JP2000121045A - 炎診断装置 - Google Patents

炎診断装置

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JP2000121045A
JP2000121045A JP10294960A JP29496098A JP2000121045A JP 2000121045 A JP2000121045 A JP 2000121045A JP 10294960 A JP10294960 A JP 10294960A JP 29496098 A JP29496098 A JP 29496098A JP 2000121045 A JP2000121045 A JP 2000121045A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、燃焼機器の炎を診断することで燃焼
機器の燃焼状態を監視する機能を持つ炎診断装置の提供
を目的とする。 【解決手段】燃焼制御パラメータ情報を検索キーにし
て、正常な燃焼状態にある炎の画像データやそれが持つ
特徴量を管理するデータベースを用意する構成を採っ
て、燃焼機器の燃焼制御パラメータ情報を入手し、それ
を使ってこのデータベースを検索することで、正常な燃
焼状態にある炎の画像データやそれが持つ特徴量を取得
して、それと現在の燃焼機器の炎の画像データやそれが
持つ特徴量とを対比しつつ表示する構成を採ったり、そ
の取得した正常な燃焼状態にある炎の画像データの持つ
特徴量と現在の燃焼機器の炎の画像データの持つ特徴量
との類似度を評価することで現在の燃焼機器の燃焼状態
が正常であるのか否かを検出する構成を採る。これによ
り燃焼機器の効率的なメンテナンスを実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼機器の炎を診
断することで燃焼機器の燃焼状態を監視する機能を持つ
炎診断装置に関する。
【0002】燃焼機器の炎を見れば、燃焼機器の燃焼状
態を知ることができる。これから、燃焼機器の炎を診断
することで燃焼機器の燃焼状態を監視する機能を持つ炎
診断装置の提供が望まれている。
【0003】
【従来の技術】これまでは、熟練したメンテナンスマン
が燃焼機器の炎を見て、その炎の色や形などから、燃料
の種類や燃料の量や燃焼の温度などに合わせて空燃比な
どを調整することで、燃焼機器の燃焼状態を正常なもの
に調整するという方法を採っていた。
【0004】そして、熟練したメンテナンスマンが燃焼
機器の炎を見て、その炎の色や形などから、燃焼機器が
正常に動作しているのか否かを判断するという方法を採
っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、メンテナンスマンによっ
て燃焼状態の調整の仕方が異なったり、燃焼機器が正常
に動作しているのか否かの判断が異なるという問題点が
ある。
【0006】更に、従来技術に従っていると、熟練した
メンテナンスマンの持つ長年の経験と勘を頼りとするこ
とになるが、このような熟練したメンテナンスマンの数
が少なくなりつつある現在、広範囲の地域での効率的な
メンテナンスを実現することが不可能になりつつあると
いう問題点もある。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、燃焼機器の炎を診断することで燃焼機器の燃
焼状態を監視する機能を持つ新たな炎診断装置の提供を
目的する。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。
【0009】図中、1は本発明を具備する炎診断装置、
2は診断対象となるボイラなどの燃焼機器、3は燃焼機
器2を制御する燃焼制御機器である。
【0010】本発明の炎診断装置1は、燃焼機器1の炎
を診断する機能を有するものであって、燃焼制御機器3
と一体的に構成されて設置されたり、インターネットな
どのネットワークを介して燃焼機器1から離れた遠隔地
に設置され、データベース10と、ディスプレイ11
と、入力手段12と、抽出手段13と、入手手段14
と、取得手段15と、表示手段16と、検出手段17と
を備える。
【0011】このデータベース10は、燃焼制御パラメ
ータ情報(バーナ種類や燃料種類や燃料量や燃焼温度や
空燃比など)を検索キーにして、正常な燃焼状態にある
炎の画像データを管理したり、その画像データの持つ特
