JP2000125740A - スカリ - Google Patents
スカリInfo
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- JP2000125740A JP2000125740A JP10299696A JP29969698A JP2000125740A JP 2000125740 A JP2000125740 A JP 2000125740A JP 10299696 A JP10299696 A JP 10299696A JP 29969698 A JP29969698 A JP 29969698A JP 2000125740 A JP2000125740 A JP 2000125740A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- container
- sheet material
- peripheral surface
- net
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 引き上げ時に破損しないスカリを提供する。
【解決手段】 捕獲した魚を収納して水面下に吊りおろ
し、水を出入させることにより、魚を生きた状態で保存
する円筒状の容器１から成るスカリにおいて、容器１の
上面及び底面を網２により、周面をシート材３により形
成する。上面及び底面の網２により水漬時の通水性が確
保され、周面のシート材３により、岩等に引っ掛かるこ
となく、スムーズに引き上げることができる。
し、水を出入させることにより、魚を生きた状態で保存
する円筒状の容器１から成るスカリにおいて、容器１の
上面及び底面を網２により、周面をシート材３により形
成する。上面及び底面の網２により水漬時の通水性が確
保され、周面のシート材３により、岩等に引っ掛かるこ
となく、スムーズに引き上げることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、捕獲した魚を水
中で保存するスカリに関するものである。
中で保存するスカリに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、袋状の網の上下にリングを取
り付けて円筒状の容器を形成し、この容器に捕獲した魚
を収納して水面下に吊りおろし、容器内部の水を出入さ
せることにより、魚を生きた状態で保存するスカリが使
用されている。
り付けて円筒状の容器を形成し、この容器に捕獲した魚
を収納して水面下に吊りおろし、容器内部の水を出入さ
せることにより、魚を生きた状態で保存するスカリが使
用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなスカリは、水面から引き上げる際、磯場の岩等に
引っ掛かって破れることがある。
ようなスカリは、水面から引き上げる際、磯場の岩等に
引っ掛かって破れることがある。
【０００４】そこで、この発明は、引き上げ時に破損し
ないスカリを提供することを課題とする。
ないスカリを提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、円筒状容器の上面及び底面を網
により、周面をシート材により形成し、周面が岩等に引
っ掛かることなく、スムーズに引き上げられるようにし
たのである。
するため、この発明は、円筒状容器の上面及び底面を網
により、周面をシート材により形成し、周面が岩等に引
っ掛かることなく、スムーズに引き上げられるようにし
たのである。
【０００６】また、周面を縦方向に向けた多数本のワイ
ヤにより形成しても、引き上げ時の破損が防止される。
この場合、ワイヤの両端部を、上面及び底面周囲のリン
グに起伏自在に連結すると、持ち運び時や保管時に扁平
に折り畳むことができる。
ヤにより形成しても、引き上げ時の破損が防止される。
この場合、ワイヤの両端部を、上面及び底面周囲のリン
グに起伏自在に連結すると、持ち運び時や保管時に扁平
に折り畳むことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
付図面に基づいて説明する。
【０００８】図１及び図２に示すスカリは、円筒状の容
器１の上面及び底面が網２により、周面が柔軟な樹脂製
のシート材３により形成されている。上面の網２は、中
央部が開口しており、この開口の周縁部に巻き込まれた
環状の紐４に沿って開口部を絞り、又は拡げることがで
きる。紐４には、前記開口部を絞った状態で保持するス
トッパ５がスライド自在に挿通されている。容器１の上
面には、フロート６が取り付けられている。
器１の上面及び底面が網２により、周面が柔軟な樹脂製
のシート材３により形成されている。上面の網２は、中
央部が開口しており、この開口の周縁部に巻き込まれた
環状の紐４に沿って開口部を絞り、又は拡げることがで
きる。紐４には、前記開口部を絞った状態で保持するス
トッパ５がスライド自在に挿通されている。容器１の上
面には、フロート６が取り付けられている。
【０００９】このスカリは、持ち運び時や保管時には、
図３に示すように、周面のシート材３を捩じるようにし
て扁平に折り畳んでおくことができる。
図３に示すように、周面のシート材３を捩じるようにし
て扁平に折り畳んでおくことができる。
【００１０】そして、使用に際し、紐４にロープを結び
付け、紐４で吊るすように容器１を持ち上げると、容器
１は下部が自重で垂下して円筒状となるので、紐４沿い
に上面の網２の開口部を拡げて捕獲した魚を容器１内に
入れ、図４に示すように、水面下に吊りおろす。
付け、紐４で吊るすように容器１を持ち上げると、容器
１は下部が自重で垂下して円筒状となるので、紐４沿い
に上面の網２の開口部を拡げて捕獲した魚を容器１内に
入れ、図４に示すように、水面下に吊りおろす。
【００１１】このとき、フロート６の浮力により、容器
１は水面直下に保持される。ここで、容器１の底部に錘
を設けておくと、容器１は下方へ伸びて内容積が最大限
に確保される。
１は水面直下に保持される。ここで、容器１の底部に錘
を設けておくと、容器１は下方へ伸びて内容積が最大限
に確保される。
【００１２】このように、容器１が水中に漬かった状態
において、容器１内には、上面及び底面の網２を介して
水が流入し、この水は常に出入りするので、魚は生きた
状態で保存される。
において、容器１内には、上面及び底面の網２を介して
水が流入し、この水は常に出入りするので、魚は生きた
状態で保存される。
【００１３】また、このスカリは、図５に示すように、
水面から引き上げる際、容器１の周面がシート材３から
形成されているため、岩等に引っ掛かることなく、スム
ーズに引き上げることができる。
水面から引き上げる際、容器１の周面がシート材３から
形成されているため、岩等に引っ掛かることなく、スム
ーズに引き上げることができる。
【００１４】なお、図６に示すように、容器１の周面の
シート材３に、折目や縫目等を利用して、斜め方向のヒ
ンジ線７を設けておくと、容器１はヒンジ線７に沿って
自重で折り畳まれる。
シート材３に、折目や縫目等を利用して、斜め方向のヒ
ンジ線７を設けておくと、容器１はヒンジ線７に沿って
自重で折り畳まれる。
【００１５】また、図７に示すように、シート材３とし
