JP2000115104A - 多重信号受信方法、装置及びマルチメディア端末 - Google Patents
多重信号受信方法、装置及びマルチメディア端末Info
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Abstract
表示を付加する多重信号受信方法、装置及びマルチメデ
ィア端末の実現。 【解決手段】 この方法は、受信された多重信号からフ
レーム指示データ・ブロックを捜し出すステップと、1
つ又はそれより多いデータ・ユニットをフレーム指示デ
ータ・ブロック内の情報に従って多重分離するステップ
と、多重分離されたデータ・ユニットから1つ以上の多
重分離済み信号を生成するステップと、多重分離済み信
号を復号化のために転送するステップとを備える(5
0)。多重化時に、多重分離済みビデオデータ・ユニッ
トの無効性が検出され(51)、多重分離済みビデオデ
ータ・ユニットに検出された無効性に対する応答とし
て、その多重分離済みビデオ・データ信号にエラー表示
が付加される(52)。
Description
る方法、装置及びシステムに関し、その信号は、ビデオ
データ・ユニットを含む1つ又はそれより多いデータ・
ユニットと、各多重信号あたりに少なくとも1つのフレ
ーム指示データ・ブロックとを含んでおり、このフレー
ム指示データ・ブロックは、前記多重信号におけるデー
タユニットの配列に関する情報を担っている。この方法
は、受信された多重信号から前記フレーム指示データ・
ブロックを捜し、前記フレーム指示データ・ブロック中
の情報に従って1つ又はそれより多いデータ・ユニット
を多重分離(demultiplex)し、この多重分離されたデー
タ・ユニットから、ビデオデータ信号を含む1つ又はそ
れより多い多重分離済み信号をつくり、多重分離済み信
号を復号化のために転送するステップを含んでいる。
は、ビデオ、オーディオ及びデータを良好な品質で、か
つリアルタイムで伝送できるシステムを提供することで
ある。ビデオ伝送は、動画を担うデータの連続的なスト
リームにより形成される。広く知られているように、画
像を転送するのに必要なデータの量は他のタイプの多く
のメディアと比べて多いので、これまでは低ビットレー
ト端末でのビデオの利用は取るに足りないほどのもので
あった。それにも関わらず、ディジタル形式でのデータ
の伝送は、信号対雑音比を高め、伝送チャネルの情報容
量を増大させるのに貢献している。近い将来に、進歩し
たディジタル移動電気通信システムが、伝送ビットレー
トを高めるサービスを導入するようになるであろうが、
それは、低ビットレートの移動通信チャネルを介するビ
デオ伝送も直ぐに可能になるかも知れないことを意味す
る。
の種々のメディアソース(例えばビデオ、オーディオ、
データ及び制御)は多重化されて単一のビット・ストリ
ームとなり、受信端でこのビット・ストリームは再び多
重分離されて、適宜復号化されるべき種々のマルチメデ
ィア・ストリームとなる。種々のソースからのビット・
ストリームと種々のソースへのビット・ストリームとの
サイズは同じではないので、多重化は普通は論理フレー
ム指示(logical framing)も備える。このことは、送信
されるべき多重信号が、選択された制御プロトコルに従
う構造を持っていて、種々のデータ・ブロックを識別す
るためにフレーム指示データ・ブロック(例えば、ビッ
ト、フラグなど)が挿入されるということを意味する。
で例示されている。図は基本概念を例示しているだけで
あって、伝送される実際のパケットのサイズ、数、ある
いは順序を備えるものではない。この例では、2つの異
なるメディアソースからのデータ・パケットは始めに送
信のために多重化され、送信後に、種々の復号化器への
転送のために多重分離される。オーディオ・エンコーダ
からのデータ・パケットA1、A2、A3、・・・とビ
デオ・エンコーダからのデータ・パケットV1、V2、
・・・とは、マルチプレクサMUXXで結合されて連続
するパケットデータ・ユニットPDU1(ステップ1)
及びPDU2(ステップ2)となる。ビデオ・パケット
V1、V2は大きいので、それらは送信のためにセグメ
ント、例えばV−>>V1.1/V1.2に分解され
る。デマルチプレクサは、PDUの境界と、その内容の
構造とを示すためにフレーム指示データ・ブロックFを
各PDUに付加する。デマルチプレクサDMUXで、デ
ータ・パケットA1、A2、A3、・・・とV1、V
2、・・・とは、フレーム指示データ・ブロックFで与
えられる情報に従ってPDUから分離され、データ信号
dA1、dV1、・・・として関連する復号化器へ転送
される。セグメント化されているビデオデータ・ユニッ
トV1.1/V1.2は始めに結合されて単一のビデオ
データ・パケット(例えばV1)となり、次にビデオ復
号化器に転送される。
信号は送信前に一般に圧縮される。送信されるデータの
量が多いビデオ伝送では、このことは特に重要である。
圧縮されたビデオについては、いずれにせよ、主として
2つの理由から、送信エラーに苦しむ。第1に、圧縮ビ
デオ符号化は予測差分符号化に基づいていて、この符号
化ではサンプリング・システムが使用され、各サンプル
