JP2000097060A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JP2000097060A JP28055698A JP28055698A JP2000097060A JP 2000097060 A JP2000097060 A JP 2000097060A JP 28055698 A JP28055698 A JP 28055698A JP 28055698 A JP28055698 A JP 28055698A JP 2000097060 A JP2000097060 A JP 2000097060A
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸を有する路面等でも、走破性を良好とす
ることができる内燃機関を提供する。 【解決手段】 複数の気筒A,Bを有し、各気筒A,B
毎にピストン10a,10bが配設され、該各ピストン
10a,10bがコネクティングロッド11a,11b
を介してクランク軸12a,12bに伝達される「内燃
機関」としての4サイクルエンジン1において、前記気
筒A,B毎にクランク軸12a,12bが分割され、該
各クランク軸12a,12bが、クランク角位相差を変
化させるクランク位相変更装置14にて連結された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動二輪車等に
装備される内燃機関、特に、走行状態に応じてクランク
角位相差を設定値よりずらすことにより、出力トルクの
大きなピークが得られるようにした内燃機関に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から内燃機関は複数の気筒を有し、
各気筒の燃焼室内で燃料が燃焼することによりピストン
がシリンダ内を摺動し、このピストンの移動がコネクテ
ィングロッドを介してクランク軸に伝達されて回転駆動
されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、例えば並列2気筒エンジン
において、クランクピンの位相配置には360°や18
0°などがあるが、この位相配置は固定的であり、凹凸
を有する路面等では、トルク不足等を生じ、走破性が劣
ることがある。
【0004】そこで、この発明は、凹凸を有する路面等
でも、走破性を良好とすることができる内燃機関を提供
することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数の気筒を有し、各
気筒毎にピストンが配設され、該各ピストンがコネクテ
ィングロッドを介してクランク軸に連結された内燃機関
において、前記気筒毎にクランク軸が分割され、該各ク
ランク軸が、各クランク軸のクランク角位相差を変更さ
せるクランク位相変更装置にて連結された内燃機関とし
たことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、車体の上下振幅が所定値を越え、車体速
度が所定値以下となり、且つ、スロットル開度が低負荷
域を越える運転状態の時に、前記各クランク軸のクラン
ク角位相差を設定値よりずらすように前記クランク位相
変更装置を制御する制御装置を設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0008】[発明の実施の形態1]図1乃至図6に
は、この発明の実施の形態1を示す。
【0009】まず構成を説明すると、図1に示す自動二
輪車には、「内燃機関」として4サイクルエンジン1が
車体に支持されて配設され、このエンジン1の駆動力が
クラッチ及び動力伝達装置2を介して後輪3に伝達され
るようになっており、又、前方には前輪4が配置されて
いる。
【0010】その4サイクルエンジン1は、概念的には
図2に示すように構成されており、第1気筒A及び第2
気筒Bの直列2気筒を有し、これら第1,第2気筒A,
B毎に、それぞれ燃焼室に燃料を供給する吸気弁7a,
7b及び燃焼ガスを排気する排気弁8a,8bが配設さ
れると共に、それらの弁7a…を所定のタイミングで開
閉させるカム軸9a,9bが設けられている。
【0011】また、各気筒A,Bには、それぞれピスト
ン10a,10bが設けられ、これらピストン10a,
10bがコネクティングロッド11a,11bを介して
各気筒A,B毎に分割された、クランク軸12a,12
bに連結されて、ピストン10a,10bの往復動がコ
ネクティングロッド11a,11bに回転運動として伝
達されるようになっている。
【0012】さらに、そのクランク軸12a,12bが
カム軸駆動伝導帯13a,13bを介して前記カム軸9
a,9bに連結されている。
【0013】そして、その両クランク軸12a,12b
の間には、これらのクランク軸12a,12bの位相を
変更させるクランク位相変更装置14が配設されてい
る。
【0014】詳しくは、このクランク位相変更装置14
は、図4に示すように、第1気筒Aのクランク軸12a
の端部にストレートスプライン12cが形成されると共
に、第2気筒Bのクランク軸12bの端部にヘリカルス
プライン12dが形成され、これら各スプライン12
