JP2000093619A - パチンコ遊技機における制御基板収納ボックス - Google Patents
パチンコ遊技機における制御基板収納ボックスInfo
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- JP2000093619A JP2000093619A JP11308793A JP30879399A JP2000093619A JP 2000093619 A JP2000093619 A JP 2000093619A JP 11308793 A JP11308793 A JP 11308793A JP 30879399 A JP30879399 A JP 30879399A JP 2000093619 A JP2000093619 A JP 2000093619A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パチンコ遊技機本体の裏面や遊技盤裏面に設け
られる制御基板が収納される制御基板収納ボックスに痕
跡を残すことなく開けることができないようにして、パ
チンコ遊技機に対する不正行為を未然に防止するパチン
コ遊技機における制御基板収納ボックスを提供すること
にある。 【解決手段】ケース部材204側に設けられる挿入ピン固
定台210に設けられる挿通嵌合孔228aに対し、カバー部
材202側に設けられる頭付挿入ピン236の頭部238を大径
筒部240内に挿入し、該頭付挿入ピン236の頭部238をカ
バー部材204内に収納する。
られる制御基板が収納される制御基板収納ボックスに痕
跡を残すことなく開けることができないようにして、パ
チンコ遊技機に対する不正行為を未然に防止するパチン
コ遊技機における制御基板収納ボックスを提供すること
にある。 【解決手段】ケース部材204側に設けられる挿入ピン固
定台210に設けられる挿通嵌合孔228aに対し、カバー部
材202側に設けられる頭付挿入ピン236の頭部238を大径
筒部240内に挿入し、該頭付挿入ピン236の頭部238をカ
バー部材204内に収納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機に
おける制御基板収納ボックスに関し、さらに詳しくは、
パチンコ遊技機本体の裏面や遊技盤裏面に設けられる制
御基板が収納される制御基板収納ボックスの無断開封を
禁止する不正行為防止対策に関するものである。
おける制御基板収納ボックスに関し、さらに詳しくは、
パチンコ遊技機本体の裏面や遊技盤裏面に設けられる制
御基板が収納される制御基板収納ボックスの無断開封を
禁止する不正行為防止対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種のパチンコ遊技機における
制御基板収納ボックスにおいては、パチンコ遊技機の遊
技盤面で発生したセーフ球を検出して特別図柄表示装置
を駆動制御し、特別図柄の表示態様を設定切り替え制御
し、入賞の種別に対応して所定個数の賞球の払出し等を
行う主基板等が機構板に取付けられている。この主基板
にはカバー部材が被着され、封印証により無断開封が禁
止されている。この封印証としては、レーザーマーカー
により所定の印を形成するタイプのものも知られてい
る。
制御基板収納ボックスにおいては、パチンコ遊技機の遊
技盤面で発生したセーフ球を検出して特別図柄表示装置
を駆動制御し、特別図柄の表示態様を設定切り替え制御
し、入賞の種別に対応して所定個数の賞球の払出し等を
行う主基板等が機構板に取付けられている。この主基板
にはカバー部材が被着され、封印証により無断開封が禁
止されている。この封印証としては、レーザーマーカー
により所定の印を形成するタイプのものも知られてい
る。
【0003】あるいはまた、逆ネジを用いてネジ止めす
るタイプのものも知られている。この逆ネジタイプのも
のは、カバー部材を不正に開けようとして逆ネジを回す
と、逆ネジの先端部、すなわち外部に出ているネジの部
分が取れるようになっており、カバー部材を開けること
ができないようになっている。
るタイプのものも知られている。この逆ネジタイプのも
のは、カバー部材を不正に開けようとして逆ネジを回す
と、逆ネジの先端部、すなわち外部に出ているネジの部
分が取れるようになっており、カバー部材を開けること
ができないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパチンコ遊技機における制御基板収納ボック
スのように封印証による無断開封の禁止では、痕跡を残
さないで簡単に封印証を取り外すことができるため、制
御回路基板収納ケースを開けて、裏ROMを取り付ける
等して人為的な操作を施すことにより、大量の賞球を遊
技者に払出させたり、逆に、賞球を遊技者に払出させな
いようにするために、フィーバー状態が殆ど起こらない
ようにして遊技者に損をさせたりするといったことが実
際に可能であった。
うな従来のパチンコ遊技機における制御基板収納ボック
スのように封印証による無断開封の禁止では、痕跡を残
さないで簡単に封印証を取り外すことができるため、制
御回路基板収納ケースを開けて、裏ROMを取り付ける
等して人為的な操作を施すことにより、大量の賞球を遊
技者に払出させたり、逆に、賞球を遊技者に払出させな
いようにするために、フィーバー状態が殆ど起こらない
ようにして遊技者に損をさせたりするといったことが実
際に可能であった。
【0005】したがって、遊技者の不正行為により大量
の賞球が払出されれば、パチンコ業者が大きな損害を被
ることになる。一方、パチンコ業者側の不正行為により
賞球がまったく払出されなくなってしまえば、遊技者
は、自分の金銭を浪費するばかりになり、勝つことがで
きなくなる。そのため、長い時間遊技を楽しむことをし
なくなったり、遊技場に通う頻度が減ってしまうといっ
た傾向がある。
の賞球が払出されれば、パチンコ業者が大きな損害を被
ることになる。一方、パチンコ業者側の不正行為により
賞球がまったく払出されなくなってしまえば、遊技者
は、自分の金銭を浪費するばかりになり、勝つことがで
きなくなる。そのため、長い時間遊技を楽しむことをし
なくなったり、遊技場に通う頻度が減ってしまうといっ
た傾向がある。
【0006】さらに、パチンコ業者が、ある特定の台だ
けに大量の賞球が払出されるように封印証を破って操作
をし、その台については、内部の者に客を装って遊技さ
せて、一般の遊技者の射幸心を煽る一方で、別の台につ
いては殆ど賞球が払出されないように封印証を破ってケ
ースを開けて操作をすれば、遊技者にいつかは勝てると
いう望みを抱かせつつ、実際には、全く勝てる見込みの
ない台へ遊技者を頻繁に通わせて損をさせることもでき
る。このように不正使用がなされると、遊技産業の健全
な経済活動が阻害されることになる。
けに大量の賞球が払出されるように封印証を破って操作
をし、その台については、内部の者に客を装って遊技さ
せて、一般の遊技者の射幸心を煽る一方で、別の台につ
いては殆ど賞球が払出されないように封印証を破ってケ
ースを開けて操作をすれば、遊技者にいつかは勝てると
いう望みを抱かせつつ、実際には、全く勝てる見込みの
ない台へ遊技者を頻繁に通わせて損をさせることもでき
る。このように不正使用がなされると、遊技産業の健全
な経済活動が阻害されることになる。
【0007】また、上述した逆回転防止用ねじによれ
ば、特殊工具を用いれば、ねじを壊すことなく、ねじを
回すことができるようになるため、やはり上述と同様に
痕跡を残すことなくケースを開けて不正使用をすること
が可能になる。
ば、特殊工具を用いれば、ねじを壊すことなく、ねじを
回すことができるようになるため、やはり上述と同様に
痕跡を残すことなくケースを開けて不正使用をすること
が可能になる。
【0008】本発明の解決しようとする課題は、パチン
コ遊技機本体の裏面や遊技盤裏面に設けられる制御基板
が収納される制御基板収納ボックスを痕跡を残すことな
く開けることができないようにして、パチンコ遊技機の
不正使用を未然に防止するパチンコ遊技機における制御
基板収納ボックスを提供することにある。
コ遊技機本体の裏面や遊技盤裏面に設けられる制御基板
が収納される制御基板収納ボックスを痕跡を残すことな
く開けることができないようにして、パチンコ遊技機の
不正使用を未然に防止するパチンコ遊技機における制御
基板収納ボックスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係る請求項1に記載のパチンコ遊技機におけ
る制御基板収納ボックスは、制御基板をケース部材に収
納固定するとともに、該制御基板が収容固定されたケー
ス部材と該ケース部材に被着されるカバー部材とを頭付
挿入ピンを介して一体的に組付けるものであって、前記
ケース部材に設けられる挿入ピン固定台取付部に長手且
つ板形状の挿入ピン固定台を止着し、該挿入ピン固定台
に形成される挿通嵌合孔に対応して前記カバー部材には
挿入ピン差込部が形成され、頭付挿入ピンを前記挿入ピ
ン差込部より挿入することにより、そのピン先端部の係
合溝を前記挿通嵌合孔に係止させるとともに、前記頭付
挿入ピンの頭部を前記挿入ピン差込部に収納するように
したことを要旨とするものである。
に本発明に係る請求項1に記載のパチンコ遊技機におけ
る制御基板収納ボックスは、制御基板をケース部材に収
納固定するとともに、該制御基板が収容固定されたケー
ス部材と該ケース部材に被着されるカバー部材とを頭付
挿入ピンを介して一体的に組付けるものであって、前記
ケース部材に設けられる挿入ピン固定台取付部に長手且
つ板形状の挿入ピン固定台を止着し、該挿入ピン固定台
に形成される挿通嵌合孔に対応して前記カバー部材には
挿入ピン差込部が形成され、頭付挿入ピンを前記挿入ピ
ン差込部より挿入することにより、そのピン先端部の係
合溝を前記挿通嵌合孔に係止させるとともに、前記頭付
挿入ピンの頭部を前記挿入ピン差込部に収納するように
したことを要旨とするものである。
【0010】上記構成を有するパチンコ遊技機における
制御基板収納ボックスによれば、カバー部材に形成され
る挿入ピン差込部から制御基板を収容固定するケース部
材へ頭付挿入ピンを挿入すると、そのピン先端部の係合
溝は前記挿通嵌合孔に係止され、頭付挿入ピンの頭部は
前記挿入ピン差込部に収納される。このように、頭部を
挿入ピン差込部に収納すると、ケース部材を破壊するこ
となく挿入ピンを抜くことはできなくなる。従って、痕
跡を残さずに制御基板を取り出して不正行為を行うこと
ができなくなる。
制御基板収納ボックスによれば、カバー部材に形成され
る挿入ピン差込部から制御基板を収容固定するケース部
材へ頭付挿入ピンを挿入すると、そのピン先端部の係合
溝は前記挿通嵌合孔に係止され、頭付挿入ピンの頭部は
前記挿入ピン差込部に収納される。このように、頭部を
挿入ピン差込部に収納すると、ケース部材を破壊するこ
となく挿入ピンを抜くことはできなくなる。従って、痕
跡を残さずに制御基板を取り出して不正行為を行うこと
ができなくなる。
【0011】この場合に、請求項2に記載のように、前
記各挿入ピン差込部は、頭付挿入ピンの頭部が挿通可能
な大径筒部と該頭付挿入ピンのピン軸部が挿通可能で頭
部は挿通不可能な小径筒部とから構成するとよく、前記
頭付挿入ピンはスプリング部材を介して前記挿入ピン差
込部の空洞内に収納されるとともに、前記頭付挿入ピン
のピン軸部には抜止め防止用のリング部材が介設される
ようにするとよい。
記各挿入ピン差込部は、頭付挿入ピンの頭部が挿通可能
な大径筒部と該頭付挿入ピンのピン軸部が挿通可能で頭
部は挿通不可能な小径筒部とから構成するとよく、前記
頭付挿入ピンはスプリング部材を介して前記挿入ピン差
込部の空洞内に収納されるとともに、前記頭付挿入ピン
のピン軸部には抜止め防止用のリング部材が介設される
ようにするとよい。
【0012】また本発明に係る請求項3に記載のパチン
コ遊技機における制御基板収納ボックスは、制御基板を
ケース部材に収納固定するとともに、該制御基板が収容
固定されたケース部材と該ケース部材に被着されるカバ
ー部材とを頭付挿入ピンを介して一体的に組付けるもの
であって、ケース部材とカバー部材の何れか一方には複
数の挿入ピン固定部が設けられるとともに、他方の部材
には該挿入ピン固定部に対応して同じく複数の挿入ピン
差込部が形成され、前記挿入ピン差込部から前記挿入ピ
ン固定部に向けて挿入された頭付挿入ピンの頭部が、前
記挿入ピン差込口径より大きな球径を有する球体を前記
挿入ピン差込部の空洞内に圧入することにより、前記挿
入ピン差込部に収納されるように構成したことを要旨と
するものである。
コ遊技機における制御基板収納ボックスは、制御基板を
ケース部材に収納固定するとともに、該制御基板が収容
固定されたケース部材と該ケース部材に被着されるカバ
ー部材とを頭付挿入ピンを介して一体的に組付けるもの
であって、ケース部材とカバー部材の何れか一方には複
数の挿入ピン固定部が設けられるとともに、他方の部材
には該挿入ピン固定部に対応して同じく複数の挿入ピン
差込部が形成され、前記挿入ピン差込部から前記挿入ピ
ン固定部に向けて挿入された頭付挿入ピンの頭部が、前
記挿入ピン差込口径より大きな球径を有する球体を前記
挿入ピン差込部の空洞内に圧入することにより、前記挿
入ピン差込部に収納されるように構成したことを要旨と
するものである。
【0013】上記構成を有するパチンコ遊技機における
制御基板収納ボックスによれば、カバー部材に形成され
る挿入ピン差込部から制御基板を収容固定するケース部
材へ向けて頭付挿入ピンを挿入した後、前記挿入ピン差
込口径より大きな球径を有する球体を挿入ピン差込部に
圧入すると、頭付挿入ピンの頭部は前記挿入ピン差込部
に収納される。このように、圧入された球体を介して頭
部を挿入ピン差込部に収納すると、ケース部材を破壊す
ることなく挿入ピンを抜くことはできなくなる。従っ
て、痕跡を残さずに制御基板を取り出して不正行為を行
うことができない。
制御基板収納ボックスによれば、カバー部材に形成され
