JP2000112265A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000112265A
JP2000112265A JP10294497A JP29449798A JP2000112265A JP 2000112265 A JP2000112265 A JP 2000112265A JP 10294497 A JP10294497 A JP 10294497A JP 29449798 A JP29449798 A JP 29449798A JP 2000112265 A JP2000112265 A JP 2000112265A
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belt
intermediate transfer
rollers
forming apparatus
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JP10294497A
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Seishi Horikawa
清史 堀川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のローラに巻き掛けられた像担持ベルト
と、同じく複数のローラに巻き掛けられた中間転写ベル
トを転写領域において圧接させ、像担持ベルト表面に形
成したトナー像を中間転写ベルト表面に転写し、そのト
ナー像を転写材に転写する画像形成装置において、像担
持ベルトと中間転写ベルトとの接触幅を拡大できるよう
にする。 【解決手段】 中間転写ベルト12を巻き掛ける2つの
ローラ13,14の間の中間転写ベルト部分12Aに、
像担持ベルトを巻き掛ける1つの加圧ローラ5を押圧す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のローラに巻
き掛けられて走行駆動される像担持ベルトと、該像担持
ベルトの表面に形成された静電潜像をトナー像として可
視像化する現像装置と、複数のローラに巻き掛けられて
走行駆動される中間転写ベルトとを具備し、前記像担持
ベルトの表面に形成されたトナー像を、該像担持ベルト
と前記中間転写ベルトが互いに圧接する転写領域におい
て中間転写ベルト表面に転写し、該中間転写ベルトに転
写されたトナー像を転写材に転写して記録画像を得る画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機、プリンタ、ファクシミリ或
いはこれらの少なくとも2つの機能を備えた複合機など
として構成される上記形式の画像形成装置においては、
像担持ベルトと中間転写ベルトとを互いに当接させ、そ
の当接した転写領域において、像担持ベルト表面に形成
されたトナー像を中間転写ベルトに転写している。この
ように、この形式の画像形成装置においては、像担持ベ
ルトと中間転写ベルトを転写領域において互いに当接さ
せる必要がある。そこで、従来は、1つのローラに巻き
掛けられた像担持ベルト部分と、同じく1つのローラに
巻き掛けられた中間転写ベルト部分とを互いに圧接さ
せ、この圧接部を転写領域としていた。ところが、この
ように像担持ベルトと中間転写ベルトを圧接させると、
両者は線接触状態で当接することになるので、像担持ベ
ルト表面の走行方向における接触幅が非常に小さくな
り、これによって、像担持ベルト表面のトナー像を安定
して中間転写ベルト表面に転写することが困難となる。
常に高い転写効率を維持することが難しく、中間転写ベ
ルトに転写されたトナー像、ひいては転写材に転写され
た画像の品質が低下するおそれを免れないのである。
【0003】また、1つのローラに巻き掛れられた像担
持ベルト部分と、平坦な中間転写ベルト部分とを当接さ
せ、この部分を転写領域とした画像形成装置も公知であ
るが、この構成によっても上述した欠点を免れない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡単
な構成によって上記従来の欠点を除去した画像形成装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、冒頭に記載した形式の画像形成装置におい
