JP2000099653A - 記憶装置および方法、情報処理装置および方法、並びに提供媒体 - Google Patents

記憶装置および方法、情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Info

Publication number
JP2000099653A
JP2000099653A JP10262669A JP26266998A JP2000099653A JP 2000099653 A JP2000099653 A JP 2000099653A JP 10262669 A JP10262669 A JP 10262669A JP 26266998 A JP26266998 A JP 26266998A JP 2000099653 A JP2000099653 A JP 2000099653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tuning frequency
data
storage device
storage
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10262669A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hamamoto
賢治 濱本
Yasuhisa Nakajima
康久 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10262669A priority Critical patent/JP2000099653A/ja
Priority to EP99307262A priority patent/EP0987647A2/en
Priority to MYPI99003999A priority patent/MY118226A/en
Priority to US09/396,261 priority patent/US6559755B1/en
Publication of JP2000099653A publication Critical patent/JP2000099653A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/0723Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips the record carrier comprising an arrangement for non-contact communication, e.g. wireless communication circuits on transponder cards, non-contact smart cards or RFIDs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリカードの同調周波数を自動調整し、性
能低下を防ぐ。 【解決手段】 マイコン36は、メモリカードからのデ
ータを受信する際、同調回路32内の可変コンデンサの
容量値を調整することにより、同調周波数を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置および方
法、情報処理装置および方法、並びに提供媒体に関し、
特に、非接触でデータの読み出しや書き込みを行い得る
メモリカードにおいて、同調周波数のばらつきを回避す
ることができるようにした記憶装置および方法、情報処
理装置および方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理の高能率化と機密保持な
どの観点から、ICチップのような情報(データ)の記
憶および処理を行う半導体素子を実装し、記憶容量など
を飛躍的に高めたメモリカードがデータカードとして広
く使用されている。
【0003】そして最近は、入出力の電波信号を送受信
するデータ送受信用アンテナ回路(コイル)を内蔵し、
外部処理装置との間のデータの読み出しや書き込みを、
いわゆる無線方式によって、非接触的に行うように構成
された非接触型メモリカードも開発されている。
【0004】図14は、非接触型メモリカード91の構
成例を示すブロック図である。非接触型メモリカード
(以下、適宜、メモリカードと略記する)91を構成す
るアンテナ101は、後述する非接触型メモリカードリ
ーダライタ(以下、適宜、リーダライタと略記する)9
2からの電波を受信し、受信した電波に対応する信号を
同調回路102および電源回路111に供給するように
なされている。同調回路102は、アンテナ101より
供給された信号から、メモリカード91とリーダライタ
92との間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出する
ようになされている。
【0005】増幅回路103は、入力された信号を所定
のレベルまでに増幅した後、出力するようになされてい
る。復調回路104は、搬送波周波数に変調された信号
を復調し、対応する所定のデータに変換するようになさ
れている。通信制御回路105は、データの送受信を切
り替えるようになされている。マイコン(マイクロコン
ピュータ)106は、ROM(Read Only Memory)107に
記憶された制御プログラムに従って各部を制御するよう
になされている。また、通信制御回路105を介して供
給されたデータのうち、記憶しておく必要のあるデータ
を適宜、EEPROM(Electrically Erasable and Programma
ble Read Only Memory)108に供給するようになされ
ている。
【0006】EEPROM108は、マイコン106より供給
されたデータを記憶するようになされている。変調回路
109は、通信制御回路105より供給されたデータを
搬送波周波数の信号に変調し、出力するようになされて
いる。増幅回路110は、変調回路109より供給され
た搬送波周波数に変調された信号を、通信に必要なレベ
ルにまで増幅するようになされている。そして、アンテ
ナ101は、増幅回路110によって増幅された搬送波
周波数の信号を電波によって送信するようになされてい
る。
【0007】図15は、非接触型メモリカードリーダラ
イタ92の構成例を示すブロック図である。アンテナ1
21は、メモリカード91に対して所定の信号を送信し
たり、メモリカード91との間の通信を行うために、所
定の搬送波の送受信を行うようになされている。また、
メモリカード91に対して電源を供給するための磁界を
発生するようにもなされている。
【0008】同調回路122は、アンテナ121より供
給された信号から、メモリカード91とリーダライタ9
2との間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出するよ
うになされている。増幅回路123は、入力された信号
を所定のレベルにまで増幅した後、出力するようになさ
れている。復調回路124は、搬送波周波数に変調され
た信号を復調し、所定のデータに変換するようになされ
ている。通信制御回路125は、データの送受信を切り
替えるとともに、通信を制御するようになされている。
マイコン126は、ROM128に記憶された制御プログ
ラムに従って各部を制御するようになされている。ま
た、通信制御回路125を介して供給されたデータのう
ち、記憶しておく必要のあるデータを適宜、RAM(Random
Access Memory)129に供給するようになされてい
る。
【0009】RAM129は、マイコン126より供給さ
れたデータを記憶するようになされている。変調回路1
30は、通信制御回路125より供給されたデータを搬
送波周波数の信号に変調し、出力するようになされてい
る。増幅回路131は、変調回路130より供給された
搬送波周波数に変調された信号を、通信に必要なレベル
