JP2000110980A - 急速コネクタ用のリテ―ナ組立体及び雄型導管を雌型受け体から取り外す方法 - Google Patents

急速コネクタ用のリテ―ナ組立体及び雄型導管を雌型受け体から取り外す方法

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JP2000110980A
JP2000110980A JP11204005A JP20400599A JP2000110980A JP 2000110980 A JP2000110980 A JP 2000110980A JP 11204005 A JP11204005 A JP 11204005A JP 20400599 A JP20400599 A JP 20400599A JP 2000110980 A JP2000110980 A JP 2000110980A
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Japan
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pair
waist
retainer assembly
female receptacle
leg
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JP11204005A
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English (en)
Inventor
Donald D Bartholomew
ドナルド・ディー・バーソロミュー
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TECHNOL Inc Pty
Original Assignee
TECHNOL Inc Pty
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/08Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
    • F16L37/084Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
    • F16L37/088Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a split elastic ring
    • F16L37/0887Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a split elastic ring with an axially movable separate member for releasing the coupling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に取り付け且つ取り外すことができ、経
済的に製造でき、しかも、長手方向への引出し力に耐え
且つ半径方向への保持力を発生させることができる急速
コネクタを提供すること。 【解決手段】 急速コネクタ10用のリテーナは、一対
の腰部分76、77;79、81と、肩部分74と、孔
156を有する本体部分72と、脚部分78とを備えて
いる。該脚部分78は、一対の突出要素100、102
により画成されており、該一対の突出要素100、10
2は、少なくとも部分的に互いに向けて圧縮可能であ
り、これにより、一対の腰部分76、77;79、81
が互いに向けて移動するようにする。このように、同等
の長さと、従来の非旋回型のねじ付き継手の直径とを有
する旋回可能な接続部20が形成される。急速コネクタ
10は、手で又は穴56内に挿入したスナップリング工
具により解放させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1993年11月
16日に出願された、国際出願第PCT/US93/1
1281号に基づく優先権を主張して、1996年5月
14日付けで出願された米国特許出願第08/648,
103号の一部継続出願に基づくものである。
【0002】本発明は、全体として、流体が通って流れ
る導管の継手、特に、雌型受け体内に雄型導管を保持す
る急速コネクタに関する。
【0003】
【従来の技術】自動車業界、及びその他の多くの産業分
野において、経済的で、確実に且つ組み立てが容易な構
成要素が常に必要とされている。この必要性は、燃料、
ブレーキ又は冷却剤の管のような流体を運ぶ導管間の接
続部を提供することに関して特に明らかとなる。従来、
かかる接続部は、ねじ式コネクタ、拡がりコネクタを使
用し又はフランジボルト止めにより、雌型受け体内に保
持された雄型導管から成っている。
【0004】より最近、従来の方法に代えて、多岐に亙
るスナップ式の急速接続リテーナが使用されている。こ
れらの急速コネクタは、典型的に、雄型導管に取り付け
られた環状ビードに係合し、また、雌型部材に形成され
たアンダカット溝にも係合する可撓性の脚部を複数、有
している。かかる例の2つが、1986年7月22日付
けで発行された米国特許第4,601,497号「旋回
可能な急速コネクタ組立体(Swivelable Q
uick Connector Assembly)」
及び1988年10月18日付けで発行された米国特許
第4,778,203号「高温接続用の旋回可能な急速
コネクタ(Swivelable Quick Con
nector for High Temperatu
re Connection)」に開示されており、そ
の双方の特許発明は、本発明と同一の発明者により発明
されたものであり、その内容は引用して本明細書に含め
てある。本発明の発明者が発明した、その他の急速コネ
クタは、共に、「旋回可能な急速コネクタ組立体(Sw
ivelable Quick ConnetorAs
sembly)」という名称であり、それぞれ1985
年6月25日付け及び1984年1月23日付で発行さ
れ、その内容を引用して本明細書に含めた米国特許第
4,524,995号及び同第4,423,892号に
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した急速コネクタ
は、当該技術分野に顕著な改良をもたらすものである