て、前記中間転写ベルトを巻き掛けた複数のローラのう
ちの互いに隣り合う2本のローラの間の中間転写ベルト
部分に、前記像担持ベルトを巻き掛けた複数のローラの
うちの1本の加圧ローラを、像担持ベルトを介して押圧
させることにより、像担持ベルトと中間転写ベルトとを
圧接させ、その圧接部を前記転写領域としたことを特徴
とする画像形成装置を提案する(請求項1)。
【0006】その際、前記像担持ベルトを巻き掛けた複
数のローラの軸線方向各端部を支持体に回転可能に支持
することにより、該像担持ベルトとこれを巻き掛けた複
数のローラと前記支持体とを一体的に組み付けて像担持
ユニットを構成し、前記加圧ローラの軸線に対して直交
する方向であって、前記2本のローラの間の中間転写ベ
ルト部分が加圧ローラにより加圧されていない状態での
当該中間転写ベルト表面の法線方向以外の方向に、前記
像担持ユニットを、画像形成装置本体に対して脱着可能
に装着すると有利である(請求項2)。
【0007】また、上記請求項2に記載の画像形成装置
において、前記加圧ローラが、像担持ベルトを介して前
記2本のローラの間の中間転写ベルト部分を押圧する加
圧位置と、像担持ベルトと中間転写ベルトとの接触を解
除させる退避位置との間を移動できるように、当該加圧
ローラを前記支持体に対して可動に支持すると共に、像
担持ベルトを巻き掛けた複数のローラのうちの加圧ロー
ラ以外の少なくとも1本のローラを、像担持ベルトの裏
面を加圧して該像担持ベルトに張力を付与するテンショ
ンローラとして構成し、前記像担持ユニットを画像形成
装置本体から外した状態で、前記テンションローラによ
り担持ベルトに付与された張力によって、加圧ローラを
前記退避位置に押圧するように、当該加圧ローラと前記
テンションローラの位置を設定し、像担持ユニットを画
像形成装置本体に装着するとき、前記加圧ローラが退避
位置から加圧位置へ移動するように、当該加圧ローラを
ガイドする案内手段を設けると有利である(請求項
3)。
【0008】さらに、上記請求項1乃至3のいずれかに
記載の画像形成装置において、前記転写領域において、
像担持ベルト表面のトナーが中間転写ベルト表面に静電
的に移行する向きの電界を形成すべく、前記2つのロー
ラに転写電圧を印加し、当該2つのローラを転写ローラ
として構成すると有利である(請求項4)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って詳細に説明する。
【0010】図1はフルカラー画像を形成できるカラー
プリンタとして構成された画像形成装置の内部構造を示
す概略垂直断面図であり、その画像形成装置本体1内に
は、複数のローラ2,3,4,5に巻き掛けられた可撓
性を有する無端ベルトにより構成された像担持ベルト6
が設けられ、この像担持ベルト6に対向して現像装置7
が配設されている。図示した例では、像担持ベルト6が
感光体ベルトより成るが、これを誘電体ベルトにより構
成することも可能である。また、現像装置7は、ブラッ
ク現像器7BK、シアン現像器7C、マゼンタ現像器7
M及びイエロー現像器7Yを有し、その各現像器は、現
像剤を担持して搬送する現像ローラ11BK,11C,
11M,11Yをそれぞれ有している。かかる各現像器
は、各カム8BK,8C,8M,8Yの回転によって選
択的に像担持ベルト6の表面に近づいた現像位置を占
め、現像位置を占めた現像器が現像動作を行うように構
成されている。
【0011】画像形成動作が開始されると、上記複数の
ローラ2,3,4,5のうちの1つのローラ、すなわち
駆動ローラ2が図示していない駆動装置によって反時計
方向に回転駆動され、これにより像担持ベルト6が矢印
Aで示す方向に走行駆動され、他のローラ3,4,5が
従動回転する。このように回転する像担持ベルト6の表
面が、帯電装置9によって所定の極性に一様に帯電さ
れ、その帯電面に像露光装置の一例である光書き込み装
置10から出射する光変調されたレーザ光Lが照射さ
れ、これによって像担持ベルト表面に第1の静電潜像が
形成される。この静電潜像が現像装置7を通るとき、第
1の現像器であるブラック現像器7BKが現像位置を占
め、この現像器7BKの現像剤によって上記静電潜像が