にまで増幅するようになされている。そして、アンテナ
121は、増幅回路131によって増幅された搬送波周
波数の信号を電波によって送信するようになされてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のメモリカードにおいては、部品のばらつきによっ
て、同調周波数が変化し、性能が低下するという課題が
あった。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、メモリカードの同調周波数を調整し、性
能低下を回避することができるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記憶装
置は、情報の記憶および処理を行い、外部装置との間で
情報の送受信を行う記憶装置において、同調周波数デー
タを記憶する第1の記憶手段と、受信した信号から同調
周波数を抽出する第1の抽出手段と、第1の記憶手段に
記憶されている同調周波数データに基づいて、第1の抽
出手段で抽出する同調周波数を調整する第1の調整手段
とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の記憶方法は、情報の記憶
および処理を行い、外部装置との間で情報の送受信を行
う記憶装置の記憶方法において、同調周波数データを記
憶する第1の記憶ステップと、受信した信号から同調周
波数を抽出する第1の抽出ステップと、第1の記憶ステ
ップで記憶された同調周波数データに基づいて、第1の
抽出ステップで抽出する同調周波数を調整する第1の調
整ステップとを含むことを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の提供媒体は、情報の記憶
および処理を行い、外部装置との間で情報の送受信を行
う記憶装置に、同調周波数データを記憶する第1の記憶
ステップと、受信した信号から同調周波数を抽出する第
1の抽出ステップと、第1の記憶ステップで記憶された
同調周波数データに基づいて、第1の抽出ステップで抽
出する同調周波数を調整する第1の調整ステップとを含
む処理を実行させるプログラムを提供することを特徴と
する。
【0015】請求項5に記載の情報処理装置は、非接触
型の記憶装置にアクセス可能な情報処理装置において、
受信した信号から同調周波数を抽出する第2の抽出手段
と、第2の抽出手段で抽出する同調周波数を調整する第
2の調整手段と、記憶装置から読み出したデータを記憶
する第2の記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項14に記載の情報処理方法は、非接
触型の記憶装置にアクセス可能な情報処理装置の情報処
理方法において、受信した信号から同調周波数を抽出す
る第2の抽出ステップと、第2の抽出ステップで抽出す
る同調周波数を調整する第2の調整ステップと、記憶装
置から読み出したデータを記憶する第2の記憶ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0017】請求項15に記載の提供媒体は、非接触型
の記憶装置にアクセス可能な情報処理装置に、受信した
信号から同調周波数を抽出する第2の抽出ステップと、
第2の抽出ステップで抽出する同調周波数を調整する第
2の調整ステップと、記憶装置から読み出したデータを
記憶する第2の記憶ステップとを含む処理を実行させる
プログラムを提供することを特徴とする。
【0018】請求項1に記載の記憶装置においては、第
1の記憶手段が、同調周波数データを記憶し、第1の抽
出手段が、受信した信号から同調周波数を抽出し、第1
の調整手段が、第1の記憶手段に記憶されている同調周
波数データに基づいて、第1の抽出手段で抽出する同調
周波数を調整する。
【0019】請求項3に記載の記憶方法および請求項4
に記載の提供媒体においては、第1の記憶ステップで、
同調周波数データを記憶し、第1の抽出ステップで、受
信した信号から同調周波数を抽出し、第1の調整ステッ
プで、第1の記憶ステップで記憶された同調周波数デー
タに基づいて、第1の抽出ステップで抽出する同調周波
数を調整する。
【0020】請求項5に記載の情報処理装置において
は、第2の抽出手段が、受信した信号から同調周波数を
抽出し、第2の調整手段が、第2の抽出手段で抽出する
同調周波数を調整し、第2の記憶手段が、記憶装置から
読み出したデータを記憶する。
【0021】請求項14に記載の情報処理方法および請
求項15に記載の提供媒体においては、第2の抽出ステ
ップで、受信した信号から同調周波数を抽出し、第2の
調整ステップで、第2の抽出ステップで抽出する同調周
波数を調整し、第2の記憶ステップで、記憶装置から読
み出したデータを記憶する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と、以下
の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手
段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を
付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
但し、勿論この記載は、各手段を記載したものに限定す
ることを意味するものではない。
【0023】即ち、請求項1に記載の記憶装置は、情報
の記憶および処理を行い、外部装置との間で情報の送受
信を行う記憶装置において、同調周波数データを記憶す
る第1の記憶手段(例えば、図3の同調周波数エリア6
4)と、受信した信号から同調周波数を抽出する第1の
抽出手段(例えば、図1の同調回路12)と、第1の記
憶手段に記憶されている同調周波数データに基づいて、
第1の抽出手段で抽出する同調周波数を調整する第1の
調整手段(例えば、図1のマイコン16)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0024】請求項2に記載の記憶装置は、第1の記憶
手段に、外部装置で指定されたアドレスが無い場合、擬
似データを付加する付加手段(例えば、図6のステップ
S24)をさらに備えることを特徴とする。
【0025】請求項5に記載の情報処理装置は、非接触
型の記憶装置にアクセス可能な情報処理装置において、
受信した信号から同調周波数を抽出する第2の抽出手段
(例えば、図2の同調回路32)と、第2の抽出手段で
抽出する同調周波数を調整する第2の調整手段(例え
ば、図2のマイコン36)と、記憶装置から読み出した
データを記憶する第2の記憶手段(例えば、図2のRAM
39)とを備えることを特徴とする。
【0026】請求項6に記載の情報処理装置は、データ
を表示させるように制御する表示制御手段(例えば、図
9の表示ドライバ71)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0027】請求項7に記載の情報処理装置は、記憶装
置から読み出したデータを受信したか否かを判定する受
信判定手段(例えば、図10のステップS45)と、受
信判定手段の判定に基づいて、表示制御手段の電源をオ
ンにする第1の電源オン手段(例えば、図10のステッ
プS47)をさらに備えることを特徴とする。
【0028】請求項8に記載の情報処理装置は、記憶装
置との通信可能な距離を判定する通信距離判定手段(例
えば、図13のステップS72)と、通信距離判定手段
の判定に基づいて、表示制御手段の電源をオンにする第
2の電源オン手段(例えば、図13のステップS73)
をさらに備えることを特徴とする。
【0029】請求項9に記載の情報処理装置は、記憶装
置との通信のエラー数をカウントし、エラー数が所定値
を越えたか否かを判定するエラー判定手段(例えば、図
8のステップS38)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0030】請求項10に記載の情報処理装置は、エラ
