JP2000109283A - 注油ノズル装置 - Google Patents
注油ノズル装置Info
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- JP2000109283A JP2000109283A JP10281172A JP28117298A JP2000109283A JP 2000109283 A JP2000109283 A JP 2000109283A JP 10281172 A JP10281172 A JP 10281172A JP 28117298 A JP28117298 A JP 28117298A JP 2000109283 A JP2000109283 A JP 2000109283A
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- 238000002347 injection Methods 0.000 title 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 title 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 4
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、カバーの内周面を伝わる油を適正
位置に滴下させることを目的とするものである。 【解決手段】 カバー3の内周面に沿って流れる油をノ
ズル本体2の先端部2aの真下に導きチェーン10上に
滴下させる油誘導体11をカバー3に取り付けた。
位置に滴下させることを目的とするものである。 【解決手段】 カバー3の内周面に沿って流れる油をノ
ズル本体2の先端部2aの真下に導きチェーン10上に
滴下させる油誘導体11をカバー3に取り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばエスカレ
ータや動く歩道等に用いられ、ステップを駆動するため
のチェーン等に油を滴下させる注油ノズル装置に関する
ものである。
ータや動く歩道等に用いられ、ステップを駆動するため
のチェーン等に油を滴下させる注油ノズル装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の注油ノズル装置の一例を示
す断面図である。図において、1は給油管、2は給油管
1に接続されているとともに、被注油体(図示せず)上
に配置され、給油管1から供給された油を先端部2aか
ら被注油体に滴下させるノズル本体、3はノズル本体2
に接続され、ノズル本体2から滴下される油の周囲を囲
繞する筒状のカバー(ナイロンカバー)である。
す断面図である。図において、1は給油管、2は給油管
1に接続されているとともに、被注油体(図示せず)上
に配置され、給油管1から供給された油を先端部2aか
ら被注油体に滴下させるノズル本体、3はノズル本体2
に接続され、ノズル本体2から滴下される油の周囲を囲
繞する筒状のカバー(ナイロンカバー)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の注油ノズル装置においては、油の飛散を防止す
るとともに、風等の影響を低減するために、ノズル本体
2にカバー3が接続されているため、先端部2aから出
た油の一部がカバー3の内周面を伝わり、カバー3の下
端部からも油が滴下されてしまい、必要部分以外に油が
注油されてしまうことがあるという問題点があった。
た従来の注油ノズル装置においては、油の飛散を防止す
るとともに、風等の影響を低減するために、ノズル本体
2にカバー3が接続されているため、先端部2aから出
た油の一部がカバー3の内周面を伝わり、カバー3の下
端部からも油が滴下されてしまい、必要部分以外に油が
注油されてしまうことがあるという問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、カバーの内周
面を伝わる油を適正位置に滴下させることができる注油
ノズル装置を得ることを目的とする。
ることを課題としてなされたものであり、カバーの内周
面を伝わる油を適正位置に滴下させることができる注油
ノズル装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る注
油ノズル装置は、被注油体上に配置され、供給された油
を先端部から被注油体に滴下させるノズル本体と、この
ノズル本体に接続され、ノズル本体から滴下される油の
周囲を囲繞する筒状のカバーと、このカバーに取り付け
られ、カバーの内周面に沿って流れる油をノズル本体の
先端部の真下に導き被注油体上に滴下させる油誘導体と
を備えたものである。
油ノズル装置は、被注油体上に配置され、供給された油
を先端部から被注油体に滴下させるノズル本体と、この
ノズル本体に接続され、ノズル本体から滴下される油の
周囲を囲繞する筒状のカバーと、このカバーに取り付け
られ、カバーの内周面に沿って流れる油をノズル本体の
先端部の真下に導き被注油体上に滴下させる油誘導体と
を備えたものである。
【0006】請求項2の発明に係る注油ノズル装置は、
上端部がカバーの内周面に接触し下端部がノズル本体の
先端部の真下で互いに接続されている複数本の誘導棒に
より構成された油誘導体を用いたものである。
上端部がカバーの内周面に接触し下端部がノズル本体の
先端部の真下で互いに接続されている複数本の誘導棒に
より構成された油誘導体を用いたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による注
油ノズル装置の断面図、図2は図1のII−II線断面
図である。
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による注
油ノズル装置の断面図、図2は図1のII−II線断面
図である。
【0008】図において、1は給油管、2は給油管1に
接続されているとともに、被注油体としてのエスカレー
タのチェーン10上に配置され、給油管1から供給され
た油を先端部2aからチェーン10に滴下させるノズル
本体、3はノズル本体2に接続され、ノズル本体2から
滴下される油の周囲を囲繞する筒状のカバー(ナイロン
カバー)である。
接続されているとともに、被注油体としてのエスカレー
タのチェーン10上に配置され、給油管1から供給され
た油を先端部2aからチェーン10に滴下させるノズル
本体、3はノズル本体2に接続され、ノズル本体2から
滴下される油の周囲を囲繞する筒状のカバー(ナイロン
カバー)である。
【0009】11はカバー3に取り付けられ、カバー3
の内周面に沿って流れる油をノズル本体2の先端部2a
の真下に導きチェーン10上に滴下させる油誘導体であ
り、この油誘導体11は上端部がカバー3の内周面に接
触し下端部がノズル本体2の先端部2aの真下で互いに
接続されている複数本の誘導棒12により構成されてい
る。各誘導棒12は、例えば金属又はプラスチック等か
らなっている。
の内周面に沿って流れる油をノズル本体2の先端部2a
の真下に導きチェーン10上に滴下させる油誘導体であ
り、この油誘導体11は上端部がカバー3の内周面に接
触し下端部がノズル本体2の先端部2aの真下で互いに
接続されている複数本の誘導棒12により構成されてい
る。各誘導棒12は、例えば金属又はプラスチック等か
らなっている。
【0010】図3は図1の誘導棒12を示す正面図、図
4は図1の装置のカバー3及び油誘導体11を示す斜視
