JP2000115372A - 構内交換機及びそれに用いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
構内交換機及びそれに用いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2000115372A JP2000115372A JP10282328A JP28232898A JP2000115372A JP 2000115372 A JP2000115372 A JP 2000115372A JP 10282328 A JP10282328 A JP 10282328A JP 28232898 A JP28232898 A JP 28232898A JP 2000115372 A JP2000115372 A JP 2000115372A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通話品質を犠牲にしない範囲で最も安い方路
やキャリアを選択可能な構内交換機を提供する。 【解決手段】 構内交換機１のＣＰＵ３は専用線７及び
公衆網８の各キャリアａ，ｂを使用した場合の夫々の通
話料金を計算して比較し、安い順に順位付けを行い、料
金の安い順位に従って回線の空き塞がりをチェックす
る。ＣＰＵ３は空き回線がインターネット電話の場合、
パケット伝送時間及びトラフィック情報を要求して受信
すると、得られた転送時間及びトラフィック情報を予め
設定されたしきい値データと比較してインターネット電
話の通話品質を判断し、その判断結果にしたがって加入
者端末１１への発信を行う。
やキャリアを選択可能な構内交換機を提供する。 【解決手段】 構内交換機１のＣＰＵ３は専用線７及び
公衆網８の各キャリアａ，ｂを使用した場合の夫々の通
話料金を計算して比較し、安い順に順位付けを行い、料
金の安い順位に従って回線の空き塞がりをチェックす
る。ＣＰＵ３は空き回線がインターネット電話の場合、
パケット伝送時間及びトラフィック情報を要求して受信
すると、得られた転送時間及びトラフィック情報を予め
設定されたしきい値データと比較してインターネット電
話の通話品質を判断し、その判断結果にしたがって加入
者端末１１への発信を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は構内交換機及びそれ
に用いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラ
ムを記録した記録媒体に関し、特にＬＣＲ（Ｌｅａｓｔ
Ｃｏｓｔ Ｒｏｕｔｉｎｇ：コスト最適化迂回）機能
を装備した構内交換機に関する。
に用いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラ
ムを記録した記録媒体に関し、特にＬＣＲ（Ｌｅａｓｔ
Ｃｏｓｔ Ｒｏｕｔｉｎｇ：コスト最適化迂回）機能
を装備した構内交換機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、構内交換機においては、外線発信
時のトランク方路において、着地までの通話料金を計算
し、最も料金の安くなる方路を予想し、その方路を自動
的に選択して発信するＬＣＲ機能が装備されたものがあ
る。
時のトランク方路において、着地までの通話料金を計算
し、最も料金の安くなる方路を予想し、その方路を自動
的に選択して発信するＬＣＲ機能が装備されたものがあ
る。
【０００３】例えば、特開平５−２７６２５２号公報に
開示された構内自動交換機は複数のキャリアヘアクセス
するための局線と、局線発信時の平均通話時間データを
監視して蓄積しかつＬＣＲの選択論理に市街番号や時間
帯毎の過去の平均通話時間データを加味して最も安いキ
ャリアを選択する機能とを有している。
開示された構内自動交換機は複数のキャリアヘアクセス
するための局線と、局線発信時の平均通話時間データを
監視して蓄積しかつＬＣＲの選択論理に市街番号や時間
帯毎の過去の平均通話時間データを加味して最も安いキ
ャリアを選択する機能とを有している。
【０００４】この構内自動交換機では局線発信通話が行
われる度に通話時間を計数し、その結果を市街番号、曜
日、時間帯毎に夫々平均時間を計算して記憶している。
新たな外線発信が行われる場合、上記の平均通話時間を
加味して複数のキャリア毎の通話料金を計算し、その計
算結果を比較し、最も料金の安いキャリアを選択して発
信している。
われる度に通話時間を計数し、その結果を市街番号、曜
日、時間帯毎に夫々平均時間を計算して記憶している。
新たな外線発信が行われる場合、上記の平均通話時間を
加味して複数のキャリア毎の通話料金を計算し、その計
算結果を比較し、最も料金の安いキャリアを選択して発
信している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の構内交