る挿入ピン差込部から制御基板を収容固定するケース部
材へ向けて頭付挿入ピンを挿入した後、前記挿入ピン差
込口径より大きな球径を有する球体を挿入ピン差込部に
圧入すると、頭付挿入ピンの頭部は前記挿入ピン差込部
に収納される。このように、圧入された球体を介して頭
部を挿入ピン差込部に収納すると、ケース部材を破壊す
ることなく挿入ピンを抜くことはできなくなる。従っ
て、痕跡を残さずに制御基板を取り出して不正行為を行
うことができない。
【0014】この場合に、請求項4に記載のように、前
記頭付挿入ピンのピン軸部には傘状に開閉可能な屈曲開
閉部材が設けられ、前記挿入ピン固定部には該頭付挿入
ピンの打込みにより開傘される屈曲開閉部材を係留可能
な空洞を形成してもよい。そうすれば、この空洞での屈
曲開閉部材の係留により、頭付挿入ピンの頭部の収納状
態が確実なものとなる。
記頭付挿入ピンのピン軸部には傘状に開閉可能な屈曲開
閉部材が設けられ、前記挿入ピン固定部には該頭付挿入
ピンの打込みにより開傘される屈曲開閉部材を係留可能
な空洞を形成してもよい。そうすれば、この空洞での屈
曲開閉部材の係留により、頭付挿入ピンの頭部の収納状
態が確実なものとなる。
【0015】また本発明に係る請求項5に記載のパチン
コ遊技機における制御基板収納ボックスは、制御基板を
ケース部材に収納固定するとともに、該制御基板が収容
固定されたケース部材と該ケース部材に被着されるカバ
ー部材とを頭付挿入ピンを介して一体的に組付けるもの
であって、ケース部材とカバー部材の何れか一方に設け
られる複数の挿入ピン固定部の各空洞内に、挿通嵌合孔
を有するカップ状の固定部材が介設され、他方の部材に
は該各固定部材の挿通嵌合孔に対応して挿入ピン差込部
が形成され、頭付挿入ピンを前記挿入ピン差込部により
挿入することにより、そのピン先端部の係合溝を前記各
挿通嵌合孔に係止させたときに、前記各挿入ピン差込部
には前記頭付挿入ピンの頭部が前記挿入ピン差込部の空
洞内に収納されるように構成したことを要旨とするもの
である。
コ遊技機における制御基板収納ボックスは、制御基板を
ケース部材に収納固定するとともに、該制御基板が収容
固定されたケース部材と該ケース部材に被着されるカバ
ー部材とを頭付挿入ピンを介して一体的に組付けるもの
であって、ケース部材とカバー部材の何れか一方に設け
られる複数の挿入ピン固定部の各空洞内に、挿通嵌合孔
を有するカップ状の固定部材が介設され、他方の部材に
は該各固定部材の挿通嵌合孔に対応して挿入ピン差込部
が形成され、頭付挿入ピンを前記挿入ピン差込部により
挿入することにより、そのピン先端部の係合溝を前記各
挿通嵌合孔に係止させたときに、前記各挿入ピン差込部
には前記頭付挿入ピンの頭部が前記挿入ピン差込部の空
洞内に収納されるように構成したことを要旨とするもの
である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して詳しく説明する。図1は、本実施例に
係るパチンコ遊技機の正面図、図2はその外観斜視図を
示したものである。パチンコ遊技機10は、パチンコ機本
体側部を構成する外枠11と、パチンコ機前面部のベース
となる内枠12とを備え、その内枠12の額縁状に形成され
た開口内周縁には金枠13がはめられるとともに、その金
枠13には遊技盤14の前面を覆うガラス扉15が開閉可能に
設けられる。
を図面を参照して詳しく説明する。図1は、本実施例に
係るパチンコ遊技機の正面図、図2はその外観斜視図を
示したものである。パチンコ遊技機10は、パチンコ機本
体側部を構成する外枠11と、パチンコ機前面部のベース
となる内枠12とを備え、その内枠12の額縁状に形成され
た開口内周縁には金枠13がはめられるとともに、その金
枠13には遊技盤14の前面を覆うガラス扉15が開閉可能に
設けられる。
【0017】そしてガラス扉15の下方位置には、打球発
射装置に供給される遊技球を貯留するための受け皿(上
受け皿)16が取り付けられ、更にその下方には、賞品球
の排出時に上受け皿16から溢れた球を貯留するための球
受け皿(下受け皿)17が設けられている。尚、上受け皿
16に設けられる球抜けボタン18の操作により上受け皿16
内の遊技球が下受け皿17に向けて抜き落とされる。
射装置に供給される遊技球を貯留するための受け皿(上
受け皿)16が取り付けられ、更にその下方には、賞品球
の排出時に上受け皿16から溢れた球を貯留するための球
受け皿(下受け皿)17が設けられている。尚、上受け皿
16に設けられる球抜けボタン18の操作により上受け皿16
内の遊技球が下受け皿17に向けて抜き落とされる。
【0018】下受け皿17の図中右側位置には、遊技球を
遊技盤14面に向けて弾発発射する発射レバー20が設けら
れ、この発射レバー20には遊技球を一球毎に発射する為
の単発スイッチ21が備えられる。発射レバー20の回動操
作する量に応じて遊技球を遊技盤14面に向けて弾発発射
する程度が調整されるとともに、所定回動位置の検出に
より発射電源が投入されるようになっている。
遊技盤14面に向けて弾発発射する発射レバー20が設けら
れ、この発射レバー20には遊技球を一球毎に発射する為
の単発スイッチ21が備えられる。発射レバー20の回動操
作する量に応じて遊技球を遊技盤14面に向けて弾発発射
する程度が調整されるとともに、所定回動位置の検出に
より発射電源が投入されるようになっている。
【0019】前記内枠12の上辺縁から図中右側辺縁に
は、合成樹脂製のレンズ体で構成される枠トップ飾り23
が設けられ、この枠トップ飾り23の内部には、枠飾りラ
ンプ24,24…や前記ガラス扉15開閉用の鍵穴25の周囲を
飾る鍵飾りランプ26が設けられている。
は、合成樹脂製のレンズ体で構成される枠トップ飾り23
が設けられ、この枠トップ飾り23の内部には、枠飾りラ
ンプ24,24…や前記ガラス扉15開閉用の鍵穴25の周囲を
飾る鍵飾りランプ26が設けられている。
【0020】パチンコ遊技機10の一側には、プリペイド
カードによる玉貸機(以下、「プリペイドカードユニッ
ト」と称する)30が設置される。このプリペイドカード
ユニット30は、1台の遊技機に1台づつ設置される。こ
のプリペイドカードユニット30の設置に対応してパチン
コ遊技機10の前記上受け皿16には、プリペイドカードに
よる遊技球の貸出し操作を行う為の球貸し操作部31が設
けられ、この球貸し操作部31には、プリペイドカードに
よる球貸出しを操作する球貸出しボタン32、その球貸出
しの可能状態を示す球貸出しボタンランプ33、プリペイ
ドカードを排出させるカード返却ボタン34、プリペイド
カードの残高表示、及びエラー表示を行う度数表示部35
等が備えられている。
カードによる玉貸機(以下、「プリペイドカードユニッ
ト」と称する)30が設置される。このプリペイドカード
ユニット30は、1台の遊技機に1台づつ設置される。こ
のプリペイドカードユニット30の設置に対応してパチン
コ遊技機10の前記上受け皿16には、プリペイドカードに
よる遊技球の貸出し操作を行う為の球貸し操作部31が設
けられ、この球貸し操作部31には、プリペイドカードに
よる球貸出しを操作する球貸出しボタン32、その球貸出
しの可能状態を示す球貸出しボタンランプ33、プリペイ
ドカードを排出させるカード返却ボタン34、プリペイド
カードの残高表示、及びエラー表示を行う度数表示部35
等が備えられている。
【0021】プリペイドカードの使用に際しては、プリ
ペイドカードユニット30に備えられるカード利用可表示
ランプ36の点灯中にカード挿入口37にプリペイドカード
を挿入し、金額設定ボタン38を操作することにより、貸
出し金額(100円、200円、300円、500円
等)を選択することができる。前記上受け皿16に備えら
れる球貸し操作部31の球貸出しボタン32を操作すること
により、予め選択された金額の球技球が貸出されること
になる。
ペイドカードユニット30に備えられるカード利用可表示
ランプ36の点灯中にカード挿入口37にプリペイドカード
を挿入し、金額設定ボタン38を操作することにより、貸
出し金額(100円、200円、300円、500円
等)を選択することができる。前記上受け皿16に備えら
れる球貸し操作部31の球貸出しボタン32を操作すること
により、予め選択された金額の球技球が貸出されること
になる。
【0022】前記内枠12の前面に設けられる遊技盤14
は、遊技板に装着された金属製の内レール41、打球槌に
より打球発射位置より弾発発射された遊技球を盤面に向
けて誘導する為の外レール42、打球位置及び発射レール
より転動し遊技盤面に至った球の跳ね返り作用により再
び打球が発射レールや打球位置に戻ることを防止するフ
ァール止43、打球位置より転動してきた過大な飛送力を
有する球を遊技板右上部において衝撃を吸収しつつ停止
阻止し遊技板面下に向けて落下させる返しゴム48等によ
りその周囲が構成され、その内側に遊技領域が形成され
る。
は、遊技板に装着された金属製の内レール41、打球槌に
より打球発射位置より弾発発射された遊技球を盤面に向
けて誘導する為の外レール42、打球位置及び発射レール
より転動し遊技盤面に至った球の跳ね返り作用により再
び打球が発射レールや打球位置に戻ることを防止するフ
ァール止43、打球位置より転動してきた過大な飛送力を
有する球を遊技板右上部において衝撃を吸収しつつ停止
阻止し遊技板面下に向けて落下させる返しゴム48等によ
りその周囲が構成され、その内側に遊技領域が形成され
る。
【0023】図3は、その遊技盤面を拡大して示したも
のである。遊技盤14の遊技領域の中央やや上方には特別
図柄表示装置50が設けられ、その中央部に3つの特別図
柄表示部(図中左から順に左図柄表示部50A、中図柄表
示部50B、右図柄表示部50Cが設けられる。また、特別図
柄表示装置50の直下位置には第1種始動入賞口51が設け
られ、更にその下方位置に第1種特別電動役物52及び普
通電動役物(第1種始動入賞口)53が設けられる。第1
種特別電動役物52は、通常は閉じている大入賞口54と、
その大入賞口54が開放されたときに遊技球の入賞が可能
な特定領域入賞口55とを備える。前記第1種始動入賞口
51及び普通電動役物(第1種始動入賞口)53の賞球の個
数は4個まで記憶され、その個数分が特別図柄表示装置
50の左右に設けられる特別図柄用記憶表示LED56a〜5
6dにより点灯表示されるようになっている。
のである。遊技盤14の遊技領域の中央やや上方には特別
図柄表示装置50が設けられ、その中央部に3つの特別図
柄表示部(図中左から順に左図柄表示部50A、中図柄表
示部50B、右図柄表示部50Cが設けられる。また、特別図
柄表示装置50の直下位置には第1種始動入賞口51が設け
られ、更にその下方位置に第1種特別電動役物52及び普
通電動役物(第1種始動入賞口)53が設けられる。第1
種特別電動役物52は、通常は閉じている大入賞口54と、
その大入賞口54が開放されたときに遊技球の入賞が可能
な特定領域入賞口55とを備える。前記第1種始動入賞口
51及び普通電動役物(第1種始動入賞口)53の賞球の個
数は4個まで記憶され、その個数分が特別図柄表示装置
50の左右に設けられる特別図柄用記憶表示LED56a〜5
6dにより点灯表示されるようになっている。
【0024】特別図柄表示装置50の直上位置には7セグ
デジタル表示の普通図柄表示装置60が設けられる。この
普通図柄表示装置60の図柄は、遊技盤14面の特別図柄表
示装置50の左右両側に遊技球が通過可能なゲート61a,61
bが備えられ、遊技球がこのゲート61a,61bを通過すると
変動を開始する。このゲート61a,61bを通過する遊技球
の個数は4個まで記憶され、その個数分が普通図柄表示
装置50のそばに設けられる普通図柄用記憶表示LED62
a〜62dにより点灯表示されるようになっている。
デジタル表示の普通図柄表示装置60が設けられる。この
普通図柄表示装置60の図柄は、遊技盤14面の特別図柄表
示装置50の左右両側に遊技球が通過可能なゲート61a,61
bが備えられ、遊技球がこのゲート61a,61bを通過すると
変動を開始する。このゲート61a,61bを通過する遊技球
の個数は4個まで記憶され、その個数分が普通図柄表示
装置50のそばに設けられる普通図柄用記憶表示LED62
a〜62dにより点灯表示されるようになっている。
【0025】普通図柄表示装置60のすぐ上には天入賞口
64が設けられており、又、その左右両側には左袖入賞口
65a及び右袖入賞口65bが設けられ、更に、前記第1種特
別電動役物52の左右両側には左落し入賞口66a及び右落
し入賞口66bが設けられている。更に又、遊技盤14面に
は、打球槌により弾発発射された遊技球の落下してくる
方向を無作為に変更させたり、打球の流下速度及び方向
を変化させる風車67,67や障害釘68,68…、あるいは遊技
の演出効果を高めるためある一定の契機により点灯(点
滅)を行うランプ風車69,69、サイドランプ70,70等が設
けられている。そして遊技盤14の最下部には、何れの入
賞口にも入賞しなかった遊技球(アウト球)を回収し、
集合処理するアウト口71が設けられている。
64が設けられており、又、その左右両側には左袖入賞口
65a及び右袖入賞口65bが設けられ、更に、前記第1種特
別電動役物52の左右両側には左落し入賞口66a及び右落
し入賞口66bが設けられている。更に又、遊技盤14面に
は、打球槌により弾発発射された遊技球の落下してくる
方向を無作為に変更させたり、打球の流下速度及び方向
を変化させる風車67,67や障害釘68,68…、あるいは遊技
の演出効果を高めるためある一定の契機により点灯(点
滅)を行うランプ風車69,69、サイドランプ70,70等が設
けられている。そして遊技盤14の最下部には、何れの入
賞口にも入賞しなかった遊技球(アウト球)を回収し、
集合処理するアウト口71が設けられている。
【0026】尚、遊技盤14の遊技領域の外側には、入賞
の発生により払い出される賞球数を表示する賞球数表示
