JP2000116754A - 高圧蒸気滅菌器 - Google Patents
高圧蒸気滅菌器Info
- Publication number
- JP2000116754A JP2000116754A JP10307884A JP30788498A JP2000116754A JP 2000116754 A JP2000116754 A JP 2000116754A JP 10307884 A JP10307884 A JP 10307884A JP 30788498 A JP30788498 A JP 30788498A JP 2000116754 A JP2000116754 A JP 2000116754A
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- JP
- Japan
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- pressure steam
- case
- steam sterilizer
- chamber
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ランニングコストを低減することができ、か
つ蒸気を発生させる液体として純水を使用した場合でも
確実に機能する高圧蒸気滅菌器を提供すること。 【解決手段】 チャンバを画成するケーシングの底部
に、電気絶縁材で表面を被覆した静電容量型水位計を設
置している。
つ蒸気を発生させる液体として純水を使用した場合でも
確実に機能する高圧蒸気滅菌器を提供すること。 【解決手段】 チャンバを画成するケーシングの底部
に、電気絶縁材で表面を被覆した静電容量型水位計を設
置している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧蒸気滅菌器に
関するもので、詳しくは、水位計を備えた高圧蒸気滅菌
器に関するものである。
関するもので、詳しくは、水位計を備えた高圧蒸気滅菌
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧蒸気滅菌器は、装置筐体内にステン
レス等によって有底円筒状に形成されたケーシングを備
えており、このケーシングによって上方に開口するチャ
ンバを画成している。一方、装置筐体の上面には、蓋体
が開閉自在に配設され、該蓋体によって上記チャンバの
開口が密閉される。また、この高圧蒸気滅菌器では、ケ
ーシングの底部にヒータを配設している。そして、この
高圧蒸気滅菌器では、ヒータでチャンバの底部に溜めた
液体を加熱して高圧蒸気を発生させ、その高圧蒸気によ
ってチャンバ内に収容した対象物を滅菌する。
レス等によって有底円筒状に形成されたケーシングを備
えており、このケーシングによって上方に開口するチャ
ンバを画成している。一方、装置筐体の上面には、蓋体
が開閉自在に配設され、該蓋体によって上記チャンバの
開口が密閉される。また、この高圧蒸気滅菌器では、ケ
ーシングの底部にヒータを配設している。そして、この
高圧蒸気滅菌器では、ヒータでチャンバの底部に溜めた
液体を加熱して高圧蒸気を発生させ、その高圧蒸気によ
ってチャンバ内に収容した対象物を滅菌する。
【0003】ところで、高圧蒸気滅菌器では、空焚き防
止等のため、ケーシングの底部に液面計を設置してい
る。この液面計は、2本の電極を間隔をもって配設し、
それらの間に入り込んだ液体が電流回路を構成すること
によって液体の存在を確認している。
止等のため、ケーシングの底部に液面計を設置してい
る。この液面計は、2本の電極を間隔をもって配設し、
それらの間に入り込んだ液体が電流回路を構成すること
によって液体の存在を確認している。
【0004】しかしながら、上記従来の高圧蒸気滅菌器
に採用されている液面計は、電極間に液体が存在するか
否かの確認しかできず、水量を計測することはできな
い。したがって、多量の液体をチャンバに溜めた場合に
は、該液体を沸騰させるための多大なエネルギーを必要
とするばかりでなく、多くの時間も必要になる。また、
蒸気を発生させる液体として蒸留水等の純水を使用する
場合があるが、純水は絶縁体に近いため、上記方式によ
る液面計は、機能しない虞がある。
に採用されている液面計は、電極間に液体が存在するか
否かの確認しかできず、水量を計測することはできな
い。したがって、多量の液体をチャンバに溜めた場合に
は、該液体を沸騰させるための多大なエネルギーを必要
とするばかりでなく、多くの時間も必要になる。また、
蒸気を発生させる液体として蒸留水等の純水を使用する
場合があるが、純水は絶縁体に近いため、上記方式によ
る液面計は、機能しない虞がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、ランニングコス
トを低減することができ、かつ蒸気を発生させる液体と
して純水を使用した場合でも確実に機能する高圧蒸気滅