ー判定手段において、エラー数が所定値を越えたと判定
された場合、第2の記憶手段に記憶されているデータを
他の記憶装置に書き込む書き込み手段(例えば、図8の
ステップS41)をさらに備えることを特徴とする。
【0031】請求項11に記載の情報処理装置は、複数
の記憶装置のデータを予め記憶している第3の記憶手段
(例えば、図9のROM38)と、第3の記憶手段に記憶
されているデータと記憶装置のデータを比較する比較手
段(例えば、図11のステップS57)をさらに備える
ことを特徴とする。
【0032】図1は、本発明を適用した非接触型メモリ
カード1の一実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。メモリカード1を構成するアンテナ11は、後述す
るリーダライタ2からの電波を受信し、受信した電波に
対応する信号を同調回路12および電源回路21に供給
するようになされている。同調回路12は、アンテナ1
1より供給された信号から、メモリカード1とリーダラ
イタ2との間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出す
るようになされている。
【0033】増幅回路13は、入力された信号を所定の
レベルまでに増幅した後、出力するようになされてい
る。復調回路14は、搬送波周波数に変調された信号を
復調し、対応する所定のデータに変換するようになされ
ている。通信制御回路15は、データの送受信を切り替
えるようになされている。マイコン16は、ROM17に
記憶された制御プログラムに従って各部を制御するよう
になされている。また、通信制御回路15を介して供給
されたデータのうち、記憶しておく必要のあるデータを
適宜、EEPROM18に供給するようになされている。
【0034】EEPROM18は、マイコン16より供給され
たデータを記憶するようになされている。また、EEPROM
18(後述する同調周波数エリア64)には、予め製造
時に、メモリカード1の同調周波数(所定の搬送波周波
数)データが書き込まれている。
【0035】変調回路19は、通信制御回路15より供
給されたデータを搬送波周波数の信号に変調し、出力す
るようになされている。増幅回路20は、変調回路19
より供給された搬送波周波数に変調された信号を、通信
に必要なレベルにまで増幅するようになされている。そ
して、アンテナ11は、増幅回路20によって増幅され
た搬送波周波数の信号を電波によって送信するようにな
されている。
【0036】次に、その動作について説明する。先ず、
リーダライタ2から送信された電波を受信し、それをEE
PROM18に記憶させる場合の処理手順について説明す
る。アンテナ11によって受信されたリーダライタ2か
らの電波は、対応する電気信号に変換され、同調回路1
2に供給される。同調回路12は、アンテナ11より供
給された信号のうち、所定の搬送波周波数に対応する信
号だけを抽出し、増幅回路13に供給する。増幅回路1
3は、同調回路12より供給された信号を所定の信号レ
ベルにまで増幅した後、復調回路14に供給する。
【0037】復調回路14は、増幅回路13より供給さ
れた信号を復調し、通信制御回路15に供給する。通信
制御回路15は、この場合、受信モードに切り替えられ
ており、復調回路14より供給された信号をデジタルデ
ータに変換した後、マイコン16に供給する。通信制御
回路15よりマイコン16に供給されたデータは、マイ
コン16により記憶しておくべきデータであるか否かが
判定され、判定の結果に基づいて、適宜、EEPROM18に
供給され、記憶される。
【0038】アンテナ11より供給された電気信号は、
電源回路21にも供給される。ここでは、リーダライタ
2から送信される搬送波との電磁結合により、エネルギ
ーが取り出され、必要な電力が各部に供給される。この
ように、非接触型メモリカード1には、外部から電源が
供給される。
【0039】次に、通信制御回路15より供給されたリ
ーダライタ2からのデータ(コマンド)が、EEPROM18
に記憶されているデータの伝送要求である場合の動作に
ついて説明する。マイコン16は、通信制御回路15を
介してデータの送信要求に対応するデータ(コマンド)
を受信すると、EEPROM18から、そこに記憶されている
データを読み出し、読み出したデータを通信制御回路1
5に供給する。通信制御回路15は、動作モードを送信
モードに切り替え、マイコン16より供給されたデータ
を変調回路19に供給する。
【0040】変調回路19は、通信制御回路15より供
給された信号を搬送波周波数に変調し、増幅回路20に
供給する。増幅回路20は、変調回路19より供給され
た信号を、通信に必要なレベルにまで増幅する。増幅回
路20によって増幅された信号は、アンテナ11を介し
て送信される。
【0041】図2は、本発明を適用した非接触型メモリ
カードリーダライタ2の一実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。アンテナ31は、メモリカード1に対し
て所定の信号を送信したり、メモリカード1との間の通
信を行うために、所定の搬送波の送受信を行うようにな
されている。また、メモリカード1に対して電源を供給
するための磁界を発生するようにもなされている。
【0042】同調回路32は、アンテナ31より供給さ
れた信号から、メモリカード1とリーダライタ2との間
の通信に用いられる搬送波周波数を抽出するようになさ
れている。増幅回路33は、入力された信号を所定のレ
ベルにまで増幅した後、出力するようになされている。
復調回路34は、搬送波周波数に変調された信号を復調
し、所定のデータに変換するようになされている。通信
制御回路35は、データの送受信を切り替えるととも
に、通信を制御するようになされている。
【0043】マイコン36は、ROM38に記憶された制
御プログラムに従って各部を制御するようになされてい
る。また、マイコン36は、通信制御回路35を介して
供給された同調周波数データに基づいて、同調回路32
内の可変コンデンサ(図示せず)の容量を調整する。即
ち、同調周波数を調整する。ここで、可変コンデンサの
調整は、マイコン36が、ROM38に予め記憶された同
調周波数データに対応したコンデンサの容量値を、読み
出すことにより行っている。さらに、マイコン36は、
通信制御回路35を介して供給されたデータのうち、記
憶しておく必要のあるデータを適宜、RAM39に供給す
るようになされている。
【0044】RAM39は、マイコン36より供給された
データを記憶するようになされている。変調回路40
は、通信制御回路35より供給されたデータを搬送波周
波数の信号に変調し、出力するようになされている。増
幅回路41は、変調回路40より供給された搬送波周波
数に変調された信号を、通信に必要なレベルにまで増幅
するようになされている。そして、アンテナ31は、増
幅回路41によって増幅された搬送波周波数の信号を電
波によって送信するようになされている。
【0045】次に、リーダライタ2の動作について説明
する。先ず、メモリカード1から送信されたデータを受
信する場合の動作について説明する。アンテナ31によ
って受信されたメモリカード1からの搬送波は、対応す
る電気信号に変換された後、同調回路32に供給され
る。同調回路32は、アンテナ31より供給された信号
から、所定の搬送波周波数の信号を抽出し、増幅回路3
3に供給する。増幅回路33は、同調回路32より供給
された信号を所定の信号レベルにまで増幅した後、復調
回路34に供給する。
【0046】復調回路34は、搬送波周波数に変調され
た信号を復調し、通信制御回路35に供給する。通信制
御回路35は、受信モードに切り替えられ、復調回路3
4より供給された信号をデジタルデータに変換した後、
マイコン36に供給する。マイコン36は、通信制御回
路35より供給されたデータを一旦RAM39に記憶させ
る。その後、通信線37を介して図示せぬ外部回路に伝
