JP2000092022A - マルチキャリアディジタル変調伝送装置 - Google Patents

マルチキャリアディジタル変調伝送装置

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JP2000092022A
JP2000092022A JP10260056A JP26005698A JP2000092022A JP 2000092022 A JP2000092022 A JP 2000092022A JP 10260056 A JP10260056 A JP 10260056A JP 26005698 A JP26005698 A JP 26005698A JP 2000092022 A JP2000092022 A JP 2000092022A
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data
band
carrier
transmission
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JP10260056A
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Tatsuhiro Nakada
樹広 仲田
Atsushi Miyashita
敦 宮下
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Hitachi Denshi KK
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Hitachi Denshi KK
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要輻射の抑圧と周波数帯域の利用率向上と
がフィルタの性能に依存することなく得られ、符号誤り
の発生を充分に抑えることができるようにしたマルチキ
ャリアディジタル変調伝送装置を提供すること。 【解決手段】 送信部TIにデータ分配回路部1と多値
数制御部2、それに信号点配置部3を設け、これによ
り、帯域端キャリアのように伝送条件が悪いキャリア
は、帯域内での帯域端以外のキャリアに比して、多値数
を下げた信号として伝送されるようにし、受信部RIの
信号点識別部11と多値数制御部12、それにデータ整
列回路部13により、もとのデータに戻すようにしたも
の。OFDM信号の多値数が帯域の両端部で少なくされ
ので、両端部では信号点間が大きく離れた状態になり、
この結果、信号レベルが低下しても符号誤りが多くなる
虞れが無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重変調方式に代表されるマルチキャリア変調方式のディ
ジタル伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信路による信号の伝送、特に移動
体無線通信路による高速の信号伝送では、受信信号は様
々な伝送経路による信号の和となり、このため、伝送経
路の経時変化と伝送周波数特性の経時変化による影響が
避けられない。ここで、前者による影響はマルチパス
(複数経路伝播)による時間選択性フェージングと呼ば
れ、後者は周波数選択性フェージングと呼ばれている。
【0003】従って、このような伝送環境下において、
単一のキャリアによる伝送方式、いわゆるシングルキャ
リア変調方式を用いた場合には、受信機側で、伝送経路
の瞬時インパルスレスポンスを推定し、これにより一種
の逆フィルタを構成し、受信信号を等化する必要があ
る。なお、これは、良く知られているように、適応等化
方式と呼ばれている。
【0004】ところが、この方式は、一般にハードウエ
ア規模が大きくなってしまうという問題があり、且つ、
この結果、数メガビットを越える高速伝送に適用した場
合には高速演算が必要で、実時間処理が困難になるとい
う問題があった。そこで、このような場合には、従来か
らマルチキャリア変調方式が用いられている。
【0005】このマルチキャリア変調方式は、複数のキ
ャリアを用い、同時に並列して情報を伝送する方式であ
り、従って、各キャリアは低速伝送となり、伝送帯域が
狭いため周波数選択性(フラット)フェージングは発生せ
ず、周波数非選択性フェージングによる歪みしか受けな
い。そして、この結果、送信側で予め等化が施されてい
るものと見なすことができるため、受信側では適応等化
処理を要せず、ハードウエア規模は小さくて済む。
【0006】しかもここで、それに用いるマルチキャリ