が、これら装置の脚部材の各々は、典型的に、保持され
た流体の圧力、及び機械的な引出し力に耐えなければな
らない。更に、脚部は、取り付ける間に、半径方向に圧
縮される。従って、長手方向への力に耐えるか、又は半
径方向への力を発生させる能力の何れかを向上させるた
め、部品は、該部品に対して垂直に加わるその他の力に
対して妥協しなければならないことがしばしばである。
このため、容易に取り付け且つ取り外すことができ、経
済的に製造でき、しかも、長手方向への引出し力に耐え
且つ半径方向への保持力を発生させることができるが、
コネクタの雌型部分内部の長さをねじ式コネクタにて現
在、実現されている長さまで短くすることにより、遥か
に短くすることのできる別個の部分を有する急速コネク
タを提供することが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、新規で
且つ有用な急速コネクタの1つの好適な実施の形態は、
雌型受け体の穴内に雄型導管を接続するために使用され
る。一般に、本発明による急速コネクタは、2つの部品
(リテーナ及び本体部分を含む)から成る構造とし、又
は3つの部品(前側座金と後側座金との間に保持された
リテーナを含む)から成る構造とすることができる。こ
の構造に関係なく、本発明の急速コネクタは、「急速接
続」の作用を共に有し、手又は工具を使用して接続解除
することができ、また、動的シールを提供する。この急
速コネクタは、1つ以上の腰部分と、肩部分と、穴を有
する本体部分(ある場合には、分離したものとし、ま
た、内側座金と外側座金とから成るようにする)と、脚
部分とを有する。この脚部分は、雌型受け体と係合し得
るように腰部分を半径方向外方に押圧する1つ以上の突
出要素により画成される。これら突出要素は、また、互
いに向けて半径方向に部分的に圧縮可能であり、これに
より、一対の腰部分を取り付け及び分解のため互いの方
向に移動させる。本体部分の孔は、雄型導管の一部分を
係合可能に取り囲む。
【0007】本発明の急速継手は、雌型受け体内と関係
して保持力を伝達しつつ、腰部分及び肩部分が半径方向
への圧縮可能な挿入及び取り外し力に耐えることができ
るように最適化される点にて、従来技術の急速コネクタ
よりも有利である。これと同時に、本体部分は、取り付
けた雄型導管と隣接する腰部分との間における長手方向
への引出し力に耐え得るように最適化される。1つの形
態において、このことは、雄型導管の管の端部にフラン
ジが形成されることで実現される。更に、本発明の急速
コネクタは、適合する雌型受け体内から容易に組み立て
且つ分解することができ、これにより、経済的に組み立
て可能な装置を提供する。このことは、脚部分の突出要
素を少なくとも部分的に互いに向けて圧縮し、これによ
り、適合する雌型受け体に対して急速コネクタを係脱さ
せることにより行われる。更に、本発明は、経済的に製
造することが可能である。また、該急速コネクタは、殆
どの従来の旋回型の雄型導管及び適当な雌型受け体と共
に作用可能であり、従来のねじ式コネクタの堅固に固定
された導管を旋回可能型のコネクタに変換することを可
能にする。本発明のこれらの急速コネクタは、半径方向
に反発動作する必要性と、雌型受け体の壁に長手方向に
当接する必要性とを分離するものである。本発明の急速
コネクタは、雄型導管を雌型受け体内にて整合状態に保
ち、これにより、シールの適正な整列状態及び寿命を提
供するものである。また、本発明は、雄型導管及び雌型
受け体が、接続したときに殆ど圧力が降下しない従来の
大容積の継手に伴う面積よりも小さい長手方向への密封
及び保持面積を含む点にても有利である。本発明の追加
的な有利な点及び特徴は、添付図面と共に以下の説明及
び特許請求の範囲の記載から明らかになるであろう。
【0008】
【発明の実施の形態】自動車業界において、雄型の管状
部材又は導管を雌型受け体に接続する必要性がある。例
えば、冷却剤ホース又は潤滑材ホースをラジエータ又は
エンジンブロックに接続しなければならない。更に、ブ
レーキホースを互いに接続しなければならないことがし
ばしばである。図1乃至図4を参照すると、旋回可能な
雄型導管12を雌型受け体14に作用可能に保持するた
めに急速コネクタ10に対するリテーナの1つの好適な
実施の形態が使用される。雄型導管12の第一の好適な
実施の形態は、接続部分20と、拡張部分22と、圧印
加工した縮小径部分24と、その末端28が基端側にあ
るフランジ部分26とを有する堅固な金属製部材であ
る。雄型導管12は、該雄型導管の周りに周方向に取り
付けられた環状ビード又はブッシュ30を更に有してい
る。一対のOリングシール32及び環状座金34が、凹
状部分24を周方向に取り囲み得るようにブッシュ30
とフランジ付き部分26との間にて長手方向に並置され
ている。これと協働して、雌型受け体14は、外面40
と、截頭円錐形の面取り加工した導入部分42と、環状
のリッジ部分44と、保持部分、より具体的には、外側
の当接壁48及び内側の当接壁50がその内部に存在す
るアンダカット溝46と、環状の凹状部分52と、截頭
円錐形の中間部分54と、円筒形の内面により画成され
た穴56と、通路58とを備えている。
【0009】急速コネクタ10に対するリテーナは、半
径方向部材70と本体部分72とにより画成されてい
る。図1、図2及び図4にて最も良く理解し得るよう
に、半径方向部材70は、一対の肩部分74と、複数の
腰部分76、77、79、81と、一対の脚部分78と
を更に備えている。肩部分74の各々は、一対のフラン
ジ80を備えている。中間壁84により接続された3つ
の角度付きの側壁82が該一対のフランジから突き出
す。これら全ては、末端縁部86により境が設定されて
いる。更に、脚部分78の各々は、隣接する腰部分7
6、77、79、81の各々から垂直に突き出す一対の
突出要素100を備えている。突出要素100の各々
は、トラス要素104によりその末端102に接続され
ている。突出部分100、102、104は、圧縮可能
な外方への反発動作を提供する。腰部分76、77、7
9、81は、部分的に円筒状の2つの内側縁部112
と、4つの隅部領域114とを有する開口部110を画
成する。肩部分74の各々、隣接する一対の腰部分7
6、77及び隣接する一対の突出要素100は、一対の
空隙116により対称に対向した肩部分74、腰部分7
