JP2000113048A - コンテンツ受信装置群およびそれに用いるicカード - Google Patents

コンテンツ受信装置群およびそれに用いるicカード

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JP2000113048A
JP2000113048A JP10279597A JP27959798A JP2000113048A JP 2000113048 A JP2000113048 A JP 2000113048A JP 10279597 A JP10279597 A JP 10279597A JP 27959798 A JP27959798 A JP 27959798A JP 2000113048 A JP2000113048 A JP 2000113048A
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card
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Shin Aikawa
慎 相川
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デジタルコンテンツをネットワークを介して流
通させる際に、デジタルコンテンツの著作権を不正コピ
ーや改ざんなどによって侵害されないように保護する機
能を有する、コンテンツ受信装置群を提供することにあ
る。 【解決手段】本発明におけるコンテンツ受信装置群は、
コンテンツの購入および著作権保護に用いるICカード
と、購入したコンテンツの受信及び蓄積に用いるコンテ
ンツ蓄積装置と、購入したコンテンツの表示に用いるコ
ンテンツ表示装置とから構成され、ICカードとコンテン
ツ表示装置は、ライセンス管理組織が発行した、ライセ
ンス情報を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを通
じて映像や音楽等のディジタルコンテンツを流通させる
ためのシステム及びコンテンツ受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術の発展、インタ
ーネットの普及などにより、オンラインで、商品の購入
手続きをする機会が増えてきた。また、従来はアナログ
情報であった映像や音楽データが、CDやDVDなどのデジ
タルメディアで流通するようになった。今後は、映像や
音楽などのデジタルデータを、インターネットなどのネ
ットワーク上で購入し、デジタル蓄積装置にその場でダ
ウンロードする形態が普及していくであろう。たとえ
ば、現在、MP3フォーマットの音楽データが、インター
ネット上で急速に普及している。MP3は、MPEG1オーディ
オのレイヤIIIと呼ばれるデータ圧縮方式の通称であ
る。M3フォーマットの音楽データは容易に、インターネ
ットからダウンロードでき、例えば、パソコンで受信、
蓄積および再生ができる。最近ではMP3データを再生で
きるプレーヤも登場している。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、デジタル
データは、複製や変造が容易であり、ネットワークを介
して複製を容易に転送できてしまう。したがって、著作
権のある映画や音楽などのデジタルコンテンツをそのま
ま、ネットワーク上に流通させてしまうと、不正コピー
などにより、著作権を侵害される恐れがある。
【0004】本発明の目的は、デジタルコンテンツをネ
ットワークを介して流通させる際に、デジタルコンテン
ツの著作権を不正コピーや改ざんなどによって侵害され
ないように保護する機能を有する、コンテンツ受信装置
群を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるコンテンツ受信装置群は、コンテン
ツの購入および著作権保護に用いるICカードと、購入し
たコンテンツの受信及び蓄積に用いるコンテンツ蓄積装
置と、購入したコンテンツの表示に用いるコンテンツ表
示装置とから構成され、ICカードとコンテンツ表示装置
は、ライセンス管理組織が発行した、ライセンス情報を
保持する。同様に本発明におけるコンテンツ提供者も、
ライセンス管理組織が発行した、ライセンス情報を保持
する。そして、このライセンス情報を用いて、相手認証
および暗号通信を行うことで、コンテンツの不正コピー
や改ざんが起こらないように、コンテンツを安全にネッ
トワーク上に流通させることで、本発明におけるコンテ
ンツ受信装置群で、受信、蓄積および視聴を行うことが
出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明における電子流通シ
ステム全体のブロック図を表す。この電子流通システム
は、ライセンス管理組織101、コンテンツ提供者102、装
置製造業者103、放送局104、コンテンツ受信装置群105
およびユーザ110から成る。コンテンツ受信装置群105
は、ICカード106、コンテンツ表示装置107およびコンテ
ンツ蓄積装置108から成る。
【0007】ライセンス管理組織101は、コンテンツの
著作権を保護するためのメカニズムをコンテンツ提供者
102および装置製造業者103に提供する。装置製造業者10
3は、ライセンス管理組織101から取得したライセンス情
報をもとに、コンテンツ受信装置群105を製造する。以
下、この電子流通システムを用いた、コンテンツの著作
権保護の仕組について説明する。
【0008】ユーザ110は、コンテンツ受信装置群105を
購入し、これらを用いてコンテンツの購入、受信、蓄積
および視聴を行う。ユーザ110は、まず、ICカード106を