ア変調器として、DFT(DiscreteFourier Transform:
離散フーリェ変換)方式を適用してやれば、隣接するキ
ャリア間隔を、直交する最小の間隔にすることができ、
マルチキャリア化による占有帯域の増加を極く少ない量
に抑えることができる。この方式は、特にOFDM(Ort
hogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分
割多重)変調方式と呼ばれるもので、この場合、変調信
号は、直交関係を保った多数のディジタル変調波が加算
されたものとなる。
【0007】このOFDM変調方式での各キャリアの変
調方式には、通常、QPSK(4象限位相偏移変調方式)
などの多値変調方式が用いられ、これにより、図14と
図15に示すような合成波からなるOFDM信号が得ら
れる。ここで、図15は、図14に示したOFDM信号
の周波数スペクトルを表したものであり、図14のTs
はシンボル期間で、kはキャリア数(搬送波数)である。
【0008】図16は従来技術によるOFDM変復調装
置の一例で、図示のように、OFDM変調にはIFFT
(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変
換)回路81を用い、その復調には、FFT(Fast Fouri
er Transform:高速フーリエ変換)回路95を用いてい
る。
【0009】そして、まず、送信側Tでは、各キャリア
の同相成分Iを実数部データRf とし、直交成分Qを虚
数部データIf として、IFFT81により逆フーリエ
変換を行い、時間軸領域での実数部信号Rと虚数部信号
Iを得る。次に、ガードインターバル付加器82によ
り、これらの信号にガードインターバル分の信号を付加
して信号Rg 、Ig とする。
【0010】続いて、DA変換器83によりアナログ信
号に変換してから、その実数部信号Rg に対しては発振
器85からの周波数fC のキャリア信号を用い、虚数部
信号Ig に対しては更に移相回路86を介して90°移
相したキャリヤ信号を用い、それぞれ直交変調器84で
直交変調を施し、これら信号を合成器87で合成し、O
FDM信号を得る。
【0011】一方、受信側Rでは、送信側とは反対に、
直交復調器91で受信したOFDM信号を、発振器93
からの周波数fC のキャリア信号で復調した出力を実数
部信号成分Rとし、移相回路92により90°移相した
キャリア信号で復調した出力を虚数部信号成分Iとし
て、それぞれ取り出す。そして、これら復調信号をAD
変換器94でディジタル信号に変換し、FFT95によ
りフーリエ変換してOFDM復調し、同相成分Iと直交
成分Qを得るのである。このとき、タイミング再生器9
6により、高速フーリエ変換を行う際のタイミングを取
るようになっている。
【0012】ところで、通常の伝送システムでは、でき
るだけ大きな伝送容量を確保するため、使用が許可され
ている周波数帯域幅(例えば9MHz幅)一杯の伝送帯域
を用いるのが通例である。一方、帯域外に隣接した周波
数領域は、他の通信サービスに利用されており、従っ
て、帯域外に漏洩スペクトルがあると、他の通信を妨害
してしまう。
【0013】このため、所要帯域外の漏洩スペクトルの
レベルは、例えば−40dB以下などの所定のレベル以
下しか許されていない。そこで、従来技術では、フィル
タを用いて帯域外の漏洩スペクトルレベルを抑えるよう
にしていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、OF
DM変調方式でディジタル伝送を行う際でのフィルタの
使用に伴う問題点について配慮がされておらず、コスト
アップと装置の大型化を抑えるのが困難になったり、符
号誤りが多くなってしまったりするという問題があっ
た。
【0015】すなわち、従来技術のように、フィルタを
用いて所要周波数帯域の近傍に現われる帯域内キャリア
比−20dB前後の輻射を除去しようとすると、このた
めには、帯域外の近傍で出力レベルを20dB以上も減
衰させる急峻な特性の帯域通過フィルタ(BPF)が必要
になる。
【0016】しかしながら、このような少ない周波数差
で20dBもの急峻な減衰を得るためには、段数の多い
高性能のフィルタ、つまり大型で高価なフィルタが必要
になり、このため、装置の小型化と低コスト化が難しく
なってしまうのである。
【0017】一方、コストなどについて実用的な条件で
使用可能なフィルタを用いた場合には、急峻な特性は望
めないので、スペクトル特性が急峻なOFDMの場合、