ブラックトナー像として可視像化される。
【0012】一方、像担持ベルト6に対向して、可撓性
を有する無端ベルトより成る中間転写ベルト12が配置
され、この中間転写ベルト12も、複数のローラ13,
14,15,16,17に巻き掛けられ、そのうちの1
つの駆動ローラ15が図示していない駆動装置によって
時計方向に回転駆動されることにより、その中間転写ベ
ルト12が矢印B方向に走行駆動され、これに伴って他
のローラ13,14,16,17が従動回転する。かか
る中間転写ベルト12と、像担持ベルト6は、図1に符
号18で示した転写領域において互いに圧接している。
【0013】前述のように像担持ベルト表面に形成され
たブラックトナー像が上記転写領域18に至ると、この
領域18、ないしはその近傍に位置する2つのローラ1
3,14に印加された転写電圧の作用により、像担持ベ
ルト表面のトナー像が中間転写ベルト12の表面に転写
される。すなわち、2本のローラ13,14には、像担
持ベルト表面に形成されたトナー像のトナー帯電極性と
逆極性の転写電圧が印加され、これによって像担持ベル
ト6の表面のトナーが中間転写ベルト表面に静電的に移
行する向きの電界が形成され、これによりトナー像の転
写が行われるのである。
【0014】転写領域18を通過した後の像担持ベルト
表面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置19
によって像担持ベルト表面から除去され、次いでその表
面が除電装置20によって除電作用を受け、その表面電
位が初期化される。
【0015】表面を清掃された像担持ベルト6の表面は
再び帯電装置9によって一様に帯電され、次いでその帯
電面に光書き込み装置10から出射するレーザ光Lが照
射され、これによって像担持ベルト表面に第2の静電潜
像が形成される。この静電潜像が現像装置7を通ると
き、第2の現像器であるシアン現像器7Cが現像位置を
占め、これによってその第2の静電潜像がシアントナー
像として可視像化される。このトナー像もブラックトナ
ー像の場合と全く同様にして、転写領域18において、
先にブラックトナー像の転写された中間転写ベルト12
の表面に、そのブラックトナー像に重ね合させて転写さ
れる。シアントナー像を転写したあとの像担持ベルト表
面に残留するトナーもクリーニング装置19によって除
去され、次いで除電装置20によって表面電位が初期化
される。
【0016】上述したところと全く同様にして、像担持
ベルト表面には、それぞれ第3及び第4の静電潜像が形
成され、これらがマゼンタ現像器7Mとイエロー現像器
7Yとによって、順次マゼンタトナー像とイエロートナ
ー像として可視像化され、これらが中間転写ベルト12
の表面に、先に転写されたトナー像に重ね合せられて順
次転写される。像担持ベルト6の表面は各トナー像の転
写ごとに、クリーニング装置19によって、転写残トナ
ーを除去され、除電装置20により除電される。このよ
うにして、中間転写ベルト12の表面にフルカラートナ
ー像が形成される。
【0017】一方、給紙装置21から紙又は樹脂シート
などから成る転写材Pが給送され、これがローラ16
と、これに対向する転写ローラ22との間に給送され、
このとき転写ローラ22には中間転写ベルト表面のトナ
ー像のトナー帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、
これによって中間転写ベルト表面のトナー像が転写材P
上に一括して転写される。トナー像を転写された転写材
は定着装置23を通り、このときそのトナー像が転写材
Pに定着される。このようにして転写材は、矢印Cで示
すように、画像形成装置本体1の上部により構成された
排紙部24に排出される。トナー像を転写したあとの中
間転写ベルトに付着するトナーはクリーニング装置25
より除去される。
【0018】以上の説明は、転写材P上にフルカラー画
像を形成するときの画像形成動作であるが、現像装置7
を構成するいずれか1つを使用して単色画像を形成した
り、2色又は3色の画像を形成することもできる。
【0019】以上のように、本例の画像形成装置は、複
数のローラ2,3,4,5に巻き掛けられて走行駆動さ
れる像担持ベルト6と、この像担持ベルト6の表面に形