コンテンツ蓄積装置108に接続し、コンテンツ提供者102
との間で、双方向ネットワークを介して、コンテンツの
購入を行う。ここで、双方向ネットワークは、任意のも
のでよく、例えば、インターネットや電話網が考えられ
る。コンテンツの購入は、決済処理と著作権保護のため
の認証処理から成る。決済処理は任意のものを用いてよ
い。一方で、著作権保護のための認証処理としては、ラ
イセンス管理組織101が発行したライセンス情報を用い
て、コンテンツ提供者102とICカード106の両者で相手認
証を行う。この認証が成功すると、続いて、ICカード10
6は、コンテンツを復号化するための情報と、購入した
コンテンツの識別情報をコンテンツ提供者102から安全
に取得し、内部に保存する。ここで、情報を安全に取得
するという意味は、送受信する情報が、第三者に盗聴さ
れたり、改ざんされたりすることが起こらないことをい
い、以下同様に用いる。また、ICカード106は、外部か
ら内部の情報を不正に取得できないように出来ており、
以下このような装置をタンパーレジスタントモジュール
と呼ぶ。またコンテンツ表示装置107もICカードと同様
にタンパーレジスタントモジュールで構成されている。
【0009】次に、コンテンツ提供者102は、コンテン
ツを暗号化し、暗号化したコンテンツと、それに対応す
る暗号化したコンテンツ鍵、コンテンツの識別情報、お
よびコンテンツを購入したユーザが所有するICカードの
識別情報を、配信してもらうよう放送局104に依頼す
る。ここで、コンテンツ鍵は、コンテンツを暗号化する
ために用いた鍵である。また、コンテンツの暗号化およ
びコンテンツ鍵の暗号化はそれぞれ、共通鍵暗号方式で
あれば任意のものであってよい。放送局104は、放送ネ
ットワークを介して、ユーザ110にそれらの情報を配信
する。ここで、放送ネットワークは任意のものでよく、
例えば、地上波放送、衛星放送、ケーブル放送あるい
は、インターネットが考えられる。また、放送局104は
コンテンツ提供者102自身でもよい。暗号化したコンテ
ンツは、それに対応する暗号化したコンテンツ鍵および
コンテンツの識別情報と共に、ユーザ110が所有するコ
ンテンツ蓄積装置108によって、受信、蓄積される。こ
こで、コンテンツ蓄積装置108は、購入したコンテンツ
の識別情報、および購入時に用いたICカードの識別情報
が保存されていて、該当するコンテンツのみを蓄積す
る、フィルタリング機能を有する。
【0010】ユーザ110がコンテンツを視聴したいと思
った場合は、まず、コンテンツ蓄積装置108に蓄積され
ている、ユーザが視聴したいと思う、暗号化したコンテ
ンツと、それに対応する、暗号化したコンテンツ鍵、コ
ンテンツの識別情報、およびそのコンテンツを購入した
ときに用いたICカードの識別情報を、コンテンツ表示装
置107に転送する。次に、ICカード106をコンテンツ表示
装置107に接続し、ICカード106とコンテンツ表示装置10
7との間で、ライセンス管理機関101が発行したライセン
ス情報を用いて、著作権保護のための相手認証処理を行
う。この認証処理が成功すると、コンテンツ表示装置10
7は、接続されたICカード106の識別情報が、表示させた
いコンテンツを購入したときに用いたICカードの識別情
報と一致するかを検査する。もし一致すれば、続いてコ
ンテンツ表示装置107は、暗号化したコンテンツ鍵とコ
ンテンツの識別情報をICカード106に転送する。ICカー
ド106は、コンテンツ表示装置107から取得したコンテン
ツの識別情報に対応した、コンテンツを復号化するため
の情報を用いて、暗号化したコンテンツ鍵を復号化し、
再び、コンテンツ表示装置107にしか解読できないよう
に暗号化して、コンテンツ表示装置107に渡す(詳細は
後述する)。そして、コンテンツ表示装置107は、ICカ
ード102から受け取ったコンテンツ鍵を復号化して、そ
れを用いてコンテンツを復号化し、コンテンツを表示さ
せる。
【0011】以上の方法によって、コンテンツを購入し
たユーザしか、そのコンテンツを視聴することが出来き
ない。また、外部の通信路を流れるコンテンツや秘密情
報はすべて暗号化されているため、第三者による、コン
テンツの不正コピーや改ざんを防止し、コンテンツの著
作権を保護することが可能になる。図1において、コン
テンツ蓄積装置108は、コンピュータであってもよい。
また、セットトップボックスなどの専用装置であっても
よい。また、ICカードは、非接触型で、コンテンツ蓄積
装置108やコンテンツ表示装置107に挿入しなくてもよい
ものであってもよい。
【0012】次に、ライセンス管理組織101が発行する
ライセンス情報について説明する。図2は、ライセンス
管理組織101がコンテンツ提供者102および装置製造業者
103に渡すライセンス情報を表している。コンテンツ提
供者102は、ライセンス管理組織101からライセンス情報
201を安全に取得する。ライセンス情報201は、デジタル
証明書202、認証秘密鍵203およびセンタ公開鍵210から
成る。デジタル証明書202は、ライセンスID 205、認証
公開鍵206およびデジタル署名207から成る。認証秘密鍵
203および認証公開鍵206は、公開鍵暗号方式における秘
密鍵および公開鍵の対であり、各ライセンス情報毎に異
なる値である。ライセンスID 205は、ライセンス情報の
識別情報であり、ライセンス情報毎に異なる値である。
センタ公開鍵210は、公開鍵暗号方式における公開鍵で
あり、ライセンス管理組織101が管理しているセンタ秘
密鍵211と対をなすものである。デジタル署名207は、ラ
イセンス管理組織101が、ライセンスID 205と認証公開