て、薄いゴム等の反発力の小さい素材を使用すると、容
器１は自重で垂直に折り畳まれる。
て、薄いゴム等の反発力の小さい素材を使用すると、容
器１は自重で垂直に折り畳まれる。
【００１６】そのほか、図８に示すように、容器１の周
面を縦方向に向けた多数本のワイヤ８により形成し、こ
のワイヤ８の両端部を、上面及び底面周囲のリング９に
起伏自在に連結した構成としても、引き上げ時の破損が
防止され、持ち運び時や保管時に扁平に折り畳むことも
できる。
面を縦方向に向けた多数本のワイヤ８により形成し、こ
のワイヤ８の両端部を、上面及び底面周囲のリング９に
起伏自在に連結した構成としても、引き上げ時の破損が
防止され、持ち運び時や保管時に扁平に折り畳むことも
できる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るス
カリは、円筒状容器の上面及び底面を網により、周面を
シート材により形成したので、容器の周面が岩等に引っ
掛かることなく、スムーズに水面から引き上げることが
できる。
カリは、円筒状容器の上面及び底面を網により、周面を
シート材により形成したので、容器の周面が岩等に引っ
掛かることなく、スムーズに水面から引き上げることが
できる。
【００１８】また、容器の周面を縦方向に向けた多数本
のワイヤにより形成し、このワイヤの両端部を、上面及
び底面周囲のリングに起伏自在に連結した構成として
も、引き上げ時の破損を防止することができ、持ち運び
時や保管時に扁平に折り畳むこともできる。
のワイヤにより形成し、このワイヤの両端部を、上面及
び底面周囲のリングに起伏自在に連結した構成として
も、引き上げ時の破損を防止することができ、持ち運び
時や保管時に扁平に折り畳むこともできる。
【図１】この発明に係るスカリの一実施形態を示す斜視
図
図
【図２】同上の外周部断面図
【図３】同上の折畳状態の斜視図
【図４】同上の使用状態の説明図
【図５】同上の水面からの引上過程を示す説明図
【図６】（ａ）同上のヒンジ線を設けたものの斜視図 （ｂ）同上の概略平面図
【図７】（ａ）同上の周面に薄膜を用いたものの斜視図 （ｂ）同上の折畳状態を示す斜視図
【図８】（ａ）同上の周面にワイヤを用いたものの斜視
図 （ｂ）同上の折畳状態を示す概略正面図
図 （ｂ）同上の折畳状態を示す概略正面図
【符号の説明】 １ 容器 ２ 網 ３ シート材 ４ 紐 ５ ストッパ ６ フロート ７ ヒンジ線 ８ ワイヤ ９ リング
Claims (2)
- 【請求項１】 捕獲した魚を収納して水面下に吊りおろ
し、水を出入させることにより、魚を生きた状態で保存
する円筒状の容器から成るスカリにおいて、前記円筒状
の容器の上面及び底面を網により、周面をシート材によ
り形成したことを特徴とするスカリ。 - 【請求項２】 捕獲した魚を収納して水面下に吊りおろ
し、水を出入させることにより、魚を生きた状態で保存
する円筒状の容器から成るスカリにおいて、前記容器の
上面及び底面を網により、周面を縦方向に向けた多数本
のワイヤにより形成し、このワイヤの両端部を、上面及
び底面周囲のリングに起伏自在に連結したことを特徴と
するスカリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29969698A JP2983974B1 (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | スカリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29969698A JP2983974B1 (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | スカリ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2983974B1 JP2983974B1 (ja) | 1999-11-29 |
| JP2000125740A true JP2000125740A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17875871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29969698A Expired - Fee Related JP2983974B1 (ja) | 1998-10-21 | 1998-10-21 | スカリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2983974B1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003102356A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Daiwa Seiko Inc | 釣り用容器 |
| US8240080B1 (en) * | 2005-06-21 | 2012-08-14 | Lueck Douglas A | Dock mounted fish live box |
| CN105600174A (zh) * | 2016-02-28 | 2016-05-25 | 海南亚元防伪技术研究所（普通合伙） | 网笼包装防伪溯源活渔 |
| US10542737B2 (en) * | 2016-12-07 | 2020-01-28 | Theodore W Beach | Live bait pen |
-
1998
- 1998-10-21 JP JP29969698A patent/JP2983974B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003102356A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Daiwa Seiko Inc | 釣り用容器 |
| JP4498646B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2010-07-07 | グローブライド株式会社 | 釣り用容器 |
| US8240080B1 (en) * | 2005-06-21 | 2012-08-14 | Lueck Douglas A | Dock mounted fish live box |
| CN105600174A (zh) * | 2016-02-28 | 2016-05-25 | 海南亚元防伪技术研究所（普通合伙） | 网笼包装防伪溯源活渔 |
| US10542737B2 (en) * | 2016-12-07 | 2020-01-28 | Theodore W Beach | Live bait pen |
| US11219201B2 (en) * | 2016-12-07 | 2022-01-11 | Theodore W. Beach | Live bait pen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2983974B1 (ja) | 1999-11-29 |
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