成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像装
置7と、複数のローラ13,14,15,16,17に
巻き掛けられて走行駆動される中間転写ベルト12とを
具備し、上記像担持ベルト6の表面に形成されたトナー
像を、該像担持ベルト6と中間転写ベルト12が互いに
圧接する転写領域18において中間転写ベルト12の表
面に転写し、その中間転写ベルト12に転写されたトナ
ー像を転写材Pに転写して記録画像を得るように構成さ
れている。
【0020】上述のように、像担持ベルト6の表面に形
成されたトナー像は、その像担持ベルト6と中間転写ベ
ルト12とが接触する転写領域18において中間転写ベ
ルト表面に転写されるが、このときの転写効率を安定し
て高く維持するには、転写領域18において、像担持ベ
ルトの走行方向における接触幅を例えば数mmのオーダの
大きなものに設定する必要がある。ところが、従来の画
像形成装置においては、像担持ベルトと中間転写ベルト
を、このような大きな幅で、安定した状態で圧接させる
ことが難しく、高い転写効率を維持することが困難であ
った。
【0021】そこで、本例の画像形成装置においては、
上記従来の欠点を除去するために次のように構成されて
いる。図2は、図1に示した像担持ベルト6、中間転写
ベルト12及びこれに関連する構成を示す拡大図である
が、この図からも明らかなように、中間転写ベルト12
を巻き掛けた複数のローラ13,14,15,16,1
7のうちの2本のローラ13,14が互いに所定の間隔
をあけて隣り合って位置している。また、その2本のロ
ーラ13,14の間の中間転写ベルト部分12Aには、
像担持ベルト6を巻き掛けた複数のローラ2,3,4,
5のうちの1本のローラ5(以下、このローラを必要に
応じて加圧ローラという)が位置しており、この加圧ロ
ーラ5が、像担持ベルト6を介して、上記2本のローラ
13,14の間の中間転写ベルト部分12Aを押圧して
おり、これによって像担持ベルト6と中間転写ベルト1
2とが互いに圧接し、その圧接部が転写領域18となっ
ている。
【0022】上述のように、所定の張力で張られている
中間転写ベルト12が巻き掛けられている2本のローラ
13,14の間の中間転写ベルト部分12Aを、像担持
ベルト6を介して加圧ローラ5が加圧し、その中間転写
ベルト部分12Aを湾曲状態に変形させて像担持ベルト
6と中間転写ベルト12とを圧接させるので、像担持ベ
ルト6の走行方向における両者の接触部の幅、すなわち
転写領域18の幅を所望する大きさに設定することがで
きる。しかもその幅を常に一定に維持することが可能で
ある。
【0023】図3は加圧ローラ5によって加圧されてい
ないときの中間転写ベルト12を示しており、この状態
では2本のローラ13,14の間の中間転写ベルト部分
12Aは直線状に張っているが、この部分12Aに加圧
ローラ5を押し付けることにより、その中間転写ベルト
部分12Aを加圧ローラ5の周面に沿って大きく変形さ
せ、これによって転写領域18の幅を例えば数mmという
大きな値に設定することができるのである。これによ
り、常に安定した転写特性を確保でき、高品質な画像を
形成することが可能となる。
【0024】ところで、像担持ベルト6が経時的に劣化
すると、得られる画像の品質が低下するので、像担持ベ
ルト6が劣化したとき、これを新たなものと交換する必
要がある。このように像担持ベルト6を交換するときの
作業性を高めるため、図示した例では、像担持ベルト6
が他の要素と共に像担持ユニット26を構成している。
図4はこの像担持ユニット26のみを示す図であり、こ
の図と図2から明らかなように、像担持ベルト6を巻き
掛けた複数のローラ2,3,4,5の軸線方向各端部、
図の例ではその各ローラの中心軸の各端部が、例えば剛
性の高い板材より成る支持体27に回転可能に支持され
ている。図2及び図4には、各ローラ2,3,4,5の
一方の端部側の支持体27だけを示してあるが、各ロー
ラの他方の端部側にも、全く同様な支持体が設けられ、
これに、各ローラ2,3,4,5の他方の端部が回転可
能に支持されている。このように複数のローラ2,3,
4,5の各端部を一対の支持体27にそれぞれ回転自在
に支持して、像担持ベルト6と、これを巻き掛けた複数