送する。
【0047】次に、データ伝送要求が発生し、リーダラ
イタ2からメモリカード1に対して、所定のデータを伝
送する場合の動作について説明する。その場合、必要に
応じて、通信線37を介して、外部回路からマイコン3
6に対して、メモリカード1に記憶させたいデータ等が
伝送される。マイコン36は、通信線37を介して供給
されたデータまたはRAM39に記憶されているデータを
通信制御回路35に供給する。
【0048】通信制御回路35は、マイコン36より供
給されたデータをアナログ信号に変換した後、変調回路
40に供給する。変調回路40は、通信制御回路35よ
り供給された信号を所定の搬送波周波数の信号に変調
し、増幅回路41に供給する。増幅回路41は、変調回
路40より供給された信号を通信に必要なレベルにまで
増幅した後、アンテナ31を介して送信する。
【0049】アンテナ31を介して送信された信号は、
メモリカード1のアンテナ11によって受信され、上述
したようにして、EEPROM18に書き込まれる。
【0050】以上のようにして、メモリカード1とリー
ダライタ2との間で、データの送受信を行うことができ
る。
【0051】図3は、EEPROM18に記憶されるデータの
構造例を示している。図3に示すように、EEPROM18
は、カードデータエリア51、プログラム管理エリア5
2、プログラムデータエリア53等から構成されてい
る。カードデータエリア51は、メモリ容量エリア6
1、アプリケーションIDエリア62、メディアIDエ
リア63、メモリカード1の同調周波数が記憶されてい
る同調周波数エリア64等から構成されている。
【0052】次に、リーダライタ2において、同調回路
32内の可変コンデンサの容量をマイコン36によって
制御し、最適な同調周波数を自動的にサーチする場合の
処理動作について、図4および図5のフローチャートを
参照しながら説明する。
【0053】先ず、ステップS1において、マイコン3
6は、同調回路32内の可変コンデンサの容量を、デフ
ォルト値(規定の共振周波数に対応)に設定し、ステッ
プS2に進む。ステップS2において、マイコン36
は、メモリカード1に対して、EEPROM18に記憶されて
いるデータの読み出しを要求する。
【0054】ステップS3において、マイコン36は、
メモリカード1からの応答時間が所定の時間内であるか
否かを判定する。ステップS3において、メモリカード
1からの応答時間が所定の時間内である場合には、ステ
ップS4に進み、マイコン36は、プリアンブルおよび
シンクデータが有るか否かを判定する。
【0055】ステップS4において、プリアンブルおよ
びシンクデータが有ると判定された場合、ステップS5
に進み、マイコン36は、データを読み込み、エラー検
出符号に誤りが無いか否かを判定する。ステップS5に
おいて、誤りが無いと判定された場合には、ステップS
6に進み、マイコン36は、データをRAM39に格納す
る。
【0056】ステップS4において、プリアンブルおよ
びシンクデータが無いと判定された場合、ステップS3
に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0057】ステップS7において、マイコン36は、
エラーをカウントした値が所定値を越えているか否かを
判定する。ステップS7において、エラーをカウントし
た値が所定値を越えていないと判定された場合、処理は
終了される。
【0058】ステップS3において、メモリカード1か
らの応答時間が所定の時間内でないと判定された場合、
ステップS8に進み、マイコン36は、エラーを1回カ
ウントする。さらに、ステップS9において、マイコン
36は、エラーを1回カウントし、合計2回カウントす
る。ここで、メモリカード1からの応答時間が所定の時
間内でないと判定された場合、エラーを2回カウントし
ているのは、エラーの種類に重み付けを行い、エラー度
数を評価することにより、最適な制御を実現しようとし
ているためである。
【0059】ステップS5において、エラー検出符号に
誤りが有ると判定された場合には、ステップS9に進
み、マイコン36は、エラーを1回カウントし、ステッ
プS10に進む。
【0060】ステップS10において、マイコン36
は、エラーをカウントした値が所定値を越えているか否
かを判定する。ステップS10において、エラーをカウ
ントした値が所定値を越えていないと判定された場合、
ステップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0061】ステップS7およびステップS10におい
て、エラーをカウントした値が所定値を越えていると判
定された場合、ステップS11に進み、マイコン36
は、同調回路32内の可変コンデンサの容量値を変更す
る。
【0062】ステップS12において、マイコン36
は、可変コンデンサの調整範囲を越えたか否かを判定す
る。ステップS12において、可変コンデンサの調整範
囲を越えたと判定された場合、処理は終了される。ステ
ップS12において、可変コンデンサの調整範囲を越え
ていないと判定された場合、ステップS2に戻り、それ
以降の処理が繰り返される。
【0063】尚、ここで、メモリカード1の同調周波数
は湿度によって変化するため、同調回路32内の可変コ
ンデンサの材質は、湿度によって誘電率が変化するもの
を使用する。この変化した誘電率をマイコン36が検出
することにより、最適な制御を行う。
【0064】次に、メモリカード1の記憶容量がリーダ
ライタ2の記憶容量よりも少ない場合のメモリカード1
の処理動作について、図6のフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0065】先ず、ステップS21において、マイコン
16は、リーダライタ2からアドレス指定の読み出し要
求が有るか否かを判定する。ステップS21において、
リーダライタ2からアドレス指定の読み出し要求が有る
と判定された場合、ステップS22に進む。ステップS
21において、リーダライタ2からアドレス指定の読み
出し要求が無いと判定された場合、ステップS21に戻
る。
【0066】ステップS22において、マイコン16
は、リーダライタ2から指定されたアドレスがEEPROM1
8の容量範囲内であるか否かを判定する。ステップS2
2において、リーダライタ2から指定されたアドレスが
EEPROM18の容量範囲内であると判定された場合、ステ
ップS23に進み、マイコン16は、指定されたアドレ
スからデータを読み出す。
【0067】ステップS22において、リーダライタ2
から指定されたアドレスがEEPROM18の容量範囲内で無
いと判定された場合、ステップS24に進み、マイコン
16は、内蔵する通信バッファ(図示せず)に擬似デー
タ(例えば、“FFh”)を書き込む。
【0068】ステップS25において、マイコン16
は、通信制御回路15へ通信開始要求を出力し、処理は
終了される。
【0069】次に、リーダライタ2において、通信のエ
ラー回数をカウントし、所定値を越えた場合には、EEPR
OM18に記憶されているデータを、別の新しいメモリカ
ードに記憶させる処理動作について、図7および図8の
フローチャートを参照しながら説明する。
【0070】先ず、ステップS31において、マイコン
36は、メモリカード1に対して、アドレスを指定し、
EEPROM18に記憶されているデータの読み出しを要求す
る。
【0071】ステップS32において、マイコン36
は、メモリカード1からの応答時間が所定の時間内であ
るか否かを判定する。ステップS32において、メモリ
カード1からの応答時間が所定の時間内である場合に
は、ステップS33に進み、マイコン36は、プリアン
ブルおよびシンクデータが有るか否かを判定する。
【0072】ステップS33において、プリアンブルお
よびシンクデータが有ると判定された場合、ステップS
34に進み、マイコン36は、データを読み込み、エラ
