JP2000105401A - レンズ付きフィルムユニット及びその製造方法 - Google Patents

レンズ付きフィルムユニット及びその製造方法

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JP2000105401A
JP2000105401A JP10275244A JP27524498A JP2000105401A JP 2000105401 A JP2000105401 A JP 2000105401A JP 10275244 A JP10275244 A JP 10275244A JP 27524498 A JP27524498 A JP 27524498A JP 2000105401 A JP2000105401 A JP 2000105401A
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Japan
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film
unit
chamber
lens
unexposed
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JP10275244A
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Kenji Kubo
憲治 久保
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルコストを低減してトータルコスト
を抑え、不用意に背面カバーが開放するのを防止する。 【解決手段】 少なくとも、撮影レンズによりフィルム
に露光して撮影画面を形成する撮影画枠部と、撮影画枠
部を挟んで一方に未露光のフィルムロールを製造段階で
予め収納した未露光フィルム室と、撮影画枠部を挟んで
他方に露光済みのフィルムを収納する露光済みフィルム
室を有するユニット本体と、ユニット本体に対し開閉自
在であり、閉じ状態では未露光フィルム室及び露光済み
フィルム室を覆い、開き状態では未露光フィルム室及び
露光済みフィルム室を開放する背面カバーと、ユニット
本体に対し背面カバーを分離することなく、未露光フィ
ルム及び露光済みフィルム室を開閉可能に背面カバーを
保持する保持手段と、ユニット本体に対し背面カバーを
閉じ状態に維持するための係合手段と、少なくとも係合
手段を覆う被覆部材とを備えたレンズ付きフィルムユニ
ット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ付きフィルム
ユニットに関し、さらに詳しくは、製造段階で予め未露
光のフィルムが内蔵され、撮影者がフィルムの装填をす
ることなく直ちに撮影可能であって、さらに、撮影済み
のユニットを解体することなく新たなフィルムの装填を
可能とすることにより複数回使用し得る新しいタイプの
レンズ付きフィルムユニット(セベラルタイムユースフ
ィルムユニットともいう)及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多くのユーザーによってカメ
ラが使用されているが、このユーザーの中にはカメラの
操作に習熟しておらず、特に未露光フィルムのカメラへ
の装填作業を煩わしく感じるユーザーも多い。
【0003】このようなユーザーの要望に答えるべく、
製造段階で予め未露光のフィルムが内蔵され簡易な撮影
機構を備えた、いわゆるレンズ付きフィルムユニットが
市販されている。このレンズ付きフィルムユニットを購
入したユーザーは、撮影に先立ってフィルムを装填する
必要がなく、直ちに撮影を行うことが可能であり、ま
た、撮影毎にフィルム容器内にフィルムが巻き込まれ、
全駒撮影後のフィルム巻き戻しやフィルムの取り出しを
行うことなく、レンズ付きフィルムユニット毎に現像所
に出せばよいので、その簡便さからカメラに習熟してい
ないユーザー等に幅広く使用されている。
【0004】現像所では、レンズ付きフィルムユニット
に形成した、フィルム容器を取り出すための蓋部材を開
放したり、あるいは背面カバーを取り外したりする事に
より、露光済みのフィルムが収納されたフィルム容器を
ユニットから取り出し、取り出したフィルムを通常のカ
メラで撮影されたフィルムと同様に現像しプリントす
る。
【0005】ところで、レンズ付きフィルムユニットは
別名でシングルユースカメラとも呼ばれるように、メー
カーにおいては、予め装填された1本のみのフィルムの
撮影を意図して製造されている。従って、メーカーで
は、上記のように現像所に出された使用済みのレンズ付
きフィルムユニットを回収し、回収されたユニットを一
度解体して各部品の機能検査を行い、再使用可能な部品
は再使用し、再使用不能な部品は新しい部品に交換す
