JP2000103787A - メチレンベースビニル同族体及びメチン化合物の製造方法 - Google Patents

メチレンベースビニル同族体及びメチン化合物の製造方法

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JP2000103787A
JP2000103787A JP10275718A JP27571898A JP2000103787A JP 2000103787 A JP2000103787 A JP 2000103787A JP 10275718 A JP10275718 A JP 10275718A JP 27571898 A JP27571898 A JP 27571898A JP 2000103787 A JP2000103787 A JP 2000103787A
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compound
ring
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atom
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JP10275718A
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Takashi Kato
隆志 加藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/0066Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes the polymethine chain being part of a carbocyclic ring,(e.g. benzene, naphtalene, cyclohexene, cyclobutenene-quadratic acid)

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メチレンベースビニル同族体及びそれをを用
いた効率的なメチン化合物の製造方法を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)で表される化合物及び
該化合物を原料とするメチン化合物の製造方法。 一般式(1) 【化1】 (式中、Z1 はオキサゾール環、チアゾール環、セレナ
ゾール環またはイミダゾール環を、R1 はアルキル基
を、R2 及びR3 は各々水素原子、アルキル基、ハロゲ
ン原子、アルコキシ基またはアリール基を、R4 及びR
5 は各々水素原子またはアルキル基を、n1 は1、2、
3または4を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメチレンベースビニ
ル同族体及び該化合物を原料とする新規なメチン化合物
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シアニン色素、メロシアニン色素などの
メチン化合物は従来からハロゲン化銀写真感光材料の増
感色素及び染料として広く利用されており産業上重要な
化合物である。その合成方法については従来から多くの
研究がなされてきた。たとえば、ディー、エム、スター
マー著、ヘテロサイクリック コンパウンズースペシャ
ル トピックス イン ヘテロサイクリック ケミスト
リー、ジョン ウイリーアンド ソンズ、ニューヨーク
(1977年)。また、2−メチルアゾリニウム4級塩
化合物に塩基を作用させることにより誘導される、所
謂、メチレンベースは、メチン化合物の重要な合成原料
となることが知られており、これまで、インドレニン、
ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾセレナ
ゾールなどに関して、そのメチレンベースの合成方法及
び性質が報告されている。例えば、Chem. Be
r. 126巻、第503-516頁、1993年、C
hem. Ber. 118巻、第3424-3427
頁、1985年、Tetrahedron Lett.
32巻、第2709−2712頁、1969年。一方、
メチレンベースのビニル同族体に関しては、従来、安定
に単離した報告例はなく、例えば、Fleuryらは、
Tetrahedron, 41巻、第5341−53
45頁、1985年において、インドレニンから誘導さ
れるメチレンベースのビニル同族体は瞬時に2量体へと
変化することを報告している。よって、メチレンベース
のビニル同族体を単離することができれば、新規で効率
