JP2000103398A - ヘリコプタブレード用翼型 - Google Patents
ヘリコプタブレード用翼型Info
- Publication number
- JP2000103398A JP2000103398A JP10273792A JP27379298A JP2000103398A JP 2000103398 A JP2000103398 A JP 2000103398A JP 10273792 A JP10273792 A JP 10273792A JP 27379298 A JP27379298 A JP 27379298A JP 2000103398 A JP2000103398 A JP 2000103398A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airfoil
- tab
- trailing edge
- chord
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
ベルの低減化、ピッチングモーメントの低減化を実現す
るヘリコプタブレード用翼型を提供する。 【解決手段】 AK100D−TABの翼型形状を示す
グラフであり、厚み比10%、後縁タブ長8%翼弦長、
後縁タブ角0°の例である。従来の対称翼(たとえば、
NACA0010)と比べて、前縁半径およびキャンバ
ラインの最適化を図ることによって、翼型の上面におけ
る圧力分布、特に前縁付近で圧力ピークが抑制されて、
全体の圧力分布が平坦化される。またAK100Dの特
性を保持しているため、前縁半径およびキャンバライン
の最適化によって、最大揚力係数Clmaxが大きく向
上している。さらに、AK100Dの後縁に所定長さの
タブを付加することによって、ピッチングモーメントC
mを低減化している。
Description
ド用翼型に関する。
ロータ空力特性を示す説明図である。図4(a)に示す
ように、ロータ半径Rのロータがロータ回転角速度Ωで
回転するヘリコプタ1が飛行速度Vで前進する場合、ロ
ータ回転速度および飛行速度Vが加算された状態になる
前進側ブレードと、ロータ回転速度に対して飛行速度V
が減算された状態になる後退側ブレードとでは対気速度
が大きく相違する。
基準として反時計周りの角度)Ψ=90°の位置で前進
側ブレードの対気速度が最大になり、ブレード先端での
対気速度はΩR+Vとなる。一方、アジマス角Ψ=27
0°の位置で、後退側ブレードの対気速度が最小とな
り、ブレード先端での対気速度はΩR−Vとなる。さら
に、ブレードの中間位置での対気速度はΩR+VとΩR
−Vとを比例配分した値になり、たとえばΩR=795
km/h、V=278km/hと仮定すると、図4
(a)に示すように後退側ブレードの根元から約35%
の位置で対気速度が0になる。
ードの対気速度は大きく変化するため、種々の現象が発
生する。前進側ブレードにおいては、対気速度が音速に
近付くにつれて抗力係数Cdが急激に増加する。対気速
度をマッハ数Mで表現した場合に、抗力係数Cdの増分
ΔCdをマッハ数の増分ΔMで除算した値ΔCd/ΔM
が0.1になるときのマッハ数を抗力発散マッハ数Md
dで定義している。抗力発散マッハ数Mddはブレード
翼型に依存し、この数値が大きいほどブレードの対気速
度を大きく確保できるため、優れたブレードとなる。一
般に、前進側ブレード先端の対気速度もマッハ0.85
程度に設定される。
が大きく低下するため、前進側ブレード側と同等な揚力
を得るためにはブレードの迎角αを大きくする必要があ
り、一般にはブレードのピッチ角をアジマス角Ψに応じ
て制御するピッチ制御を行っている。ブレードのピッチ
角は、アジマス角Ψ=90°で最小、Ψ=270°で最
大となるサイン波で制御されているが、そのときのブレ
ードの迎角αはブレード自体のフラッピング運動によっ
て、図4(b)に示すように、スパン方向に変化する。
たとえば、Ψ=90°において、ブレードの迎角αは根
元で約0°、先端で約4°となる。またΨ=270°に
おいて、ブレードの迎角αは根元で約0°、先端で約1
6〜18°となって、失速角を超えてしまう。
係数Clmaxおよび失速角があり、最大揚力係数Cl
maxは所定の翼型を持つブレードの迎角αを徐々に増
加させ、迎角αが失速角に至ったとき、このときの揚力
係数の最大値で定義される。一般に、これらの最大揚力
係数Clmaxおよび失速角は大きいほど優れたブレー
ドとされる。
示すグラフである。アジマス角Ψ=90°付近の前進側
ブレードにおいて、マッハ数Mは抗力発散マッハ数Md