徴量を管理する。ここで、データベース10は、インタ
ーネットなどのネットワークを介して遠隔地に設けられ
ることもある。
【0012】ディスプレイ11は、ディスプレイ情報を
表示する。ここで、ディスプレイ11は、インターネッ
トなどのネットワークを介して遠隔地に設けられること
もある。入力手段12は、カメラにより撮影される燃焼
機器2の炎の画像データを入力する。ここで、炎診断装
置1が燃焼機器2から離れた遠隔地に設置されるときに
は、入力手段12は、例えば電子メールの添付ファイル
を使って、燃焼機器2の炎の画像データを入力する。
【0013】抽出手段13は、入力手段12の入力する
炎の画像データの持つ特徴量を抽出する。入手手段14
は、入力手段12の入力処理に同期して、燃焼制御機器
3から、燃焼機器2の燃焼制御パラメータ情報を入手す
る。ここで、炎診断装置1が燃焼機器2から離れた遠隔
地に設置されるときには、入手手段14は、例えば電子
メールを使って、燃焼機器2の燃焼制御パラメータ情報
を入手する。
【0014】取得手段15は、データベース10にアク
セスすることで、入手手段14の入手する燃焼制御パラ
メータ情報の指す正常な燃焼状態にある炎の画像データ
を取得したり、その画像データの持つ特徴量を取得す
る。ここで、データベース10が炎診断装置1から離れ
た遠隔地に設置されるときには、取得手段15は、例え
ば電子メールを使って、正常な燃焼状態にある炎の画像
データを取得したり、その画像データの持つ特徴量を取
得する。
【0015】表示手段16は、入力手段12の入力する
炎の画像データと取得手段15の取得する炎の画像デー
タとを、ディスプレイ画面に対比しつつ表示したり、抽
出手段13の抽出する特徴量と取得手段15の取得する
特徴量とを、ディスプレイ画面に対比しつつ表示する。
ここで、ディスプレイ11が遠隔地に設けられるときに
は、表示手段16は、表示情報を送信することでこの表
示処理を実行する。
【0016】検出手段17は、抽出手段13の抽出する
特徴量と取得手段15の取得する特徴量との間の距離を
算出することで、入力手段12の入力する炎の画像デー
タが正常であるのか否かを検出する。
【0017】このように構成される本発明の炎診断装置
1では、入力手段12が燃焼機器2の炎の画像データを
入力すると、入手手段14は、その入力処理に同期し
て、燃焼機器2の燃焼制御パラメータ情報を入手する。
【0018】この入手手段14の入手処理を受けて、取
得手段15は、データベース10にアクセスすること
で、その入手された燃焼制御パラメータ情報の指す正常
な燃焼状態にある炎の画像データを取得する。
【0019】そして、この取得手段15の取得処理を受
けて、表示手段16は、入力手段12の入力した炎の画
像データと取得手段15の取得した炎の画像データと
を、ディスプレイ画面に対比しつつ表示する。
【0020】また、本発明の炎診断装置1では、入力手
段12が燃焼機器2の炎の画像データを入力すると、抽
出手段13は、入力された炎の画像データの持つ特徴量
を抽出し、入手手段14は、その入力処理に同期して、
燃焼機器2の燃焼制御パラメータ情報を入手する。
【0021】この入手手段14の入手処理を受けて、取
得手段15は、データベース10にアクセスすること
で、その入手された燃焼制御パラメータ情報の指す正常
な燃焼状態にある炎の画像データの持つ特徴量を取得
(データベース10が炎の画像データを管理するときに
は、燃焼制御パラメータ情報の指す炎の画像データから
特徴量を抽出することで取得し、データベース10が直
接特徴量を管理するときには、燃焼制御パラメータ情報
の指す特徴量を取得)する。
【0022】そして、この取得手段15の取得処理を受
けて、表示手段16は、抽出手段13の抽出した特徴量
と取得手段15の取得した特徴量とを、ディスプレイ画
面に対比しつつ表示し、検出手段17は、抽出手段13
の抽出した特徴量と取得手段15の取得した特徴量との
間の距離を算出することで、入力手段12の入力した炎
の画像データが正常であるのか否かを検出する。
【0023】このように、本発明では、燃焼制御パラメ
ータ情報を検索キーにして、正常な燃焼状態にある炎の
画像データを管理するデータベース10を用意する構成
を採って、燃焼機器2の燃焼制御パラメータ情報を入手
し、それを使ってこのデータベース10を検索すること
で、正常な燃焼状態にある炎の画像データを取得して、