る。このようにして再使用可能に再生されたレンズ付き
フィルムユニットには背面カバーを外した状態で暗室ま
たは明室にて未露光のフィルムとフィルム容器が装填さ
れ、その後、背面カバーを組み込んで使用可能なレンズ
付きフィルムユニットとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、上述したレンズ
付きフィルムユニットは、画質の向上、多機能搭載等の
様々な改良が行われており、ユニット内の構造もかなり
複雑化してきている。そのため、レンズ付きフィルムユ
ニット単品でのコストは従来より高くなりがちであるた
め、リサイクルの効率を上げることによりトータルでの
コストを下げる試みがなされている。
【0007】しかしながら、現像所から回収した後に、
ユニット本体の解体、各部品の検査、再使用不可部品の
交換をした後、新たなフィルムを装填し、背面カバーを
組み込むという作業は、作業に時間がかかり、作業も複
雑化するため、再生のためのコストが多くかかってしま
い、結果としてレンズ付きフィルムユニットのコストを
効果的に下げることに寄与しないという問題があった。
【0008】本発明者らはレンズ付きフィルムユニット
のリサイクル時のコストを効率的に低減できないのは、
リサイクル時のレンズ付きフィルムユニットの解体工
程、及び組立工程が大きな問題であり、さらに、この問
題はリサイクルのために必ずユニットを解体しなければ
ならないように設計されたレンズ付きフィルムユニット
の構造そのものに起因することを見出した。すなわち、
レンズ付きフィルムユニットは、上述したように現像所
からの回収後、必ず部品の検査を行う前提で設計されて
いるため、新しいフィルムを装填するには、レンズ付き
フィルムユニットの内部構造は故障しにくくなってい
て、数回の使用であれば部品の検査を必要としない場合
があるにも関わらず、新しいフィルムを装填するために
必ずユニットを解体しなければならない。この構造がリ
サイクル工数削減の妨げとなっており、レンズ付きフィ
ルムユニットのコスト低減を困難にしている。
【0009】上記の問題に鑑み、本発明者らは、従来の
レンズ付きフィルムユニットと同様に予め未露光のフィ
ルムを内蔵し、撮影毎に露光済みフィルム室に撮影済み
フィルムを巻き込む構造により、撮影前のフィルムの装
填や撮影後のフィルムの巻き戻しを必要としないもので
あって、従来のレンズ付きフィルムユニットのように1
度だけの使用(シングルユース)を前提としたものとは
異なり、複数回の使用(セベラルユース)を前提とした
構成とすることにより、リサイクルコストを低減し、ト
ータルコストを抑えることができる、新たな形態のフィ
ルムユニット(セベラルタイムユースフィルムユニッ
ト)とその製造方法を提案した。
【0010】ところで、このような新たな形態のセベラ
ルユースのレンズ付きフィルムユニットにおいては、従
来のレンズ付きフィルムユニットに比べて背面カバーが
開放し良い構造とすることが好ましい。しかしながら、
撮影中に不用意に背面カバーが開放してしまうと、ユニ
ット内の撮影済みフィルムを露光させてしまうという問
題が生じる。従って、このようなレンズ付きフィルムユ
ニットにおいては背面カバーの開放を容易に行うことが
出来、且つ不用意に、背面カバーが開放されないような
構成が好ましい。
【0011】本発明はこのような問題に鑑みなされたも
ので、本発明の目的はリサイクルコストを低減してトー
タルコストを抑え、且つ、不用意に、背面カバーが開放
されないレンズ付きフィルムユニット、またその製造方
法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のいづ
れかにより達成できる。
【0013】(1)、少なくとも、撮影レンズにより未
露光のフィルムに露光して撮影画面を形成する撮影画枠
部と、前記撮影画枠部を挟んで一方の側に未露光のフィ
ルムロールを製造段階で予め収納した未露光フィルム室
と、前記撮影画枠部を挟んで他方の側に露光済みのフィ
ルムを収納するための露光済みフィルム室を有するユニ
ット本体と、前記ユニット本体に対し開閉自在であり、
閉じ状態では前記未露光フィルム室及び前記露光済みフ
ィルム室を覆い、開き状態では前記未露光フィルム室及
び前記露光済みフィルム室を開放する背面カバーと、前
記ユニット本体に対し前記背面カバーを分離することな
く、前記未露光フィルム及び前記露光済みフィルム室を
開閉可能に前記背面カバーを保持する保持手段と、前記
ユニット本体に対し前記背面カバーを閉じ状態に維持す
るための係合手段と、少なくとも前記係合手段を覆う被
覆部材と、を備えたことを特徴とするレンズ付きフィル
ムユニット。
【0014】(2)、少なくとも、撮影レンズにより未
露光のフィルムに露光して撮影画面を形成する撮影画枠
部と、前記撮影画枠部を挟んで一方の側に未露光のフィ