鍵207から、センタ秘密鍵211を用いて生成したデジタル
署名である。デジタル署名207は、センタ公開鍵210を用
いて検証することができる。デジタル署名207の検証が
成功すれば、認証公開鍵206およびライセンスID205が正
しいことを証明できる。上述した情報の内、センタ秘密
鍵211と認証秘密鍵203は秘密情報であり、外部に漏洩し
ないように管理する必要がある。
【0013】同様に、装置製造業者は、ライセンス管理
組織101から、L個のライセンス情報2211〜201Lを安全
に取得する。ライセンス情報2211〜201Lの構成は、先に
述べたライセンス情報201の構成と同様である。ここ
で、本発明で用いる公開鍵暗号方式は任意のものでよ
い。たとえば、楕円曲線暗号などが挙げられる。同様
に、本発明で用いるデジタル署名の生成方法も任意の方
法を用いてよい。たとえば、DSA署名が挙げられる。こ
れらについては、岡本龍明著「現代暗号」(産業図書)
に詳しい。
【0014】次に、装置製造業者103がコンテンツ受信
装置群105を製造する場合について説明する。図3は、
装置製造業者103によるコンテンツ受信装置群105の製造
方法を示している。図3において、装置製造業者103
は、コンテンツ受信装置群105を製造する際に、ライセ
ンス管理組織101から取得したライセンス情報2211〜201
Lのうち、任意のライセンス情報221iをICカード106の内
部に埋め込む。同様に任意のライセンス情報221jをコン
テンツ表示装置107に埋め込む。本発明においては、コ
ンテンツ受信装置108には、ライセンス情報は埋め込ま
ないものとする。
【0015】次に、コンテンツ受信装置群105の構成に
ついて説明する。図4は、コンテンツ受信装置群105の
詳細ブロック図である。ICカード106は、ICカードイン
タフェイス400、情報処理部401、情報保持部402、プロ
グラム保持部403から成り、それぞれが内部バスで接続
されている。コンテンツ表示装置107は、コンテンツ転
送インタフェイス410、ICカードインタフェイス411、情
報処理部412、情報保持部413、コンテンツ蓄積部414、
プログラム保持部415、表示部416、ユーザ入力部417か
ら成り、それぞれが内部バスで接続されている。コンテ
ンツ蓄積装置108は、放送受信部420、ネットワークイン
タフェイス421、コンテンツ転送インタフェイス422、IC
カードインタフェイス423、情報処理部424、情報保持部
425、コンテンツ蓄積部426、プログラム保持部427、表
示部428、ユーザ入力部429から成り、それぞれが内部バ
スで接続されている。
【0016】次に、コンテンツ受信装置群105の情報処
理について説明する。ICカードは、プログラム保持部40
3に保持されているプログラム、および情報保持部402に
保持されている情報に従って、情報処理部401で情報処
理を行う。また、情報処理部402の内容はICカードイン
タフェイス400を介して更新される。コンテンツ表示装
置107は、プログラム保持部415に保持されているプログ
ラム、および情報保持部413に保存されている情報に従
って、情報処理部412で情報処理を行う。また、コンテ
ンツ蓄積部414に蓄積されている、暗号化されているコ
ンテンツを、情報処理部412で復号化し、表示部415に表
示する。コンテンツ蓄積部414に蓄積されているコンテ
ンツは、コンテンツ転送インタフェイス410を介して更
新される。また、ユーザの操作をユーザ入力部416で感
知し、情報処理部411で対応する処理を行い、結果を表
示部415に表示する。
【0017】コンテンツ蓄積装置108は、プログラム保
持部427に保持されているプログラム、および情報保持
部425に保存されている情報に従って、情報処理部424で
情報処理を行う。また、ユーザの操作をユーザ入力部42
9で感知し、情報処理部424で対応する処理を行い、結果
を表示部428に表示する。また、情報保持部425に保持さ
れている情報は、ネットワークインタフェイス421およ
びICカードインタフェイス423を介して更新される。ま
た、コンテンツ蓄積部426に蓄積されている情報は、放
送受信部420を介して更新される。
【0018】次に、コンテンツ受信装置群105の通信方
法について説明する。ICカード106とコンテンツ表示装
置107は、ICカードインタフェイス400および411を介し
て通信を行う。同様に、ICカード106とコンテンツ蓄積
装置108は、ICカードインタフェイス400および423を介
して通信を行う。コンテンツ表示装置107とコンテンツ
蓄積装置108は、コンテンツ転送部410および422を介し
て、コンテンツを送受信する。また、コンテンツ蓄積装
置108は、放送受信部420で放送データを受信し、ネット
ワークインタフェイス421で、双方向ネットワークに接
続し、コンテンツ提供者102と通信を行う。
【0019】以上、コンテンツ受信装置群105の構成に
ついて説明した。次に、コンテンツ受信装置群105に保
存されている情報について詳細に説明する。図5は、IC
カード106の情報保持部402に保持されている情報を表し
ている。情報保持部402には、ライセンス管理組織101か
ら取得した、デジタル証明書222i、認証秘密鍵223i、セ
ンタ公開鍵210、そして、コンテンツ提供者102から、著
作権保護のための認証処理の結果取得した、K個の契約
情報 5001〜500Kが保存されている。それぞれの契約情
報5001〜500Kは、同様の構成であり、例えば、k番目の
契約情報500kは、コンテンツID 501 kとユーザ鍵502kか
ら成る。コンテンツID 501kは、購入したコンテンツの