9、81及び突出要素100から分離されている。従っ
て、突出要素100は、互いに向けて半径方向に圧縮
し、肩部74が互いに向けて半径方向に並進可能である
ようにする。また、脚部分78は、肩部分74を互いに
反対方向に外方に付勢する形態ともされている。
【0010】図1、図3及び図4を参照すると、本体部
分72は、環状の周縁部154により境が設定された実
質的に平坦な一対の面150、152と、内縁部により
画成された内側孔156とを有している。また、4つの
曲げ可能なタブ158が孔156を取り囲む内縁部から
突き出している。孔156は、金属管及びプスチック管
に対して選択可能な異なる形状(図示せず)とすること
が可能であることが理解される。プラスチック管(図1
に図示するような)は、ライナー(図11に関して以下
に説明するように参照番号182で図示)を有すること
ができる。プラスチック管内のこのライナーは、端部に
て僅かに拡張部分を有することができる(例えば、図1
6に領域806として図示)。その結果、管は、座金3
4、「O」リング32、外側ブッシュ30、及び孔15
6を有する本体部分72(図4に図示)を経て伸長する
端部に僅かな拡張部分を有することになる。拡張部分
は、金属管の僅かに膨張した部分(図4に参照番号22
で図示)の位置となり、リテーナを取り付ける間に、雌
型部分から分離するのを防止するから、ライナーの拡張
部分が通過するとき、プラスチック管が位置すべきスペ
ースが存在しなければならない。本体72の領域156
は、内径が約0.1mm(0.004インチ)だけ相違
する2つの部分的な直径部分から成るようにすることが
できる。この大径部分は、管のプラスチック壁のプラス
チックが容易に進むことを可能にし、また、組み立ての
ため、リテーナを管に係止するときにも有用である。こ
のことは、機械的及び圧力により雄型導管が雌型受け体
から分離するのを防止する要素として機能し得るように
外側ブッシュ192の内径を縮小させないときに、可能
である。この後者の場合、管の上にシールを維持する前
側フランジ(下方の内側ブッシュ)まで引出し力又は分
離力がシールを通じて伝達されることになる(その結
果、一層優れたシールが得られる)。本体部分72が、
半径方向部材70に組み立てられるとき、面150が脚
部分78と反対側の腰部分76、77、79、81に隣
接して取り付けられる。次に、本体部分72のタブ15
8は、半径方向部材70の隅部領域114と整合させ且
つ脚部分78の基端側にある各腰部分76、77、7
9、81の一部に折り重なる。しかしながら、各タブ1
58の縁部162と隅部領域114の当接壁との間に
は、スペース160が存在している。このことは、腰部
分76、77、79、81及び肩部分74が本体部分7
2のタブ158と面150との間にて互いに向けて半径
方向に並進することを可能にする。半径方向部分70及
び本体部分72の双方は、ステンレス鋼のような金属材
料の薄板で押し抜きされることが好ましい。
【0011】本体部分72の孔156が、雄型導管12
の周囲を取り囲み、拡張部分22とブッシュ30との間
にて長手方向に取り込まれている。このことは、図1に
最も良く図示されている。更に、本体部分72の周縁部
154は、雌型受け体14の環状のリッジ部分44及び
環状の凹状部分52より直径方向寸法が小さい。従っ
て、本体部分72は、雄型導管12と半径方向部材70
との間にて長手方向及び半径方向の保持手段として機能
する。半径方向部材70を雌型受け体14内に挿入する
間に、面取り部分42は、肩部分74を互いの方向に向
けて半径方向に圧縮する働きをする。その後、脚部分7
8は、肩部分74を半径方向外方に押圧してアンダカッ
ト溝46に係合させる。肩部分74の各々は、雌型受け
体14の当接壁48、50に作用可能に係合するインタ
フェース部分163を有している。このように、半径方
向部材70は、本体部分72を雌型受け体14に対して
保持する半径方向に膨張可能な保持力を提供し得る設計
とされている。
【0012】雌型受け体300の1つの代替的な実施の
形態が図4Aに図示されている。この雌型受け体300
は、僅かに狭小とした直径の穴302と、公称直径穴3
04とを有している。これらと整合状態にて、雄型導管
308のフランジ付き部分306は、縮小直径の穴30
2に対応する直径を有している。このことは、雄型導管
308を雌型受け体300内に挿入する前に、一対のO
リングシール310を保持することを可能にする。この
代替的な実施の形態は、本発明の譲受人のシリーズ50
0及びシリーズ600の装置を組み合わせたものであ
る。
【0013】本発明の急速コネクタ10と組み合わせ
て、代替的に、図8及び図11の雄型導管組立体を使用
してもよい。図8において、雄型導管164は、フラン
ジ付きの末端166を有している。一対の座金168、
170、一対の環状のエラストマー的シール172、1
74がこのフランジ付き末端に対して配置されている。
更に、外側ブッシュ176は、シール174及び急速コ
ネクタ10に対するリテーナが長手方向に動くのを防止
する働きをする。また、急速コネクタ10の長手方向へ
の動きは、第二のブッシュ178によっても防止するこ
ともできる。このように、ブッシュ176及び178
は、その間に急速コネクタ10を長手方向に取り込み得
るように雄型導管164の周りに固着されている。
【0014】図11を参照すると、その末端184内に
挿入されたフランジ付きフェルール182を有する重合
系の雄型導管180が図示されている。一対のエラスト
マー的シール186、188、及び座金190は末端1
84の基端側にて並置されている。フェルール182
は、急速コネクタ10に対するリテーナを取り付けた
後、雄型導管180の直径を拡張し、急速コネクタの本
体部分72の孔156を取り巻く内縁部を圧縮可能に取
り付け得るようにする働きをする。また、ブッシュ19
2は、導管180を膨張させるためフェルール182を
採用することにより雄型導管180の周りに圧縮可能に
取り付けられる。
【0015】半径方向部材70の脚部分78の別の好適
な実施の形態が図5乃至図7に図示されている。突出要
素100の各々は、外方にずらした第一の部分200
と、内方にずらした隣接する部分202と、基端側にト
ラス要素206がある外方にずらした第二の部分204
とを有している。このことは、環状の係止部材212の