的なメチン色素の合成方法が開発できることが期待され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は新規な有用なメチン化合物の合成中間体であるメチレ
ンベースのビニル同族体の製造方法及び該化合物を原料
とする効率的なメチン色素の製造方法を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段により達成された。 1.下記一般式(1)で表される化合物。 一般式(1)
【0005】
【化3】
【0006】(式中、Z1 はオキサゾール環、チアゾー
ル環、セレナゾール環またはイミダゾール環を表し、こ
れらの環は縮環されていてもよい。R1 はアルキル基を
表す。R2 及びR3 は各々水素原子、アルキル基、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基またはアリール基を表す。R4
及びR5 は各々水素原子またはアルキル基を表す。n1
は1、2、3または4を表す。n1 が2以上のとき、R
2 及びR3 は各々互いに異なっていてもよい。)
【0007】2.下記一般式(2)で表される化合物。 一般式(2)
【0008】
【化4】
【0009】(式中、Z2 はオキサゾール環、チアゾー
ル環、セレナゾール環またはイミダゾール環を表し、こ
れらの環は縮環されていてもよい。R6 はアルキル基を
表す。R7 及びR8 は各々水素原子、アルキル基、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基またはアリール基を表す。R9
及びR10は各々水素原子またはアルキル基を表す。Qは
5または6員環を形成するのに必要な原子群を表す。)
【0010】3.上記一般式(1)で表される化合物を
原料とするメチン化合物の製造方法。 4.上記一般式(1)で表される化合物と不飽和イミン
化合物にカルボン酸またはスルホン酸誘導体を作用させ
てメチン化合物を得る製造方法。 5.上記一般式(2)で表される化合物を原料とするメ
チン化合物の製造方法。 6.上記一般式(2)で表される化合物と不飽和イミン
化合物にカルボン酸またはスルホン酸誘導体を作用させ
てメチン化合物を得る製造方法。
【0011】
【発明の実施形態】以下、一般式(1)及び(2)で表
される本発明の化合物について詳細に述べる。Z1 及び
2 は各々オキサゾール環、チアゾール環、セレナゾー
ル環またはイミダゾール環を表し、なお、これらの環は
さらにベンゼン環等で縮環されていてもよい。オキサゾ
ール環としては、好ましくは炭素数3〜25、さらに好
ましくは炭素数3〜15のオキサゾール環(例えば、2
−1−メチルオキサゾリル、2−1−エチルオキサゾリ
ル、2−1、3−ジエチルオキサゾリル、2−1−メチ
ルベンゾオキサゾリル、2−1−エチルベンゾオキサゾ
リル、2−1−スルホエチルベンゾオキサゾリル、2−
1−スルホプロピルベンゾオキサゾリル、2−1−メチ
ルチオエチルベンゾオキサゾリル、2−1−メトキシエ
チルベンゾオキサゾリル、2−1−スルホブチルベンゾ
オキサゾリル、2−1−メチル−β−ナフトオキサゾリ
ル、2−1−メチル−α−ナフトオキサゾリル、2−1
−スルホプロピル−β−ナフトオキサゾリル、2−1−
スルホプロピル−γ−ナフトオキサゾリル、2−1−
(1−ナフトキシエチル)ベンゾオキサゾリル、2−
1、5−ジメチルベンゾオキサゾリル、2−6−クロロ
−1−メチルベンゾオキサゾリル、2−5−ブロモ−1
−メチルベンゾオキサゾリル、2−1−エチル−5−メ
トキシベンゾオキサゾリル、2−5−フェニル−1−ス
ルホプロピルベンゾオキサゾリル、2−5−(4−ブロ
モフェニル)−1−スルホブチルベンゾオキサゾリル、
2−1−ジメチル−5、6−ジメチルチオベンゾオキサ
ゾリルなどが挙げられ、このほかの置換基を有した2−
オキサゾリル、2−ベンゾオキサゾリルも挙げられる。
置換基としては例えばアルキル基(例えばメチル、エチ
ル、プロピル)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子、フッ素原子)、ニトロ基、アルコ
キシ基(例えば、メトキシ、エトキシ)、アリール基
(例えば、フェニル)、アリーロキシ基(例えば、フェ
ノキシ)、アミド基、カルバモイル基、スルホ基、ヒド
ロキシ基、カルボキシ基、アルキルチオ基、シアノ基な
どが挙げられる。
【0012】チアゾール環としては、好ましくは炭素数
3〜25、さらに好ましくは炭素数3〜15のチアゾー
ル環{チアゾール環(例えば、2−3−メチルチアゾリ
ル、2−3−エチルチアゾリル、2−3−スルホプロピ