帯域内キャリアまで減衰させてしまい、以下に説明する
ように、変調信号に歪みが生じ、符号誤りの発生が多く
なってしまう。
【0018】まず、OFDM変調方式のディジタル伝送
では、ディジタル変調信号は、送信側のアナログ回路で
処理されてから電波として送信され、受信側で受信され
た電波は、更に受信側のアナログ回路で処理された上、
信号点識別部で信号の識別が行われるが、このとき、送
信側と受信側のアナログ回路で、或いは伝送路を介する
ことにより、変調信号に歪みが生じ、信号点識別部で符
号誤りが発生する。
【0019】ところで、このマルチキャリア変調方式で
の変調信号の歪みは、周波数帯域の特定の部分、特に所
要周波数帯域の端部に集中して現れるが、その原因は、
上記した帯域端部での減衰や、隣接帯域からの妨害波に
よる。すなわち、上記した、比較的安価で実用的なフィ
ルタでは、急峻な特性が望めないため、図17に示すよ
うに、所要帯域幅の両端部での利得の減少や、隣接帯域
からの妨害波の混入が生じてしまう。
【0020】そして、この結果、一方では帯域端でのキ
ャリア信号のレベル低下により変調信号の信号点間距離
が減少し、これにより帯域端キャリアの符号誤り率が高
くなり、他方、妨害波の混入によりSN比が低下し、こ
れにより帯域端キャリアの符号誤り率が高くなってしま
うのである。
【0021】本発明の目的は、不要輻射の抑圧と周波数
帯域の利用率向上とがフィルタの性能に依存することな
く得られ、符号誤りの発生を充分に抑えることができる
ようにしたマルチキャリアディジタル変調伝送装置を提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数のキャ
リアを用いたディジタル変調伝送装置において、伝送帯
域の両端部分と、この両端部分以外の部分で信号の多値
数を変え、両端部分での多値数を小さくして伝送するよ
うにして達成される。
【0023】また、上記目的は、複数のキャリアを用い
たディジタル変調伝送装置において、送信側に、データ
分配回路部と多値数制御部、それに信号点配置部を設
け、受信側には、信号点識別部と多値数制御部、それに
データ整列回路部を設け、伝送帯域の両端部分と、この
両端部分以外の部分で信号の多値数を変え、両端部分で
の多値数を小さくして伝送するようにして達成される。
【0024】これにより、伝送条件の劣化したキャリア
については、その多値数が下げられるので、信号点間距
離が大きくされ、この結果、急峻な特性が望めないフィ
ルタを用いても、全体としての符号誤り率の低下が抑え
られることになる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるマルチキャリ
アディジタル変調方式の伝送装置について、図示の実施
形態により詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態で、図示のように、送信部TIと受信部RIを備え、
これらの間を伝送路7で結合した形に構成されている。
なお、この伝送路7は、実際には電磁波による空間伝播
経路となる。
【0026】まず送信部TIは、データ分配回路部1と
多値数制御部2、信号点配置部3、IFFT変換部4、
直交変調部5、それに送信部アナログ回路6で構成され
ており、次に受信部RIは、受信部アナログ回路8と復
調部9、FFT変換部10、信号点識別部11、多値数
制御部12、それにデータ整列回路部13で構成されて
いる。
【0027】ここで、図1の送信部TIでのIFFT変
換部4は、図16で説明した従来技術におけるIFFT
81に相当し、同じく直交変調部5は、同じく図16に
おけるガードインターバル付加器82とDA変換器8
3、直交変調器84、発振器85、移相器86、それに
合成器87からなる部分に相当しており、従って、この
実施形態による送信部TIは、図16の従来技術による
送信側Tに、データ分配回路部1と多値数制御部2、信
号点配置部3、それに送信部アナログ回路6が付加され
たものに相当している。
【0028】同様に、図1の受信部RIでの復調部9
は、図16の従来技術における直交復調器91と移相回
路92、発振器93、それにAD変換器94からなる部
分に相当し、同じくFFT変換部10は、同じく図16
のFFT95とタイミング再生器96に相当しており、
従って、この実施形態による受信部RIは、図16の従
来技術による受信側Rに、受信部アナログ回路8と信号
点識別部11、多値数制御部12、それにデータ整列回
路部13が付加されたものに相当している。
【0029】従って、以下、図16の従来技術とは異な
