JP2000123141A - メモリカード - Google Patents

メモリカード

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JP2000123141A
JP2000123141A JP10289244A JP28924498A JP2000123141A JP 2000123141 A JP2000123141 A JP 2000123141A JP 10289244 A JP10289244 A JP 10289244A JP 28924498 A JP28924498 A JP 28924498A JP 2000123141 A JP2000123141 A JP 2000123141A
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奨 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリカードをホストのコンピュータのソケッ
トに挿入した場合にカード認識をより確実に行うことが
できる信頼性の高いメモリカードを提供することにあ
る。 【解決手段】メモリパッケージあるいは半導体メモリパ
ッケージが多段に積層されたメモリモジュールが基板に
実装されたメモリカードにおいて、メモリモジュールの
基板側に隣接する最下段のメモリパッケージあるいは半
導体メモリパッケージが不揮発性のメモリであり、この
メモリにメモリカードの属性情報が格納されているもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリカードに
関し、詳しくは、不揮発性メモリチップを多段に積層し
たメモリモジュールを基板に搭載して構成されるメモリ
カードにおいて、メモリカードをホストのコンピュータ
のソケットに挿入した場合にカード認識についての信頼
性を向上させることができるようなメモリカードに関す
る。
【0002】
【従来の技術】フラッシュEEPROM等の不揮発性メ
モリチップを搭載したメモリカードは、ノートブック型
パーソナルコンピュータの外部記憶媒体として、近年、
急速に普及してきている。特に、PCMCIA(Persona
l Computer Memory Card lnternational Association)
−ATA仕様に準拠したメモリカードは、互換性の点で
優れており、既に大きな市場を形成している。また、最
近ではデジタルカメラの外部記憶媒体として、切手サイ
ズ程度の小型メモリカードも急速に普及しつつある。こ
うした不揮発性メモリチップを搭載したメモリカードで
は、データはフラッシュEEPROM等の不揮発性メモ
リチップが内部に格納されている。この不揮発性メモリ
チップ自体の容量が大きくなるにつれ、メモリカードと
しての容量も増してきている。一方、近年注目されてい
る技術として、多段積層型のメモリモジュールによる実
装技術がある。これは、メモリチップを多段に積層する
ことによって、メモリモジュールを形成し、大容量化を
図るものである。例えぱ、特開平4−269597号公
報においては、メモリLSIチップの電極に導体リード
の一端部を接合するとともに、メモリLSIチップの中
間部を絶縁フィルムで連結して、ブリント配線板にメモ
リLSIチップを積層するICメモリカードの技術が開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多段積
層のメモリモジュールについての前記の従来の技術で
は、メモリカードとして高い信頼性を確保するという観
点からは、いまだ十分とはいえない。それは、メモリカ
ードをホストのコンピュータのソケットに挿入した場合
にカード認識が確実になされることがメモリカードでは
必要であって、この点での考慮が不十分なものであるか
らである。前記の特開平4−269597号公報には、
上記のカード認識を考慮した技術までの記述はない。こ
の発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決す
ることであり、メモリカードをホストのコンピュータの
ソケットに挿入した場合にカード認識をより確実に行う
ことができる信頼性の高いメモリカードを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる日的を達成するた
めに、この発明の構成は、メモリチップあるいは半導体
メモリパッケージが多段に積層されたメモリモジュール
が基板に実装されたメモリカードにおいて、メモリモジ
ュールの基板側に隣接する最下段のメモリチップあるい
は半導体メモリパッケージが不揮発性のメモリであり、
このメモリにメモリカードの属性情報が格納されている
