JP2000106270A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2000106270A
JP2000106270A JP27722498A JP27722498A JP2000106270A JP 2000106270 A JP2000106270 A JP 2000106270A JP 27722498 A JP27722498 A JP 27722498A JP 27722498 A JP27722498 A JP 27722498A JP 2000106270 A JP2000106270 A JP 2000106270A
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temperature
heating element
heating
container
magnetic
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JP27722498A
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Shinji Kondo
信二 近藤
Hirotsugu Kamiya
洋次 上谷
Tadashi Sadahira
匡史 貞平
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度調整の容易且つ的確な水容器等の加熱装
置を提供すること。 【解決手段】 発熱体101を収容し水等の流体を流す
容器104と、誘導加熱コイル102に交流電力を供給
するインバータ103とを有し、前記誘導加熱コイル1
02から発生する交流磁界で前記発熱体101を誘導加
熱することで水等の被加熱物の温度を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水などを加熱する
加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水などの加熱装置では、空焚きな
どによる温度過昇防止の手段として温度ヒューズやサー
モスタットなどの感温スイッチを用いて、水や空気を伝
熱媒体としてヒータ等の発熱体の温度異常上昇を検知し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法では水や空気を介しての伝熱のため感温スイッチの作
動が遅くなるため、感温スイッチが作動する頃には発熱
体が非常に高い温度に達してしまい、水容器等の加熱装
置の構成部品は金属やセラミック等の高耐熱材料に限ら
れるため高価で加工性が悪いものであった。また、感温
スイッチの作動遅れのためヒータが断線に至り再利用不
能になる場合もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、発熱体を有する容器と、前記発熱体を誘導
加熱するための誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイル
に交流電力を供給するインバータとを備え、前記容器内
に水等の被加熱物を通過させ、必要に応じて、金属等の
導体を渦巻き状として発熱体を形成し、少なくとも一つ
以上の電気的な閉ループを成すよう結線構造で短絡した
り、その結線構造を温度により透磁率が変化する感温金
属等の導体で構成し、その結線構造の透磁率の大きさに
応じて駆動される電気的接点の開閉によりインバータを
作動あるいは停止してなるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1〜3に記載の発明は、発
熱体を有する容器と、前記発熱体を誘導加熱するための
誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに交流電力を供
給するインバータとを備え、前記容器内に水等の被加熱
物を通過させ、必要に応じて、金属等の導体を渦巻き状
として発熱体を形成し、少なくとも一つ以上の電気的な
閉ループを成すよう結線構造で短絡したり、その結線構
造を温度により透磁率が変化する感温金属等の導体で構
成し、その結線構造の透磁率の大きさに応じて駆動され
る電気的接点の開閉によりインバータを作動あるいは停
止してなることにより、前記発熱体の異常温度上昇が発
生した場合に俊敏に加熱動作を停止することができる。
【0006】請求項4に記載の発明は、特に、温度ヒュ
ーズやサーモスタットなどの温度過昇防止用の感温スイ
ッチと、容器の一部に設けられ、水等の被加熱物と前記
感温スイッチとの両者に密接する金属等の導体板とを備
