JP2000124816A - 符号化インタリーブ装置 - Google Patents

符号化インタリーブ装置

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JP2000124816A
JP2000124816A JP10291748A JP29174898A JP2000124816A JP 2000124816 A JP2000124816 A JP 2000124816A JP 10291748 A JP10291748 A JP 10291748A JP 29174898 A JP29174898 A JP 29174898A JP 2000124816 A JP2000124816 A JP 2000124816A
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interleave
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transmission
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JP10291748A
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English (en)
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Koichi Inoue
浩一 井上
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/27Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes using interleaving techniques
    • H03M13/2782Interleaver implementations, which reduce the amount of required interleaving memory

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 畳み込み符号化器2をインタリーブ用メ
モリ1と、セレクタ3の間に配置する。インタリーブ制
御部4は、インタリーブ用メモリ1に書き込まれている
送信情報を読み出して畳み込み符号化器2へ送る。畳み
込み符号化器2は、この送信情報を受け入れて送信デー
タを出力する。セレクタ3は、この送信データから、必
要とする送信データを選択して出力する。 【効果】 メモリの書き込み容量を1/(符号化率)に
低減することが可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル移動通
信等における符号化インタリーブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動通信等の伝送経路中にお
いて、ディジタル信号の誤りが、発生することがある。
この誤りを訂正して良好な通信品質を得るために、符号
化、復号化装置が採用されている。更に、伝送経路中に
おいて、ディジタル信号の誤りが、バースト的(局所
的)に発生することもありうる。このバースト的な誤り
を平均化して効率良く誤り訂正するために、インタリー
ブ装置が、採用されている。従来、この符号化、復号化
装置と、インタリーブ装置は各々別々に採用されてい
た。符号化、復号化装置としては、畳み込み符号化、復
号化装置が多く採用されている。
【0003】ここで、畳み込み符号化、復号化装置と
は、送信側で、一定の規則に従って送信情報が符号の中
に順々に畳み込まれながら符号化される。受信側で、こ
の畳み込まれた符号が一定の規則に従って元の送信情報
に復号化される。このようにして伝送経路中における誤
りを訂正する装置が、符号化、復号化装置である。ま
た、インタリーブ装置とは、バースト的な誤りを以下の
ようにして平均化する装置である。
【0004】まず、シリアルに転送されてくるディジタ
ル信号を、送信前にいくつかの群に分割する。例えば4
群に分割するとしたら、1番目、5番目、9番目、…の
ビットを第1群とする。2番目、6番目、10番目、…
のビットを第2群とする。3番目、7番目、11番目、
…のビットを第3群とする。4番目、8番目、12番
目、…のビットを第4群とする。こうして、第1群、第
2群、第3群、第4群という順番にそのディジタル信号
を並べ替えて送信する。受信側では受信後にその並びを
元に戻す。
【0005】ここで、例えば第2群にバースト的誤りが
発生して受信側に受信されたとする。この第2群のデー
タは破棄される。その場合、2番目、6番目、2番目、
10番目、…というようにとびとびのビットが抜けるだ
けだから、前後に隣接した正常に受信された他のビット
の情報を利用して、誤り訂正をすることが可能になる。
200個のビットから成るディジタル信号の、50番目
から100番目までのビット全てが連続して消滅した場