のローラ2,3,4,5と、一対の支持体27とを一体
的に組み付けて像担持ユニット26を構成するのであ
る。
【0025】上述のように構成された像担持ユニット2
6が図1に示した画像形成装置本体1に脱着可能に装着
され、像担持ベルト6が劣化したようなときは、その像
担持ユニット26を画像形成装置本体1から離脱し、新
たな像担持ユニットを画像形成装置本体1に装着するこ
とができる。
【0026】また本例の画像形成装置においては、図2
及び図3に示すように、中間転写ベルト12を巻き掛け
た複数のローラ13,14,15,16,17の軸方向
各端部、図の例ではその中心軸の各端部が、高剛性の板
材より成る一対の支持体28(この場合も、一方のみを
図示してある)に回転可能に支持され、中間転写ベルト
12と、これを巻き掛けた複数のローラ13,14,1
5,16,17と、一対の支持体28とが一体的に組み
付けられて中間転写ユニット29が構成されている。図
1に示したクリーニング装置25は、図示していない連
結部材を介して支持体28に連結され、当該クリーニン
グ装置25が中間転写ユニット29の一構成要素となっ
ている。
【0027】像担持ユニット26は、前述のように画像
形成装置本体1に脱着自在に装着されるが、図1に示し
た画像形成装置においては、像担持ベルト6の右側に現
像装置7が位置し、その左側に中間転写ユニット29が
位置しているので、像担持ユニット26を図1における
右方又は左方に引き出すように構成することは困難であ
る。
【0028】そこで、本例の画像形成装置においては、
次のように像担持ユニット26を画像形成装置本体1に
対して脱着できるように構成されている。
【0029】図3は中間転写ユニット29の単体を示す
図であり、この図の状態では中間転写ベルト12に像担
持ユニット26の加圧ローラ5が当接していない。従っ
て、2つのローラ13,14の間の中間転写ベルト部分
12Aは、平坦に張った状態となっている。このときの
中間転写ベルト部分12Aの表面に引いた法線をNとす
る。ここで、図2に示した像担持ユニット26は、次の
ように画像形成装置本体に対して脱着される。
【0030】すなわち、加圧ローラ5の軸線Xに対して
直交する方向であって、2本のローラ13,14の間の
中間転写ベルト部分12Aが加圧ローラ5により加圧さ
れていない状態での当該中間転写ベルト表面の法線N方
向(図3)以外の方向に、像担持ユニット26が画像形
成装置本体1に対して脱着可能に装着されているのであ
る。図1における右方又は左方以外の方向に像担持ユニ
ット26が画像形成装置本体1から外され、又は装着さ
れるのである。
【0031】より具体的に示すと、前述の排紙部24を
構成する画像形成装置本体部分が他の画像形成装置本体
部分に枢ピン30を介して回動開閉自在に枢着され、こ
の排紙部24が開閉ドア31として構成されている。像
担持ユニット26を画像形成装置本体1から取り出すと
きは、開閉ドア31を矢印D方向に回動して画像形成装
置本体1の上部を開放し、次いで像担持ユニット26を
矢印Eで示すように上方に持ち上げ、開放された画像形
成装置本体の上部開口から像担持ユニット26を抜き出
す。このとき、図1に示したクリーニング装置19と帯
電装置9は、像担持ユニット26とは別体となっている
ので、像担持ユニット26を画像形成装置本体1から取
り出したとき、クリーニング装置19と帯電装置9は画
像形成装置本体1に残される。除電装置20も同様であ
る。
【0032】全く逆の操作により、像担持ユニット26
を画像形成装置本体1の上部開口から下方に下げ、これ
を図示していない位置決め手段によって図1に示した所
定の位置にセットする。このように、像担持ユニット2
6を前述の方向に脱着可能に画像形成装置本体に対して
装着することにより、像担持ユニット26の両側に位置
する要素、図1の例では現像装置7と中間転写ユニット
29に邪魔されることなく、当該像担持ユニット26を
画像形成装置本体1から取り出し、又はこれを装着する
ことができる。
【0033】また、本例の画像形成装置においては、像
担持ユニット26を画像形成装置本体1から外した状態
で、中間転写ユニット29も、図1に矢印Fで示すよう
に、画像形成装置本体1の上部開口を通して外部に取り