部72、賞球の払出し動作時に点灯(点滅)表示駆動され
る球払出しLED73、タンクやタンクレール上の遊技球
が所定量以下になったとき点灯(点滅)し、その旨表示
する球切れLED74等が設けられる。
の発生により払い出される賞球数を表示する賞球数表示
部72、賞球の払出し動作時に点灯(点滅)表示駆動され
る球払出しLED73、タンクやタンクレール上の遊技球
が所定量以下になったとき点灯(点滅)し、その旨表示
する球切れLED74等が設けられる。
【0027】図4は、パチンコ遊技機の裏面図、図5は
その外観斜視図である。パチンコ遊技機10の裏面に設け
られる機構板76面の上方位置に、遊技場の島から供給さ
れる遊技球を一時貯留する賞球タンク77が設けられると
ともに、その賞球タンク77に連設されてタンクレール78
が設けられ、このタンクレール78の賞球流下下端部分に
同じく機構板76面に設けられる賞球払出機構部80が連設
されている。
その外観斜視図である。パチンコ遊技機10の裏面に設け
られる機構板76面の上方位置に、遊技場の島から供給さ
れる遊技球を一時貯留する賞球タンク77が設けられると
ともに、その賞球タンク77に連設されてタンクレール78
が設けられ、このタンクレール78の賞球流下下端部分に
同じく機構板76面に設けられる賞球払出機構部80が連設
されている。
【0028】このタンクレール78には、前記賞球タンク
77やタンクレール78上の遊技球の補給状態により作動さ
れる補給スイッチ81が設けられ、又、賞球払出機構部80
の直前において賞球の欠乏を検出し払出し機構の空動作
を防止する為の空切り防止スイッチ82が設けられてい
る。さらに賞球払出機構により払出された賞球がパチン
コ遊技機内で充満した場合にこれを検出する満タンスイ
ッチ83あるいは機内で充満した遊技球により係動され満
タンスイッチ83を押動する満タンストッパ84等も備えら
れている。
77やタンクレール78上の遊技球の補給状態により作動さ
れる補給スイッチ81が設けられ、又、賞球払出機構部80
の直前において賞球の欠乏を検出し払出し機構の空動作
を防止する為の空切り防止スイッチ82が設けられてい
る。さらに賞球払出機構により払出された賞球がパチン
コ遊技機内で充満した場合にこれを検出する満タンスイ
ッチ83あるいは機内で充満した遊技球により係動され満
タンスイッチ83を押動する満タンストッパ84等も備えら
れている。
【0029】また機構板76には遊技盤14面の各入賞口に
入った入賞球(セーブ球)を一球毎に球切りして検出す
るセーフ球排出機構部85が設けられ、このセーフ球排出
機構部85により検出されたセーフ球はこの後機外へ排出
されるようになっている。パチンコ遊技機10の遊技板裏
面は中央カバー86により覆われており、各入賞口に入っ
たセーフ球はこの中央カバー86が覆設される機構板76下
部に形成されたセーフ球誘導路112(図6参照)で集め
られてセーフ球排出機構部85へ導出されるようになって
いる。
入った入賞球(セーブ球)を一球毎に球切りして検出す
るセーフ球排出機構部85が設けられ、このセーフ球排出
機構部85により検出されたセーフ球はこの後機外へ排出
されるようになっている。パチンコ遊技機10の遊技板裏
面は中央カバー86により覆われており、各入賞口に入っ
たセーフ球はこの中央カバー86が覆設される機構板76下
部に形成されたセーフ球誘導路112(図6参照)で集め
られてセーフ球排出機構部85へ導出されるようになって
いる。
【0030】そして各種の制御基板がこの機構板76には
取付けられている。例えば、プリペイドカードに係わる
情報をパチンコ遊技機10の外部において処理するプリペ
イドカードユニット30と遊技機本体とを電気的に接続す
るCR外部接続端子基板87を含む外部接続端子97、発生
したセーフ球の種別に応じて所定個数の賞球を前記賞球
払出機構部80に払出し動作させる回路が装着されたCR
賞球払出制御基板88、該CR賞球払出制御基板88とプリ
ペイドカードユニット30及び球貸し操作基板、度数表示
基板(図2の球貸し操作部31に収容されている)との間
に設けられ、プリペイドカードユニット30に挿入された
プリペイドカードの情報と、パチンコ遊技機10の前面に
設けられた球貸し操作部31への球貸し要求信号と球貸し
状態を表示する度数表示情報と、球貸し情報に基づいて
CR賞球払出制御部を司令制御する情報との授受を行う
カードインターフェイス基板89が設けられている。
取付けられている。例えば、プリペイドカードに係わる
情報をパチンコ遊技機10の外部において処理するプリペ
イドカードユニット30と遊技機本体とを電気的に接続す
るCR外部接続端子基板87を含む外部接続端子97、発生
したセーフ球の種別に応じて所定個数の賞球を前記賞球
払出機構部80に払出し動作させる回路が装着されたCR
賞球払出制御基板88、該CR賞球払出制御基板88とプリ
ペイドカードユニット30及び球貸し操作基板、度数表示
基板(図2の球貸し操作部31に収容されている)との間
に設けられ、プリペイドカードユニット30に挿入された
プリペイドカードの情報と、パチンコ遊技機10の前面に
設けられた球貸し操作部31への球貸し要求信号と球貸し
状態を表示する度数表示情報と、球貸し情報に基づいて
CR賞球払出制御部を司令制御する情報との授受を行う
カードインターフェイス基板89が設けられている。
【0031】また前記CR外部接続端子基板87、カード
インターフェイス基板89、CR賞球払出制御基板88相互
間においてカードデータ処理に係わる信号を中継するC
R中継基板90、パチンコ遊技機10の遊技盤14面で発生し
たセーフ球を検出して特別図柄表示装置50を駆動制御
し、その特別図柄の表示態様を設定切り替え制御し、入
賞の種別に対応して所定個数の賞球の払出し等を行う主
基板91等がこの機構板76に取付けられている。そしてこ
れら独立してそれぞれ組み付けられた各種基板がパチン
コ遊技機に組み付けられた後、コネクタ配線により互い
に脱着可能に電気接続されている。パチンコ遊技機10の
外部のプリペイドカードユニット30と遊技機本体との間
の情報の入出力は、カードインターフェイス接続部92を
介して行われる。
インターフェイス基板89、CR賞球払出制御基板88相互
間においてカードデータ処理に係わる信号を中継するC
R中継基板90、パチンコ遊技機10の遊技盤14面で発生し
たセーフ球を検出して特別図柄表示装置50を駆動制御
し、その特別図柄の表示態様を設定切り替え制御し、入
賞の種別に対応して所定個数の賞球の払出し等を行う主
基板91等がこの機構板76に取付けられている。そしてこ
れら独立してそれぞれ組み付けられた各種基板がパチン
コ遊技機に組み付けられた後、コネクタ配線により互い
に脱着可能に電気接続されている。パチンコ遊技機10の
外部のプリペイドカードユニット30と遊技機本体との間
の情報の入出力は、カードインターフェイス接続部92を
介して行われる。
【0032】前記CR賞球払出制御基板88は、賞球の不
足欠乏、及び供給状態、排出状態の異常を検出し、払出
し動作の停止と、表示動作も合わせて行われるもので、
ここにはCR賞球払出制御基板88や賞球払出機構部80等
の賞球払出制御機構において遊技球の不足、球詰まり、
回路操作異常、ソフトエラー等の異常が発生した場合に
その旨を表示するエラー表示部93、あるいはエラー状態
が解除された場合に前記エラー表示部93を初期状態に復
帰リセットさせるエラー表示リセットボタン94が設けら
れている。
足欠乏、及び供給状態、排出状態の異常を検出し、払出
し動作の停止と、表示動作も合わせて行われるもので、
ここにはCR賞球払出制御基板88や賞球払出機構部80等
の賞球払出制御機構において遊技球の不足、球詰まり、
回路操作異常、ソフトエラー等の異常が発生した場合に
その旨を表示するエラー表示部93、あるいはエラー状態
が解除された場合に前記エラー表示部93を初期状態に復
帰リセットさせるエラー表示リセットボタン94が設けら
れている。
【0033】また前記主基板91には、特定図柄表示装置
50に於いて発生する当たりの出現状態(確率)を3個の
LEDにて表示する設定表示LED95、あるいは前記当
たりの出現確率を所定条件下のみ切替え可能に設定する
為の確率モード設定スイッチ96が設けられている。
50に於いて発生する当たりの出現状態(確率)を3個の
LEDにて表示する設定表示LED95、あるいは前記当
たりの出現確率を所定条件下のみ切替え可能に設定する
為の確率モード設定スイッチ96が設けられている。
【0034】パチンコ遊技機10で発生した各種情報は機
構板76の上部片隅に設けられる外部接続端子97を介して
遊技機外部の遊技場管理装置へ出力される。特別図柄表
示装置50の図柄若しくは入賞装置の始動回数、所定図柄
の確定により発生する大当たりの発生回数、遊技者に特
別な利益状態を継続させる継続情報、当該パチンコ遊技
機における当たりの出現確率、不正検出信号等の各種情
報がこの外部接続端子92を介して入出力されることにな
る。
構板76の上部片隅に設けられる外部接続端子97を介して
遊技機外部の遊技場管理装置へ出力される。特別図柄表
示装置50の図柄若しくは入賞装置の始動回数、所定図柄
の確定により発生する大当たりの発生回数、遊技者に特
別な利益状態を継続させる継続情報、当該パチンコ遊技
機における当たりの出現確率、不正検出信号等の各種情
報がこの外部接続端子92を介して入出力されることにな
る。
【0035】更に機構板76の裏面下方隅寄り位置には、
前記上受け皿16に供給された遊技球を遊技盤14面に向け
て弾発発射するための打球発射装置100が備えられてい
る。この打球発射装置100は、打球発射モータ101のほ
か、発射装置制御回路、打球槌、弾発力調整手段等によ
り構成される。タッチ感度調整ボリューム102は、遊技
者の打球発射操作ハンドルへの接触を検出して打球発射
モータ101の電源を投入するタッチスイッチ回路の検出
感度を調整する為に設けられ、又、遊技球発射調整ダイ
ヤル103は、遊技盤14面へ向けての遊技球弾発力、飛走
距離をパチンコ遊技機の裏面側で調整設定する為に設け
られている。
前記上受け皿16に供給された遊技球を遊技盤14面に向け
て弾発発射するための打球発射装置100が備えられてい
る。この打球発射装置100は、打球発射モータ101のほ
か、発射装置制御回路、打球槌、弾発力調整手段等によ
り構成される。タッチ感度調整ボリューム102は、遊技
者の打球発射操作ハンドルへの接触を検出して打球発射
モータ101の電源を投入するタッチスイッチ回路の検出
感度を調整する為に設けられ、又、遊技球発射調整ダイ
ヤル103は、遊技盤14面へ向けての遊技球弾発力、飛走
距離をパチンコ遊技機の裏面側で調整設定する為に設け
られている。
【0036】打球発射装置100に近接して発射装置制御
基板104が設けられ、これには打球発射モータ101の駆動
制御回路及びタッチスイッチ回路が含まれている。打球
発射モータ101の駆動制御回路では、モータの回転速
度、トルク、特に1分間に発射する打球間隔、速度等が
設定されている。尚、このパチンコ遊技機10は電源プラ
グ106を介してAC100V電源に接続されている。ま
た前記外部接続端子97より引き出されたリード線107
は、コネクタ108及び電源プラグ109を介してAC24V
電源に接続されている。
基板104が設けられ、これには打球発射モータ101の駆動
制御回路及びタッチスイッチ回路が含まれている。打球
発射モータ101の駆動制御回路では、モータの回転速
度、トルク、特に1分間に発射する打球間隔、速度等が
設定されている。尚、このパチンコ遊技機10は電源プラ
グ106を介してAC100V電源に接続されている。ま
た前記外部接続端子97より引き出されたリード線107
は、コネクタ108及び電源プラグ109を介してAC24V
電源に接続されている。
【0037】図6は、遊技盤14の裏面に設けられるセー
フ球の流出経路を示したものである。図示されるよう
に、普通電動役物(第1種始動入賞口)53、天入賞口6
4、左袖入賞口65a、左落し入賞口66aに入賞したセーフ
球は、傾斜板状のセーフ球集合路(セーフ球集合板)11
1上に落下し、その傾斜下端位置に設けられる、同じ傾
斜板状のセーフ球誘導路(セーフ球誘導板)112を介し
て前述のセーフ球排出機構部85へ誘導される。また第1
種始動入賞口51、大入賞口54、特定入賞口55、右袖入賞
口65b、右落し入賞口66bに入賞したセーフ球は直接セ
ーフ球誘導路112上に落下し、セーフ球排出機構部85へ
誘導される。
フ球の流出経路を示したものである。図示されるよう
に、普通電動役物(第1種始動入賞口)53、天入賞口6
4、左袖入賞口65a、左落し入賞口66aに入賞したセーフ
球は、傾斜板状のセーフ球集合路(セーフ球集合板)11
1上に落下し、その傾斜下端位置に設けられる、同じ傾
斜板状のセーフ球誘導路(セーフ球誘導板)112を介し
て前述のセーフ球排出機構部85へ誘導される。また第1
種始動入賞口51、大入賞口54、特定入賞口55、右袖入賞
口65b、右落し入賞口66bに入賞したセーフ球は直接セ
ーフ球誘導路112上に落下し、セーフ球排出機構部85へ
誘導される。
【0038】前記第1種始動入賞口51、及び普通電動役
物(第1種始動入賞口)53に入ったセーフ球の流出経路
には、それぞれそれらの入賞を感知する第1種始動用検
出スイッチ113a,113bが設けられる。また前記大入賞口5
4に入ったセーフ球の流出経路には、その大入賞口54内
への入賞球数を計数(カウント)するカウント用スイッ
チ114が設けられ、前記特定入賞口55に入ったセーフ球
の流出経路には、その特定入賞口55にセーフ球が入った
ことを感知する特定入賞検出用スイッチ115が設けられ
ている。さらに前記ゲート61,61bを通過する遊技球の通
過経路には、遊技球がゲート61a,61bを通過したことを
感知するゲート用スイッチ116a,116bがそれぞれ設けら
れている。