ー検出符号に誤りが無いか否かを判定する。ステップS
34において、誤りが無いと判定された場合には、ステ
ップS35に進み、マイコン36は、データをRAM39
に格納する。
【0073】ステップS33において、プリアンブルお
よびシンクデータが無いと判定された場合、ステップS
32に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0074】ステップS32において、メモリカード1
からの応答時間が所定の時間内でないと判定された場
合、または、ステップS34において、誤りが有ると判
定された場合、ステップS36に進み、マイコン36
は、エラーをカウントする。そして、ステップS31に
戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0075】ステップS37において、マイコン36
は、EEPROM18から全てのデータを読み出したか否かを
判定する。ステップS37において、全てのデータを読
み出していないと判定された場合、ステップS31に戻
り、それ以降の処理が繰り返される。
【0076】ステップS37において、全てのデータを
読み出したと判定された場合、ステップS38に進み、
マイコン36は、エラーをカウントした値が所定値を越
えているか否かを判定する。ステップS38において、
エラーをカウントした値が所定値を越えていないと判定
された場合、処理は終了される。
【0077】ステップS38において、エラーをカウン
トした値が所定値を越えたと判定された場合、ステップ
S39に進み、マイコン36は、ユーザに対して、RAM
39に格納したデータを、メモリカード1とは別の新し
いメモリカードに記憶させるか否かを問うダイアログボ
ックスを表示装置72に表示させる。
【0078】ステップS40において、ユーザは、RAM
39に格納されているデータを、新しいメモリカードに
記憶させるか否かを判定する。ステップS40におい
て、ユーザが、新しいメモリカードに記憶させないと判
定した場合、処理は終了される。ステップS40におい
て、ユーザが、新しいメモリカードに記憶させると判定
した場合、ステップS41に進み、マイコン36は、RA
M39に格納されている全データを読み出し、新しいメ
モリカードに書き込み、処理は終了される。
【0079】図9は、リーダライタ2の他の実施の形態
の構成を示すブロック図である。基本的には、図2に示
したリーダライタ2と同じであるが、表示ドライバ7
1、表示装置72、情報を入力する入力回路73、音を
出力するスピーカ74が追加されている。
【0080】次に、図9に示したリーダライタ2におい
て、データ受信に連動して、表示ドライバ71の電源を
オンにする処理動作について、図10のフローチャート
を参照しながら説明する。
【0081】先ず、ステップS45において、マイコン
36は、メモリカード1からデータを受信したか否かを
判定する。ステップS45において、データを受信して
いないと判定された場合、ステップS45に戻る。
【0082】ステップS45において、データを受信し
たと判定された場合、ステップS46に進み、マイコン
36は、受信したデータをRAM39に格納する。
【0083】ステップS47において、マイコン36
は、電源オンコマンドを表示ドライバ71に送り、電源
をオンにして、処理は終了される。
【0084】次に、図9に示したリーダライタ2におい
て、IDデータを用いて、メモリカードを識別する処理
動作について、図11のフローチャートを参照しながら
説明する。尚、ここで、メモリカードの情報(IDデー
タ)は、予め、ROM38に記憶されているものとする。
【0085】先ず、ステップS51において、マイコン
36は、ROM38に記憶されているメモリカードの情報
リストを読み出し、ステップS52に進む。ステップS
52において、マイコン36は、読み出したリストを、
表示ドライバ71を介して表示装置72に表示させる。
【0086】ステップS53において、ユーザは、表示
装置72に表示されたリストの中から所望のメモリカー
ドを入力回路73を介して選択する。
【0087】ステップS54において、ユーザは、リー
ダライタ2を順番にメモリカードに近づける。そのと
き、マイコン36は、メモリカードに対して、メモリに
記憶されているデータの読み出しを要求する。
【0088】ステップS55において、マイコン36
は、メモリカードから応答があるか否かを判定する。ス
テップS55において、応答がないと判定された場合、
ステップS54に戻り、再度読み出しを要求する。ステ
ップS55において、応答があると判定された場合、ス
テップS56に進み、マイコン36は、読み出したデー
タをRAM39に格納する。
【0089】ステップS57において、マイコン36
は、ユーザによって選択されたメモリカードのIDデー
タと読み出したメモリカードのIDデータを比較する。
ステップS57において、IDデータが一致しないと判
定された場合、ステップS59に進み、マイコン36
は、IDデータが一致しない旨を、表示ドライバ71を
介して表示装置72に表示させるとともに、スピーカ7
4から警告音を発生させる。そして、ステップS54に
戻り、マイコン36は、再度別のメモリカードに対し
て、データの読み出しを要求する。
【0090】ステップS57において、IDデータが一
致したと判定された場合、ステップS58に進み、マイ
コン36は、IDデータが一致した旨を、表示ドライバ
71を介して表示装置72に表示させるとともに、スピ
ーカ74から一致音を発生させ、処理は終了される。
【0091】図12は、リーダライタ2の他の実施の形
態の構成を示すブロック図である。基本的には、図2の
リーダライタ2の構成と同じであるが、表示ドライバ7
1、表示装置72、赤外送信回路81、赤外受信回路8
2が追加されている。マイコン36が、赤外送信回路8
1を介して赤外線を送信し、赤外受信回路82を介して
赤外線を受信する。アンテナ31乃至増幅回路41、表
示ドライバ71および表示装置72に関しては、前述し
てあるので説明は省略する。
【0092】次に、図12に示したリーダライタ2にお
いて、メモリカード1との通信可能距離を判定し、通信
を開始するときの処理動作について、図13のフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0093】先ず、ステップS71において、マイコン
36は、メモリカード1に対して、赤外送信回路81を
介して赤外線を送信する。ステップS72において、マ
イコン36は、赤外受信回路82を介して赤外線を受信
したか否かを判定する。尚、ここで、赤外受信回路82
は、リーダライタ2とメモリカード1との距離が所定の
距離になった場合に、赤外線を受信するように設定され
ている。
【0094】ステップS72において、赤外線を受信し
ていない(通信不能)と判定された場合、ステップS7
2に戻る。ステップS72において、赤外線を受信した
(通信可能)と判定された場合、ステップS73に進
み、マイコン36は、データの送受信を有効な状態にす
る。
【0095】ステップS74において、マイコン36
は、受信のブロック番号を初期化設定し、メモリカード
1に対して、データの読み出しを要求する。
【0096】ステップS75において、マイコン36
は、データを受信したか否かを判定する。ステップS7
5において、データを受信していないと判定された場
合、ステップS74に戻り、再度データの読み出しを要
求する。
【0097】ステップS75において、データを受信し
たと判定された場合、ステップS76に進み、マイコン
36は、データをRAM39に格納する。
【0098】ステップS77において、マイコン36
は、全ブロックのデータを受信したか否かを判定する。
ステップS77において、全ブロックを受信していない
と判定された場合、ステップS78に進み、マイコン3
6は、受信するブロック番号を更新し、ステップS74
に戻る。