合と比べると、はるかに被害が少ない。このように、送
信側でディジタル信号の各ビットの順番を入れ替えて送
信する装置をインタリーブ装置と呼んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には以下に記すような解決すべき課題が残
されていた。畳み込み符号化では、符号化後の送信デー
タのビット数は、符号化前の送信情報のビット数に符号
化率を掛けた値になるため、ビット数は、通常数倍に増
大する。
【0007】また、インタリーブ装置では、ディジタル
信号の順番を並べ替えるため、一旦送信データを書き込
むメモリが必要になる。即ち上記数倍に増大したビット
数が書き込まれるため、書き込み容量の大きなメモリが
必要とされていた。ここで送信情報とは、符号化前のデ
ィジタル信号を表し、送信データとは、符号化後のディ
ジタル信号を表す。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉送信情報が、書き込み規則に従って順番に書
き込まれるインタリーブ用メモリと、このインタリーブ
用メモリから上記書き込み規則とは異なる読み出し規則
に従って読み出すインタリーブ制御部と、上記インタリ
ーブ制御部から読み出された送信情報を受け入れて畳み
込み符号化して出力する畳み込み符号化器と、上記イン
タリーブ制御部の制御に基づいて、上記畳み込み符号化
器の出力する送信データの一方を選択して出力するセレ
クタを備えたことを特徴とする符号化インタリーブ装
置。
【0009】〈構成2〉構成1に記載された符号化イン
タリーブ装置において、送信情報ビットの先頭値から順
番に畳み込んで累積する巡回型畳み込み符号化器と、上
記先頭値から累積を終了する送信情報ビットまでの間
に、区切りとなる複数の送信情報ビットまで、複数の累
積演算結果をそれぞれ複数の累積情報として記憶するイ
ンタリーブ用サブメモリを備えたことを特徴とする符号
化インタリーブ装置。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
について詳細に説明する。図1は、具体例1のブロック
図である。具体例1について説明する前に比較例を使っ
てその動作概要を説明する。図2は、IS−95送信回
路ブロック図である。この比較例のインタリーブ装置
は、携帯電話システムの標準規格であるIS−95に準
拠して構成されている。
【0011】図2より、IS−95送信回路は、畳み込
み符号化器11、インタリーブ用メモリ12とインタリ
ーブ制御部13を備える。畳み込み符号化器11は、拘
束長K=9、符号化率R=2の畳み込み符号化器であ
る。A1〜A9まで9個のデータ領域の全てに送信情報
を受け入れる。この送信情報を畳み込み符号化して送信
データを出力する符号化器である。今一例として、符号
化率R=2と定め、送信データの一方の情報ビットをC
1=A1+A4+A5+A7+A9、他方の情報ビット
をC2=A2+A3+A4+A6+A8と定める。
【0012】ここでA1〜A9の値は、情報ビットC
1、C2が出力される時点でのA1〜A9まで9個のデ
ータ領域にある送信情報のビットの値である。尚、ここ
で送信データのビット数は送信情報のビット数の2倍に
なる。
【0013】インタリーブ用メモリ12は、送信データ
を一旦、並べ替えのために書き込んでおくメモリであ
る。図を用いて詳細に説明する。図3は、比較例による
インタリーブ用メモリの説明図である。
【0014】図3より、IS−95送信回路における、
インタリーブ用メモリ12は、288ワード(2ビット
/ワード)からなる、合計576ビットの書き込み容量
を持つ。このインタリーブ用メモリ12に畳み込み符号
化器11(図2)から送られてくる送信データが、順に
ワード単位で2ビットずつ書き込まれる。
【0015】即ち、アドレス1に情報ビット番号1のつ
いた情報ビット及び情報ビット番号2のついた情報ビッ
トが書き込まれる。アドレス2に情報ビット番号3のつ
いた情報ビット及び情報ビット番号4のついた情報ビッ
トが書き込まれる。以下同様に続き、アドレス288に
情報ビット番号575のついた情報ビット及び情報ビッ
ト番号576のついた情報ビットが書き込まれる。ここ
で情報ビット番号とは、上記畳み込み符号化器11(図
2)から送られてくる送信データの各ビットに、受入れ
順に付された番号である。
【0016】再度図2に戻って比較例の構成についての
説明を続ける。インタリーブ制御部13は、ここで、送
信前にディジタル信号の各ビットの順番を並べ替えてい
くつかの群に分割して直交符号化器14へ転送する部分
である。
【0017】図4は、IS−95のインタリーブ概念図
である。送信すべき各情報ビットに順番に1、2、3、
…と、情報ビット番号をつける。図には、情報ビット番
号1を(1)、情報ビット番号2を(2)、…として一
番左上から下に向かって順に(1)、(2)、(3)、
…というように32個並べてある。図の縦方向を列(C
olumn)、横方向を行(Row)と表示する。次の