識別子である。また、ユーザ鍵502 kは、暗号化された
コンテンツを復号化するために用いる。詳細は後述す
る。
【0020】次に、コンテンツ表示装置107の情報保持
部413内部について詳細に説明する。図6は、情報保持
部413に保持されている情報を表している。情報保持部4
13には、ライセンス管理組織101から取得した、デジタ
ル証明書222j、認証秘密鍵223j、センタ公開鍵210が保
持されている。
【0021】次に、コンテンツ蓄積装置108の情報保持
部425内部について詳細に説明する。図7は情報保持部4
25に保存されている情報を表している。情報保持部425
には、S個の制御情報8001 〜800Sが保持されている。こ
れらの情報は、コンテンツを購入する際に、コンテンツ
提供者101から取得する。それぞれの制御情報8001 〜80
0Sは同様の構成であり、例えば、s番目の制御情報800s
は、コンテンツID 801sおよびライセンスID 802sから成
る。コンテンツID 801sは、制御情報800s をコンテンツ
提供者から取得する際に購入したコンテンツの識別子で
あり、ライセンスID 802sは、その時使用したICカード
のライセンス情報の識別子である。
【0022】次に、コンテンツ表示装置107のコンテン
ツ蓄積部414内部について詳細に説明する。図8は、コ
ンテンツ蓄積部414に蓄積されているコンテンツファイ
ルを表している。コンテンツ蓄積部414には、M個のコン
テンツファイル7001 〜700Mが蓄積されている。それぞ
れのコンテンツファイル7001 〜700Mは、同様の構成で
ある。例えば、m番目のコンテンツファイル700mは、コ
ンテンツID 701m、P個のライセンスID 702m1〜702mP、P
個の暗号化されたコンテンツ鍵703 m1〜703 mP、そし
て、暗号化されたコンテンツデータ704mから成る。コン
テンツID 701mはコンテンツファイル700m内のコンテン
ツの識別子である。それぞれのライセンスID702m1〜702
mPは、コンテンツファイル700 m内のコンテンツを、コ
ンテンツ提供者102から購入する際に使用したICカード
のライセンス情報の識別子である。また、それぞれの暗
号化されたコンテンツ鍵703 m1〜703 mPは、ICカード
がコンテンツ提供者から取得したユーザ鍵で暗号化され
ている。たとえば、コンテンツファイル700m内のp番目
の暗号化されたコンテンツ鍵703 mpは、ライセンスID 7
02 mpを持つICカードの内部に保存されているユーザ鍵
で暗号化されている。
【0023】次に、コンテンツ蓄積装置108のコンテン
ツ蓄積部426内部について詳細に説明する。図9は、コ
ンテンツ蓄積部426に保持されているコンテンツファイ
ルを表している。コンテンツ蓄積部426には、N個のコン
テンツファイル9001 〜900Nが蓄積されている。それぞ
れのコンテンツファイル9001 〜900Nは、図8を用いて
説明した、コンテンツ7001 〜700Mと同様の構成であ
る。
【0024】以上、コンテンツ受信装置群105に保存さ
れている情報について説明した。次に、コンテンツを放
送局104が配信する時の、データフォーマットについて
説明する。図10は、本発明におけるコンテンツを配信
するためのデータフォーマットである。図10に示すよ
うに、コンテンツデータは、複数のパケット10001
,...,1000i ,...に分割およびカプセル化されて配信さ
れる。それぞれのパケットは同様の構成であり、例え
ば、i番目のパケット1000iは、パケットヘッダ1001i
と、ペイロード1002iで構成される。パケットヘッダ100
1iにはパケットの制御情報が格納される。ペイロード10
02iにはコンテンツが格納される。このようなパケット
は任意のものを用いてよい。例えば、MPEG2-TSが考えら
れる。
【0025】ペイロード1002 iは、図10に示すよう
に、選択番号1010 iとデータフレーム1011 iから成る。
選択番号1010 iは、データフレーム1011 i内に格納され
ているデータを識別し、「0」か「1」の2値をとる。例
えば、選択番号1010 iが「0」の場合、データフレーム1
011 i内に格納されているデータは、図10に示すよう
に、コンテンツID 1020 i 、制御情報1021 i 、暗号化
されたコンテンツフレーム1022 i から成る。暗号化さ
れたコンテンツフレーム1022 i は、暗号化されたコン
テンツデータそのもの、あるいはその一部であり、コン
テンツ鍵によって暗号化されている。コンテンツID 102
0 i は暗号化されたコンテンツフレーム1022i に対応す
るコンテンツの識別子である。また、制御情報1021 i
は、暗号化されたコンテンツフレーム1022 iを暗号化さ
れたコンテンツデータに組み立てるための制御情報であ
る。
【0026】一方で、選択番号1010 iが「1」の場合、
データフレーム1011 i内に格納されているデータは、図
10に示すように、ライセンスID 1030 i 、制御情報10
31 i、アクセス情報1032 i から成る。制御情報1031 i
は、アクセス情報1032 i を処理するのに用いる。アク
セス情報1032 i は、複数のコンテンツID 1040i 1,...,
1040i j ,...、および、複数の暗号化されたコンテンツ
鍵1050i 1,...,1050ij ,...から成る。ここで、コンテ
ンツID1040 i jは、ライセンスID 1030 iを保持してい
るICカードを用いて、コンテンツ提供者から購入したコ
ンテンツの識別子である。また、暗号化されたコンテン
