平板レンズは前記光経路変更手段か
    ら入射される光を受光する受光面上に相異なる光学的特
    性を有する第1領域及び第2領域を備え、 前記第1領域は受光面の光学的中心を含み、前記第2領
    域は第1領域の外側に位置することを特徴とする請求項
    1に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  3. 【請求項3】 前記第1領域は前記光経路変更手段から
    入射される第1光及び第2光を実質的に全透過させ、前
    記第2領域は前記光経路変更手段から入射される第1光
    を全透過させ、前記光経路変更手段から入射される第2
    光の殆んどを前記対物レンズの光軸側に回折させる請求
    項2に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  4. 【請求項4】 前記第2領域は前記平板レンズの光学軸
    を中心として有する環状である請求項3に記載の光記録
    /ピックアップヘッド。
  5. 【請求項5】 前記第2領域は回折格子を備える請求項
    4に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  6. 【請求項6】 前記回折格子は前記光経路変更手段を向
    かい合うように形成された請求項5に記載の光記録/ピ
    ックアップヘッド。
  7. 【請求項7】 前記回折格子は前記平板レンズの光学的
    中心から遠ざかるほど浅く食刻された請求項6に記載の
    光記録/ピックアップヘッド。
  8. 【請求項8】 前記回折格子は周期的に反復する階段型
    構造よりなる請求項7に記載の光記録/ピックアップヘ
    ッド。
  9. 【請求項9】 前記回折格子はお互い同じ段差を有する
    請求項8に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  10. 【請求項10】 前記回折格子は一周期の階段型構造で
    次の式を満たす個数より構成され、 【数1】 ここで、Nは整数で表される回折格子の階段個数、λ1は
    前記第1光の波長、そして、λ2は前記第2光の波長で
    ある請求項9に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  11. 【請求項11】 前記回折格子は前記光経路変更手段か
    ら入射される第2光について次の式を満たす透過効率係
    数を持ち、 【数2】 ここで、Tmはm番目の回折次数の透過効率係数、Tは一
    周期に対応する階段型構造の幅、mは回折次数、πは円
    周率、iは単位虚数、χは平板レンズの光学的中心から
    離れた距離、そしてTj(χ)はχでの透過効率係数である
    請求項10に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  12. 【請求項12】 前記一周期の階段型構造において、前
    記平板レンズの光学的中心からj番目に位置する回折格
    子の各々は次の式を満たす透過効率係数Tj(χ)を持ち、 【数3】 ここで、λは入射光の波長であり、dは階段型構造の一
    周期で最も深く食刻された回折格子の深さ、nは平板レ
    ンズの屈折率、n0は空気中の屈折率、Nは1周期の回折
    格子の階段個数である請求項11に記載の光記録/ピッ
    クアップヘッド。
  13. 【請求項13】 前記回折格子は次の式を満たす位相差
    を発生し、 【数4】 ここで、δjは平板レンズの光学的中心からj番目の回折
    格子の段差が発生する光学的位相差、πは円周率、nは
    平板レンズの屈折率、n0は空気中の屈折率、そしてdjは
    j番目の回折格子の段差である請求項12に記載の光記
    録/ピックアップヘッド。
  14. 【請求項14】 前記第1領域は開口数0.3以下の領域
    であり、前記第2領域は開口数0.3から0.5までの領域で
    ある請求項3に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  15. 【請求項15】 前記第2領域は二回反復される階段型
    構造を備え、前記階段型構造のうち一つは平板レンズの
    光学的中心から半径方向に約1000μmから約150
    0μmまでの領域にかけて形成され、他の一つは約15
    00μmから約1700μmまでの領域にかけて形成され
    る請求項14に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  16. 【請求項16】 前記第2領域は光経路変更手段から入
    射する第2光の光量中約70%以上を対物レンズの光軸
    側に回折させる請求項3に記載の光記録/ピックアップ
    ヘッド。
  17. 【請求項17】 前記平板レンズは対物レンズと一体化
    したことである請求項1に記載の光記録/ピックアップ
    ヘッド。
  18. 【請求項18】 前記第1光ディスク及び第2光デスク
    は各々DVD及びCD-RWであり、 前記第1光ディスクの記録及び再生時には第1光が使わ
    れ、第2光ディスクの記録及び再生時には第2光が用い
    られる請求項1に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  19. 【請求項19】 前記光経路変更手段は前記第1光源及