菌器を提供することにある。
トを低減することができ、かつ蒸気を発生させる液体と
して純水を使用した場合でも確実に機能する高圧蒸気滅
菌器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧蒸気滅菌器
では、チャンバを画成するケーシングの底部に、電気絶
縁材で表面を被覆した静電容量型水位計を設置してい
る。さらに、本発明の高圧蒸気滅菌器では、静電容量型
水位計の電極を板状に形成し、それらの電極の側端面を
互いに対向させて配設している。
では、チャンバを画成するケーシングの底部に、電気絶
縁材で表面を被覆した静電容量型水位計を設置してい
る。さらに、本発明の高圧蒸気滅菌器では、静電容量型
水位計の電極を板状に形成し、それらの電極の側端面を
互いに対向させて配設している。
【0007】この発明の発明によれば、純水でも確実に
水位を検出することができ、また相対向する電極の面積
が小さくて済むため、清掃が容易である。
水位を検出することができ、また相対向する電極の面積
が小さくて済むため、清掃が容易である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る高圧蒸気滅
菌器の概念的な縦断面図,図2は横断面図,図3はそれ
らの高圧蒸気滅菌器に使用される水位計の斜視図であ
る。
菌器の概念的な縦断面図,図2は横断面図,図3はそれ
らの高圧蒸気滅菌器に使用される水位計の斜視図であ
る。
【0009】図示した高圧蒸気滅菌器は、ステンレス等
によって有底筒状に形成されたケース1を備えている。
このケース1はチャンバ2を形成するもので、下面にヒ
ータ3と水位計4を備えている。
によって有底筒状に形成されたケース1を備えている。
このケース1はチャンバ2を形成するもので、下面にヒ
ータ3と水位計4を備えている。
【0010】水位計4は、表面がゴム,合成樹脂等の電
気絶縁材によって被覆された2枚の平板状の電極5,5
を備えており、それらの電極5,5は、図3に示したよ
うに、側端面5a,5aが互いに対向するようにして配
置されている。そして、この水位計4は、ケース1の底
部1aにナット6等によって締結される。
気絶縁材によって被覆された2枚の平板状の電極5,5
を備えており、それらの電極5,5は、図3に示したよ
うに、側端面5a,5aが互いに対向するようにして配
置されている。そして、この水位計4は、ケース1の底
部1aにナット6等によって締結される。
【0011】また、ケース1の開口1bの上方には、蓋
7が配設されている。この蓋7は内蓋7aを備えてお
り、該内蓋7aによってケース1の開口1bが閉塞され
る。
7が配設されている。この蓋7は内蓋7aを備えてお
り、該内蓋7aによってケース1の開口1bが閉塞され
る。
【0012】上記滅菌器では、上記水位計4が図示しな
いコントローラに接続され、水位計4からの検出信号に
基づいてコントローラで水位が計測される。また、上記
ヒータ3も上記コントローラに接続されており、水位計
4によって計測された水位に基づいて、例えば、チャン
バ2内の水位が所定以下の場合には、ヒータ3の加熱が
停止される。
いコントローラに接続され、水位計4からの検出信号に
基づいてコントローラで水位が計測される。また、上記
ヒータ3も上記コントローラに接続されており、水位計
4によって計測された水位に基づいて、例えば、チャン
バ2内の水位が所定以下の場合には、ヒータ3の加熱が
停止される。
【0013】このように構成された高圧蒸気滅菌器で
は、チャンバ2の底部に液体が注入される。その際、液
体の水位は水位計4によって計測され、滅菌条件に適合
した水量になったときに注水を停止する。注水の停止
は、マニュアル操作で行なってもよいが、例えば、コン
トローラに予め注水量を設定しておき、チャンバ2内の
液体が所定量に達したときに、バルブ等を閉止すること
によって自動的に注水を停止させるようにすることもで
きる。このようにして注水が完了すると、チャンバ2内
に滅菌対象物が収容され、蓋7によってチャンバ2の開
口を密閉した後に、ヒータ3が加熱される。すると、チ
ャンバ2内の液体は沸騰し、チャンバ2内に高圧蒸気を
発生する。
は、チャンバ2の底部に液体が注入される。その際、液
体の水位は水位計4によって計測され、滅菌条件に適合
した水量になったときに注水を停止する。注水の停止
は、マニュアル操作で行なってもよいが、例えば、コン
トローラに予め注水量を設定しておき、チャンバ2内の
液体が所定量に達したときに、バルブ等を閉止すること
によって自動的に注水を停止させるようにすることもで
きる。このようにして注水が完了すると、チャンバ2内
に滅菌対象物が収容され、蓋7によってチャンバ2の開
口を密閉した後に、ヒータ3が加熱される。すると、チ
ャンバ2内の液体は沸騰し、チャンバ2内に高圧蒸気を
発生する。
【0014】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る高圧蒸気