ツ鍵は、ライセンスID 1030 iを保持しているICカード
が取得したユーザ鍵で暗号化されている。
【0027】以上、コンテンツを放送局104が配信する
時の、データフォーマットについて説明した。次に、IC
カード106をコンテンツ蓄積装置108に接続し、コンテン
ツ提供者102からコンテンツを購入する手続きについて
詳細に説明する。図11は、コンテンツを購入するため
の手続きのフローチャートである。まず、ICカード106
をコンテンツ蓄積装置108に接続し、ICカード106とコン
テンツ提供者102との間で、決済処理1100を行う。前述
したように、決済処理1100は任意の方法を用いてよい。
決済処理1100が失敗したら、購入手続きは失敗する。決
済処理1100が成功したら、続いて、著作権保護のための
認証処理1101が行われる。著作権保護のための認証処理
1101の詳細については後述する。著作権保護のための認
証処理1101が失敗したら、購入手続きは失敗する。著作
権保護のための認証処理1101が成功したら、つづいて、
ユーザ鍵取得処理1102を行う。ユーザ鍵取得処理1102の
詳細については後述する。ユーザ鍵取得処理1102が失敗
したら、購入手続きは失敗する。ユーザ鍵取得処理1102
が成功したら、購入したコンテンツのコンテンツIDと取
得したユーザ鍵を契約情報として、ICカード内の情報保
持部402に保存する (処理1103)。次に、購入したコンテ
ンツのコンテンツIDと、使用したICカードのライセンス
IDを制御情報として、コンテンツ蓄積装置108内の情報
保持部425に保存する。以上のべたすべての処理が成功
したら、コンテンツの購入手続きは成功する。
【0028】次に、著作権保護のための認証処理1101の
詳細を述べる。著作権保護のための認証処理1101は、ラ
イセンス管理組織101が発行したライセンス情報を用い
た相手認証であれば、どんな方法でもよい。例えば、図
12にその一例を示す。図12は、コンテンツ提供者10
2とICカード106の相手認証のフロー図であり、デジタル
署名を用いたチャレンジ−レスポンス型の相手認証であ
る。まず、ICカード106は、自分のデジタル証明書をコ
ンテンツ提供者102に送信する(処理1200)。コンテン
ツ提供者102は、ICカード106から受け取ったデジタル証
明書からデジタル署名を取り出し、それをセンタ公開鍵
を用いて検証する(処理1201)。この検証によって、ICカ
ード106から受信したデジタル証明書に含まれる、ICカ
ード106の認証公開鍵が、ライセンス管理機関101が発行
した正しいものであることが証明できる。この検証が失
敗すれば、コンテンツ提供者102は、ICカード106を不正
と見なし、認証を中断する。デジタル署名の検証が成功
すると、続いて、コンテンツ提供者102は、ICカード106
から受け取ったデジタル証明書から認証公開鍵を取りだ
し保存する(処理1202)。そして、チャレンジのための乱
数を生成しICカード106に転送する(処理1203)。ICカー
ドは、コンテンツ提供者102が生成したチャレンジ乱数
に対するデジタル署名を、自分の認証秘密鍵を用いて生
成し、レスポンスとして、コンテンツ提供者102に送信
する(処理1204)。コンテンツ提供者102は、ICカード102
から受信したレスポンスとしてのデジタル署名を、ICカ
ード106の認証公開鍵を用いて検証する(処理1205)。こ
の検証によって、ICカード106が、ライセンス管理組織1
01が発行した、正しい認証秘密鍵を保持していることを
証明できる。この検証が失敗したら、コンテンツ提供者
102は、ICカード106を不正と見なし、認証を中断する。
成功すれば、コンテンツ提供者102は、ICカード106を認
証する。以上の相手認証を、今度は、コンテンツ提供者
102とICカード106が入れ替わって行えば、相互に相手を
認証することができる。以上、著作権保護のための認証
処理1101について説明した。
【0029】次に、ユーザ鍵取得処理1102の詳細を述べ
る。ユーザ鍵取得処理1102は、ライセンス管理組織101
が発行したライセンス情報をもとに、コンテンツ提供者
が発行したユーザ鍵を、安全に、ICカードが取得できる
方法であれば、どんな方法を用いてもよい。例えば、図
13にその一例を示す。図13は、コンテンツ提供者10
2とICカード106の暗号通信のフロー図であり、公開鍵暗
号方式を用いて、ユーザ鍵を安全に配送している。ま
ず、コンテンツ提供者は、ユーザ鍵を生成する(処理13
00)。そして先に取得した、ICカード106の認証公開鍵
を用いてユーザ鍵を暗号化し、ICカード106に送信する
(処理1301)。ICカード106は、コンテンツ提供者102か
ら、暗号化されたユーザ鍵を受け取ると、自分の認証秘
密鍵でそれを復号化する。以上の方法により、コンテン
ツ提供者102はICカード106にユーザ鍵を安全に送信でき
る。
【0030】次に、コンテンツ蓄積装置108が、放送局1
04が配信するコンテンツを、取得する方法について説明
する。図14は、コンテンツ蓄積装置108がコンテンツ
を受信するフローチャートである。コンテンツ蓄積装置
108は、コンテンツ蓄積装置108内の情報保持部425に格
納されている制御情報に基づいて、コンテンツを受信
し、受信したコンテンツを、コンテンツ蓄積装置108内
のコンテンツ蓄積部426に蓄積していく。
【0031】まず、コンテンツ蓄積装置108は、パケッ
トを受信する(処理1400)。ここで、パケットフォーマ
ットは、先に図10を用いて説明したものと同じであ
る。パケットを受信すると、パケット内から選択番号を