33番目の情報ビットは、Column1の右隣のCo
lumn2の一番上に配置される。その後の情報ビット
も上から下に向かって順に並べ、この要領で、576個
の情報ビットが配列されている。
【0018】図4を用いてIS−95におけるインタリ
ーブ装置の概要について説明する。IS−95では、イ
ンタリーブ制御部13(図2)が、インタリーブ用メモ
リ12(図2)に図3のように書き込まれている情報ビ
ットを読み出して直交符号化器14(図2)へ転送する
順番は、図4の行(Row)に沿って順に読み出すこと
に定められている。
【0019】即ち、先頭Row1のColumn1
(1)より、情報ビット番号1の情報ビットから開始し
てRow1のColumn2(33)による、情報ビッ
ト番号33の情報ビット、…Row1のColumn1
8(545)による情報ビット番号545の情報ビット
へと進み、Row1の全ての情報ビットを読み出した
後、Row2へ進む。Row2の全て情報ビットを読み
出した後、Row3へ進む。同様にして最後尾Row3
2のColumn18(576)にある情報ビット番号
576の情報ビットへと進む。
【0020】この規則を実際にインタリーブ用メモリ1
2(図2)に適用させて説明する。上記IS−95のイ
ンタリーブ概念図(図4)より、読み出し開始位置は、
Row1のColumn1(1)(図4)である。イン
タリーブ用メモリの説明図(図3)上で、このアドレス
は、1になる。従って、インタリーブ制御部13(図
2)は、インタリーブ用メモリ12(図2)のアドレス
1を読み出す。このアドレス1には、情報ビット番号1
のついた情報ビット及び情報ビット番号2のついた情報
ビットが書き込まれているので(図3)、情報ビット番
号1のついた情報ビットのみが選択されて直交符号化器
14(図2)へ転送される。
【0021】次の読み出し位置は、Row1のColu
mn2(33)(図4)である。インタリーブ用メモリ
の説明図(図3)上で、このアドレスは、17になる。
従って、インタリーブ制御部13(図2)は、インタリ
ーブ用メモリ12(図2)のアドレス17を読み出す。
このアドレス17には、情報ビット番号33のついた情
報ビット及び情報ビット番号34のついた情報ビットが
書き込まれているので(図3)、情報ビット番号33の
ついた情報ビットのみが選択されて直交符号化器14
(図2)へ転送される。
【0022】次の読み出し位置は、Row1のColu
mn3(65)(図2)である。インタリーブ用メモリ
の説明図(図3)上で、このアドレスは、33になる。
従って、インタリーブ制御部13(図2)は、インタリ
ーブ用メモリ12(図2)のアドレス33を読み出す。
このアドレス33には、情報ビット番号65のついた情
報ビット及び情報ビット番号66のついた情報ビットが
書き込まれているので、情報ビット番号65のみが選択
され直交符号化器14(図2)へ転送される。
【0023】同様の動作を繰り返して最後尾Row32
のColumn18(576)へと進む。インタリーブ
用メモリの説明図(図3)上で、このアドレスは、28
8になる。従って、インタリーブ制御部13(図2)
は、インタリーブ用メモリ12(図2)のアドレス28
8を読み出す。このアドレス288には、情報ビット番
号575のついた情報ビット及び情報ビット番号576
のついた情報ビットが書き込まれているので(図3)、
情報ビット番号576のみが選択されて直交符号化器1
4(図2)へ転送される。以上でインタリーブ用メモリ
12(図2)に一旦書き込まれた、合計576ビットの
送信データがインタリーブされて直交符号化器14(図
2)へ転送されたことになる。
【0024】ここで留意すべき点は以下の通りである。
畳み込み符号化器11(図2)で、送信情報のビット数
288ビットが、2倍(符号化率R=2)の576ビッ
トになったため、インタリーブ用メモリ12(図2)の
書き込み容量も送信情報のビット数288ビットの2倍
必要になっている。このインタリーブ用メモリ12(図
2)の書き込み容量を低減するために具体例1では、イ
ンタリーブ用メモリ12(図2)の後に畳み込み符号化
器11(図2)を配置する。
【0025】〈具体例1〉再度図1に戻って、具体例1
の符号化インタリーブ装置について説明する。図1よ
り、具体例1のインタリーブ装置は、インタリーブ用メ
モリ1と、畳み込み符号化器2と、セレクタ3と、イン
タリーブ制御部4を備える。説明の都合上、以後この具
体例をIS−95に適用させたと仮定して説明する。イ
ンタリーブ用メモリ1は、送信情報が、並べ替えのため
に、一旦書き込まれるためのメモリである。このメモリ
構造を図を用いて説明する。
【0026】図5は、具体例1によるインタリーブ用メ
モリの説明図である。図5に示す通りインタリーブ用メ
モリ1(図1)は288ワード(1ビット/ワード)の
メモリである。ビットストリーム状に送られてくる送信
情報は、順に1ビットずつ書き込まれる。
【0027】最初のアクセスサイクルでアドレス1に、