それと現在の燃焼機器2の炎の画像データとを対比しつ
つ表示する構成を採るので、燃焼機器の効率的なメンテ
ナンスを実現できるようになるとともに、例えば、熟練
したメンテナンスマンがこの表示情報を遠隔地で見て現
場に対して指示を与えることができるようになること
で、広い地域を効率的にメンテナンスできるようにな
る。
【0024】また、本発明では、燃焼制御パラメータ情
報を検索キーにして、正常な燃焼状態にある炎の画像デ
ータあるいはそれが持つ特徴量を管理するデータベース
10を用意する構成を採って、燃焼機器2の燃焼制御パ
ラメータ情報を入手し、それを使ってこのデータベース
10を検索することで、正常な燃焼状態にある炎の画像
データの持つ特徴量を取得して、それと現在の燃焼機器
2の炎の画像データの持つ特徴量とを対比しつつ表示す
る構成を採るので、燃焼機器の効率的なメンテナンスを
実現できるようになるとともに、例えば、熟練したメン
テナンスマンがこの表示情報を遠隔地で見て現場に対し
て指示を与えることができるようになることで、広い地
域を効率的にメンテナンスできるようになる。
【0025】また、本発明では、燃焼制御パラメータ情
報を検索キーにして、正常な燃焼状態にある炎の画像デ
ータあるいはそれが持つ特徴量を管理するデータベース
10を用意する構成を採って、燃焼機器2の燃焼制御パ
ラメータ情報を入手し、それを使ってこのデータベース
10を検索することで、正常な燃焼状態にある炎の画像
データの持つ特徴量を取得して、それと現在の燃焼機器
2の炎の画像データの持つ特徴量との間の距離(類似
度)を評価することで現在の燃焼機器2の燃焼状態が正
常であるのか否かを検出する構成を採るので、熟練した
メンテナンスマンに依らずに燃焼機器のメンテナンスを
実現できるようになるとともに、客観的なメンテナンス
を実現できるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0027】図2に、本発明の一実施例を図示する。図
中、図1で説明したものと同じものについては同一の記
号で示してある。
【0028】1aは燃焼機器2と同一場所に設置される
本発明を具備するパーソナルコンピュータ、20は燃焼
機器2の備えるバーナ、21は燃焼機器2の炎を撮影す
るカラーカメラ、30は本発明を実現すべくパーソナル
コンピュータ1aに展開される表示プログラム、31は
本発明を実現すべくパーソナルコンピュータ1aに展開
される検出プログラムである。
【0029】図3にデータベース10の一実施例、図4
にデータベース10の他の実施例を図示する。
【0030】この図3の実施例に従うデータベース10
は、バーナ機種(バーナ種類)/燃料種類/燃料量/燃
焼温度/空燃比を検索キーにして、正常な燃焼状態にあ
る炎の画像データ(カラーカメラにより撮影される)を
管理する。
【0031】すなわち、バーナ機種がAで、燃料種類が
ガスで、燃料量が5l/minで、燃焼温度が1000
度で、空燃比が10%のときにおける正常な燃焼状態に
ある炎画像データ40を管理するというように、バーナ
機種/燃料種類/燃料量/燃焼温度/空燃比の組み合わ
せで定義される各燃焼状態毎に、正常な燃焼状態にある
炎画像データ40を管理するのである。
【0032】一方、図4の実施例に従うデータベース1
0は、バーナ機種/燃料種類/燃料量/燃焼温度/空燃
比を検索キーにして、正常な燃焼状態にある炎の画像デ
ータの持つ特徴量を管理する。
【0033】すなわち、バーナ機種がAで、燃料種類が
ガスで、燃料量が5l/minで、燃焼温度が1000
度で、空燃比が10%のときにおける正常な燃焼状態に
ある炎画像データ40の持つ炎画像データ特徴量41を
管理するというように、バーナ機種/燃料種類/燃料量
/燃焼温度/空燃比の組み合わせで定義される各燃焼状
態毎に、正常な燃焼状態にある炎画像データ40の持つ
炎画像データ特徴量41を管理するのである。
【0034】この炎画像データ特徴量41は、炎画像デ
ータ40を特徴付けるものであればどのようなものであ
ってもよいが、例えば、図5(a)に示すように、炎画
像データ40のRGB空間にいくつかの領域を定義し
て、図5(b)に示すように、それらの各RGB空間領
域に含まれる画素数を求め、図5(c)に示すように、
それらの画素数の比率で定義される、 特徴量=(N11/N,N21/N,N31/N,N41/N,
