JP2000101712A - 情報端末装置、電源管理方法及び記憶媒体 - Google Patents

情報端末装置、電源管理方法及び記憶媒体

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JP2000101712A
JP2000101712A JP10283603A JP28360398A JP2000101712A JP 2000101712 A JP2000101712 A JP 2000101712A JP 10283603 A JP10283603 A JP 10283603A JP 28360398 A JP28360398 A JP 28360398A JP 2000101712 A JP2000101712 A JP 2000101712A
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telephone communication
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power management
terminal device
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Atsushi Kano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声通信中必要のない装置部分の電源管理を
行うことにより、より高度に電池の消費を抑えると共に
装置駆動の時間を延ばすことを可能とし、従来に無いよ
り的確な電源管理を実現可能とした情報端末装置、電源
管理方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 電話通信を行うPHS(登録商標)電話
装置101と、各種表示を行う表示装置104と、情報
端末装置各部を制御する制御装置106と、表示装置1
04に対する電源供給を管理すると共に、制御装置10
6及び省電力処理APIの制御に基づき音声電話通信の
開始時に表示装置104に対する電源供給を省電力状態
に移行させる電源管理装置105とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報端末装置、電
源管理方法及び記憶媒体に係り、更に詳しくは、電話通
信機能を有する携帯情報端末の電源管理を行う場合に好
適な情報端末装置、電源管理方法及び記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パワーマネジメントと呼ばれる電
源管理装置を装備した情報端末装置が存在する。上記電
源管理装置を装備した情報端末装置では、表示装置の動
作をとめたり、表示面(液晶)の背面に光を照射するバ
ックライトを消灯したり、制御装置の動作周波数を落と
すか電源供給自体を停止したり、揮発性記憶装置に格納
されたデータを不揮発性記憶装置に退避させて揮発性記
憶装置への電源供給をとめる、といった省電力状態への
移行が可能である。従来は、上記電源管理装置の動作は
一定時間以上の放置によって行うのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。すな
わち、従来の電源管理装置では、上述した如く一定時間
の放置が必要であるが、明らかに使用が中断しているに
も関わらず電源の供給を継続している場合があった。こ
のため、従来の電源管理装置においては、電源管理とし
て十分といえず、装置駆動時間を縮める結果となってい
た。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行
うことにより、より高度に電池の消費を抑えると共に装
置駆動の時間を延ばすことを可能とし、従来に無いより
的確な電源管理を実現可能とした情報端末装置、電源管
理方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、電話通信機能を有する情
報端末装置であって、電源被供給部に対する電源供給を
管理すると共に、音声電話通信の開始時に前記電源被供
給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる電源管
理手段を有することを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するために、請求項2記載
の本発明は、前記電源管理手段は、音声電話通信の開始
から所定時間が経過した時点で前記電源被供給部に対す
る電源供給を省電力状態に移行させることを特徴とす
る。
【0007】上記目的を達成するために、請求項3記載
の本発明は、前記電源被供給部は、表示手段であること
を特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために、請求項4記載
の本発明は、前記電源管理手段は、前記表示手段が備え
るバックライトを消灯させることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、請求項5記載
の本発明は、電話通信機能を有する情報端末装置であっ
て、電話通信機能と独立した制御部に対する電源供給を
管理すると共に、音声電話通信の開始後は前記制御部の
動作周波数を低減させ省電力状態に移行させる電源管理
手段を有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項6記載
の本発明は、前記電源管理手段は、音声電話通信の開始
後は前記制御部の動作を停止させ省電力状態に移行させ
ることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項7記載
の本発明は、電話通信機能を有する情報端末装置であっ
て、電話通信機能と独立した電源被供給部に対する電源
供給を管理すると共に、音声電話通信の開始後は前記電
源被供給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる
電源管理手段を有することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項8記載
の本発明は、前記電話通信機能は、情報端末装置本体に
装備された電話機による電話通信機能であることを特徴
とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項9記載
の本発明は、前記電話機は、PHSであることを特徴と
する。
【0014】上記目的を達成するために、請求項10記
載の本発明は、PHSデータ通信の標準化規格であるP
IAFSデータ通信が可能であることを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、請求項11記
載の本発明は、電話通信機能を有する情報端末装置に適
用される電源管理方法であって、電源被供給部に対する
電源供給を管理すると共に、音声電話通信の開始時に前
記電源被供給部に対する電源供給を省電力状態に移行さ
せる電源管理ステップを有することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項12記
載の本発明は、前記電源管理ステップでは、音声電話通
信の開始から所定時間が経過した時点で前記電源被供給
部に対する電源供給を省電力状態に移行させることを特
徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項13記
載の本発明は、前記電源被供給部は、表示手段であるこ
とを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために、請求項14記
載の本発明は、前記電源管理ステップでは、前記表示手
段が備えるバックライトを消灯させることを特徴とす
る。
【0019】上記目的を達成するために、請求項15記
載の本発明は、電話通信機能を有する情報端末装置に適
用される電源管理方法であって、電話通信機能と独立し
た制御部に対する電源供給を管理すると共に、音声電話
通信の開始後は前記制御部の動作周波数を低減させ省電
力状態に移行させる電源管理ステップを有することを特
徴とする。
【0020】上記目的を達成するために、請求項16記
載の本発明は、前記電源管理ステップでは、音声電話通
信の開始後は前記制御部の動作を停止させ省電力状態に
移行させることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、請求項17記
載の本発明は、電話通信機能を有する情報端末装置に適
用される電源管理方法であって、電話通信機能と独立し
た電源被供給部に対する電源供給を管理すると共に、音
声電話通信の開始後は前記電源被供給部に対する電源供
給を省電力状態に移行させる電源管理ステップを有する
ことを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するために、請求項18記
載の本発明は、前記電話通信機能は、情報端末装置本体
に装備された電話機による電話通信機能であることを特
徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項19記
載の本発明は、前記電話機は、PHSであることを特徴
とする。
【0024】上記目的を達成するために、請求項20記
載の本発明は、PHSデータ通信の標準化規格であるP
IAFSデータ通信が可能であることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するために、請求項21記
載の本発明は、電話通信機能を有する情報端末装置に適
用される電源管理方法を実行するプログラムを記憶した
コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、
前記電源管理方法は、電源被供給部に対する電源供給を
管理すると共に、音声電話通信の開始時に前記電源被供
給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる電源管
理ステップを有することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0027】[1]第1の実施の形態 図1は本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置の
概略構成を示すブロック図である。本発明の第1の実施
の形態に係る情報端末装置は、PHS(Persona
l Handyphone System)電話装置10
1、格納装置102、入力装置103、表示装置10
4、電源管理装置105、制御装置106を備える構成
となっている。
【0028】上記各部の構成を詳述すると、PHS電話
装置101は、マイクやスピーカを装備しており、基地
局を介して他のPHSや電話機と電話通信を行う。格納
装置102は、制御装置106が実行するプログラムや
各種データを格納する。入力装置103は、使用者が電
話番号や受話指示等を入力する際に用いられる。表示装
置104は、表示面の背面に光を照射するバックライト
104a、表示駆動を行う表示コントローラ104bを
装備しており、制御装置106の制御に基づきアプリケ
ーションや装置の状態や使用者への問い合わせを表示す
る。電源管理装置105は、制御装置106の制御に基
づき表示装置104の電源管理を行う。制御装置106
は、アプリケーションを実行したり、PHS電話装置1
01、格納装置102、入力装置103、表示装置10
4、電源管理装置105と情報交換や各種制御を行うも
のであり、後述の図2及び図3のフローチャートに示す
処理を実行する。
【0029】本発明の第1の実施の形態に係る情報端末
装置は、数種のアプリケーションを有する。例えば、電
話帳機能やスケジュール機能、メモ機能、電子メール機
能等である。これら各機能の一つである電話帳機能を例
にとると、電話帳機能の動作は以下の通りである。
【0030】格納装置102に格納された電話帳データ
を制御装置106が読み出し、表示装置104に表示す
る。使用者は表示装置104に表示された相手電話番号
一覧を見ながら、入力装置103から希望の接続先電話
番号を指定し、接続開始の指示を入力する。制御装置1
06は指示された接続先をPHS電話装置101に伝
え、電話接続を開始する。また、入力装置103から新
たな電話帳データの入力が可能で、入力された電話帳デ
ータは格納装置102に格納される。但し、本発明は、
電話帳機能を含めて、各アプリケーションの種類や実装
の有無を限定するものではない。
【0031】また、本発明の第1の実施の形態に係る情
報端末装置は、表示装置104に対する電源管理機能を