検出する(処理1401)。選択番号に関しては、先に図1
0を用いて説明した。もし選択番号が「0」であれば、
このパケットには、暗号化されたコンテンツデータが格
納されていると判断する。この場合、パケット内のコン
テンツIDを検出し、これが、コンテンツ蓄積装置108内
の情報保持部425に格納されいる、制御情報内のコンテ
ンツIDに一致するかを走査していく(処理1404)。もし、
一致すれば、このパケット内に格納されている、暗号化
されたコンテンツデータを、コンテンツ蓄積装置108内
のコンテンツ蓄積部426内に蓄積する(処理1406)。コ
ンテンツをコンテンツ蓄積部426に蓄積する際の配置に
関しては、先に図7を用いて説明した。一方で、もし選
択番号が「1」であれば、このパケットには、アクセス
情報が格納されていると判断する。この場合、パケット
内のライセンスIDを検出し、これが、コンテンツ蓄積装
置108内の情報保持部425に格納されいる、制御情報内の
ライセンスIDと一致するかを走査していく(処理1403)。
もし、一致すれば、このパケット内に格納されている、
アクセス情報を、コンテンツ蓄積装置108内のコンテン
ツ蓄積部426内に蓄積する(処理1406)。アクセス情報
をコンテンツ蓄積部426に蓄積する際の配置に関して
は、先に図7を用いて説明した。
【0032】以上の処理を、繰り返していくことで、コ
ンテンツ蓄積装置108は、情報保持部425に格納されてい
る制御情報に基づいて、コンテンツを受信し、受信した
コンテンツを、コンテンツ蓄積部426に蓄積していく。
これによって、必要なコンテンツだけを蓄積することが
できる。
【0033】次に、コンテンツ蓄積装置108に格納され
たコンテンツを、コンテンツ表示装置107を用いて、表
示させる方法について述べる。図15は、ICカード106
とコンテンツ蓄積装置107の間で行う、コンテンツ表示
手続きのフロー図である。ここで、予め、コンテンツ蓄
積装置108から、コンテンツ表示装置107に、表示したい
コンテンツを転送しておく。転送方法に関しては、先に
図4を用いて説明した。まず、ICカード106をコンテン
ツ表示装置107に接続し、ICカード106とコンテンツ表示
装置107との間で、著作権保護のための認証処理1500を
行う。著作権保護のための認証処理1500は、先に図12を
用いて説明した、ICカード106とコンテンツ提供者102と
の間の相手認証と同様である。著作権保護のための認証
処理1500が失敗したら、コンテンツの表示手続きは失敗
する。著作権保護のための認証処理1500が成功したら、
つづいて、コンテンツ表示装置107は、先に行った、著
作権保護のための認証処理1500で、ICカード106から受
け取った、デジタル証明書内のライセンスIDが、コンテ
ンツ表示装置107のコンテンツ蓄積部414に格納されてい
る、表示させたいコンテンツファイル内のライセンスID
に一致するかを走査していく(処理1501)。もし、一致し
なければ、コンテンツの表示手続きは失敗する。もし、
一致すれば、コンテンツ表示装置107は、表示させたい
コンテンツファイルのコンテンツIDと、そのコンテンツ
ファイル内にあって、先に確認したICカードのライセ
ンスIDに対応する、暗号化されたコンテンツ鍵を、IC
カード106に送信する(処理1502)。ICカード106は、コン
テンツ表示装置107から、コンテンツIDおよび暗号化さ
れたコンテンツ鍵を受け取ると、まず、受け取ったコン
テンツIDが、ICカード106の情報保持部402に格納されて
いる、契約情報内のコンテンツIDに一致するかを走査し
ていく(処理1503)。もし、一致しなければ、コンテンツ
の表示手続きは失敗する。もし、一致すれば、ICカード
106は、コンテンツ表示装置107から受け取った、暗号化
されたコンテンツ鍵を、ICカード106の情報保持部402内
にあって、処理1503で一致したコンテンツIDが格納され
ている、契約情報内のユーザ鍵を用いて、復号化する
(処理1054)。続いて、ICカード106は、コンテンツ鍵
を、先に著作権保護のための相手認証処理で取得した、
コンテンツ蓄積装置107の認証公開鍵で暗号化し、コン
テンツ表示装置107に返送する(処理1505)。コンテンツ
表示装置107は、ICカード106から暗号化されたコンテン
ツ鍵を受け取ると、それを、自分の認証秘密鍵で復号化
し、コンテンツ鍵を得る(処理1506)。続いて、取得した
コンテンツ鍵で、表示させたいコンテンツファイル内の
暗号化されたコンテンツデータを復号化し(処理1507)、
コンテンツを表示させる(処理1508)。
【0034】以上の手続きによって、コンテンツ蓄積装
置107は、コンテンツ鍵を復号化し、それを用いてコン
テンツを復号化して表示することが可能になる。また、
コンテンツを購入した時に用いたICカードを、コンテン
ツ蓄積装置107に接続しなければ、コンテンツ蓄積装置1
07は、コンテンツ鍵を復号することが出来ず、コンテン
ツを表示できない。
【0035】また、ICカード106とコンテンツ蓄積装置1
07の間の通信路上、さらに、ICカード106とコンテンツ
提供者102の間の通信路上、コンテンツ提供者102とコン
テンツ蓄積装置108の間の通信路上、およびコンテンツ
蓄積装置108とコンテンツ表示装置107の間の通信路上を
流れるコンテンツあるいは秘密情報は、すべて暗号化さ
れているので、本発明による電子流通システムにおいて
は、流通するコンテンツが第三者により盗聴および改ざ
んされることはない。
【0036】
【発明の効果】本発明により、デジタルコンテンツをネ
ットワークを介して流通させる際に、デジタルコンテン
ツの著作権を不正コピーや改ざんなどによって侵害され