フランジ210に対する受け入れ領域を提供する。係止
部材212は、取り付ける間、突出要素100を圧縮す
ることを許容し得るように所定位置220に最初に並置
される。次に、急速コネクタ10用のリテーナを取り付
けた後、係止部材が所定位置222まで移動し、突出要
素100の圧縮を防止し且つコネクタが適正に組み立て
られたことを視覚的に表示する。このことは、急速コネ
クタ10及び雄型導管12(図4参照)が偶発的に雌型
受け体14(図1参照)から分離するのを防止し、ま
た、組み立てが完了したことを視覚的に確認する。
【0016】本発明の急速コネクタ10用のリテーナ内
に採用された半径方向部材400の第三の好適な実施の
形態(図1参照)が図9に図示されている。半径方向部
材は、単一の肩部部分402と、第一の腰部分404
と、第二の腰部分405と、第三の腰部分406と、一
対の脚部分408とを有している。脚部分408は、肩
部分402及び対向する腰部分406を半径方向に押圧
して雌型受け体14と相互係止状態に係合させる働きを
する(図4参照)。腰部分406の周縁部分414及び
肩部分402の周縁部分416がインタフェース部分と
して機能する。取り付け工具又は分解工具(図示せず)
を使用し易くするため、複数の穴410が腰部分40
4、405、406に形成された状態で示してある。
【0017】雌型受け体450及び雄型導管452の更
なる実施の形態が図10に図示されている。雌型受け体
450は、受入れ穴454と、その周りに末端縁部45
8が配置された截頭円錐形部分456とを有している。
カラー460が導入部分456を緊密に取り囲む。カラ
ー460は、導入面取り部分を画成する折り返し部分4
62と、当接縁部466有する戻りアーム464とを備
えている。局部的な脚部468が雌型受け体450に沿
ってカラー460から半径方向内方に突出している。別
の脚部469がカラー460から半径方向内方に突出し
て部分456に係合する。合わさる雄型導管452は、
公称径部分480と、その末端484の基端側にフラン
ジ付き部分482とを有している。一対のブッシュ48
6、488が雄型導管452の公称径部分480の周り
に確実に締結されている。Oリングシール490がフラ
ンジ付き部分482とブッシュ486との間で長手方向
に拘束されている。また、本発明の急速コネクタ10の
第一の好適な実施の形態は、ブッシュ486、488の
間にて長手方向に取り込まれ、インタフェース部分49
6が保持部分又は保持手段として機能する当接する縁部
466と末端縁部458との間にて作用可能に係合す
る。
【0018】再度、図11を参照すると、急速コネクタ
10用のリテーナ及び雄型導管180を内部に挿入した
とき、雌型受け体14(図4参照)の穴56(図4参
照)に汚染粒子が入るのを防止する防塵カバー250が
図示されている。カバー250は、雄型導管180を係
合可能に取り囲む環状ハブ252から成っている。ま
た、ハブ252は、長手方向に摺動可能である。多少、
放物線形状のカップ254が環状のハブ252から外方
に突出している。更に、外側周縁壁256がカップ25
4の最外側部分から突出している。外壁256は、雄型
導管180の末端184に向けて開放し、また、該外壁
は、内方に折り返した張出し部258を有している。こ
の内方に折り返した張出し部258は、汚染物質が内部
に入らないように雌型受け体14と相互係止可能に係合
する(図4参照)。カバー250は、熱可塑性ゴムのよ
うなエラストマー的材料で出来ていることが好ましい。
【0019】図12を参照すると、全体として参照番号
500で表示した1つの代替的な急速接続リテーナの正
面図が図示されており、この場合、腰部分、肩部分、及
びフランジ(図2の要素80)は脚部分502内にて組
み合わされて、係合する突出部504を担持している。
係合する突出部504(図10の要素496、図1の要
素163、又は図2の要素84と同様)は、急速コネク
タ500を雌型受け体内に係合した状態に保持する働き
をする。解放突起506(図1の要素78、100のよ
うな)を共に押圧することにより、係合する突出部50
4を非係合状態にするのに十分な移動距離(12の要素
116のような)が提供され、その後に、解放させるこ
とができる。要素512は、内側の部分的リング(又は
完全なリング[図示せず])514の間の接続領域であ
る。リング514と脚部502との間の接続部512
は、自己中心決めスナップリング(要素158と同様。
より基本的な形態である上方に曲げた突起を図示し且つ
上述した通りである)を形成するため、重要である。要
素516は、図12に図示した組み合わせた形態におけ
る孔である。上記に記載した孔156の寸法に関する説
明は、この組み合わせたリテーナにも当てはまる。急速
コネクタ500は、プラスチック又は金属管に対するリ
テーナとして使用される。
【0020】図13は、全体として参照番号501で表
示したリテーナ組立体の分解図である。リテーナ組立体
501は、内側座金510と、リテーナ500と、外側
座金520とから成っている。この形態において、内側
座金510は、2つの側部522、524と、外径52
6と、孔528とを有する単純な(上述した要素72と
比較して)座金である。プラスチック管及び金属管に対
して異なる孔156、528に関する上記の説明はこの
場合にも同様に当てはまる。側部522、524は、側
部150、152と同様であり、外面526は、図3に
図示した面154と同様である。リテーナ500に関し
て、解放突起506は、その公称位置(非応力位置)に
示してある。外側座金520は、後側座金であり、図
1、図2、図3、図5、図7に図示したリテーナの形態
にて不要である。内側座金510は、外側ブッシュ(図
4の要素30)を管に係止する結果として、図4のブッ
シュ30の後部に発生した機械的な力及び空気力学的力
を受けるか、又は、さもなければ、雄型管の前側フラン
ジを拘束することに起因して、Oリングを通じて雄型導
管を雌型受け体から分離することになる機械的な力を伝
達する(その結果、より緊密なシールとなる)。後側座
金520は、リテーナ500を雄型管の後方に押して、
雌型受け体(図4の要素14)から分離させることにな
るような力を伝達する。後側座金520は、図11のラ
イナー182又は図16のライナー806の一端におけ
る拡張部分により雄型管に沿って後方に摺動することが