送信情報ビット番号1のついた送信情報ビットが書き込
まれる。ここで送信情報ビット番号とは、インタリーブ
用メモリ1(図1)が受け入れる送信情報の各ビット
に、受入れ順に付された番号である。つぎのアクセスサ
イクルでアドレス2に送信情報ビット番号2のついた送
信情報ビットが書き込まれる。以下同様に続き、アドレ
ス288に送信情報ビット番号288のついた送信情報
ビットが書き込まれた後、即ち288サイクルで送信デ
ータの書き込みは終了する。以上の結果を表したのが図
5である。
【0028】再度図1に戻って具体例1の構成について
の説明を続ける。畳み込み符号化器2は、拘束長K=
9、符号化率R=2の非巡回型畳み込み符号化器であ
る。インタリーブ制御部4の制御に基づいて、A1〜A
9まで9個のデータ領域に送信情報を受け入れる。これ
らの送信情報を畳み込み符号化して送信データを出力す
る符号化器である。今一例として、符号化率R=2と定
め、送信データの一方の情報ビットをC1=A1+A4
+A5+A7+A9、他方の情報ビットをC2=A2+
A3+A4+A6+A8と定める。ここでA1〜A9の
値は、情報ビットC1、C2が出力される時点でのA1
〜A9まで9個のデータ領域にある送信情報のビットの
値である。尚、ここで送信データのビット数は、送信情
報のビット数の2倍になる。
【0029】セレクタ3は、畳み込み符号化器2から情
報ビットC1及び情報ビットC2の2ビットからなる送
信データを受け入れる。これらの情報から、インタリー
ブ制御部4の制御に基づいて、その一方を選択して直交
符号化器へ送出する部分である。インタリーブ制御部4
は、読み出し順番に従って、1読み出しサイクル毎に送
信情報を1ビットずつインタリーブ用メモリ1から読み
出して畳み込み符号化器2へ送出する部分である。更
に、セレクタ3を制御して情報ビットC1及び情報ビッ
トC2のどちらか一方を選択させて直交符号化器へ送出
させる部分である。
【0030】次に、図4を用いて、インタリーブ制御部
4(図1)がインタリーブ用メモリ1(図1)から送信
情報ビットを読み出す動作について説明する。説明の都
合上、具体例1をIS−95に適用させたと仮定してあ
るので、読み出される順番は、既に比較例で説明した図
4(IS−95のインタリーブ概念図)と同様である。
但し、本具体例では、インタリーブ用メモリ1(図1)
と直交符号化器14(図1)との間に畳み込み符号化器
2(図1)が介在している。
【0031】図4より、インタリーブ制御部4(図1)
が、最初の読み出しサイクルによって、読み出す情報ビ
ット番号は、Row1のColumn1(1)、と、定
められている。このとき、インタリーブ制御部4(図
1)はインタリーブ用メモリ1(図1)のアドレス1を
読み出して畳み込み符号化器2(図1)へ送出する。こ
のアドレス1には、送信情報ビット番号1のついた送信
情報ビットが書き込まれている。
【0032】畳み込み符号化器2は、A1〜A9まで9
個のデータ領域(図1)の全てを初期化した後この送信
情報ビット番号1のついた送信情報ビットをデータ領域
A9(図1)に受け入れる。尚、初期化によってA1〜
A9まで9個のデータ領域(図1)の全ての値は0又は
1(この値を以後初期値と記す)になる。このときの畳
み込み符号化器2(図1)の出力C1、C2が、それぞ
れ情報ビット番号1及び情報ビット番号2に相当する。
セレクタ3(図1)は情報ビット番号1のついた情報ビ
ットを、選択して直交符号化器14(図1)へ転送す
る。
【0033】インタリーブ制御部4(図1)が次の読み
出しサイクルで読み出す情報ビット番号は、Row1の
Column2(33)と定められている。このとき、
上記のように、情報ビット数は送信情報ビット数の2倍
になるので、インタリーブ制御部4(図1)はインタリ
ーブ用メモリ1(図1)のアドレス9からアドレス17
まで、連続する9個のアドレスを読み出して畳み込み符
号化器2(図1)へ送出する。このアドレス9からアド
レス17には、送信情報ビット番号9のついた送信情報
ビットから送信情報ビット番号17のついた送信情報ビ
ットまでが書き込まれている。
【0034】畳み込み符号化器2は、A1〜A9まで9
個のデータ領域(図1)に、順番に送信情報ビット番号
9のついた送信情報ビットから送信情報ビット番号17
のついた送信情報ビットまで受け入れる。このときの畳
み込み符号化器2(図1)の出力C1、C2が、それぞ
れ情報ビット番号33及び情報ビット番号34に相当す
る。セレクタ3(図1)は情報ビット番号33のついた
情報ビットを、選択して直交符号化器14(図1)へ転
送する。
【0035】インタリーブ制御部4(図1)が次の読み
出しサイクルで読み出す情報ビット番号は、Row1の
Column3(65)と定められている。このとき、
インタリーブ制御部4(図1)はインタリーブ用メモリ
1(図1)のアドレス25からアドレス33まで連続す
る9個のアドレスを読み出して畳み込み符号化器2(図
1)へ送出する。このアドレス25からアドレス33に
