JP2000107723A - 紙製廃棄物用減容装置 - Google Patents
紙製廃棄物用減容装置Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
- Screw Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトな紙製廃棄物用減容装置を得る。
【解決手段】 基台上に設置された円筒内壁を有するケ
ーシングと、このケーシングの側壁に形成された紙製廃
棄物が投入される投入口と、前記ケーシングの他端部に
形成された排出口と、軸部側壁に螺旋状に突設された羽
根によって前記ケーシング内に装着され紙製廃棄物をケ
ーシングの投入口から排出口へ押出しつつ搬送する1つ
のスクリュー状押出搬送部材と、前記ケーシングと並設
された前記スクリュー状押出搬送部材を駆動する原動機
とを備えた減容装置であって、前記スクリュー状押出搬
送部材の両端軸部が、前記ケーシングの両端壁部を貫通
し、尚且つこれら両端壁部で軸支され、前記原動機が前
記スクリュー状押出搬送部材の一端軸部へ伝達手段を介
して連結されているもの。
ーシングと、このケーシングの側壁に形成された紙製廃
棄物が投入される投入口と、前記ケーシングの他端部に
形成された排出口と、軸部側壁に螺旋状に突設された羽
根によって前記ケーシング内に装着され紙製廃棄物をケ
ーシングの投入口から排出口へ押出しつつ搬送する1つ
のスクリュー状押出搬送部材と、前記ケーシングと並設
された前記スクリュー状押出搬送部材を駆動する原動機
とを備えた減容装置であって、前記スクリュー状押出搬
送部材の両端軸部が、前記ケーシングの両端壁部を貫通
し、尚且つこれら両端壁部で軸支され、前記原動機が前
記スクリュー状押出搬送部材の一端軸部へ伝達手段を介
して連結されているもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばオフィスや家
庭から排出される各種書類、本類等の紙製廃棄物の容量
を減容する紙製廃棄物用減容装置に関するものである。
庭から排出される各種書類、本類等の紙製廃棄物の容量
を減容する紙製廃棄物用減容装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、オフィスや家庭から排出され
る各種書類、本類等の紙製廃棄物は回収業者により回収
されて、ゴミ焼却処理や再生処理が行われている。ま
た、特にオフィスから排出される各種書類は機密を要す
るものがあり、排出元においてシュレッダー等で細かく
破砕されている。
る各種書類、本類等の紙製廃棄物は回収業者により回収
されて、ゴミ焼却処理や再生処理が行われている。ま
た、特にオフィスから排出される各種書類は機密を要す
るものがあり、排出元においてシュレッダー等で細かく
破砕されている。
【0003】このような紙製廃棄物は嵩高く、特にシュ
レッダー等で細かく破砕された紙製廃棄物は同重量の束
ねられた紙片に比べて数倍から数十倍程度に嵩が増す。
この嵩高の紙製廃棄物を回収作業車に積載する際には、
荷崩れ等の危険性がある。
レッダー等で細かく破砕された紙製廃棄物は同重量の束
ねられた紙片に比べて数倍から数十倍程度に嵩が増す。
この嵩高の紙製廃棄物を回収作業車に積載する際には、
荷崩れ等の危険性がある。
【0004】また、プラスチック廃材等を減容するた
め、スクリュー押出機を用いて、圧縮擂潰する装置が提
案されている(例えば、特開平6−467号、実公昭6
3−25132号公報等)。しかしながら、これら減容
機は、2軸スクリューを用いており、オフィスや家庭で
も設置可能なコンパクトなものは望めなかった。
め、スクリュー押出機を用いて、圧縮擂潰する装置が提
案されている(例えば、特開平6−467号、実公昭6
3−25132号公報等)。しかしながら、これら減容
機は、2軸スクリューを用いており、オフィスや家庭で
も設置可能なコンパクトなものは望めなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、オフィスや
家庭でも設置可能なコンパクトな紙製廃棄物用減容装置
を得ることを目的とする。更に、1つのスクリュー状押
出搬送部材の駆動であっても、良好に紙製廃棄物を減容
することのできる紙製廃棄物用減容装置を得ることを目
的とする。
家庭でも設置可能なコンパクトな紙製廃棄物用減容装置
を得ることを目的とする。更に、1つのスクリュー状押
出搬送部材の駆動であっても、良好に紙製廃棄物を減容
することのできる紙製廃棄物用減容装置を得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本請求項1に記載された
発明に係る紙製廃棄物用減容装置は、基台上に設置され
た円筒内壁を有するケーシングと、このケーシングの側
壁に形成された紙製廃棄物が投入される投入口と、前記
ケーシングの他端部に形成された排出口と、軸部側壁に
螺旋状に突設された羽根によって前記ケーシング内に装
着され紙製廃棄物をケーシングの投入口から排出口へ押
出しつつ搬送する1つのスクリュー状押出搬送部材と、
前記ケーシングと並設された前記スクリュー状押出搬送
部材を駆動する原動機とを備えた減容装置であって、前
記スクリュー状押出搬送部材の両端軸部が、前記ケーシ
ングの両端壁部を貫通し、尚且つこれら両端壁部で軸支
され、前記原動機が前記スクリュー状押出搬送部材の一
端軸部へ伝達手段を介して連結されているものである。
発明に係る紙製廃棄物用減容装置は、基台上に設置され
た円筒内壁を有するケーシングと、このケーシングの側
壁に形成された紙製廃棄物が投入される投入口と、前記
ケーシングの他端部に形成された排出口と、軸部側壁に
螺旋状に突設された羽根によって前記ケーシング内に装
着され紙製廃棄物をケーシングの投入口から排出口へ押
出しつつ搬送する1つのスクリュー状押出搬送部材と、
前記ケーシングと並設された前記スクリュー状押出搬送
部材を駆動する原動機とを備えた減容装置であって、前
記スクリュー状押出搬送部材の両端軸部が、前記ケーシ
ングの両端壁部を貫通し、尚且つこれら両端壁部で軸支
され、前記原動機が前記スクリュー状押出搬送部材の一
端軸部へ伝達手段を介して連結されているものである。
【0007】本請求項2に記載された発明に係る紙製廃
棄物用減容装置は、請求項1に記載された紙製廃棄物用
減容装置において、前記スクリュー状押出搬送部材の排
出口近傍の軸部径が大径になっているものである。
棄物用減容装置は、請求項1に記載された紙製廃棄物用
減容装置において、前記スクリュー状押出搬送部材の排
出口近傍の軸部径が大径になっているものである。
【0008】本請求項3に記載された発明に係る紙製廃
棄物減容装置は、請求項1又は請求項2に記載された紙
製廃棄物用減容装置において、前記スクリュー状押出搬
送部材の排出口近傍に、押出搬送用のスクリュー羽根よ
りも小径のサブスクリューが備わっているものである。
棄物減容装置は、請求項1又は請求項2に記載された紙
製廃棄物用減容装置において、前記スクリュー状押出搬
送部材の排出口近傍に、押出搬送用のスクリュー羽根よ
りも小径のサブスクリューが備わっているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明においては、装置のコンパ
クト化のために、1つのスクリュー状押出搬送部材を用
いる減容装置を採用した。この1つのスクリュー状押出
搬送部材とこれを保持するケーシングとからなる所謂
「1軸スクリュー状押出搬送装置」と、原動機とを1つ
の基台上に並設してコンパクト化をはかった。即ち、本
発明では、スクリュー状押出搬送部材の両端軸部が、ケ
ーシングの両端壁部を貫通し、尚且つこれら両端壁部で
軸支され、原動機が前記スクリュー状押出搬送部材の一
端軸部へ伝達手段を介して連結されているものである。
クト化のために、1つのスクリュー状押出搬送部材を用
いる減容装置を採用した。この1つのスクリュー状押出
搬送部材とこれを保持するケーシングとからなる所謂
「1軸スクリュー状押出搬送装置」と、原動機とを1つ
の基台上に並設してコンパクト化をはかった。即ち、本
発明では、スクリュー状押出搬送部材の両端軸部が、ケ
ーシングの両端壁部を貫通し、尚且つこれら両端壁部で
軸支され、原動機が前記スクリュー状押出搬送部材の一
端軸部へ伝達手段を介して連結されているものである。
【0010】本発明における1軸スクリュー状押出搬送
装置では、スクリュー状押出搬送部材の両端軸部が、ケ
ーシングの両端壁部を貫通し、尚且つこれら両端壁部で
軸支される。これにより、スクリュー状押出搬送部材の
長期間の駆動によっても、軸のブレが少なく、メンテナ
ンスが少なくなる。また、原動機が前記スクリュー状押
出搬送部材の一端軸部へ伝達手段を介して連結されるた
め、原動機とスクリュー状押出搬送部材との軸あわせが
容易となる。また、スクリュー状押出搬送部材への伝達
手段としては、ギアを組み合わせても、チェーンベルト
でもよい。
装置では、スクリュー状押出搬送部材の両端軸部が、ケ
ーシングの両端壁部を貫通し、尚且つこれら両端壁部で
軸支される。これにより、スクリュー状押出搬送部材の
長期間の駆動によっても、軸のブレが少なく、メンテナ
ンスが少なくなる。また、原動機が前記スクリュー状押
出搬送部材の一端軸部へ伝達手段を介して連結されるた
め、原動機とスクリュー状押出搬送部材との軸あわせが
容易となる。また、スクリュー状押出搬送部材への伝達
手段としては、ギアを組み合わせても、チェーンベルト
でもよい。
【0011】本発明での1軸スクリュー状押出搬送装置
は、軸部側壁に螺旋状に突設された羽根によって紙製廃
棄物を投入口から排出口へ押出しつつ搬送するスクリュ
ー状押出搬送部材と、この羽根を覆う円筒内壁を有する
ケーシングとからなる。好適には本発明では、スクリュ
ー状押出搬送部材の排出口近傍の軸部径が大径になって
いる。ケーシングの円筒内壁と大径になった軸部によっ
て排出口近傍では、紙製廃棄物の擂潰効率が高まり、1
つのスクリュー状押出搬送部材の駆動であっても、良好
に紙製廃棄物を減容することができる。
は、軸部側壁に螺旋状に突設された羽根によって紙製廃
棄物を投入口から排出口へ押出しつつ搬送するスクリュ
ー状押出搬送部材と、この羽根を覆う円筒内壁を有する
ケーシングとからなる。好適には本発明では、スクリュ
ー状押出搬送部材の排出口近傍の軸部径が大径になって
いる。ケーシングの円筒内壁と大径になった軸部によっ
て排出口近傍では、紙製廃棄物の擂潰効率が高まり、1
つのスクリュー状押出搬送部材の駆動であっても、良好
に紙製廃棄物を減容することができる。
【0012】更に好ましくは、この大径となった軸部に
対向するケーシングの内壁に多数の突起を突設すること
により、更に擂潰効率が高まる。
対向するケーシングの内壁に多数の突起を突設すること
により、更に擂潰効率が高まる。
【0013】好ましい本発明では、スクリュー状押出搬
送部材の排出口近傍に、押出搬送用のスクリュー羽根よ
りも小径のサブスクリューを備える。このサブスクリュ
ーによって、押し潰された紙製廃棄物をスクリュー状押
出搬送部材の軸部から引き離し、良好に排出口に送給す
ることができる。
送部材の排出口近傍に、押出搬送用のスクリュー羽根よ
りも小径のサブスクリューを備える。このサブスクリュ
ーによって、押し潰された紙製廃棄物をスクリュー状押
出搬送部材の軸部から引き離し、良好に排出口に送給す
ることができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の紙製廃棄物用減容装置の構成
を示す正面図である。図2は図1の平面図である。図3
は図1の背面図である。図4は図2のAA矢視図であ
る。図5は図1の要部の構成を示す断面図である。図6
は図5のスクリュー状押出搬送部材の構成を示す説明図
である。
を示す正面図である。図2は図1の平面図である。図3
は図1の背面図である。図4は図2のAA矢視図であ
る。図5は図1の要部の構成を示す断面図である。図6
は図5のスクリュー状押出搬送部材の構成を示す説明図
である。
【0015】図1〜図4に示す通り、紙製廃棄物用減容
装置(10)は、円筒内壁を有する押出搬送ケーシング(12)
と、このケーシング(12)内に装着される1つのスクリュ
ー状押出搬送部材(13)と、このスクリュー状押出搬送部
材(13)を駆動するモータ(原動機)(14)と、制御盤(15)
とがキャスター付き基台(11)上に設置されている。
装置(10)は、円筒内壁を有する押出搬送ケーシング(12)
と、このケーシング(12)内に装着される1つのスクリュ
ー状押出搬送部材(13)と、このスクリュー状押出搬送部
材(13)を駆動するモータ(原動機)(14)と、制御盤(15)
とがキャスター付き基台(11)上に設置されている。
【0016】押出搬送ケーシング(12)の側面上部には、
ホッパー(16)から送られる紙製廃棄物が投入される投入
口(17)が形成され、ケーシング(12)の前端部にはスクリ
ュー押出搬送部材(13)から押出された紙製廃棄物が排出
される排出口(18)が軸心を中心として同心円周上に6つ
形成されている。
ホッパー(16)から送られる紙製廃棄物が投入される投入
口(17)が形成され、ケーシング(12)の前端部にはスクリ
ュー押出搬送部材(13)から押出された紙製廃棄物が排出
される排出口(18)が軸心を中心として同心円周上に6つ
形成されている。
【0017】ホッパー(16)内には、投入された紙製廃棄
物を投入口(17)へ良好に送り込むための突設棒(19)を複
数本突設した撹拌棒(20)が投入口(17)に沿って装着され
ている。また、ホッパー(16)の一側壁面には、振動発生
器(21)が設置されており、壁面を振動させて壁面に着い
た紙製廃棄物をふるい落とすようになっている。
物を投入口(17)へ良好に送り込むための突設棒(19)を複
数本突設した撹拌棒(20)が投入口(17)に沿って装着され
ている。また、ホッパー(16)の一側壁面には、振動発生
器(21)が設置されており、壁面を振動させて壁面に着い
た紙製廃棄物をふるい落とすようになっている。
【0018】モータ(14)の回動軸(22)は、押出搬送ケー
シング(12)内部のスクリュー状押出搬送部材(13)の軸と
平行に基台(11)上に設置され、スクリュー状押出搬送部
材(13)の一端へ伝達手段としてのチェーン(23)で駆動力
を伝達する。この押出搬送ケーシング(12)とモータ(14)
との配置により、本紙製廃棄物用減容装置(10)は1つの
基台(11)上に載置でき、コンパクトな紙製廃棄物用減容
装置を得ることができる。
シング(12)内部のスクリュー状押出搬送部材(13)の軸と
平行に基台(11)上に設置され、スクリュー状押出搬送部
材(13)の一端へ伝達手段としてのチェーン(23)で駆動力
を伝達する。この押出搬送ケーシング(12)とモータ(14)
との配置により、本紙製廃棄物用減容装置(10)は1つの
基台(11)上に載置でき、コンパクトな紙製廃棄物用減容
装置を得ることができる。
【0019】図5,図6に示す通り、スクリュー状押出
搬送部材(13)は、モータ(14)の駆動を受けて回動する軸
部(34)と、ケーシング(12)内部に装入される軸部(34)領
域にわたって形成された押出搬送用のスクリュー羽根(3
1)とからなる。軸部(34)は、スクリュー状押出搬送部材
の排出口(18)近傍の軸部の径が大径になっている。
搬送部材(13)は、モータ(14)の駆動を受けて回動する軸
部(34)と、ケーシング(12)内部に装入される軸部(34)領
域にわたって形成された押出搬送用のスクリュー羽根(3
1)とからなる。軸部(34)は、スクリュー状押出搬送部材
の排出口(18)近傍の軸部の径が大径になっている。
【0020】スクリュー状押出搬送部材(13)はケーシン
グ(12)の両端壁部(24)(25)を貫通し、その両端壁部(24)
(25)に軸支されている。スクリュー押出搬送部材(13)の
後端側のケーシング後端壁部(24)には、その中央に設け
られたボールベアリング(26)を介して軸支され、前端側
のケーシング前端壁部(25)には、砲金ブッシュ(27)を介
して軸支され、更にオイルシール(28)によってシールド
されている。
グ(12)の両端壁部(24)(25)を貫通し、その両端壁部(24)
(25)に軸支されている。スクリュー押出搬送部材(13)の
後端側のケーシング後端壁部(24)には、その中央に設け
られたボールベアリング(26)を介して軸支され、前端側
のケーシング前端壁部(25)には、砲金ブッシュ(27)を介
して軸支され、更にオイルシール(28)によってシールド
されている。
【0021】尚、ケーシング後端壁部(24)からボールベ
アリング(26)に至る小孔は、グリス注入経路(29)であ
る。また、ケーシング(12)の前端部側壁には、多数の突
起(30)が形成され、この突起(30)と押出搬送用の大径と
なった軸部(34)及びスクリュー羽根(31)とによって、紙
製廃棄物の擂潰効率が高まる。更に、ケーシング(12)の
前端部側壁に形成された小孔は、図示しない注水手段か
らの注水口(32)であり、紙製廃棄物の材質に応じて押圧
時に少量の注水を行ってもよい。
アリング(26)に至る小孔は、グリス注入経路(29)であ
る。また、ケーシング(12)の前端部側壁には、多数の突
起(30)が形成され、この突起(30)と押出搬送用の大径と
なった軸部(34)及びスクリュー羽根(31)とによって、紙
製廃棄物の擂潰効率が高まる。更に、ケーシング(12)の
前端部側壁に形成された小孔は、図示しない注水手段か
らの注水口(32)であり、紙製廃棄物の材質に応じて押圧
時に少量の注水を行ってもよい。
【0022】スクリュー状押出搬送部材(13)の前端壁部
(25)の排出口(18)側には、押出搬送用のスクリュー羽根
(31)よりも突設高さの短いサブスクリュー(33)が備わっ
ている。図6に示す通り、このサブスクリュー(33)は、
押出搬送用スクリュー羽根(31)の前端側終了部から軸部
(34)の約1/4周の間隔dを開けて形成されている。突
設高さは、紙製廃棄物の排出口(18)の孔径の1/3にも
満たない短いものである。このサブスクリュー(33)によ
って、押し潰された紙製廃棄物をスクリュー状押出搬送
部材(13)の軸部(34)から引き離し、良好に排出口(18)に
送給することができる。
(25)の排出口(18)側には、押出搬送用のスクリュー羽根
(31)よりも突設高さの短いサブスクリュー(33)が備わっ
ている。図6に示す通り、このサブスクリュー(33)は、
押出搬送用スクリュー羽根(31)の前端側終了部から軸部
(34)の約1/4周の間隔dを開けて形成されている。突
設高さは、紙製廃棄物の排出口(18)の孔径の1/3にも
満たない短いものである。このサブスクリュー(33)によ
って、押し潰された紙製廃棄物をスクリュー状押出搬送
部材(13)の軸部(34)から引き離し、良好に排出口(18)に
送給することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、オフィスや
家庭でも設置可能なコンパクトな紙製廃棄物用減容装置
を得ることを目的とする。更に、1つのスクリュー状押
出搬送部材の駆動であっても、良好に紙製廃棄物を減容
することのできる紙製廃棄物用減容装置を得ることがで
きるという効果がある。
家庭でも設置可能なコンパクトな紙製廃棄物用減容装置
を得ることを目的とする。更に、1つのスクリュー状押
出搬送部材の駆動であっても、良好に紙製廃棄物を減容
することのできる紙製廃棄物用減容装置を得ることがで
きるという効果がある。
【図1】本発明の紙製廃棄物用減容装置の構成を示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の背面図である。
【図4】図2のAA矢視図である。
【図5】図1の要部の構成を示す断面図である。
【図6】図5のスクリュー状押出搬送部材の構成を示す
説明図である。
説明図である。
(10)…紙製廃棄物用減容装置、 (11)…基台、 (12)…押出搬送ケーシング、 (13)…スクリュー状押出搬送部材、 (14)…モータ(原動機)、 (15)…制御盤、 (16)…ホッパー、 (17)…投入口、 (18)…排出口、 (19)…突設棒、 (20)…撹拌棒、 (21)…振動発生器、 (22)…回動軸、 (23)…チェーン、 (24)…ケーシング後端壁部、 (25)…ケーシング前端壁部、 (26)…ボールベアリング、 (27)…砲金ブッシュ、 (28)…オイルシール、 (29)…グリス注入経路、 (30)…突起、 (31)…スクリュー羽根、 (32)…注水口、 (33)…サブスクリュー、 (34)…軸部、
Claims (3)
- 【請求項1】 基台上に設置された円筒内壁を有するケ
ーシングと、このケーシングの側壁に形成された紙製廃
棄物が投入される投入口と、前記ケーシングの他端部に
形成された排出口と、軸部側壁に螺旋状に突設された羽
根によって前記ケーシング内に装着され紙製廃棄物をケ
ーシングの投入口から排出口へ押出しつつ搬送する1つ
のスクリュー状押出搬送部材と、前記ケーシングと並設
された前記スクリュー状押出搬送部材を駆動する原動機
とを備えた減容装置であって、 前記スクリュー状押出搬送部材の両端軸部が、前記ケー
シングの両端壁部を貫通し、尚且つこれら両端壁部で軸
支され、 前記原動機が前記スクリュー状押出搬送部材の一端軸部
へ伝達手段を介して連結されていることを特徴とする紙
製廃棄物用減容装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載された紙製廃棄物用減容
装置において、 前記スクリュー状押出搬送部材の排出口近傍の軸部径が
大径になっていることを特徴とする紙製廃棄物用減容装
置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された紙製
廃棄物用減容装置において、 前記スクリュー状押出搬送部材の排出口近傍に、押出搬
送用のスクリュー羽根よりも小径のサブスクリューが備
わっていることを特徴とする紙製廃棄物用減容装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27970598A JP2000107723A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 紙製廃棄物用減容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27970598A JP2000107723A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 紙製廃棄物用減容装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000107723A true JP2000107723A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17614739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27970598A Pending JP2000107723A (ja) | 1998-10-01 | 1998-10-01 | 紙製廃棄物用減容装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000107723A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111842415A (zh) * | 2020-07-04 | 2020-10-30 | 尚毅 | 一种环保纸箱处理装置 |
JP2020204118A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | セイコーエプソン株式会社 | 繊維搬送装置、及び、繊維搬送方法 |
-
1998
- 1998-10-01 JP JP27970598A patent/JP2000107723A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020204118A (ja) * | 2019-06-18 | 2020-12-24 | セイコーエプソン株式会社 | 繊維搬送装置、及び、繊維搬送方法 |
JP7476488B2 (ja) | 2019-06-18 | 2024-05-01 | セイコーエプソン株式会社 | 繊維搬送装置、及び、繊維搬送方法 |
CN111842415A (zh) * | 2020-07-04 | 2020-10-30 | 尚毅 | 一种环保纸箱处理装置 |
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