え、この導体板を結線構造の一部となるように構成し、
前記導体板の温度上昇により前記感温スイッチが作動す
るようにすることにより、前記発熱体の異常温度上昇が
発生した場合に俊敏に加熱動作を停止することができ
る。
【0007】請求項5に記載の発明は、特に、水等の被
加熱物を容器の下部から上部に向かって流すように構成
し、磁気スイッチおよび感温スイッチを容器の上部に設
置しているため、水等の被加熱物が容器内に充足されな
い場合は上部から空隙が発生し発熱体の上部が異常温度
上昇となり、より早く異常温度上昇を感知して加熱動作
を停止することができる。
【0008】請求項6に記載の発明は、温度ヒューズや
サーモスタットなどの温度過昇防止用の感温スイッチ
と、容器の一部に設けられ、水等の被加熱物と前記感温
スイッチとの両者に密接する金属等の第二の発熱体とを
備え、この第二の発熱体を誘導加熱コイルから発生され
る交流磁界で誘導加熱されるよう構成し、前記第二の発
熱体の温度上昇により前記感温スイッチが作動すること
で、空焚き発生時には前記第二の発熱体が異常に温度上
昇するため、発熱体の構造や形状に関わらず俊敏に加熱
動作を停止することができる。
【0009】請求項7に記載の発明は、温度により透磁
率の変化する感温金属等で構成され、誘導加熱コイルか
ら発生される交流磁界により誘導加熱される第三の発熱
体を容器内に設け、この第三の発熱体の透磁率の大きさ
によって電気的接点を開閉する磁気スイッチを備え、こ
の磁気スイッチの電気的接点の開閉によりインバータを
作動あるいは停止することで、空焚き発生時には前記第
二の発熱体が異常に温度上昇するため、発熱体の構造や
形状に関わらず俊敏に加熱動作を停止することができ
る。
【0010】
【実施例】(実施例1)図1において、101は容器1
04の中に設けられた鉄やステンレスなどの導体より成
る発熱体である。102は誘導加熱コイルでリッツワイ
ヤなどの銅線で構成される。103は前記加熱コイルに
交流電力を供給するインバータである。誘導加熱コイル
102から発生する交流磁界で発熱体101を誘導加熱
することで容器104の中を流れる水などの流体を昇温
する。
【0011】図2は発熱体101の構造を示している。
ここで実線で示している201は鉄やステンレスなどの
導体板を渦巻き状に構成し、結線構造202により巻始
めと、巻き終わりを電気的に接続している。結線構造2
02により導体板201は電気的な閉ループを形成する
ため、図2に示す矢印のように導体板201の巻き方向
に沿った渦電流が流れ、導体板201の電気抵抗により
発熱する。結線構造202には導体板201に流れる電
流と同等の電流が流れため導体板201と同様に発熱す
る。ここで、結線構造202は温度により透磁率が変化
する感温金属で構成している。図3に示すように、容器
301を挟んで、結線構造302と対向するように磁気
スイッチ303を設ける。磁気スイッチ303の電気接
点307はトランジスタ308のベースに接続されてお
り、電気接点307の開・閉によりインバータ308が
オフ・オンする構成となっている。
【0012】本実施例では、磁気スイッチ303はスイ
ッチ304のレバー305に磁石306を固定している
ものを用いている。310はコイルバネで電気接点30
7が開になる方向にレバー305に力を加えている。結
線構造302に用いている感温金属は、図4に示すよう
に、あるキュリー温度Tで透磁率が低下して磁性体から
非磁性体に変化する。結線構造の温度がキュリー温度T
より低い時は磁石306が磁力により結線構造に引きつ
けられるため、スイッチ304の接点307は閉状態で
インバータ308はオン状態である。ここで、例えば流
体の流れが停止して発熱体101の温度が異常に上昇す
る時、結線構造309も同様に温度が上昇しキュリー温
度Tに達する。
【0013】この時、結線構造309は磁性体から非磁
性体に変化するので、磁石306と結線構造302の間
の磁力による引力が低下し、レバー305に加えられて
いるコイルバネ310の力により接点307は開状態と
なり、インバータ308はオフ状態となる。この動作に
より流体の流れが止まった場合などに、発熱体311の
温度上昇は所定温度で抑えることができる。この所定温
度は結線構造302に用いる感温金属のキュリー温度で
自由に設定することができる。
【0014】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について説明する。
【0015】図5において、501は容器504の中に
設けた鉄やステンレスなどの導体より成る発熱体であ