出せるように構成されている。これにより、中間転写ベ
ルト12の交換も容易に行うことができる。これらのユ
ニット26,29を画像形成装置本体1に装着するとき
は、先ず中間転写ユニット29を画像形成装置本体内に
セットし、次いで像担持ユニット26をセットすればよ
い。
【0034】上述のように、像担持ユニット26を画像
形成装置本体1から外し、又はこれを取り付けるとき、
中間転写ユニット29が画像形成装置本体内に装着され
ている。中間転写ユニット29が画像形成装置本体にセ
ットされた状態で像担持ユニット26を、例えば上方に
持ち上げてこれを画像形成装置本体1から外し、又は下
方に下げてセットするのであるが、このとき、像担持ユ
ニット26の加圧ローラ5が図2に示すように中間転写
ベルト12の方に大きく突出していると、像担持ユニッ
ト26の脱着時に、その加圧ローラ5が像担持ベルト6
と中間転写ベルト12を介してローラ13に当り、これ
によって像担持ベルト6と中間転写ベルト12が強く擦
り合い、これらの表面に傷が付くおそれがある。
【0035】そこで、本例の画像形成装置においては、
図2及び図4に示すように、加圧ローラ5の中心軸が、
各支持体27に形成された長孔32に嵌合していて、そ
の加圧ローラ5が水平方向に移動できるように、両支持
体27に支持されている。すなわち、加圧ローラ5は、
図2に示すように、2本のローラ13,14の間の中間
転写ベルト部分12Aを、像担持ベルト6を介して押圧
する加圧位置(このときの位置を図4に鎖線で示す)
と、図4に破線で示すように、像担持ベルト6と中間転
写ベルト12との接触を解除させる退避位置(このとき
の位置を図2に鎖線で示す)との間を移動できるよう
に、当該加圧ローラ5が一対の支持体27に対して可動
に支持されている。
【0036】一方、像担持ベルト6を巻き掛けた複数の
ローラのうちの加圧ローラ5以外の少なくとも1本のロ
ーラ、図の例ではローラ4が、像担持ベルト6の裏面を
加圧して、その像担持ベルト6に張力を付与するテンシ
ョンローラとして構成されている。すなわち、一対の支
持体27には、切欠33が形成され、その各切欠33に
軸受34がそれぞれ摺動自在に嵌合し、その各軸受34
にテンションローラ4の軸線方向各端部、図の例ではそ
の中心軸の各端部が回転自在に支持され、テンションロ
ーラ4が各軸受34を介して、各支持体27にそれぞれ
回転自在に支持されている。また各軸受34と各切欠3
3の底部との間には、付勢部材の一例である圧縮スプリ
ング35が圧装され、これによってテンションローラ4
は、像担持ベルト6をその法線方向に加圧し、その裏面
に圧接する。
【0037】ここで、図4に示すように、像担持ユニッ
ト26を画像形成装置本体から外したとき、圧縮スプリ
ング35により加圧されたテンションローラ4は、像担
持ベルト6を突き上げた状態で位置している。このと
き、像担持ベルト6には大きな張力が作用し、これによ
って加圧ローラ5は、図4に破線で示すように退避位置
に押し込められてこの位置に留まっている。
【0038】上述した状態の像担持ユニット26を画像
形成装置本体1の上部開口から下方に下げて行くと、加
圧ローラ5が2本のローラ13,14のうちの上方のロ
ーラ13を通過するが、このとき加圧ローラ5は退避位
置を占めているので、この加圧ローラ5が像担持ベルト
6と中間転写ベルト12を介してローラ13に当ること
はない。
【0039】一方、中間転写ユニット29の各支持体2
8には、図2及び図3に示すように、ガイド板36(こ
れも一方のみを示す)がそれぞれ固定され、その各ガイ
ド板36にはガイド溝37が形成されている。
【0040】像担持ユニット26を前述のように画像形
成装置本体1内に挿入して下方に下げて行くと、図2に
示すように、その加圧ローラ5の各中心軸端部が上記各
ガイド溝37にそれぞれ入り込み、加圧ローラ5がロー
ラ13を越えた直後に、その加圧ローラ5の各中心軸が
各ガイド溝37によって案内され、当該加圧ローラ5が
中間転写ベルト12に近づく向き、すなわちその加圧位
置に向けて移動する。そして像担持ユニット26が図2
に示した所定の位置にセットされたとき、又はその直前
の時点で、加圧ローラ5が加圧位置を占め、当該加圧ロ
ーラが像担持ベルトを介して、2本のローラ13,14