N51/N) 但し、N=N11+N21+N31+N41+N51 を算出することで定義してもよい。
【0035】また、例えば、図6(a)に示すように、
炎の位置に応じたいくつかの領域を定義して、図6
(b)に示すように、それらの各領域に含まれる画素の
持つRGBの平均値を求めて、それらの並びにより定義
される、 特徴量=(<R11>,<G11>,<B11>,<R21>,
<G21>,<B21>,<R31>,<G31>,<B31>) を求めることで定義してもよい。
【0036】その他に、色相と明度と彩度との色空間な
どで定義される特徴量を定義したり、炎の形から定義さ
れる特徴量を定義することも可能である。
【0037】図7に、パーソナルコンピュータ1aに展
開される表示プログラム30の実行する処理フローの一
実施例、図8に、パーソナルコンピュータ1aに展開さ
れる検出プログラム31の実行する処理フローの一実施
例を図示する。
【0038】次に、これらの処理フローに従って、図2
のように構成される本発明の動作処理について説明す
る。
【0039】表示プログラム30は、例えば表示要求が
発行されることで起動されると、図7の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ1で、カラーカメラ2
1の撮影する燃焼機器2の炎の画像データを入力する。
【0040】続いて、ステップ2で、燃焼制御機器3か
ら燃焼制御パラメータの情報を入手する。すなわち、燃
焼機器2の炎の画像データを入力した時点におけるバー
ナ機種/燃料種類/燃料量/燃焼温度/空燃比の情報を
入手するのである。なお、バーナ機種や燃料種類は、そ
の都度変動するものではないので一度入手するだけで足
りる。
【0041】続いて、ステップ3で、図3のように構成
されるデータベース10を検索することで、ステップ2
で入手した燃焼制御パラメータ情報の指す炎画像データ
40を取得する。すなわち、ステップ2で入手した燃焼
制御パラメータ情報の指定する燃焼状態における正常な
炎画像データ40を取得するのである。
【0042】このとき、ステップ2で入手した燃焼制御
パラメータ情報と完全に一致するものがデータベース1
0に登録されていないときには、登録されている最も近
い燃焼制御パラメータ情報を特定して、それが指定する
炎画像データ40を取得することになる。
【0043】続いて、ステップ4で、ステップ1で入力
した燃焼機器2の炎の画像データと、ステップ3で取得
した炎画像データ40とを対比しつつ、ディスプレイ1
1に表示する。
【0044】例えば、図9のように、同一ディスプレイ
画面上に、燃焼機器2の炎の画像データと、その燃焼状
態における正常な炎画像データ40とを並べて表示する
というように、現在の炎の画像データと、その燃焼状態
における正常な炎の画像データとを対比しつつ表示する
のである。
【0045】この表示プログラム30の実行する表示処
理に従って、メンテナンスマンは、燃焼機器2の効率的
なメンテナンスを実現できるようになる。
【0046】ここで、2つの炎の画像データを並べて表
示することで対比表示を実行するという構成を採る以外
にも、例えば、2つの炎の画像データの差分値を表示す
るというような形式で対比表示を実行することもある。
【0047】図7の処理フローでは、現在の炎の画像デ
ータと、その燃焼状態における正常な炎の画像データと
を対比しつつ表示する構成を採ったが、データベース1
0が図4のように炎画像データ特徴量41を管理する構
成を採るときには、表示プログラム30は、図10の処
理フローに示すように、カラーカメラ21の撮影する燃
焼機器2の炎の画像データを入力すると、その炎の画像
データの持つ特徴量を抽出する構成を採って、その抽出
した特徴量と、データベース10から取得する炎画像デ
ータ特徴量41(正常な燃焼状態における特徴量)とを
対比しつつ、ディスプレイ11に表示するように処理す
ることになる。
【0048】例えば、図11のように、同一ディスプレ
イ画面上に、燃焼機器2の炎の画像データの持つ特徴量
と、その燃焼状態における正常な炎画像データ特徴量4
1とを並べて表示するというように、現在の炎の画像デ
ータの持つ特徴量と、その燃焼状態における正常な炎の
画像データの持つ特徴量とを対比しつつ表示するのであ
る。
【0049】この表示プログラム30の実行する表示処
理に従う場合にも、メンテナンスマンは、燃焼機器2の
効率的なメンテナンスを実現できるようになる。