ルムロールを製造段階で予め収納した未露光フィルム室
と、前記撮影画枠部を挟んで他方の側に露光済みのフィ
ルムを収納するための露光済みフィルム室を有するユニ
ット本体と、前記ユニット本体に対し開閉自在であり、
閉じ状態では前記未露光フィルム室及び前記露光済みフ
ィルム室を覆い、開き状態では前記未露光フィルム室及
び前記露光済みフィルム室を開放する背面カバーと、前
記ユニット本体に対し前記背面カバーを分離することな
く、前記未露光フィルム及び前記露光済みフィルム室を
開閉可能に前記背面カバーを保持する保持手段と、前記
ユニット本体に対し前記背面カバーを閉じ状態に維持す
るための係合手段と、少なくとも前記係合手段を覆う被
覆部材と、を備えたレンズ付きフィルムユニットに未露
光フィルムを再装填するレンズ付きフィルムユニットの
製造方法において、撮影終了後に、残っている未露光フ
ィルムを全て前記露光済みフィルム室に巻き取る工程
と、前記被覆部材を剥離して前記係合手段を露出させる
工程と、前記係合手段による前記背面カバーの係合を解
除する工程と、前記背面カバーを前記ユニット本体から
分離することなく開放して前記未露光フィルム室及び前
記露光済みフィルム室を開放する工程と、前記露光済み
フィルム室から露光済みフィルムを取り出す工程と、前
記未露光フィルム室に新しい未露光フィルムを装填する
工程と、前記背面カバーにより前記未露光フィルム室及
び前記露光済みフィルム室を閉じる工程と、前記係合手
段により前記背面カバーを閉じ状態に維持する工程と新
たな被覆部材により前記係合手段を覆う工程と、からな
ることを特徴とするレンズ付きフィルムユニットの製造
方法。
【0015】(3)、(2)項に記載のレンズ付きフィ
ルムユニットの製造方法により製造されたことを特徴と
するレンズ付きフィルムユニット。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に関する新しいレンズ付き
フィルムユニット(以下、セベラルタイムユースフィル
ムユニットという)及びその製造方法についての実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0017】実施の形態でフィルムとしてAPSフィル
ム、またフィルム容器としてAPS用フィルム容器につ
いて説明するが、これに限定されるものではなく、例え
ば、J135フィルム、またフィルム容器としてJ13
5用パトローネであってもよい。また、本実施の形態は
未露光フィルムはスプールに巻かれているが芯なしでも
よい。実施の形態において、フィルムの装填方法とし
て、未露光のフィルムが収納されたフィルム容器を露光
済みフィルム室に収納した後に、フィルムの先端を未露
光室のスプールに係着して、未露光フィルムを巻き取
り、撮影の度にフィルムを前記フィルム容器に巻き込む
形式について説明するが、これに限定するものではな
く、例えば、未露光フィルム室に予めスプールに巻かれ
た未露光フィルムを装填し、フィルムの先端をフィルム
容器の内部のスプールに係着する形式でもよい。また、
使用されるフィルム容器に収納されるものではなく、例
えば、J120タイプやJ220のいわゆるブローニフ
ィルム等のように、遮光紙に巻回されたフィルムであっ
ても良い。
【0018】(第1の実施の形態)この実施の形態では
フィルムと電池を内蔵したセベラルタイムユースフィル
ムユニットについて説明する。なお、電池のない場合
は、電池室と電池がない構成以外は同一につき説明を省
略する。
【0019】図1はレンズ付きフィルムユニットの背面
より見た斜視図である。図に示す如く、レンズ付きフィ
ルムユニットには内部の骨格にあたるユニット本体1が
有り、外観は前面カバー2と背面カバー4で覆われてい
る。
【0020】ユニット本体1は少なくとも、撮影レンズ
により未露光のフィルムに露光して撮影画面を形成する
撮影画枠部1aと、前記撮影画枠部1aを挟んで一方の
側に未露光のフィルムロールを製造段階で予め収納した
未露光フィルム室1bと、撮影画枠部1aを挟んで他方
の側に露光済みのフィルムを収納する露光済みフィルム
室1cを有している。更にユニット本体1の一部に電池
室5が形成され、製造段階で予めストロボ用電池Bが収
納されている。
【0021】ユニット本体1を背面より見て左側に2つ
の軸受け部1dを有し、一方、背面カバー4の背面より
見て左側に軸受け部1dに嵌合する2つの回動軸4aが
ある。ユニット本体1の軸受け部1dに背面カバー4の
回動軸4aが嵌合し、背面カバー4をユニット本体に対
し回動させて開閉することを可能としており、本発明に
おける保持手段を構成している。
【0022】ユニット本体1を背面より見て右側に爪部
78aがあり、一方、背面カバー4の背面より見て右側
に係止爪4fがある。背面カバー4に設けた係止爪4f