は、送信情報ビット番号25のついた送信情報ビットか
ら送信情報ビット番号33のついた送信情報ビットまで
が書き込まれている(図5)。
【0036】畳み込み符号化器2は、A1〜A9まで9
個のデータ領域(図1)に、順番に送信情報ビット番号
25のついた送信情報ビットから送信情報ビット番号3
3のついた送信情報ビットまで受け入れる。このときの
畳み込み符号化器2(図1)の出力C1、C2が、それ
ぞれ情報ビット番号65及び情報ビット番号66に相当
する。セレクタ3(図1)は情報ビット番号65のつい
た情報ビットを、選択して直交符号化器14(図1)へ
転送する。
【0037】同様にして、読み出しサイクルを続け、イ
ンタリーブ制御部4(図1)が最後の読み出しサイクル
で読み出す情報ビット番号は、Row32のColum
n18(576)と定められている。このとき、インタ
リーブ制御部4(図1)はインタリーブ用メモリ1(図
1)のアドレス280からアドレス288まで連続する
9個のアドレスを読み出して畳み込み符号化器2(図
1)へ送出する。このアドレス280からアドレス28
8には、送信情報ビット番号280のついた送信情報ビ
ットから送信情報ビット番号288のついた送信情報ビ
ットまでが書き込まれている。
【0038】畳み込み符号化器2は、A1〜A9まで9
個のデータ領域(図1)に、順番に送信情報ビット番号
280のついた送信情報ビットから送信情報ビット番号
288のついた送信情報ビットまで受け入れる。このと
きの畳み込み符号化器2(図1)の出力C1、C2が、
それぞれ情報ビット番号575及び情報ビット番号57
6に相当する。セレクタ3(図1)は情報ビット番号5
76のついた情報ビットを、選択して直交符号化器14
(図1)へ転送する。
【0039】上記以外の読み出しサイクルによって読み
出される情報ビット番号N(N=奇数)のときのインタ
リーブ用メモリ1(図1)の読み出しアドレスは、
{(N+1)/2}−9から{(N+1)/2}とな
る。このとき畳み込み符号化器2(図1)の出力C1、
C2にそれぞれ情報ビット番号Nのついた情報ビット
と、情報ビット番号N+1のついた情報ビットが出力さ
れる。尚、{(N+1)/2}−9<0のとき、A1〜
A9まで9個のデータ領域を充足しない分については上
記初期値が充足される。
【0040】以上の動作は、上記のように、この具体例
がIS−95に適用されているので、インタリーブ用メ
モリ1の書き込み容量を288に限定して説明されてい
る。しかし、本具体例は、この値に限定されるものでは
ない。即ち適用される規格によって、数値を任意に選択
することが可能である。
【0041】〈具体例1の効果〉以上説明したように、
畳み込み符号化器2をインタリーブ用メモリ1の後に配
置することによって以下の効果を得た。 1.インタリーブ用メモリ1に書き込まれる情報は符号
化前の送信情報なので、メモリの書き込み容量を畳み込
み符号化器2の符号化率倍する必要がなくなった。 2.その結果、従来に比してメモリの書き込み容量を1
/(符号化率)に低減することが可能になり、符号化イ
ンタリーブ装置を集積回路で構成した場合に占有面積を
低減することが可能になった。
【0042】〈具体例2〉具体例2では、巡回型畳み込
み符号化器を採用する。この巡回型畳み込み符号化器
は、送信情報を符号化して送信データに変換するため
に、変換すべき送信情報の各ビット毎に送信情報ビット
番号1のついた送信情報ビットから順番に、変換すべき
送信情報の送信情報ビットまでの全ての送信情報ビット
を受け入れて累積演算する必要がある。従って、累積演
算に長時間を要していた。
【0043】そこで、この操作の一部を省略するため
に、予め、送信情報ビット番号1のついた送信情報ビッ
トから順番に、一定ビット間隔毎に定めた特定の送信情
報まで畳み込んだ、累積情報を求め、メモリに書き込ん
でおく。この累積情報は以下のようにして求められる。
【0044】即ち、インタリーブ制御部はインタリーブ
用メモリに所定の書き込み順番に従って先頭値から順番
に送信情報を書き込む。この書き込まれた送信情報は、
先頭値から書き込み順番に上記巡回型畳み込み符号化器
へ送られ、一定のビット毎にその時の畳み込み情報とし
て巡回型畳み込み符号化器内部に保持されている。
【0045】巡回型畳み込み符号化器は、送信情報を符
号化して送信データに変換するに際して、送信情報ビッ
ト番号1のついた送信情報ビットから順番に、変換すべ
き送信情報までの全ての送信情報ビットを受け入れるこ
となく、送信情報ビット番号1のついた送信情報ビット
から途中の送信情報ビットまでの送信情報ビットに替え
て上記累積情報を用いる。以上の機能を得るために具体
例2は、以下の構成を備える。
【0046】図6は、具体例2のブロック図である。図
6より、具体例2のインタリーブ装置は、インタリーブ
用メモリ1と、畳み込み符号化器22と、セレクタ3
と、インタリーブ制御部24と、インタリーブ用サブメ
モリ25とサブセレクタ26を備える。説明の都合上、
以後この具体例をIS−95に適用させたと仮定して説