防止される。
【0021】図14には、図12に図示したものの同様
のリテーナの代替的な配置方法が図示されている。図1
4にて使用した参照した参照番号は、図12に図示した
ものの500番台及び600番台の数字である。全体と
して、参照番号600で表示した1つの代替的なリテー
ナは、腰部分と、肩部と、脚部とを有するアーム602
を備えている。一対の係止突出部604は、突出部50
4、参照番号163で表示した肩部、図1及び図2の要
素80、82、84、86に対応する。一対の解放突起
606は、図13の突起506を解放する機能の点にて
対応する。図示した実施の形態及び図12に図示した代
替的な方法の双方は、製造が一層容易であり(その双方
は図13のリテーナ組立体を使用する)、また、図1、
図2、図3、図4、図4A、図5、図7、図8、図9、
図10、図11に図示した型式よりも製造コストを削減
することを実証している。しかしながら、図1乃至図1
6の配置は、異なる方法にて表現したものと同一の思想
を実質的に表現するものと理解すべきである。図12及
び図14の急速コネクタ用のリテーナを製造する代替的
な方法は、図1乃至図11に図示したリテーナを配置す
る方法に追加される1つの特徴を有している。すなわ
ち、図12及び図14の配置は、面取り加工した導入部
(図4の面取り部分42と同様)を有する雌型受け体と
共に使用したとき、自動的に作動する(すなわち、自動
的に組み立てる)スナップリング状の装置である。
【0022】図15及び図16を合わせて参照すると、
図15は、全体として参照番号700で表示した(図1
2、図13)自己中心決めスナップリングを使用する、
単一の「O」リング式の急速コネクタの断面図である。
(雄型導管は、管の端部内に図16の挿入体800が押
し込まれるプラスチック管とすることができる)。図1
3の座金510、520の孔528、530は、それぞ
れ、上述したようにプラスチック管用であり、管の壁の
プラスチックが拡張領域806が通る(図16に図示す
るように)ことに対応することを確実にするための手段
(図示せず)を使用することができる。拡張領域806
が座金510、520を貫通するためのスペースを最初
に形成した後、管のプラスチックの「低温流れ」によ
り、往復的でない引出し力及び押し込み力が実現され
る。拡張領域806は、プラスチック管の外径を変形さ
せ、その標準的な内径768を有する金属管712の僅
かに膨張した領域766と同様の方法にて外側座金52
2の動作を停止させる働きをする。領域764は、縮小
径領域であり、ルーズな外側ブッシュ730、Оリング
732、及び内側ブッシュ728を保持し、これらは全
て管712の末端に形成されたフランジ766により管
712の上に拘束されている。雌型受け体714は、外
端部740と、導入面取り部分742と、係合する突出
部の当接壁748と、十分な係止係合状態を可能にする
のに十分な直径746と、それ自体がОリング/ブッシ
ュの直径756に達するОリングの導入面取り加工部分
754に達する当接壁750と、貫通穴758に達する
壁757とから成っている。また、内側ブッシュを図4
に図示するように金属管の一部にするため、1つの代替
的な方法を採用することもできる。図16を特に参照す
ると、全体として参照番号800で表示したプラスチッ
ク管の拡張端部挿入体は、拡張部分の反体側の端部にに
て内側ブッシュと組み合わさり、又は縮小外径を有する
フランジ(図示せず)のみを備えている。挿入体のライ
ナー800は、内側ブッシュ802と、軸部分804
と、拡張部分806と、より小径端部808とを有する
肉厚の薄い部品である。急速接続部の好適な実施の形態
を開示したが、本発明から逸脱せずに、色々な改変例が
具体化可能であることが理解されよう。例えば、本体部
分及び半径方向部材は1つの部品として一体化すること
ができる。更に、本体部分の周縁部は、四角の形状と
し、タブが該周縁部から内方に曲がるようにすることが
できる。これと代替的に、肩部分及び腰部分は、その間
に1つの空隙を有することなく、互いに摺動可能に重な
り合うようにしてもよい。また、雄型導管と雌型受け体
との間の密封手段は、単一のエラストマー的Оリング、
圧送可能なシーラント又は当該技術分野にて公知の各種
のその他の流体密封装置から成るようにすることができ
る。更に、急速接続部、雄型導管及び雌型受け体と組み
合わせて多岐に亙る代替的な防塵カバーの形状を採用す
ることができる。一例として特定の材料を開示したが、
勿論、色々なその他の材料も採用可能である。本発明の
真の精神に属する開示された実施の形態の上記及びその
他の任意の異なる形態を本発明に包含することを意図す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の急速コネクタの第一の好適な実施の形
態を示す斜視図である。
【図2】図1における、本発明の急速コネクタの第一の
好適な実施の形態の半径方向部材を示す斜視図である。
【図3】図1における、本発明の急速コネクタの第一の
好適な実施の形態の本体部分を示す斜視図である。
【図4】雄型導管及び雌型受け体に対する本発明による
急速コネクタの第一の好適な実施の形態の別の形態を示
す、図1の線4―4に沿った断面図である。4Aは、雌
型受け体の別の実施の形態及び図1に示した本発明の急
速コネクタの第一の好適な実施の形態がその内部に採用
される雄型導管の別の実施の形態を示す、図4と同様の
断面図である。
【図5】図1における、本発明の急速コネクタの第二の
好適な実施の形態の半径方向部材を示す、図2の側と反
対側からの斜視図である。
【図6】図5における、本発明の急速コネクタの第二の
好適な実施の形態と組み合わせて使用される係止部材を
示す部分斜視図である。
【図7】図5における、本発明の急速コネクタの第二の
好適な実施の形態に組み付けられた、図6の係止部材を
示す斜視図である。
【図8】雄型導管の更に別の実施の形態と共に使用され
る図1における本発明による急速コネクタの第一の好適
な実施の形態を示す、図4と同様の断面図である。
【図9】図1における、本発明による急速コネクタの半
径方向部材の第三の好適な実施の形態を示す、図5と同
様の斜視図である。
【図10】雄型導管及び雌型受け体の別の実施の形態に
対する、図1の本発明による急速コネクタの第一の好適