をユニット本体1に設けた解除操作部材の爪部78aに
係止して固定することにより背面カバー4を閉じ状態に
維持させることが出来るものであり、本発明における係
合手段を構成している。
【0023】背面カバー4はユニット本体1に対し開閉
自在であり、図1から明らかなように、閉じ状態では未
露光フィルム室1b及び露光済みフィルム室1c及び電
池室5を覆い、開き状態では未露光フィルム室1b及び
露光済みフィルム室1c、及び電池室5を開放する。背
面カバー4はユニット本体1に対し分離しないので、背
面カバー4の部品保管をする必要がなく、部品保管の際
に傷等がつかない。
【0024】また、78は係止爪4fと爪部78aの係
合を解除するための解除操作部材であり、図中、下方に
操作することにより、係止爪4fと爪部78aの係合を
解除して、回動軸4aを中心に背面カバー4を開放可能
とする。なお、解除操作部材78は係止爪4fを係止す
る爪部78aと弾性変形する波形状部78bを有してい
る。
【0025】被覆部材であるラベルシール70は、セベ
ラルタイムユースフィルムユニットの外装の一部を覆う
シート状の外装部材であり、ラベルシール70は接着剤
を介して少なくとも解除操作部材78を覆ってレンズ付
きフィルムユニットに貼り付けられており、背面カバー
4を容易に開放することを防止している。
【0026】次に、本実施の形態におけるセベラルタイ
ムユースフィルムユニットの作用について説明する。図
1中の露光済みフィルム室1cにはフィルム容器Cが装
填され、未露光フィルム室1bにはフィルム容器Cから
引き出されてスプールSに巻回された未露光のフィルム
Fが装填され、さらに電池室5にストロボ用電池Bが挿
入された状態で、背面カバー4の回動軸4aをユニット
本体1の軸受け部1dに嵌合し、係止爪4fを爪部78
aに係合して背面カバー4を閉じ状態にする。
【0027】その後、ラベルシール70を貼り付け、解
除操作部材78が外部に露出しないようにする。このよ
うにして製造されたセベラルタイムユースフィルムユニ
ットは、撮影者により所定枚数のフィルムの撮影が行わ
れる。図1から明らかなように、撮影により露光された
フィルムは撮影毎に巻き上げノブ3を巻き上げることに
より、フィルム容器C内に収納されるように構成されて
いる。
【0028】次に、撮影者が露光済みフィルムを現像す
るために、ユニット毎に現像所に出す。現像所では、巻
き上げノブ3を回動することにより全てのフィルムFを
フィルム容器C内に収納した後に、ユニット本体1から
露光済みフィルムを取り出すために、ラベルシール70
を図中で下方に操作することにより係止爪4fと爪部7
8aの係合を解除する。
【0029】これにより背面カバー4の回動が可能とな
り、背面カバー4を回動して露光済みフィルム室1cを
開放する。更に露光済みフィルム室1cからフィルムF
が収納されたフィルム容器Cをとりだし、通常のカメラ
で撮影されたフィルムと同様に現像処理を行う。
【0030】一方、フィルム容器Cが取り出された使用
済みセベラルタイムユースフィルムユニットはリサイク
ルのためにメーカーにて回収される。メーカーでは回収
されたセベラルタイムユースフィルムユニットの背面カ
バー4を上述した現像所での作業と同様にして開放す
る。
【0031】次に、電池室5から使用済みのストロボ用
電池Bを取り出し、新たなストロボ用電池Bを電池室5
内に装填する。次に、未露光フィルムが収納された新た
なフィルム容器CからフィルムFを引き出してスプール
Sに巻回し、未露光のフィルムFが巻回されたスプール
Sを未露光フィルム室1bに、フィルム容器Cを露光済
みフィルム室1cにそれぞれ装填する。その後、背面カ
バー4を回動して電池室5、未露光フィルム室1b及
び、露光済みフィルム室1cを覆い、係止爪4fを爪部
78aに嵌合して背面カバーを閉鎖状態に維持する。そ
の後ラベルシール70を貼り付けて係止爪4f、爪部7
8a及び解除操作部78を覆う。このようにして使用済
みセベラルタイムユースフィルムユニットを再利用す
る。
【0032】従って、従来のレンズ付きフィルムユニッ
トのように現像所又はメーカーにてユニットを解体して
背面カバーをユニット本体から分離させ、再使用のため
に再びユニットの組立を行うという煩雑な工程を行うこ
となく、極めて簡単に使用済みユニットの再使用を行う
ことが出来る。また、現像所での露光済みフィルムの取
り出し作業も極めて容易になり、現像所での作業効率を
向上させることが出来る。また、背面カバー4はユニッ
ト本体1に対し分離しないので、現像所にてユニット本
体1と背面カバー4がバラバラになることがなく、ま
た、メーカーによる再使用時に背面カバー4をユニット
本体1とは別々に保管をする必要がないので、部品管理
を簡易化できると共に、背面カバー4やユニット本体1
に傷等がつくのを防止できる。さらに、背面カバー4を