換機では、料金比較のみにより方路やキャリアを選択し
ているため、通話品質が犠牲となる場合がある。
換機では、料金比較のみにより方路やキャリアを選択し
ているため、通話品質が犠牲となる場合がある。
【０００６】例えば、インターネット電話は、インター
ネットで通信される各種マルチメディアのトラフィック
変動によって音声の再現性や遅延等の通話品質に影響を
受けやすい。
ネットで通信される各種マルチメディアのトラフィック
変動によって音声の再現性や遅延等の通話品質に影響を
受けやすい。
【０００７】しかしながら、一般的な構内交換機ではキ
ャリア選択の判断基準として料金比較のみを用いてお
り、インターネット電話の通話料金は一般的に既存電話
網より安いため、インターネットのトラフィックによっ
て通話品質が悪くなっているような状況でも常にインタ
ーネット電話が選択されてしまうこととなる。
ャリア選択の判断基準として料金比較のみを用いてお
り、インターネット電話の通話料金は一般的に既存電話
網より安いため、インターネットのトラフィックによっ
て通話品質が悪くなっているような状況でも常にインタ
ーネット電話が選択されてしまうこととなる。
【０００８】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、通話品質を犠牲にしない範囲で最も安い方路やキ
ャリアを選択することができる構内交換機及びそれに用
いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラムを
記録した記録媒体を提供することにある。
消し、通話品質を犠牲にしない範囲で最も安い方路やキ
ャリアを選択することができる構内交換機及びそれに用
いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラムを
記録した記録媒体を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明による構内交換機
は、外線発信時に相手先に接続可能な複数の方路各々の
通話料金を比較して最も安い方路を選択するコスト最適
化迂回機能を含む構内交換機であって、前記コスト最適
化迂回機能で選択された前記相手先までの方路がインタ
ーネット電話の通信路か否かを判断する判断手段と、前
記判断手段で前記インターネット電話の通信路と判断さ
れた時に当該通信路のトラフィック情報を取得する取得
手段と、前記取得手段で取得した前記トラフィック情報
を予め設定されたしきい値と比較する比較手段と、前記
比較手段の比較結果が前記しきい値以下を示す時にその
通信路の通話品質を良と判断してその通信路を用いて前
記相手先への発信を行う手段とを備えている。
は、外線発信時に相手先に接続可能な複数の方路各々の
通話料金を比較して最も安い方路を選択するコスト最適
化迂回機能を含む構内交換機であって、前記コスト最適
化迂回機能で選択された前記相手先までの方路がインタ
ーネット電話の通信路か否かを判断する判断手段と、前
記判断手段で前記インターネット電話の通信路と判断さ
れた時に当該通信路のトラフィック情報を取得する取得
手段と、前記取得手段で取得した前記トラフィック情報
を予め設定されたしきい値と比較する比較手段と、前記
比較手段の比較結果が前記しきい値以下を示す時にその
通信路の通話品質を良と判断してその通信路を用いて前
記相手先への発信を行う手段とを備えている。
【００１０】本発明によるコスト最適化迂回方式は、外
線発信時に相手先に接続可能な複数の方路各々の通話料
金を比較して最も安い方路を選択するコスト最適化迂回
方式であって、選択された前記相手先までの方路がイン
ターネット電話の通信路か否かを判断するステップと、
前記インターネット電話の通信路と判断された時に当該
通信路のトラフィック情報を取得するステップと、取得
した前記トラフィック情報を予め設定されたしきい値と
比較するステップと、前記トラフィック情報が前記しき
い値以下の時にその通信路の通話品質を良と判断してそ
の通信路を用いて前記相手先への発信を行うステップと
を備えている。
線発信時に相手先に接続可能な複数の方路各々の通話料
金を比較して最も安い方路を選択するコスト最適化迂回
方式であって、選択された前記相手先までの方路がイン
ターネット電話の通信路か否かを判断するステップと、
前記インターネット電話の通信路と判断された時に当該
通信路のトラフィック情報を取得するステップと、取得
した前記トラフィック情報を予め設定されたしきい値と
比較するステップと、前記トラフィック情報が前記しき
い値以下の時にその通信路の通話品質を良と判断してそ
の通信路を用いて前記相手先への発信を行うステップと
を備えている。
【００１１】本発明によるコスト最適化迂回制御プログ
ラムを記録した記録媒体は、コンピュータに、外線発信
時に相手先に接続可能な複数の方路各々の通話料金を比
較して最も安い方路を選択させるためのコスト最適化迂