ルチアゾリル、2−3−スルホブチルチアゾリル、2−
3、4−ジメチルチアゾリル、2−3、4、4−トリメ
チルチアゾリル、2−3−カルボキシエチルチアゾリ
ル)、ベンゾチアゾール環(例えば、2−3−メチルベ
ンゾチアゾリル、2−3−エチルベンゾチアゾリル、2
−3−ブチルベンゾチアゾリル、2−3−スルホプロピ
ルベンゾチアゾリル、2−3−スルホブチルベンゾチア
ゾリル、2−3−(1−ナフトキシエチル)ベンゾチア
ゾリル、2−3、5−ジメチルベンゾチアゾリル、2−
6−クロロ−3−メチルベンゾチアゾリル、2−6−ヨ
−ド−3−エチルベンゾチアゾリル、2−5−ブロモ−
3−メチルベンゾチアゾリル、2−3−エチル−5−メ
トキシベンゾチアゾリル、2−5−フェニル−3−スル
ホプロピルベンゾチアゾリル、2−5−(4−ブロモフ
ェニル)−3−スルホブチルベンゾチアゾリル、2−3
−ジメチル−5、6−ジメチルチオベンゾチアゾリ
ル)、ナフトチアゾール環(例えば、2−3−メチル−
β−ナフトチアゾリル、2−3−スルホプロピル−γ−
ナフトチアゾリル)}が挙げられ、このほかの置換基を
有した2−チアゾリル、2−ベンゾチアゾリルも挙げら
れる。置換基としては例えばアルキル基(例えばメチ
ル、エチル、プロピル)、ハロゲン原子(例えば、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原子)、ニトロ
基、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ)、ア
リール基(例えば、フェニル)、アリーロキシ基(例え
ば、フェノキシ)、アミド基、カルバモイル基、スルホ
基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルキルチオ基、シ
アノ基などが挙げられる。
【0013】セレナゾール環としては、好ましくは炭素
数3〜25、さらに好ましくは炭素数3〜15のセレナ
ゾール核(例えば、2−1−メチルベンゾセレナゾリ
ル)などが挙げられる。
【0014】イミダゾール環としては、好ましくは炭素
数3〜25、さらに好ましくは炭素数3〜15のイミダ
ゾール環(例えば、2−1、3−ジエチルイミダゾリ
ル、2−1、3−ジメチルイミダゾリル、2−1−メチ
ルベンゾイミダゾリル、2−1、3、4−トリエチルイ
ミダゾリル、2−1、3−ジエチルベンゾイミダゾリ
ル、2−1、3、5−トリメチルベンゾイミダゾリル、
2−6−クロロ−1、3−ジメチルベンゾイミダゾリ
ル、2−5、6−ジクロロ−1、3−ジエチルベンゾイ
ミダゾリル、2−1、3−ジスルホプロピル−5−シア
ノ−6−クロロベンゾイミダゾリル)などが挙げられ
る。Z1 及びZ2 として好ましくは、オキサゾール環、
チアゾール環である。特に好ましくはベンゾチアゾール
環またはナフトチアゾール環である。
【0015】これらの環はベンゼン環、ナフタレン環、
チオフェン環、ピリジン環、フラン環等の芳香族性の環
で縮環されていてもよく、中でもベンゼン環、ナフタレ
ン環で縮環されるのが好ましい。
【0016】R1 及びR6 で表されるアルキル基として
は、好ましくは炭素数1〜20、さらに好ましくは炭素
数1〜10のアルキル基(例えば、メチル、エチル、n
−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシ
ル、n−ヘプチル、n−ノニル、i−プロピル、i−ブ
チル、i−ペンチル、t−ブチル)を表す。これらは置
換されていてもよく、置換基としては、例えばハロゲン
原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ
素原子)、ニトロ基、アルコキシ基(例えば、メトキ
シ、エトキシ)、アリール基(例えば、フェニル)、複
素環基(例えば、2-ピリジル、3-ピリジル)、アリーロ
キシ基(例えば、フェノキシ、1-ナフトキシ、2-ナフト
キシ)、アミド基、カルバモイル基、スルホ基、ヒドロ
キシ基、カルボキシ基、アルキルチオ基、シアノ基など
が挙げられる。以下、これらを置換基群Xと呼ぶ。好ま
しい置換基群としては、スルホ基、カルボキシ基、アル
コキシ基、アルケニル基、アミド基である。置換基がス
ルホ基である場合、それらのカウンターイオンとしては
アルカリ金属、4級アンモニウム化合物が挙げられ、た
とえばナトリウム、カリウム、ピリジニウム、1−エチ
ルピリジニウム、トリエチルアンモニウムなどである。
中でもR1 及びR6 のアルキル基としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、スルホエチル基、スルホプロピ