【0050】ここで、2つの特徴量を並べて表示するこ
とで対比表示を実行するという構成を採る以外にも、例
えば、2つの特徴量の差分値を表示するというような形
式で対比表示を実行することもある。
【0051】また、図10の処理フローでは、データベ
ース10が図4のように炎画像データ特徴量41を管理
することを想定したが、図3のように炎画像データ40
を管理するときに対しても適用可能であり、このときに
は、表示プログラム30は、データベース10から読み
出した炎画像データ40から炎画像データ特徴量41を
抽出する処理を行うことになる。この構成に従うと、炎
画像データ特徴量41を抽出する必要があることから処
理時間がかかることになるが、特徴量の定義を簡単に変
更できるというメリットがある。
【0052】次に、検出プログラム31の実行する処理
について説明する。
【0053】検出プログラム31は、例えば検出要求が
発行されることで起動されると、図8の処理フローに示
すように、先ず最初に、ステップ1で、カラーカメラ2
1の撮影する燃焼機器2の炎の画像データを入力する。
【0054】続いて、ステップ2で、その入力した炎の
画像データの持つ特徴量を抽出する。このとき抽出する
特徴量は、図4のように構成されるデータベース10の
管理する炎画像データ特徴量41と同じものである。
【0055】続いて、ステップ3で、燃焼制御機器3か
ら燃焼制御パラメータの情報を入手する。すなわち、燃
焼機器2の炎の画像データを入力した時点におけるバー
ナ機種/燃料種類/燃料量/燃焼温度/空燃比の情報を
入手するのである。なお、バーナ機種や燃料種類は、そ
の都度変動するものではないので一度入手するだけで足
りる。
【0056】続いて、ステップ4で、図4のように構成
されるデータベース10を検索することで、ステップ3
で入手した燃焼制御パラメータ情報の指す炎画像データ
特徴量41を取得する。すなわち、ステップ2で入手し
た燃焼制御パラメータ情報の指定する燃焼状態における
正常な炎画像データ40の持つ特徴量を取得するのであ
る。
【0057】続いて、ステップ5で、ステップ2で抽出
した特徴量と、ステップ4で取得した炎画像データ特徴
量41との間の距離を算出する。ステップ2で抽出した
特徴量が(X11, X21, X31, ・・・, Xn1)で表さ
れ、ステップ4で取得した炎画像データ特徴量41が
(X10, X20, X30, ・・・, Xn0)で表される場合、
例えば、 特徴量=〔Σ(Xi1−Xi0)2 1/2 と定義される算出式に従って、2つの特徴量の間の距離
を算出するのである。
【0058】続いて、ステップ6で、ステップ5で算出
した距離が規定以下であるのか否かを判断して、規定以
下でないことを判断するときには、ステップ7に進ん
で、燃焼状態が異常である旨を通知するメッセージをデ
ィスプレイ11に表示して処理を終了し、規定以下であ
ることを判断するときには、ステップ8に進んで、燃焼
状態が正常である旨を通知するメッセージをディスプレ
イ11に表示して処理を終了する。
【0059】この検出プログラム31の実行する検出処
理に従って、メンテナンスマンは、勘などに頼らずに燃
焼機器2の燃焼状態を正確に診断したり調整したりでき
るようになる。
【0060】ここで、図8の処理フローでは、データベ
ース10が図4のように炎画像データ特徴量41を管理
する構成を採ることを想定したが、図3のように炎画像
データ40を管理するときに対しても適用可能であり、
このときには、検出プログラム31は、データベース1
0から読み出した炎画像データ40から炎画像データ特
徴量41を抽出する処理を行うことになる。
【0061】図2の実施例では、データベース10をパ
ーソナルコンピュータ1aに備える構成を採ったが、図
12に示すように、パーソナルコンピュータ1aとは切
り離して、インターネットなどのようなネットワーク5
0を介して接続されるサーバ60に備える構成を採るこ
とも可能である。
【0062】この場合には、パーソナルコンピュータ1
aは、例えば、電子メールを使って、サーバ60に燃焼
制御パラメータ情報を送信することで、サーバ60の側
で炎画像データ40や炎画像データ特徴量41を検索さ
せて、その検索結果を返信(炎画像データ40は添付フ
ァイルとして電子メールに添付させることで簡単に返信
可能である)させる構成を採ることになる。
【0063】この構成に従うと、データベース10の管