【0099】ステップS77において、全ブロックのデ
ータを受信したと判定された場合、処理は終了される。
【0100】尚、本明細書中において、上記処理を実行
するコンピュータプログラムをユーザに提供する提供媒
体には、磁気ディスク、CD-ROMなどの情報記録媒体の
他、インターネット、ディジタル衛星などのネットワー
クの伝送媒体も含まれる。
【0101】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の記憶装
置、請求項3に記載の記憶方法、および請求項4に記載
の提供媒体によれば、記憶されている同調周波数に基づ
いて、同調周波数を調整するようにしたので、性能の低
下を回避することができる。
【0102】請求項5に記載の情報処理装置、請求項1
4に記載の情報処理方法、および請求項15に記載の提
供媒体によれば、同調周波数を調整できるようにしたの
で、性能の低下を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したメモリカード1の一実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用したリーダライタ2の一実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【図3】EEPROM18のデータ構造を説明するための図で
ある。
【図4】リーダライタ2において、最適な同調周波数を
サーチする場合の処理を説明するためのフローチャート
である。
【図5】図4に続くフローチャートである。
【図6】メモリカード1において、記憶容量が少ない場
合の処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】リーダライタ2において、通信のエラー回数を
カウントしてデータを処理する場合の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図8】図7に続くフローチャートである。
【図9】リーダライタ2の他の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【図10】リーダライタ2において、データ受信に連動
して、表示ドライバの電源をオンにする場合の処理を説
明するためのフローチャートである。
【図11】リーダライタ2において、IDデータに基づ
いて、所望のメモリカードを識別する場合の処理を説明
するためのフローチャートである。
【図12】リーダライタ2の他の実施の形態の構成を示
すブロック図である。
【図13】リーダライタ2において、メモリカード1と
の通信可能距離を判定する場合の処理を説明するための
フローチャートである。
【図14】従来のメモリカード91の構成例を示すブロ
ック図である。
【図15】従来のリーダライタ92の構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,91 非接触型メモリカード, 2,92 非接触
型メモリカードリーダライタ, 11,31,101,
121 アンテナ, 12,32,102,122 同
調回路, 13,20,33,41,103,110,
123,131増幅回路, 14,34,104,12
4 復調回路, 15,35,105,125 通信制
御回路, 16,36,106,126 マイコン,
17,38,107,128 ROM, 18,108 E
EPROM, 19,40,109,130 変調回路,
21,111 電源回路, 37,127 通信線,3
9,129 RAM, 51 カードデータエリア, 5
2 プログラム管理エリア, 53 プログラムデータ
エリア, 61 メモリ容量エリア, 62アプリケー
ションIDエリア, 63 メディアIDエリア, 6
4 同調周波数エリア, 71 表示ドライバ, 72
表示装置, 81 赤外送信回路,82 赤外受信回
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 AA11 CA11 CA23 CA32 5B058 CA15 KA02 KA06 KA27 KA40 5K012 AB05 AB17 AC08 AC10 AD01 AE13 BA02 BA06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記憶および処理を行い、外部装置
    との間で情報の送受信を行う記憶装置において、 同調周波数データを記憶する第1の記憶手段と、 受信した信号から同調周波数を抽出する第1の抽出手段
    と、 前記第1の記憶手段に記憶されている同調周波数データ
    に基づいて、前記第1の抽出手段で抽出する同調周波数
    を調整する第1の調整手段とを備えることを特徴とする
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段に、前記外部装置で
    指定されたアドレスが無い場合、擬似データを付加する
    付加手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記
    載の記憶装置。
  3. 【請求項3】 情報の記憶および処理を行い、外部装置
    との間で情報の送受信を行う記憶装置の記憶方法におい
    て、 同調周波数データを記憶する第1の記憶ステップと、 受信した信号から同調周波数を抽出する第1の抽出ステ
    ップと、 前記第1の記憶ステップで記憶された同調周波数データ
    に基づいて、前記第1の抽出ステップで抽出する同調周
    波数を調整する第1の調整ステップとを含むことを特徴
    とする記憶方法。
  4. 【請求項4】 情報の記憶および処理を行い、外部装置
    との間で情報の送受信を行う記憶装置に、 同調周波数データを記憶する第1の記憶ステップと、 受信した信号から同調周波数を抽出する第1の抽出ステ
    ップと、 前記第1の記憶ステップで記憶された同調周波数データ
    に基づいて、前記第1の抽出ステップで抽出する同調周
    波数を調整する第1の調整ステップとを含む処理を実行
    させるプログラムを提供することを特徴とする提供媒
    体。
  5. 【請求項5】 非接触型の記憶装置にアクセス可能な情
    報処理装置において、 受信した信号から同調周波数を
    抽出する第2の抽出手段と、 前記第2の抽出手段で抽出する同調周波数を調整する第
    2の調整手段と、 前記記憶装置から読み出したデータを記憶する第2の記
    憶手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 データを表示させるように制御する表示
    制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項5に記
    載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶装置から読み出したデータを受
    信したか否かを判定する受信判定手段と、 前記受信判定手段の判定に基づいて、前記表示制御手段
    の電源をオンにする第1の電源オン手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶装置との通信可能な距離を判定
    する通信距離判定手段と、 前記通信距離判定手段の判定に基づいて、前記表示制御
    手段の電源をオンにする第2の電源オン手段をさらに備
    えることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶装置との通信のエラー数をカウ
    ントし、エラー数が所定値を越えたか否かを判定するエ
    ラー判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項5