時間における信号の値が、量子化された信号の過去の値
の特定の線形関数として予測される。このことがエラー
を空間的にかつ時間的に伝播させる結果を招くが、それ
は、いったんエラーが生じると、それが割合に長い時間
にわたって人の目に容易に見えるということを意味す
る。特に影響されやすいのは、時間的伝播を止める内部
が符号化されたフレーム(intra-coded frames)が少し
しかない低ビットレートでの送信である。第2に、圧縮
されているビデオの中の情報シンボルは、主として可変
長コードを用いて符号化されるけれども、このこともエ
ラーを生じさせる可能性を増大させる。ビット・エラー
がコードワードを長さの異なる別のコードワードに変え
ると、復号化器は同期を失って、次の同期コードまでの
間は連続する無エラーのブロックを誤って復号化する。
を制限するために、エラー検出及び/又はエラー訂正方
法を使うことができ、再送を行うことができ、及び/又
は受信された傷のあるデータから生じる影響を隠すこと
ができる。普通は再送はデータ・ストリームをエラーか
ら保護する合理的な方法であるけれども、ビットレート
が低くてエラー・レートが中くらいかあるいは高い場合
には大きな往復遅延が生じるので、特にリアルタイムテ
レビ電話では、再送を行うのは実際上は不可能である。
エラー検出方法及びエラー訂正方法は、普通はデータに
ある程度の冗長性を付け加えるので、大きなオーバーヘ
ッドを必要とする。従って、低ビットレートアプリケー
ションでは、エラー隠蔽(error concealing)が画像を
伝送エラーから保護して復元するのに好適な方法である
と考えられる。
てその場所を突き止めなければならない。エラーの種類
と場所とがさらに分かれば、隠蔽方法を当該問題に集中
させることができ、従ってより良好な画質が得られるこ
とになる。ビデオ受信処理は、図2に示されているよう
に、ビデオ送信の種々のプロトコル層と関連する種々の
エラー検出方法を与える。チャネル符号化レイヤ20
は、受信されたビット・ストリームの中のエラーを検出
すると共に訂正するための手段を与える。送信プロトコ
ルレイヤ22は普通は、受信されたビデオ信号のために
実行されるCRC(Cyclic Redundancy Check :巡回冗
長検査)を備えており、それに基づいて、不正確な信号
を排除することができる。ビデオ復号化レイヤ24で
は、エラーは普通は違法な可変長コード又は誤った位置
に置かれた同期化コードとして検出される。画像レイヤ
26では復号化された画像からも一部のエラーを検出し
て訂正することができる。エラー隠蔽方法は、これらの
レイヤのいずれかあるいはその各々からのエラー・デー
タを利用することができる。本発明では、多重分離段階
でのエラー検出について精密に検討する。
れた同期ビット・ストリームは、多重分離、論理フレー
ム指示、シーケンス番号付け、エラー検出、及び、各メ
ディア・タイプに適する再送によるエラー訂正のために
多重分離プロトコルへ転送される。多重分離されたビッ
ト・ストリームは、該ビット・ストリームに対して冗長
減少符号化及び復号化を実行することのできる適切な復
号化器へ転送される。
ビットレートマルチメディア通信のための多重化プロト
コルがITU−T勧告H.223に記載されている。多
重化は、多重化レイヤと適応レイヤとから成る。多重化
レイヤは、種々のチャネルを混合して単一のビット・ス
トリームとする。それは、フラグで境界が定められたパ
ケットで論理チャネル情報を転送する。フラグはHDL
C(High-Level DataLink Control:高レベル・データ
・リンク制御)フラグであって良く、これと共に透過性
(transparency)のためにHDLCゼロ・ビット挿入も
使われる。H.223の付属書類A、B、及びCに記載さ
れているように、フラグが16ビット・パターンである
場合にはPNフレーミングを使用することも可能であ
る。各データ・パケットは1オクテットのヘッダと、こ
れに続く可変数の情報フィールド・オクテットとを含ん
でいる。ヘッダ・オクテットは多重化コードを含んでお
り、これは、多重化テーブルの参照により、情報フィー
ルド・オクテットの種々の論理チャネルへのマッピング
を明示する。各データ・パケットは、異なる多重化コー
ドを、従って論理チャネルの異なる混合を、含むことが
ある。多重化レイヤは、ヘッダ・オクテットに対するC
RC(巡回冗長検査)を例外として、エラー制御を行わ
ない。
しいようにエラー制御とシーケンス番号付けとを処理す
る。仕様H.223は、3つの適応レイヤAL1、AL
2、及びAL3を定義しており、このAL3は主として
ディジタル・ビデオ向けのものである。AL3はエラー
検出のための16ビットのCRCを含んでおり、これに
より送信エラーを単一のAL3レイヤ・パケットに局在
化させることができる。適応レイヤの仕様においては、
その様なエラー表示をビデオ・デマルチプレクサからビ
デオ復号化器へ渡すことができるということが述べられ
ているけれども、そのようなデマルチプレクサ表示を実
現するための実際の処理手順は呈示されていない。
あるエラーの表示は多くの場合に有益であり、特に再送