ル基、スルホブチル基、カルボキシエチル基、メトキシ
エチル基、フェネチル基、フェノキシエチル基、ナフト
キシエチル基、o−スルホナートベンジル基、3-フェニ
ル-3-スルホプロピル基が好ましい。
【0017】R2 、R3 、R7 及びR8 で表されるアル
キル基としては、好ましくは炭素数1〜20、さらに好
ましくは1〜10のアルキル基(例えば、メチル、エチ
ル、nープロピル、nーブチル、nーペンチル、nーヘ
キシル、nーヘプチル、nーノニル、iープロピル、i
ーブチル、iーペンチル、tーブチル)を表す。これら
は置換されていてもよく、置換基としては、上記置換基
群Xが挙げられる。好ましい置換基群としては、スルホ
基、カルボキシ基、アルコキシ基、アルケニル基、アミ
ド基である。置換基がスルホ基である場合、それらのカ
ウンターイオンとしてはアルカリ金属、4級アンモニウ
ム化合物があげられ、例えばナトリウム、カリウム、ピ
リジニウム、1ーエチルピリジニウム、トリエチルアン
モニウムなどである。R2 、R3 、R7 及びR8 で表さ
れるハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ
素原子、フッ素原子が挙げられる。R2 、R3 、R7
びR8 で表されるアルコキシ基としては、好ましくは炭
素数1〜20、さらに好ましくは炭素数1〜10のアル
コキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ)を表す。これ
らは置換されていてもよい。置換基としては、アルコキ
シ基を除く上記置換基群Xが挙げられる。R2 、R3
7 及びR8 で表されるアリール基としては、好ましく
は炭素数6〜20、さらに好ましくは炭素数6〜15の
アリール基(例えば、フェニル、1ーナフチル、2ーナ
フチル)を表す。これらは置換されていてもよく、置換
基としてはアリールを除く上記置換基群Xまたはアルキ
ル基(例えば、メチル、エチル)が挙げられる)。中で
も、R2 、R3 、R7 及びR8 で表される置換基として
は、水素原子、炭素数1〜4の低級アルキル基、フェニ
ル基、塩素原子が好ましく、特に好ましくは、水素原
子、メチル基である。
【0018】R4 、R5 、R9 及びR10で表されるアル
キル基としては、好ましくは炭素数1〜20、さらに好
ましくは炭素数1〜10のアルキル基(例えば、メチ
ル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチ
ル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−ノニル、i−プ
ロピル、i−ブチル、i−ペンチル、t−ブチル)を表
す。これらは置換されていてもよく、置換基としては、
上記置換基群Xが挙げられる。中でもR4 、R5 、R9
及びR10で表される置換基としては、水素原子、炭素数
1〜4の低級アルキル基が好ましく、特に好ましくは水
素原子である。
【0019】Qは5または6員の環を形成するのに必要
な原子群であり、炭素原子、窒素原子、酸素原子または
硫黄原子などからなっている。そのうち、炭素原子及び
窒素原子は更に置換されていてもよい。置換基として
は、例えば、ハロゲン原子、アルキル基(例えば、メチ
ル、エチルなど)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、
エトキシなど)、アリール基(例えば、フェニル、1−
ナフチル、2−ナフチルなど)、複素環基(例えば、2
−ピリジル、2−チエニル、2−フリルなど)などが挙
げられる。Qとして好ましくは6員環を形成する炭素原
子であり、例えば、プロピレン基、2、2−ジメチルプ
ロピレン基、2−メチルプロピレン基、2−フェニルプ
ロピレン基、2−シクロプロピルプロピレン基、2−フ
リルプロピレン基、2−メチル−2−フェニルプロピレ
ン基などである。Qとして特に好ましくは、2、2−ジ
メチルプロピレン基、2−フェニルプロピレン基及び2
−メチルプロピレン基である。
【0020】n1 は1、2、3または4を表す。n1
2以上のとき、R2 及びR3 は各々互いに異なっていて
もよい。n1 は好ましくは1、2、3であり、特に好ま
しくは1である。
【0021】以下に一般式(1)及び(2)で表される
本発明の化合物の具体例を示すが、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0022】
【化5】
【0023】
【化6】
【0024】
【化7】
【0025】
【化8】
【0026】つぎに、一般式(1)で表される化合物の