な実施の形態を示す、図4と同様の断面図である。
【図11】雄型導管の更に別の実施の形態に対する、図
1の本発明による急速コネクタの第一の好適な実施の形
態と組み合わせて使用される防塵カバーを示す、図4と
同様の断面図である。
【図12】本明細書に記載した密封方法と共に使用し得
る代替的なリテーナの正面図である。
【図13】図12のリテーナがその内部に内蔵された、
リテーナ組立体の分解図である。
【図14】本発明にて説明した密封方法と共に使用し得
る、第二の代替的なリテーナの斜視図である。
【図15】管の端部に取り付けられ且つ小さいフランジ
により固着された内側ブッシュを有する図12、図13
に示したリテーナを使用するコネクタの断面図である。
【図16】フランジの配置を詳細に示す、雄型導管の管
の断面図である。
【符号の説明】
10 急速コネクタ 12 雄型導管 14 雌型受け体 20 接続部分 22 拡張部分 24 圧印加工した
縮小径部分/凹状部分 26 フランジ部分/フランジ付き部分 28 フランジの末端 30 外側ブッシュ 32 「O」リングシール 34 環状座金 40 外面 42 截頭円錐形の面取り加工した導入部分/面取り部
分 44 環状のリッジ部分 46 アンダカット
溝 48 外側の当接壁 50 内側の当接壁 52 環状の凹状部分 54 截頭円錐形の
中間部分 56 穴 58 通路 70 半径方向部材 72 本体部分 74 肩部分 76、77、79、
81 腰部分 78 脚部分 80 フランジ 82 側壁 84 中間壁 86 末端縁部 100、102 突
出要素 104 突出要素/トラス要素 110 開口部 112 円筒状の内側縁部 114 隅部領域 116 空隙 156 孔/内側孔 158 タブ 160 スペース 162 タブの縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594116389 2550 Telegraph Road,S uite 114,Bloomfield Hills,Michigan 48302− 7048,United States of America (72)発明者 ドナルド・ディー・バーソロミュー アメリカ合衆国サウス・カロライナ州 29693,ウエストミンスター,チッカソ ー・ポイント,ポイント・プレイス 316

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向軸線を有する雄型導管を雌型受
    け体に接続するために使用される急速コネクタ用のリテ
    ーナにおいて、 本体部分と、 該本体部分に取り付けられた半径方向部材と、 該半径方向部材に形成された一対の腰部分と、 前記雌型受け体と係合し得るように前記一対の腰部分に
    取り付けられたインタフェース部分と、 前記一対の腰部分に取り付けられ、雄型導管の長手方向
    軸線に対して平行に伸長する脚部分とを備え、 これにより、該脚部分が、前記インタフェース部分を前
    記雌型部材から非係合状態にさせる作用可能である、リ
    テーナ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリテーナ組立体におい
    て、 前記本体部分が、その周りの内縁部により画成された貫
    通孔を有し、 前記本体部分の前記内縁部がその内部の雄型導管の所定
    の部分を取り囲む、リテーナ組立体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のリテーナ組立体におい
    て、 前記一対の腰部分の各々が、その周りの内縁部を有し、 前記本体部分が前記一対の腰部分に接続される、リテー
    ナ組立体。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のリテーナ組立体におい
    て、 前記脚部分が、前記本体部分内にて前記孔を避けて(c
    lear of)前記一対の腰部分に取り付けられ、 前記脚部分が、前記一対の腰部分に対して実質的に垂直
    に伸長する一対の突出要素により画成され、 前記脚部分が、前記雄型導管の長手方向軸線に対して実
    質的に平行に配向される、リテーナ組立体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のリテーナ組立体におい
    て、 前記雌型受け体がその中央を貫通して伸長する穴を有
    し、 前記脚部分が前記雌型受け体の前記穴を貫通して突出し
    該穴の外方からからアクセス可能である、リテーナ組立
    体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のリテーナ組立体におい
    て、前記脚部分の前記一対の突出部材が互いの方向に向
    けて圧縮可能であり、 前記インタフェース部分が、前記脚部分の前記一対の突
    出部材が、雌型受け体に形成された導入面取り部分に応
    答して、少なくとも部分的に互いに圧縮されることを許
    容することにより雌型受け体の前記穴内に挿入可能であ
    り、 前記脚部分が、前記インタフェース部分を半径方向外方
    に更に押圧して、雌型受け体内に係合可能に接続される
    ようにし、 前記インタフェース部分が、前記脚部分の前記突出部材
    を少なくとも部分的に互いに向けて圧縮することにより
    雌型受け体から非係合状態となり、これにより、前記急
    速コネクタが前記受け体から長手方向に取り外すことが
    できるようにした、リテーナ組立体。
  7. 【請求項7】 長手方向軸線を有する雄型導管を雌型受
    け体に接続するために使用される急速コネクタ用のリテ
    ーナ組立体において、 半径方向部材と、 該半径方向部材に形成された一対の腰部分と、 雌型受け体と係合し得るように前記一対の腰部分に取り
    付けられたインタフェース部分と、 前記一対の腰部分に取り付けられ、雄型導管の長手方向
    軸線に対して平行に伸長する脚部分とを備え、 これにより、該脚部分が、前記インタフェース部分を雌
    型部材から非係合状態にさせるよう作用可能である、リ
    テーナ組立体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のリテーナ組立体におい