が可能である場合には有益である。いずれにせよ、低ビ
ットレート伝送では、フレーミング及び冗長性のために
使われるビットの量を制限するために、1つのビデオ・
パケットに含まれる情報の量は大きくなければならな
い。このことは、パケット中に存在することのあるエラ
ーに関する情報自体はあまり役には立たないことを意味
する。その理由は、多くの場合に、ビデオ・パケット全
体を捨ててしまえばあまりにも多くの情報が失われ、そ
のために画質が不十分となることがあるからである。
ットレートチャネル経由のビデオ伝送が直面する問題を
克服あるいは少なくとも緩和し、受信された多重信号を
多重分離するための改良された方法及び装置を提供する
ことである。
際に、多重分離されたビデオデータ・ユニットの無効性
を検出し、多重分離されたビデオデータ・ユニットに無
効性が検出されたことに対する応答として、その多重分
離されたビデオ・データ信号にエラー表示を付け加える
ことを備える請求項1の方法によって達成される。
するための請求項12の装置であり、その多重信号は、
ビデオデータ・ユニットを含む1つ又はそれより多いデ
ータ・ユニットと、各多重信号あたりに少なくとも1つ
のフレーム指示データ・ブロックとを備えており、この
フレーム指示データ・ブロックはこの多重信号における
データ・ユニットの配列に関する情報を担っている。当
該装置は、受信され多重信号内の前記フレーム指示デー
タ・ブロックを探すための手段と、この1つ又はそれよ
り多いデータ・ユニットを前記フレーム指示データ・ブ
ロック内の情報に従って多重分離するための手段と、前
記の多重分離されたデータ・ユニットから多重分離済み
信号を生成するための手段と、前記多重分離済み信号を
復号化のために転送するための手段とを備える。当該装
置は、多重分離の際に、多重分離されたビデオデータ・
ユニットの無効性を検出するための手段と、多重分離さ
れたビデオデータ・ユニットに無効性が検出されたこと
に対する応答として、その多重分離されたビデオ・デー
タ信号にエラー表示を付け加えるための手段とを備える
ことを特徴とする。
するための請求項13のマルチメディア端末であり、そ
の多重信号は、ビデオデータ・ユニットを含む1つ又は
それより多いデータ・ユニットと、各多重信号あたりに
少なくとも1つのフレーム指示データ・ブロックとを備
えており、このフレーム指示データ・ブロックは前記多
重信号におけるデータ・ユニットの配列に関する情報を
担っており、当該装置は、受信され多重信号内の前記フ
レーム指示データ・ブロックを探すための手段と、前記
の1つ又はそれより多いデータ・ユニットを前記フレー
ム指示データ・ブロック内の情報に従って多重分離する
ための手段と、この多重分離されたデータ・ユニットか
ら多重分離済み信号を作るための手段と、前記の多重分
離済み信号を復号化のために転送するための手段とを備
える。前記システムは、当該装置が、多重分離の際に、
多重分離されたビデオデータ・ユニットの無効性を検出
するための手段と、多重分離されたビデオデータ・ユニ
ットに無効性が検出されたことに対する応答として、そ
の多重分離されたビデオ・データ信号にエラー表示を付
け加えるための手段とを更に備えることを特徴とする。
階において多重分離済みビデオ・データ・ブロックの妥
当性をチェックすることによって達成される。デマルチ
プレクサがエラーを検出すると、エラー表示(好適に
は、その検出されたエラーの場所の表示)がビデオ・パ
ケットに付け加えられる。ビデオ・パケットは、更にエ
ラー隠蔽のために使われるべく復号化器へ転送される。
発明を説明する。
H.324と、マルチメディア通信端末のための他の関
連する勧告の用語と関連させ、それらを用いて、本発明
の好適な実施例を説明する。図3の機能ブロック図は、
一般的H.324マルチメディア・テレビ電話システム
を図解している。このシステムは、端末ユニット30
と、GSTN(General Switched Telephone Network:
一般交換電話回線網)32と、モデム31と、GSTN
ネットワーク32と、マルチポイント制御ユニット(M
CU)33とから成っている。H.324を実現化した
ものは、各機能エレメントも全て持つ必要はない。移動
端末は、V.34モデムの代わりに任意の適当な無線イ
ンターフェースで実現されて良い(H.324付属書類
C)。
士が通信し合えるようにGSTNネットワーク32にお
いて情報の流れを中央に向けるブリッジとして作用す
る。モデム31は、多重化された同期ビット・ストリー
ムを、GSTNを介して伝送され得るアナログ信号に変
換すると共に、受信したアナログ信号を、端末30の多
重化/多重分離プロトコル・ユニット301に送られる
同期ビット・ストリームに変換する。多重化プロトコル
は、送信されるビデオ、オーディオ、データ及び制御ス
トリームを多重化して単一のビット・ストリームとし、
受信されたビット・ストリームを多重分離して種々のマ
ルチメディア・ストリームとする。更に、該プロトコル
は、各メディア・タイプに適する、論理フレーム指示、
シーケンス番号付け、エラー検出、及び再送によるエラ
ー訂正、を実行する。システム・コントロール306の
制御プロトコル302は、マルチメディア端末の動作の