る。502は誘導加熱コイルでリッツワイヤなどの銅線
で構成される。503は前記加熱コイルに交流電力を供
給するインバータである。誘導加熱コイル502から発
生する交流磁界で発熱体501を誘導加熱することで容
器504の中を流れる水などの流体を昇温する。発熱体
501は、図2で説明した鉄やステンレスの導体板で渦
巻き状に構成したものである。505は鉄やステンレス
などで構成される導体板で、結線構造506と電気的に
接続されており、いわば結線構造の一部を成している。
この導体板505は容器504の開口部506に蓋をす
るように固定されている。温度ヒューズやサーモスタッ
トなどの感温スイッチ507が前記導体板505に密接
するように設けられている。感温スイッチはインバータ
503の電源508に直列に接続されている。
【0016】インバータ503が動作し発熱体501に
発生する渦電流は結線構造506を経て導体板505を
流れる。よって導体板505は自身の電気抵抗により発
熱する。水などの流体が容器504内を流れている時は
導体505で発生する熱は殆ど流体に奪われる。ここで
流体の流れが停止するなどの原因により導体505で発
生した熱が流体に奪われなくなると、導体板505の温
度が急上昇する。この温度が感温スイッチ507の動作
温度を越えると、感温スイッチの接点は開状態となりイ
ンバータ503への電源供給は停止される。以上の動作
により流体の流れが止まった場合などに、発熱体501
の温度上昇は所定温度で抑えることができる。この所定
温度は感温スイッチ507に用いる温度ヒューズやサー
モスタットの動作温度で自由に設定することができる。
【0017】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について説明する。
【0018】図3あるいは図5において、流体を容器3
01あるいは容器504の下方から上方に向かって流す
ように構成し、磁気スイッチ303あるいは感温スイッ
チ507を容器301あるいは容器504の上部に設け
ている。流体が水などの液体の場合、流れが停止すると
流体の温度が沸点まで上昇して液体上部から蒸発して外
部に流出して行く。従って、容器301あるいは容器5
04の上部の方から空隙が発生して発熱体311あるい
は発熱体501の上部の方から空焚き状態となり発熱体
温度の急上昇が起こる。
【0019】本実施例では、磁気スイッチ303あるい
は感温スイッチ507を容器301あるいは容器504
の上部に設ける構成としているため、前記空焚き状態に
いち早く反応してインバータの動作をオフする、あるい
はインバータへの電源供給を停止することができる。
【0020】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について説明する。
【0021】図6において、601は容器604の中に
設けた鉄やステンレスなどの導体より成る発熱体であ
る。602は誘導加熱コイルでリッツワイヤなどの銅線
で構成される。603は前記加熱コイルに交流電力を供
給するインバータである。誘導加熱コイル602から発
生する交流磁界で発熱体601を誘導加熱することで容
器604の中を流れる水などの流体を昇温する。605
は鉄やステンレスなどの導体より成る第2の発熱体であ
る。第2の発熱体605の一部が容器604の開口部6
06に蓋をする形になっている。
【0022】607は温度ヒューズやサーモスタットな
どの感温スイッチで、前記第2の発熱体605に密接す
るように設けられている。感温スイッチ607はインバ
ータ603の電源608に直列に接続されている。イン
バータ603が動作すると第2の発熱体605に渦電流
が発生し発熱する。水などの流体が容器604内を流れ
ている時は第2の発熱体605で発生する熱は殆ど流体
に奪われる。ここで、流体の流れが停止するなどの原因
により第2の発熱体605で発生した熱が流体に奪われ
なくなると第2の発熱体605の温度が異常上昇する。
この温度が感温スイッ607の動作温度を越えると感温
スイッチの接点は開状態となりインバータ603への電
源供給は停止される。
【0023】以上の動作により流体の流れが止まった場
合などに、発熱体601の温度上昇は所定温度で抑える
ことができる。この所定温度は感温スイッチ607に用
いる温度ヒューズやサーモスタットの動作温度や、第2
の発熱体605の固有抵抗を調節することで自由に設定
することができる。
【0024】(実施例5)以下、本発明の第5の実施例
について説明する。
【0025】図7において、701は容器704の中に
設けた鉄やステンレスなどの導体より成る発熱体であ
る。702は誘導加熱コイルでリッツワイヤなどの銅線