開放するため解除操作部材78はラベルシール70で覆
われるので、不用意に背面カバーが開放することを防止
できる。
【0033】ここで、他の応用例としてラベルシールの
代わりに、図1で2点鎖線で示す紙カバー75について
説明する。被覆部材である紙カバー75は、セベラルタ
イムユースフィルムユニットの外装の一部を覆う矩形状
の外装部材であり、紙カバー75は少なくとも解除操作
部材78を含めて、セベラルタイムユースフィルムユニ
ットの外装を覆っている。現像所において紙カバー75
の一部を破断することにより係合部分は外部に露出され
る。
【0034】なお、背面カバー4に傷等がついている場
合は、背面カバー4は2つの回動軸4aを弾性変形させ
て、ユニット本体1より分離して新しい部品と交換する
こともできる。
【0035】以上により、リサイクルコストを低減して
トータルコストを抑え、且つ、背面カバーが不用意に開
放されるのを防止できる。
【0036】次に、他の実施の形態について説明する。
この実施の形態ではフィルムとストロボ用電池を内蔵し
たレンズ付きフィルムユニットについて説明するが、ス
トロボ用電池のない場合は電池室とストロボ用電池がな
い構成以外は同一につき説明を省略する。
【0037】図2はセベラルタイムユースフィルムユニ
ットの背面より見た斜視図である。図に示す如く、レン
ズ付きフィルムユニットには内部の骨格にあたるユニッ
ト本体11が有り、外観は前面カバー21と背面カバー
41で覆われている。
【0038】ユニット本体11は少なくとも、撮影レン
ズにより未露光のフィルムに露光して撮影画面を形成す
る撮影画枠部11aと、撮影画枠部11aを挟んで一方
の側に未露光のフィルムロールを製造段階で予め収納し
た未露光フィルム室11bと、撮影画枠部を挟んで他方
の側に露光済みのフィルムを収納する露光済みフィルム
室11cを、更に電池室51を有している。
【0039】また、ユニット本体11の両側端にスライ
ド溝11fがそれぞれ設けられ後述の背面カバー41の
突起41eとスライド可能となっている。さらに、図中
で上部に2つの係止爪11eが設けられている。
【0040】背面カバー41は、ユニット本体11を図
中で下方にスライド可能であり、閉じ状態では未露光フ
ィルム室11b、露光済みフィルム室11c及び電池室
51を覆い、開き状態では未露光フィルム室11b、露
光済みフィルム室11c及び電池室51を開放する。背
面カバー41は左右側端に突起41eがあり、スライド
溝11fでスライドする。更に背面カバー41の上部に
は前記係止爪11eと係合する2つの係止溝41bがあ
る。
【0041】ユニット本体11のスライド溝11fに背
面カバー41の突起41eがスライド可能となっている
ので、背面カバー41がユニット本体11に対してスラ
イド可能となっている。また、突起41eはストッパ部
111fにより、背面カバー41はユニット本体11か
ら分離しない構造となっている。すなわち、スライド溝
11f、突起41e及びストッパ部111fにより本発
明における保持手段を構成している。
【0042】また、背面カバー41に設けた2つの係止
溝41bとユニット本体11に設けた2つの係止爪11
eにより本発明における係合手段を構成している。ま
た、背面カバー41の開放は、特殊治具を開き用凹部4
1cにあてがい背面カバー41を弾性変形させて係合を
外す。被覆部材であるラベルシール71は、セベラルタ
イムユースフィルムユニットの外装の一部を覆うシート
状の外装部材であり、ラベルシール71は係合部分を覆
いセベラルタイムユースフィルムユニットに貼り付け
て、背面カバー41が不用意に開放することを防止して
いる。
【0043】次に、本実施の形態におけるセベラルタイ
ムユースフィルムユニットの作用について説明する。図
2中の露光済みフィルム室11cにはフィルム容器Cが
装填され、未露光フィルム室11bにはフィルム容器C
から引き出されてスプールSに巻回された未露光のフィ
ルムFが装填され、さらに電池室51にストロボ用電池
Bが挿入された状態で、背面カバー41の突起41eを
ユニット本体11のスライド溝11fに嵌合し、係止溝
41bを係止爪11eに係合して背面カバー41を閉じ
状態に維持する。その後、ラベルシール71を貼り付け
係止溝41b、係止爪11e、及び開き用凹部が外部に
露出しないようにする。このようにして製造されたセベ
ラルタイムユースフィルムユニットは、撮影者により所
定枚数のフィルムの撮影が行われる。
【0044】次に、撮影者が露光済みフィルムを現像す
るために、ユニット毎に現像所に出す。現像所では、巻
き上げノブ3を回動することにより全てのフィルムFを
フィルム容器C内に収納した後に、ユニット本体11か
ら露光済みフィルムを取り出すために、ラベルシール7
1をユニットから剥離して、専用の特殊工具を背面カバ