ために終端間シグナリングを提供すると共に、他の全て
の終端間システム機能に信号を与える。このプロトコル
は、ケイパビリティ交換、コマンド及び表示のシグナリ
ング、及び、論理チャネルの内容を開いて充分に記述す
るメッセージを規定する。データ・プロトコル303
は、電子ホワイトボード、静止画像転送、ファイル交
換、データベース・アクセス、オーディオグラフィック
ス会議、遠隔装置制御、ネットワーク・プロトコル等の
データ・アプリケーション307を支援する。オーディ
オ・コーデック304は、オーディオI/O装置308
からのオーディオ信号を送信のためにエンコードし、エ
ンコードされているオーディオ・ストリームを復号化す
る。復号化されているオーディオ信号は、オーディオI
/O装置で再生される。ビデオ・コーデック305は、
I/O装置309へのビット・ストリーム及びI/O装
置からのビット・ストリームに対して冗長性低減符号化
及び復号化を実行する。
クが図4に示されている。マルチプレクサ301は、2
つの別々のレイヤ、即ち多重化レイヤ(MUX)41
と、適応レイヤ(adaptation layer:AL)42とを備
える。多重化レイヤ41は、ALから受け取った情報
を、下にある物理レイヤ40のサービスを使って、遠く
の終端へ転送する。MUXレイヤは、MUX−SDU
(Service Data Unit :サービス・データ・ユニット)
と称される論理ユニットでALと情報を交換する。MU
X−SDUは、単一の論理チャネルに属する整数個のオ
クテットを常に含んでいる。MUX−SDUは通常は情
報ブロックを意味し、その始点及び終点はフィールドの
場所の限界を指示しており、それは受信器で解釈されな
ければならない。MUX−SDUは、MUXレイヤによ
り、MUX−PDU(Packet Data Unit:パケット・デ
ータ・ユニット)と称される1つ又はそれより多い可変
長パケットで遠方の終端へ転送される。
間で交換される情報の単位(ユニット)はAL−SDU
である。AL−SDUは整数個のオクテットを含んでい
る。ALは、それが適切である場合には、エラー検出、
シーケンス番号付け、及び再送などの目的で、追加のオ
クテットを付加することによって、AL−SDUをMU
Xレイヤに適応させる。対等のALエンティティ同士の
間で交換される情報ユニットはAL−PDUと称され
る。AL−PDUは1つのMUX−SDUとして伝送さ
れる。3種類のALの仕様が特定されており、AL3は
主としてディジタル・ビデオの転送向けに設計されてい
る。AL3は、それより高いレイヤ(例えばビデオ・エ
ンコーダ)から情報を可変長AL−SDUで受け取り、
16ビットCRCのための2オクテットを付加し、また
随意に1又は2制御オクテットを付加した後に、それら
をMUX−SDUでMUXレイヤに送る。
るが、このことは、MUX−PDUの前後にフラグが付
されるということを意味する。少なくとも2つの異なる
フレーム指示フラグが使われる。HDLC型のフレーム
指示では、そのフラグは独特のビット・パターン「01
111110」から成る。パケットの受信側は、フラグ
がMUX−PDU間で繰り返し送られることがあるの
で、1つより多い連続するフラグを受信できるようにな
っている。パケットの送信側は、フラグ間のMUX−P
DU内容を調べ、MUX−PDU内でフラグがシミュレ
ートされないように、連続する5個のビット「1」の全
ての列の後にビット「0」を挿入する。受信側は、開始
フラグと終了フラグとの間の、受信したビット・ストリ
ームを調べて、連続する5個のビット「1」の列の直後
のビット「0」を捨てなければならない。H.223付
属書類A、B、及びCは、HDLCフレーミングをPN
(頭字語ではない)フレーミングに置き換える可能性を
与えている。その場合には、パケットは16(又は3
2)ビットのパターンで範囲を定められる。PNフラグ
はユニークなビット・パターンではない、即ち、同様の
ビット・パターンがMUX−PDUペイロードの中に存
在することがある。フレーミングはMUX−PDUの内
容を変更しないので、正しいフレーム指示フラグはオク
テット整列されるべきであり、それが偽フラグ検出の確
率を減少させる。
の長さのヘッダを含んでおり、それは1ビットのパケッ
ト・マーカ・フィールド(Packet Marker field 、PM
と略記)(あるいはPNフレーミングにおける1の補数
同期フラグ:complemented synchronization flag)、4
ビットの多重化コード・フィールド(Multiplex Codefi
eld、MCと略記)、及び3ビットのヘッダ・エラー制
御フィールド(HeaderError Control field、HECと
略記)を備える。MCフィールドはMUX−PDU情報
フィールドの各オクテットがどの論理チャネルに属する
かを明示し、HECフィールドは3ビットのCRCを使
ってMCフィールドについてのエラー検出能力を与え
る。受信側は、普通は、そのHECフィールドがエラー
チェックに合格しないMUX−PDUを捨てる。H.2
23付属書類Bは、MUX−PDUについての長いヘッ