っている点に重点をおいて、説明することにする。ここ
で、概括的にいうと、この実施形態では、次の点を特徴
としている。まず、送信部TIには、一定のレートで8
ビットからなるデータが外部から入力されるものとし、
このとき、多値数制御部2は、キャリアの番号に応じ
て、その多値数を変更するように、信号点配置部3を制
御するようになっている。
【0030】これにより、帯域端キャリアのように伝送
条件が悪いキャリアは、帯域内での帯域端以外のキャリ
アに比して、多値数を下げた信号として伝送されるよう
にしてある。すなわち、いま、ここでは、キャリアの多
値数を、図7に示すように、16値にし、これにより信
号を伝送するものとすると、帯域端のキャリアについて
は、その多値数を変換し、図8に示すように、4値に下
げて伝送するのである。
【0031】しかして、このように、キャリアの多値数
を、キャリアの番号に応じて切換えるようにした結果、
各キャリアに割り当てるデータのビット数も変える必要
が生じる。そこで、この実施形態では、送信部TIには
データ分配回路部1を、そして受信部RIにはデータ整
列回路部13を、夫々設け、データ分配回路部1では、
入力されたデータを、切換えられた多値数に合わせて各
キャリアに分配し、データ整列回路部13で、元のデー
タ形式に再構成して出力するようにしてある。
【0032】また、このため、送信部TIのデータ分配
回路部1は、外部から入力されたデータのデータレート
クロックを多値数を変換した後、伝送路7を介して伝送
すべきデータのデータレートクロックに変換する機能を
持たせ、受信部RIのデータ整列回路部13は、反対
に、伝送路7を介して伝送されてきたデータのデータレ
ートクロックを、外部に出力するデータのデータレート
クロックに変換する機能を持たせてある。
【0033】以下、この図1の実施形態について、さら
に詳細に説明する。まず、送信部TIのデータ分配回路
部1と多値数制御部2、それに信号点配置部3について
説明する。データ分配回路部1は、図2に示すように、
FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)メモリ1
−1と、伝送クロック発生器1−2、それにビット数変
換器1−3で構成されている。
【0034】FIFOメモリ1−1は、そのWEN(ラ
イトイネーブル)端子を接地してLレベルにし、これに
よりデータの書き込みモードに設定され、WCLK(書
込クロック)端子に供給されているクロックCLKによ
り、外部から入力される8ビットのデータDを順次、連
続的に書き込んで行き、この書き込んだデータDを多値
数制御部2から供給されるタイミングパルスTPにより
タイミングを取って読み出し、データRDとして出力す
る働きをする。
【0035】従って、FIFOメモリ1−1に、順次、
連続的に書き込まれた入力データDは、REN(リード
イネーブル)端子に、多値数制御部2から供給されるタ
イミングパルスTPが入力されたとき、伝送クロックD
CLKに応じて、データRDとして、順次、連続的に読
出されてくることになる。このとき、書込用のクロック
CLKは、入力されてくるデータDから抽出されるよう
になっている。
【0036】伝送クロック発生器1−2は、例えばPL
Lシンセサイザなどで構成され、WCLK端子に供給さ
れるクロックCLKを入力し、それを分周して、所定の
周波数の伝送クロックDCLKを発生する働きをする。
そして、この伝送クロックDCLKは、FIFOメモリ
1−1のRCLK(読出クロック)端子と多値数制御部2
に供給されるようになっている。
【0037】ビット数変換器1−3は、帯域端部のキャ
リヤと、それ以外のキャリヤを識別するための識別信号
SELに基づいて、FIFOメモリ1−1から読み出さ
れてくる8ビットのデータRDを、その多値数に応じて
有効2ビット、又は有効4ビットのデータD' に変換す
る働きをする。
【0038】次に、多値数制御部2は、図3に示すよう
に、キャリア数カウンタ2−1とデコーダ2−2、カウ
ンタ2−3、それにセレクタ2−4で構成されている。
そして、まずキャリヤ数カウンタ2−1は、シンボル同
期信号SSによりリセットされ、その都度、伝送クロッ
クDCLKをカウントしてキャリアカウント値CCNT
を出力する働きをする。
【0039】そして、デコーダ2−2は、このキャリア
カウント値CCNTをデコードして識別信号SELを発
生する働きをする。ここで、シンボル同期信号SSと
は、図7、図8に示す各信号点の1個の信号を伝送する
期間を1シンボルとし、この1シンボル期間、つまり図
14のシンボル期間Ts毎に現われる同期信号のことで