d近傍になり、揚力係数Clは約0になる。Ψ=0°お
よび180°付近は飛行速度Vに依存しないホバーリン
グ状態となり、マッハ数Mは約0.6、揚力係数Clは
約0.6になる。アジマス角Ψ=270°付近の後退側
ブレードにおいて、マッハ数Mは0.3〜0.5にな
り、揚力係数Clは最大揚力係数Clmax近傍の値に
なる。ブレードが一回転すると、これらの状態を往復す
るようにマッハ数および揚力係数が大きく変化すること
になる。
要求されることは、1)抗力発散マッハ数Mddが大き
いこと、2)最大揚力係数Clmaxが大きいことであ
り、両者の数値が大きいほどヘリコプタの飛行性能が向
上することになる。
側の翼型に適用される。一方ブレード根元側では周速が
それほど大きくならないため、抗力発散マッハ数Mdd
よりも最大揚力係数Clmaxが重視される。さらに、
ロータブレード全体として、揚力に関する効率、すなわ
ち揚抗比(揚力/抗力)が高いものが望まれる。
いて、最大揚力係数Clmaxおよび揚抗比が大きく、
騒音レベルの低減化が図られ、ブレード根元側(たとえ
ばロータ半径Rの0〜90%)の翼型として好適なAK
100D翼型を既に提案している。
に関する先行技術として、特開昭50−102099
号、特開昭59−134096号、特開昭63−648
94号、特公昭62−34600号、特願平8−521
21号などがある。
揚力特性、抗力特性および揚抗特性に優れ、かつ低騒音
化を実現できる優れた翼型であるが、ピッチングモーメ
ントCmが大きい傾向がある。ピッチングモーメントC
mは、翼型の空力中心の周りに前縁を上下させる方向に
作用するモーメントである。ピッチングモーメントCm
が大きくなると、ブレードの捩り変形に影響し、操縦特
性を悪化させ、操縦系統(たとえば、アクチュエータ、
スワッシュプレート等)で支えるべき荷重も増加するた
め、システムの大型化、重量化をもたらす。
x、および揚抗比L/Dが大きく、騒音レベルの低減化
が図られ、しかもピッチングモーメントの低減化を実現
するヘリコプタブレード用翼型を提供することである。
よび下面が下記の座標系によって実質的に定義され、該
上面座標および下面座標の各数値に関して±3%の誤差
範囲内にあるヘリコプタブレード用翼型である。
う距離、Cは翼型断面の翼弦方向の長さ、Yupは翼弦
線から上面までの距離、Ylowは翼弦線から下面まで
の距離である。
称翼(たとえば、NACA0010)と比べて、前縁半
径およびキャンバラインを最適化しているため、翼型の
上面における圧力分布が平坦化され、従来と比べて、主
ロータ回転音の騒音レベルを数dB程度低減でき、しか
も、最大揚力係数Clmaxが大きく向上する。
抗力発散マッハ数Mddより、最大揚力係数Clmax
の向上を重視しているため、ブレード根元側(たとえ
ば、ロータ半径Rの0〜90%)の翼型として好適であ
り、ブレード先端側(たとえば、ロータ半径Rの90〜
100%)として大きな抗力発散マッハ数Mddを持つ
翼型と複合化することによって、より理想的なヘリコプ
タブレードを実現できる。
として、翼型後縁において翼弦線に対して平行に翼弦長
の8%の後縁タブを付加した翼型を再び翼弦方向の長さ
で正規化した座標を示す。
−TABは、AK100Dの翼型後縁に所定長さのタブ
を付加することによって、AK100Dの優れた特性を
保持しつつ、ピッチングモーメントCmを低減化してい
る。
記の座標系によって実質的に定義され、翼型の前縁形状
が下記の前縁半径および円中心によって実質的に定義さ
れた厚み比10%の翼型(AK100D翼型に相当)を
基準として、翼型後縁において翼弦線に対して後縁上げ
方向に0°〜5°の範囲のタブ角で翼弦長の5%〜10
%の後縁タブが付加され、該上面座標および下面座標の
各数値に関して±3%の誤差範囲内にあるヘリコプタブ
レード用翼型である。
距離、Cは翼型断面の翼弦方向の長さ、Yupは翼弦線
から上面までの距離、Ylowは翼弦線から下面までの
距離、rは前縁半径である。
下記の縮小率を乗算し、任意の厚みの後縁タブを翼弦線
に平行に付加することによって、所定の後縁タブ長さの
翼型が得られる。したがって、後縁タブ長5〜10%翼
弦長の範囲内にある翼型は、そのタブ長に応じたピッチ
ングモーメント低減効果を得ることができる。
〜5°(後縁上げ方向)の範囲で傾けることによって、
そのタブ角に応じたピッチングモーメント低減効果を得
ることができる。
して、翼型後縁において翼弦線に対するタブ角が0°で
翼弦長の8%の後縁タブが付加され、該上面座標および