物(第1種始動入賞口)53に入ったセーフ球の流出経路
には、それぞれそれらの入賞を感知する第1種始動用検
出スイッチ113a,113bが設けられる。また前記大入賞口5
4に入ったセーフ球の流出経路には、その大入賞口54内
への入賞球数を計数(カウント)するカウント用スイッ
チ114が設けられ、前記特定入賞口55に入ったセーフ球
の流出経路には、その特定入賞口55にセーフ球が入った
ことを感知する特定入賞検出用スイッチ115が設けられ
ている。さらに前記ゲート61,61bを通過する遊技球の通
過経路には、遊技球がゲート61a,61bを通過したことを
感知するゲート用スイッチ116a,116bがそれぞれ設けら
れている。
【0039】そして前記第1種始動用検出スイッチ113
a,113bからの検出信号により前記第1種始動入賞口51,5
3に遊技球の入賞があったことが検知されると、前述し
たように特別図柄表示装置50が駆動される。また第1種
特別電動役物52の作動中に前記カウント用スイッチ114
からの検出信号により前記大入賞口54の1回毎の開放状
態で10個のセーフ球の入賞があったことが検知される
と、その大入賞口54は閉じられる。
a,113bからの検出信号により前記第1種始動入賞口51,5
3に遊技球の入賞があったことが検知されると、前述し
たように特別図柄表示装置50が駆動される。また第1種
特別電動役物52の作動中に前記カウント用スイッチ114
からの検出信号により前記大入賞口54の1回毎の開放状
態で10個のセーフ球の入賞があったことが検知される
と、その大入賞口54は閉じられる。
【0040】更にその大入賞口54の開放状態の間に前記
特定入賞検出用スイッチ115からの検出信号により特定
入賞口55に遊技球の入賞があったことが検知されれば、
前記第1種特別電動役物52の作動は繰り返されることに
なる。またゲート用スイッチ116a,116bからの検出信号
があれば、前述したように普通図柄表示装置60が駆動さ
れることになる。遊技盤14裏面には普通電動役物(第1
種始動入賞口53)を開閉動作させる普通電動役物開放用
ソレノイド119や大入賞口64を開閉動作させる大入賞口
開放用ソレノイド120も設けられている。
特定入賞検出用スイッチ115からの検出信号により特定
入賞口55に遊技球の入賞があったことが検知されれば、
前記第1種特別電動役物52の作動は繰り返されることに
なる。またゲート用スイッチ116a,116bからの検出信号
があれば、前述したように普通図柄表示装置60が駆動さ
れることになる。遊技盤14裏面には普通電動役物(第1
種始動入賞口53)を開閉動作させる普通電動役物開放用
ソレノイド119や大入賞口64を開閉動作させる大入賞口
開放用ソレノイド120も設けられている。
【0041】一方、前記天入賞口64及び左右袖入賞口65
a,65bの各入賞口に入ったセーフ球の流路には5個払出
用検出スイッチ117a,117bが設けられ、これらの検出ス
イッチ117a,117bからの検知信号に基づいて前述の賞球
払出機構部80より所定個数(5個づつ)の賞球が払出さ
れる。また前記第1種始動入賞口51、あるいは普通電動
役物53に設けられる前述の第1種始動用検出スイッチ11
3a,113bからの検出信号によっても同様に賞球払出機構
部80より5個の賞球が払出されるようになっている。
a,65bの各入賞口に入ったセーフ球の流路には5個払出
用検出スイッチ117a,117bが設けられ、これらの検出ス
イッチ117a,117bからの検知信号に基づいて前述の賞球
払出機構部80より所定個数(5個づつ)の賞球が払出さ
れる。また前記第1種始動入賞口51、あるいは普通電動
役物53に設けられる前述の第1種始動用検出スイッチ11
3a,113bからの検出信号によっても同様に賞球払出機構
部80より5個の賞球が払出されるようになっている。
【0042】また前記大入賞口54に設けられるカウント
用スイッチ114、あるいは特定入賞口55に設けられる特
定入賞検出用スイッチ115からの検出信号があれば、賞
球払出機構部80より15個の賞球が払出される。尚、前
記左右落し入賞口66a,66bに入ったセーフ球の流路には
入賞検出スイッチは設けられていないが、セーフ球払出
機構部85に設けられるセーフ球検出スイッチによりトー
タルのセーフ球個数がカウントされるので、その個数差
分だけ10個づつの賞球が払出されることになってい
る。
用スイッチ114、あるいは特定入賞口55に設けられる特
定入賞検出用スイッチ115からの検出信号があれば、賞
球払出機構部80より15個の賞球が払出される。尚、前
記左右落し入賞口66a,66bに入ったセーフ球の流路には
入賞検出スイッチは設けられていないが、セーフ球払出
機構部85に設けられるセーフ球検出スイッチによりトー
タルのセーフ球個数がカウントされるので、その個数差
分だけ10個づつの賞球が払出されることになってい
る。
【0043】図7は、遊技桟本体の裏面に設けられる前
述の主基板91が収納される制御基板収納ボックスの取付
構造を示したものである。図示されるように、前記遊技
板の裏面には、天入賞口64や左袖入賞口65aに入ったセ
ーフ球をセーフ球集合板111上に落下集合させるための
第1のセーフ球集合樋181と、第1種始動入賞口51や右
袖入賞口65bに入ったセーフ球をセーフ球誘導板112上に
落下集合させるための第2セーフ球集合樋182とが設け
られ、両セーフ球集合樋181,182の間に位置して遊技板
の中央には、第1種特別電動役物52の大入賞口54を遊技
機の裏面から覗き視できるように覗き窓183が開設され
ている。
述の主基板91が収納される制御基板収納ボックスの取付
構造を示したものである。図示されるように、前記遊技
板の裏面には、天入賞口64や左袖入賞口65aに入ったセ
ーフ球をセーフ球集合板111上に落下集合させるための
第1のセーフ球集合樋181と、第1種始動入賞口51や右
袖入賞口65bに入ったセーフ球をセーフ球誘導板112上に
落下集合させるための第2セーフ球集合樋182とが設け
られ、両セーフ球集合樋181,182の間に位置して遊技板
の中央には、第1種特別電動役物52の大入賞口54を遊技
機の裏面から覗き視できるように覗き窓183が開設され
ている。
【0044】そして遊技盤裏面の前記第1及び第2のセ
ーフ球集合樋181,182寄り位置に、前記主基板91を収納
した制御基板収納ボックス200が取り付けられる。この
制御基板収納ボックス200は、透明なプラスチック樹
脂、例えばポリカーボネート製の方形箱型形状のカバー
部材202と同じく透明なプラスチック樹脂製の方形箱型
形状のケース部材204とから構成されている。左右ブラ
ケット184a,184bは、遊技盤の裏面にピン185によりピン
止めされ、該左右ブラケット184a,184bとケース部材204
とはピン187によりピン止めされる。これにより主基板9
1は、前記覗き窓183への覗き視を妨げないようにある一
定の空間を設けて立体的に組付けられている。
ーフ球集合樋181,182寄り位置に、前記主基板91を収納
した制御基板収納ボックス200が取り付けられる。この
制御基板収納ボックス200は、透明なプラスチック樹
脂、例えばポリカーボネート製の方形箱型形状のカバー
部材202と同じく透明なプラスチック樹脂製の方形箱型
形状のケース部材204とから構成されている。左右ブラ
ケット184a,184bは、遊技盤の裏面にピン185によりピン
止めされ、該左右ブラケット184a,184bとケース部材204
とはピン187によりピン止めされる。これにより主基板9
1は、前記覗き窓183への覗き視を妨げないようにある一
定の空間を設けて立体的に組付けられている。
【0045】しかしてケース部材204の左右両側面には
カバー部材202の組み付けに用いられる挿入ピン固定台
取付部206、及び主基板91をネジ220を用いてケース部材
204に螺着するのに用いられるボス216が設けられてい
る。またカバー部材202には、複数の挿入ピン差込部208
a〜208dが形成されるが、これらの挿入ピン差込部208a
〜208dは、長手且つ板形状の挿入ピン固定台210に形成
される複数の挿通嵌合孔228a〜228dに各々対応してい
る。また、挿入ピン差込部208a〜208dは、頭付挿入ピン
236の頭部238が挿入可能な大径筒部240と、この頭部238
を係止し、ピン本体部242のみを挿通させ得る小径筒部2
44とにより構成されている。
カバー部材202の組み付けに用いられる挿入ピン固定台
取付部206、及び主基板91をネジ220を用いてケース部材
204に螺着するのに用いられるボス216が設けられてい
る。またカバー部材202には、複数の挿入ピン差込部208
a〜208dが形成されるが、これらの挿入ピン差込部208a
〜208dは、長手且つ板形状の挿入ピン固定台210に形成
される複数の挿通嵌合孔228a〜228dに各々対応してい
る。また、挿入ピン差込部208a〜208dは、頭付挿入ピン
236の頭部238が挿入可能な大径筒部240と、この頭部238
を係止し、ピン本体部242のみを挿通させ得る小径筒部2
44とにより構成されている。
【0046】従って、カバー部材202、ケース部材204及
び主基板91の組立取付は、頭付挿入ピン236を用いて次
のようにして行う。まず、主基板91をケース部材204に
収容固定した状態でカバー部材202を被着し、複数の挿
入ピン差込部208a〜208dから挿入ピン固定台210に形成
された複数の挿通嵌合孔228a〜228dへ頭付挿入ピン236
を挿入することによって、ケース部材204とカバー部材2
02とを一体的に組み付ける。そうすると、頭付挿入ピン
236の頭部238は、大径筒部240に挿入され、複数の頭付
挿入ピン236は、全てその溝部250が挿通嵌合孔228a〜22
8dにより係止され、頭部238は、大径筒部240が形成され
ているカバー部材202に収納される(図8参照)。
び主基板91の組立取付は、頭付挿入ピン236を用いて次
のようにして行う。まず、主基板91をケース部材204に
収容固定した状態でカバー部材202を被着し、複数の挿
入ピン差込部208a〜208dから挿入ピン固定台210に形成
された複数の挿通嵌合孔228a〜228dへ頭付挿入ピン236
を挿入することによって、ケース部材204とカバー部材2
02とを一体的に組み付ける。そうすると、頭付挿入ピン
236の頭部238は、大径筒部240に挿入され、複数の頭付
挿入ピン236は、全てその溝部250が挿通嵌合孔228a〜22
8dにより係止され、頭部238は、大径筒部240が形成され
ているカバー部材202に収納される(図8参照)。
【0047】本発明の一実施形態に係る不正行為防止構
造について図8〜図11を参照して更に詳細に説明す
る。まず、図8は、制御基板収納ボックス200を構成す
るカバー部材202とケース部材204、及びケース部材204
に収容固定される主基板91の分解斜視図である。ケース
部材204の内側一側板面、左右両側寄り位置には、主基
板91を支承するリブ212a,212bが形成され、またその一
側板の上縁中央位置には、この主基板91を両リブとで挟
持する爪214が設けられる。またケース部材204の対向す
る側板側、両端寄り位置には、主基板91をネジ止めする
ためのボス216a,216bが形成され、これに対応して主基
板91の一側縁両端寄り位置には、ネジ挿通孔218a,218b
が穿設形成されている。従って、主基板91は、ネジ220
a,220bを夫々ネジ挿通孔218a,218bに挿通してボス216a,
216bに螺着することによりケース部材204内に収容固定
されるようになっている。
造について図8〜図11を参照して更に詳細に説明す
る。まず、図8は、制御基板収納ボックス200を構成す
るカバー部材202とケース部材204、及びケース部材204
に収容固定される主基板91の分解斜視図である。ケース
部材204の内側一側板面、左右両側寄り位置には、主基
板91を支承するリブ212a,212bが形成され、またその一
側板の上縁中央位置には、この主基板91を両リブとで挟
持する爪214が設けられる。またケース部材204の対向す
る側板側、両端寄り位置には、主基板91をネジ止めする
ためのボス216a,216bが形成され、これに対応して主基
板91の一側縁両端寄り位置には、ネジ挿通孔218a,218b
が穿設形成されている。従って、主基板91は、ネジ220
a,220bを夫々ネジ挿通孔218a,218bに挿通してボス216a,
216bに螺着することによりケース部材204内に収容固定
されるようになっている。
【0048】ケース部材204の左右両側壁面には長方ボ
ックス形状の挿入ピン固定台取付部206が形成されてい
る。この挿入ピン固定台取付部206の内側、長手方向両
端寄り部位には挿入ピン固定台210の両端部をネジ222a,
222bでネジ止めすることにより、挿入ピン固定台210を
固定するためのボス224a,224bが形成されている。挿入
ピン固定台210の両端部のネジ挿通孔226a,226bにネジ22
2a,222bを挿通させ、ボス224a,224bにネジ止めした状態
で、カバー部材202に形成された複数の挿入ピン挿通孔2
08a〜208dに頭付挿入ピン236を挿入する。これにより、
ケース部材204とカバー部材202とが一体的に組み付けら
れる。そうすると、頭付挿入ピン236の頭部238は、大径
筒部240に挿入され、複数の頭付挿入ピン236は、全てそ
の溝部250が挿通嵌合孔228a〜228dにより係止され、頭
部238は、大径筒部240が形成されているカバー部材202
に収納される。
ックス形状の挿入ピン固定台取付部206が形成されてい
る。この挿入ピン固定台取付部206の内側、長手方向両
端寄り部位には挿入ピン固定台210の両端部をネジ222a,
222bでネジ止めすることにより、挿入ピン固定台210を
固定するためのボス224a,224bが形成されている。挿入
ピン固定台210の両端部のネジ挿通孔226a,226bにネジ22