ないように保護する機能を有する、コンテンツ受信装置
群を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る、電子流通システムの概
要ブロック図。
【図2】ライセンス組織101がコンテンツ提供者102およ
び装置製造業者103に渡すライセンス情報を表した図。
【図3】装置製造業者103によるコンテンツ受信装置群1
05の製造方法を表した図。
【図4】コンテンツ受信装置群105の詳細ブロック図。
【図5】ICカード106の情報保持部402に保持されている
情報を表した図。
【図6】コンテンツ表示装置107の情報保持部413に保持
されている情報を表した図。
【図7】コンテンツ蓄積装置108の情報保持部425に保存
されている情報を表した図。
【図8】コンテンツ表示装置107のコンテンツ蓄積部に
蓄積されているコンテンツファイルを表した図。
【図9】コンテンツ蓄積装置108のコンテンツ蓄積部426
に保持されているコンテンツファイル情報を表した図。
【図10】本発明の実施例に係るコンテンツを配信する
ためのデータフォーマットを表した図。
【図11】本発明の実施例に係るコンテンツを購入する
ための手続きのフローチャート。
【図12】コンテンツ提供者102とICカード106の相手認
証のフロー図。
【図13】コンテンツ提供者102とICカード106の暗号通
信のフロー図。
【図14】コンテンツ蓄積装置108がコンテンツを受信
するフローチャート。
【図15】ICカード106とコンテンツ蓄積装置107の間で
行う、コンテンツ表示手続きのフロー図。
【符号の説明】 101・・・・ライセンス管理組織 102・・・・コンテンツ提供者 103・・・・装置製造業者 104・・・・放送局 105・・・・コンテンツ受信装置群 106・・・・ICカード 107・・・・コンテンツ表示装置 108・・・・コンテンツ蓄積装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 640 H04L 9/00 675A H04N 7/167 Z Fターム(参考) 5B049 AA05 BB26 CC05 CC08 CC36 DD04 EE01 EE28 FF03 FF04 FF08 GG04 GG07 GG10 5C064 BA01 BB02 BC17 BC18 BC22 BC23 BD02 BD08 CA14 CB08 CC01 CC04 5J104 AA01 AA07 AA12 BA03 EA18 EA22 KA01 KA04 NA03 NA35 PA05 PA07 PA14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツの購入、受信、蓄積、表示、著
    作権保護を行う装置群であって、 コンテンツの購入および著作権保護に用いるICカード
    と、 購入したコンテンツの受信及び蓄積に用いるコンテンツ
    蓄積装置と、 購入したコンテンツの表示に用いるコンテンツ表示装置
    と、から構成されるコンテンツ受信装置群において、 前記ICカードは、コンテンツ提供者から公開鍵暗号方式
    を用いてユーザ鍵を取得し、 前記コンテンツ蓄積装置は、共通鍵暗号方式で暗号化し
    たコンテンツおよび共通鍵暗号方式で暗号化したコンテ
    ンツ鍵を受信して蓄積し、 前記コンテンツ蓄積装置は、前記蓄積装置から前記共通
    鍵暗号方式で暗号化したコンテンツおよび前記共通鍵暗
    号方式で暗号化したコンテンツ鍵を取得後、前記共通鍵
    暗号方式で暗号化したコンテンツ鍵を前記ICカードに渡
    し、 前記ICカードは、前記共通鍵暗号方式で暗号化したコン
    テンツ鍵を、前記ユーザ鍵で復号化した後、前記コンテ
    ンツ表示装置の公開鍵を用いた公開鍵暗号方式で暗号化
    して、前記コンテンツ表示装置に渡し、 前記コンテンツ表示装置は、前記公開鍵暗号方式で暗号
    化したコンテンツ鍵を、前記コンテンツ表示装置の秘密
    鍵で復号化した後、前記復号したコンテンツ鍵で、前記
    共通鍵暗号方式で暗号化したコンテンツを復号すること
    を特徴とするコンテンツ受信装置群。
  2. 【請求項2】前記ICカードは、コンテンツの著作権を保
    護するためのメカニズムを提供するライセンス管理組織
    が発行したライセンス情報Aと、 前記ライセンス情報AとICカードを制御するための制御
    情報Aを保持するための情報保持部Aとを有し、 前記ライセンス情報Aは、デジタル証明書Aと、認証秘密
    鍵Aと、センタ公開鍵で構成され、 前記デジタル証明書Aは、ライセンス識別情報Aと、前記
    認証秘密鍵Aと対である認証公開鍵Aと、デジタル署名A
    からなるものであり、 前記デジタル署名Aは、前記センタ公開鍵と対であって
    前記ライセンス管理組織が保持するセンタ秘密鍵を用い
    て作成された、前記認証公開鍵Aおよびライセンス識別
    情報Aに対するデジタル署名であり、 コンテンツ提供者からコンテンツの購入手続きを行う場
    合に、前記ライセンス情報Aを用いて、デジタル署名に
    よる相手認証を行い、前記デジタル署名による相手認証
    が成功すると、前記コンテンツ提供者から、ユーザ鍵
    と、コンテンツの識別情報を、前記ライセンス情報Aを
    用いて取得し、これらを前記制御情報Aとして、前記情
    報保持部Aに保存することを特徴とする請求項1記載の
    コンテンツ受信装置群。
  3. 【請求項3】前記コンテンツ蓄積装置は、コンテンツ蓄
    積装置を制御するための制御情報Cを保持する情報保持