明する。
【0047】インタリーブ用メモリ1は、送信情報が、
並べ替えのために、一旦書き込まれるためのメモリであ
る。具体例1と同様である。送信情報の書き込みについ
ても具体例1と全く同様である。
【0048】畳み込み符号化器22は、一例として拘束
長K=8、符号化率R=2の巡回型畳み込み符号化器を
採用する。インタリーブ制御部24の制御に基づいて、
インタリーブ用サブメモリ25から累積情報を、インタ
リーブ用メモリ1から送信情報を受け入れて、畳み込み
符号化して送信データを出力する符号化器である。送信
データの一方の情報ビットをC1、他方の情報ビットを
C2と定める。このC1、C2は、累積情報と送信情報
に基づいて出力される送信データである。この送信デー
タのビット数は、送信情報のビット数の2倍になる。こ
こで図を用いて累積情報の概念について説明する。
【0049】図7は、累積情報の概念説明図である。図
の上段は、畳み込み符号化器22であり、下段は畳み込
み符号化器22が送信情報ビット番号1のついた送信情
報ビットから順番に送信情報ビット番号288のついた
送信情報ビットまで受け入れたときに畳み込み符号化器
22内のデータ領域A1〜A8がどのように変化するか
を表している。畳み込み符号化器22は、動作を開始す
るにあたってデータ領域A1〜A8が初期化される。初
期化によってA1〜A8まで8個のデータ領域の全ての
値は0又は1(この値を以後初期値と記す)になる。
【0050】初期化後、畳み込み符号化器22は、送信
情報ビット番号1のついた送信情報ビットから順番に送
信情報の受け入れを開始する。畳み込み符号化器22
が、送信情報ビット番号16のついた送信情報ビットま
で受け入れたとき、A1〜A8まで8個のデータ領域
は、a1〜a8を示す(図の下段)。このa1〜a8
を、累積情報a1〜a8と定義する。即ち累積情報a1
〜a8には、送信情報ビット番号1から送信情報ビット
番号16まで全ての送信情報ビットが畳み込まれてい
る。
【0051】続いて、畳み込み符号化器22は、送信情
報ビット番号17のついた送信情報ビットから順番に送
信情報ビット番号32のついた送信情報ビットまでの送
信情報を受け入れたとき、A1〜A8まで8個のデータ
領域は、b1〜b8を示す(図の下段)。このb1〜b
8を、累積情報b1〜b8と定義する。即ち累積情報b
1〜b8には、送信情報ビット番号1から送信情報ビッ
ト番号32まで全ての送信情報ビットが畳み込まれてい
る。
【0052】以下同様にして、畳み込み符号化器22
は、送信情報ビット番号33のついた送信情報ビットか
ら順番に送信情報ビット番号288のついた送信情報ビ
ットまでの送信情報を受け入れたとき、A1〜A8まで
8個のデータ領域は、r1〜r8を示す(図の下段)。
このr1〜r8を、累積情報r1〜r8と定義する。即
ち累積情報r1〜r8には、送信情報ビット番号1のつ
いた送信情報ビットから送信情報ビット番号288のつ
いた送信情報ビットまで全ての送信情報ビットが畳み込
まれている。
【0053】以上で畳み込み符号化器22の動作をも含
めて累積情報の概念についての説明を終了したので再度
図6に戻る。セレクタ3は、畳み込み符号化器22から
情報ビットC1及び情報ビットC2の2ビットからなる
送信データを受け入れて、インタリーブ制御部24の制
御に基づいて、その一方を選択して直交符号化器へ送出
する部分である。具体例1と同様である。
【0054】インタリーブ制御部24は、読み出し順番
に従って、1読み出しサイクル毎に送信情報を1ビット
ずつインタリーブ用メモリ1から読み出して畳み込み符
号化器2へ送出する部分である。また、セレクタ3を制
御して情報ビットC1及び情報ビットC2のどちらか一
方を選択させて直交符号化器へ送出させる部分である。
更に、上記累積情報をインタリーブ用サブメモリ25に
書き込み、或いは読み出す部分である。インタリーブ用
サブメモリ25は、インタリーブ制御部24の制御に基
づいて累積情報を記憶しておくメモリである。図を用い
てメモリの構成について説明する。
【0055】サブセレクタ26は、インタリーブ制御部
24の制御に基づいて、送信情報がインタリーブ用メモ
リ1に書き込まれるときのみ、その送信情報を直接畳み
込み符号化器22へ転送し、それ以外の時は、インタリ
ーブ用メモリ1の出力を畳み込み符号化器22へ転送す
るスイッチである。
【0056】図8は、インタリーブ用サブメモリの構成
図である。図より、インタリーブ用サブメモリ25は、
18ワード(8ビット/ワード)144ビットのメモリ
である。アドレス1に累積情報a1〜a8、アドレス2
に累積情報b1〜b8…アドレス18に累積情報(r1
〜r8)までの累積情報が書き込まれる。
【0057】累積情報の書き込み動作について図6を用
いて説明する。累積情報の書き込みは、インタリーブ制
御部によって上記インタリーブ用メモリ1への送信情報
書き込みと同時に行われる。即ち、インタリーブ用メモ
リ1が送信情報の受入れを開始する。そのときインタリ