2a,222bを挿通させ、ボス224a,224bにネジ止めした状態
で、カバー部材202に形成された複数の挿入ピン挿通孔2
08a〜208dに頭付挿入ピン236を挿入する。これにより、
ケース部材204とカバー部材202とが一体的に組み付けら
れる。そうすると、頭付挿入ピン236の頭部238は、大径
筒部240に挿入され、複数の頭付挿入ピン236は、全てそ
の溝部250が挿通嵌合孔228a〜228dにより係止され、頭
部238は、大径筒部240が形成されているカバー部材202
に収納される。
【0049】次に挿入ピン固定台210について詳細に説
明する(図9及び図10参照)。挿入ピン固定台210
は、板形状のステンレスバネ材により長手方向の両側縁
を屈曲した断面コ字状部材である。その長手方向両端寄
り位置には、前記ボス224a,224bに対応してネジ挿通孔2
26a,226bが穿設形成され、更に両ネジ挿通孔226a,226b
間に位置して前記挿入ピン差込部208a〜208dに対応した
位置に、頭付挿入ピン236を挿通し溝部250(図12A、
図12B参照)を係止する挿通嵌合孔228a〜228dが同じ
く穿設形成されている。各ピン挿通嵌合孔228a〜228d
は、図10に示したように、その内周縁に複数からなる
放射状の切込み230が設けられ、またこの挿入ピン固定
台210の下面側に稍々凹窪んだ膨出状に形成されてい
る。
明する(図9及び図10参照)。挿入ピン固定台210
は、板形状のステンレスバネ材により長手方向の両側縁
を屈曲した断面コ字状部材である。その長手方向両端寄
り位置には、前記ボス224a,224bに対応してネジ挿通孔2
26a,226bが穿設形成され、更に両ネジ挿通孔226a,226b
間に位置して前記挿入ピン差込部208a〜208dに対応した
位置に、頭付挿入ピン236を挿通し溝部250(図12A、
図12B参照)を係止する挿通嵌合孔228a〜228dが同じ
く穿設形成されている。各ピン挿通嵌合孔228a〜228d
は、図10に示したように、その内周縁に複数からなる
放射状の切込み230が設けられ、またこの挿入ピン固定
台210の下面側に稍々凹窪んだ膨出状に形成されてい
る。
【0050】一方、前記カバー部材202は、ケース部材2
04に被着された時に前記主基板固定用のネジ220a,220b
を覆い隠すネジカバー片232がその一側左右両端寄り位
置に夫々設けられるとともに、左右の両側壁面に設けら
れる前述の挿入ピン差込部208a〜208dの両側に位置して
前記挿入ピン固定台210を固定するためのネジ222a,222b
を覆い隠すネジカバー片234a,234bが設けられている。
そして前記各挿入ピン差込部208a〜208dは、図9にその
平面が、図11にその断面が示されるように、頭付挿入
ピン236の頭部238が挿入可能な大径筒部240と、この頭
部238を係止し、ピン本体部242のみを挿通させ得る小径
筒部244とにより構成されている。
04に被着された時に前記主基板固定用のネジ220a,220b
を覆い隠すネジカバー片232がその一側左右両端寄り位
置に夫々設けられるとともに、左右の両側壁面に設けら
れる前述の挿入ピン差込部208a〜208dの両側に位置して
前記挿入ピン固定台210を固定するためのネジ222a,222b
を覆い隠すネジカバー片234a,234bが設けられている。
そして前記各挿入ピン差込部208a〜208dは、図9にその
平面が、図11にその断面が示されるように、頭付挿入
ピン236の頭部238が挿入可能な大径筒部240と、この頭
部238を係止し、ピン本体部242のみを挿通させ得る小径
筒部244とにより構成されている。
【0051】以下に、カバー部材202、ケース部材204、
及び主基板91の組み付けについて、図12A及び図12
Bを参照して更に詳細に説明する。図8及び図11に示
した頭付挿入ピン236は、予めスプリング246を取り付け
た状態で各々挿入ピン差込部208a〜208dに挿入される。
及び主基板91の組み付けについて、図12A及び図12
Bを参照して更に詳細に説明する。図8及び図11に示
した頭付挿入ピン236は、予めスプリング246を取り付け
た状態で各々挿入ピン差込部208a〜208dに挿入される。
【0052】図12Aは、スプリング246をはめた頭付
挿入ピン236を挿入ピン差込部208aに挿入してE型止め
輪248をはめた状態を示したものである。同図に示した
ように、頭付挿入ピン236の頭部238とE型止め輪248
は、小径筒部244の上下端面で係止されるため、制御基
板収納ボックス200の組立作業中における頭付挿入ピン2
36の脱落が防止される。
挿入ピン236を挿入ピン差込部208aに挿入してE型止め
輪248をはめた状態を示したものである。同図に示した
ように、頭付挿入ピン236の頭部238とE型止め輪248
は、小径筒部244の上下端面で係止されるため、制御基
板収納ボックス200の組立作業中における頭付挿入ピン2
36の脱落が防止される。
【0053】図12Bは、頭付挿入ピン236にスプリン
グ246をはめて、頭部238をドライバー等により打ちつけ
た状態を示したものである。これにより、複数の挿入ピ
ン差込部208a〜208dから、長手且つ板形状の挿入ピン固
定部210に形成された複数の挿通嵌合孔228a〜228dへ向
けて頭付挿入ピン236(ピン本体部242)が挿入され、ケ
ース部材204とカバー部材202とが一体的に組み付けられ
る。そうすると、頭付挿入ピン236の頭部238は、大径筒
部240に挿入され、複数の頭付挿入ピン236は、全てその
溝部250が挿通嵌合孔228a〜228dにより係止され、頭部2
38は、大径筒部240が形成されているカバー部材202に収
納される。
グ246をはめて、頭部238をドライバー等により打ちつけ
た状態を示したものである。これにより、複数の挿入ピ
ン差込部208a〜208dから、長手且つ板形状の挿入ピン固
定部210に形成された複数の挿通嵌合孔228a〜228dへ向
けて頭付挿入ピン236(ピン本体部242)が挿入され、ケ
ース部材204とカバー部材202とが一体的に組み付けられ
る。そうすると、頭付挿入ピン236の頭部238は、大径筒
部240に挿入され、複数の頭付挿入ピン236は、全てその
溝部250が挿通嵌合孔228a〜228dにより係止され、頭部2
38は、大径筒部240が形成されているカバー部材202に収
納される。
【0054】この係止構造について更に詳細に説明す
る。溝部250の径は挿通嵌合孔228aの径と同一(若干の
誤差は許容される)の大きさであるが、頭付挿入ピン23
6の本体の径は、挿通嵌合孔228aの径よりも若干大きめ
である。従って、本来ならば頭付挿入ピン236は、挿通
嵌合孔228aに挿通させることはできない。しかし、本実
施形態において頭付挿入ピン236を挿通嵌合孔228aに挿
通させることができるのは、挿通嵌合孔228aの内周縁に
形成された複数の放射状の切込み230により各切込み片2
31(図10参照)の開閉が若干効くからである。開閉が
効くのは、挿入ピン固定台210を形成するステンレスバ
ネ材の材料特性によるものである。また溝部250が挿通
嵌合孔228aで係止された後(すなわち、各頭付挿入ピン
236の全てが複数の挿通嵌合孔228a〜228dが形成された
挿入ピン固定台210で係止された後)は、頭付挿入ピン2
36は、挿通方向に対して逆方向に抜けることがない。そ
の上、挿通嵌合孔228a〜228dは、図10に示したように
挿入ピン固定台210の下面側に稍々凹窪んだ膨出状に形
成されているため、挿通方向と逆方向により抜けにくく
なっている。従って、収納された頭付挿入ピン236を抜
かない限り主基板91を取り出すことはできない。
る。溝部250の径は挿通嵌合孔228aの径と同一(若干の
誤差は許容される)の大きさであるが、頭付挿入ピン23
6の本体の径は、挿通嵌合孔228aの径よりも若干大きめ
である。従って、本来ならば頭付挿入ピン236は、挿通
嵌合孔228aに挿通させることはできない。しかし、本実
施形態において頭付挿入ピン236を挿通嵌合孔228aに挿
通させることができるのは、挿通嵌合孔228aの内周縁に
形成された複数の放射状の切込み230により各切込み片2
31(図10参照)の開閉が若干効くからである。開閉が
効くのは、挿入ピン固定台210を形成するステンレスバ
ネ材の材料特性によるものである。また溝部250が挿通
嵌合孔228aで係止された後(すなわち、各頭付挿入ピン
236の全てが複数の挿通嵌合孔228a〜228dが形成された
挿入ピン固定台210で係止された後)は、頭付挿入ピン2
36は、挿通方向に対して逆方向に抜けることがない。そ
の上、挿通嵌合孔228a〜228dは、図10に示したように
挿入ピン固定台210の下面側に稍々凹窪んだ膨出状に形
成されているため、挿通方向と逆方向により抜けにくく
なっている。従って、収納された頭付挿入ピン236を抜
かない限り主基板91を取り出すことはできない。
【0055】更に、この頭付挿入ピン236は、図12B
に示されるように頭部238と小径筒部244との間に介挿さ
れたスプリング246により、挿通方向に対して逆方向へ
付勢されている。この付勢により挿通嵌合孔228a、挿入
ピン差込部208a及び頭部238の各部に適度な力がかか
る。これにより、挿入ピン差込部208aと挿入ピン固定台
210とがぐらつきがない状態でより確実に固定される。
挿入ピン差込部208b〜208d及びこれに対応する挿通嵌合
孔228b〜228dについても同様に頭付挿入ピン236がドラ
イバー等により打ち付けられて挿入され、溝部250が挿
通嵌合孔228b〜228dにより係止される。
に示されるように頭部238と小径筒部244との間に介挿さ
れたスプリング246により、挿通方向に対して逆方向へ
付勢されている。この付勢により挿通嵌合孔228a、挿入
ピン差込部208a及び頭部238の各部に適度な力がかか
る。これにより、挿入ピン差込部208aと挿入ピン固定台
210とがぐらつきがない状態でより確実に固定される。
挿入ピン差込部208b〜208d及びこれに対応する挿通嵌合
孔228b〜228dについても同様に頭付挿入ピン236がドラ
イバー等により打ち付けられて挿入され、溝部250が挿
通嵌合孔228b〜228dにより係止される。
【0056】しかしてケース部材204の左右両側面には
長手且つ板形状の挿入ピン固定台取付部206が設けら
れ、またカバー部材202には、これに対応して左右両側
面に複数個づつの挿入ピン差込部208a〜208dが設けら
れ、ケース部材204とカバー部材202との一体的に組み付
けに際しては、ケース部材204に主基板91を収容固定し
た状態でカバー部材202を被着し、カバー部材202の挿入
ピン差込部208a〜208d側、すなわち、大径筒部240から
ケース部材204の挿入ピン固定台210側へ向けて頭付挿入
ピン236を挿通させた上で、これにE型止め輪248をし、
頭付挿入ピン236を打ち付ける。そうすると、頭付挿入
ピン236の頭部238は、大径筒部240に挿入され、複数の
頭付挿入ピン236は、全てその溝部250が挿通嵌合孔228a
〜228dにより係止され、頭部238は、大径筒部240が形成
されているカバー部材202に収納される。
長手且つ板形状の挿入ピン固定台取付部206が設けら
れ、またカバー部材202には、これに対応して左右両側
面に複数個づつの挿入ピン差込部208a〜208dが設けら
れ、ケース部材204とカバー部材202との一体的に組み付
けに際しては、ケース部材204に主基板91を収容固定し
た状態でカバー部材202を被着し、カバー部材202の挿入
ピン差込部208a〜208d側、すなわち、大径筒部240から
ケース部材204の挿入ピン固定台210側へ向けて頭付挿入
ピン236を挿通させた上で、これにE型止め輪248をし、
頭付挿入ピン236を打ち付ける。そうすると、頭付挿入
ピン236の頭部238は、大径筒部240に挿入され、複数の
頭付挿入ピン236は、全てその溝部250が挿通嵌合孔228a
〜228dにより係止され、頭部238は、大径筒部240が形成
されているカバー部材202に収納される。
【0057】以上説明したことから明らかなように制御
基板収納ボックス200は、そのカバー部材202を外すに
は、頭付挿入ピン236を抜くか、又はネジ222a,222bを外
すかしなければならない。頭付挿入ピン236を抜こうと
しても頭付挿入ピンの頭部238は、カバー部材202に収納
されているため、直接これを抜くことはできない。従っ
て、挿入ピン差込部208を破壊しない限り、頭付挿入ピ
ン236を抜くことは不可能である。また、ネジ222a,222b
を抜くにしても、ネジカバー232,234を壊さない限り、
ネジ222a,222bを抜くことができない。従って、痕跡を
残すことなく主基板91に不正行為を行うことは不可能で
ある。
基板収納ボックス200は、そのカバー部材202を外すに
は、頭付挿入ピン236を抜くか、又はネジ222a,222bを外
すかしなければならない。頭付挿入ピン236を抜こうと
しても頭付挿入ピンの頭部238は、カバー部材202に収納
されているため、直接これを抜くことはできない。従っ
て、挿入ピン差込部208を破壊しない限り、頭付挿入ピ
ン236を抜くことは不可能である。また、ネジ222a,222b
を抜くにしても、ネジカバー232,234を壊さない限り、
ネジ222a,222bを抜くことができない。従って、痕跡を
残すことなく主基板91に不正行為を行うことは不可能で
ある。
【0058】ここでカバー部材202、ケース部材204及び
主基板91の組立取付について更に詳細に説明する。まず
図8に示したリブ212a,212bと爪214の間に主基板91を挟
持させ、ネジ220a,220bを夫々ネジ挿通孔218a,218bに挿
通し、ボス216a,216bに螺着することにより主基板91を
ケース部材204内に収容固定させる。このときにネジ220
a,220bは、ボス216a,216bを貫通するため、その貫通し