ある。
【0040】一方、カウンタ2−3は、2進と4進の2
台の分周器を備え、伝送クロックDCLKから、それぞ
れ分周比を異にするクロックを発生する働きをし、セレ
クタ2−4は、これら2台の分周器から出力されるクロ
ックの中から、識別信号SELに応じて順次一方のクロ
ックを選択し、それをタイミングパルスTPとして出力
する働きをする。
【0041】次に、信号点配置部3は、図4に示すよう
に、アドレスデコーダ3−1と、セレクタ3−2、I(I
n phase)軸ROM3−3、Q(Quadrature phase)軸RO
M3−4で構成されている。そして、まずアドレスデコ
ーダ3−1は、4値用と16値用のそれぞれのアドレス
デコーダを備え、有効2ビット、又は有効4ビットのデ
ータD' をそれぞれデコードし、I軸ROM3−3とQ
軸ROM3−4のアクセスに必要なアドレスを出力する
働きをする。
【0042】次に、セレクタ3−2は、アドレスデコー
ダ3−1から供給されている2種のアドレスの一方を識
別信号SELに応じて選択し、I軸ROM3−3とQ軸
ROM3−4に供給する働きをする。また、I軸ROM
3−3とQ軸ROM3−4は、図8に示す4値I軸と4
値Q軸の信号点配置と、図7に示す16値I軸と16値
Q軸の信号点配置を、それぞれアドレスに応じて記憶し
たROMで構成され、入力されてくるアドレスに対応し
た信号点位置を出力する働きをする。
【0043】次に、これらデータ分配回路部1と多値数
制御部2、信号点配置部3による動作について、図5の
タイミング図により説明する。多値数制御部2のキャリ
ヤ数カウンタ2−1は、図5に示すシンボル同期信号S
Sによりリセットされる毎に、伝送クロックDCLKの
カウントを開始するので、そのキャリアカウント値CC
NTは、図5に示すように、リセットされたときのカウ
ント値0から、1シンボル期間内での伝送クロックDC
LKの個数で決まる所定値Nまで増加してゆくデータと
なる。
【0044】同じくデコーダ2−2は、キャリアカウン
ト値CCNT、つまり1シンボル期間内での伝送クロッ
クDCLKの個数から、帯域端キャリア期間と、帯域内
での帯域端以外のキャリア期間を識別し、これにより、
図示のように、帯域端キャリア期間内ではLレベル、帯
域内での帯域端以外のキャリア期間内ではHレベルにな
る識別信号SELを出力する。
【0045】このため、このデコーダ2−2には、予め
第1の所定値と、それよりも大きい数値の第2の所定値
が設定してあり、キャリアカウント値CCNTが第1の
所定値以下のときは、キャリヤ期間は帯域内の低周波数
側の端部であると判定し、第2の所定値以上のときは、
同じく高周波数側の端部であると判定すると共に、第2
の所定値を越え、第2の所定値未満のときは、帯域端以
外のキャリア期間内であると判定するようになってい
る。
【0046】そこで、セレクタ2−4は、この識別信号
SELを入力し、それがLレベルのときは、カウンタ2
−3の4進分周器からの出力を選択し、Hレベルのとき
は2進分周器の出力を選択し、タイミングパルスTPを
出力する。
【0047】この実施形態では、帯域端キャリア期間内
に2ビットのデータを割り当て、帯域端以外のキャリア
期間内には4ビットのデータが割り当てられるようにし
てあり、従って、帯域端キャリア期間内では、FIFO
メモリ1−1に書き込まれている8ビットのデータにつ
いて、伝送クロックDCLKのパルス4個に1回、デー
タを読み出せば良いことになり、他方、帯域端以外のキ
ャリア期間内では、パルス2個についてデータを1回、
読み出せば良いことになる。
【0048】そこで、セレクタ2−4は、識別信号SE
LがLレベルのとき、カウンタ2−3の4進分周器のキ
ャリーアウト信号を選択し、Hレベルのときは、2進分
周器のキャリーアウト信号を選択して、タイミングパル
スTPを発生するようにしてある。
【0049】従って、このセレクタ2−4の出力に現わ
れるタイミングパルスTPは、図5に示すように、帯域
端キャリア期間内では伝送クロックDCLKが4分周さ
れたパルスとなり、帯域内での帯域端以外のキャリア期
間内では伝送クロックDCLKが2分周されたパルスと
なる。
【0050】そして、データ分配回路部1のFIFOメ
モリ1−1は、そのリードイネーブルREN端子にタイ
ミングパルスTPが入力される毎に、8ビットのデータ
Dを読出すので、図5に示すように、帯域端キャリア期
間内と、帯域内での帯域端以外のキャリア期間内とで、
データレートが変更されたデータRDが出力されること
になる。このデータRDは、ビット数変換器1−3に供
給され、ここで図5に示すように、識別信号SELに応
じて2ビットと4ビットのデータに変更され、有効2ビ
ットの部分と有効4ビットの部分からなるデータD' と
して信号点配置部3に供給される。
【0051】この信号点配置部3では、まずアドレスデ
コーダ3−1で、有効2ビットと有効4ビットのデータ
D' をデコードして、16値用のアドレス16Aと、4
値用のアドレス4Aを発生させ、次いで、これら2種の
アドレスの一方を、セレクタ3−2により、識別信号S
ELに応じて選択し、I軸ROM3−3とQ軸ROM3
−4に供給する。
【0052】そして、これらのアドレス16Aとアドレ
ス4Aにより、各I軸ROM3−3とQ軸ROM3−4
を検索し、これにより、図7と図8に示したキャリアの
多値数に対応したI軸とQ軸の各信号点位置がROMか
ら読出され、I軸とQ軸の各信号点位置を表わすデータ
系列として、図1のIFFT変換部4に供給されること
になる。
【0053】そこで、IFFT変換部4は、このデータ
系列を時間軸の波形に変換して直交変調部5に供給し、
この直交変調部5から出力されたOFDM信号が送信部
アナログ回路6に供給され、電波として送信されること
になる。ここで、この実施形態において、IFFT変換
部4に入力されるデータ系列とOFDM信号のキャリア
周波数の関係については、図6に示すようになり、シン
ボル先頭のデータに最も低い周波数が割当てられ、シン
ボル最後のデータには最も高い周波数が割当てられるこ
とになる。
【0054】そして、このとき、帯域の両端ではデータ
の多値数が小さくされているので、図7と図8の比較か
ら明らかなように、アナログ回路の存在や伝送条件の違
いなどにより、伝播特性の悪化が避けられない帯域の端
部では、信号点間距離が大きくされているので、符号誤
りの発生を容易に抑えることができる。
【0055】次に、図1に戻り、受信部RIについて説
明する。送信部TIから送信され、伝送路7を介して受
信部RIに伝送されたOFDM信号は、受信部アナログ
回路8を介して復調部9に供給され、ここで直交復調処
理されてからFFT変換部10に供給されることによ
り、このFFT変換部10から同相成分Iと直交成分Q
からなるデータ系列を得、これが信号点識別部11に入
力され、多値数制御部12の制御のもとで、データ整列
回路部13からデータDが出力されるようになってい
る。
【0056】従って、上記したように、この受信部RI
は、図16に示した従来技術による受信部Rに信号点識
別部11と多値数制御部12、それにデータ整列回路部
13が付加された形になっている。ここで、多値数制御
部12は、図3に示した送信部TIでの多値数制御部2
と同様な構成である。そして、ここでのキャリア数カウ
ンタ2−1はシンボル同期信号SSによりリセットされ
る。
【0057】しかし、この受信部RIでは、このシンボ
ル同期信号SSは、図16で説明したタイミング再生器
96で生成される信号で、これは、受信OFDM信号の
シンボルの開始点を表すシンボル同期信号であり、この
信号がキャリア数カウンタ2−1のリセット端子Cに入
力され、カウント値がリセットされるようになってい
る。
【0058】この受信側でのシンボル同期信号SSの生
成方法について説明すると、通常、このような無線伝送
システムでは、送信部と受信部の同期を取るため、伝送
される信号中に同期再生用の同期信号を挿入しておくの
が一般的である。そして、この同期信号としては、例え
ば無信号状態を表すヌル信号や一定の周波数の信号を送
信するCW信号、伝送帯域の下限の周波数から上限の周
波数まで変化するSWEEP信号などが用いられてい
る。
【0059】そこで、受信側のタイミング再生器96で
は、受信されたOFDM信号から上記した同期信号を抽
出し、これにより同期引き込み処理によりサンプリング
クロック再生やシンボル再生を行ない、これにより得ら
れたシンボル同期に合わせてシンボル同期信号SSを生
成するのである。
【0060】この結果、図9に示すように、この受信側
の多値数制御部12から出力される識別信号SELは、
送信側の多値数制御部2と同じく、帯域の端部では4値
変調を表すLレベルとなり、帯域の端部以外の部分(帯
域の中央部)では16値を表すHレベルとなり、タイミ
ングパルスPTも、同じく帯域端キャリア期間内では伝
送クロックDCLKが4分周されたパルスとなり、帯域
内での帯域端以外のキャリア期間内では伝送クロックD
CLKが2分周されたパルスとなる。
【0061】次に、信号点識別部11は、図10に示す
ように、16値しきい値再生部11−1と4値しきい値
再生部11−2、16値信号点識別部11−3、4値信
号点識別部11−4、それにセレクタ11−5で構成さ
れている。そして、まず16値しきい値再生部11−1
では、FFT変換部10から供給される同相成分Iと直
交成分Qから、図11に示すように、16種の信号点配
置の各々を識別するのに必要なしきい値を算出し、16
値信号点識別部11−3に供給する。
【0062】そこで、16値信号点識別部11−3は、
この16値しきい値再生部11−1から供給されたしき
い値により、FFT変換部10から供給される同相成分
Iと直交成分Qのレベルを判定し、復調を行う。この復
調処理は、16値に対応するので、復調結果として得ら
れる有効ビット数は4ビットとなる。なお、このとき、
伝送路7でのノイズの重畳などにより、信号点がしきい
値を越えることがあると、これが符号誤りとなる。
【0063】4値しきい値再生部11−2は、図12に
示すように、4種の信号点配置の各々を識別するのに必
要なしきい値を算出し、4値信号点識別部11−4に供
給する。そして、4値信号点識別部11−4は、この4
値しきい値再生部11−2から供給されたしきい値によ
り、FFT変換部10から供給される同相成分Iと直交
成分Qのレベルを判定し、復調を行う。この復調処理
は、4値に対応するので、復調結果として得られる有効
ビット数は2ビットとなる。
【0064】これら16値信号点識別部11−3と4値
信号点識別部11−4はそれぞれセレクタ11−5に入
力されるが、このセレクタ11−5は、多値数制御部1
2から供給される識別信号SELにより動作し、識別信
号SELがLレベルのときは4値信号点識別部11−4
の出力を選択し、Hレベルのときは16値信号点識別部
11−3の出力を選択する。
【0065】ここで、上記したように、識別信号SEL
は、4値変調と16値変調を識別する信号で、図9に示
したように、帯域端で4値変調が施されている期間では
Lレベルであるが、帯域の中央部で16値変調がされて
いる期間ではHレベルとなるので、結局、セレクタ11
−5の出力には、図9に示す復調データDDが取り出さ
れ、データ整列回路13に供給されることになる。
【0066】このデータ整列回路13は、送信部TIに
おけるデータ分配回路部1と反対の機能を持ち、信号点
識別部11から供給される復調データDDを8ビットの
一定レートの信号Dに変換して出力する働きをし、この
ため、図13に示すように、ビット数変換器13−1と
FIFOメモリ13−2、それに外部クロック発生器1
3−3で構成されている。そして、信号点識別回路11
から供給された有効2ビット又は有効4ビットの復調デ
ータDDは、このデータ整列回路13のビット数変換器
13−1に入力される。
【0067】このビット数変換器13−1には識別信号
SELが入力されており、これにより、図9に示すよう
に、識別信号SELがLレベルのときは、有効2ビット
のデータを4個づつ一まとまりにして8ビットのデータ
に変換し、変換データWDとして出力し、識別信号SE
LがHレベルのときは、有効4ビットのデータを2個づ
つ一まとまりにして8ビットのデータに変換し、変換デ
ータWDとして出力する働きをする。
【0068】この変換データWDは、FIFOメモリ1
3−2のデータ書き込み端子WDATAに入力される。
一方、これと平行して、FIFOメモリ13−2のライ
トイネーブル端子WEには、多値数制御部12から出力
されるタイミングパルスTPが入力される。
【0069】このとき、変換データWDは、図9に示す
ように、データ周期が帯域端と帯域の中央部では異なっ
ているが、図示のように、タイミングパルスTPも、同
じく周期が異なっていて、このパルスTPがLレベルの
とき、FIFOメモリ13−2に書き込みが行われるの
で、帯域端と帯域の中央部で周期が異なっている変換デ
ータWDが正しく書き込みまれることになる。
【0070】次に、このFIFOメモリ13−2から
は、以下に説明するようにして、データが読出される。
まず、FIFOメモリ13−2のリードクロック端子R
CKに外部クロック発生器13−3から出力される外部
クロックCLKを入力する。このとき、FIFOメモリ
13−2のリードイネーブル端子は、図示のように、L
レベルにしておく。
【0071】この結果、FIFOメモリ13−2のデー
タ読出し端子RDATAからは、このメモリに記憶され
ていたデータが、外部クロックCLKのタイミングで読
出され、外部出力信号Dとして出力される。外部クロッ
ク発生器13−3はPLL回路とVCO回路を備え、伝
送系のクロックDCLKから外部クロックCLKを生成