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】このように、メモリモジュールを
構成するメモリのうち、基板までの距離が短い最下段の
不揮発性メモリチップに、カード認識用の属性情報が書
かれ、上段にはさらにリード端子を持つメモリモジュー
ルが配置されることになるので、上段のメモリモジュー
ルがシールド効果の作用をなしかつ下段のメモリモジュ
ールは、配線が短いのでノイズ等の外乱の影響を最小限
に抑えることができる。なお、不揮発性メモリチップと
しては、フラッシュEEPROMメモリチップを用いる
ことが好ましい。また、複数のメモリモジュールを基板
の同一面に実装する場合には、複数のメモリモジュール
の1つの実装高さを他のいずれかのメモリモジュールよ
りも低くして属性情報をこの高さの低いメモリモジュー
ルの最下段のメモリに記憶するようにするとよい。これ
によりシェルに外部から応力が加わった場合でも外部応
力に対して破壊され難いメモリカードを実現できる。こ
れにより、カード認識に支障を及ぼす危険性を低減する
ことができる。以上の結果、メモリカードをホストのコ
ンピュータのソケットに挿入した場合にカード認識をよ
り確実に行うことができる信頼性の高いメモリカードを
実現することができる。
【0006】
【実施例】(実施例1)図1は、この発明のメモリカー
ドを適用した一実施例のメモリカードの構成図である。
図1に示すように、メモリカード1は、保護ケースとし
てのシェル(図示せず)内部にコネクタ部6を有する基
板5が設けられ、この基板5に半導体メモリパッケージ
が3段に積層されたメモリモジュール2を搭載した構成
となっている。説明の都合上、外側ケースは取り除いて
ある。メモリモジュール2は、不揮発性メモリチップが
樹脂封止されたフラットパッケージ(以下メモリパッケ
ージ)3a、3b、3cの順に下側から積み上げられて
配置され、それぞれのアウターリード4a、4b、4c
は、上段側のアウターリードが下段側のアウターリード
よりも外側に配置される構成を採って、基板5の対応す
る端子に接続されている。なお、ここでのメモリパッケ
ージ3a、3b、3cは、それぞれTCP(TapeCarrie
r Package)で製造されたものである。
【0007】この関係でアウターリード4a、4b、4
cは、下側が短く、順次その長さが長くなっている。そ
の結果としてメモリモジュールを構成するメモリパッケ
ージのうち、基板までの距離が最下段のメモリパッケー
ジが最短になる。なお、メモリパッケージ3a、3b、
3cとしては、フラッシュEEPROMチップを用いる
ことが好ましい。基板5には、配線が印刷されている
が、その配線は省略してある。ところで、メモリモジュ
ール2に外部から衝撃が加わらないように、通常、図l
のメモリカード全体を先のシェルで囲んだり、メモリモ
ジュール2の上からさらに保護用の樹脂で覆う構成を採
る。また、コネクタ部6は、PCMCIA仕様では、通
常、多数の孔が2段に配列されて孔の内部に雌型のコネ
クタ端子が設けられた構成を採る。
【0008】ここで、最下段のメモリパッケージ3a
は、メモリモジュール1を構成するメモリパッケージ3
a、3b、3cのうち、基板5までのリードによる配線
距離が最短になる。そこで、このメモリパッケージ3a
の内部に、ホストがカード認識を行うためのカード属性
情報7が格納されているカード属性情報領域(以下CI
S領域)がある。このCIS領域は、アトリビュートメ
モリ空間内に配置される。アトリビュートメモリ空間
は、アトリビュートメモリ空間セレクトの入力信号「-R
EG」により選択され、アクセスされる記憶領域である。
カード属性情報7は、カードの能力と仕様について記述
した情報であって、インターフェイスの種類、メモリカ
ードの各種パラメータ、製造メーカー識別コード、タイ
ミング情報などからなる。このカード属性情報7を格納
するCIS領域は、仕様により0番地からはじまるよう
に定義付けられているが、この点を除いては連続する番
地である必要はなく、そのメモリ空間は、自由に割り当
てることが可能である。
【0009】カード属性情報7のうちメモリカードの各
種パラメータとしては、ウェイト、レディ/ビジーに関
する設定、ライトプロテクト、動作電圧の設定、I/O
ポートとメモリのマッピングの使用に関する設定、割り
込みレベル、同一のカードを識別する独自の識別情報、
デバイスの種類、デバイスの速度等が挙げられる。ま
た、タイミング情報は、ウェイト、レディ/ビジーなど
のタイミングに関するものである。このような構成によ
り、メモリパッケージ3aの中のカード属性情報7は、
アウターリード4a、4b、4cの中では基板5までの
長さが最短であるアウターリード4aを介して、基板5
