JP2000127529A - 印刷装置の印刷停止方法 - Google Patents

印刷装置の印刷停止方法

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JP2000127529A
JP2000127529A JP10301915A JP30191598A JP2000127529A JP 2000127529 A JP2000127529 A JP 2000127529A JP 10301915 A JP10301915 A JP 10301915A JP 30191598 A JP30191598 A JP 30191598A JP 2000127529 A JP2000127529 A JP 2000127529A
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JP
Japan
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recording material
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pressure contact
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Application number
JP10301915A
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English (en)
Inventor
Takashi Nagasu
剛史 長洲
Kazuo Sakaki
和雄 榊
Yoshihiko Sano
嘉彦 佐野
Kazuhiko Kawasaki
川崎  和彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷停止時の動作に起因する印刷品質不良を生
じさせない印刷装置の印刷停止方法を提供する。 【解決手段】印刷停止信号を契機に、記録材のミシン目
(B)を定着ローラ(10,11)の圧接点またはその近傍まで搬
送し、次に定着ローラを離間させ、最後に記録材のミシ
ン目(C)を転写点に対し記録材搬送方向上流側に設定さ
れた停止位置まで戻して停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続状の記録材に
トナー像を記録形成する印刷装置の印刷停止方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5に印刷装置の概略構成を示す。図に
おいて、上位装置(図示せず)からドットデータに分解
された印刷信号が送られてくると、レーザ光が感光ドラ
ム1表面を走査する。感光ドラム1表面は帯電器2によ
り一様に帯電されており、レーザ光が照射された部分の
電荷が逃げ、感光ドラム1表面に静電潜像が形成され
る。
【0003】静電潜像は現像機3により現像され、転写
器4と対向する位置に運ばれる。トラクタ6によって搬
送される記録材5(ここでは用紙とする)は、感光ドラ
ム1と転写器4との間を一定速度で走行するとともに、
リトラクタ7によって感光ドラム1表面に押し付けられ
ている。
【0004】転写器4と対向する位置に運ばれた感光ド
ラム1上のトナー像は、転写器4によって用紙5に転写
される。トナー像が転写された用紙5はバッファ8を経
て、一対の定着ローラ、即ち、加熱ローラ10と加圧ロ
ーラ11の圧接部を通り、トナー像はそこで熱と圧力に
より溶融定着される。定着ローラから送り出された用紙
5はプラー9によりスタッカ12に順次送り込まれる。
【0005】上記構成の印刷装置の印刷停止時の動作を
図6を参照しながら説明する。図6において状態「1」
は信号ありを意味している。印刷が終了すると、用紙5
を停止させるために前記上位装置から印刷停止信号が送
られる。印刷停止信号から時間TA後に加熱ローラの駆
動モータ14の減速が開始され、モータ14の減速開始
から時間TB後にトラクタの駆動モータ13の減速が開
始され、加熱ローラ10とトラクタ6は停止する。
【0006】また、印刷停止信号から時間TC後には加
圧ローラの圧接/離間機構に設けられたモータ15が駆
動され、加熱ローラ10から加圧ローラ11を離間さ
せ、両者の圧接状態が解除される。
【0007】さらに、モータ15が動作終了後、トラク
タの駆動モータ13を逆転させ、一定値N1だけトラク
タ6を動作させて、用紙5をホッパ17側へ戻し搬送す
る。
【0008】ここで、N1は、次に印刷を再開した際
に、用紙5の搬送速度が一定速度に安定した状態でトナ
ー像の転写が開始されるようにするための助走期間を得
るために設定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、使用される用紙サイズが一種類もしくは若干数であ
ったため、時間TA、TB、TCおよび戻し搬送量N1
は一定値で足りていた。しかしながら、近年においては
この種の印刷装置でも種々のサイズの用紙が用いられる
ようになり、そのため従来対応していなかった用紙を用
いた場合には、加熱ローラ10と加圧ローラ11の圧接
点にトナー像が存在する状態で停止するという事態が生
じていた。
【0010】この状態で加熱ローラ10と加圧ローラ1
1の離間動作を行うと、用紙5に転写されたトナー像が
加熱ローラ10表面にオフセットして脱字障害を招いた
り、トナーの過剰定着による印刷像の濃淡差を招くな
ど、印刷品質不良を生じさせてしまうという欠点があっ
た。
【0011】本発明の目的は、印刷停止時の記録材搬送
量、定着ローラの離間タイミング、ならびにトラクタに
よる戻し搬送量を制御し、印刷停止時の動作に起因する
印刷品質不良を生じさせない印刷装置の印刷停止方法を
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、所定間隔毎
にミシン目が設けられた連続状の記録材を搬送し、転写
点にて前記記録材にトナー像を転写し、前記トナー像を
一対の定着ローラによって形成される圧接点にて記録材
に定着させる印刷装置の印刷停止方法において、印刷停
止信号を契機に、前記圧接点を通過していない未定着状
態のトナー像を保持した頁の前記圧接点側に位置するミ
シン目を、前記圧接点もしくは圧接点近傍まで搬送する
工程と、前記搬送工程後、前記定着ローラを離間させ圧
接状態から解放する離間工程と、前記離間工程後、前記
未定着状態のトナー像を保持した頁の転写点側に位置す
るミシン目を、前記転写点に対し記録材搬送方向上流側
に設定された停止位置まで搬送する戻し搬送工程とを有