    て、本体部分を更に備え、 前記半径方向部材が該本体部分に取り付けられる、リテ
    ーナ組立体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のリテーナ組立体におい
    て、 前記本体部分がその周りの内縁部により画成された貫通
    孔を有し、 前記本体部分の前記内縁部がその内部にて前記雄型導管
    の所定の部分を取り囲む、リテーナ組立体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のリテーナ組立体にお
    いて、 前記一対の腰部分の各々が、その周りに内縁部を有し、 前記本体部分が前記一対の腰部分に接続される、リテー
    ナ組立体。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のリテーナ組立体にお
    いて、 前記脚部分が、前記本体部分内にて前記孔を避けて前記
    一対の腰部分に取り付けられ、 前記脚部分が、前記一対の腰部分に対して実質的に垂直
    に伸長する一対の突出要素により画成され、 前記脚部分が、雄型導管の長手方向軸線に対して実質的
    に平行に配向される、リテーナ組立体。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載のリテーナ組立体にお
    いて、前記雌型受け体分がその中央を貫通して伸長する
    穴を有し、 前記脚部分が前記雌型受け体の前記穴を貫通して伸長し
    該穴の外方からアクセス可能である、リテーナ組立体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のリテーナ組立体に
    おいて、 前記脚部分の前記一対の突出部材が互いの方向に向けて
    圧縮可能であり、 前記インタフェース部分が、前記脚部分の前記一対の突
    出部材が前記雌型受け体に形成された導入面取り部分に
    応答して、少なくとも部分的に互いに向けて圧縮される
    ことを許容することにより、雌型受け体の前記穴内に挿
    入可能であり、 前記脚部分が、前記インタフェース部分を半径方向外方
    に更に押圧して、雌型受け体内に係合可能に接続される
    ようにし、 前記インタフェース部分が、前記脚部分の前記突出部材
    を少なくとも部分的に互いに向けて圧縮することにより
    雌型受け体から非係合状態となり、これにより、前記急
    速コネクタを前記受け体から長手方向に取り外すことが
    できるようにした、リテーナ組立体。
  14. 【請求項14】 長手方向軸線を有する雄型導管を雌型
    受け体に接続するために使用される急速コネクタ用のリ
    テーナ組立体において、 本体部分と、 該本体部分と作用可能に関係付けられた一対の腰部分
    と、 雌型受け体と係合し得るように前記一対の腰部分に取り
    付けられたインタフェース部分と、 前記一対の腰部分に取り付けられ、雄型導管の長手方向
    軸線に対して平行に伸長する脚部分とを備え、 これにより、該脚部分が、前記インタフェース部分を雌
    型部材から非係合状態にさせるよう作用可能である、リ
    テーナ組立体。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のリテーナ組立体に
    おいて、 前記本体部分と作用可能に関係付けられた半径方向部材
    を更に備える、リテーナ組立体。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のリテーナ組立体に
    おいて、 前記一対の腰部分が前記半径方向部材に形成される、リ
    テーナ組立体。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載のリテーナ組立体に
    おいて、 前記本体部分が、その周りの内部縁部により画成された
    貫通孔を有し、 前記本体部分の前記内縁部がその内部の雄型導管の所定
    の部分を取り囲む、リテーナ組立体。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載のリテーナ組立体に
    おいて、 前記一対の腰部分の各々が、その周りに内縁部を有し、 前記本体部分が前記一対の腰部分に接続される、リテー
    ナ組立体。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載のリテーナ組立体に
    おいて、 前記脚部分が、前記本体部分内にて前記孔を避けて前記
    一対の腰部分に取り付けられ、 前記脚部分が、前記一対の腰部分に対して実質的に垂直
    に伸長する一対の突出要素により画成され、 前記脚部分が、雄型導管の長手方向軸線に対して実質的
    に平行に配向される、リテーナ組立体。
  20. 【請求項20】 長手方向軸線を有する雄型導管を雌型
    受け体に接続するために使用される急速コネクタ用のリ
    テーナ組立体において、 雄型導管の一部分の周りに配置されたブッシュと、 雄型導管の一部分の周りに配置された半径方向部材であ
    って、一対の腰部分と、該腰部分を接続する領域とを有
    し、該腰部分が雌型受け体と係合し得るように形成され
    たインタフェース部分を有し、該腰部分が互いに向けて
    可動であり、該腰部分から伸長する実質的に平行で且つ
    操作者が操作可能な一対の互いに隔たった部材を更に備
    え、該隔たった部材が雄型導管の軸線に対して平行であ
    る、前記半径方向部材と、 前記雄型部材の一部分の周りで且つ前記ブッシュと前記
    半径方向部材との間に配置されたリング部材とを備え
    る、リテーナ組立体。
  21. 【請求項21】 雄型導管を雌型受け体から取り外す方
    法において、 本体部分を形成するステップと、 一対の腰部分と脚部分とを有し、該脚部分が可動の突出
    要素を有する半径方向部材を形成するステップと、 前記半径方向部材を前記本体部分に取り付けるステップ
    と、 前記脚部分の前記可動の突出要素に係合する手段を形成
    するステップと、 前記突出要素の各々が実質的に同時に移動し、これによ
    り、雄型導管を雌型受け体から解放させ得るように前記