た部分を遊技盤の裏面の左右ブラケット184a,184bに螺
着させ、ケース部材204を遊技盤の裏面に取り付ける。
主基板91の組立取付について更に詳細に説明する。まず
図8に示したリブ212a,212bと爪214の間に主基板91を挟
持させ、ネジ220a,220bを夫々ネジ挿通孔218a,218bに挿
通し、ボス216a,216bに螺着することにより主基板91を
ケース部材204内に収容固定させる。このときにネジ220
a,220bは、ボス216a,216bを貫通するため、その貫通し
た部分を遊技盤の裏面の左右ブラケット184a,184bに螺
着させ、ケース部材204を遊技盤の裏面に取り付ける。
【0059】次いで、ネジ222a,222bを夫々ネジ挿通孔2
26a,226bに挿通し、ボス224a,224bに螺着することによ
り挿入ピン固定台210を挿入ピン固定台取付部206に取付
固定する。このときにネジ222a,222bは、ボス224a,224b
を貫通するため、その貫通した部分を遊技盤の裏面の左
右ブラケット184a,184bに螺着させ、ケース部材204の遊
技盤裏面への取付を更に確実なものとする。
26a,226bに挿通し、ボス224a,224bに螺着することによ
り挿入ピン固定台210を挿入ピン固定台取付部206に取付
固定する。このときにネジ222a,222bは、ボス224a,224b
を貫通するため、その貫通した部分を遊技盤の裏面の左
右ブラケット184a,184bに螺着させ、ケース部材204の遊
技盤裏面への取付を更に確実なものとする。
【0060】次に、カバー部材202とケース部材204との
一体的組み付けであるが、これに先だって予め、頭付挿
入ピン236にスプリング246を挿通しておき、その状態
で、頭付挿入ピン236を挿入ピン差込部208a〜208dに挿
通させる。そして溝部250のやや頭部側寄り位置にE型
止め輪248をはめておく。これにより、組み付け作業中
における頭付挿入ピン236の挿入ピン差込部208aからの
脱落が防止される。
一体的組み付けであるが、これに先だって予め、頭付挿
入ピン236にスプリング246を挿通しておき、その状態
で、頭付挿入ピン236を挿入ピン差込部208a〜208dに挿
通させる。そして溝部250のやや頭部側寄り位置にE型
止め輪248をはめておく。これにより、組み付け作業中
における頭付挿入ピン236の挿入ピン差込部208aからの
脱落が防止される。
【0061】そして、カバー部材202を主基板91の上側
から覆って複数の挿入ピン差込部208a〜208dを夫々挿通
嵌合孔228a〜228dに合わせ、頭付挿入ピン236の頭部238
をドライバーで打ち付ける。これにより、頭付挿入ピン
236の頭部238を大径筒部240に挿入し、複数の頭付挿入
ピン236を、全てその溝部250が挿通嵌合孔228a〜228dに
より係止させる。そうすると、頭部238は、大径筒部240
が形成されているカバー部材202に収納される。
から覆って複数の挿入ピン差込部208a〜208dを夫々挿通
嵌合孔228a〜228dに合わせ、頭付挿入ピン236の頭部238
をドライバーで打ち付ける。これにより、頭付挿入ピン
236の頭部238を大径筒部240に挿入し、複数の頭付挿入
ピン236を、全てその溝部250が挿通嵌合孔228a〜228dに
より係止させる。そうすると、頭部238は、大径筒部240
が形成されているカバー部材202に収納される。
【0062】従って、不正行為を目的として主基板91を
取り出そうとしても、頭付挿入ピン236を抜いて、カバ
ー部材202とケース部材204との一体的な組付をニッパ等
を用いて壊さない限り、主基板91を取り出すことはでき
ず、不正行為を為すことができない。また不正行為が為
された場合にあっても、ニッパ等を用いて各部材に傷を
付けて開けた痕跡が残るため、直ちにその行為に対処す
ること、例えばそのようなパチンコ遊技機の使用を中止
する等の対処が可能になる。
取り出そうとしても、頭付挿入ピン236を抜いて、カバ
ー部材202とケース部材204との一体的な組付をニッパ等
を用いて壊さない限り、主基板91を取り出すことはでき
ず、不正行為を為すことができない。また不正行為が為
された場合にあっても、ニッパ等を用いて各部材に傷を
付けて開けた痕跡が残るため、直ちにその行為に対処す
ること、例えばそのようなパチンコ遊技機の使用を中止
する等の対処が可能になる。
【0063】次に本発明の第二の実施例について図13
A〜図13Dを参照して説明する。上記第一の実施例で
は、頭付挿入ピンに溝部を形成して係止部分を構成し、
スプリングの付勢力によりカバー部材とケース部材とが
確実に固定されるようにしたものであるが、この第二の
実施例は、頭付挿入ピンをボールを介して当該ボールと
ともにカバー部材に収納するようにしたものである。
A〜図13Dを参照して説明する。上記第一の実施例で
は、頭付挿入ピンに溝部を形成して係止部分を構成し、
スプリングの付勢力によりカバー部材とケース部材とが
確実に固定されるようにしたものであるが、この第二の
実施例は、頭付挿入ピンをボールを介して当該ボールと
ともにカバー部材に収納するようにしたものである。
【0064】図13Aは、この第二の実施例に係る頭付
挿入ピンの外観斜視図を示したものである。図示される
ように、頭付挿入ピン252のピン本体部254には、その本
体に沿って細長い四本の屈曲開閉片256を備えた屈曲開
閉部材258が被嵌されている。この屈曲開閉片256には、
谷型屈曲部260及び山型屈曲部262が形成されている。屈
曲開閉部材258の長手方向の長さは、ピン本体部254の長
さに較べて稍々短めに形成されるとともに、その径は、
後述する挿入ピン受口(図13C参照)の径よりも大き
めに形成されている。また頭部264の径は、後述する挿
入ピン抜出口及び挿入ピン固定口の径(図13C参照)
よりも大きめに形成されている。
挿入ピンの外観斜視図を示したものである。図示される
ように、頭付挿入ピン252のピン本体部254には、その本
体に沿って細長い四本の屈曲開閉片256を備えた屈曲開
閉部材258が被嵌されている。この屈曲開閉片256には、
谷型屈曲部260及び山型屈曲部262が形成されている。屈
曲開閉部材258の長手方向の長さは、ピン本体部254の長
さに較べて稍々短めに形成されるとともに、その径は、
後述する挿入ピン受口(図13C参照)の径よりも大き
めに形成されている。また頭部264の径は、後述する挿
入ピン抜出口及び挿入ピン固定口の径(図13C参照)
よりも大きめに形成されている。
【0065】図13Bは、この頭付挿入ピン252が用い
られるカバー部材266とケース部材268の外観を概略的に
示したものである。この図に示したように、頭付挿入ピ
ン252が挿入される挿入ピン差込部270は、カバー部材26
6の左右の両側壁面に稍々間隔を空けてそれぞれ二箇所
に設けられるとともに、挿入された頭付挿入ピン252を
固定する挿入ピン固定部272は、挿入ピン差込部270に対
応してケース部材268の左右の両側壁面に設けられる。
挿入ピン差込部270は、挿入ピン固定部272に較べて若干
小さめに形成されている。
られるカバー部材266とケース部材268の外観を概略的に
示したものである。この図に示したように、頭付挿入ピ
ン252が挿入される挿入ピン差込部270は、カバー部材26
6の左右の両側壁面に稍々間隔を空けてそれぞれ二箇所
に設けられるとともに、挿入された頭付挿入ピン252を
固定する挿入ピン固定部272は、挿入ピン差込部270に対
応してケース部材268の左右の両側壁面に設けられる。
挿入ピン差込部270は、挿入ピン固定部272に較べて若干
小さめに形成されている。
【0066】図13Cは、頭付挿入ピン252を挿入ピン
差込部270から挿入ピン固定部272に向けて挿入した状態
を示したものである。この図に示したように挿入ピン差
込部270は、その挿入ピン差込口274の径が頭部264の径
と同じ大きさで形成され、その挿入ピン抜出口276の径
が屈曲開閉部材258の径と同じ大きさで形成され、その
内部は空洞状に形成されている。そして頭付挿入ピン25
2を屈曲開閉部材258により係止させる際には、ボール27
8が挿入ピン差込口274の上に載置される。このボール27
8の径は挿入ピン差込口274の径より大きいものが使用さ
れる。また挿入ピン差込部270の空洞Sは、頭部264とボ
ール278とが丁度収納される大きさに形成されている。
差込部270から挿入ピン固定部272に向けて挿入した状態
を示したものである。この図に示したように挿入ピン差
込部270は、その挿入ピン差込口274の径が頭部264の径
と同じ大きさで形成され、その挿入ピン抜出口276の径
が屈曲開閉部材258の径と同じ大きさで形成され、その
内部は空洞状に形成されている。そして頭付挿入ピン25
2を屈曲開閉部材258により係止させる際には、ボール27
8が挿入ピン差込口274の上に載置される。このボール27
8の径は挿入ピン差込口274の径より大きいものが使用さ
れる。また挿入ピン差込部270の空洞Sは、頭部264とボ
ール278とが丁度収納される大きさに形成されている。
【0067】一方、挿入ピン固定部272は、その挿入ピ
ン固定口280の径が屈曲開閉部材258の径、すなわち上述
した挿入ピン抜出口276の径と同じ大きさで形成され、
その挿入ピン受口282の径がピン本体部254の径と略同一
の大きさで形成されている。したがって、挿入ピン固定
口280の径は、挿入ピン受口282の径よりも屈曲開閉部材
258が被着される分だけ若干大きめに形成される。そし
て挿入ピン固定部272の内部は空洞状に形成され、この
空洞S内で屈曲開閉片256が屈曲する。
ン固定口280の径が屈曲開閉部材258の径、すなわち上述
した挿入ピン抜出口276の径と同じ大きさで形成され、
その挿入ピン受口282の径がピン本体部254の径と略同一
の大きさで形成されている。したがって、挿入ピン固定
口280の径は、挿入ピン受口282の径よりも屈曲開閉部材
258が被着される分だけ若干大きめに形成される。そし
て挿入ピン固定部272の内部は空洞状に形成され、この
空洞S内で屈曲開閉片256が屈曲する。
【0068】図13Dは、ボール278を挿入ピン差込口2
74から挿入ピン差込部270の空洞Sに圧入した状態を示し
たものである。カバー部材及びケース部材は、プラスチ
ック樹脂等により形成されるため、挿入ピン差込口274
がボール278の径より小さくても、このボール278を適当
な力で付勢することで、挿入ピン差込口274は、通り抜
けるボール278の径に応じて開閉する。このようにして
挿入ピン差込部270の内部へボール278が圧入されると、
その付勢力が頭付挿入ピン252に伝達され、該頭付挿入
ピン252は、その勢いで挿入方向へさらに挿入される。
従って、挿入ピン差込部270の径がボール278の径より小
さくても、ボール278を打ち付けた時の力により、挿入
ピン差込部270の径が開き、打ち付けられたボール278
は、空洞S内に圧入され、更に頭部264も空洞Sの奥に収
納されることになる。
74から挿入ピン差込部270の空洞Sに圧入した状態を示し
たものである。カバー部材及びケース部材は、プラスチ
ック樹脂等により形成されるため、挿入ピン差込口274
がボール278の径より小さくても、このボール278を適当
な力で付勢することで、挿入ピン差込口274は、通り抜
けるボール278の径に応じて開閉する。このようにして
挿入ピン差込部270の内部へボール278が圧入されると、
その付勢力が頭付挿入ピン252に伝達され、該頭付挿入
ピン252は、その勢いで挿入方向へさらに挿入される。
従って、挿入ピン差込部270の径がボール278の径より小
さくても、ボール278を打ち付けた時の力により、挿入
ピン差込部270の径が開き、打ち付けられたボール278
は、空洞S内に圧入され、更に頭部264も空洞Sの奥に収
納されることになる。
【0069】このときに屈曲開閉片256の先端が挿入ピ
ン受口282の上端で係止されるため、その反動で屈曲開
閉片256の谷型屈曲部260が谷型に屈曲するとともに、山
型屈曲部262が山型に屈曲し、これにより屈曲開閉部材2
58が空洞S内で開くことになる。そして、山型屈曲部262
が挿入ピン固定部272内の壁面に当接した状態となる。
これにより、頭付挿入ピン252は、屈曲開閉部材258の先
端で確実に固定される。特に、横方向(挿入方向に対し
て垂直な方向)へのぐらつきが回避されている。
ン受口282の上端で係止されるため、その反動で屈曲開
閉片256の谷型屈曲部260が谷型に屈曲するとともに、山
型屈曲部262が山型に屈曲し、これにより屈曲開閉部材2
58が空洞S内で開くことになる。そして、山型屈曲部262
が挿入ピン固定部272内の壁面に当接した状態となる。
これにより、頭付挿入ピン252は、屈曲開閉部材258の先
端で確実に固定される。特に、横方向(挿入方向に対し
て垂直な方向)へのぐらつきが回避されている。
【0070】また縦方向(挿入方向)については、挿入
ピン差込口274から挿入ピン受口282の先端までの長さが
ボール278と頭付挿入ピン252との長さを加えた長さに丁
度等しく、かつ、ボール278の径が挿入ピン差込口274の
径よりも大きいことから、隙間無い状態でボール278と
頭付挿入ピン252とが取り付けられている。従って、縦
方向にも頭付挿入ピン252がぐらつくことは、回避され
ている。
ピン差込口274から挿入ピン受口282の先端までの長さが
ボール278と頭付挿入ピン252との長さを加えた長さに丁
度等しく、かつ、ボール278の径が挿入ピン差込口274の
径よりも大きいことから、隙間無い状態でボール278と
頭付挿入ピン252とが取り付けられている。従って、縦
方向にも頭付挿入ピン252がぐらつくことは、回避され
ている。
【0071】以上説明したカバー部材266、ケース部材2
68及び主基板91の組立取付は、頭付挿入ピン252を用い