の配線と接続される。アウターリード4aの長さは、ア
ウターリード4b及ぴ4cに比較して短いため、ノイズ
等の外乱の影響を最小限に抑えることが可能となる。し
かも、外側にあるメモリパッケージとそのアウターリー
ドとがノイズの飛び込みをシールドする役割を担う。な
お、図1では、3段積層となっているが、3段積層に限
定されるものではなく、複数個のメモリパッケージを積
層するタイプのメモリモジュールを利用するメモリカー
ドにおいては、この発明の技術を適用できる。多段積層
にあたっては、TCPのような技術を用いたり、あるい
はリードを特殊な形状とすることで可能となる。
【0010】次に、カード属性情報7を用いたカード認
識処理について説明する。図2に、カード認識に関する
処理の流れを示す。ホストであるコンピュータに、図1
のメモリカード1が挿入されると、コネクタ部6を介し
て、カード属性情報7が読み出され、カード認識が行わ
れる。これは、メモリカード1が挿入されるとホストで
あるコンピュータ内部にあるコントローラがカード1の
挿入を検出してカード認識処理をスタートさせ、カード
の読出開始アドレスとしてメモリパッケージ3aの中の
カード属性情報7の先頭物理アドレスを所定の内部レジ
スタにセットして割り当てる(ステップ101)。その
後、この読出開始アドレスに基づいてカード属性情報7
を読み出し(ステップ102)、コンピュータ内部にあ
るカード属性情報用のデータレジスタに格納する(ステ
ップ103)。このことでカード認識処理が完了する。
ここでは、図1の構成から理解できるように、カード属
性情報7の読出開始アドレスが、メモリパッケージ3a
の中の物理アドレスに割り当てられる際にその物理アド
レスが最下段のメモリパッケージ3aの物理アドレスと
なっているので、ノイズ等の外乱による影響を最小限に
することができ、カード属性情報7を正確に読み出すこ
とができるので、確実なカード認識が可能となる。
【0011】(実施例2)次に、図3は、この発明によ
る、図1とは異なるメモリカードの実施例の構成図であ
って、図4は、これのシェル(ケース)に収納されたと
きの断面図である。なお、図3では、表面側しか示され
ていないが、図4に示すように、裏面側にもメモリパッ
ケージが実装されている。なお、この例では、図1のコ
ネクタ部6と同様なコネクタ部が別途設けれることにな
るが、図ではそれを示していない。メモリカード11
は、メモリモジュール12、13、14を基板18の一
方の面(表面)に搭載し、基板18の他方の面(裏面)
には図4に示すように、メモリモジュール15、16、
そして内部中央にコントローラ17を搭載し、シェル1
9で囲み、収納した構成となっている。図示しない別の
箇所にメモリカード11のコネクタ部が位置し、ホスト
であるコンピュータにそのコネクタ部を介して挿入さ
れ、メモリモジュール12、13、14、15、16内
にあるメモリパッケージに対して、コントローラ17を
介してデータの読み書きを行う。なお、コントローラ1
7には、カードが挿入されたことを端子の接触あるいは
外部からの電源供給等により検出する回路が集積内蔵さ
れている。
【0012】この実施例では、断面図において示すよう
に、メモリモジュール12が内側中央に位置していて、
このメモリモジュール最上面と基板18との距離が他の
メモリモジュールの厚みより小さい。このメモリモジュ
ール12の最下段のメモリパッケージ20aの内部にC
IS領域が設けられていて、これにカード属性情報7が
格納されている。ここで、メモリモジュール12は、2
個のメモリパッケージからなるのに対し、メモリモジュ
ール13,14は3個のメモリパッケージからなる。こ
のように、メモリモジュール12を構成するメモリパッ
ケージの数が、メモリモジュール13,14を構成する
メモリパッケージの数より少なくなっているので、メモ
リモジュール12の最上面と基板18との距離が、他の
メモリモジュール13,14の厚みより小なり、その実
装高さが他のメモリパッケージよりも低くなる。なお、
同様に、裏面側のコントローラ17もシェル19の面か
らみて他の半導体素子面よりも一段低く配置されてい
る。また、この場合、低い実装高さのメモリモジュール
あるいはコントローラは、他のいずれか1つのメモリモ
ジュールよりも低ければよい。
【0013】このような構成のメモリモジュール12の
メモリパッケージ20aにCIS領域を採り、そこにカ
ード属性情報7を記憶することにより、例えば、シェル
18に外部から応力が加わった場合でも、メモリモジュ
ール12にシェル19の内壁が接触する前に、メモリモ
ジュール13,14にシェル19の内壁が接触する。こ
のため、メモリモジュール12うちのメモリパッケージ
20aに格納されているカード属性情報7が破壊される