ーブ制御部24は、データ領域A1〜A8を初期化す
る。以後送信情報は送信情報ビット番号1のついた送信
情報から順番に送信情報ビット番号288のついた送信
情報までインタリーブ用メモリ1に書き込まれる。同時
にインタリーブ制御部24は、サブセレクタ26を介し
て送信情報を直接畳み込み符号化器22へ転送する。こ
のときセレクタ3は停止したままの状態である。
【0058】畳み込み符号化器22が、送信情報ビット
番号1のついた送信情報から順番に送信情報ビット番号
16のついた送信情報ビットまで受け入れたとき、イン
タリーブ制御部は、畳み込み符号化器22のA1〜A8
まで8個のデータ領域の値を読み取ってインタリーブ用
サブメモリ25へ書き込む。この値は、上記、累積情報
a1〜a8(図7)である。
【0059】続いて畳み込み符号化器22が、送信情報
ビット番号17のついた送信情報ビットから順番に送信
情報ビット番号32のついた送信情報ビットまで受け入
れたとき、インタリーブ制御部24は、畳み込み符号化
器22のA1〜A8まで8個のデータ領域の値を読み取
ってインタリーブ用サブメモリ25へ書き込む。この値
は、上記、累積情報b1〜b8(図7)である。同様の
動作を継続して、インタリーブ制御部24は、累積情報
c1〜c8(図7)から累積情報r1〜r8(図7)を
インタリーブ用サブメモリ25へ書き込む。
【0060】次に、インタリーブ制御部24(図6)が
インタリーブ用メモリ1(図6)から送信情報ビットを
読み出す動作について説明する。上記の通り具体例2を
IS−95に適用させたと仮定してあるので情報ビット
を読み出す順番は図4による。
【0061】図4より、インタリーブ制御部24(図
6)が、最初の読み出しサイクルによって、読み出す情
報ビット番号は、Row1のColumn1(1)、
と、定められている。このとき、インタリーブ制御部2
4(図6)はインタリーブ用メモリ1(図6)のアドレ
ス1を読み出して畳み込み符号化器22(図6)へ送出
する。このアドレス1には、送信情報ビット番号1のつ
いた送信情報ビットが書き込まれている。
【0062】畳み込み符号化器22は、A1〜A8まで
8個のデータ領域(図6)の全てを初期化した後この送
信情報ビット番号1のついた送信情報ビットをデータ領
域A8(図6)に受け入れる。このときの畳み込み符号
化器22(図1)の出力C1、C2が、それぞれ情報ビ
ット番号1のついた情報ビット及び情報ビット番号2の
ついた情報ビットに相当する。セレクタ3(図6)は情
報ビット番号1のついた情報ビットを、選択して直交符
号化器14(図6)へ転送する。ここで情報ビットの数
は送信情報ビット数の2倍になる。
【0063】インタリーブ制御部24(図6)が次の読
み出しサイクルで読み出す情報ビット番号は、Row1
のColumn2(33)と定められている。このと
き、上記のように、情報ビット数は送信情報ビット数の
2倍になるので、インタリーブ制御部24(図6)はイ
ンタリーブ用メモリ1(図6)から、送信情報ビット番
号1をつけた送信情報ビットから送信情報ビット番号1
7をつけた送信情報ビットまで読み出して畳み込み符号
化器22(図6)へ送出する必要がある。
【0064】しかし、インタリーブ用サブメモリ25
(図6)に、送信情報ビット番号1のついた送信情報ビ
ットから送信情報ビット番号16のついた送信情報ビッ
トまで畳み込まれている、累積情報a1〜a8(図7)
が書き込まれている。そこで、インタリーブ制御部24
(図6)はインタリーブ用サブメモリ25(図6)から
アドレス1に書き込まれている累積情報a1〜a8(図
7)を読み出してデータ領域A1〜A8に書き込む。
【0065】しかる後、インタリーブ制御部24(図
6)はインタリーブ用メモリ1(図6)から送信情報ビ
ット番号17をつけた送信情報ビットを読み出して畳み
込み符号化器22(図6)へ送出する。このときの畳み
込み符号化器22(図6)の出力C1、C2が、それぞ
れ情報ビット番号33のついた情報ビット及び情報ビッ
ト番号34のついた情報ビットに相当する。セレクタ3
(図6)は情報ビット番号33のついた情報ビットを、
選択して直交符号化器14(図6)へ転送する。
【0066】インタリーブ制御部24(図6)が次の読
み出しサイクルで読み出す情報ビット番号は、Row1
のColumn3(65)と定められている。このと
き、インタリーブ制御部24(図6)はインタリーブ用
メモリ1(図6)から、送信情報ビット番号1をつけた
送信情報ビットから送信情報ビット番号33をつけた送
信情報ビットまで読み出して畳み込み符号化器22(図
6)へ送出する必要がある。
【0067】しかし、インタリーブ用サブメモリ25
(図6)に、インタリーブ用サブメモリ25(図6)
に、送信情報ビット番号1のついた送信情報ビットから
送信情報ビット番号32のついた送信情報ビットまで畳
み込まれている、累積情報b1〜b8(図7)が書き込
まれている。そこで、インタリーブ制御部24(図6)
はインタリーブ用サブメモリ25(図6)からアドレス