製造方法について述べる。一般式(1)で表される化合
物は、下記一般式(3)で表される化合物と塩基を作用
させて合成可能であることを見い出した。 一般式(3)
【0027】
【化9】
【0028】式中、Z1 、R1 、R2 、R3 、R4 、R
5 及びn1 は一般式(1)のものと同義である。Mは電
荷中和イオンを表す。ある化合物が陽イオン、陰イオン
であるか、あるいは正味のイオン電荷を持つかどうか
は、その置換基に依存する。R1 に負の電荷を有する置
換基(例えば、スルホナート基)が置換する場合には分
子内塩を形成するため、Mは存在しないことになる。典
型的な陽イオンはアンモニウムイオン及びアルカリ金属
イオンであり、一方陰イオンは無機イオンあるいは有機
イオンのいずれであってもよい。陽イオンとしては、た
とえば、ナトリウムイオン、カリウムイオン、トリエチ
ルアンモニウムイオン、ピリジニウムイオン、1−エチ
ルピリジニウムイオンである。陰イオンとしては、たと
えば、ハロゲン陰イオン(例えば、塩素イオン、臭素イ
オン、フッ素イオン、ヨウ素イオン)、置換アリールス
ルホン酸イオン(例えば、パラトルエンスルホン酸イオ
ン)、アルキル硫酸イオン(例えば、メチル硫酸イオ
ン)、硫酸イオン、過塩素酸イオン、テトラフルオロホ
ウ酸イオン、酢酸イオンなどが挙げられる。mは電荷を
中和するのに必要な数を表す。mとして好ましくは1、
2または3であり、特に好ましくは1である。
【0029】つぎに反応条件について述べる。反応溶媒
としては、非プロトン性極性溶媒(例えば、アセトニト
リル、アセトン、ジメチルホルムアミド、塩化メチレン
など)、非プロトン性非極性溶媒(例えば、テトラヒド
ロフラン、ジエチルエーテルなど)が好ましい。好まし
くは非プロトン性極性溶媒であり、特に好ましくはアセ
トニトリルである。
【0030】塩基としては、無機塩基及び有機塩基いず
れであってもよく、さらに無機塩基と有機塩基を混合し
て用いてもよい。無機塩基としては、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、などが挙げら
れ、有機塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、
t−ブトキシカリウム、ジアザビシクロウンデセン(D
BU)、リチウムジイソプロピルアミド(LDA)など
が挙げられる。好ましくは、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水素化ナトリウム、トリエチルアミンであ
り、特に好ましくは、水酸化カリウム及び水素化ナトリ
ウムである。
【0031】反応温度は−120℃から200℃までの
範囲で行うことが可能であり、好ましくは−78℃から
100℃までの範囲である。特に好ましくは0℃から5
0℃までの範囲である。
【0032】反応時間は1分から1日までの範囲で行う
ことが可能であり、好ましくは1分から10時間の範囲
である。特に好ましくは10分から1時間の範囲であ
る。
【0033】反応終了後の処理は、貧溶媒(ヘキサンな
ど)を添加して目的物をろ別してもよく、あるいは水添
加後、有機溶媒(酢酸エチルエステルなど)で抽出した
のち減圧下溶媒を留去し、精製してもよい。
【0034】次に一般式(1)または(2)で表される
メチレンベースビニル同族体を原料とするメチン化合物
の製造方法について述べる。メチン化合物とはエフ、エ
ム、ハマー著、ヘテロサイクリック コンパウンズーシ
アニン ダイズ アンド リレイテッド カンパウン
ズ、ジョン ウイリーアンド ソンズ、ニューヨーク
(1964年)に記載されているシアニン色素、メロシ
アニン色素、ロダシアニン色素、スチリル色素誘導体な
どを意味する。一般式(1)または(2)で表されるメ
チレンベースビニル同族体と反応してメチン化合物を与
える原料としては、所謂、脱離基を有する不飽和化合物
が挙げられ、具体的には、エフ、エム、ハマー著、ヘテ
ロサイクリック コンパウンズーシアニン ダイズ ア
ンド リレイテッド カンパウンズ、ジョン ウイリー
アンド ソンズ、ニューヨーク(1964年)の(a)
第117頁、式(1)に記載されているアセトアミド不
飽和化合物、(b)第136頁、式(11)に記載され
ているアルコキシビニル化合物誘導体、(c)第137
頁、式(13)に記載されているアルキルチオビニル化
合物誘導体、(d)第59頁に記載されている化合物
(LXV),(LXVI)などのような脱離基を窒素原
子のβ位に有するアゾリニウム化合物が挙げられる。さ
らに、好ましい製造方法として、(e)一般式(1)ま
たは(2)で表される化合物と不飽和イミン化合物に活