ダ・フォーマットを定義しており、それは4ビットのM
Cフィールドと、8ビットのパケット長さフィールド
と、12ビットのゴレイチェックシンボルフィールド
(Golay check symbols field)とから成っている。ゴレ
イチェックシンボルを使って、エラーを検出し、また3
ビットまでのエラーを訂正することができる。ヘッダに
はPMビットのための空き場所はそれ以上は無いので、
PMはH.223付属書類Bにおいて1の補数フレーム
指示フラグにより表示される。
ブロック図は、マルチメディア端末のデマルチプレクサ
で実行される本発明の方法の原理を例示している。次の
好適な実施例との関係で詳しい説明をする。受信された
各データ・パケットがデフレーミングされる(ステップ
50)、即ち、データ・ブロック間の境界を画定するの
に使われるプロトコル固有の区切り文字(delimiter)
(図1のF)を発見するためにパケット構造が分析され
る。このデフレーミング中にエラーが調べられ(ステッ
プ51)、発見されたエラーの種類と、そのエラーの推
定された場所とを示すエラー・データがデータ・パケッ
トに付加される(ステップ52)。デフレーミング中に
エラーが検出されなければ、別のエラー・データはデー
タ・パケットに付加されない。
グ・プロセスは、少なくとも、ビット・ストリームから
HDLCフラグを捜し出す動作を備える。本発明によれ
ば、デマルチプレクサは、デフレーミング中に検出され
ることのあるエラーを認識し、誤りビットのおおよその
場所を推定するように構成される。このことについて、
後に更に説明する。その様なエラーが検出されるときは
いつでも、そのエラーの種類と、誤りビットのおおよそ
の場所とを示すエラー・データが復号化器に転送され
る。好適な実施例では、それはAL−SDUのサイド情
報として行われるけれども、例えばエラー表示をAL−
SDUに包含させるなど、他の表示手段も可能である。
復号化器には、次の情報、即ちビデオ・データ、パケッ
トの長さ、エラー情報、エラーの種類、及びエラーの場
所及びセグメントの境界のテーブル(エラー表示の順序
及び内容はアプリケーションに応じて選択されて良
い)、を備えるパケットが転送される。復号化段階でこ
の情報を利用して伝送エラーから回復するように復号化
器を適応させることができる。
ブロック図を示している。このデマルチプレクサは、伝
送チャネルで多重信号を受信するための入力ポート60
と、多重分離された信号をいろいろな復号化エレメント
に転送するための数個の出力を有する出力ポート62と
を備える。デマルチプレクサは、少なくとも、受信した
多重信号のヘッダの冗長性をチェックし、種々のメディ
ア・タイプに関連するデータ・パケットを分離し、分離
したデータ・パケットの冗長性をチェックし、復号化器
に転送されるべきデータ信号をコンパイルするためのプ
ロセッサ64も備える。メモリ66は、少なくとも、多
重化プロセス時にデータを保存するための揮発性メモリ
を備える。
・パケットの妥当性をチェックするための幾つかの方法
と、対応する誤りビットの場所を推定する方法とを、前
記のH.223に基づく実施例について説明する。技術
上の詳しい解説がITU−T仕様H.223「低ビット
レートマルチメディア通信のための多重化プロトコル」
に記載されている。ある方法はHDLCフラグのサーチ
に基づいており、またある方法はHDLCフレーミング
及びPNフレーミングの両方に適用される。しかし、他
の種類のエラー及び他の種類のフレーム指示プロトコル
のために、対応するエラー検出方法を開発することがで
きる。本発明によるエラー検出は、その様な方法を少な
くとも1つ備えるが、利用できる方法の如何なる組み合
わせであっても良い。
よって暗に示され、即ち、連続する数個のパケットから
組み合わされたデフレーミング・データにより、その場
所を推定することができる。ALのCRCチェックがエ
ラーを指摘するけれども、例えばデマルチプレクサが検
出したエラーの種類を認識できないために誤りビットの
場所を推定することができない場合には、例えばGENERA
L _ERROR (一般的エラー)(図示されていない)が復
号化器に転送される。
に、AL−PDUは0、1又は2オクテットのオプショ
ンの制御フィールドと、可変長AL−PDUペイロード
・フィールドと、16ビットCRCエラー検出のための
CRCフィールドとを含むことができる。その制御フィ
ールドはシーケンス番号(SNと略記)フィールドを含
んでおり、これによりAL3受信側はAL−PDU全体
が紛失しているかあるいはMUXレイヤによって誤って
配達されたことを検出することができる。その様な場合
には、本発明のマルチプレクサは、検出した紛失パケッ
トを空のパケットと置換し、それにエラー表示(例えば
PACKET_MISSING (パケット紛失)(図示されていな
い))を付け加える。
上の、全て「1」のビット列で終わるフレームは無視さ
れる。従って、HDLCでフレームを放棄する1つの方
法は、少なくとも7つの連続するビット「1」を送信す
ることである。いずれにせよ、H.223はこの機能を
支援しないので、パケット内に6つ以上の「1」のビッ
ト列が存在することは明白な送信エラーを意味する。そ