    に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記エラー判定手段において、エラー
    数が所定値を越えたと判定された場合、前記第2の記憶
    手段に記憶されているデータを他の記憶装置に書き込む
    書き込み手段をさらに備えることを特徴とする請求項9
    に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の記憶装置のデータを予め記憶し
    ている第3の記憶手段と、 前記第3の記憶手段に記憶されているデータと前記記憶
    装置のデータを比較する比較手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の調整手段は、コンデンサの
    容量値を可変して同調周波数を調整することを特徴とす
    る請求項5に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の調整手段は、湿度により可
    変するコンデンサの誘電率を検知して同調周波数を調整
    することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 非接触型の記憶装置にアクセス可能な
    情報処理装置の情報処理方法において、 受信した信号から同調周波数を抽出する第2の抽出ステ
    ップと、 前記抽出ステップで抽出する同調周波数を調整する第2
    の調整ステップと、 前記記憶装置から読み出したデータを記憶する第2の記
    憶ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. 【請求項15】 非接触型の記憶装置にアクセス可能な
    情報処理装置に、 受信した信号から同調周波数を抽出する第2の抽出ステ
    ップと、 前記抽出ステップで抽出する同調周波数を調整する第2
    の調整ステップと、 前記記憶装置から読み出したデータを記憶する第2の記
    憶ステップとを含む処理を実行させるプログラムを提供
    することを特徴とする提供媒体。
JP10262669A 1998-09-17 1998-09-17 記憶装置および方法、情報処理装置および方法、並びに提供媒体 Withdrawn JP2000099653A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10262669A JP2000099653A (ja) 1998-09-17 1998-09-17 記憶装置および方法、情報処理装置および方法、並びに提供媒体
EP99307262A EP0987647A2 (en) 1998-09-17 1999-09-14 Storage device and method, information processing apparatus and method, and provision medium therefor
MYPI99003999A MY118226A (en) 1998-09-17 1999-09-15 Storage device and method, information processing apparatus and method, and provision medium therefor
US09/396,261 US6559755B1 (en) 1998-09-17 1999-09-15 Storage device and method, information processing apparatus and method, and provision medium therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10262669A JP2000099653A (ja) 1998-09-17 1998-09-17 記憶装置および方法、情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000099653A true JP2000099653A (ja) 2000-04-07

Family

ID=17378967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10262669A Withdrawn JP2000099653A (ja) 1998-09-17 1998-09-17 記憶装置および方法、情報処理装置および方法、並びに提供媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6559755B1 (ja)
EP (1) EP0987647A2 (ja)
JP (1) JP2000099653A (ja)
MY (1) MY118226A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002008067A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Toshiba Corp 無線券発行機
JP2008003631A (ja) * 2007-08-16 2008-01-10 Fujitsu Ltd 表示装置
US7922092B2 (en) 2006-06-13 2011-04-12 Felica Networks, Inc. Integrated circuit, non-contact IC card, reader/writer, wireless communications method, and computer program
JP2011119794A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Toshiba Corp 電子機器及び通信制御方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL127569A0 (en) 1998-09-16 1999-10-28 Comsense Technologies Ltd Interactive toys
US6607136B1 (en) * 1998-09-16 2003-08-19 Beepcard Inc. Physical presence digital authentication system
JP2002527012A (ja) * 1998-10-02 2002-08-20 コムセンス・テクノロジーズ・リミテッド コンピュータとの相互作用のためのカード
US8019609B2 (en) 1999-10-04 2011-09-13 Dialware Inc. Sonic/ultrasonic authentication method
US7280970B2 (en) * 1999-10-04 2007-10-09 Beepcard Ltd. Sonic/ultrasonic authentication device
US9219708B2 (en) 2001-03-22 2015-12-22 DialwareInc. Method and system for remotely authenticating identification devices
JP4060331B2 (ja) * 2003-09-04 2008-03-12 富士通株式会社 情報表示システム、表示素子、表示素子駆動方法、および表示装置
DE102007034155A1 (de) * 2007-07-21 2009-01-22 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Vorrichtung mit mindestens einer Verpackungseinheit mit einem zur Radiofrequenz-Identifikation dienenden RFID-Chip und Verfahren dazu