図である。誘導棒12の上端部(両端部)は、カバー3
の軸方向へ延びカバー3の内周面に固着されている。ま
た、誘導棒12の下端部(中間部)は、下方へ向けて角
度αで折り曲げられている。
4は図1の装置のカバー3及び油誘導体11を示す斜視
図である。誘導棒12の上端部(両端部)は、カバー3
の軸方向へ延びカバー3の内周面に固着されている。ま
た、誘導棒12の下端部(中間部)は、下方へ向けて角
度αで折り曲げられている。
【0011】このような注油ノズル装置では、ノズル本
体2の先端部2aから滴下された油が誘導棒12の下端
部を経てチェーン10の所定の位置に滴下される。ま
た、先端部2aからカバー3の内周面を伝って流れる油
は、油誘導体11により誘導され、その下端部から同様
にチェーン10の所定の位置に滴下される。従って、カ
バー3の内周面を伝わる油を適正位置に滴下させること
ができ、不必要な部分に油が付着するのが防止され、油
による機器の汚れが防止される。
体2の先端部2aから滴下された油が誘導棒12の下端
部を経てチェーン10の所定の位置に滴下される。ま
た、先端部2aからカバー3の内周面を伝って流れる油
は、油誘導体11により誘導され、その下端部から同様
にチェーン10の所定の位置に滴下される。従って、カ
バー3の内周面を伝わる油を適正位置に滴下させること
ができ、不必要な部分に油が付着するのが防止され、油
による機器の汚れが防止される。
【0012】実施の形態2.なお、実施の形態1では、
カバー3の下端部から油誘導体11の下端部が突出する
ように油誘導体11を配置したが、例えば図5に示すよ
うに、カバー3の下端部の位置と油誘導体11の下端部
の位置とを重ねてもよく、また油誘導体11の下端部を
カバー3の下端部よりも上に位置させてもよい。
カバー3の下端部から油誘導体11の下端部が突出する
ように油誘導体11を配置したが、例えば図5に示すよ
うに、カバー3の下端部の位置と油誘導体11の下端部
の位置とを重ねてもよく、また油誘導体11の下端部を
カバー3の下端部よりも上に位置させてもよい。
【0013】また、実施の形態1,2では誘導棒12の
4本の直線部分がカバー3の内周面に固着されている
が、5本以上であっても3本以下であってもよい。さら
に、実施の形態1,2では被注油体としてチェーン10
を示したが、他の被注油体に注油するための装置にもこ
の発明は適用できる。
4本の直線部分がカバー3の内周面に固着されている
が、5本以上であっても3本以下であってもよい。さら
に、実施の形態1,2では被注油体としてチェーン10
を示したが、他の被注油体に注油するための装置にもこ
の発明は適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
注油ノズル装置は、カバーの内周面に沿って流れる油を
ノズル本体の先端部の真下に導き被注油体上に滴下させ
る油誘導体をカバーに取り付けたので、カバーの内周面
を伝わる油を適正位置に滴下させることができ、周囲の
機器の油汚れを防止することができる。
注油ノズル装置は、カバーの内周面に沿って流れる油を
ノズル本体の先端部の真下に導き被注油体上に滴下させ
る油誘導体をカバーに取り付けたので、カバーの内周面
を伝わる油を適正位置に滴下させることができ、周囲の
機器の油汚れを防止することができる。
【0015】請求項2の発明の注油ノズル装置は、上端
部がカバーの内周面に接触し下端部がノズル本体の先端
部の真下で互いに接続されている複数本の誘導棒により
構成された油誘導体を用いたので、簡単な構成により油
をより確実に誘導することができる。
部がカバーの内周面に接触し下端部がノズル本体の先端
部の真下で互いに接続されている複数本の誘導棒により
構成された油誘導体を用いたので、簡単な構成により油
をより確実に誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による注油ノズル装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1の誘導棒を示す正面図である。
【図4】 図1の装置のカバー及び油誘導体を示す斜視
図である。
図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による注油ノズル装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図6】 従来の注油ノズル装置の一例を示す断面図で
ある。
ある。
2 ノズル本体、2a 先端部、3 カバー、10 チ
ェーン(被注油体)、11 油誘導体、12 誘導棒。
ェーン(被注油体)、11 油誘導体、12 誘導棒。
Claims (2)
- 【請求項1】 被注油体上に配置され、供給された油を
先端部から上記被注油体に滴下させるノズル本体と、こ
のノズル本体に接続され、上記ノズル本体から滴下され
る油の周囲を囲繞する筒状のカバーと、このカバーに取
り付けられ、上記カバーの内周面に沿って流れる油を上
記ノズル本体の先端部の真下に導き上記被注油体上に滴
下させる油誘導体とを備えていることを特徴とする注油
ノズル装置。 - 【請求項2】 油誘導体は、上端部がカバーの内周面に
接触し下端部がノズル本体の先端部の真下で互いに接続
されている複数本の誘導棒により構成されていることを
特徴とする請求項1記載の注油ノズル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10281172A JP2000109283A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 注油ノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10281172A JP2000109283A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 注油ノズル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000109283A true JP2000109283A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17635364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10281172A Pending JP2000109283A (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | 注油ノズル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000109283A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014214777A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 給油装置 |
-
1998
- 1998-10-02 JP JP10281172A patent/JP2000109283A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014214777A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 給油装置 |
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