の様な場合には、本発明のマルチプレクサは、例えばIL
LEGAL _BIT _COMBINATION (違法なビットの組み合わ
せ)(図示せず))と、余分の個数の連続するビット
「1」から成るバイトの場所などの、エラー表示を復号
化器に転送する。
ット組み合わせとの最小の差は僅か1ビット(例えば、
01111110と01110110)に過ぎないので、1つのビット
「0」をビット「1」に変更すると、そのパケット内に
偽のフラグを出現させる結果となることがある。MUX
−PDUヘッダのMCフィールドは、パケットの論理情
報チャネル(オーディオ、ビデオ等)と、種々の論理部
分のサイズとを明らかにする多重化テーブルの項目を参
照させる。送信端のマルチプレクサは、もっと急を要す
るパケットを多重化するためにパケットの送信を中断す
ることがあるので、前記のサイズ情報は正しいとは限ら
ない。
的エラー検出方法を例示している。フラグが見つかった
場合(ステップ81)、次のMUX−PDUのヘッダと
見なされるビット列を構成する次のビット列についてC
RCが実行される(ステップ82)。もしヘッダCRC
が合格したならば(ステップ83)、そのフラグは正し
いと解釈され、エラー表示は不要である。もしヘッダC
RCが不合格ならば、パケットの推定長さがチェックさ
れる(ステップ84)。もしヘッダのサイズ情報からそ
のパケットがもっと長いはずだと考えられるならば(ス
テップ85)、本発明のマルチプレクサは、例えばILLE
GAL _BIT _COMBINATION (違法なビット組み合わせ)
等のエラー表示と、その誤りフラグを保持しているバイ
トの場所とを復号化器に転送する(ステップ86)。図
の例では、CRCはヘッダ・エラー検出のために使用さ
れている。他のフレーム指示方法に他のエラー検出方法
を使用することも可能である。
ネルのためには、各MUX−SDUをセグメントに分解
し、それらのセグメントを1つ又はそれより多いMUX
−PDUで転送することができる。各MUX−SDUの
終わりには1の補数同期フラグ(H.223付属書類B
及びC)又はMUX−PDUのPMフィールド(H.2
23、H223付属書類A)が付される。具体的には、
PMフィールドを使うときには、それは、前のMUX−
PDUの最後のオクテットが終端MUX−SDUの最後
のオクテットであることを示すために、「1」にセット
される。他の全ての場合に、PMフィールドは「0」に
セットされる。フラグもPMビットもヘッダCRCに含
まれてはいないので、それらは伝送エラーの確率を増加
させる。
ケット及びオーディオ・パケットの両方について最大パ
ケット・サイズを取り決める。前の何らかのパケットの
PMビットが誤っていたならば、あるいは前のMUX−
PDUの終止フラグが無くなっていて余分のデータがパ
ケットに多重化されているならば、受信されたMUX−
SDUの中のデータの量が前記の最大サイズを上回るこ
とがある。その様な場合には、本発明のデマルチプレク
サは、そのMUX−SDUのセグメント点を記憶し、例
えばCONCATENATED_PACKETS (連結されたパケット)
(図示せず)等のエラー表示を付け加え、セグメント点
の場所を示す。このデータにより、復号化器は、例えば
ビデオ画像の始めに現れるスタート・コードを探し求め
ることにより、紛失した終点の場所を見つけだそうと試
みることができる。受信した個々のセグメントの種々の
組み合わせを用いて、多重分離されたビデオ信号の冗長
性を検査するようにデマルチプレクサを構成することに
より、この方法を更に改良することができる。もし正し
い始点(又は終点)が見つかったならば、それは復号化
器に転送される。シーケンス番号付けを行う場合には、
無くなった始点をセグメントの始まりから捜し出すこと
ができる。もし復号化器が終点を見つけなくても(終止
フラグが無くなっていればそうなる)、普通は、受信し
たデータをなるべく大量に、即ち、少なくとも、取り決
められたパケット・サイズに対応する部分を、利用しよ
うと試みるのが良い。
れたデータの量が前記の取り決められた最大量より少な
いというのは、しばしば、ビデオ符号化器が許容される
理由によりそのパケットを符号化する動作を止めたこと
に起因する。しかし、誤りフラグが出現したり、PMビ
ットが誤って他のものに変化しているということもあり
得る。もしパケットが誤って切られているならば、その
ビデオ・パケットの終わりにあるビットはCRCバイト
と解釈され、ビデオ・パケットのCRCはおそらく不合
格となる。そのような損失を回避するために、デマルチ
プレクサは、例えばPOSSIBLY_SHORT _PACKET(短い可
能性のあるパケット)(図示せず)等のエラー表示と、
パケットの終わりのCRCと見なされたバイトとを復号
化器に転送するように構成される。次のパケットのシー
ケンス番号が解釈を裏付けるかどうかチェックすること
によって、その短いパケットが誤っていることを確かめ
ることができる。もしそのパケットが誤って切られてい
ると復号化器が見なしたならば、復号化器はCRCビッ
トをその本来の目的に従って解釈し、パケットを保存す
ることができる。
フラグが無くなっているならば、分割されているMUX