て次のようにしてなされる。まず主基板91をケース部材
268に収容固定させる。次いで、カバー部材266をケース
部材268に被着して、挿入ピン差込部270と挿入ピン固定
部272とを夫々位置合わせし、頭付挿入ピン252を夫々挿
入ピン差込部270から挿入ピン固定部272に向かって挿入
する。次いで、夫々の挿入ピン差込口274にボール278を
載置してから、挿入ピン差込部270の内部へこのボール2
78を圧入する。これにより、頭付挿入ピン252の頭部264
は、空洞Sの最も奥に収納される。この収納により頭部2
64はボール278により隠れるため、頭付挿入ピン252を抜
くには、カバー部材266を破壊しなければならなくな
る。
68及び主基板91の組立取付は、頭付挿入ピン252を用い
て次のようにしてなされる。まず主基板91をケース部材
268に収容固定させる。次いで、カバー部材266をケース
部材268に被着して、挿入ピン差込部270と挿入ピン固定
部272とを夫々位置合わせし、頭付挿入ピン252を夫々挿
入ピン差込部270から挿入ピン固定部272に向かって挿入
する。次いで、夫々の挿入ピン差込口274にボール278を
載置してから、挿入ピン差込部270の内部へこのボール2
78を圧入する。これにより、頭付挿入ピン252の頭部264
は、空洞Sの最も奥に収納される。この収納により頭部2
64はボール278により隠れるため、頭付挿入ピン252を抜
くには、カバー部材266を破壊しなければならなくな
る。
【0072】従って、不正行為を目的として主基板91を
取り出そうとしても、頭付挿入ピン252は、ボール278に
遮られて外部から見えないため、挿入ピン差込口274を
切断する等しなければ、不正行為を為すことができな
い。仮に、不正行為が為されても、各部材に傷を付けて
開けた痕跡が残るため、不正行為に係るパチンコ遊技機
の使用を中止する等の対処が可能になる。
取り出そうとしても、頭付挿入ピン252は、ボール278に
遮られて外部から見えないため、挿入ピン差込口274を
切断する等しなければ、不正行為を為すことができな
い。仮に、不正行為が為されても、各部材に傷を付けて
開けた痕跡が残るため、不正行為に係るパチンコ遊技機
の使用を中止する等の対処が可能になる。
【0073】次に本発明の第三の実施例について図14
A〜図14Cを参照して説明する。この第三の実施例
は、複数の爪が形成された金属板を固定カップとして用
いたものである。これらの図において、図14Aは、頭
付挿入ピン284の取付部分の分解斜視図、図14Bは、
固定カップ286に頭付挿入ピン284を係止する前の取付部
分の断面構造を示したもの、図14Cは、固定カップ28
6に頭付挿入ピン284を係止した後の取付部分の断面構造
を示したものである。
A〜図14Cを参照して説明する。この第三の実施例
は、複数の爪が形成された金属板を固定カップとして用
いたものである。これらの図において、図14Aは、頭
付挿入ピン284の取付部分の分解斜視図、図14Bは、
固定カップ286に頭付挿入ピン284を係止する前の取付部
分の断面構造を示したもの、図14Cは、固定カップ28
6に頭付挿入ピン284を係止した後の取付部分の断面構造
を示したものである。
【0074】これらの図に示したように、挿入ピン固定
部288には金属板を用いてかしめ成形された固定カップ2
86が挿入されている。この固定カップ286の内外周面に
は、多くの爪片290が形成され、その底板部292には頭付
挿入ピン284が挿通され、その溝部294を係止する挿通嵌
合孔296が形成されている。挿入ピン固定部288は、プラ
スチック製樹脂等により形成されているため、固定カッ
プ286が挿入されると、図14Bあるいは図14Cに示
したように、この金属製の爪片290が挿入ピン固定部288
の内周面に食い込む等する。これにより固定カップ286
が係止されている。
部288には金属板を用いてかしめ成形された固定カップ2
86が挿入されている。この固定カップ286の内外周面に
は、多くの爪片290が形成され、その底板部292には頭付
挿入ピン284が挿通され、その溝部294を係止する挿通嵌
合孔296が形成されている。挿入ピン固定部288は、プラ
スチック製樹脂等により形成されているため、固定カッ
プ286が挿入されると、図14Bあるいは図14Cに示
したように、この金属製の爪片290が挿入ピン固定部288
の内周面に食い込む等する。これにより固定カップ286
が係止されている。
【0075】頭付挿入ピン284は、予め挿入ピン差込部2
98に挿通されその先端部寄り位置であって溝部294の稍
々上方の部位にE型止め輪300が嵌められる。そして挿
入ピン差込部298と挿入ピン固定部288とが位置合わせさ
れた後、頭付挿入ピン284が挿入される(図14参
照)。その状態でドライバー等により頭付挿入ピン284
の頭部301が打ち付けられる。そうすると、頭付挿入ピ
ン284の頭部は、大径筒部299aに挿入され、複数の頭付
挿入ピン284は、全てその溝部が挿通嵌合孔296により係
止され、頭部は、大径筒部299aが形成されているカバー
部材に収納される。
98に挿通されその先端部寄り位置であって溝部294の稍
々上方の部位にE型止め輪300が嵌められる。そして挿
入ピン差込部298と挿入ピン固定部288とが位置合わせさ
れた後、頭付挿入ピン284が挿入される(図14参
照)。その状態でドライバー等により頭付挿入ピン284
の頭部301が打ち付けられる。そうすると、頭付挿入ピ
ン284の頭部は、大径筒部299aに挿入され、複数の頭付
挿入ピン284は、全てその溝部が挿通嵌合孔296により係
止され、頭部は、大径筒部299aが形成されているカバー
部材に収納される。
【0076】この第三の実施例によれば、不正行為を目
的として主基板91を取り出そうとしても、頭付挿入ピン
284は、固定カップ286によりかしめ固定されることにな
る。したがって、不正行為を目的として主基板91を取り
出そうとしても固定カップ286を変形させる、或は取り
壊す等しなければ、不正行為を為すことができない。従
って、上述した実施例と同様にやはり、不正行為が為さ
れても、各部材に傷を付けて開けた痕跡が残るため、不
正行為に係るパチンコ遊技機の使用を中止する等の対処
が可能になる。
的として主基板91を取り出そうとしても、頭付挿入ピン
284は、固定カップ286によりかしめ固定されることにな
る。したがって、不正行為を目的として主基板91を取り
出そうとしても固定カップ286を変形させる、或は取り
壊す等しなければ、不正行為を為すことができない。従
って、上述した実施例と同様にやはり、不正行為が為さ
れても、各部材に傷を付けて開けた痕跡が残るため、不
正行為に係るパチンコ遊技機の使用を中止する等の対処
が可能になる。
【0077】次に本発明の第四の実施例について図15
A及び図15Bを参照して説明する。この第四の実施例
は、上記した第一の実施例に取り付けられるE形止め輪
に代えて予めピン本体部にローレット状リングを形成し
たものである。これらの図において、図15Aは、この
頭付挿入ピン302を挿入ピン固定台304へ挿入する前の状
態を拡大して示したものである。同図に示したローレッ
ト状リング306が形成された頭付挿入ピン302は、その頭
部308に適当な圧力、例えばドライバー等でたたき込む
ことによって大径筒部311及び小径筒部310に挿入されて
いる。
A及び図15Bを参照して説明する。この第四の実施例
は、上記した第一の実施例に取り付けられるE形止め輪
に代えて予めピン本体部にローレット状リングを形成し
たものである。これらの図において、図15Aは、この
頭付挿入ピン302を挿入ピン固定台304へ挿入する前の状
態を拡大して示したものである。同図に示したローレッ
ト状リング306が形成された頭付挿入ピン302は、その頭
部308に適当な圧力、例えばドライバー等でたたき込む
ことによって大径筒部311及び小径筒部310に挿入されて
いる。
【0078】このように頭付挿入ピン302が一旦小径筒
部310に挿入されると、ローレット状リング306が形成さ
れた部分が小径筒部310の端部で係止され頭付挿入ピン3
02の挿入ピン差込部312からの抜けが防止される。具体
的には、この頭付挿入ピン302は、次のように構成され
る。すなわち、ピン本体部314の径をφ3±0〜0.0
5mmとした場合には、挿入ピン差込部312の小径筒部3
10の径がφ3±0.05〜0mm、ローレット状リング
306の径がφ3.2±0.05〜0mmとされ、ローレ
ット状リング306の長手方向の長さは、約2mmとされ
る。図15Bは、頭付挿入ピン302を挿入ピン固定台304
へ挿入した後のピン止め部分を拡大して示したものであ
り、工場出荷時の状態を示している。図示されるよう
に、溝部316が挿通嵌合孔318に係止されている。
部310に挿入されると、ローレット状リング306が形成さ
れた部分が小径筒部310の端部で係止され頭付挿入ピン3
02の挿入ピン差込部312からの抜けが防止される。具体
的には、この頭付挿入ピン302は、次のように構成され
る。すなわち、ピン本体部314の径をφ3±0〜0.0
5mmとした場合には、挿入ピン差込部312の小径筒部3
10の径がφ3±0.05〜0mm、ローレット状リング
306の径がφ3.2±0.05〜0mmとされ、ローレ
ット状リング306の長手方向の長さは、約2mmとされ
る。図15Bは、頭付挿入ピン302を挿入ピン固定台304
へ挿入した後のピン止め部分を拡大して示したものであ
り、工場出荷時の状態を示している。図示されるよう
に、溝部316が挿通嵌合孔318に係止されている。
【0079】第四の実施例に係るカバー部材324、ケー
ス部材326及び主基板91の組立取付は、頭付挿入ピン302
を用いて次のようにしてなされる。すなわち、ローレッ
ト状リング306が設けられた頭付挿入ピン302にスプリン
グ320を取り付けてドライバー等で頭部308を打ち付け
る。そしてこのローレット状リング306を小径筒部310に
貫通させる。
ス部材326及び主基板91の組立取付は、頭付挿入ピン302
を用いて次のようにしてなされる。すなわち、ローレッ
ト状リング306が設けられた頭付挿入ピン302にスプリン
グ320を取り付けてドライバー等で頭部308を打ち付け
る。そしてこのローレット状リング306を小径筒部310に
貫通させる。
【0080】一方、挿入ピン固定台304は、挿入ピン固
定部322に予め取り付けておく。そして上述した頭付挿
入ピン302の先端と、挿通嵌合孔318とを位置合わせし
て、そのままドライバー等で頭部308を打ちつける。そ
うすると、頭付挿入ピン302の頭部308は、大径筒部311
に挿入され、複数の頭付挿入ピン302は、全てその溝部3
16が挿通嵌合孔318により係止され、頭部308は、大径筒
部311が形成されているカバー部材324に収納される。
定部322に予め取り付けておく。そして上述した頭付挿
入ピン302の先端と、挿通嵌合孔318とを位置合わせし
て、そのままドライバー等で頭部308を打ちつける。そ
うすると、頭付挿入ピン302の頭部308は、大径筒部311
に挿入され、複数の頭付挿入ピン302は、全てその溝部3
16が挿通嵌合孔318により係止され、頭部308は、大径筒
部311が形成されているカバー部材324に収納される。
【0081】以上説明した第四の実施例によれば、E型
止め輪を取り付ける手間が除かれるほか、頭部308を打
ち付ける作業によりローレット状リング306を小径筒部3
10に貫通させることができるとともに、そのまま作業を
続けることにより溝部316が挿通嵌合孔318に係止される
ことになる。従って、作業工程が簡略化され、生産性が
向上することになる。また、第一の実施例と同様に、挿
入ピン差込部を破壊しない限り、頭付挿入ピン302を抜
くことは不可能である。また、ネジを抜くにしても、ネ
ジカバーを壊さない限り、ネジを抜くことができない。
従って、痕跡を残すことなく主基板91に不正行為を行う
ことは不可能である。
止め輪を取り付ける手間が除かれるほか、頭部308を打
ち付ける作業によりローレット状リング306を小径筒部3
10に貫通させることができるとともに、そのまま作業を
続けることにより溝部316が挿通嵌合孔318に係止される
ことになる。従って、作業工程が簡略化され、生産性が
向上することになる。また、第一の実施例と同様に、挿
入ピン差込部を破壊しない限り、頭付挿入ピン302を抜
くことは不可能である。また、ネジを抜くにしても、ネ
ジカバーを壊さない限り、ネジを抜くことができない。
従って、痕跡を残すことなく主基板91に不正行為を行う
ことは不可能である。
【0082】以上各種の実施例について説明したが、上
記した第一〜第四の実施例によれば、いずれも制御基板
に対して不正行為を施すには、カバー部材あるいはケー
ス部材の一部に損傷をつけなければならない。したがっ
て、予め不正行為が防止されることになる。また万が
一、制御基板収納ボックスを開封する等の不正行為が行
われてもその損傷により不正行為がなされたことがすぐ
に発覚することになる。そのため、不正防止策の一つと
して有効に機能することになる。
記した第一〜第四の実施例によれば、いずれも制御基板
に対して不正行為を施すには、カバー部材あるいはケー
ス部材の一部に損傷をつけなければならない。したがっ
て、予め不正行為が防止されることになる。また万が
一、制御基板収納ボックスを開封する等の不正行為が行
われてもその損傷により不正行為がなされたことがすぐ
に発覚することになる。そのため、不正防止策の一つと
して有効に機能することになる。
【0083】尚、本発明は上記した実施の形態に何ら限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々の改変が可能である。例えば、上記実施例におい
ては、抜け防止のための部材としてE形止め輪やローレ
ット部材を用いたがこれに限定されるものではなく、鍔
状部材を設けてもよい。