c,12dにスライド部材15が螺合されて、このスラ
イド部材15を介して両クランク軸12a,12bが連
結されている。また、このスライド部材15には、鍔状
のピストン部15aが形成され、このピストン部15a
がケーシング16のシリンダ室16a内に配設され、こ
のシリンダ室16aを左室16bと右室16cとに仕切
っている。このピストン部15aの先端部には、シリン
ダ室16a内壁との間をシールするOリング17が設け
られている。
【0015】また、そのケーシング16は、第2気筒B
のクランク軸12bに形成されたフランジ部12eによ
りスラスト方向への移動が規制されるようになってい
る。
【0016】そして、それら両クランク軸12a,12
bには、油路12f,12gが形成され、これら油路1
2f,12gはスライド部材15に形成された油路15
b,15cを介して前記シリンダ室16aの左室16b
及び右室16cに連通されるようになっていると共に、
両クランク軸12a,12bの油路12f,12gは、
シリンダブロック18に形成された油路18a,18b
に連結されることにより、図示省略のオイル供給源から
オイルがシリンダ室16aの左室16b及び右室16c
に供給されるようになっている。また、そのスライド部
材15には、内部に前記両クランク軸12a,12bの
間に位置するシール用圧入プレート19が配設され、こ
のプレート19により、両クランク軸12a,12bの
間が気密状態で仕切られるようになっている。
【0017】そのシリンダ室16aの左室16b及び右
室16cに供給された油圧の差により、スライド部材1
5がスラスト方向に移動されると、その移動量に応じ
て、第1気筒Aのクランク軸12aに対して第2気筒B
のクランク軸12bが所定角度進角又は遅角し、両クラ
ンク軸12a,12bのクランク角位相差が設定値より
ずれるようになっている。
【0018】さらに、その4サイクルエンジン1には、
図2に示すように、クラッチ及び動力伝達装置2に車速
センサ22と、クランク軸12aのクランク角を検出す
るパルサーセンサ25が配置され、又、フライホイール
マグネット23にエンジン回転数センサ24と、クラン
ク軸12bのクランク角を検知するパルサーセンサ26
とが配置されると共に、図3に示すようにスロットル弁
開度センサ27及びシフト段センサ28が設けられ、更
に、車体側に図1に示すように車体上下振センサ29が
設けられ、これら各センサ22…が図3に示すように制
御装置31に接続されている。
【0019】そして、これらセンサ22…からの信号が
制御装置31に入力され、この制御装置31からの電気
信号がクランク位相制御装置32に入力され、油圧によ
り前記クランク位相変更装置14が制御されるようにな
っている。また、その制御装置31からの電気信号が燃
料供給量補正装置33に入力され、この燃料供給量補正
装置33により燃料供給装置34が機械的あるいは電気
的に制御されるようになっている。さらに、その制御装
置31からの信号により、クランク角位相に対応して点
火装置35が制御されるようになっている。すなわち、
制御装置31は、第1気筒Aの点火はパルサーセンサ2
5の信号に基づき、第2気筒Bの点火はパルサーセンサ
26の信号に基づき、それぞれのピストン10a,10
bが上死点に達成するタイミングに対して所定のクラン
ク角位相差で、点火装置31を介してそれぞれの気筒の
不図示の点火プラグにスパークを発生させる。
【0020】次に、作用について説明する。
【0021】車両走行中に、順次各センサ22…からの
信号が制御装置31に入力され、車体上下動センサ29
による車体の上下振幅が所定値を越え、車速センサ22
による車体速度が所定値以下(中速域より小さい)、且
つ、スロットル弁開度センサ27によるスロットル開度
が少なくとも低負荷域を越える運転状態の時において、
制御装置31からクランク位相制御装置32に信号が送
られてクランク位相変更装置14が制御されて、上下振
幅が大きい程、両クランク軸12a,12bのクランク
角位相差が設定値よりずらされる。
【0022】具体的には、シリンダ室16aの左室16
b又は右室16cに所定量のオイルが送られることによ
り、左室16b内及び右室16c内の圧力差により、ス
ライド部材15がスラスト方向に所定量移動する。これ
により、その移動量に応じて、第2気筒Bのクランク軸
12bが第1気筒Aのクランク軸12aに対して所定角
度進角又は遅角し、両クランク軸12a,12bのクラ
ンク角位相差が設定値より所定量ずらされる。この場
合、パルサーセンサ25,26により、クランク軸12
a,12bのクランク角が検知されてクランク角位相差
が設定値より所定量ずらされるよう常にフィードバック
制御される。
【0023】上記運転状態からはずれるようになる場合
には、徐々にクランク角位相差を設定値に戻す。
【0024】そのようにクランク角位相差を設定値より
ずらすことにより、出力トルクの大きなピークが得られ
るようになり、路面の凹凸を走破できるようになる。
【0025】すなわち、「車体上下動センサ29による
車体の上下振幅が所定値を越え」としたのは、連続する
凹凸路面走行時は車体振動が増大するためであり、「車