で構成される。703は前記加熱コイルに交流電力を供
給するインバータである。誘導加熱コイル702から発
生する交流磁界で発熱体701を誘導加熱することで容
器704の中を流れる水などの流体を昇温する。705
は容器704の中に設けられた第3の発熱体で、温度に
より透磁率が変化する感温金属より成る。第3の発熱体
705は発熱体701と同様、誘導加熱コイル702か
ら発生する交流磁界で誘導加熱される。
【0026】容器704を挟んで、第3の発熱体705
と対向するように磁気スイッチ706を設ける。磁気ス
イッチ706は、スイッチ707のレバー708に磁石
709を固定しているものを用いている。磁気スイッチ
706の電気接点710はトランジスタ711のベース
に接続されており、接点710の開・閉によりインバー
タ703がオフ・オンする構成となっている。712は
コイルバネで電気接点710が開になる方向にレバー7
08に力を加えている。第3の発熱体705に用いてい
る感温金属は図4に示すように、あるキュリー温度Tで
透磁率が低下して磁性体から非磁性体に変化する。第3
の発熱体705の温度がキュリー温度Tより低い時は磁
石709が磁力により第3の発熱体705に引きつけら
れるため、スイッチ707の電気接点710は閉状態で
インバータ703はオン状態である。
【0027】インバータ703が動作すると第3の発熱
体705に渦電流が発生し発熱する。水などの流体が容
器704内を流れている時は第3の発熱体705で発生
する熱は殆ど流体に奪われる。ここで流体の流れが停止
するなどの原因により第3の発熱体705で発生した熱
が流体に奪われなくなると第3の発熱体705の温度が
急上昇する。第3の発熱体705の温度がキュリー温度
Tに達すると、第3の発熱体705は磁性体から非磁性
体に変化するので磁石709と第3の発熱体705の間
の磁力による引力が低下しレバー708に加えられてい
るコイルバネ712の力により電気接点710は開状態
となりインバータ703はオフ状態となる。この動作に
より流体の流れが止まった場合などに、発熱体701の
温度上昇は所定温度で抑えることができる。この所定温
度は第3の発熱体705に用いる感温金属のキュリー温
度で自由に設定することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜3に記載の発
明は、発熱体を有する容器と、前記発熱体を誘導加熱す
るための誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに交流
電力を供給するインバータとを備え、前記容器内に水等
の被加熱物を通過させ、必要に応じて、金属等の導体を
渦巻き状として発熱体を形成し、少なくとも一つ以上の
電気的な閉ループを成すよう結線構造で短絡したり、そ
の結線構造を温度により透磁率が変化する感温金属等の
導体で構成し、その結線構造の透磁率の大きさに応じて
駆動される電気的接点の開閉によりインバータを作動あ
るいは停止してなることにより、前記発熱体の異常温度
上昇が発生した場合に俊敏に加熱動作を停止することが
できる。
【0029】また、請求項4に記載の発明は、温度ヒュ
ーズやサーモスタットなどの温度過昇防止用の感温スイ
ッチと、容器の一部に設けられ、水等の被加熱物と前記
感温スイッチとの両者に密接する金属等の導体板とを備
え、この導体板を結線構造の一部となるように構成し、
前記導体板の温度上昇により前記感温スイッチが作動す
ることで、前記発熱体の異常温度上昇が発生した場合に
俊敏に加熱動作を停止することができる。
【0030】また、請求項5に記載の発明は、水等の被
加熱物を容器の下部から上部に向かって流すように構成
し、磁気スイッチおよび感温スイッチを容器の上部に設
置しているため、水等の被加熱物が容器内に充足されな
い場合は上部から空隙が発生し発熱体の上部が異常温度
上昇となり、より早く異常温度上昇を感知して加熱動作
を停止することができる。
【0031】また、請求項6に記載の発明は、温度ヒュ
ーズやサーモスタットなどの温度過昇防止用の感温スイ
ッチと、容器の一部に設けられ、水等の被加熱物と前記
感温スイッチとの両者に密接する金属等の第二の発熱体
とを備え、この第二の発熱体を誘導加熱コイルから発生
される交流磁界で誘導加熱されるよう構成し、前記第二
の発熱体の温度上昇により前記感温スイッチが作動する
ことで、空焚き発生時には前記第二の発熱体が異常に温
度上昇するため、発熱体の構造や形状に関わらず俊敏に
加熱動作を停止することができる。
【0032】また、請求項7に記載の発明は、温度によ