することにより達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は本発明の印刷装置における印刷停
止時の各モータの動作タイミングを示すタイムチャー
ト、図2は印刷装置の印刷開始前の状態を示す説明図、
図3は印刷装置の印刷停止時の状態を示す説明図、図4
は印刷装置の印刷停止後の状態を示す説明図である。
【0014】図2に示すように、印刷開始前は、加熱ロ
ーラ10と加圧ローラ11は離間している。用紙5に設
けられた折り目B(本実施例においてはミシン目として
設けられているものとする)は、転写点に対しホッパ1
7側に距離Lだけ離れており、折り目Bに対し先行する
折り目A(ミシン目)は、加熱ローラ10と加圧ローラ
11の圧接点と転写点との間に位置している。なお、ミ
シン目Aの位置は、使用する用紙の頁長によって異なる
ことは言うまでもない。
【0015】本実施例では、転写点から圧接点までの用
紙搬送パス長が約15インチに設定されており、転写点
から用紙ミシン目Bまでの距離(L)が約0.5インチに
設定されている。従って、頁長が11インチの用紙を用
いた場合は、用紙ミシン目Aは圧接点に対し約3.5イ
ンチだけ転写点側に位置し、頁長が14インチの用紙を
用いた場合は、用紙ミシン目Aは圧接点に対し約1.5
インチだけ転写点側に位置することとなる。
【0016】印刷開始前に、使用する用紙の頁長はセン
サ16によって認識され、認識された頁長に基づいて、
印刷停止信号受信からモータ14の減速を開始するまで
の用紙搬送時間T1、印刷停止信号受信から加圧ローラ
11の離間動作開始までの時間T2、用紙ミシン目を転
写点に対し距離Lだけ上流側で停止させるために必要な
モータ13の動作ステップ数Nを算出する。
【0017】次に実施例として1頁印刷時の動作につい
て、図1、図3および図4を用いて説明する。図示しな
い上位装置から1頁分の印刷データが送られ、印刷停止
信号が送信されてくると、印刷開始前に演算したT1後
にモータ14の減速を開始し、さらにTB後にモータ1
3の減速を開始させることで、加熱ローラ10とトラク
タ6により搬送されたミシン目Bは、図3に示すように
加熱ローラ10と加圧ローラ11の圧接点で停止する。
また、印刷停止信号受信から印刷開始前に演算したT2
後にモータ15の動作を開始する。
【0018】上記印刷装置は、ミシン目付近では印刷品
質を保証できないので、ミシン目に対しホッパ17方向
およびスタッカ12方向には通常、それぞれ領域Mを印
刷禁止領域としている。ミシン目に対しホッパ17方向
およびスタッカ12方向ともそれぞれ領域Mにはトナー
が転写されないため、加熱ローラ10と加圧ローラ11
の圧接点の解除はミシン目もしくは前記印刷禁止領域で
行われる。
【0019】モータ15の動作により、加熱ローラ10
と加圧ローラ11の圧接点の解除が完了すると、次の印
刷開始に備え、ミシン目Cが転写点に対し距離Lだけホ
ッパ17側に位置するように、モータ13をホッパ17
方向に値Nだけ戻し搬送させる。これにより、図4に示
すように印字されていない先頭頁のミシン目Cは、転写
点から距離Lだけホッパ17側で停止し、印刷待ち状態
となる。
【0020】なお、本実施例では、1頁の印刷動作につ
いて説明したが、印刷頁数に関係なく転写点から加熱ロ
ーラ10と加圧ローラ11の間に位置するミシン目を、
印刷停止時に加熱ローラ10と加圧ローラ11の圧接点
まで搬送する。さらに、定着ローラの圧接を解除した後
に用紙をホッパ17方向に戻し搬送し、印字されていな
い先頭頁のミシン目を転写点に対し距離Lだけ手前で停
止させる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、印刷
停止時の記録材搬送量、定着ローラの離間タイミング、
ならびにトラクタによる戻し搬送量を制御し、印刷停止
時の動作に起因する印刷品質不良を生じさせない印刷装
置の印刷停止方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタイムチャート。
【図2】本発明の印刷装置の印刷開始前の状態を示す説
明図。
【図3】本発明の印刷装置の印刷停止時の状態を示す説
明図。
【図4】本発明の印刷装置の印刷停止後の状態を示す説
明図。
【図5】従来の印刷装置の概略構成図。
【図6】従来例を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1…感光ドラム、4…転写器、5…用紙、6…トラク
タ、10…加熱ローラ、11…加圧ローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 和彦 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB04 AC08 AE03 GA15 GB13 GB35 GB49 GB54

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔毎にミシン目が設けられた連続状
    の記録材を搬送し、転写点にて前記記録材にトナー像を
    転写し、前記トナー像を一対の定着ローラによって形成
    される圧接点にて記録材に定着させる印刷装置の印刷停
    止方法において、 印刷停止信号を契機に、前記圧接点を通過していない未
    定着状態のトナー像を保持した頁の前記圧接点側に位置
    するミシン目を、前記圧接点もしくは圧接点近傍まで搬
    送する工程と、前記搬送工程後、前記定着ローラを離間
    させ圧接状態から解放する離間工程と、前記離間工程
    後、前記未定着状態のトナー像を保持した頁の転写点側
    に位置するミシン目を、前記転写点に対し記録材搬送方
    向上流側に設定された停止位置まで搬送する戻し搬送工
    程とを有することを特徴とする印刷装置の印刷停止方
    法。
  2. 【請求項2】前記搬送工程および戻し搬送工程における
    記録材搬送量を、使用する記録材のサイズに基づき可変
    させることを特徴とする請求項1記載の印刷装置の印刷
    停止方法。
JP10301915A 1998-10-23 1998-10-23 印刷装置の印刷停止方法 Pending JP2000127529A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007017893A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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