NL2002596C2 (nl) * 2009-03-06 2010-09-07 Nedap Nv Antenne-eenheid met automatische afstemming.

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0309201B1 (en) * 1987-09-22 1993-05-26 Hitachi Maxell Ltd. Method and system of communication for a non-contact ic card
SE516570C2 (sv) * 1992-02-14 2002-01-29 Combitech Traffic Syst Ab System för överföring av information medelst mikrovågor, samt kommunikationsenhet
US5287112A (en) * 1993-04-14 1994-02-15 Texas Instruments Incorporated High speed read/write AVI system
US5446447A (en) * 1994-02-16 1995-08-29 Motorola, Inc. RF tagging system including RF tags with variable frequency resonant circuits
JPH11191248A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Sony Corp 記録媒体サーチ方法およびそれを用いた記録媒体処理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002008067A (ja) * 2000-06-20 2002-01-11 Toshiba Corp 無線券発行機
JP4528421B2 (ja) * 2000-06-20 2010-08-18 株式会社東芝 無線券発行機
US7922092B2 (en) 2006-06-13 2011-04-12 Felica Networks, Inc. Integrated circuit, non-contact IC card, reader/writer, wireless communications method, and computer program
US8245943B2 (en) 2006-06-13 2012-08-21 Sony Corporation Apparatuses for executing wireless transmission using a magnetic field, wireless transmission apparatuses, and wireless receiver apparatuses
US8459564B2 (en) 2006-06-13 2013-06-11 Felica Networks, Inc. Apparatuses for executing wireless transmission using a magnetic field, wireless transmission apparatuses, and wireless receiver apparatuses
JP2008003631A (ja) * 2007-08-16 2008-01-10 Fujitsu Ltd 表示装置
JP2011119794A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Toshiba Corp 電子機器及び通信制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0987647A2 (en) 2000-03-22
MY118226A (en) 2004-09-30
US6559755B1 (en) 2003-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000099653A (ja) 記憶装置および方法、情報処理装置および方法、並びに提供媒体
US11088724B2 (en) Communication device, control method, program and front end
KR100996104B1 (ko) 휴대형 rfid의 수신감도 향상 장치 및 방법
US11757179B2 (en) Antenna structure and electronic device including the same
US9026047B2 (en) Systems and methods for providing NFC secure application support in battery-off mode when no nonvolatile memory write access is available
JP4401575B2 (ja) 自動同調走査近接リーダー
US6806812B1 (en) Automated antenna trim for transmitting and receiving semiconductor devices
CN102044028B (zh) 实现读卡操作的方法及实现读卡操作的系统
US6975228B2 (en) Dual mode RFID device
EP1085516A2 (en) Semiconductor storing apparatus and operation setting method of the same
EP2109034B1 (en) Entertainment apparatus, information processing unit and portable strorage device
US20070122941A1 (en) Terminal device communicating with contact-less IC media, and a communication method performed in the terminal device
CN101958732A (zh) 用于数据通信的系统、方法和装置
US7844238B2 (en) Compensation for holes in the read range of an RFID reader technical field
JP4680256B2 (ja) Icタグ
US8698600B2 (en) Method and circuit for accessing RFID tag
JP2002009661A (ja) 読み出し機の場における電磁気トランスポンダの数の評価
JP2007060416A (ja) 非接触icタグ、リーダ装置、情報書込システム及びそれらの制御方法
CN115242303B (zh) 一种空间光到单模光纤耦合效率控制装置与方法
CN110932936A (zh) 一种测试方法、装置以及存储介质和测试设备
US20090261952A1 (en) Reader/writer, communication processing device, communication processing method, data management system and communication system
JP2000048129A (ja) 情報処理装置および方法、並びに提供媒体
JP5380404B2 (ja) 携帯可能電子装置、携帯可能電子装置の処理システム、及び携帯可能電子装置の処理方法
JP2001022902A (ja) Idタグ用リーダライタ
KR20210039109A (ko) 데이터를 송/수신하는 전자 장치 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110