    部Cと、コンテンツを蓄積するコンテンツ蓄積部Cを有
    し、 前記ICカードから、前記ICカードが保持している前記ラ
    イセンス情報A内のライセンス識別情報Aと、前記ICカー
    ドを用いて購入したコンテンツの識別情報とを、前記制
    御情報Cとして、前記情報保持部Cに保存し、 前記コンテンツ提供者あるいは前記コンテンツ提供者が
    依頼した放送局から、前記共通鍵暗号方式で暗号化した
    コンテンツと、前記共通鍵暗号方式で暗号化したコンテ
    ンツ鍵と、前記コンテンツの識別情報と、前記ライセン
    ス識別情報Aとを受信し、 前記制御情報Cに、前記コンテンツ識別情報が存在して
    いれば、前記共通鍵暗号方式で暗号化したコンテンツ
    を、前記コンテンツ蓄積部Cに蓄積し、 前記制御情報Cに、前記ライセンス識別情報Aが存在して
    いれば、前記共通鍵暗号方式で暗号化したコンテンツ鍵
    を、前記コンテンツ蓄積部Cに蓄積する、データ選択機
    能を有することを特徴とする、請求項1記載のコンテン
    ツ受信装置群。
  4. 【請求項4】前記コンテンツ表示装置は、コンテンツの
    著作権を保護するためのメカニズムを提供するライセン
    ス管理組織が発行したライセンス情報Bと、前記ライセ
    ンス情報Bを保持するための情報保持部Bと、コンテンツ
    を蓄積するコンテンツ蓄積部Bと、コンテンツを表示す
    るコンテンツ表示部とを有し、 前記ライセンス情報Bは、デジタル証明書Bと、認証秘密
    鍵Bと、センタ公開鍵で構成され、 前記デジタル証明書Bは、ライセンス識別情報Bと、前記
    認証秘密鍵Bと対である認証公開鍵Bと、デジタル署名B
    からなるものであり、 前記デジタル署名Bは、前記センタ公開鍵と対であって
    前記ライセンス管理組織が保持しているセンタ秘密鍵を
    用いて作成された、前記認証公開鍵Bおよびライセンス
    識別情報Bに対するデジタル署名であり、 前記コンテンツ蓄積装置から、前記コンテンツ蓄積部C
    に蓄積されている、前記共通鍵暗号方式で暗号化したコ
    ンテンツと、前記共通鍵暗号方式で暗号化したコンテン
    ツ鍵と、前記コンテンツ識別情報と、前記ライセンス識
    別情報Aと、を受信し前記コンテンツ蓄積部Bに保存する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ受信装置
    群。
  5. 【請求項5】前記コンテンツ表示装置は、前記ICカード
    に、コンテンツ鍵復号処理を要求するものであり、 前記コンテンツ鍵復号処理において、はじめに、前記コ
    ンテンツ表示装置は前記ライセンス情報Bを用い、前記I
    Cカードは前記ライセンス情報Aを用いてデジタル署名
    による相手認証を行い、 前記デジタル署名による相手認証が成功した後、前記IC
    カードに、前記共通鍵暗号方式で暗号化したコンテンツ
    鍵を送信することを特徴とする、請求項1記載のコンテ
    ンツ受信装置群。
  6. 【請求項6】前記ICカードは、前記共通鍵暗号方式で暗
    号化したコンテンツ鍵を、前記ユーザを用いて復号化し
    た後、前記認証公開鍵Bを用いた公開鍵暗号方式で暗号
    化して、前記コンテンツ表示装置に送信することを特徴
    とする、請求項1記載のコンテンツ受信装置群。
  7. 【請求項7】コンテンツ表示装置は、前記公開鍵暗号方
    式で暗号化したコンテンツ鍵を、前記認証秘密鍵Bを用
    いて復号化後、前記復号化したコンテンツ鍵を用いて、
    前記共通鍵暗号方式で暗号化したコンテンツを復号化
    し、前記復号化したコンテンツを、前記表示部に表示す
    ることを特徴とする、請求項1記載のコンテンツ受信装
    置群。
  8. 【請求項8】コンテンツの購入および著作権保護に用い
    るICカードにおいて、 コンテンツの著作権を保護するためのメカニズムを提供
    するライセンス管理組織が発行したライセンス情報と、
    前記ライセンス情報とICカードを制御するための制御情
    報を保持するための情報保持部とを有し、 前記ライセンス情報は、デジタル証明書と、認証秘密鍵
    と、センタ公開鍵で構成され、前記デジタル証明書は、
    ライセンス識別情報と、前記認証秘密鍵と対である認証
    公開鍵と、デジタル署名からなるものであり、 前記デジタル署名は、前記センタ公開鍵と対であって前
    記ライセンス管理組織が保持するセンタ秘密鍵を用いて
    作成された、前記認証公開鍵およびライセンス識別情報
    に対するデジタル署名であり、 コンテンツ提供者からコンテンツの購入手続きを行う場
    合に、前記ライセンス情報Aを用いて、デジタル署名に
    よる相手認証を行い、前記デジタル署名による相手認証
    が成功すると、前記コンテンツ提供者から、コンテンツ
    を復号するための情報と、コンテンツの識別情報を、前
    記ライセンス情報を用いて取得し、これらを前記制御情
    報として、前記情報保持部に保存することを特徴とする
    ICカード。
  9. 【請求項9】前記ICカードは、前記コンテンツ提供者が
    作成した共通鍵暗号方式で暗号化したコンテンツ鍵を取
    得すると、前記ユーザを用いて復号化した後、公開鍵暗
    号方式で暗号化して、外部に出力することを特徴とする
    請求項8記載のICカード。
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