危険性が大幅に減少し、カード認識に支障を及ぼすよう
な事態をほとんど回避できる。この外部から応力が加わ
った場合の破壊される危険性の減少(耐破壊性)につい
ては、上面が他の素子よりも一段低く実装されているコ
ントローラ17についても同様に適用される。ここで、
メモリモジュール12の中のメモリパッケージ20a、
20bのうち、20aにカード属性情報7が格納される
理由は、図1の実施例と同様に、メモリパッケージ20
aの方がメモリパッケージ20bより下側にあって、接
続されるアウターリードの長さが短く、ノイズ等の外乱
による影響を最小限にすることができるからである。
【0014】また、この実施例におけるカード属性情報
7を用いたカード認識は、次の部分を除き、図2の処理
と基木的に同じである。すなわち、図1の実施例では、
ホストであるコンピュータ内部にあるコントローラが、
カードの読出開始アドレスとして、メモリパッケージ2
0aの中のカード属性情報7の先頭物理アドレスを読出
アドレスとして割り当てたが、この例では、メモリカー
ド11うちのコントローラ17がメモリカード11のコ
ンピュータへの挿入を内部の検出回路により検出して読
出開始の物理アドレスの割り当ててカード属性情報7を
読み出してコンピュータ側にそのデータを転送する。こ
のように、カード属性情報7の開始アドレスが、メモリ
パッケージ20aの中の物理アドレスに割り当てられる
ため、ノイズ等の外乱による影響を最小限にすることが
でき、確実なカード認識が可能となる。この例では、さ
らに、メモリカード11の内部に設けたコントローラ1
7によってカード属性情報7をメモリパッケージ20a
に書きこむことができる。すなわちホストコンピュータ
がカード認識を行うために用いるカード属性情報7の開
始アドレスをコントローラ17によってメモリパッケー
ジ20aに割り当てることができる。そこで、多段積層
する前に、カード属性情報7をメモリパッケージ20a
に記憶しておく必要がなくなり、メモリカードの製造が
容易となる。このようにコントローラ17によって書き
込まれたカード属性情報7は、実施例1と同様の処理に
よって読み出されカード認識処理に用いられる。
【0015】(実施例3)図5は、この発明による、図
3とは異なるメモリカードの実施例の構成図であって、
図6は、これのシェル(ケース)に収納されたときの断
面図を示す。メモリカード31は、メモリモジュール3
2、33、34を基板38の一方の面に搭載し、基板3
8の他方の面にはメモリモジュール35、36、コント
ローラ37を搭載し、シェル39で囲む構成となってい
る。図示しない箇所にメモリカード31のコネクタ部が
位置し、ホストであるコンピュータに挿入可能である。
メモリモジュール32、33、34、35、36内にあ
るメモリチップに、コントローラ37を介して、データ
の読み書きを行う。コントローラ37は、コントローラ
17と同様の機能をもっている。
【0016】この例の特徴は、メモリモジュール32、
33、34、35、36がそれぞれ図3,図4のメモリ
モジュール12、13、14、15、16に対応し、コ
ントローラ37がコントローラ17に対応しているが、
メモリモジュール32の積層段数が2段ではなく、他の
メモリモジュールと同じ3段になっていることである。
しかし、メモリモジュール32は、図示されるように、
このメモリモジュール最上面と基板38との距離が他の
メモリモジュールの厚みより小なっている。これの最下
段のメモリパッケージ40aの内部にCIS領域が設け
られていて、これにカード属性情報7が格納されてい
る。これは、前記の図3の実施例と同様に、メモリモジ
ュール32の最上面と基板38との距離を他のメモリモ
ジュール33,34の厚みより小さくするために、基板
38に凹部40を設け、ここにメモリモジュール32を
はめ込む構成を採っている。このことによって、メモリ
モジュール32の最上面と基板38との距離を他のメモ
リモジュ一ル33,34よりも小さくできる。その結
果、メモリモジュール32の実装高さが他のメモリパッ
ケージよりも低くなる。このような構成をとったことに
より、図3の実施例と同様に、外部からシェルを押す等
の外力が加わっても高信頼性を保つことが可能となる。
この実施例は、図3の実施例のように、メモリモジュー
ルを構成するメモリパッケージの数を減らす必要がない
ため、大容量化に適している。
【0017】以上説明してきたが、実施例では、半導体
メモリパッケージを積層したメモリモジュールの基板の
実装例を挙げているが、この発明は、半導体メモリパッ
ケージを積層した形態等の他の形態の半導体モジュール
でもよい。なお、半導体メモリパッケージは、複数のメ
モリ素子の各端子がそれぞれ対応するリードに共通に接
続された複数のメモリ素子と複数のリードとを一体とし