の間の中間転写ベルト部分12Aを所定の圧力で押圧
し、これを前述のように湾曲変形させる。このときの像
担持ベルト6の張力によって、テンションローラ4は圧
縮スプリング35の作用に抗して切欠33の底部の側へ
向けて多少移動し、この状態でそのテンションローラ4
は、画像形成動作時に像担持ベルト6に所定の張力を付
与する。この状態における像担持ベルト6の様子を図4
に鎖線で示す。
【0041】上述のように像担持ユニット26を上方か
ら下げて画像形成装置本体1に装着するとき、像担持ベ
ルト6と中間転写ベルト12が強く擦れ合うことを阻止
でき、これらに傷が付けられる不具合を阻止できる。像
担持ユニット26を上方に持ち上げて、これを画像形成
装置本体1から取り出すときも同様である。
【0042】以上のように、本例の画像形成装置は、像
担持ユニット26を画像形成装置本体1から外した状態
で、テンションローラ4により像担持ベルト6に付与さ
れた張力によって、加圧ローラ5をその退避位置に押圧
するように、当該加圧ローラ5と前記テンションローラ
4の位置が設定されており、しかも像担持ユニット26
を画像形成装置本体1に装着するとき、加圧ローラ5が
退避位置から加圧位置へ移動するように、その加圧ロー
ラ5をガイドする案内手段が設けられている。図示した
例では、一対のガイド板36が上記案内手段を構成して
いる。
【0043】図2に示した例では、ガイド板36を中間
転写ユニット29の支持体28に固着し、そのガイド板
36を介して、2本のローラ13,14を支持体28に
回転自在に支持したが、ガイド板36を支持体28の一
部によって構成してもよい。或いはガイド板376中間
転写ユニット29とは別に、画像形成装置本体1に固設
してもよい。
【0044】また、図1に鎖線で示すように、例えば転
写ブラシ38より成る転写部材を、2本のローラ13,
14の間に配置し、かつその転写部材を中間転写ベルト
部分12Aの裏面に当接させ、当該転写部材に転写電圧
を印加して像担持ベルト6と中間転写ベルト12との間
に転写電界を形成してもよいが、前述のように、転写領
域18において、像担持ベルト6の表面のトナーが中間
転写ベルト12の表面に静電的に移行する向きの電界を
形成すべく、2つのローラ13,14に転写電圧を印加
し、当該2つのローラ13,14を転写ローラとして構
成すると、画像形成装置の構成を簡素化でき、そのコス
トを低減できる。
【0045】本発明は、レーザプリンタ以外のプリンタ
や、電子複写機、ファクシミリ或いはその複合機などの
各種画像形成装置にも適用できるものである。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の画像形成装置によれ
ば、像担持ベルトと中間転写ベルトが圧接した転写領域
の幅を所望する大きさに設定でき、高品質な画像を得る
ことができる。
【0047】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
像担持ユニットを、これに隣接する要素に邪魔されるこ
となく容易に画像形成装置本体に対して脱着することが
できる。
【0048】請求項3に記載の画像形成装置によれば、
像担持ユニットの脱着時に、像担持ベルトと中間転写ベ
ルトが強く当接することを阻止でき、これらの表面に傷
が付けられる不具合を回避できる。
【0049】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
その構造を簡素化し、コストの低減を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例を示す概略垂直断面図であ
る。
【図2】像担持ユニットと中間転写ユニットを取り出し
て示す拡大図である。
【図3】画像形成装置本体から取り出した状態の中間転
写ユニットを示す図である。
【図4】画像形成装置本体から取り出した状態の像担持
ユニットを示す図である。
【符号の説明】