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々の改変が可能である。例えば、上記実施例におい
ては、抜け防止のための部材としてE形止め輪やローレ
ット部材を用いたがこれに限定されるものではなく、鍔
状部材を設けてもよい。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1及び2のパチンコ遊技機における制御基板収納ボッ
クスによれば、カバー部材に形成される挿入ピン差込部
から制御基板を収容固定するケース部材へ頭付挿入ピン
を挿入すると、そのピン先端部の係合溝は前記挿通嵌合
孔に係止され、頭付挿入ピンの頭部は前記挿入ピン差込
部に収納されるから、ケース部材を破壊することなく挿
入ピンを抜くことはできなくなる。従って、痕跡を残さ
ずに制御基板を取り出して不正行為を行うことができな
いため、不正行為を未然に防止することができる。その
ため健全な遊技産業の発展に一層寄与し得るものとな
る。
項1及び2のパチンコ遊技機における制御基板収納ボッ
クスによれば、カバー部材に形成される挿入ピン差込部
から制御基板を収容固定するケース部材へ頭付挿入ピン
を挿入すると、そのピン先端部の係合溝は前記挿通嵌合
孔に係止され、頭付挿入ピンの頭部は前記挿入ピン差込
部に収納されるから、ケース部材を破壊することなく挿
入ピンを抜くことはできなくなる。従って、痕跡を残さ
ずに制御基板を取り出して不正行為を行うことができな
いため、不正行為を未然に防止することができる。その
ため健全な遊技産業の発展に一層寄与し得るものとな
る。
【0085】また、本発明に係る請求項3及び4に記載
のパチンコ遊技機における制御基板収納ボックスによれ
ば、カバー部材に形成される挿入ピン差込部から制御基
板を収容固定するケース部材へ向けて頭付挿入ピンを挿
入した後、前記挿入ピン差込口径より稍々大きな球径を
有する球体を挿入ピン差込部に圧入すると、頭付挿入ピ
ンの頭部は前記挿入ピン差込部に収納されるから、ケー
ス部材を破壊することなく挿入ピンを抜くことはできな
くなる。従って、痕跡を残さずに制御基板を取り出して
不正行為を行うことができないため、不正行為を未然に
防止することができる。そのため健全な遊技産業の発展
に一層寄与し得るものとなる。
のパチンコ遊技機における制御基板収納ボックスによれ
ば、カバー部材に形成される挿入ピン差込部から制御基
板を収容固定するケース部材へ向けて頭付挿入ピンを挿
入した後、前記挿入ピン差込口径より稍々大きな球径を
有する球体を挿入ピン差込部に圧入すると、頭付挿入ピ
ンの頭部は前記挿入ピン差込部に収納されるから、ケー
ス部材を破壊することなく挿入ピンを抜くことはできな
くなる。従って、痕跡を残さずに制御基板を取り出して
不正行為を行うことができないため、不正行為を未然に
防止することができる。そのため健全な遊技産業の発展
に一層寄与し得るものとなる。
【0086】また、本発明に係る請求項5に記載のパチ
ンコ遊技機における制御基板収納ボックスによれば、頭
付挿入ピンを挿入ピン差込部により挿入することによ
り、そのピン先端部の係合溝を各挿通嵌合孔に係止させ
たときに、前記各挿入ピン差込部に前記頭付挿入ピンの
頭部が前記挿入ピン差込部の空洞内に収納されるから、
ケース部材を破壊することなく挿入ピンを抜くことはで
きなくなる。従って、痕跡を残さずに制御基板を取り出
して不正行為を行うことができないため、不正行為を未
然に防止することができる。そのため健全な遊技産業の
発展に一層寄与し得るものとなる。
ンコ遊技機における制御基板収納ボックスによれば、頭
付挿入ピンを挿入ピン差込部により挿入することによ
り、そのピン先端部の係合溝を各挿通嵌合孔に係止させ
たときに、前記各挿入ピン差込部に前記頭付挿入ピンの
頭部が前記挿入ピン差込部の空洞内に収納されるから、
ケース部材を破壊することなく挿入ピンを抜くことはで
きなくなる。従って、痕跡を残さずに制御基板を取り出
して不正行為を行うことができないため、不正行為を未
然に防止することができる。そのため健全な遊技産業の
発展に一層寄与し得るものとなる。
【図1】本発明の一実施の形態におけるパチンコ遊技機
の正面図である。
の正面図である。
【図2】その外観斜視図である。
【図3】図1に示したパチンコ遊技機の遊技盤面の拡大
正面図である。
正面図である。
【図4】図1に示したパチンコ遊技機の裏面図である。
【図5】その外観斜視図である。
【図6】遊技盤の裏面に設けられる入賞球(セーフ球)
の流出経路を説明する図である。
の流出経路を説明する図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る制御基板収納ボッ
クスの取付構造を示した図である。
クスの取付構造を示した図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る制御基板収納ボッ
クスの分解斜視図である。
クスの分解斜視図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る制御基板収納ボッ
クスのカバーの部分平面図である。
クスのカバーの部分平面図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る制御基板収納ボ
ックスの挿入ピン固定台の平面図及び側面図である。
ックスの挿入ピン固定台の平面図及び側面図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る制御基板収納ボ
ックスのピン差込部分の断面図である。
ックスのピン差込部分の断面図である。
【図12A】本発明の一実施の形態に係る制御基板収納
ボックスのピン差込み前の部分断面図である。
ボックスのピン差込み前の部分断面図である。
【図12B】本発明の一実施の形態に係る制御基板収納
ボックスのピン差込み後の部分断面図である。
ボックスのピン差込み後の部分断面図である。
【図13A】本発明の第二の実施の形態に係る制御基板
収納ボックスに使用されるピンの外観斜視図である。
収納ボックスに使用されるピンの外観斜視図である。
【図13B】本発明の第二の実施の形態に係る制御基板
収納ボックスの外観斜視図である。
収納ボックスの外観斜視図である。
【図13C】本発明の第二の実施の形態に係る制御基板
収納ボックスのピン差込み前の部分断面図である。
収納ボックスのピン差込み前の部分断面図である。
【図13D】本発明の第二の実施の形態に係る制御基板
収納ボックスのピン差込み後の部分断面図である。
収納ボックスのピン差込み後の部分断面図である。
【図14A】本発明の第三の実施の形態に係る制御基板
収納ボックスに使用されるピン取付部分の分解斜視図で
ある。
収納ボックスに使用されるピン取付部分の分解斜視図で
ある。
【図14B】本発明の第三の実施の形態に係る制御基板
収納ボックスのピン差込み前の部分断面図である。
収納ボックスのピン差込み前の部分断面図である。
【図14C】本発明の第三の実施の形態に係る制御基板
収納ボックスのピン差込み後の部分断面図である。
収納ボックスのピン差込み後の部分断面図である。
【図15A】 本発明の第四の実施の形態に係る制御基
板収納ボックスのピン差込み前の部分断面図である。
板収納ボックスのピン差込み前の部分断面図である。
【図15B】 本発明の第四の実施の形態に係る制御基
板収納ボックスのピン差込み後の部分断面図である。
板収納ボックスのピン差込み後の部分断面図である。
200 制御基板収納ボックス 202,266,324 カバー部材 204,268,326 ケース部材 206 挿入ピン固定台取付部 208a〜208d,270,298,312 挿入ピン差込部 210,304 挿入ピン固定台 222a,222b ネジ 224a,224b ボス 226a,226b ネジ挿通孔 228a〜228d,296,318 挿通嵌合孔 230 切込み 231 切込み片 234a,234b ネジカバー片 236,252,284,302 頭付挿入ピン 238,264,301,308 頭部 240,299a,311 大径筒部 242,254,314 ピン本体部 244,299b,310 小径筒部 246,320 スプリング 248,300 E型止め輪 250,294,316 溝部 256 屈曲開閉片 258 屈曲開閉部材 260 谷型屈曲部 262 山型屈曲部 272,288,322 挿入ピン固定部 274 挿入ピン差込口 276 挿入ピン抜出口 278 ボール 280 挿入ピン固定口 282 挿入ピン受口 286 固定カップ 290 爪片 292 底板部 306 ローレット状リング S 空洞
Claims (5)
- 【請求項1】 制御基板をケース部材に収納固定すると
ともに、該制御基板が収容固定されたケース部材と該ケ
ース部材に被着されるカバー部材とを頭付挿入ピンを介
して一体的に組付けるものであって、ケース部材とカバ
ー部材の何れか一方に設けられる挿入ピン固定台取付部
に長手且つ板形状の挿入ピン固定台を止着し、該挿入ピ
ン固定台に形成される複数の挿通嵌合孔に対応して他方
の部材には同じく複数の挿入ピン差込部が形成され、頭
付挿入ピンを前記挿入ピン差込部より挿入することによ
り、そのピン先端部の係合溝を前記各挿通嵌合孔に係止
させたときに、前記各挿入ピン差込部には前記頭付挿入
ピンの頭部が前記挿入ピン差込部の空洞内に収納される
ように構成したことを特徴とするパチンコ遊技機におけ
る制御基板収納ボックス。 - 【請求項2】 前記各挿入ピン差込部は、頭付挿入ピン
の頭部が挿通可能な大径筒部と該頭付挿入ピンのピン軸
部が挿通可能で頭部は挿通不可能な小径筒部とから構成
され、前記頭付挿入ピンはスプリング部材を介して前記
挿入ピン差込部の空洞内に収納されるとともに、前記頭
付挿入ピンのピン軸部には抜止め防止用のリング部材が
介設されていることを特徴とする請求項1に記載のパチ
ンコ遊技機における制御基板収納ボックス。 - 【請求項3】 制御基板をケース部材に収納固定すると
ともに、該制御基板が収容固定されたケース部材と該ケ
ース部材に被着されるカバー部材とを頭付挿入ピンを介
して一体的に組付けるものであって、ケース部材とカバ
ー部材の何れか一方には複数の挿入ピン固定部が設けら
れるとともに、他方の部材には該挿入ピン固定部に対応
して同じく複数の挿入ピン差込部が形成され、前記挿入
ピン差込部から前記挿入ピン固定部に向けて挿入された
頭付挿入ピンの頭部が、前記挿入ピン差込口径より大き
な球径を有する球体を前記挿入ピン差込部の空洞内に圧
入することにより、前記挿入ピン差込部に収納されるよ
うに構成したことを特徴とするパチンコ遊技機における
制御基板収納ボックス。 - 【請求項4】 前記頭付挿入ピンのピン軸部には傘状に
開閉可能な屈曲開閉部材が設けられ、前記挿入ピン固定
部には該頭付挿入ピンの打込みにより開傘される屈曲開
閉部材が係留される空洞が形成されていることを特徴と
する請求項3に記載のパチンコ遊技機における制御基板
収納ボックス。 - 【請求項5】 制御基板をケース部材に収納固定すると
ともに、該制御基板が収容固定されたケース部材と該ケ
ース部材に被着されるカバー部材とを頭付挿入ピンを介
して一体的に組付けるものであって、ケース部材とカバ
ー部材の何れか一方に設けられる複数の挿入ピン固定部
の各空洞内に、挿通嵌合孔を有するカップ状の固定部材
が介設され、他方の部材には該各固定部材の挿通嵌合孔
に対応して挿入ピン差込部が形成され、頭付挿入ピンを
前記挿入ピン差込部により挿入することにより、そのピ
ン先端部の係合溝を前記各挿通嵌合孔に係止させたとき
に、前記各挿入ピン差込部には前記頭付挿入ピンの頭部
が前記挿入ピン差込部の空洞内に収納されるように構成
したことを特徴とするパチンコ遊技機における制御基板
収納ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11308793A JP2000093619A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | パチンコ遊技機における制御基板収納ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11308793A JP2000093619A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | パチンコ遊技機における制御基板収納ボックス |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16521197A Division JP3527067B2 (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | パチンコ遊技機における制御基板収納ボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000093619A true JP2000093619A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17985390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11308793A Pending JP2000093619A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | パチンコ遊技機における制御基板収納ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000093619A (ja) |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP11308793A patent/JP2000093619A/ja active Pending
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