−SDUの列からMUX−PDUが無くなっているであ
ろう。また、もしヘッダ・フィールドがCRCに合格し
なければ、そのMUX−PDUは捨てられることになろ
う。そのような場合には、無くなっているMUX−PD
UからのバイトがMUX−SDUから無くなっているか
ら、MUX−SDUのCRCはおそらくエラーを指摘す
る。デマルチプレクサは、例えばSEGMENT _MISSING
(セグメントが無くなっている)(図示せず)等のエラ
ー表示と、無くなっているあるいは捨てられたMUX−
PDUの場所のバイトとを復号化器に与えるように構成
される。
連続するビット「1」が6個以上は存在しないように、
追加のビット「0」がパケットに付加される。もし伝送
エラーのためにビット「1」が「0」に変化している
と、デマルチプレクサは、付加されているビット「0」
を認めず、それをビット列から抽出しない。また、伝送
エラーのために、4個の連続するビット「1」の後の1
つのビット「0」が、ビット「1」に変化していれば、
次のビット「0」が無駄に除去されることになる。これ
ら両方の場合に、受信側は同期を失い、次に正しく受信
されたビットは誤って多重分離されることになる。
ディオ、ビデオ等)からのデータ・ユニットから成って
いて、これらの種類のエラーはMUX−PDUの終わり
にある情報パケットに問題を生じさせる。普通は、MU
X−PDUの先頭部にはオーディオ・パケットがあり、
それはCRCフィールドを備える。オーディオ・パケッ
トは一般に分割されていないので、オーディオ・データ
のCRCは、多重分離の直後に実行され得る。本発明の
方法では、オーディオ・データのCRCの結果が不合格
であるならば、MUX−PDUのタイミングは、ビデオ
・パケットの形成のためにオーディオ・パケットの終わ
りの部分のビットを使うことにより、あるいは第1バイ
トの始めの部分から余分のビット(オーディオ・ビット
であると仮定されている)を捨てることにより、シフト
される。そのようなシフトの結果としてCRCに合格す
るようになったならば、その伝送エラーは除去されたと
考えて良い。
の図において線90は、オーディオ・バイト91、ビデ
オ・バイト92、及びフラグ93を備える元のパケット
を表している。もしビデオ・パケットの最後のバイトが
短すぎ、かつオーディオCRCがエラーを指摘するなら
ば、ビデオ・データ・ユニットの始まりをオーディオ・
パケットの終わりのビット94だけシフトさせることに
より、あるいはビデオ・データ・ユニットの始めのビッ
ト95だけシフトさせることにより、そのビデオ・パケ
ットの中のエラーを除去することができるかも知れな
い。実際のビットは必ずしも動かさなくてもよい。シフ
トされた先頭のビットの場所を復号化器に示せば充分で
ある。そのような場合には、デマルチプレクサは、例え
ばSHIFTED_SEGMENT (シフトされているセグメント)
(図示せず)等のエラー表示を付け加え、そのシフトさ
れているセグメントの始点と終点とがパケットの始まり
からカウントされる。
短すぎるけれども、方法7で説明した状況が認められな
い場合には、MUX−PDUはHDLC「0」ビットの
エラーから害を被る。もしビデオ・パケットが分割され
ていれば(普通は分割されている)、そのビデオ・パケ
ット全体に影響を及ぼすかも知れないエラーの場所は前
記セグメントにあると推定することができる。そのよう
な場合にはデマルチプレクサは、例えばCORRUPTED _SE
GMENT (原形が損なわれているセグメント)(図示せ
ず)等のエラー表示を、その原形が損なわれているセグ
メントの始点及び終点とともに、付加する。
報を利用する種々の復号化器について、関連するエラー
検出方法と共に説明した。復号化器が使用するエラー修
復のための最後のアルゴリズムは、選択されたエラー表
示の組み合わせに依存するものであり、それについては
これ以上は説明しない。
当業者が想到する他の変更、改良及び修正を加えて本発
明を実施してもよい。
る図である。
層を例示する図である。
ィア・テレビ電話システムを例示する図である。
示す図である。
て実現される本発明の方法の原理を例示する図である。
示す図である。
PDU)の配列を例示する図である。
ラー検出方法を例示する図である。
移す原理を例示する図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 ビデオ・データ・ユニットを含む1つ又
はそれより多いデータ・ユニットと、各多重信号あたり
における少なくとも1つのフレーム指示データ・ブロッ
クであって、該フレーム指示データ・ブロックは前記多
重信号中のデータ・ユニットの配列に関する情報を担っ
ているフレーム指示データ・ブロックと、から成る多重
信号受信方法であって、 受信された多重信号から前記フレーム指示データ・ブロ
ックを捜し出すステップと、 前記1つ又はそれより多いデータ・ユニットを、前記フ
レーム指示データ・ブロックの情報に従って多重分離す
るステップと、 前記多重分離されたデータ・ユニットから、ビデオ・デ
ータ信号を含む1つ又はそれより多い多重分離済み信号
を生成するステップと、 前記多重分離済み信号を復号化するために転送するステ