    び第2光源から入射される第1光及び第2光を視準して
    前記平板レンズ側に伝達する視準レンズを備える請求項
    1に記載の光記録/ピックアップヘッド。
  20. 【請求項20】 前記光経路変更手段は前記第1光源か
    ら出射された第1光を前記視準レンズ側に伝達し、前記
    光ディスクの情報記録面から反射された後、前記視準レ
    ンズ側から戻ってくる第1光及び第2光を光検出器に伝
    達する反射平板と、 前記第2光源から出射された第2光を前記視準レンズに
    伝達し、前記光ディスクから反射された後、視準レンズ
    を通じて戻って来る第1光及び第2光を前記反射平板に
    伝達する光分割器をさらに含む請求項19に記載の光記
    録/ピックアップヘッド。
  21. 【請求項21】 相異なる波長の光を受光するレンズに
    おいて、 受光面上に相異なる光学的特性を有する第1領域、第2
    領域及び第3領域を備え、 前記第1領域は受光面の光学的中心を含み、前記第2領
    域は第1領域の外側に位置し、前記第3領域は第2領域の
    外側に位置し、 前記第1領域及び第3領域は相異なる波長を有する第1
    光及び第2光を実質的に全透過させ、前記第2領域は第
    1光を全透過させ、第2光の殆んどを前記対物レンズの
    光軸側に回折させるレンズ。
  22. 【請求項22】 前記第2領域は環状で形成された請求
    項21に記載のレンズ。
  23. 【請求項23】 前記第2領域は回折溝を備える請求項
    22に記載のレンズ。
  24. 【請求項24】 前記回折溝は前記第1光及び第2光を
    受光する面上に形成された請求項23に記載のレンズ。
  25. 【請求項25】 前記回折溝は前記レンズの光学的中心
    から遠ざかるほど浅く食刻された請求項24に記載のレ
    ンズ。
  26. 【請求項26】 前記回折格子は周期的に反復される階
    段型構造又は歯車(saw-tooth)構造よりなる請求項23
    に記載のレンズ。
  27. 【請求項27】 前記回折溝は歯車構造が2回反復され
    る請求項26に記載のレンズ。
  28. 【請求項28】 前記回折溝は一つの階段型構造におい
    て次の式を満たす個数で構成され、 【数5】 ここで、Nは整数で表される回折溝の個数、λ1は前記第
    1光の波長、そして、λ2は前記第2光の波長である請
    求項26に記載のレンズ。
  29. 【請求項29】 前記回折溝は入射される第2光につい
    て次の式を満たす透過効率係数を持ち、 【数6】 ここで、Tmは m番目の回折次数の透過効率係数、Tは一
    周期に対応する階段型構造の幅、mは回折次数、πは円
    周率、iは単位虚数、χはレンズの光学的中心から離れ
    た距離、そしてTjχはχでの透過効率係数である請求項
    28に記載のレンズ。
  30. 【請求項30】 前記一周期の階段型構造で前記平板レ
    ンズの光学的中心からj番目に位置する回折溝の各々は
    次の式を満たす透過効率係数を持ち、 【数7】 ここで、λは入射光の波長であり、dは階段型構造の一
    周期で最も深く食刻された回折溝の深さ、nは平板レン
    ズの屈折率、n0は空気中の屈折率、Nは階段個数である
    請求項29に記載のレンズ。
  31. 【請求項31】 前記回折溝は次の式を満たす位相差を
    発生し、 【数8】 ここで、δjは平板レンズ35の光学的中心からj番目回
    折溝の段差が発生する光学的位相差、πは円周率、nは
    平板レンズの屈折率、n0は空気中の屈折率、そしてdjは
    j番目の回折格子の段差である請求項30に記載のレン
    ズ。
  32. 【請求項32】 前記第1領域は開口数0.3以下の領域
    であり、前記第2領域は開口数0.3から0.5までの領域で
    ある請求項30に記載のレンズ。
  33. 【請求項33】 前記第2領域は二回反復される階段型
    構造を持ち、 前記階段型構造のうち一つは光学的中心から半径方向に
    約1000μmから約1500μmまでの領域にかけて形
    成され、他の一つは約1500μmから約1700μmま
    で領域にかけて形成される請求項32に記載のレンズ。
  34. 【請求項34】 前記第2領域は自分に入射する第2光
    の光量中約70%以上を光軸を基準にして集束する方向
    に回折させる請求項21に記載のレンズ。
  35. 【請求項35】 異なる波長の光により情報の記録及び
    再生がなされる複数枚の光ディスクのための光記録/ピ
    ックアップヘッドにおいて、 受光面上に相異なる光学的特性を有する第1領域、第2
    領域及び第3領域を備え、前記第1領域は受光面の光学
    的中心を含み、前記第2領域は第1領域の外側に位置
    し、前記第3領域は第2領域の外側に位置し、前記第1領
    域及び第3領域は相異なる波長を有する第1光及び第2
    光を実質的に全透過させ、前記第2領域は第1光を全透
    過させ、第2光の殆んどを前記対物レンズの光軸側に回
    折させるレンズと、 第1光源及び第2光源と、 光検出手段と、 光経路変更手段とを含む光記録/ピックアップヘッド。
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