下面座標の各数値に関して±3%の誤差範囲内にあるヘ
リコプタブレード用翼型である。
揚力特性および抗力特性を悪化させない点で翼弦線に平
行となるタブ角0°が好ましい。また、後縁タブの長さ
は、揚力特性を悪化させずピッチングモーメントを低減
できる点で翼弦長の8%が好ましい。
さおよび所定タブ角で後縁タブを付加した後縁タブ付翼
型を基準として、翼型の厚み比8〜13%の範囲で定義
される翼型であって、該上面座標および下面座標の各数
値に関して±3%の誤差範囲内にあるヘリコプタブレー
ド用翼型である。
0D翼型を基準として、Yup/CおよびYlow/C
の各数値に対して、全ての翼弦線X/Cにわたって8/
10を乗算して得られるAK080Dに後縁タブを付加
することによって、AK080D−TABが得られ、一
方、13/10を乗算して得られるAK130Dに後縁
タブを付加することによって、AK130D−TABが
得られる。したがって、基準翼型(AK100D)に対
して、一定の比率で乗算して得られた厚み比8〜13%
の範囲内にある翼型後縁タブを付加した翼型は、同様な
効果を達成できる。
AK100D−TABの翼型形状を示すグラフであり、
厚み比10%、後縁タブ長8%翼弦長、後縁タブ角0°
の例である。
来の対称翼(たとえば、NACA0010)と比べて、
前縁半径およびキャンバラインの最適化を図ることによ
って、翼型の上面における圧力分布、特に前縁付近で圧
力ピークが抑制されて、全体の圧力分布が平坦化され
る。そのため、従来と比べて、主ロータ回転音の騒音レ
ベルを数dB程度低減できる。
を保持しているため、前縁半径およびキャンバラインの
最適化によって、最大揚力係数Clmaxが大きく向上
している。さらに、AK100Dの後縁に所定長さのタ
ブを付加することによって、AK100Dの優れた特性
を保持しつつ、ピッチングモーメントCmを低減化して
いる。
ピッチングモーメント特性を示すグラフである。横軸は
対気速度(マッハ数M)、縦軸はCd0(揚力係数Cl
=0のときの抗力係数Cd)とCm0(揚力係数Cl=
0のときのピッチングモーメント係数Cm)である。各
グラフは、AK100Dと、後縁タブが翼弦長の5%で
タブ角が翼弦線と平行であるAK100D−TAB5
%、後縁タブが翼弦長の8%でタブ角が翼弦線と平行で
あるAK100D−TAB8%と、後縁タブが翼弦長の
10%でタブ角が翼弦線と平行であるAK100D−T
AB10%と、後縁タブが翼弦長の5%でタブ角度が翼
弦線に対して後縁上げ方向に1°であるAK100D−
TAB5%/1degに対応する。
K100D)に対して、タブ付き翼型の抗力増加、およ
び抗力発散マッハ数Mddの低下は見られず、良好な値
を示している。
いほどピッチングモーメントは小さくなり、さらに、後
縁上げ方向に角度がある方がピッチングモーメントは小
さくなる。また、後縁タブ付加によるマッハ・タック
(ピッチングモーメント係数Cmの増分ΔCmをマッハ
数Mの増分ΔMで除算した値ΔCm/ΔMが急増(ΔC
m/ΔM=0.1)するときのマッハ数)の低下は見ら
れず、良好な値を示している。
0.4の時の揚力特性を示すグラフである。横軸は迎角
α、縦軸は揚力係数Clである。各グラフは、AK10
0Dと、AK100D−TAB8%,AK100D−T
AB10%,AK100D−TAB5%/1degに対
応する。タブ長10%のAK100D−TAB10%
と、タブ角1゜のAK100D−TAB5%/1deg
では、基準翼型であるAK100Dに比べ、同じ迎角α
での揚力係数Clの低下が見られるが、タブ長8%のA
K100D−TAB8%では、AK100Dの優れた揚
力特性を保持している。また、最大揚力係数Clmax
の点でも、AK100D−TAB8%の低下量は小さ
い。これらの揚力特性の点で、後縁タブの延出方向は翼
弦線に平行となるタブ角0゜で、後縁タブの長さは翼弦
長の8%が最も好ましい。
を示すグラフである。このグラフは、特開昭59−13
4096号の第3図に基づいて作成しており、各プロッ
トを示す記号は、翼型の省略であり、括弧内の数字は厚
み比t/cを示す。
0D−TAB8%では、抗力発散マッハMddは約0.
83、最大揚力係数Clmaxは約1.44という数値
になり、基準翼型に比べて若干低下するものの、従来の
翼型と比べて、特に最大揚力係数Clmaxが大きく向
上している。そのため、ブレード根元側の翼型として好
適であることがわかる。
み比を8%に変化させたAK080Dに後縁タブを付加
したAK080D−TAB8%は、抗力発散マッハ数M
ddが大きく向上し、一方、厚み比を13%に変化させ