2 ローラ 3 ローラ 4 テンションローラ 5 加圧ローラ 6 像担持ベルト 7 現像装置 12 中間転写ベルト 12A 中間転写ベルト部分 13 ローラ 14 ローラ 15 ローラ 16 ローラ 17 ローラ 18 転写領域 26 像担持ユニット 27 支持体 N 法線 P 転写材 X 軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AA07 AD03 BB02 BB23 BB42 BB44 BB46 BB54 2H032 AA05 AA15 BA02 BA03 BA09 BA13 BA16 BA19 BA26 BA30 2H071 BA03 BA13 BA15 BA27 BA29 BA43 CA02 DA06 DA07 DA08 DA09 DA16 DA23 EA18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラに巻き掛けられて走行駆動
    される像担持ベルトと、該像担持ベルトの表面に形成さ
    れた静電潜像をトナー像として可視像化する現像装置
    と、複数のローラに巻き掛けられて走行駆動される中間
    転写ベルトとを具備し、前記像担持ベルトの表面に形成
    されたトナー像を、該像担持ベルトと前記中間転写ベル
    トが互いに圧接する転写領域において中間転写ベルト表
    面に転写し、該中間転写ベルトに転写されたトナー像を
    転写材に転写して記録画像を得る画像形成装置におい
    て、 前記中間転写ベルトを巻き掛けた複数のローラのうちの
    互いに隣り合う2本のローラの間の中間転写ベルト部分
    に、前記像担持ベルトを巻き掛けた複数のローラのうち
    の1本の加圧ローラを、像担持ベルトを介して押圧させ
    ることにより、像担持ベルトと中間転写ベルトとを圧接
    させ、その圧接部を前記転写領域としたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持ベルトを巻き掛けた複数のロ
    ーラの軸線方向各端部を支持体に回転可能に支持するこ
    とにより、該像担持ベルトとこれを巻き掛けた複数のロ
    ーラと前記支持体とを一体的に組み付けて像担持ユニッ
    トを構成し、前記加圧ローラの軸線に対して直交する方
    向であって、前記2本のローラの間の中間転写ベルト部
    分が加圧ローラにより加圧されていない状態での当該中
    間転写ベルト表面の法線方向以外の方向に、前記像担持
    ユニットを、画像形成装置本体に対して脱着可能に装着
    した請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記加圧ローラが、像担持ベルトを介し
    て前記2本のローラの間の中間転写ベルト部分を押圧す
    る加圧位置と、像担持ベルトと中間転写ベルトとの接触
    を解除させる退避位置との間を移動できるように、当該
    加圧ローラを前記支持体に対して可動に支持すると共
    に、像担持ベルトを巻き掛けた複数のローラのうちの加
    圧ローラ以外の少なくとも1本のローラを、像担持ベル
    トの裏面を加圧して該像担持ベルトに張力を付与するテ
    ンションローラとして構成し、前記像担持ユニットを画
    像形成装置本体から外した状態で、前記テンションロー
    ラにより像担持ベルトに付与された張力によって、加圧
    ローラを前記退避位置に押圧するように、当該加圧ロー
    ラと前記テンションローラの位置を設定し、像担持ユニ
    ットを画像形成装置本体に装着するとき、前記加圧ロー
    ラが退避位置から加圧位置へ移動するように、当該加圧
    ローラをガイドする案内手段を設けた請求項2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写領域において、像担持ベルト表
    面のトナーが中間転写ベルト表面に静電的に移行する向
    きの電界を形成すべく、前記2つのローラに転写電圧を
    印加し、当該2つのローラを転写ローラとして構成した
    請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005037677A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
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