2に書き込まれている送信情報ビット番号32までの累
積情報b1〜b8(図7)を読み出してデータ領域A1
〜A8に書き込む。
【0068】しかる後、インタリーブ制御部24(図
6)はインタリーブ用メモリ1(図6)から送信情報ビ
ット番号33をつけた送信情報ビットを読み出して畳み
込み符号化器22(図6)へ送出する。このときの畳み
込み符号化器22(図6)の出力C1、C2が、それぞ
れ情報ビット番号65のついた情報ビット及び情報ビッ
ト番号66のついた情報ビットに相当する。セレクタ3
(図6)は情報ビット番号65のついた情報ビットを、
選択して直交符号化器14(図6)へ転送する。
【0069】同様にして、読み出しサイクルを続け、イ
ンタリーブ制御部24(図6)が最後の読み出しサイク
ルで読み出す情報ビット番号は、Row32のColu
mn18(576)と定められている。このとき、イン
タリーブ制御部24(図6)はインタリーブ用メモリ1
(図6)から、送信情報ビット番号1をつけた送信情報
ビットから送信情報ビット番号288をつけた送信情報
ビットまで読み出して畳み込み符号化器22(図6)へ
送出する必要がある。しかし、インタリーブ用サブメモ
リ25(図6)に、送信情報ビット番号1のついた送信
情報ビットから送信情報ビット番号288のついた送信
情報ビットまで畳み込まれている累積情報r1〜r8
(図7)が書き込まれている。
【0070】そこで、インタリーブ制御部24(図6)
はインタリーブ用サブメモリ25(図6)からアドレス
18に書き込まれている累積情報r1〜r8(図7)を
読み出してデータ領域A1〜A8に書き込む。このとき
の畳み込み符号化器22(図6)の出力C1、C2が、
それぞれ情報ビット番号575のついた情報ビット及び
情報ビット番号576のついた情報ビットに相当する。
セレクタ3(図6)は情報ビット番号576のついた情
報ビットを、選択して直交符号化器14(図6)へ転送
する。
【0071】以上の動作は、上記のように、この具体例
がIS−95に適用されているので、インタリーブ用メ
モリ1の書き込み容量を288に限定して説明されてい
る。しかし、本具体例は、この値に限定されるものでは
ない。即ち適用される規格によって、数値を任意に選択
することが可能である。更に、累積情報は、18個記憶
されているが、あくまで一例である。即ち累積情報の個
数を多くすれば、読み出し動作は早くなるが、インタリ
ーブ用サブメモリ25の書き込み容量が大きくなる。従
って適用規格に併せて最適個数を選択することが必要で
ある。
【0072】〈具体例2の効果〉以上説明したように、
具体例2による符号化インタリーブ装置は、累積情報が
書き込まれるインタリーブ用サブメモリを備えることに
よって以下の効果を得た。 1.巡回型畳み込み符号化器が、送信情報を符号化する
際、送信情報を受け入れる毎に送信情報ビット番号1の
ついた送信情報ビットから畳み込む必要が無くなった。 2.巡回型畳み込み符号化器による符号化時間を短縮す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のブロック図である。
【図2】IS−95送信回路ブロック図である。
【図3】比較例によるインタリーブ用メモリの説明図で
ある。
【図4】IS−95のインタリーブ概念図である。
【図5】具体例1によるインタリーブ用メモリの説明図
である。
【図6】具体例2のブロック図である。
【図7】累積情報の概念説明図である。
【図8】インタリーブ用サブメモリの構成図である。
【符号の説明】
1 インタリーブ用メモリ 2 畳み込み符号化器 3 セレクタ 4 インタリーブ制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信情報が、書き込み規則に従って順番
    に書き込まれるインタリーブ用メモリと、 このインタリーブ用メモリから前記書き込み規則とは異
    なる読み出し規則に従って読み出すインタリーブ制御部
    と、 前記インタリーブ制御部から読み出された送信情報を受
    け入れて畳み込み符号化して出力する畳み込み符号化器
    と、 前記インタリーブ制御部の制御に基づいて、前記畳み込
    み符号化器の出力する送信データの一方を選択して出力
    するセレクタを備えたことを特徴とする符号化インタリ
    ーブ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された符号化インタリー
    ブ装置において、 送信情報ビットの先頭値から順番に畳み込んで累積する
    巡回型畳み込み符号化器と、 前記先頭値から累積を終了する送信情報ビットまでの間
    に、区切りとなる複数の送信情報ビットまで、複数の累
    積演算結果をそれぞれ複数の累積情報として記憶するイ
    ンタリーブ用サブメモリを備えたことを特徴とする符号
    化インタリーブ装置。
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