ップとから成る多重信号受信方法において、 多重分離されたビデオ・データ・ユニットの無効性を検
出するステップと、 多重分離されたビデオ・データ・ユニットの検出された
無効性に応答して、エラー表示をその多重分離されたビ
デオ・データ信号に付加するステップとを備えることを
特徴とする多重信号受信方法。 - 【請求項2】 誤りバイトの場所についての推定を更に
前記エラー表示に付加する請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記フレーム指示データ・ブロックはH
DLCフラグを備える請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 前記フレーム指示データ・ブロックはP
Nフラグを備える請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 前記検出は、AL−PDUのシーケンス
番号の妥当性をチェックするステップを備える請求項1
に記載の方法。 - 【請求項6】 前記検出は、前記ビデオデータ・ユニッ
トにおける違法なビット組み合わせを捜し出すステップ
を含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 前記検出は、多重分離された信号の長さ
をチェックし、無効な長さに応答して、連結されている
パケットのセグメント点を表示するステップを含む請求
項1に記載の方法。 - 【請求項8】 前記検出は、多重分離されたビデオ信号
の長さのエラーを検出するステップを含む請求項1に記
載の方法。 - 【請求項9】 前記検出は、紛失しているセグメントを
検出するステップを含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 前記検出は、多重分離されたビデオ信
号の始点のシフトされた場所を探すステップを含む請求
項1に記載の方法。 - 【請求項11】 前記検出は、原形が損なわれたセグメ
ントを捜し出すステップを含む請求項1に記載の方法。 - 【請求項12】 ビデオデータ・ユニット(V1.1)
を含む1つ又はそれより多いデータ・ユニット(A1、
V1.1)と、各多重信号あたりにおける少なくとも1
つのフレーム指示データ・ブロック(F)であって、該
フレーム指示データ・ブロックが前記多重信号における
データ・ユニットの配列に関する情報を担っているフレ
ーム指示データ・ブロックと、から成る多重信号(PD
U)を多重分離するための装置(301)であって、 受信された多重信号(PDU)の中の前記フレーム指示
データ・ブロック(F)を探すための手段(64、6
6)と、 前記1つ又はそれより多いデータ・ユニット(A1、V
1.1)を、前記フレーム指示データ・ブロック(F)
内の情報に従って多重分離するための手段(64、6
6)と、 前記多重分離されたデータ・ユニットから多重分離済み
信号(dA1 、dV1)を生成するための手段(64、6
6)と、 前記多重分離済み信号(dA1 、dV1)を復号化するた
めに転送する手段(64、66)とから成る装置におい
て、 多重分離されたビデオデータ・ユニット(V1.1、V
1.2)の無効性を検出するための手段(64、66)
と、 多重分離されたビデオデータ・ユニットの検出された無
効性に応答して、その多重分離されたビデオ・データ信
号(dV1)にエラー表示を付加するための手段(6
4、66)とを更に備えることを特徴とする多重信号受
信装置。 - 【請求項13】 ビデオデータ・ユニット(V1.1)
を含む1つ又はそれより多いデータ・ユニット(A1、
V1.1)と、各多重信号あたりにおける少なくとも1
つのフレーム指示データ・ブロック(F)であって、該
フレーム指示データ・ブロックは前記多重信号における
データ・ユニットの配列に関する情報を担っているフレ
ーム指示データ・ブロックと、から成る多重信号(PD
U)を多重分離するためのデマルチプレクサ(201)
を含むマルチメディア端末(20)であって、 受信された多重信号(PDU)の中の前記フレーム指示
データ・ブロック(F)を探すための手段(64、6
6)と、 前記1つ又はそれより多いデータ・ユニット(A1、V
1.1)を、前記フレーム指示データ・ブロック(F)
内の情報に従って多重分離するための手段(64、6
6)と、 前記多重分離されたデータ・ユニットから多重分離済み
信号(dA1 、dV1)を生成するための手段(64、6
6)と、 前記多重分離済み信号(dA1 、dV1)を復号化するた
めに転送する手段(64、66)とから成るマルチメデ
ィア端末において、 該マルチメディア端末のデマルチプレクサは、 多重分離されたビデオデータ・ユニット(V1.1、V
1.2)の無効性を検出するための手段(64、66)
と、 多重分離されたビデオデータ・ユニットの検出された無
効性に応答して、その多重分離されたビデオ・データ信
号(dV1)にエラー表示を付加するための手段(6
4、66)とを更に備えることを特徴とするマルチメデ
ィア端末。
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