するように構成されている。
【0072】この実施形態によれば、伝送帯域の両端部
分と、この両端部分以外の部分では信号の多値数が変え
られ、両端部分での多値数が小さくされてから伝送され
ることになり、この結果、伝送条件の劣化したキャリア
については、その多値数が下げられるので、信号点間距
離が大きくされ、従って、急峻な特性が望めないフィル
タを用いても、全体としての符号誤り率が低下する虞れ
がなくなり、ローコストで容易に高性能の伝送特性を得
ることができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、OFDM信号の多値数
が帯域の両端部で少なくされので、両端部では信号点間
が大きく離れた状態になり、このため、信号レベルが低
下しても符号誤りが多くなる虞れが無くなる。また、こ
の結果、本発明によれば、急峻な特性のフィルタを用い
なくても、容易に符号誤りを抑えることができ、従っ
て、伝送帯域の利用率が高い、高性能のマルチキャリア
ディジタル変調伝送装置をローコストで容易に提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチキャリアディジタル変調伝
送装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における送信部でのデータ分
配回路部の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態における送信部での多値数制
御部の一例を示すブロックである。
【図4】本発明の実施形態における送信部での信号点配
置部の一例を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施形態における送信部の動作を説明
するためのタイミング図である。
【図6】本発明の一実施形態によるキャリア周波数分布
の説明図である。
【図7】OFDM信号の信号点配置の一例を示す説明図
である。
【図8】OFDM信号の信号点配置の一例を示す説明図
である。
【図9】本発明の実施形態における受信部の動作を説明
するためのタイミング図である。
【図10】本発明の実施形態における受信部での信号点
識別部の一例を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施形態における16値復調しきい
値の説明図である。
【図12】本発明の実施形態における4値復調しきい値
の説明図である。
【図13】本発明の実施形態におけるデータ整列回路部
の一例を示すブロック図である。
【図14】OFDM信号の一例における波形図である。
【図15】OFDM信号の一例におけるスペクトラム図
である。
【図16】従来技術によるOFDM変復調装置の一例を
示すブロック図である。
【図17】フィルタの特性による影響の一例を説明する
ための特性図である。
【符号の説明】
1 データ分配回路部 2 多値数制御部 3 信号点配置部 4 IFFT変換部 5 直交変調部 6 送信部アナログ回路 7 伝送路 8 受信部アナログ回路 9 復調部 10 FFT変換部 11 信号点識別部 12 多値数制御部 13 データ整列回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K004 AA01 AA08 BA02 BC01 JA02 JA03 JG01 5K022 AA02 AA04 AA16 AA43 DD13 DD19 DD21 DD23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキャリアを用いたディジタル変調
    伝送装置において、 伝送帯域の両端部分と、この両端部分以外の部分で信号
    の多値数を変え、両端部分での多値数を小さくして伝送
    するように構成したことを特徴とするマルチキャリアデ
    ィジタル変調伝送装置。
  2. 【請求項2】 複数のキャリアを用いたディジタル変調
    伝送装置において、 送信側に、データ分配回路部と多値数制御部、それに信
    号点配置部を設け、 受信側には、信号点識別部と多値数制御部、それにデー
    タ整列回路部を設け、 伝送帯域の両端部分と、この両端部分以外の部分で信号
    の多値数を変え、両端部分での多値数を小さくして伝送
    するように構成したことを特徴とするマルチキャリアデ
    ィジタル変調伝送装置。
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