理が容易になるというメリットが得られることになる。
【0064】また、図2の実施例では、本発明の処理を
行うパーソナルコンピュータ1aを燃焼機器2と同一の
場所に設置するという構成を採ったが、図13に示すよ
うに、燃焼機器2の設置場所には、電子メールなどの送
信処理を実行する別のパーソナルコンピュータ1bを設
置して、本発明の処理を行うパーソナルコンピュータ1
aについては、インターネットなどのようなネットワー
ク50を介して遠隔地に設置する構成を採ることも可能
である。
【0065】この場合には、燃焼機器2の設置場所に設
置されるパーソナルコンピュータ1bは、例えば、電子
メールを使って、燃焼制御機器3から取得した燃焼制御
パラメータ情報と、カラーカメラ21により撮影される
燃焼機器2の炎の画像データとを、本発明の処理を行う
パーソナルコンピュータ1aに送信(炎の画像データは
添付ファイルとして電子メールに添付させることで簡単
に送信可能である)する構成を採ることになる。
【0066】この構成に従うと、燃焼機器2を遠隔地か
ら集中管理できるようになるというメリットが得られる
ことになる。この構成を採るときに、更に、図12に示
すように、データベース10をパーソナルコンピュータ
1aとは切り離して、ネットワーク50を介して接続さ
れるサーバ60に備える構成を採ることも可能である。
【0067】また、図2の実施例では、ディスプレイ1
1をパーソナルコンピュータ1aに備える構成を採った
が、図14に示すように、インターネットなどのような
ネットワーク50を介して遠隔地に設置されるパーソナ
ルコンピュータ1cのものを利用する構成を採ることも
可能である。
【0068】この場合には、遠隔地に設置されるパーソ
ナルコンピュータ1cは、例えば、インターネットで使
われているファイル閲覧ソフトのブラウザ70を利用し
て、パーソナルコンピュータ1aから表示情報を入手し
てディスプレイ11に表示する処理を行う。従って、本
発明の処理を行うパーソナルコンピュータ1aは、遠隔
地に設置されるパーソナルコンピュータ1cからの表示
要求に応答して表示情報をそのパーソナルコンピュータ
1cに送信することで、表示情報をディスプレイ11に
表示する構成を採ることになる。
【0069】図示実施例に従って本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、カラーカメラ21により撮影される燃焼機器2
の炎の画像データを処理対象としたが、赤外線カメラな
どのようなカメラにより撮影される燃焼機器2の炎の画
像データを処理対象とすることもある。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、燃焼
制御パラメータ情報を検索キーにして、正常な燃焼状態
にある炎の画像データやそれが持つ特徴量を管理するデ
ータベースを用意する構成を採って、燃焼機器の燃焼制
御パラメータ情報を入手し、それを使ってこのデータベ
ースを検索することで、正常な燃焼状態にある炎の画像
データやそれが持つ特徴量を取得して、それと現在の燃
焼機器の炎の画像データやそれが持つ特徴量とを対比し
つつ表示する構成を採るので、燃焼機器の効率的なメン
テナンスを実現できるようになるとともに、例えば、熟
練したメンテナンスマンがこの表示情報を遠隔地で見て
現場に対して指示を与えることができるようになること
で、広い地域を効率的にメンテナンスできるようにな
る。
【0071】そして、本発明では、燃焼制御パラメータ
情報を検索キーにして、正常な燃焼状態にある炎の画像
データやそれが持つ特徴量を管理するデータベースを用
意する構成を採って、燃焼機器の燃焼制御パラメータ情
報を入手し、それを使ってこのデータベースを検索する
ことで、正常な燃焼状態にある炎の画像データの持つ特
徴量を取得して、それと現在の燃焼機器の炎の画像デー
タの持つ特徴量との類似度を評価することで現在の燃焼
機器の燃焼状態が正常であるのか否かを検出する構成を
採るので、熟練したメンテナンスマンに依らずに燃焼機
器のメンテナンスを実現できるようになるとともに、客
観的なメンテナンスを実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】データベースの一実施例である。
【図4】データベースの一実施例である。
【図5】炎の画像データの持つ特徴量の説明図である。