り透磁率の変化する感温金属等で構成され、誘導加熱コ
イルから発生される交流磁界により誘導加熱される第三
の発熱体を容器内に設け、この第三の発熱体の透磁率の
大きさによって電気的接点を開閉する磁気スイッチを備
え、この磁気スイッチの電気的接点の開閉によりインバ
ータを作動あるいは停止することで、空焚き発生時には
前記第二の発熱体が異常に温度上昇するため、発熱体の
構造や形状に関わらず俊敏に加熱動作を停止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の加熱装置の加熱構成を
示す図
【図2】同、加熱装置の発熱体の構造を示す図
【図3】同、加熱装置の加熱構成の詳細を示す構成図
【図4】同、加熱装置の感温金属の透磁率変化を示す図
【図5】本発明の第2の実施例の加熱装置の加熱構成の
詳細を示す構成図
【図6】本発明の第4の実施例の加熱装置の加熱構成の
詳細を示す構成図
【図7】本発明の第5の実施例の加熱装置の加熱構成の
詳細を示す構成図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貞平 匡史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K059 AA02 AA08 AB04 AB26 AB28 AC10 AC33 AD12 AD26 AD34 CD09 CD10 CD14 CD18 CD37 CD44 CD52 CD72

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体を有する容器と、前記発熱体を誘
    導加熱するための誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイ
    ルに交流電力を供給するインバータとを備え、前記容器
    内に水等の被加熱物を通過させてなる加熱装置。
  2. 【請求項2】 発熱体は、金属等の導体を渦巻き状に構
    成するとともに、少なくとも一つ以上の電気的な閉ルー
    プを成すよう結線構造で短絡してなる請求項1記載の加
    熱装置。
  3. 【請求項3】 結線構造は、温度により透磁率が変化す
    る感温金属等の導体で構成するとともに、前記結線構造
    の透磁率の大きさに応じて駆動される電気的接点の開閉
    によりインバータを作動あるいは停止してなる請求項2
    記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】 温度ヒューズやサーモスタットなどの温
    度過昇防止用の感温スイッチと、容器の一部に設けら
    れ、水等の被加熱物と前記感温スイッチとの両者に密接
    する金属等の導体板とを備え、この導体板を結線構造の
    一部となるように構成し、前記導体板の温度上昇により
    前記感温スイッチが作動することを特徴とする請求項2
    記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】 水等の被加熱物を容器の下部から上部に
    向かって流すように構成し、磁気スイッチおよび感温ス
    イッチを容器の上部に設置することを特徴とする請求項
    3または4記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 温度ヒューズやサーモスタットなどの温
    度過昇防止用の感温スイッチと、容器の一部に設けら
    れ、水等の被加熱物と前記感温スイッチとの両者に密接
    する金属等の第二の発熱体とを備え、この第二の発熱体
    を誘導加熱コイルから発生される交流磁界で誘導加熱さ
    れるよう構成し、前記第二の発熱体の温度上昇により前
    記感温スイッチが作動することを特徴とする請求項1記
    載の加熱装置。
  7. 【請求項7】 温度により透磁率の変化する感温金属等
    で構成され、誘導加熱コイルから発生される交流磁界に
    より誘導加熱される第三の発熱体を容器内に設け、この
    第三の発熱体の透磁率の大きさによって電気的接点を開
    閉する磁気スイッチを備え、この磁気スイッチの電気的
    接点の開閉によりインバータを作動あるいは停止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の加熱装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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