ー41の開き用凹部41cにあてがい操作して、係止爪
11eと係止溝41bの係合を解除する。
【0045】これにより背面カバー41のスライドが可
能となり、背面カバー41を突起41eがストッパ部1
11fに当接するまでスライドして露光済みフィルム室
11cを開放する。更に露光済みフィルム室11cから
フィルムFが収納されたフィルム容器Cを取り出し、通
常のカメラで撮影されたフィルムと同様に現像処理を行
う。
【0046】一方、フィルム容器Cが取り出された使用
済みセベラルタイムユースフィルムユニットはリサイク
ルのためにメーカーにて回収される。メーカーでは回収
されたセベラルタイムユースフィルムユニットの背面カ
バー41を上述した現像所での作業と同様にして開放す
る。
【0047】次に、電池室51から使用済みのストロボ
用電池Bを取り出し、新たなストロボ用電池Bを電池室
51内に装填する。次に、未露光フィルムが収納された
新たなフィルム容器CからフィルムFを引き出してスプ
ールSに巻回し、未露光のフィルムFが巻回されたスプ
ールSを未露光フィルム室11bに、フィルム容器Cを
露光済みフィルム室11cにそれぞれ装填する。その
後、背面カバー41をスライドして電池室51、未露光
フィルム室11b及び、露光済みフィルム室11cを覆
い、係止爪11eを係止溝41bに嵌合して背面カバー
を閉鎖状態に維持し、撮影が可能な状態にする。このよ
うにして使用済みセベラルタイムユースフィルムユニッ
トを再利用する。
【0048】従って、従来のレンズ付きフィルムユニッ
トのように現像所又はメーカーにてユニットを解体して
背面カバーをユニット本体から分離させ、再使用のため
に再びユニットの組立を行うという煩雑な工程を行うこ
となく、極めて簡単に使用済みユニットの再使用を行う
ことが出来る。また、現像所での露光済みフィルムの取
り出し作業も極めて容易になり、現像所での作業効率を
向上させることが出来る。また、背面カバー41はユニ
ット本体11に対して分離することなく開閉可能である
ので、現像所にてユニット本体11と背面カバー41が
バラバラになることがなく、また、メーカーによる再使
用時に背面カバー41とユニット本体11とを別々に保
管する必要がないので、部品管理を簡素化できるととも
に、背面カバー41やユニット本体11に傷がつくのを
防止できる。さらに、背面カバー41を開放するための
係合部分はラベルシール71で覆われているので、不用
意に背面カバーが開放するのを防止できる。
【0049】ここで、他の応用例としてラベルシール7
1の代わりに、図で2点鎖線で示す紙カバー76につい
て説明する。被覆部材である紙カバー76は、レンズ付
きフィルムユニットの外装の一部を覆う矩形状の外装部
材である。紙カバー76は係合部分を覆いレンズ付きフ
ィルムユニットに貼り付けて、ユーザーが背面カバー4
1を開けないようにしている。紙カバー76の一部を破
断することにより係合部分は外部に露出される。なお、
紙カバー76の代わりにプラスチック等のカバーを用い
ることも可能である。
【0050】なお、背面カバー41に傷等がついている
場合、背面カバー41は突起41eを弾性変形させて、
ユニット本体11より切り離し新しい部品と交換するこ
ともできる。
【0051】以上により、リサイクルコストを低減して
トータルコストを抑え、且つ、背面カバーが不用意に開
放することを防止できる。
【0052】(第2の実施の形態)次に、未露光フィル
ムを再装填するセベラルタイムユースフィルムユニット
の製造方法について説明する。図3は図1に示したセベ
ラルタイムユースフィルムユニットの製造装置の説明図
である。
【0053】図1、3に示す如く、第1の工程は、第1
ステーション90aで行われ、巻き上げノブ3を回動し
て図示しないレリーズ釦を操作して、残っている未露光
フィルムFを全てフィルム容器Cに巻き取る。第2の工
程は、同じく第1ステーション90aで行われ、ラベル
シール70を剥離して解除操作部材78等の係合手段を
露出させる。
【0054】第3の工程は、第2ステーション90bで
行われ、解除操作部材78を操作して背面カバー4の係
合を解除する。第4の工程は同じく第2ステーション9
0bで行われ、背面カバー4を開き、未露光フィルム室
1b及び露光済みフィルム室1cを開放する。第5の工
程は第3ステーション90cで行われ、フィルム容器C
を露光済みフィルム室1cから取り出す。なお、取り出
されたフィルムは図示しない現像工程により現像処理さ
れる。第6の工程は第4ステーション90dで行われ、
新しい未露光フィルムFの入ったフィルム容器Cを装填
し、フィルムFの先端を係着してフィルムFを巻回した
スプールSを未露光フィルム室1bに装填する。第7の
工程は同じく第4ステーション90dで行われ、背面カ
バー4を回動させて未露光フィルム室1b及び露光済み