性化剤としてカルボン酸またはスルホン酸誘導体を作用
させてメチン化合物を得る製造方法が挙げられる。ここ
でいう不飽和イミン化合物とは、下記一般式(4)で表
される化合物である。 一般式(4)
【0035】
【化10】
【0036】式中、Z3 は5員または6員の含窒素複素
環化合物を表し、オキサゾール核、チアゾール核、イミ
ダゾール核、キノリン核、セレナゾール核、ピリジン核
が好ましい。オキサゾール核としては、好ましくは炭素
数3〜25、さらに好ましくは炭素数3〜15のオキサ
ゾール核(例えば、2−1−メチルオキサゾリル、2−
1−エチルオキサゾリル、2−1、3−ジエチルオキサ
ゾリル、2−1−メチルベンゾオキサゾリル、2−1−
エチルベンゾオキサゾリル、2−1−スルホエチルベン
ゾオキサゾリル、2−1−スルホプロピルベンゾオキサ
ゾリル、2−1−メチルチオエチルベンゾオキサゾリ
ル、2−1−メトキシエチルベンゾオキサゾリル、2−
1−スルホブチルベンゾオキサゾリル、2−1−メチル
−β−ナフトオキサゾリル、2−1−メチル−α−ナフ
トオキサゾリル、2−1−スルホプロピル−β−ナフト
オキサゾリル、2−1−スルホプロピル−γ−ナフトオ
キサゾリル、2−1−(1−ナフトキシエチル)ベンゾ
オキサゾリル、2−1、5−ジメチルベンゾオキサゾリ
ル、2−6−クロロ−1−メチルベンゾオキサゾリル、
2−5−ブロモ−1−メチルベンゾオキサゾリル、2−
1−エチル−5−メトキシベンゾオキサゾリル、2−5
−フェニル−1−スルホプロピルベンゾオキサゾリル、
2−5−(4−ブロモフェニル)−1−スルホブチルベ
ンゾオキサゾリル、2−1−ジメチル−5、6−ジメチ
ルチオベンゾオキサゾリルなどが挙げられ、このほかの
置換基を有した2−オキサゾリル、2−ベンゾオキサゾ
リルも挙げられる。置換基としては例えばアルキル基
(例えばメチル、エチル、プロピル)、ハロゲン原子
(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッ素原
子)、ニトロ基、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エ
トキシ)、アリール基(例えば、フェニル)、アリーロ
キシ基(例えば、フェノキシ)、アミド基、カルバモイ
ル基、スルホ基、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アルキ
ルチオ基、シアノ基などが挙げられる。
【0037】チアゾール核としては、好ましくは炭素数
3〜25、さらに好ましくは炭素数3〜15のチアゾー
ル核{チアゾール環(例えば、2−3−メチルチアゾリ
ル、2−3−エチルチアゾリル、2−3−スルホプロピ
ルチアゾリル、2−3−スルホブチルチアゾリル、2−
3、4−ジメチルチアゾリル、2−3、4、4−トリメ
チルチアゾリル、2−3−カルボキシエチルチアゾリ
ル)、ベンゾチアゾール環(例えば、2−3−メチルベ
ンゾチアゾリル、2−3−エチルベンゾチアゾリル、2
−3−ブチルベンゾチアゾリル、2−3−スルホプロピ
ルベンゾチアゾリル、2−3−スルホブチルベンゾチア
ゾリル、2−3−(1−ナフトキシエチル)ベンゾチア
ゾリル、2−3、5−ジメチルベンゾチアゾリル、2−
6−クロロ−3−メチルベンゾチアゾリル、2−6−ヨ
ード−3−エチルベンゾチアゾリル、2−5−ブロモ−
3−メチルベンゾチアゾリル、2−3−エチル−5−メ
トキシベンゾチアゾリル、2−5−フェニル−3−スル
ホプロピルベンゾチアゾリル、2−5−(4−ブロモフ
ェニル)−3−スルホブチルベンゾチアゾリル、2−3
−ジメチルー5、6−ジメチルチオベンゾチアゾリ
ル)、ナフトチアゾール環(例えば、2−3−メチル−
β−ナフトチアゾリル、2−3−スルホプロピル−γ−
ナフトチアゾリル)}などが挙げられる。
【0038】イミダゾール核としては、好ましくは炭素
数3〜25、さらに好ましくは炭素数3〜15のイミダ
ゾール核(例えば、2−1、3−ジエチルイミダゾリ
ル、2−1、3−ジメチルイミダゾリル、2−1−メチ
ルベンゾイミダゾリル、2−1、3、4−トリエチルイ
ミダゾリル、2−1、3−ジエチルベンゾイミダゾリ
ル、2−1、3、5−トリメチルベンゾイミダゾリル、
2−6−クロロ−1、3−ジメチルベンゾイミダゾリ
ル、2−5、6−ジクロロ−1、3−ジエチルベンゾイ
ミダゾリル、2−1、3−ジスルホプロピル−5−シア
ノ−6−クロロベンゾイミダゾリル)などが挙げられ
る。キノリン核としては、好ましくは炭素数9〜25、
さらに好ましくは炭素数9〜15のキノリン核(例え
ば、2−1−メチルキノリル、2−1−エチルキノリ