回制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記コ
スト最適化迂回制御プログラムは前記コンピュータに、
選択された前記相手先までの方路がインターネット電話
の通信路か否かを判断させ、前記インターネット電話の
通信路と判断された時に当該通信路のトラフィック情報
を取得させ、取得した前記トラフィック情報を予め設定
されたしきい値と比較させ、前記トラフィック情報が前
記しきい値以下の時にその通信路の通話品質を良と判断
してその通信路を用いて前記相手先への発信を行わせて
いる。
ラムを記録した記録媒体は、コンピュータに、外線発信
時に相手先に接続可能な複数の方路各々の通話料金を比
較して最も安い方路を選択させるためのコスト最適化迂
回制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記コ
スト最適化迂回制御プログラムは前記コンピュータに、
選択された前記相手先までの方路がインターネット電話
の通信路か否かを判断させ、前記インターネット電話の
通信路と判断された時に当該通信路のトラフィック情報
を取得させ、取得した前記トラフィック情報を予め設定
されたしきい値と比較させ、前記トラフィック情報が前
記しきい値以下の時にその通信路の通話品質を良と判断
してその通信路を用いて前記相手先への発信を行わせて
いる。
【００１２】すなわち、本発明の構内交換機は、通話料
金比較を行う際に、インターネット電話の通信路となる
インターネットのトラフィックを検出し、または別装置
によって検出した結果を受取り、それらの値を予めしき
い値として設定されたデータとの比較によって方路選択
の候補として使用して良いか否かの判定を行うＬＣＲ
（Ｌｅａｓｔ Ｃｏｓｔ Ｒｏｕｔｉｎｇ：コスト最適
化迂回）機能を有している。
金比較を行う際に、インターネット電話の通信路となる
インターネットのトラフィックを検出し、または別装置
によって検出した結果を受取り、それらの値を予めしき
い値として設定されたデータとの比較によって方路選択
の候補として使用して良いか否かの判定を行うＬＣＲ
（Ｌｅａｓｔ Ｃｏｓｔ Ｒｏｕｔｉｎｇ：コスト最適
化迂回）機能を有している。
【００１３】この機能によって、構内交換機からの外線
発信にインターネット電話を利用可能な場合に、インタ
ーネット電話利用によって通話品質を犠牲にしない範囲
で、最も通話料金の安い方路やキャリアが選択可能とな
る。
発信にインターネット電話を利用可能な場合に、インタ
ーネット電話利用によって通話品質を犠牲にしない範囲
で、最も通話料金の安い方路やキャリアが選択可能とな
る。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によ
るネットワークシステムの構成を示すブロック図であ
る。図において、本発明の一実施例によるネットワーク
システムは構内交換機１，１２と、加入者端末２，１１
と、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ：
ローカルエリアネットワーク）４と、インターネット電
話変換器５，１３と、ネットワーク監視装置６と、専用
線７と、公衆網８と、ルータ９と、インターネット１０
とから構成されている。
図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によ
るネットワークシステムの構成を示すブロック図であ
る。図において、本発明の一実施例によるネットワーク
システムは構内交換機１，１２と、加入者端末２，１１
と、ＬＡＮ（Ｌｏｃａｌ Ａｒｅａ Ｎｅｔｗｏｒｋ：
ローカルエリアネットワーク）４と、インターネット電
話変換器５，１３と、ネットワーク監視装置６と、専用
線７と、公衆網８と、ルータ９と、インターネット１０
とから構成されている。
【００１５】構内交換機１は上述したＬＣＲ機能を有
し、スイッチ回路（ＳＷ）１ａと、ＣＰＵ（中央処理装
置）３とを備えている。尚、図示していないが、構内交
換機１３もスイッチとＣＰＵとを備えている。また、公
衆網８にはキャリアａ，ｂが配設されている。
し、スイッチ回路（ＳＷ）１ａと、ＣＰＵ（中央処理装
置）３とを備えている。尚、図示していないが、構内交
換機１３もスイッチとＣＰＵとを備えている。また、公
衆網８にはキャリアａ，ｂが配設されている。
【００１６】ＣＰＵ３は制御情報インタフェース（Ｉ／
Ｆ）１００及び通話回線１０１を介してインターネット
電話変換器５に接続され、インターネット電話変換器５
とネットワーク監視装置６とルータ９とは夫々ＬＡＮ４
に接続されている。
Ｆ）１００及び通話回線１０１を介してインターネット
電話変換器５に接続され、インターネット電話変換器５
とネットワーク監視装置６とルータ９とは夫々ＬＡＮ４
に接続されている。
【００１７】構内交換機１のスイッチ１ａは構内交換機
１３のスイッチに専用線７及び公衆網８を介して接続さ
れている。ルータ９は構内交換機１２に接続されたイン
ターネット電話変換器１３にインターネット１０を介し
て接続されている。
１３のスイッチに専用線７及び公衆網８を介して接続さ
れている。ルータ９は構内交換機１２に接続されたイン
ターネット電話変換器１３にインターネット１０を介し
て接続されている。
【００１８】図２は図１の構内交換機１内のしきい値デ
ータを示す図である。図において、構内交換機１内のし
きい値データは伝送遅延しきい値１４とトラフィックし
きい値１５とからなる。
ータを示す図である。図において、構内交換機１内のし
きい値データは伝送遅延しきい値１４とトラフィックし
きい値１５とからなる。
【００１９】図３は図１の構内交換機１に備えたＬＣＲ
機能の処理動作を示すフローチャートである。これら図
１〜図３を参照して構内交換機１に備えたＬＣＲ機能の
処理動作について説明する。尚、図３に示す処理動作は
図示せぬ制御メモリに格納されたプログラムをＣＰＵ３
が実行することで実現され、制御メモリとしてはＲＯＭ
（リードオンリメモリ）やフロッピディスク等の記録媒
体が使用可能である。
機能の処理動作を示すフローチャートである。これら図
１〜図３を参照して構内交換機１に備えたＬＣＲ機能の
処理動作について説明する。尚、図３に示す処理動作は
図示せぬ制御メモリに格納されたプログラムをＣＰＵ３
が実行することで実現され、制御メモリとしてはＲＯＭ
（リードオンリメモリ）やフロッピディスク等の記録媒
体が使用可能である。
【００２０】構内交換機１の内線加入者端末２から構内
交換機１２の加入者端末１１に発信するためにダイヤル
が行われ、その発信ダイヤルを受付けると（図３ステッ
プＳ１）、構内交換機１のＣＰＵ３は専用線７及び公衆
網８の各キャリアａ，ｂを使用した場合の夫々の通話料
金を計算して比較する。
交換機１２の加入者端末１１に発信するためにダイヤル
が行われ、その発信ダイヤルを受付けると（図３ステッ
プＳ１）、構内交換機１のＣＰＵ３は専用線７及び公衆
網８の各キャリアａ，ｂを使用した場合の夫々の通話料
金を計算して比較する。
【００２１】ＣＰＵ３は上記の比較結果を基に安い順に
順位付けを行い（図３ステップＳ２）、料金の安い順位
に従って回線の空き塞がりをチェックする（図３ステッ
プＳ３）。ＣＰＵ３は回線が空いていれば、その回線を
補足して発信し（図３ステップＳ９）、塞がっていれ
ば、次に料金が安い順位へと繰り返す。
順位付けを行い（図３ステップＳ２）、料金の安い順位
に従って回線の空き塞がりをチェックする（図３ステッ
プＳ３）。ＣＰＵ３は回線が空いていれば、その回線を
補足して発信し（図３ステップＳ９）、塞がっていれ
ば、次に料金が安い順位へと繰り返す。
【００２２】ここで、ＣＰＵ３は空き回線がインターネ
ット電話の場合（図３ステップＳ４）、インターネット
電話変換器５からルータ９及びインターネット１０経由
で非呼側インターネット電話変換器１３に向けてＰＩＮ
Ｇを実行する（図３ステップＳ５）。ここで、ＰＩＮＧ
とはＩＣＭＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ ＣｏｎｔｒｏｌＭｅ
ｓｓａｇｅ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）を用いて、相手先ホス
トに対して返答要求を送出するプログラムである。
ット電話の場合（図３ステップＳ４）、インターネット
電話変換器５からルータ９及びインターネット１０経由
で非呼側インターネット電話変換器１３に向けてＰＩＮ
Ｇを実行する（図３ステップＳ５）。ここで、ＰＩＮＧ
とはＩＣＭＰ（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ ＣｏｎｔｒｏｌＭｅ
ｓｓａｇｅ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）を用いて、相手先ホス
トに対して返答要求を送出するプログラムである。
【００２３】ＣＰＵ３はこのＰＩＮＧによってパケット
伝送時間を測定し、さらにローカルネットワークを管理
するネットワーク監視装置６から最新のトラフィック情
報をＳＮＭＰ（Ｓｉｍｐｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎ
ａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）等のプロトコルで
入手し、これを構内交換機１のＣＰＵ３に通知する。
伝送時間を測定し、さらにローカルネットワークを管理
するネットワーク監視装置６から最新のトラフィック情
報をＳＮＭＰ（Ｓｉｍｐｌｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｍａｎ
ａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）等のプロトコルで
入手し、これを構内交換機１のＣＰＵ３に通知する。
【００２４】ＣＰＵ３は上記の転送時間及びトラフィッ
ク情報を受信すると（図３ステップＳ６）、得られた転
送時間及びトラフィック情報を構内交換機１に予め設定
されたしきい値データ（伝送遅延しきい値１４及びトラ
フィックしきい値１５）と夫々比較する（図３ステップ
Ｓ７，Ｓ８）。
ク情報を受信すると（図３ステップＳ６）、得られた転
送時間及びトラフィック情報を構内交換機１に予め設定
されたしきい値データ（伝送遅延しきい値１４及びトラ
フィックしきい値１５）と夫々比較する（図３ステップ
Ｓ７，Ｓ８）。
【００２５】ＣＰＵ３は転送時間及びトラフィック情報
がしきい値データよりも大きければネットワークのトラ
フィックが高く、通話品質が悪いと判断して次の料金順
位へと移り（図３ステップＳ１０またはＳ１１）、小さ
ければ通話品質がよいと判断してインターネット電話網
を経由して加入者端末１１に発信する（図３ステップＳ
９）。
がしきい値データよりも大きければネットワークのトラ
フィックが高く、通話品質が悪いと判断して次の料金順
位へと移り（図３ステップＳ１０またはＳ１１）、小さ
ければ通話品質がよいと判断してインターネット電話網
を経由して加入者端末１１に発信する（図３ステップＳ
９）。
【００２６】このように、構内交換機１において、通話
料金比較を行う際に、インターネット電話の通信路とな
るインターネットのトラフィックを検出し、または別装
置によって検出した結果を受取り、それらの値を予めし
きい値として設定されたデータとの比較によって方路選
択の候補として使用して良いか否かの判定を行うＬＣＲ
機能を備えることによって、構内交換機１からの外線発
信にインターネット電話を利用可能な場合にインターネ
ット電話利用によって通話品質を犠牲にしない範囲で、
最も通話料金の安い方路やキャリアが選択可能となる。
料金比較を行う際に、インターネット電話の通信路とな
るインターネットのトラフィックを検出し、または別装
置によって検出した結果を受取り、それらの値を予めし
きい値として設定されたデータとの比較によって方路選
択の候補として使用して良いか否かの判定を行うＬＣＲ
機能を備えることによって、構内交換機１からの外線発
信にインターネット電話を利用可能な場合にインターネ
ット電話利用によって通話品質を犠牲にしない範囲で、
最も通話料金の安い方路やキャリアが選択可能となる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
線発信時に相手先に接続可能な複数の方路各々の通話料
金を比較して最も安い方路を選択するコスト最適化迂回
方式において、選択された相手先までの方路がインター
ネット電話の通信路と判断された時に当該通信路のトラ
フィック情報を取得し、取得したトラフィック情報を予
め設定されたしきい値と比較してしきい値以下であるこ
とを検出した時にその通信路の通話品質を良と判断して
その通信路を用いて相手先への発信を行うことによっ
て、通話品質を犠牲にしない範囲で最も安い方路やキャ
リアを選択することができるという効果がある。
線発信時に相手先に接続可能な複数の方路各々の通話料
金を比較して最も安い方路を選択するコスト最適化迂回
方式において、選択された相手先までの方路がインター
ネット電話の通信路と判断された時に当該通信路のトラ
フィック情報を取得し、取得したトラフィック情報を予
め設定されたしきい値と比較してしきい値以下であるこ
とを検出した時にその通信路の通話品質を良と判断して
その通信路を用いて相手先への発信を行うことによっ
て、通話品質を犠牲にしない範囲で最も安い方路やキャ
リアを選択することができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例によるネットワークシステム
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図２】図１の構内交換機内のしきい値データを示す図
である。
である。
【図３】図１の構内交換機に備えたＬＣＲ機能の処理動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
１，１２ 構内交換機 １ａ スイッチ回路 ２，１１ 加入者端末 ３ ＣＰＵ ４ ＬＡＮ ５，１３ インターネット電話変換器 ６ ネットワーク監視装置 ７ 専用線 ８ 公衆網 ９ ルータ １０ インターネット １００ 制御情報インタフェース １０１ 通話回線 ａ，ｂ キャリア
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K024 AA02 BB04 BB07 DD01 EE01 GG03 HH01 HH02 5K025 AA08 BB06 BB08 CC04 DD05 EE03 EE09 EE23 EE28 FF01 FF14 FF17 FF26 FF40 GG04 GG24 GG29 HH17 5K049 AA06 BB04 CC07 EE01 EE11 EE15 FF01 FF11 FF31 FF32 FF33 FF45 FF46 GG02
Claims (9)
- 【請求項１】 外線発信時に相手先に接続可能な複数の
方路各々の通話料金を比較して最も安い方路を選択する
コスト最適化迂回機能を含む構内交換機であって、前記
コスト最適化迂回機能で選択された前記相手先までの方
路がインターネット電話の通信路か否かを判断する判断
手段と、前記判断手段で前記インターネット電話の通信
路と判断された時に当該通信路のトラフィック情報を取
得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記トラフ
ィック情報を予め設定されたしきい値と比較する比較手
段と、前記比較手段の比較結果が前記しきい値以下を示
す時にその通信路の通話品質を良と判断してその通信路
を用いて前記相手先への発信を行う手段とを有すること
を特徴とする構内交換機。 - 【請求項２】 前記取得手段は、前記通信路の伝送遅延
測定要求と前記トラフィック情報の取得要求とを出力し
て前記伝送遅延測定結果と前記トラフィック情報とを取
得するよう構成したことを特徴とする請求項１記載の構
内交換機。 - 【請求項３】 前記比較手段の比較結果が前記しきい値
よりも大きいことを示す時にその通信路の通話品質を悪
いと判断して前記相手先に接続可能な方路として前記通
話料金が次に安い方路を選択するよう構成したことを特
徴とする請求項１または請求項２記載の構内交換機。 - 【請求項４】 外線発信時に相手先に接続可能な複数の
方路各々の通話料金を比較して最も安い方路を選択する
コスト最適化迂回方式であって、選択された前記相手先
までの方路がインターネット電話の通信路か否かを判断
するステップと、前記インターネット電話の通信路と判
断された時に当該通信路のトラフィック情報を取得する
ステップと、取得した前記トラフィック情報を予め設定
されたしきい値と比較するステップと、前記トラフィッ
ク情報が前記しきい値以下の時にその通信路の通話品質
を良と判断してその通信路を用いて前記相手先への発信
を行うステップとを有することを特徴とするコスト最適
化迂回方式。 - 【請求項５】 前記トラフィック情報を取得するステッ
プは、前記通信路の伝送遅延測定要求と前記トラフィッ
ク情報の取得要求とを出力して前記伝送遅延測定結果と
前記トラフィック情報とを取得するようにしたことを特
徴とする請求項４記載のコスト最適化迂回方式。 - 【請求項６】 前記トラフィック情報が前記しきい値よ
りも大きい時にその通信路の通話品質を悪いと判断して
前記相手先に接続可能な方路として前記通話料金が次に
安い方路を選択するステップを含むことを特徴とする請
求項４または請求項５記載のコスト最適化迂回方式。 - 【請求項７】 コンピュータに、外線発信時に相手先に
接続可能な複数の方路各々の通話料金を比較して最も安
い方路を選択させるためのコスト最適化迂回制御プログ
ラムを記録した記録媒体であって、前記コスト最適化迂
回制御プログラムは前記コンピュータに、選択された前
記相手先までの方路がインターネット電話の通信路か否
かを判断させ、前記インターネット電話の通信路と判断
された時に当該通信路のトラフィック情報を取得させ、
取得した前記トラフィック情報を予め設定されたしきい
値と比較させ、前記トラフィック情報が前記しきい値以
下の時にその通信路の通話品質を良と判断してその通信
路を用いて前記相手先への発信を行わせることを特徴と
するコスト最適化迂回制御プログラムを記録した記録媒
体。 - 【請求項８】 前記コスト最適化迂回制御プログラムは
前記コンピュータに、前記トラフィック情報を取得させ
る際に、前記通信路の伝送遅延測定要求と前記トラフィ
ック情報の取得要求とを出力して前記伝送遅延測定結果
と前記トラフィック情報とを取得させることを特徴とす
る請求項７記載のコスト最適化迂回制御プログラムを記
録した記録媒体。 - 【請求項９】 前記コスト最適化迂回制御プログラムは
前記コンピュータに、前記トラフィック情報が前記しき
い値よりも大きい時にその通信路の通話品質を悪いと判
断して前記相手先に接続可能な方路として前記通話料金
が次に安い方路を選択させることを特徴とする請求項７
または請求項８記載のコスト最適化迂回制御プログラム
を記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10282328A JP2000115372A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 構内交換機及びそれに用いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10282328A JP2000115372A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 構内交換機及びそれに用いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000115372A true JP2000115372A (ja) | 2000-04-21 |
Family
ID=17650994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10282328A Pending JP2000115372A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | 構内交換機及びそれに用いるコスト最適化迂回方式並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000115372A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010025163A (ko) * | 2000-06-08 | 2001-04-06 | 임건영 | 요금체계 따른 가장 저렴한 통신사업자를 연결해주는 서비스 |
| GB2397967A (en) * | 2002-12-13 | 2004-08-04 | Samsung Electronics Co Ltd | Call charge management in a PBX by prioritising access to VoIP service |
| WO2005079030A1 (en) * | 2004-02-18 | 2005-08-25 | Nhn Corporation | Network operator brokering system and telephone system for providing optimal routing path for voice call using the same and providing method thereof |
| WO2014123342A1 (ko) * | 2013-02-07 | 2014-08-14 | (주)오픈벡스 | 이종 망을 이용한 통화시스템 |
| US9838438B2 (en) | 2013-02-07 | 2017-12-05 | Openvacs Co., Ltd. | Communication system using heterogeneous networks |
-
1998
- 1998-10-05 JP JP10282328A patent/JP2000115372A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010025163A (ko) * | 2000-06-08 | 2001-04-06 | 임건영 | 요금체계 따른 가장 저렴한 통신사업자를 연결해주는 서비스 |
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| GB2397967B (en) * | 2002-12-13 | 2005-02-09 | Samsung Electronics Co Ltd | VoIP call control apparatus in private branch exchange and method thereof |
| WO2005079030A1 (en) * | 2004-02-18 | 2005-08-25 | Nhn Corporation | Network operator brokering system and telephone system for providing optimal routing path for voice call using the same and providing method thereof |
| US8737382B2 (en) | 2004-02-18 | 2014-05-27 | Nhn Corporation | Network operator brokering system and telephone system for providing optimal routing path for voice call using the same and providing method thereof |
| WO2014123342A1 (ko) * | 2013-02-07 | 2014-08-14 | (주)오픈벡스 | 이종 망을 이용한 통화시스템 |
| US9838438B2 (en) | 2013-02-07 | 2017-12-05 | Openvacs Co., Ltd. | Communication system using heterogeneous networks |
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