    取り外し手段を操作するステップとを備える、方法。
  22. 【請求項22】 雄型導管を雌型受け体から取り外す方
    法において、 本体部分を形成するステップと、 一対の対向した腰部分を有する半径方向部材であって、
    該腰部分が第一の腰部分と第二の腰部分とを画成し、該
    半径方向部材が2つの脚部分を有するように更に形成さ
    れ、前記2つの脚部分の各々が、第一の突出要素と、第
    二の突出要素とにより画成され、該各突出要素が互いに
    隔てられ、該突出要素の各々が、基端と、末端とを有
    し、該末端がトラスと接続され、第一の突出要素の双方
    の前記基端が前記第一の腰部分に接続され、第二の突出
    要素の双方の前記基端が前記第二の腰部分に接続される
    前記半径方向部材を形成するステップと、 前記半径方向部材を前記本体部分に取り付けるステップ
    と、 前記第一の突出要素及び前記第二の突出要素の少なくと
    も一方を押圧する(squeeze)ことにより互いに
    向けて移動させ、これにより、雄型導管を雌型受け体か
    ら解放するステップとを備える、方法。
  23. 【請求項23】 長手方向軸線を有する雄型導管を雌型
    受け体から取り外す方法において、 雄型導管と作用可能に関係する半径方向部材であって、
    腰部分と、該腰部分から伸長する一対の互いに隔たった
    脚部分とを有し、該一対の隔たった脚部分が、雄型導管
    の両側部に配置可能であり、該腰部分が雄型導管の一部
    分と実質的に組み合わせ(nest with)得るよ
    うに形成された前記半径方向部材を形成するステップ
    と、 取り外し手段を前記脚部分上に実質的に同時に配置する
    ステップと、 前記取り外し手段を操作することを通じて、前記脚部分
    の各々を実質的に同時に移動させ、前記腰部分が雌型受
    け体との係合位置から雌型受け体との非係合位置まで移
    動し、その結果、雄型導管を雌型受け体から取り外し得
    るようにするステップとを備える、方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の取り外し方法にお
    いて、 一対の突出要素を有するように前記脚部分の各々を形成
    するステップと、 前記取り外し手段を前記一対の突出要素の各々における
    各突出要素に位置決めするステップと、 前記一対の突出要素の各々における各突出要素が実質的
    に同時に移動して、これにより、雄型導管を雌型受け体
    から解放させ得るように前記取り外し手段を操作するス
    テップとを備える、取り外し方法。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の取り外し方法にお
    いて、 基端と、末端とを有するように前記一対の突出要素の各
    々を形成するステップ と、前記脚部分の一方の前記一対の突出要素の前記末端
    を第一のトラスに接続するステップと、 前記脚部分の他方の前記一対の突出要素の前記末端を第
    二のトラスに接続するステップと、 前記一対の突出要素の各々を互いに隔てるステップと、 第一の腰部分と、第二の腰部分とを有するように前記半
    径方向部材を形成するステップと、 前記一対の突出要素の各々の1つにおける前記基端を前
    記第一の腰部分に接続するステップと、 前記対の突出要素の各々の他方における前記基端を前記
    第二の腰部分に接続するステップとを備える、取り外し
    方法。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の方法において、前
    記第一及び第二の腰部分に隣接して本体部分を形成する
    ステップを備える、方法。
  27. 【請求項27】 長手方向軸線を有する雄型導管を雌型
    受け体から取り外す方法において、 雄型導管と作用可能に関係した半径方向部材であって、
    第一の腰部分と、第二の腰部分と、脚部分とを有し、該
    脚部分が第一の突出要素と、第二の突出要素とを有し、
    前記突出要素の各々が基端及び末端を有する、前記半径
    方向部材を形成するステップであって、前記半径方向部
    材がトラスを更に有し、該トラスが第一及び第二の端部
    を有し、前記第一の突出要素の前記末端が前記トラスの
    前記第一の端部に接続され、前記第二の突出要素の前記
    末端が前記トラスの前記第二の端部に接続され、前記第
    一の突出要素の前記基端が前記第一の腰部分に接続さ
    れ、前記第二の突出要素の前記基端が前記第二の腰部分
    に接続されるようにする前記ステップと、 前記第一の突出要素及び前記第二の突出要素の双方に押
    圧手段(meansfor squeezing)を位
    置決めするステップと、 前記突出要素を実質的に互いに向けて押圧するステップ
    と、 雄型導管を雌型受け体から接続解除する間に、前記要素
    を押圧することを続行するステップとを備える、取り外
    し方法。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の取り外し方法にお
    いて、前記脚部分が第一の脚部分であり、第一の突出要
    素と、第二の突出要素と、該突出要素を接続するトラス
    とを備える第二の脚部分を形成するステップを備える、
    取り外し方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の方法において、前
    記押圧手段が、前記第一及び第二の脚部分を実質的に同
    時に押圧する手段を含む、取り外し方法。
  30. 【請求項30】 請求項27に記載の取り外し方法にお
    いて、雄型導管を引き出すと実質的に同時に、前記半径
    方向部材を雌型受け体から引き出すステップを備える、
    取り外し方法。
JP11204005A 1998-07-17 1999-07-19 急速コネクタ用のリテ―ナ組立体及び雄型導管を雌型受け体から取り外す方法 Pending JP2000110980A (ja)

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