速センサ22による車体速度が所定値以下(中速域より
小さい)」としたのは、凹凸路面を走行するときには中
速域以下の場合が殆どであり、又、「スロットル弁開度
センサ27によるスロットル開度が少なくとも低負荷域
を越える運転状態の時」としたのは、連続する凹凸路面
走行時は、大きな走破トルクがないと乗り切れないため
である。
【0026】かかる状態の時には、スロットル開度が少
なくとも低負荷域を越えており、所定以上の出力がエン
ジン1より導き出せる状態の上、さらにクランク角位相
差を設定値よりずらすので複数気筒A,Bからの出力ト
ルク変動の位相がずれ、出力トルクの大きなピークが得
られるようになり、路面の凹凸を走破できるようにな
る。
【0027】ここで、両クランク軸12a,12bのク
ランク角位相差を設定値より所定量ずらすことにより、
出力トルクの大きなピークが得られるようになる点につ
いて、図5及び図6を用いて説明する。
【0028】すなわち、両クランク軸12a,12bの
クランク角位相差の設定値が図5(A)に示すように、
360°であるとすると、この場合の第1,第2気筒
A,Bの吸気弁7a,7b及び排気弁8a,8bの開閉
タイミング及び点火タイミングは図6(A)の(a)及
び(b)に示すようになる。即ちエンジン1はクランク
軸12a,12bが1回転毎の等間隔で爆発燃焼が発生
する。その場合のエンジントルクは、図6の(B)に示
すように、第1気筒Aのトルク特性曲線がa、第2気筒
Bのトルク特性曲線がbに示すようになり、これら両気
筒A,Bの合成トルクの特性曲線がcに示すようにな
る。
【0029】そして、この状態から、上記のようにクラ
ンク角位相差を上記設定値360°より所定量ずらし、
図5の(B)のように、クランク角位相差を270°と
すると、クランク軸12bとピストン10bがコネクテ
ィングロッド11bで、クランク軸12bとカム軸9b
がカム軸駆動伝達帯13bでそれぞれ連結されているの
で、第2気筒Bのピストン10bが上死点に到達する上
死点タイミング及び開閉タイミング、さらに点火タイミ
ングは制御装置31により制御されて(c)に示すよう
になり、第2気筒Bのトルク特性曲線は図中二点鎖線で
示すdのように、特性曲線bより図中左側にずれる。こ
れにより、第1気筒Aのトルク特性曲線aの波形と、第
2気筒Bのトルク特性曲線dの波形との山・谷の位置が
略一致することにより、合成トルクの特性曲線eは二点
鎖線に示すようにピークPが大きくなる。これにより、
出力トルクの大きなピークPが得られるようになり、路
面の凹凸を走破できるようになる。
【0030】一方、シフト装置を有する車両において
は、シフト段センサ28によるシフト段が所定値以下
で、且つ、スロットル弁開度センサ27によるスロット
ル開度が所定値以上、あるいはスロットル開度の開速度
が所定値以上の時、エンジン回転数センサ24によるエ
ンジン回転数が所定以上の割合で低下する時、クランク
角位相差を設定値よりずらす。このエンジン回転数の低
下割合が大きい程、ずらし量を大きくする。これによ
り、上記と同様に出力トルクの大きなピークが得られ
る。
【0031】これは路面の凸部を前輪4あるいは後輪3
が乗り越えようとする時、負荷が瞬間的に増大し、エン
ジン回転数が低下する。これを捕らえてクランク角位相
差を設定値よりずらし、大きな出力トルクのピークが得
られるようにするので、凸部を乗り越えることができ
る。
【0032】なお、制御装置31はクランク軸12a,
12bそれぞれに対応したパルサーセンサ25,26か
らの信号により点火制御しており、クランク角位相差が
変化しても特別な演算は必要がない。パルサーセンサ2
5のみで点火制御する場合には、クランク角位相差の変
化量に対応して演算し、各気筒においてピストン10
a,10bが上死点に到達するタイミングに対して所定
のクランク角位相差でそれぞれ点火できるようにする。
【0033】[発明の実施の形態2]図7には、この発
明の実施の形態2を示す。
【0034】この実施の形態2は、各気筒において、シ
リンダに不図示の排気口、排気口を配した2気筒2サイ
クルエンジンの場合について示す。図7は各気筒におい
てピストンが上死点に到達するタイミングを示してい
る。あるいは、各気筒ではピストンが上死点になるタイ
ミングに対して所定のクランク角位相差で点火がなされ
るので、点火タイミングを示しているとしても、爆発燃
焼のタイミングを示しているとしても良い。同図の
(A)では、両気筒のクランク軸のクランク角位相差が
設定値すなわち180°の場合に、各気筒の各点火タイ
ミングが(a),(b)のようになっており、点火タイ
ミングは間隔L1で等間隔となっている状態を示す。こ
の状態から、両気筒のクランク軸のクランク角位相差を
設定値よりずらすと各気筒においてピストンが上死点に
到達するタイミングが変化するので点火タイミングも変
化させられ、図7の(B)に示すようになる。この場合
の第1気筒の点火タイミングは、図7(B)の(a)に
示すように、図7(A)の(a)の場合と同じである
が、第2気筒の点火タイミングは、図7(B)の(b)
に示すようにずれ、各気筒の各点火タイミングは、図7