た翼型AK130Dに後縁タブを付加したAK130D
−TAB8%は、最大揚力係数Clmaxが大きく向上
しており、厚み比8%〜13%の範囲内の翼型に後縁タ
ブを付加した翼型は、従来のものと比べて格段に優れて
いることが判る。
来の厚み比10%の対称翼(たとえばNACA001
0)と比べて前縁半径およびキャンバラインを最適化し
ているため、翼型の上面における圧力分布が平坦化さ
れ、従来と比べて主ロータ回転音の騒音レベルを数dB
程度低減でき、しかも最大揚力係数Clmaxが大きく
向上する。
抗力発散マッハ数Mddより最大揚力係数Clmaxの
向上を重視しているため、ブレード根元側(たとえばロ
ータ半径Rの0〜90%)の翼型として好適であり、ブ
レード先端側(たとえばロータ半径Rの90〜100
%)として大きな抗力発散マッハ数Mddを持つ翼型と
複合化することによって、より理想的なヘリコプタブレ
ードを実現できる。
Bは、AK100Dの後縁に所定長さ、あるいは所定角
度のタブを付加することによって、AK100Dの優れ
た特性を保持しつつ、ピッチングモーメントCmを大き
く低減化している。
の翼型形状を示すグラフであり、厚み比10%、後縁タ
ブ長8%翼弦長、タブ角0°の例である。
モーメント特性を示すグラフである。
フである。
を示す説明図である。
ある。
る。
8)
Claims (4)
- 【請求項1】 翼型の上面および下面が下記の座標系に
よって実質的に定義され、該上面座標および下面座標の
各数値に関して±3%の誤差範囲内にあるヘリコプタブ
レード用翼型。 X/C Yup/C Ylow/C 0.00000 0.00000 0.00000 0.00095 0.00488 -0.00545 0.00237 0.00818 -0.00746 0.00474 0.01208 -0.00967 0.00711 0.01532 -0.01077 0.00949 0.01814 -0.01155 0.01660 0.02503 -0.01303 0.02371 0.03043 -0.01408 0.04743 0.04292 -0.01628 0.07114 0.05105 -0.01766 0.09485 0.05647 -0.01878 0.14228 0.06237 -0.02093 0.18970 0.06471 -0.02343 0.23713 0.06547 -0.02588 0.28455 0.06540 -0.02796 0.33198 0.06489 -0.02950 0.37940 0.06397 -0.03046 0.42683 0.06230 -0.03102 0.47425 0.05976 -0.03103 0.52168 0.05637 -0.03046 0.56910 0.05215 -0.02924 0.61653 0.04712 -0.02735 0.66395 0.04125 -0.02467 0.71138 0.03461 -0.02120 0.75880 0.02737 -0.01706 0.80623 0.01980 -0.01242 0.85365 0.01213 -0.00744 0.90108 0.00510 -0.00276 0.92400 0.00293 -0.00159 1.00000 0.00293 -0.00159 ここに、Xは翼型の翼弦線に沿って前縁から後縁に向か
う距離、Cは翼型断面の翼弦方向の長さ、Yupは翼弦
線から上面までの距離、Ylowは翼弦線から下面まで
の距離である。 - 【請求項2】 翼型の上面および下面が下記の座標系に
よって実質的に定義され、翼型の前縁形状が下記の前縁
半径および円中心によって実質的に定義された厚み比1
0%の翼型を基準として、翼型後縁において翼弦線に対
して後縁上げ方向に0°〜5°の範囲のタブ角で翼弦長
の5%〜10%の後縁タブが付加され、該上面座標およ
び下面座標の各数値に関して±3%の誤差範囲内にある