備えており、省電力処理いわゆるパワーマネジメントが
可能である。表示装置104に対し、バックライト10
4aを消し、表示コントローラ104bの動作を停止さ
せることができる。
【0032】尚、上述した本発明の第1の実施の形態及
び後述の第2の実施の形態に係る情報端末装置の各部
と、特許請求の範囲における各構成要件との対応関係は
下記の通りである。PHS電話装置101(301)は
特許請求の範囲における電話通信機能、電話機に対応
し、表示装置104(304)は特許請求の範囲におけ
る表示手段に対応し、電源管理装置105(305)、
制御装置106(306)および省電力処理APIは特
許請求の範囲における電源管理手段に対応し、制御装置
106(306)は特許請求の範囲における制御部に対
応する。
【0033】上記の如く構成された本発明の第1の実施
の形態に係る情報端末装置において、本発明の概略を説
明する。本情報端末装置のPHS電話装置101は、P
IAFSデータ通信及び音声電話通信を可能としてい
る。PIAFSデータ通信とは、PIAFS(PHS
Internet Access Forlum Sta
ndard:PHSデータ通信の標準化規格)によった
通信を指す。
【0034】音声電話通信を求める着呼が発生した場
合、情報端末装置のPHS電話装置101は着呼発生を
使用者に知らせる。着呼発生の報知方法としては、PH
S電話装置101内のリンガ装置(図示略)を使用する
か、制御装置106を介して表示装置104にメッセー
ジを表示させる等を行う。使用者は入力装置103を用
いて、受話の指示を入力する。制御装置106は受話指
示があってから、PHS電話装置101に通信開始を指
示する。以後、回線が開かれ電話としての通話が可能と
なる。
【0035】また、データ通信を求める着呼が発生した
場合、通常のPHS電話で行われているように、親機と
着呼シーケンスの呼設定情報からPHS電話装置101
はデータ通信着呼であることが判明するので、データ通
信着呼を制御装置106に伝える。制御装置106は予
め設定されたモードに応じて、使用者からの確認なしに
通信開始を指示するか、使用者からの入力装置103を
用いた受信指示を確認した後、PHS電話装置101に
通信開始を指示する。通信が開始されるとPIAFSデ
ータ通信が開始され、図7に示すPIAFSデータフレ
ーム中のユーザデータ部分は制御装置106に送られ、
アプリケーションに応じたデータの解析が行われる。必
要なデータは格納装置102に格納される。
【0036】次に、本発明の第1の実施の形態に係る情
報端末装置における処理を図2及び図3のフローチャー
トに基づき説明する。
【0037】図2及び図3において、ステップS10で
本情報端末装置はアプリケーションの稼動中で、表示装
置104を使用している。ステップS11で情報端末装
置のPHS電話装置101に着呼が発生し、ステップS
12で制御装置106はその着呼が音声電話通信かPI
AFSデータ通信か判定する。音声電話通信の場合、ス
テップS13で使用者からの着呼応答すなわち受話の指
示入力を待つ。指示入力があったならば、ステップS1
4で制御装置106からPHS電話装置101に音声電
話通信開始の指示が出され、電話としての通信が可能と
なる。ステップS15では表示装置104の省電力処理
に入る。
【0038】省電力処理は、情報端末装置に装備されて
いる省電力処理API(アプリケーションインタフェー
ス)を呼び出すことにより行うことができる。省電力処
理APIは、電源管理装置105の電源管理機能を呼び
出し、情報端末装置の装備する電源管理装置105の仕
様によって種々の省電力処理が行われる。例えば表示装
置104のバックライト104aを消す簡単なものか
ら、制御装置106の動作を止める高度なものまであ
る。本実施形態における表示装置104の動作を停止す
る省電力処理ならば、表示装置104に含まれるバック
ライト104aへの電力を供給している回線を電源管理
装置105がスイッチング回路を操作することによって
切断し、電源供給を停止し、同時に表示装置104に含
まれる表示コントローラ104bへの電源供給を停止す
る。
【0039】ここで、本発明の第1の実施の形態の変形
例を説明する。本発明の第1の実施の形態の変形例は、
制御装置にかかる発振周波数を低減または停止する方法
を実現する例である。図8は本発明の第1の実施の形態
の変形例に係る情報端末装置の概略構成を示すブロック
図である。本発明の第1の実施の形態の変形例に係る情
報端末装置は、PHS電話装置601、格納装置60
2、入力装置603、表示装置1・604、電源管理装
置605、制御装置1・606、表示装置2・607、
制御装置2・608を備える構成となっている。
【0040】すなわち、本発明の第1の実施の形態の変
形例では、PHS電話装置601にかかる制御装置2・
608と他の制御装置1・606のように制御系統が2
つ以上ある場合、音声電話通信に使われない制御装置1
・606側の発振周波数を落とすことによって、省電力
効果は更に高くなる。発振周波数を低減するには、制御
装置1・606に供給される発振周波数を制御する分周
回路に対し所望する周波数を設定すればよい。
【0041】また、発振周波数を停止し、それと同時に
制御装置1・606にかかる周辺装置、すなわち、表示
装置1・604、格納装置602をも含めて供給電力を
カットする強力な省電力処理もある。この場合、電源カ
ットに先立って必要な状態値を不揮発性の格納装置に退
避させる等の処理が必要である。以上のような省電力処
理に対し、使用者の使用感を損なわないように、省電力
処理に入る前に数秒の時間計測を行い、時間経過後に省
電力処理に入ってもよい。
【0042】再度図2及び図3において、上記ステップ
S12で着呼がPIAFSデータ通信着呼であった場
合、ステップS16で情報端末装置が自動受信にセット
されているかどうか判断する。自動受信でない場合は、
ステップS17で使用者からの着呼応答入力を待つ。ス
テップS17で着呼応答が指示された場合、及びステッ
プS16で自動受信にセットされていた場合、ステップ
S18でPIAFSデータ通信が開始される。本発明の
第1の実施の形態では、PIAFSデータ通信の場合、
通信の進行状況やアプリケーションの表示のために表示
装置104の省電力処理は行わない。
【0043】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係る情報端末装置によれば、電話通信を行うP
HS電話装置101と、各種表示を行う表示装置104
と、情報端末装置各部を制御する制御装置106と、表
示装置104に対する電源供給を管理すると共に、制御
装置106及び省電力処理APIの制御に基づき音声電
話通信の開始時に表示装置104に対する電源供給を省
電力状態に移行させる電源管理装置105とを有するた
め、下記のような作用及び効果を奏する。
【0044】電話通信機能を有する情報端末装置におい
て、使用者から音声電話通信の開始が指示されると、情
報端末装置の電源管理装置105は、制御装置106及
び省電力処理APIの制御に基づき、情報端末装置の通
話に使用されない装置部分、すなわち、表示装置104
を省電力状態に移行させる。この場合、使用者の使用感
を損なわないように、所定時間経過後に省電力処理に移
行させてもよい。
【0045】すなわち、本発明の第1の実施の形態にお
いては、音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行
うことにより、より高度に電池の消費を抑えることが可
能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能となる。
これにより、従来に無いより的確な電源管理を行うこと
ができるという効果がある。
【0046】[2]第2の実施の形態 図4は本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置の
概略構成を示すブロック図である。本発明の第2の実施
の形態に係る情報端末装置は、PHS電話装置301、
格納装置302、入力装置303、表示装置304、電
源管理装置305、制御装置306を備える構成となっ
ている。
【0047】上記各部の構成を詳述すると、PHS電話
装置301は、マイクやスピーカを装備しており、基地
局を介して他のPHSや電話機と電話通信を行う。格納
装置302は、制御装置306が実行するプログラムや
各種データを格納する。入力装置303は、使用者が電
話番号や受諾指示等を入力する際に用いられる。表示装
置304は、表示面の背面に光を照射するバックライト
304a、表示駆動を行う表示コントローラ304bを
装備しており、制御装置306の制御に基づきアプリケ
ーションや装置の状態や使用者への問い合わせを表示す
る。電源管理装置305は、制御装置306の制御に基
づき表示装置304の電源管理を行う。制御装置306
は、アプリケーションを実行したり、PHS電話装置3
01、格納装置302、入力装置303、表示装置30
4、電源管理装置305と情報を交換したり各種制御を
行うものであり、後述の図5及び図6のフローチャート
に示す処理を実行する。
【0048】本発明の第2の実施の形態に係る情報端末
装置は、上記第1の実施の形態と同様に、上記図4に示
す如く表示装置304に対し省電力処理を施す電源管理
装置305を備えている。また、上記第1の実施の形態
で記述したように、電源管理装置305の他の実施形態
(変形例)として、表示装置304のバックライト30
4aのオフ、電話通信に影響を与えない制御装置306
の動作周波数の低減、停止等が考えられ、情報端末装置
の装備する電源管理装置305によってそれぞれ異なっ
た電源管理が存在する。本発明は電源管理の方法につい
て特定化するものではなく、既に存在する電源管理を呼
び出す点についてを発明の趣旨としている。
【0049】上記の如く構成された本発明の第2の実施
の形態に係る情報端末装置において、本発明の概略を説
明する。本情報端末装置のPHS電話装置301は、P
IAFSデータ通信及び音声電話通信を可能としてい
る。PIAFSデータ通信とは、PIAFS(PHS
Internet Access Forlum Sta
ndard)によった通信を指す。
【0050】PIAFSデータ通信を行うために本情報
端末装置から発呼を行う場合、発呼はPHS電話規格に
おける非制限デジタル通信用の発信を行えばよい。PH
S電話装置によって制御方法は若干異なるが、例えば本
実施形態におけるPHS電話装置301ではAT<電話
番号>という制御命令で、通常のモデム通信のように発
信を行えば、PIAFSデータ通信が可能である。PI
AFSデータ通信発呼に対し相手端末が自動応答や手動
応答によらず応答すれば、データの交換が可能となる。
音声電話通信の発呼を行う場合には、PHS電話装置3
01に対し音声発呼の指示を与えればよく、例えば本実
施形態のPHS電話装置301ではAT$<電話番号>
という制御命令で可能である。相手が応答すれば音声電
話通信が可能となる。
【0051】次に、本発明の第2の実施の形態に係る情
報端末装置における処理を図5及び図6のフローチャー
トに基づき説明する。
【0052】図5及び図6において、ステップS30で
本情報端末装置はアプリケーションを稼動中である。ス
テップS31で使用者は通信を開始しようとして発呼を
行う。音声電話通信を望んだ発呼ならば、PHS電話装
置301に対し音声電話通信発呼用の制御命令を指示す
ればよく、PIAFSデータ通信用の発呼を行うなら
ば、PHS電話装置301に対してはPIAFSデータ
通信発呼用の制御命令を発行すればよい。ステップS3
1で使用者がPIAFSデータ通信発呼を行った場合、
ステップS32で発呼先が応答したかどうかを判断し、
通信回線確保が成立すると、ステップS33でPIAF
Sデータ通信が開始される。この場合、通信の進行状況
やアプリケーションの表示のために表示装置304の省
電力処理は行っていない。
【0053】一方、上記ステップS31で音声電話通信
発呼を行った場合、ステップS34で相手が受話するの
を待って、受話後、ステップS35で音声電話通信が開
始される。この場合、音声電話通信に必要とされない表
示装置304の省電力処理が可能となり、ステップS3
6で表示装置304の省電力処理を行う。省電力処理
は、電源管理装置305を動作せしめる省電力API
(アプリケーションインタフェース)を呼び出すことに
よって行われる。省電力処理APIは、電源管理装置3
05の指示手段である。電源管理装置305の動作方法
は情報端末装置によって種々に存在するが、本実施形態
では、表示装置304内のバックライト304aへの電
源断と表示コントローラ304bの動作の停止を行う。
【0054】この他にも上記第1の実施の形態で記述し
たように幾つかの省電力処理が存在し、単にバックライ
トを消すものから、音声電話通信に影響を与えない制御
装置306の動作周波数の低減または停止、更には動作
中であったアプリケーションを終了処理し、情報端末装
置の音声電話通信に使用されない部分の電源供給を停止
することも可能である。
【0055】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係る情報端末装置によれば、電話通信を行うP
HS電話装置301と、各種表示を行う表示装置304
と、情報端末装置各部を制御する制御装置306と、表
示装置304に対する電源供給を管理すると共に、制御
装置306及び省電力処理APIの制御に基づき音声電
話通信の開始後に表示装置304に対する電源供給を省
電力状態に移行させる電源管理装置305とを有するた
め、下記のような作用及び効果を奏する。
【0056】電話通信機能を備えた情報端末装置におい
て、音声電話通信が開始されると、情報端末装置の電源
管理装置305は、制御装置306及び省電力処理AP
Iの制御に基づき、情報端末装置の通話に使用されない
装置部分を省電力状態に移行させる。この場合、音声電
話通信に影響を与えない制御装置306の動作周波数の
低減または停止、更には動作中であったアプリケーショ
ンを終了処理し、音声電話通信に使用されない部分の電
源供給を停止してもよい。
【0057】すなわち、本発明の第2の実施の形態にお
いては、上記第1の実施の形態と同様に、音声通信中必
要のない装置部分の電源管理を行うことにより、より高
度に電池の消費を抑えることが可能となり、装置駆動の
時間を延ばすことが可能となる。これにより、従来に無
いより的確な電源管理を行うことができるという効果が
ある。
【0058】上述した本発明の第1の実施の形態及び第
2の実施の形態においては、電源管理装置を用いて表示
装置に対し省電力処理を施す場合を例に上げて説明した
が、省電力処理或いは電源供給停止処理を施す対象は、
表示装置に限定されるものではなく、上述した如く、音
声電話通信に影響を与えない制御装置など、音声電話通
信に使用されない部分とすることも勿論可能である。
【0059】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0060】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0062】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0063】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明の情報端末装置によれば、電話通信機能を有する情
報端末装置であって、電源被供給部に対する電源供給を
管理すると共に、音声電話通信の開始時に前記電源被供
給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる電源管
理手段を有するため、次のような効果を奏する。音声電
話通信の開始時に電源被供給部を省電力状態に移行させ
る、すなわち、音声通信中必要のない装置部分の電源管
理を行うことにより、より高度に電池の消費を抑えるこ
とが可能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能と
なる。すなわち、従来に無いより的確な電源管理を行う
ことができるという効果がある。
【0065】請求項2記載の本発明の情報端末装置によ
れば、前記電源管理手段は、音声電話通信の開始から所
定時間が経過した時点で前記電源被供給部に対する電源
供給を省電力状態に移行させるため、次のような効果を
奏する。音声電話通信の開始から所定時間経過後、電源
被供給部を省電力状態に移行させる、すなわち、音声通
信中必要のない装置部分の電源管理を行うことにより、
使用者の使用感を損なうことなく、より高度に電池の消
費を抑えることが可能となり、装置駆動の時間を延ばす
ことが可能となる。すなわち、従来に無いより的確な電
源管理を行うことができるという効果がある。
【0066】請求項3記載の本発明の情報端末装置によ
れば、前記電源被供給部は、表示手段であるため、次の
ような効果を奏する。音声電話通信の開始時或いは所定
時間経過後に表示手段を省電力状態に移行させる、すな
わち、音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行う
ことにより、より高度に電池の消費を抑えることが可能
となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能となる。す
なわち、従来に無いより的確な電源管理を行うことがで
きるという効果がある。
【0067】請求項4記載の本発明の情報端末装置によ
れば、前記電源管理手段は、バックライトを消灯させる
ため、次のような効果を奏する。音声電話通信の開始
後、表示手段のバックライトを消灯させる、すなわち、
音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行うことに
より、より高度に電池の消費を抑えることが可能とな
り、装置駆動の時間を延ばすことが可能となる。すなわ
ち、従来に無いより的確な電源管理を行うことができる
という効果がある。
【0068】請求項5記載の本発明の情報端末装置によ
れば、電話通信機能を有する情報端末装置であって、電
話通信機能と独立した制御部に対する電源供給を管理す
ると共に、音声電話通信の開始後は前記制御部の動作周
波数を低減させ省電力状態に移行させる電源管理手段を
有するため、次のような効果を奏する。音声電話通信の
開始後、電話通信機能と独立した制御部の動作周波数を
低減させ省電力状態に移行させる、すなわち、音声通信
中必要のない装置部分の電源管理を行うことにより、よ
り高度に電池の消費を抑えることが可能となり、装置駆
動の時間を延ばすことが可能となる。すなわち、従来に
無いより的確な電源管理を行うことができるという効果
がある。
【0069】請求項6記載の本発明の情報端末装置によ
れば、前記電源管理手段は、音声電話通信の開始後は前
記制御部の動作を停止させ省電力状態に移行させるた
め、次のような効果を奏する。音声電話通信の開始後、
制御部の動作を停止させ省電力状態に移行させる、すな
わち、音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行う
ことにより、より高度に電池の消費を抑えることが可能
となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能となる。す
なわち、従来に無いより的確な電源管理を行うことがで
きるという効果がある。
【0070】請求項7記載の本発明の情報端末装置によ
れば、電話通信機能を有する情報端末装置であって、電
話通信機能と独立した電源被供給部に対する電源供給を
管理すると共に、音声電話通信の開始後は前記電源被供
給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる電源管
理手段を有するため、次のような効果を奏する。音声電
話通信の開始後、電話通信機能と独立した電源被供給部
を省電力状態に移行させる、すなわち、音声通信中必要
のない装置部分の電源管理を行うことにより、より高度
に電池の消費を抑えることが可能となり、装置駆動の時
間を延ばすことが可能となる。すなわち、従来に無いよ
り的確な電源管理を行うことができるという効果があ
る。
【0071】請求項8記載の本発明の情報端末装置によ
れば、前記電話通信機能は、情報端末装置本体に装備さ
れた電話機による電話通信機能であり、次のような効果
を奏する。電話機による音声電話通信の開始時或いは所
定時間経過後、電源被供給部を省電力状態に移行させ
る、すなわち、音声通信中必要のない装置部分の電源管
理を行うことにより、より高度に電池の消費を抑えるこ
とが可能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能と
なる。これにより、従来に無いより的確な電源管理を行
うことができるという効果がある。
【0072】請求項9記載の本発明の情報端末装置によ
れば、前記電話機は、PHSであるため、次のような効
果を奏する。PHSによる音声電話通信の開始時或いは
所定時間経過後、電源被供給部を省電力状態に移行させ
る、すなわち、音声通信中必要のない装置部分の電源管
理を行うことにより、より高度に電池の消費を抑えるこ
とが可能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能と
なる。すなわち、従来に無いより的確な電源管理を行う
ことができるという効果がある。
【0073】請求項10記載の本発明の情報端末装置に
よれば、PHSデータ通信の標準化規格であるPIAF
Sデータ通信が可能であり、通信種別の自動判別が可能
であるため、次のような効果を奏する。PIAFSデー
タ通信が可能な情報端末装置において、PHSによる音
声電話通信の開始時或いは所定時間経過後、電源被供給
部を省電力状態に移行させる、すなわち、音声通信中必
要のない装置部分の電源管理を行うことにより、より高
度に電池の消費を抑えることが可能となり、装置駆動の
時間を延ばすことが可能となる。すなわち、従来に無い
より的確な電源管理を行うことができるという効果があ
る。
【0074】請求項11記載の本発明の電源管理方法に
よれば、電話通信機能を有する情報端末装置に適用され
る電源管理方法であって、電源被供給部に対する電源供
給を管理すると共に、音声電話通信の開始時に前記電源
被供給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる電
源管理ステップを有するため、次のような効果を奏す
る。音声電話通信の開始時に電源被供給部を省電力状態
に移行させる、すなわち、音声通信中必要のない装置部
分の電源管理を行うことにより、より高度に電池の消費
を抑えることが可能となり、装置駆動の時間を延ばすこ
とが可能となる。すなわち、従来に無いより的確な電源
管理を行うことができるという効果がある。
【0075】請求項12記載の本発明の電源管理方法に
よれば、前記電源管理ステップでは、音声電話通信の開
始から所定時間が経過した時点で前記電源被供給部に対
する電源供給を省電力状態に移行させるため、次のよう
な効果を奏する。音声電話通信の開始から所定時間経過
後、電源被供給部を省電力状態に移行させる、すなわ
ち、音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行うこ
とにより、使用者の使用感を損なうことなく、より高度
に電池の消費を抑えることが可能となり、装置駆動の時
間を延ばすことが可能となる。すなわち、従来に無いよ
り的確な電源管理を行うことができるという効果があ
る。
【0076】請求項13記載の本発明の電源管理方法に
よれば、前記電源被供給部は、表示手段であるため、次
のような効果を奏する。音声電話通信の開始時或いは所
定時間経過後に表示手段を省電力状態に移行させる、す
なわち、音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行
うことにより、より高度に電池の消費を抑えることが可
能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能となる。
すなわち、従来に無いより的確な電源管理を行うことが
できるという効果がある。
【0077】請求項14記載の本発明の電源管理方法に
よれば、前記電源管理ステップでは、音声電話通信の開
始後は前記表示手段が備えるバックライトを消灯させる
ため、次のような効果を奏する。音声電話通信の開始
後、表示手段のバックライトを消灯させる、すなわち、
音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行うことに
より、より高度に電池の消費を抑えることが可能とな
り、装置駆動の時間を延ばすことが可能となる。すなわ
ち、従来に無いより的確な電源管理を行うことができる
という効果がある。
【0078】請求項15記載の本発明の電源管理方法に
よれば、電話通信機能を有する情報端末装置に適用され
る電源管理方法であって、電話通信機能と独立した制御
部に対する電源供給を管理すると共に、音声電話通信の
開始後は前記制御部の動作周波数を低減させ省電力状態
に移行させる電源管理ステップを有するため、次のよう
な効果を奏する。音声電話通信の開始後、電話通信機能
と独立した制御部の動作周波数を低減させ省電力状態に
移行させる、すなわち、音声通信中必要のない装置部分
の電源管理を行うことにより、より高度に電池の消費を
抑えることが可能となり、装置駆動の時間を延ばすこと
が可能となる。すなわち、従来に無いより的確な電源管
理を行うことができるという効果がある。
【0079】請求項16記載の本発明の電源管理方法に
よれば、前記電源管理ステップでは、音声電話通信の開
始後は前記制御部の動作を停止させ省電力状態に移行さ
せるため、次のような効果を奏する。音声電話通信の開
始後、制御部の動作を停止させ省電力状態に移行させ
る、すなわち、音声通信中必要のない装置部分の電源管
理を行うことにより、より高度に電池の消費を抑えるこ
とが可能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能と
なる。すなわち、従来に無いより的確な電源管理を行う
ことができるという効果がある。
【0080】請求項17記載の本発明の電源管理方法に
よれば、電話通信機能を有する情報端末装置に適用され
る電源管理方法であって、電話通信機能と独立した電源
被供給部に対する電源供給を管理すると共に、音声電話
通信の開始後は前記電源被供給部に対する電源供給を省
電力状態に移行させる電源管理ステップを有するため、
次のような効果を奏する。音声電話通信の開始後、電話
通信機能と独立した電源被供給部を省電力状態に移行さ
せる、すなわち、音声通信中必要のない装置部分の電源
管理を行うことにより、より高度に電池の消費を抑える
ことが可能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能
となる。すなわち、従来に無いより的確な電源管理を行
うことができるという効果がある。
【0081】請求項18記載の本発明の電源管理方法に
よれば、前記電話通信機能は、情報端末装置本体に装備
された電話機による電話通信機能であり、次のような効
果を奏する。電話機による音声電話通信の開始時或いは
所定時間経過後、電源被供給部を省電力状態に移行させ
る、すなわち、音声通信中必要のない装置部分の電源管
理を行うことにより、より高度に電池の消費を抑えるこ
とが可能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能と
なる。すなわち、従来に無いより的確な電源管理を行う
ことができるという効果がある。
【0082】請求項19記載の本発明の電源管理方法に
よれば、前記電話機は、PHSであり、次のような効果
を奏する。PHSによる音声電話通信の開始時或いは所
定時間経過後、電源被供給部を省電力状態に移行させ
る、すなわち、音声通信中必要のない装置部分の電源管
理を行うことにより、より高度に電池の消費を抑えるこ
とが可能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能と
なる。これにより、従来に無いより的確な電源管理を行
うことができるという効果がある。
【0083】請求項20記載の本発明の電源管理方法に
よれば、PHSデータ通信の標準化規格であるPIAF
Sデータ通信が可能であり通信種別の自動判別が可能で
あるため、次のような効果を奏する。PIAFSデータ
通信が可能な情報端末装置において、PHSによる音声
電話通信の開始時或いは所定時間経過後、電源被供給部
を省電力状態に移行させる、すなわち、音声通信中必要
のない装置部分の電源管理を行うことにより、より高度
に電池の消費を抑えることが可能となり、装置駆動の時
間を延ばすことが可能となる。すなわち、従来に無いよ
り的確な電源管理を行うことができるという効果があ
る。
【0084】請求項21記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、電話通信機能を有する情報端末装置に適用される電
源管理方法を実行するプログラムを記憶したコンピュー
タにより読み出し可能な記憶媒体であって、前記電源管
理方法は、電源被供給部に対する電源供給を管理すると
共に、音声電話通信の開始時に前記電源被供給部に対す
る電源供給を省電力状態に移行させる電源管理ステップ
を有するため、次のような効果を奏する。音声電話通信
の開始時に電源被供給部を省電力状態に移行させる、す
なわち、音声通信中必要のない装置部分の電源管理を行
うことにより、より高度に電池の消費を抑えることが可
能となり、装置駆動の時間を延ばすことが可能となる。
これにより、従来に無いより的確な電源管理を行うこと
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置
における処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置
における処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置
における処理を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置
における処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1および第2の実施の形態に係るP
IAFSフレームを示す説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の変形例に係る情報
端末装置の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101、301、601 PHS電話装置 102、302、602 格納装置 103、303、603 入力装置 104、304 表示装置 105、305、605 電源管理装置 106、306 制御装置 604 表示装置1 606 制御装置1 607 表示装置2 608 制御装置2

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話通信機能を有する情報端末装置であ
    って、 電源被供給部に対する電源供給を管理すると共に、音声
    電話通信の開始時に前記電源被供給部に対する電源供給
    を省電力状態に移行させる電源管理手段を有することを
    特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記電源管理手段は、音声電話通信の開
    始から所定時間が経過した時点で前記電源被供給部に対
    する電源供給を省電力状態に移行させることを特徴とす
    る請求項1記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記電源被供給部は、表示手段であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記電源管理手段は、前記表示手段が備
    えるバックライトを消灯させることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れかに記載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 電話通信機能を有する情報端末装置であ
    って、 電話通信機能と独立した制御部に対する電源供給を管理
    すると共に、音声電話通信の開始後は前記制御部の動作
    周波数を低減させ省電力状態に移行させる電源管理手段
    を有することを特徴とする情報端末装置。
  6. 【請求項6】 前記電源管理手段は、音声電話通信の開
    始後は前記制御部の動作を停止させ省電力状態に移行さ
    せることを特徴とする請求項5記載の情報端末装置。
  7. 【請求項7】 電話通信機能を有する情報端末装置であ
    って、 電話通信機能と独立した電源被供給部に対する電源供給
    を管理すると共に、音声電話通信の開始後は前記電源被
    供給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる電源
    管理手段を有することを特徴とする情報端末装置。
  8. 【請求項8】 前記電話通信機能は、情報端末装置本体
    に装備された電話機による電話通信機能であることを特
    徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の情報端末装
    置。
  9. 【請求項9】 前記電話機は、PHSであることを特徴
    とする請求項8記載の情報端末装置。
  10. 【請求項10】 PHSデータ通信の標準化規格である
    PIAFSデータ通信が可能であることを特徴とする請
    求項9記載の情報端末装置。
  11. 【請求項11】 電話通信機能を有する情報端末装置に
    適用される電源管理方法であって、 電源被供給部に対する電源供給を管理すると共に、音声
    電話通信の開始時に前記電源被供給部に対する電源供給
    を省電力状態に移行させる電源管理ステップを有するこ
    とを特徴とする電源管理方法。
  12. 【請求項12】 前記電源管理ステップでは、音声電話
    通信の開始から所定時間が経過した時点で前記電源被供
    給部に対する電源供給を省電力状態に移行させることを
    特徴とする請求項11記載の電源管理方法。
  13. 【請求項13】 前記電源被供給部は、表示手段である
    ことを特徴とする請求項11又は12記載の電源管理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記電源管理ステップでは、前記表示
    手段が備えるバックライトを消灯させることを特徴とす
    る請求項11乃至13の何れかに記載の電源管理方法。
  15. 【請求項15】 電話通信機能を有する情報端末装置に
    適用される電源管理方法であって、 電話通信機能と独立した制御部に対する電源供給を管理
    すると共に、音声電話通信の開始後は前記制御部の動作
    周波数を低減させ省電力状態に移行させる電源管理ステ
    ップを有することを特徴とする電源管理方法。
  16. 【請求項16】 前記電源管理ステップでは、音声電話
    通信の開始後は前記制御部の動作を停止させ省電力状態
    に移行させることを特徴とする請求項15記載の電源管
    理方法。
  17. 【請求項17】 電話通信機能を有する情報端末装置に
    適用される電源管理方法であって、 電話通信機能と独立した電源被供給部に対する電源供給
    を管理すると共に、音声電話通信の開始後は前記電源被
    供給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる電源
    管理ステップを有することを特徴とする電源管理方法。
  18. 【請求項18】 前記電話通信機能は、情報端末装置本
    体に装備された電話機による電話通信機能であることを
    特徴とする請求項11乃至17の何れかに記載の電源管
    理方法。
  19. 【請求項19】 前記電話機は、PHSであることを特
    徴とする請求項18記載の電源管理方法。
  20. 【請求項20】 PHSデータ通信の標準化規格である
    PIAFSデータ通信が可能であることを特徴とする請
    求項19記載の電源管理方法。
  21. 【請求項21】 電話通信機能を有する情報端末装置に
    適用される電源管理方法を実行するプログラムを記憶し
    たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
    て、 前記電源管理方法は、電源被供給部に対する電源供給を
    管理すると共に、音声電話通信の開始時に前記電源被供
    給部に対する電源供給を省電力状態に移行させる電源管
    理ステップを有することを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431420B1 (ko) * 1999-12-27 2004-05-14 닛폰 덴키 가부시끼 가이샤 휴대 정보 단말 장치 및 전원 전력 공급 제어 방법
CN101848281A (zh) * 2010-04-23 2010-09-29 中兴通讯股份有限公司 一种省电终端及其省电的方法
US9310877B2 (en) 2012-01-26 2016-04-12 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and power-saving method for controlling a return to a normal power mode

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