【図6】炎の画像データの持つ特徴量の説明図である。
【図7】表示プログラムの実行する処理フローである。
【図8】検出プログラムの実行する処理フローである。
【図9】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図10】検出プログラムの実行する処理フローであ
る。
【図11】ディスプレイ画面の一実施例である。
【図12】本発明の他の実施例である。
【図13】本発明の他の実施例である。
【図14】本発明の他の実施例である。
【符号の説明】
1 炎診断装置 2 燃焼機器 3 燃焼制御機器 10 データベース 11 ディスプレイ 12 入力手段 13 抽出手段 14 入手手段 15 取得手段 16 表示手段 17 検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼機器の炎を診断する炎診断装置であ
    って、 燃焼機器の炎の画像データを入力する入力手段と、 上記入力手段の入力処理に同期して、燃焼機器の燃焼制
    御パラメータ情報を入手する入手手段と、 燃焼制御パラメータ情報を検索キーにして、正常な燃焼
    状態にある炎の画像データを管理する構成を採るデータ
    ベースにアクセスすることで、上記入手手段の入手する
    燃焼制御パラメータ情報の指す正常な燃焼状態にある炎
    の画像データを取得する取得手段と、 上記入力手段の入力する炎の画像データと、上記取得手
    段の取得する炎の画像データとを、ディスプレイ画面に
    対比しつつ表示する表示手段とを備えることを、 特徴とする炎診断装置。
  2. 【請求項2】 燃焼機器の炎を診断する炎診断装置であ
    って、 燃焼機器の炎の画像データを入力する入力手段と、 上記入力手段の入力する炎の画像データの持つ特徴量を
    抽出する抽出手段と、 上記入力手段の入力処理に同期して、燃焼機器の燃焼制
    御パラメータ情報を入手する入手手段と、 燃焼制御パラメータ情報を検索キーにして、正常な燃焼
    状態にある炎の画像データあるいはそれが持つ特徴量を
    管理する構成を採るデータベースにアクセスすること
    で、上記入手手段の入手する燃焼制御パラメータ情報の
    指す正常な燃焼状態にある炎の画像データの持つ特徴量
    を取得する取得手段と、 上記抽出手段の抽出する特徴量と、上記取得手段の取得
    する特徴量とを、ディスプレイ画面に対比しつつ表示す
    る表示手段とを備えることを、 特徴とする炎診断装置。
  3. 【請求項3】 燃焼機器の炎を診断する炎診断装置であ
    って、 燃焼機器の炎の画像データを入力する入力手段と、 上記入力手段の入力する炎の画像データの持つ特徴量を
    抽出する抽出手段と、 上記入力手段の入力処理に同期して、燃焼機器の燃焼制
    御パラメータ情報を入手する入手手段と、 燃焼制御パラメータ情報を検索キーにして、正常な燃焼
    状態にある炎の画像データあるいはそれが持つ特徴量を
    管理する構成を採るデータベースにアクセスすること
    で、上記入手手段の入手する燃焼制御パラメータ情報の
    指す正常な燃焼状態にある炎の画像データの持つ特徴量
    を取得する取得手段と、 上記抽出手段の抽出する特徴量と、上記取得手段の取得
    する特徴量との間の距離を算出することで、上記入力手
    段の入力する炎の画像データが正常であるのか否かを検
    出する検出手段とを備えることを、 特徴とする炎診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載されるいずれかの炎
    診断装置において、 取得手段のアクセス先となるデータベースが、バーナ種
    類、燃料種類、燃料量、燃焼温度及び空燃比の中の一部
    又は全てを燃焼制御パラメータ情報として用いて、管理
    データを管理するよう構成されることを、 特徴とする炎診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3に記載されるいずれかの炎
    診断装置において、 取得手段のアクセス先となるデータベースが、ネットワ
    ークを介して遠隔地に配置されるよう構成されること
    を、 特徴とする炎診断装置。
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