ヘリコプタブレード用翼型。 X/C Yup/C Ylow/C 0.00000 0.00000 0.00000 0.00100 0.00514 -0.00575 0.00250 0.00862 -0.00786 0.00500 0.01274 -0.01020 0.00750 0.01615 -0.01135 0.01000 0.01913 -0.01218 0.01750 0.02639 -0.01374 0.02500 0.03208 -0.01484 0.05000 0.04525 -0.01716 0.07500 0.05382 -0.01862 0.10000 0.05954 -0.01980 0.15000 0.06576 -0.02207 0.20000 0.06822 -0.02470 0.25000 0.06903 -0.02729 0.30000 0.06895 -0.02948 0.35000 0.06841 -0.03110 0.40000 0.06744 -0.03211 0.45000 0.06568 -0.03270 0.50000 0.06301 -0.03272 0.55000 0.05943 -0.03211 0.60000 0.05498 -0.03083 0.65000 0.04968 -0.02883 0.70000 0.04349 -0.02601 0.75000 0.03649 -0.02235 0.80000 0.02886 -0.01799 0.85000 0.02087 -0.01309 0.90000 0.01279 -0.00784 0.95000 0.00538 -0.00291 1.00000 0.00236 -0.00095 前縁半径 r/C=0.0162 円中心 X/C=0.0162, Y/C=-0.0006 ここに、Xは翼型の翼弦線に沿って前縁から後縁に向う
距離、Cは翼型断面の翼弦方向の長さ、Yupは翼弦線
から上面までの距離、Ylowは翼弦線から下面までの
距離、rは前縁半径である。 - 【請求項3】 請求項2記載の厚み比10%の翼型を基
準として、翼型後縁において翼弦線に対するタブ角が0
°で翼弦長の8%の後縁タブが付加され、該上面座標お
よび下面座標の各数値に関して±3%の誤差範囲内にあ
るヘリコプタブレード用翼型。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の後縁タブ付翼型
を基準として、翼型の厚み比8〜13%の範囲で定義さ
れる翼型であって、該上面座標および下面座標の各数値
に関して±3%の誤差範囲内にあるヘリコプタブレード
用翼型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10273792A JP3084270B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ヘリコプタブレード用翼型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10273792A JP3084270B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ヘリコプタブレード用翼型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000103398A true JP2000103398A (ja) | 2000-04-11 |
JP3084270B2 JP3084270B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=17532652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10273792A Expired - Lifetime JP3084270B2 (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | ヘリコプタブレード用翼型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084270B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100390409C (zh) * | 2006-09-01 | 2008-05-28 | 清华大学 | 一种用于垂直轴流体发电装置的叶片断面翼型 |
CN106043688A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-10-26 | 南京航空航天大学 | 一种直升机旋翼翼型 |
CN110015417A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-07-16 | 中南大学 | 一种小型螺旋桨 |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP10273792A patent/JP3084270B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100390409C (zh) * | 2006-09-01 | 2008-05-28 | 清华大学 | 一种用于垂直轴流体发电装置的叶片断面翼型 |