滅菌器では、液体の水位を検出することができるので、
チャンバ内に注入する液体の水量を、運転条件に合わせ
て必要最小限に留めることができる。したがって、空焚
きを防止するとともに、液体を沸騰させるためのエネル
ギーを最小に抑え、ランニングコストの低減を図ること
ができる。
滅菌器では、液体の水位を検出することができるので、
チャンバ内に注入する液体の水量を、運転条件に合わせ
て必要最小限に留めることができる。したがって、空焚
きを防止するとともに、液体を沸騰させるためのエネル
ギーを最小に抑え、ランニングコストの低減を図ること
ができる。
【0015】また、本発明に係る高圧蒸気滅菌器では、
水位計の電極の側端面を互いに対向配置させているの
で、相対向する電極の面積が小さい。したがって、清掃
が極めて容易になる。
水位計の電極の側端面を互いに対向配置させているの
で、相対向する電極の面積が小さい。したがって、清掃
が極めて容易になる。
【図1】本発明に係る高圧蒸気滅菌器を概念的に示した
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】本発明に係る高圧蒸気滅菌器を概念的に示した
横断面図である。
横断面図である。
【図3】本発明に係る高圧蒸気滅菌器に使用される水位
計の斜視図である。
計の斜視図である。
1 ケーシング 1a 底部 2 チャンバ 3 ヒータ 4 水位計 5 電極 5a 側端面 7 蓋
Claims (2)
- 【請求項1】 チャンバを画成するケーシングの底部
に、電極の表面に電気絶縁材で被覆した静電容量型水位
計を設置したことを特徴とする高圧蒸気滅菌器。 - 【請求項2】 前記静電容量型水位計は、電極を板状に
形成し、それらの電極の側端面を互いに対向させて配設
したものであることを特徴とする請求項1に記載の高圧
蒸気滅菌器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10307884A JP2000116754A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 高圧蒸気滅菌器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10307884A JP2000116754A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 高圧蒸気滅菌器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000116754A true JP2000116754A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17974332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10307884A Pending JP2000116754A (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 高圧蒸気滅菌器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000116754A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005007052A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 滅菌装置 |
US8282976B2 (en) | 2004-07-21 | 2012-10-09 | Sudzucker Aktiengesellschaft Mannheim/Ochsenfurt | Mixtures containing cocoa |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP10307884A patent/JP2000116754A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005007052A (ja) * | 2003-06-20 | 2005-01-13 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 滅菌装置 |
JP4653390B2 (ja) * | 2003-06-20 | 2011-03-16 | 株式会社湯山製作所 | 滅菌装置 |
US8282976B2 (en) | 2004-07-21 | 2012-10-09 | Sudzucker Aktiengesellschaft Mannheim/Ochsenfurt | Mixtures containing cocoa |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080325 |