ル、2−1−メチル6ークロロキノリル、2−1、3−
ジエチルキノリル、2−1−メチル−6−メチルチオキ
ノリル、2−1−スルホプロピルキノリル、4−1−メ
チルキノリル、4−1−スルホエチルキノリル、4−1
−メチル−7−クロロキノリル、4−1、8−ジエチル
キノリル、4−1−メチル−6−メチルチオキノリル、
4−1−スルホプロピルキノリル)などが挙げられる。
セレナゾール核としては、好ましくは炭素数3〜25、
さらに好ましくは炭素数3〜15のセレナゾール核(例
えば、2−1−メチルベンゾセレナゾリル)などが挙げ
られる。ピリジン核としては、好ましくは炭素数5〜2
5、さらに好ましくは炭素数5〜10のピリジン核(例
えば、2−ピリジルなどが挙げられる)などを表す。こ
の複素環はさらに縮環していてもよく、縮環する基とし
ては、アリール基、複素環基などが挙げられる。
【0039】Z3 として好ましくは、オキサゾール核、
チアゾール核、イミダゾール核である。特に好ましくは
オキサゾール核及びチアゾール核である。R11はアルキ
ル基を表し、R1 及びR6 に記載のものが挙げられる。
12及びR13は各々水素原子、アルキル基、ハロゲン原
子、アルコキシ基またはアリール基を表し、R2
3 、R7 及びR8 に記載のものが挙げられる。R14
アルキル基(好ましくは炭素数1〜20、さらに好まし
くは炭素数1〜10、例えば、メチル、エチルなど)、
アリール基(好ましくは炭素数6〜20、さらに好まし
くは炭素数6〜12、例えば、フェニル、1−ナフチル
など)または複素環基(炭素数3〜20、5〜6員環、
複素原子として窒素原子、酸素原子、硫黄原子、セレン
原子である、例えば、2−ピリジルなど)を表す。R14
として好ましくはアリール基であり、特に好ましくはフ
ェニル基である。n2 は0、1、2、3または4であ
り、好ましくは1、2、3であり、特に好ましくは1で
ある。
【0040】不飽和イミン化合物の具体例を以下に示す
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0041】
【化11】
【0042】
【化12】
【0043】活性化剤として用いられるカルボン酸また
はスルホン酸誘導体としては、カルボン酸ハライド、カ
ルボン酸無水物、スルホン酸ハライド、スルホン酸無水
物などがあげられ、例えば、アセチルクロライド、アセ
チルブロマイド、無水酢酸、ベンゾイルクロライド、p
−トルエンスルホニルクロライド、メタンスルホニルク
ロライド、メタンスルホン酸無水物、p−トルエンスル
ホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無水物な
どが挙げられる。好ましくはp−トルエンスルホニルク
ロライド、メタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタ
ンスルホン酸無水物であり、特に好ましくはp−トルエ
ンスルホニルクロライド、メタンスルホン酸無水物であ
る。以上述べてきた製造方法の反応条件について述べ
る。反応溶媒としては、非プロトン性極性溶媒(例え
ば、アセトニトリル、アセトン、ジメチルホルムアミ
ド、塩化メチレンなど)、非プロトン性非極性溶媒(例
えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなど)が
好ましい。好ましくは非プロトン性極性溶媒であり、特
に好ましくはアセトニトリル、ジメチルホルムアミドで
ある。
【0044】反応温度は−120℃から200℃までの
範囲で行うことが可能であり、反応基質の組合せによ
り、便宜変更することが好ましい。好ましくは−78℃
から150℃までの範囲である。特に好ましくは0℃か
ら100℃までの範囲である。
【0045】反応時間は1分から1日までの範囲で行う
ことが可能であり、好ましくは1分から10時間の範囲
である。特に好ましくは10分から1時間の範囲であ
る。
【0046】以下に本発明のメチン化合物製造方法の具
体例を示すが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0047】
【化13】
【0048】
【化14】
【0049】
【化15】
【0050】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例1(化合物No.7の合成)
【0051】
【化16】
【0052】化合物(D−1)0.50g(1.1mm
ol)をアセトニトリル10ml中室温下1規定水酸化
ナトリウム水溶液1.6mlを作用させ、1時間攪拌し
た。反応系に水を添加後、酢酸エチルエステルで抽出
し、Na2SO4 で乾燥後、減圧下溶媒を留去し、目的
化合物No.7を化合物D−2との混合物として得た
(No.7:D−2=1:1)。化合物No.7の収量
0.16g 吸収極大波長(メタノール) 380 nm
【0053】実施例2(合成例4) 化合物(No.7)0.75g(2.3mmol)(実
際には実施例1で得た化合物D−2との混合物として
1.5gを使用した)と化合物(III−3)1.0g
(2.3mmol)のアセトニトリル15ml溶液に室
温下でメタンスルホン酸無水物0.35gを作用させ、
室温下攪拌を8時間行った。酢酸エチルエステルを添加
後、析出した色素をろ別した。得られた粗結晶はメタノ
ールより再結晶を行い、シアニン色素(C−4)0.7
7g(1.08mmol)(収率47%)を得た。 吸収極大波長(メタノール) 746 nm
【0054】実施例3(合成例7) 化合物(No.7)0.5g(実際には実施例1で得た
化合物D−2との混合物として1gを使用した)と化合
物(V−1)0.3gをアセトニトリル10ml溶液
中、攪拌下加熱還流を1時間行った。冷却後、生成した
シアニン色素をシリカゲルクロマトグラフィーにより精
製し、目的化合物0.4g(収率90%)を得た。 吸収極大波長(メタノール) 654 nm
【0055】
【発明の効果】本発明により新規で有用なメチンレンベ
ースのビニル同族体及び効率的なメチン化合物の製造方
法を提供することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月30日(1998.10.
30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】
【化14】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07D 417/10 263 C07D 417/10 263 277 277 417/14 263 417/14 263

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表される化合物。 一般式(1) 【化1】 (式中、Z1 はオキサゾール環、チアゾール環、セレナ
    ゾール環またはイミダゾール環を表し、これらの環は縮
    環されていてもよい。R1 はアルキル基を表す。R2
    びR3 は各々水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ア
    ルコキシ基またはアリール基を表す。R4 及びR5 は各
    々水素原子またはアルキル基を表す。n1 は1、2、3
    または4を表す。n1 が2以上のとき、R2 及びR3
    各々互いに異なっていてもよい。)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の一般式(1)のうち、
    下記一般式(2)で表される化合物。 一般式(2) 【化2】 (式中、Z2 はオキサゾール環、チアゾール環、セレナ
    ゾール環またはイミダゾール環を表し、これらの環は縮
    環されていてもよい。R6 はアルキル基を表す。R7
    びR8 は各々水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、ア
    ルコキシ基またはアリール基を表す。R9 及びR10は各
    々水素原子またはアルキル基を表す。Qは5または6員
    環を形成するのに必要な原子群を表す。)
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の一般式(1)で表され
    る化合物を原料とするメチン化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の一般式(1)で表され
    る化合物と不飽和イミン化合物に活性化剤としてカルボ
    ン酸またはスルホン酸誘導体を作用させてメチン化合物
    を得る製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の一般式(2)で表され
    る化合物を原料とするメチン化合物の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の一般式(2)で表され
    る化合物と不飽和イミン化合物に活性化剤としてカルボ
    ン酸またはスルホン酸誘導体を作用させてメチン化合物
    を得る製造方法。
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