CN106043688A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-10-26 | 南京航空航天大学 | 一种直升机旋翼翼型 |
CN110015417A (zh) * | 2019-04-03 | 2019-07-16 | 中南大学 | 一种小型螺旋桨 |
CN110015417B (zh) * | 2019-04-03 | 2024-02-02 | 中南大学 | 一种小型螺旋桨 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3084270B2 (ja) | 2000-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3998103B2 (ja) | 航空機のロータ用のブレードプロフィルおよびこのプロフィルを有するロータ用のブレード | |
JP2633413B2 (ja) | 回転翼航空機の回転翼羽根 | |
JP3170470B2 (ja) | 回転翼機のロータブレード | |
JP3802209B2 (ja) | 航空機回転翼のための後退翼端付きの羽根 | |
JPS62182000A (ja) | 空気プロペラ | |
US6315522B1 (en) | Helicopter blade aerofoil and helicopter blade | |
JP3544711B2 (ja) | 回転翼航空機の回転翼羽根 | |
JP2955532B2 (ja) | ヘリコプタブレード用翼型 | |
US6840741B1 (en) | Leading edge slat airfoil for multi-element rotor blade airfoils | |
JP2728651B2 (ja) | ヘリコプタブレード用翼型 | |
JP3084270B2 (ja) | ヘリコプタブレード用翼型 | |
JP3051366B2 (ja) | ヘリコプタブレード用翼型 | |
JP3472799B2 (ja) | ブレード用翼型 | |
US20120048995A1 (en) | Method For Enhancing The Aerodynamic Efficiency Of The Vertical Tail Of An Aircraft | |
CN116443245B (zh) | 一种基于前行桨叶概念的高速特性显著提高的超临界旋翼翼型 | |
CA2350161A1 (en) | Airfoil suitable for forward and reverse flow | |
CN115593612B (zh) | 一种自配平抗失速高性能翼型 | |
CN116443244B (zh) | 一种用于前行桨叶概念高速直升机桨叶尖部的高升阻比超临界翼型 | |
JP4676636B2 (ja) | 回転翼航空機の回転翼羽根とその制御方法 | |
CN116374169B (zh) | 一种可变后掠翼的旋翼桨叶的控制方法、系统及装置 | |
JP2852031B2 (ja) | 回転翼機のロータブレード | |
WO2023200852A1 (en) | Stall-resistant outboard wing for aircraft | |
CN116674744A (zh) | 一种基于前行桨叶方案的低力矩低亚音速高升阻比18%厚度层流翼型 | |
CN116873195A (zh) | 一种用于高速共轴双旋翼直升机桨叶中部的低力矩超临界自然层流翼型 | |
CN116767487A (zh) | 一种基于均匀来流条件的前后对称外形设计的钝后缘弱分离低阻翼型 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080630 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090630 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120630 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130630 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |