JP2000101329A - マルチバンドアンテナ - Google Patents

マルチバンドアンテナ

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JP2000101329A
JP2000101329A JP11265980A JP26598099A JP2000101329A JP 2000101329 A JP2000101329 A JP 2000101329A JP 11265980 A JP11265980 A JP 11265980A JP 26598099 A JP26598099 A JP 26598099A JP 2000101329 A JP2000101329 A JP 2000101329A
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JP
Japan
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conductor
antenna
reactance element
band antenna
free end
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Pending
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JP11265980A
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English (en)
Inventor
Veatriki Koutsoumpea
コウツォーンピア ヴェアトリキ
Scott Anthony Faulkner
アンソニー フォルクナー スコット
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Whitaker LLC
Original Assignee
Whitaker LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が小型、堅牢且つ簡単で、容易且つ安価
に製造可能である高信頼性のマルチバンドアンテナを提
供すること。 【解決手段】 接続端8から自由端10に向け中心軸に
沿って螺旋状に巻回された第1導体4と、この第1導体
4の自由端10の螺旋状部12のキャビティ14内に、
誘電体支持部材28を介し又は介することなく設けたリ
アクタンス素子6とを備える。全体を誘電体保護カバー
38で覆うのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ、特にセル
ラーフォン、ポケットベル、GPS(グローバルポジシ
ョニングシステム=汎地球測位システム)及びコンピュ
ータネットワークデバイス等の移動通信デバイスにおけ
る少なくとも2周波数バンドを受信するマルチバンドア
ンテナに関する。
【従来の技術】
【0002】2周波数バンドアンテナシステムは、例え
ば米国特許第5,717,409号に開示されている。
この文献のアンテナは、夫々セルラーフォン(AMPS
規格による)及びパーソナル通信システム(PCS)の
動作周波数に対応する約850MHz(第1周波数バン
ド)及び約1900MHz(第2周波数バンド)の動作
周波数を送受信する。このように、通信システムが違う
と動作周波数バンド(帯域)が異なる且つこれら両シス
テムで動作する小型通信デバイスが好ましいので、高調
波(整数倍)関係にない少なくとも2つの周波数バンド
で送受信するアンテナシステムの必要性がある。
【0003】上述した米国特許第5,717,409号
に開示されるデュアル(2)周波数バンドのアンテナシ
ステムは、伸縮する第1ロッド及びこのロッドの一部を
同心状に包囲する螺旋状の第2導体より構成される。そ
して、このロッド及び螺旋導体の双方は、モービルフォ
ン(移動電話)の整合回路を介して相互接続されてい
る。これら各アンテナは、第1及び第2周波数バンドで
動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】螺旋アンテナに関して
は、いくつかの欠点がある。特に、螺旋アンテナは、異
なる電磁特性を有する異なるフォンで動作する為に同調
するのが困難である。モービルフォンはアンテナシステ
ムの一部を構成し且つフォンの特定構成(例えば接地面
等の設計)はアンテナの周波数応答に影響する。従っ
て、アンテナは、特定構成のモービル通信デバイスの動
作用に同調する必要がある場合が多い。螺旋導体の巻回
数は、特定モービル通信デバイス用アンテナに同調する
よう調整してもよい。しかし、これは特に量産用には不
向きであり且つ高価となる。このアンテナの他の欠点
は、デュアル周波数バンド機能を果たす為に整合回路を
必要とすることである。
【0005】そこで、簡単、小型且つ安価に製造可能な
モービル通信デバイス用マルチバンドアンテナを得るの
が好ましい。また、簡単且つ安価で、しかもゲイン(利
得)、帯域幅及びVSWR(電圧定在波比)特性が改善
されるマルチバンドアンテナを得るのが好ましい。
【0006】従って、本発明の目的は、モービル通信デ
バイス用の安価、小型且つ高信頼性のマルチバンドアン
テナを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチバンドア
ンテナは、接地端から自由端に向けて中心軸に沿って螺
旋状に巻回された第1導体と、この第1導体の自由端且
つ螺旋状部内に第1導体と電気的に接触して又は非接触
で固定されたリアクタンス素子とにより基本的に構成さ
れ、第1及び第2周波数範囲で動作する。
【0008】即ち、本発明のマルチバンドアンテナは、
特にモービル通信デバイスに好適であり、少なくとも第
1及び第2周波数バンドで動作し、その長手軸に沿い且
つこの周囲にスパイラル又は螺旋状コイルとして巻回さ
れた第1導体を備える。この螺旋導体は、軸から一定距
離だけ離れており、中心キャビティ部を形成する。この
第1導体は、モービル通信デバイスの信号処理回路に接
続された接続端から第2(自由)端へ延びる。このアンテ
ナは、更に螺旋キャビティ部内に実質的に固定されたリ
アクタンス素子又はその一部を備える。このリアクタン
ス素子及び第1導体は、電磁的に結合するよう構成さ
れ、この第1導体及びリアクタンス素子は第1及び第2
周波数範囲で動作する。ここで、第2バンドの周波数
は、第1バンドの周波数よりも高い。従って、このアン
テナは特に小型、簡単且つ高信頼性であり、マルチ周波
数バンドで良好に動作する。このアンテナのレスポンス
(応答)は、モービル通信デバイスで最適動作するよう
正確に制御且つ同調できる。
【0009】長手方向のリアクタンス素子の長さは、第
1導体の長手方向の長さ未満であるを可とする。
【0010】螺旋状の第1導体は、第1中心周波数(例
えば850〜900MHz)の波長の約1/4電気長で
ある。このリアクタンス素子は、この螺旋導体内に位置
し、第1導体と電磁的に結合し、アンテナが第1及び第
2周波数範囲で真性的に共振するようにする。リアクタ
ンス素子の長さ及び断面積は、特定構成のモービル通信
デバイスが動作する第1及び第2中心周波数に同調し且
つ最適動作するよう調整可能である。
【0011】このリアクタンス素子は、例えば筒形ロッ
ド状の第2導体であってもよい。また、このリアクタン
ス素子は、例えば誘導特性を有する非導電性材料により
構成可能である。このリアクタンス素子は、例えば筒形
ロッドから延び第1導体の端部に配置され、リアクタン
ス素子を第1導体内の正しい位置に設けられる円形フラ
ンジ等のフランジで構成してもよい。特に、第1導体と
リアクタンス素子のオーバーラップする長さは、簡単な
方法で正確に定める。第1導体は、第1導体の端部で第
2導体形状のリアクタンス素子に電気的に接続しても又
はしなくてもよい。例えば、電気的接続は第2導体の外
方へ延びるフランジを第1螺旋導体の端部に当接させて
もよく、また第2導体を第1螺旋導体の端部に誘電体を
介して非接触状態で固定してもよい。第2導体は、例え
ばロッド状であり、誘電体でコーティングしても又は誘
電体内に配置してもよく、この場合に例えば誘電体の外
径は、螺旋導体の自由端のキャビティ部内に嵌入され、
第2導体が第1導体に対して放射状に配置され且つ(第
1導体の自由端を除き)電気的に絶縁されるようにす
る。これにより、特に簡単、小型且つ堅牢なデュアル周
波数バンドのアンテナが得られる。
【0012】両周波数範囲でのアンテナの動作を最適化
する為に、リアクタンス素子の寸法、特に長さ及び/又
は断面積又は直径を変化させて同調させてもよい。これ
により、アンテナは、異なる電磁特性を有するモービル
通信デバイスに取付けるよう容易に同調できる。
【0013】他の実施形態例では、第2導体は第1導体
の端部と連続して、螺旋キャビティ部の端部内に曲げ
て、特に安価な構成としてもよい。この実施形態例の場
合、第2導体及びそれを支持する誘電体等の別のリアク
タンス素子は不要になる。
【0014】第1導体は、例えば円形又は正方形断面の
ソリッド金属ワイヤをあるピッチ及び半径で巻回したワ
イヤ状であってもよい。第2実施形態例では、第1導体
はワイヤであり、このワイヤの端の所定長を螺旋のキャ
ビティ内に曲げ且つキャビティの中心又は長手軸に沿っ
て延ばせるが、第2導体をキャビティ部の中心から離れ
た位置に位置させてもよい。
【0015】アンテナの接続端は、同軸接続状としても
よい(が、これは必須ではない)。第1導体の接続部
は、同軸コネクタの中心コンタクトに接続する中心導体
を形成してもよい。第1導体がワイヤ状の場合には、そ
の接続部は、単に長手軸方向に延びる直線状の短いワイ
ヤであり、例えば同軸コネクタの中心導体又はPCB
(プリント基板)の回路トレース等の他の導体に接続、
半田付け又はその他の固定を行うことも可である。第1
導体の接続部は、誘電体内に配置し、同軸コネクタ又は
他の接続に対して中心導体を位置決めしてもよい。アン
テナ螺旋導体及びリアクタンス素子は、優れた電気的特
性(例えば低エネルギー散逸特性)を有し且つ更にアン
テナを保護し一体に保持する誘電体外部スリーブ(レー
ドーム)内に包み込み、コーティング又はオーバーモー
ルドしてもよい。
【0016】本発明のマルチバンドアンテナの他の特徴
は以下の説明及び図面から明らかとなろう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマルチバンドアン
テナの好適実施形態例を、添付図を参照して詳細に説明
する。
【0018】添付図を参照すると、マルチデュアル周波
数バンドアンテナ(以下マルチバンドアンテナ又は単に
アンテナという)2、2'は、第1導体4及び第2導体
6、6'であることを可とするリアクタンス素子を備え
るが、リアクタンス素子は誘導特性を有する非導電性素
子であってもよい。第1導体4は、接続端8から自由端
10へ延び、接続端8はモービル電話等のモービル通信
デバイス(図示せず)の信号処理回路に電気的に接続さ
れる。
【0019】この実施形態例の第1導体4は、筒状ワイ
ヤで長手方向(L)の軸(A)に沿って且つその周囲に
延びるコイル又は螺旋(ヘリカル)部12より成る。こ
のコイル又はヘリカル部12は、内径(D)及び隣接コ
イル又は巻線間のピッチ(P)の螺旋状に第1導体を巻
回すことにより得られる。この螺旋部12は、略筒状の
内部キャビティ部14を長手方向の中心軸(A)の周囲
に形成する。また、この第1導体4は、正方形、多角
形、楕円その他任意形状に巻回し、非筒状キャビティ部
を形成してもよい。一様な螺旋が好ましいが、コイルの
巻回毎にピッチが異なっても及び/又は異なる直径の
(例えば円錐状の)コイルとすることも可能である。
【0020】第1導体4は好ましくは一様な螺旋に区間
12に沿って形成されたソリッド金属ワイヤであるのが
好ましいが、他の形状であってもよい。例えば外部導体
は誘電体の管等の支持サポートの一部に螺旋状に巻回さ
れた導電性トレースとしてプリント又は被着(デポジッ
ト)してもよい。或いは、ワイヤ又は他の導体は、サブ
ストレートの管の周囲にスパイラル又はヘリカル状に配
置してもよい。或いはまた、第1導体4はフレキシブル
(可撓性)フィルム上の導電性トレースであり、次にフ
レキシブルフィルムをヘリカル(螺旋)状に巻回するか
筒状に曲げ、誘電体ロッド(棒状体)の如き支持素子又
はストラクチャ(構造体)に支持してもよい。換言する
と、特に安価な導電ワイヤを得るのが有効であるが、ワ
イヤは単にその一部に沿って螺旋又はスパイラルに巻回
してもよい。スパイラル状導体を得る他の手段は、全体
的な寸法や性能を大幅に変更することなくアンテナの電
磁気機能を実行すると考えられる。
【0021】第1導体の直径、ピッチ及び巻回数は、リ
アクタンス素子への電磁結合と共に、モービル通信デバ
イスが動作する第1周波数バンドに対応する第1周波数
バンドの中心で共振するような電気長の第1導体を提供
する。現在のモービルフォンシステムでは、第1周波数
バンドの中心周波数は(規格により)略850〜900
MHzである。
【0022】第1導体4の接続端8は、略直線部16で
あり、螺旋部12の接続端17から長手方向(L)に長
手軸(A)に沿って延びる略直線状部16より成る。図
2及び図4に示す如く、接続端の直線部16は、接続部
19のキャビティ15内に延びる。この接続部19は、
誘電体20で包囲される内部コンタクト13より成り、
更に同軸接続の外部導体として動作する外部導体22で
同軸状に包囲される。この端部8は、同軸相互接続部又
は導体の中心コンタクト13に半田付け、クリンプ(圧
着)又はその他の方法で接続される。或いは、端部8
は、(例えば半田付け又は溶接等により)モービル通信
デバイスの信号処理回路より成る回路基板に直接接続し
てもよい。この場合には、同軸接続部材は設けられな
い。また中心コンタクトは、図1に示す如く、接続端8
と一体の延長部により形成してもよい。接続部材には、
取付フランジ24が設けられ、モービル通信デバイスの
ケース内の切欠き又は穴のエッジの周囲に固定するか、
アンテナのキャップに固定可能であるベース25に取付
ける。図1及び図4に示す組立状態のアンテナは、モー
ビル通信デバイスに取付可能であり、これにより接続部
材19はデバイスの相補コネクタに接続される。
【0023】次に、図1、図2、図5及び図6を参照す
ると、リアクタンス素子6又はその一部は、一定長
(L、L'、L'')の導電性又は誘導特性の材料をロッ
ド状にしたものである。(この特定例では、筒状である
が多角形、楕円その他でもよく)第1導体の自由端10
のキャビティ部14に挿入される。リアクタンス素子又
はその一部は、自由端10から始まる長さ(L)に沿っ
て内部に延びるキャビティ部内に位置するが、このリア
クタンス素子は自由端10の下方に位置させてもよい。
また、リアクタンス素子は、キャビティ部の外方で長さ
(h)にわたり延びる部分を図5に示す如く、第1導体
の自由端上方に有してもよい。このロッドの長さ(L)
は、キャビティ部14の直径又は幅(D)より小さい直
径又は幅(d)を有し、誘電体スペース(W)が第1及
び第2導体間に設けられている。
【0024】第2導体6の直径又は幅(d)及び/又は
長さ(L)は、モービル通信回路及びデバイスの電磁特
性を考慮して、モービル通信デバイスの第1及び第2動
作周波数範囲の第1及び第2中心周波数にアンテナが同
調するよう変化させてもよい。第2周波数範囲は、例え
ば中心周波数が約1900MHzであるパーソナル通信
システム(PCS)の周波数範囲であってもよい。第2
範囲の周波数は、第1範囲の周波数よりも高い。
【0025】リアクタンス素子をキャビティ内に位置決
めし、それが長手軸(A)とアライメント又は平行とな
るようにする為に、誘電体ジャケット28、28'、2
8''を第2導体6の周囲に配置し且つキャビティ14内
に、適合させ、これによりリアクタンス素子を螺旋部に
対して放射状に位置させ且つ絶縁するようにする。
【0026】図1、図2、図5及び図6を参照すると、
リアクタンス素子には、その頂部に放射状に延びるフラ
ンジ30、30'、30''を設けてもよい。このフラン
ジは、第1導体4の自由端上に延び肩部31、31'、
31''を形成して、第1導体を正確に位置決めする。こ
れにより、リアクタンス素子がキャビティ部14内に挿
入される深さが正確になり且つ製造時の反復再現性を簡
単に実現する。このリアクタンス素子を第1導体に対し
て不動的に固定することにより、多くの周波数でアンテ
ナの動作を良好に制御し且つ高信頼性を得ることを可能
にする。
【0027】第1導体4の自由端10は、頂部29で
(第2導体であることを可とする)リアクタンス素子と
導電接触してもよいが、フランジ30、30'、30''
は外誘電部材28、28'、28''の一部とし、これに
より第2導体を第1導体に非導電接続してもよい。次
に、図1に示すアセンブリ(組立体)を保護層8、例え
ばレードーム又はその上を誘電体チューブで覆う。
【0028】上述の構成によると、同調が容易であり且
つ製造が容易且つ安価であると共に特に高信頼性及び堅
牢構造のマルチバンドアンテナが得られる。
【0029】図3及び図4を参照すると、本発明の第2
実施形態例のマルチバンドアンテナ2'''を示す。この
マルチバンドアンテナ2'''は、(第2導体状の)別体
のリアクタンス素子の代わりに、第2導体6'''は一体
であるワイヤ7の延長部であり、第1導体の自由端10
からキャビティ部14内に折曲げられている。このアン
テナ2'''の周波数応答は、キャビティ部14内に延び
る第2導体の長さ(L''')を調整することにより同調
させることができる。この実施形態例は、特に製造が容
易且つ安価である。その理由は、第2導体及び位置決め
用誘電体等の別体のリアクタンス素子を不要とする為で
ある。
【0030】上述した各実施形態例において、キャビテ
ィ部内には(チューブ、ロット等の)誘電体を挿入又は
オーバーモールドすることも可能である。これにより、
アンテナの機械的強度を補強する作用をする。
【0031】以上、本発明のマルチバンドアンテナの好
適実施形態例の構成及び動作を詳述した。しかし、本発
明は斯る特定例のみに限定されるべきではなく、本発明
の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変
形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよ
う。
【0032】
【発明の効果】上述の説明から明らかな如く、本発明の
マルチバンドアンテナによると、螺旋状の第1導体と、
そのキャビティ部に配置されたリアクタンス素子とによ
り構成されるので、構成が簡単であり、安価且つ高信頼
性で量産可能である。特に、第1導体とリアクタンス素
子とを一体のワイヤにより構成すると上述した効果が一
層顕著である。
【0033】更に、螺旋状の第1導体のキャビティ内又
は外に誘電体のロッドやチューブを設けることにより、
マルチバンドアンテナを効果的に保護及び補強すること
が可能になるので、モービルフォン等のマルチバンドア
ンテナに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチバンドアンテナの第1実施形態
例の斜視図である。
【図2】図1のマルチバンドアンテナに外部保護カバー
を付加した状態の縦断面図である。
【図3】本発明のマルチバンドアンテナの第2実施形態
例の斜視図である。
【図4】図3のマルチバンドアンテナに外部保護カバー
を付加した状態の縦断面図である。
【図5】本発明のマルチバンドアンテナの第3実施形態
例の縦断面図である。
【図6】本発明のマルチバンドアンテナの第4実施形態
例の縦断面図である。
【符号の説明】
2、2'、2''、2''' マルチバンドアンテナ 4 第1導体 6、6'、6''、6''' リアクタンス素子(第2導
体) 7 ワイヤ 8 接続端 10 自由端 12 螺旋状部 14 キャビティ 28 誘電体支持部材 30 フランジ 38 誘電体保護カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スコット アンソニー フォルクナー アメリカ合衆国 17111 ペンシルベニア 州 ハリスバーグ スプリングフォード ドライブ 60100 アパートメントビー 13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端から自由端に向けて中心に沿って
    螺旋状に巻回された第1導体と、 該第1導体の前記自由端側且つ前記第1導体内部に固定
    されたリアクタンス素子とを備え、 複数の周波数範囲で動作することを特徴とするマルチバ
    ンドアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記リアクタンス素子は、前記第1導体
    の前記自由端に固定されたフランジ付き誘電体支持部材
    に取付けられた別体の第2導体で形成されることを特徴
    とする請求項1のマルチバンドアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記第2導体は螺旋状に巻回されたワイ
    ヤであることを特徴とする請求項2のマルチバンドアン
    テナ。
  4. 【請求項4】 前記第2導体はスリーブ状導体であるこ
    とを特徴とする請求項2のマルチバンドアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記リアクタンス素子は、前記第1導体
    の自由端を前記軸に沿って前記螺旋内に折曲げて形成さ
    れることを特徴とする請求項1のマルチバンドアンテ
    ナ。
  6. 【請求項6】 前記螺旋状に巻回された第1導体の外周
    を誘電体保護カバーで覆うことを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれかのマルチバンドアンテナ。
JP11265980A 1998-09-18 1999-09-20 マルチバンドアンテナ Pending JP2000101329A (ja)

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EP98117699 1998-09-18

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