(A)、(B)を合成した(c)に示すように間隔がL
2,L3(L2≠L3)となる。
【0035】従って、各気筒の点火タイミングの間隔L
2となり接近し、この部分の燃焼により出力トルクの大
きなピークが発生し、上記と同様に凹凸路面の走破性が
向上する。
【0036】なお、上記実施の形態では、2気筒の内燃
機関についてこの発明を適用したが、これに限らず、3
気筒等でも良いことは勿論である。なおさらに、点火装
置のない4サイクルディーゼルエンジンにおいては、ク
ランク軸、カム軸及びカム軸伝導帯を各気筒毎に独立に
形成し、各気筒のクランク軸の間にクランク位相変更装
置を配置するのみで良い。同様に2サイクルディーゼル
エンジンにおいては、クランク軸を各気筒毎に独立に形
成し、各気筒のクランク軸の間にクランク位相変更装置
を配設するのみで良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載された発明によれば、クランク角位相差を設定値より
ずらすことにより、出力トルクの大きなピークを得るこ
とができ、凹凸路面の走破性等を向上させることができ
る。
【0038】請求項2に記載された発明によれば、車体
の上下振幅が所定値を越え、車体速度が所定値以下の条
件の時が、凹凸の路面を走行している状態であり、且
つ、スロットル開度が低負荷域を越える運転状態の時で
なければ、所定以上の出力(凹凸路面を走破できる出
力)が内燃機関より導き出せないからであり、かかる場
合に、各クランク軸のクランク角位相差を設定値よりず
らすことにより、凹凸路面走行時に自動的に出力トルク
の大きなピークを得ることができ、凹凸路面の走破性を
向上させることができる、という実用上有益な効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る自動二輪車の側面
図である。
【図2】同実施の形態に係る4サイクルエンジンの概略
図である。
【図3】同実施の形態に係る4サイクルエンジンの制御
系のブロック図である。
【図4】同実施の形態に係るクランク位相変更装置の断
面図である。
【図5】同実施の形態に係るクランク角位相を示す説明
図である。
【図6】同実施の形態に係り、(A)はバルブ開閉タイ
ミング、(B)はトルクを示すグラフ図である。
【図7】この発明の実施の形態2に係る2サイクルエン
ジンの点火タイミングを示す図である。
【符号の説明】
1 4サイクルエンジン(内燃機関) 12a,12b クランク軸 10a,10b ピストン 11a,11b コネクティングロッド 14 クランク位相変更装置 22 車速センサ 27 スロットル弁開度センサ 29 車体上下動センサ 31 制御装置 A 第1気筒 B 第2気筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16C 3/28 F02P 5/15 B 3J033 Fターム(参考) 3G016 AA07 AA12 BB04 CA00 DA00 DA04 GA06 3G022 AA03 CA00 GA00 GA01 GA08 GA19 3G092 AA00 AA01 AA02 AA13 AC04 BA00 DG05 EA03 EA04 EC01 FA01 GB00 HA06Z HE03X HE03Z HF21Z HG01Z 3G093 AA02 AB00 BA00 CB00 DA06 DA07 DB05 DB18 EA00 EC04 FA04 3G301 HA00 HA01 HA02 HA06 JA03 KB00 LC08 ND01 NE11 NE12 PA11Z PE03A PE03Z PF00Z PF01Z 3J033 AA02 BA20 CA04 CA10 CD01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒を有し、各気筒毎にピストン
    が配設され、該各ピストンがコネクティングロッドを介
    してクランク軸に連結された内燃機関において、 前記気筒毎にクランク軸が分割され、該各クランク軸
    が、各クランク軸のクランク角位相差を変更させるクラ
    ンク位相変更装置にて連結されたことを特徴とする内燃
    機関。
  2. 【請求項2】 車体の上下振幅が所定値を越え、車体速
    度が所定値以下となり、且つ、スロットル開度が低負荷
    域を越える運転状態の時に、前記各クランク軸のクラン
    ク角位相差を設定値よりずらすように前記クランク位相
    変更装置を制御する制御装置を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の内燃機関。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007176321A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
JP2010255637A (ja) * 2010-06-16 2010-11-11 Toyota Motor Corp 車両の制御装置

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