フィルム室1cを閉鎖して、係止爪4fを爪部78aに
係合させて背面カバー4を閉じ状態に維持する。最後に
第8の工程は第5ステーション90eで行われ、ラベル
シール70を貼り付けて係合手段をラベルシール70に
より覆う。
【0055】なお、実施の形態では、ラベルシール70
について説明したが、これに限定されるものではなく、
例えば、紙カバー75であってもよい。また、本実施の
形態では、図1のセベラルタイムユースフィルムユニッ
トの製造方法について説明したが、これに限定されるも
のではなく、例えば、図2に示したセベラルタイムユー
スフィルムユニットにも適用可能である。
【0056】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。
【0057】請求項1から6に記載のレンズ付きフィル
ムユニットによれば、リサイクルコストを低減してトー
タルコストを抑え、且つ、不用意に背面カバーが開放し
てフィルムを誤露光させてしまうのを防止できる。
【0058】請求項7から10に記載のレンズ付きフィ
ルムユニットに未露光フィルムを再装填する製造方法に
よれば、リサイクルコストを低減してトータルコストを
抑え、且つ、不用意に背面カバーが開放してフィルムを
誤露光させてしまうのを防止できるレンズ付きフィルム
ユニットの製造ができる。
【0059】請求項11に記載のレンズ付きフィルムユ
ニットによれば、リサイクルコストを低減してトータル
コストを抑え、且つ、不用意に背面カバーが開放してフ
ィルムを誤露光させてしまうのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズ付きフィルムユニットの背面よ
り見た斜視図である。
【図2】本発明のレンズ付きフィルムユニットの背面よ
り見た斜視図である。
【図3】セベラルタイムユースフィルムユニットの製造
装置の説明図である。
【符号の説明】
1、11 ユニット本体 1a、11a 撮影画枠部 1b、11b 未露光フィルム室 1c、11c 露光済みフィルム室 1d 軸受け部 11f スライド溝 4、41 背面カバー 4a 回動軸 41b 係止溝 4f 係止爪 5、51 電池室 70、71 ラベルシール 75、76 紙カバー 78 解除操作部材 C フィルム容器 F フィルム S スプール B ストロボ用電池

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、撮影レンズにより未露光の
    フィルムに露光して撮影画面を形成する撮影画枠部と、
    前記撮影画枠部を挟んで一方の側に未露光のフィルムロ
    ールを製造段階で予め収納した未露光フィルム室と、前
    記撮影画枠部を挟んで他方の側に露光済みのフィルムを
    収納するための露光済みフィルム室を有するユニット本
    体と、 前記ユニット本体に対し開閉自在であり、閉じ状態では
    前記未露光フィルム室及び前記露光済みフィルム室を覆
    い、開き状態では前記未露光フィルム室及び前記露光済
    みフィルム室を開放する背面カバーと、 前記ユニット本体に対し前記背面カバーを分離すること
    なく、前記未露光フィルム及び前記露光済みフィルム室
    を開閉可能に前記背面カバーを保持する保持手段と、前
    記ユニット本体に対し前記背面カバーを閉じ状態に維持
    するための係合手段と、少なくとも前記係合手段を覆う
    被覆部材と、を備えたことを特徴とするレンズ付きフィ
    ルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記ユニット本体に形成したストロボ用
    電池を製造段階で予め収納する電池室を有し、前記保持
    手段は前記背面カバーを前記ユニット本体より分離する
    ことなく、前記電池室を開閉可能にすることを特徴とす
    る請求項1に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  3. 【請求項3】 外部より操作されることにより前記係合
    手段の係合を解除する解除操作部を備え、前記被覆部材
    は前記解除操作部を覆うことを特徴とする請求項1また
    は2に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  4. 【請求項4】 前記被覆部材は前記レンズ付きフィルム
    ユニットの外装の一部を覆って貼り付けたラベルシール
    であり、前記ラベルシールは少なくとも前記係合手段を
    覆って貼り付けられていることを特徴とする請求項1、
    2または3に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  5. 【請求項5】 前記被覆部材はレンズ付きフィルムユニ