て封止樹脂により封止する構成を採るものである。実施
例では、積層されたメモリのすべてを不揮発性メモリと
しているが、属性情報を記憶する最下段のメモリだけが
不揮発性メモリであればよい。以上説明してきたが、実
施例では、半導体パッケージを積層した半導体モジュー
ルの基板実装例を挙げているが、この発明は、メモリチ
ップをそのまま積層した形態等の他の形態の半導体モジ
ュールでもよく、また、半導体パッケージそのものを積
層したものであってもよい。半導体パッケージは、メモ
リチップ1つをパッケージしたものであってもよく、こ
れはフラットパッケージ、テープキャリアパッケージ、
ピングリッドアレイ等各種のパッケージであってもよ
い。さらに、半導体モジュールや半導体パッケージに換
えて半導体素子(チップ)そのものが積層されてもよ
く、それがシステムLSIそのものであってもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、メモリモジュールを構成するメモリのうち、基板ま
での距離が短い最下段の不揮発性メモリパッケージに、
カード認識用の属性情報が書かれ、上段にはさらにリー
ド端子を持つメモリモジュールが配置されているため、
上段のメモリモジュールがシールド効果の作用をなしか
つ配線が短いのでノイズ等の外乱の影響を最小限に抑え
ることが可能となる。その結果、メモリカードをホスト
のコンピュータのソケットに挿入した場合にカード認識
をより確実に行うことができる信頼性の高いメモリカー
ドを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明のメモリカードを適用した一
実施例(実施例1)のメモリカードの構成図である。
【図2】図2は、図1の実施例(実施例1)におけるメ
モリカードのカード認識処理のフローチャートである。
【図3】図3は、他の実施例(実施例2)のメモリカー
ドの構成図である。
【図4】図4は、図3に示す実施例(実施例2)のシェ
ルを含めた構成の断面図である。
【図5】図5は、さらに他の実施例(実施例3)のメモ
リカードの構成図である。
【図6】図6は、図5に示す実施例(実施例3)のシェ
ルを含めた構成の断面図である。
【符号の説明】
1,11,31…メモリカード、 2,12,13,14,15,16,32,33,3
4,35,36…メモリモジュール、 3a,3b,3c,20a,20b,40a,40b,
40c…不揮発性メモリチップ、 4a,4b,4c…アウターリード、 5,18…基板、 6…コネクタ部、 7…カード属性情報、 17,37…コントローラ、 19,39…シェル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリチップあるいは半導体メモリパッケ
    ージが多段に積層されたメモリモジュールが基板に実装
    されたメモリカードにおいて、前記メモリモジュールの
    基板側に隣接する最下段の前記メモリチップあるいは前
    記半導体メモリパッケージが不揮発性のメモリであり、
    このメモリに前記メモリカードの属性情報が格納されて
    いるメモリカード。
  2. 【請求項2】さらにコントローラを有し、このコントロ
    ーラは、前記メモリカードが挿入されたときに前記属性
    情報を読み出す請求項1記載のメモリカード。
  3. 【請求項3】さらに、前記メモリカードは、上段側のア
    ウターリードが下段側のアウターリードより外側に配置
    された複数の前記メモリモジュールが前記基板の同一面
    に実装され、シェルで覆われたものであり、複数の前記
    メモリモジュールの1つの実装高さは、他のいずれかの
    前記メモリモジュールよりも低いものであって、前記属
    性情報は、この高さの低いメモリモジュールの前記最下
    段のメモリに記憶される請求項2記載のメモリカード。
  4. 【請求項4】実装高さの低い前記メモリモジュールは、
    内側に配置された前記メモリモジュールが割り当てら
    れ、前記コントローラの最上面の高さも前記基板の自己
    と同じ面に実装されたいずれかの前記メモリモジュール
    よりも低いものである請求項3記載のメモリカード。
  5. 【請求項5】実装高さの低い前記メモリモジュールは、
    前記前記基板に凹部を設けはめ込むことにより実装され
    ている請求項3記載のメモリカード。
  6. 【請求項6】前記不揮発性メモリチップは、フラッシュ
    EEPROMメモリチップである請求項1から5項のう
    ちのいずれか1項に記載のメモリカード。
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