    ットの少なくとも外装の一部を覆う矩形状のカバーであ
    り、前記カバーは少なくとも前記係合手段を覆うことを
    特徴とする請求項4に記載のレンズ付きフィルムユニッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記レンズ付きフィルムユニットは前記
    背面カバーを開放するために治具を挿入するための治具
    挿入部を備え、前記被覆部材は前記治具挿入部も覆うこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の
    レンズ付きフィルムユニット。
  7. 【請求項7】 前記未露光フィルム室はフィルム容器か
    ら引き出されてロール状に形成された未露光のフィルム
    ロールを製造段階で予め装填されたものであり、前記露
    光済みフィルム室は前記フィルム容器を製造段階で予め
    収納したものであるとともに、前記レンズ付きフィルム
    ユニットは、前記未露光フィルム室内の未露光フィルム
    を撮影毎に前記フィルム容器内に収納させるための巻き
    上げ手段を有することを特徴とする請求項1から6項の
    いずれか1項に記載のレンズ付きフィルムユニット。
  8. 【請求項8】 少なくとも、撮影レンズにより未露光の
    フィルムに露光して撮影画面を形成する撮影画枠部と、
    前記撮影画枠部を挟んで一方の側に未露光のフィルムロ
    ールを製造段階で予め収納した未露光フィルム室と、前
    記撮影画枠部を挟んで他方の側に露光済みのフィルムを
    収納するための露光済みフィルム室を有するユニット本
    体と、 前記ユニット本体に対し開閉自在であり、閉じ状態では
    前記未露光フィルム室及び前記露光済みフィルム室を覆
    い、開き状態では前記未露光フィルム室及び前記露光済
    みフィルム室を開放する背面カバーと、 前記ユニット本体に対し前記背面カバーを分離すること
    なく、前記未露光フィルム及び前記露光済みフィルム室
    を開閉可能に前記背面カバーを保持する保持手段と、前
    記ユニット本体に対し前記背面カバーを閉じ状態に維持
    するための係合手段と、少なくとも前記係合手段を覆う
    被覆部材と、を備えたレンズ付きフィルムユニットに未
    露光フィルムを再装填するレンズ付きフィルムユニット
    の製造方法において、撮影終了後に、残っている未露光
    フィルムを全て前記露光済みフィルム室に巻き取る工程
    と、前記被覆部材を剥離して前記係合手段を露出させる
    工程と、前記係合手段による前記背面カバーの係合を解
    除する工程と、前記背面カバーを前記ユニット本体から
    分離することなく開放して前記未露光フィルム室及び前
    記露光済みフィルム室を開放する工程と、前記露光済み
    フィルム室から露光済みフィルムを取り出す工程と、前
    記未露光フィルム室に新しい未露光フィルムを装填する
    工程と、前記背面カバーにより前記未露光フィルム室及
    び前記露光済みフィルム室を閉じる工程と、前記係合手
    段により前記背面カバーを閉じ状態に維持する工程と新
    たな被覆部材により前記係合手段を覆う工程と、からな
    ることを特徴とするレンズ付きフィルムユニットの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記被覆部材はレンズ付きフィルムユニ
    ットに貼り付けられるラベルシールであることを特徴と
    する請求項8に記載のレンズ付きフィルムユニットの製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記被覆部材はレンズ付きフィルムユ
    ニットの少なくとも一部を覆う矩形状の紙カバーである
    ことを特徴とする請求項8に記載のレンズ付きフィルム
    ユニットの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記露光済みフィルム室にフィルムを
    収納したフィルム容器を装填し、前記未露光フィルム室
    に前記フィルム容器から引き出されたフィルムを巻き取
    ることを特徴とする請求項8、9または10に記載のレ
    ンズ付きフィルムユニットの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項8、9、10または11に記載
    のレンズ付きフィルムユニットの製造方法により製造さ
    れたことを特徴とするレンズ付きフィルムユニット。
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